メルセデスベンツVクラスの厳選おすすめオプションはどれ?ドイツ製ミニバンの頂点を極めるには!

クルマ業界は世界的にSUVブームの渦中にあり、輸入車・国産車問わず次々と新型SUVを投入しています。そうした流れに押され、ひと頃隆盛を極めた感のあるミニバンは心なしか元気がありません。
売れているのはトヨタアルファードとヴォクシー、日産セレナくらいで、あとはヴェルファイアとオデッセイのように近く生産中止されるモデルや、エルグランドとデリカD:5のようにマイチェンを重ね10年以上延命を続けているモデルが目立ちます。

しかし日本市場においては使い勝手に優れるミニバンが、一定の市場を確保しているのも事実で、多くの国産メーカーはラインナップに加えています。
対して正規ディーラーを持つ輸入車勢では、ミニバンの数はかなり少なく絶対的な人気を誇るドイツ車メーカーの中でもカタログ化されているのはごくわずか。

引用:https://bruder.golfdigest.co.jp/

そしてアルファードのようなLLサイズのミニバンとなると、本稿の主役メルセデスベンツVクラスしかありません。

今回のクルドラでは、そんな希少なジャーマンフルサイズミニバン”Vクラス”を実際に購入しようとしたときに気になる豊富なオプションの中から、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!

現行Vクラスのプロフィール

Vクラスはもともとドイツ本国では商用車「Vito」の乗用車バージョンとして誕生、日本でも1998年から輸入されました。2003年には車名を「ビアノ」として2代目モデルが投入されましたが、マイチェン時にVクラスへ車名が戻されています。

現行モデルは2015年から国内販売されている3代目モデル。2019年にはマイナーチェンジがあり、ダイヤモンドグリル等最新のメルセデスフェイスに変更を受けています。

引用:https://www.goodspress.jp/

エクステリアは全高と全幅は同じながら、全長の違いで標準・ロング・エクストラロングの3タイプを用意。標準だとわずかに5mを切る4905mmですが、エクストラロングになると5380mmとかなりの大きさで、最小回転半径も6mに達します。

3タイプの他に「マルコポーロ・ホライズン」というポップアップルーフを備えたメーカー製カスタムモデルも2018年より追加されています。

Vクラスのインテリアは全車3列シート仕様ですが、ボディサイズの恩恵を受けどの座席でも快適な空間を確保。3列目シートも3名分がそれぞれ独立した構造になっていて”おまけ”感はありません。また商用車が前身のためか2~3列目シートは全席取り外しも可能で、2シーター化して広大な荷室を造り出すこともできます。

引用:https://www.carsensor.net/

メルセデスベンツらしく先進安全装備は一通り用意されているのはもちろん、2020年の一部改良でAIを活用した最新の対話型インフォテイメントシステム”MBUX”も標準装備となっています。

2021年最新Vクラスのグレードと価格

Vクラスのグレードはボディサイズ他の違いにより以下の4タイプが設定されていて、国内仕様は全車FR(後輪駆動)、7速AT、右ハンドルとなっています。

エンジンも全グレード共通で、2.2ℓ直4ディーゼルターボです。この直4ディーゼルは日本専用のユニットとなり、本国ではマイチェンのタイミングで2.0ℓの新世代ディーゼル+9速ATに変更されています。残念ながら燃費と静粛性に優れる新ユニットの国内投入は、もう少し時間が掛かりそうな見通しです。

Vクラスのメーカーオプションを全チェック!

まず、クルマを購入する際に決めなければならないのがメーカーオプションです。納車された後から、アレこれ付けることができませんので、じっくりと検討する必要があります。逆に言えば、新車購入の醍醐味でもありますが。

Vクラスに用意されているメーカーオプションは以下の通りです。

モデルレンジ後半戦に突入しているVクラスは数回の改良を経て、その都度標準装備品が充実してきたためかオプション数は少な目です。先進安全装備や運転支援系のオプションは設定がなく、内外観の意匠を高めてくれる装備のチョイスになります。

ルックスは2割増し!?AMGライン

エクステリアに関しぜひおすすめしたいメーカーオプションが「AMGライン」です。

もはや説明不要のメルセデスベンツ車テッパンのドレスアップ仕様ですが、こと国内市場ではミニバンの定番として、アルファードやセレナなど多くのモデルが標準系とエアロ系のボディを設定しています。その販売量を見ても、エアロ系が圧倒的で中にはステップワゴンのように8:2位の割合になるモデルもあります。

引用:https://car-moby.jp/

Vクラスは2019年のマイチェンで標準系もわりとスポーティなマスクになりましたが、AMGラインのシングルルーバー“ダイヤモンドグリル“はやはり特別なデザイン。メルセデスベンツ車を一枚か二枚はイケメンに感じさせませんか?

オプション価格は354,000円〜とけっして安くありませんが、上記表にあるとおりフロントマスクだけでなく、19インチにサイズアップしたアルミ&タイヤ、専用のカーボン調インテリアトリム、ステンレス製のアクセル&ブレーキペダルなどインテリアも含め装備が追加されるのも見逃せません。

パノラマサンルーフが選べるのはコレだけ

また、ルーフ面が広大なミニバンにはパノラマサンルーフが似合いますが、Vクラスでこれを装備するならこのオプションを選択するしかありません。それでも装着できるのは、V220dアバンギャルドロングだけなのが残念なところではありますが。

引用:https://www.webcg.net/

なお、AMGラインを選択する場合、ボディカラーは後述するメタリックペイント(有償)だけの設定になります。

国産ラージミニバンに負けない豪華さを

Vクラスの出自は商用車ベースだったこともあり、ラージサイズのミニバンとしては日本勢に比べると質実剛健で、あまり華美で贅沢系の装備ではありませんでした。しかし国内ではアルファードやエルグランドなど、このクラスのミニバンはVIP仕様まで用意するゴージャスさが一つのトレンド。そうした状況を踏まえたのか、2019年のマイチェン時にVクラスへメーカーオプション設定されたのが「エクスクルーシブシートパッケージ」です。

簡単に言えば標準の2列目シートを大幅にアップグレードするオプションとなり、大きく倒せるリクライニング機能、座面の下からせり出すオットマン、ヘッドレストクッションが備わりよりコンフォートな掛け心地に。

引用:https://www.gqjapan.jp/

それだけでなくシートヒーター、シートベンチレーター、リラクゼーション機能も加わり飛行機のビジネスクラスを思わせる極上の移動空間を実現します。
国産LLミニバンのような個別テーブルの用意まではありませんが、十分競合できるシートと言えるでしょう。

なお、「V220dアバンギャルドロング」にエクスクルーシブシートパッケージを選択する際は注意点があります。このグレードだけ標準で”3列目フルフラットアレンジ”が可能になっているのですが、2列目をエクスクルーシブシートにするとこのアレンジはできなくなります。これはフルフラットアレンジをするには2列目シートを取り外す必要がありますが、エクスクルーシブシートは取り外しができないためです。同様に標準装備されている3列目のアンダーシートボックスも省かれたものになります。

3列目フルフラットアレンジも捨てがたい!

引用:https://article.auone.jp/

ちなみにV220dアバンギャルドロングだけに標準の3列目フルフラットアレンジの特徴は、バックレストを180°倒しフルフラットにしてラゲッジルームセパレーターと組み合わせれば、3人分のゆったりとしたベッドになります。靴を脱いでのリラックスした休憩やちょっとした仮眠もできるため、デイキャンプなどが趣味の方には重宝する機能です。これを無くしてしまうのも少し惜しいですね。

メタリックペイントはすべてオプションに

Vクラスのボディカラーは全8色の展開となっていますが、このうち無償で選べるカラーは2色だけで、その他の6色はすべてメタリックペイントとなり有償のオプションとなっています。その中のロッククリスタルホワイトのみ、他のカラーよりも6万円高い設定です。

引用:https://www.driveandride.com/

また、無償の赤系「ジュピターレッド」、オプションの赤系「ヒヤシンスレッド」はいずれも受注生産となっていて、納車までに6か月以上かかることになります。Vクラスにはレッド系カラーのニーズは少ないのかも知れませんね。

インテリアカラーについてはブラックとベージュが用意され、全グレードともどちらの色を選んでも本革シートになっています。

ディーラーオプションは機能性重視で選択

純正アクセサリー、ディーラーオプションはメーカーオプションと違い、あとから欲しくなったときやボーナスが出たときなど、いつでも購入できるためじっくりと検討できます。むしろ新車は購入する時点が一番熱くなっているときなので、ついつい不要なものまで購入しがちなので注意が必要です。

ベンツ純正のお得な”セットパック”は買い

メルセデスベンツの純正アクセサリーには、ほとんど全車種に人気の定番商品をまとめたお得な「おすすめパッケージ」が設定されていて、当然Vクラスにも用意があります。

Vクラスの内容は、フロアマットとドライブレコーダー、USBアダプターケーブル、タッチスクリーン保護フィルムのセットになります。
フロアマットはベーシックタイプのものになっていますが、さすがに3列シートモデルなので単品で88,000円とけっこういいお値段です。

対してセットされるドラレコはデジタルルームミラーと一体の最新アイテムになっています。正確には、カタログによればデジタルルームミラーに、ドラレコ機能が搭載されたバックミラー型ドライブレコーダーだそうです。

まずデジタルルームミラーとしての機能は、後席の同乗者や大きな荷物で通常のルームミラーでは後方視界が狭くなる時、あるいは雨天時や夜間、夕暮れ時などの後方確認しづらい環境下でも、リヤのカメラ画像をミラーへ映し出しクリアで広い後方視界を確保してくれます。
近頃では標準装備化されるクルマも出始めているアイテムです。

引用:https://cartune.me/

一方、ドラレコの機能は2カメラ方式により前後同時に高解像度のフルハイビジョンで録画します。また、エンジン停止後には前後監視カメラとして、指定時間内で継続し録画。当て逃げや、車上荒らし等の記録も高画質で残せますので駐車時も安心です。

デジタルミラーとドラレコが一体となることで、フロントガラス周りの環境がスッキリするのも美点。イマどきのクルマならどちらともぜひ欲しい装備であり、今回フロアカーペット他2点と一緒になったおすすめパッケージとして購入すれば、別個に買うより 34,100円分お得!実質は5点セットパックになっていて、これはおすすめです。

お手軽に2列目をエクスクルーシブ風に

Vクラス用に専用開発された「本革オットマン」はおすすめです。

引用:https://aucfree.com/

クッション表皮には本革を使用し、Vクラスの上質な車内空間の雰囲気を壊すことなく装着できます。取付けは専用固定バンドで簡単なため、不要なときにはもちろん取り外すことも可能です。
純正ならではの機能が、乗車姿勢などにあわせ3パターンの使い方ができること。通常モードは、ふくらはぎに掛かる負担を軽減させます。フットレストモードにすれば、ふくらはぎの負担軽減と同時に靴を脱いだ足を乗せて楽な姿勢がとれます。リラックスモードなら、サービスエリアなどで足を伸ばして休憩することもできますね。

メーカーオプションのエクスクルーシブシートまでとは行きませんが、このアクセサリーさえあれば、かなりラグジュアリーな乗車環境を造り出すことも可能です。

アタッチメント変更で機能性アップ

広大な車内スペースを誇るVクラス。その空間を有効活用できるのが「コンフォートシステム」です。

ヘッドレストのポールにベースエレメントを取り付けて使用する機能的アイテムで、乗員の用途に応じて荷掛けフック、ハンガー、折りたたみテーブル、タブレットホルダーなどから選べます。

特にタブレットホルダーがおすすめ。Vクラスにはディーラーオプションでリアエンターテインメントシステムという後席用の10.1型ワイドXGAモニターも用意されていますが、もしiPadなどのタブレットPCをお持ちなら、このホルダーでほとんど同様の状態を造り出すことが可能。タブレットは自前前提ですが、オプション価格はリアエンターテインメントシステムの1/10程度で済んでしまうので経済的です。

より快適な車中泊をお考えならおすすめ

3列目シートをフルフラットにした際、シートの凸凹感を吸収し、仮眠や車中泊などを快適にする便利アイテムが「ジョイントクッション」です。

こちらはフルフラット機能付3列目ベンチシート(アンダーシートボックス付)とラゲッジルームセパレーターが備わる「V220dアバンギャルドロング」専用のアクセサリーになっています。クッションは6枚に分割でき、1枚で腰のサポートクッションとして使用したり、6枚をジョイントし大きな1枚として使用出来たりアレンジは自由自在です。

ポップアップルーフのマルコ・ポーロ ホライゾンなら、このクッションで3名、ルーフ内ベッドで2名の就寝スペースを作ることができますね。
メルセデスベンツロゴ入り専用収納バック付なので、使用しないときはコンパクトに収納しておくこともできます。

スリーポインテッドスター付きアクセサリー

前項のクッション収納バッグもそうですが、ベンツオーナーの所有欲を満たすスリーポインテッドスター付きアクセサリーってかなり揃っています。

カーペットはもちろんフロントサンシェード、チャイルドシート、ストレージボックス等々しっかりとマークが入っています。
例えばルーフボックスは、おそらくTHULE(スーリー)かINNO(イノー)のライセンス商品だと思われますが、サイドとリヤにメルセデスのロゴとスリーポインテッドスターがプリントされているだけで、ベンツ専用デザインのように感じられるから不思議です。

言うまでもなくベンツオーナーだから絵になるアクセサリーって、多すぎても嫌味ですがワンポイントにさり気なく持てれば粋ですね。

メーカー謹製のプレミアムアウトドアミニバン

最後にVクラスのアナザーバージョンとなる「V220dマルコ・ポーロ ホライゾン」をご紹介しておきます。

引用:https://www.dailyrevs.com/

グレードでは「V220dアバンギャルドロング」がベースとなっていて、何と言っても特徴的なのは”ポップアップルーフ”です。そのコンセプトは新しいものではなく、かつてはマツダボンゴフレンディなどでもカタログモデルとして用意されていましたし、現在でも三菱デリカD:5などのカスタムメイドでも見られる仕様です。
ただベースがロングボディのVクラスとなるため、そのサイズ的なゆとりから比例してカスタム効果も大きく期待されます。

ベッドに回転シートにサイドオーニングも標準

ポップアップルーフ内には2人分のベッドが備わり、車内と併せると5人分の就寝スペースが確保されることになります。ルーフ内はリーディングライトも設置されており、読書やゲームをする際に重宝します。また、このライトはサブバッテリーを使用するため、バッテリー上がりの心配もありません。
回転シートもマルコ・ポーロオリジナル装備で、運転席と助手席を最大で230°回転することができるため、休憩時には後席との対面モードにすることも可能です。食事をするときには、収納式センターテーブルも活躍しそうですね。

引用:https://www.gqjapan.jp/

エクステリアには、ボディ右ルーフ側面へロールアップ機能付きのサイドオーニングを装備。日差し避けはもちろんのこと、その下でテーブルやロッキングチェアを広げればアウトドアの雰囲気がいっそう高まります。後付け型と違い設置から収納までスムーズなのが純正ならではの強み。

Vクラスは普段使いもできるキャンピングカー!

その他にも2列目シートのヒーター&ベンチレーター、カーテン、サブバッテリーなどキャンプ等に欠かせない装備はもちろん、基本装備もベース車両に準じていて最新の更新では2021年の1月に対話型インフォテインメントシステムである”MBUX”も完備されています。
本国仕様ではシンク・コンロ・冷蔵庫を標準で装備しているグレードもあるそうですが、マルコ・ポーロ ホライゾンはライトなキャンピングカーを探している方にもおすすめです。

引用:https://www.topgear.com/

以上、メルセデスベンツVクラスのおすすめオプションのご紹介でした。

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BMW X7の厳選おすすめオプションとアクセサリーはどれ?フラッグシップSUVに外せないのはコレ!

2020年のBMW日本国内販売の実績は、新型コロナウイルスの影響もあり前年比では約20%減となりましたが、その内訳を見ると7シリーズ、8シリーズ、X7という高級車セグメントは21%以上伸びています。他方、M8やM235iなどのMモデルも同様に伸びていて、国内のBMWは高いモデルほどよく売れたとも捉えることが出来ます。

そんなBMWのSUVブランド頂点に立つのが、2019年に登場したX7です。BMWは2000年にX5を発売し、ライバル社より一足早くSUVジャンルに切り込んだものの、これまでメルセデスベンツGLSやアウディQ7、キャデラックエスカレードといったハイエンドクラスのSUVを持ちませんでした。そんな中2017年のコンセプトカー「X7 iパフォーマンス」の発表を皮切りとして、2019年に満を持してX7が市場投入されました。

そのぶん「お待たせしました」と言わんばかりの5m超えの巨躯に、これまたもうこれ以上はムリじゃね?とも取れる巨大キドニーグリルは圧倒的な押し出し感。当然余裕のある車内空間には3列シートも配され、威風堂々たるフラッグシップの登場です。

今回のクルドラではそんなBMW X7を実際に購入しようとした際、気になるオプションについて、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!

現行BMW X7のプロフィール

前段のとおりX7は2019年発売の現行型が初代モデルになります。

引用:https://elbe-group.jp/

存在感マックスのエクステリアは、BMWのSUVとして初めて全長5m、ホイールベース3mを超えるサイズが与えらえ、立ち気味のAピラーやフロントエンドからも意図された上級感アピールが伺えます。最新BMWのデザインアイコンである縦長のキドニーグリルは、やや細めに映るヘッドライトの造形との対比も加わって、かなり大きく見えます。
但し、見方を変えると”巨大さ”を差っ引けば、X7の外観デザインはパッケージングが優先された比較的オーソドックスな箱型スタイルとも言えそうです。

インテリアもフラッグシップらしい豪華さに抜かりはなく、シートには一部モデルを除いて厳選した牛革だけを使用したメリノレザーが標準、インパネ周りにはクオリティに優れるレザーやウッドが贅沢に用いられています。

引用:https://www.webcg.net/

特に目を惹くのはクリスタルフィニッシュされたシフトレバーやiDriveコントローラーでしょう。また、ロングホイールベースを生かした3列目シートは、X5に設定のあるそれとはゆとりが大きく違い、大人が日常的に使用できる実用性も確保。どの席に乗車することになっても、ラグジュアリーな雰囲気に浸ることができます。

メカニズム面は正にBMWの先進技術の見本市となっていて、先進安全装備では高速道路での渋滞時にステアリングから手を離して走行可能な”ハンズオフ機能付き渋滞運転支援システム”や、低速走行時に直近50mの軌跡を記憶しておき、その同じ軌跡を自動でバックしていける”リバースアシスト”などが搭載されています。

引用:https://toyokeizai.net/

その他走行面では“4輪アダプティブエアサスペンション”や路面状況をカメラで詳細に確認し、エアサスとダンパーを最適に調整する”エグゼクティブドライブプロ”が上質な乗り心地を実現。インターフェイス面では、AIによる音声会話で各種機能や情報にアクセスできる”BMWインテリジェントパーソナルアシスタント”ももちろん標準です。

2021年最新X7のグレードと価格

X7のグレードは以下の3タイプが設定されていて、国内仕様は全車フルタイム4WD、8速AT、右ハンドルとなっています。2021年の期初まではベーシックグレード「Standard」も設定されていましたが、6月の一部改良以降は整理されています。

エンジンは2機種用意されトップグレードM50iに4.4ℓV8ガソリンツインターボ、それ以外に3.0ℓ直6ディーゼルターボです。直6ディーゼルは今年3月に改良を受け、48Vスタータージェネレーターとそれによって発電された電気を蓄積するバッテリーが追加され、マイルドハイブリッド仕様になりました。

このバッテリーは給電機能だけでなく電気駆動システムとしても働き、追加の駆動力がエンジンの負荷を軽減します。

満足度の高いメーカーオプションはコレ

フラッグシップSUVのX7ですから、当然基本装備の充実度は高いです。

引用:https://car-me.jp/

先にご紹介した高速道路渋滞時ハンズオフアシスト、後退時ステアリングアシストの他、ACC、SOSコール、12.3インチディスプレイ、HDDナビ、エクステンドレザーメリノ電動シート、4ゾーンエアコン、harman/kardonサラウンドサウンドシステム、21インチアルミ、電動パノラマガラスサンルーフ、BMWレーザーライト等が標準装備。もちろん衝突回避ブレーキといった先進安全装備は全グレード共通で標準となっています。

クーペSUVトップのX6でもオプション選択が必要な装備さえ、ほとんど標準化されていて「これ以上何が必要なの?」という感じですが、X7にもまだメーカーオプションはあります。BMWのメーカーオプションは、「推奨オプション」と「受注生産オプション」の二通りがあり、最新X7には前者が2つのパッケージとメタリックペイント。後者が5つのアイテムからなります。

おそらく推奨オプションは、ディーラー在庫として見込み発注されるモデルにはある程度選択されていると思われます。

では推奨メーカーオプションの内容を見ていきましょう。

ウェルネス・パッケージのおすすめは

“ウェルネス(wellness)”というくらいですから、このパッケージの内容は健康・快適のための4つのアイテムが揃っています。

嗅覚も満たしてくれるエアフレグランス

一つ目のアンビエントエアパッケージは、一瞬車内のイルミネーション関連かなと想像させますが違います。このパッケージは車内の空気をイオン化して、フレグランス効果を愉しめるオプションです。

引用:https://kingdome.jp/

グローブボックスに設置された専用ボックスにアロマカートリッジをセットし、モニター設定から操作すればエアコン送風口より香りが広がります。
2種類のカートリッジを装着できるため、ご主人と奥様、あるいはその日の気分によってなど香りを切り替えることもできますよ。

保冷・保温機能付カップホルダーは、カー用品店で売られているようなエアコンの風を当てるといったお手軽なものではなく、機械的に-3度から55度まで実際に冷やして、温めるという本格派。プレミアムクラスは伊達ではありません。

3列シートのすべてを快適にするなら

ヒートコンフォートパッケージは標準のシートヒーターに加え、アームレストとステアリングホイールにもヒーター機能が加わります。そしてウェルネス・パッケージの真打ちは5ゾーンオートマチックエアコンです。

引用:https://www.gqjapan.jp/

X7標準では4ゾーンとなるところ、このオプションで3列目シートまで含めた各座席の空調温度と風量を個別に制御できるようになります。BMWのゾーンエアコンにはナノ粒子フィルターも採用されており、ナノフリースと活性炭層を使用して、室内の空気の質をさらに向上させます。
ナノファイバーフィルターテクノロジーは、補助換気機能の使用時にも有効で、これにより出発前に車内の空気を素早くきれいにしておくこともできる優れものです。

セレクトパッケージのおすすめは

こちらのパッケージは3つのアイテムがセットになっています。

満天の星空で車内をムーディに演出

引用:https://www.autojack.net/

X7には標準でも電動パノラマガラスサンルーフが付いていて、昼夜問わず空を眺めることができ、ルーフから注ぎ込む光は車内に広々とした開放感を生み出します。もちろん電動のローラー式ブラインドも付いていて、直射日光を遮断することも可能です。

そこへセレクトパッケージのスカイラウンジパノラマガラスサンルーフをチョイスすれば、普通の電動パノラマガラスサンルーフをさらにラグジュアリーな装備へと進化させます。具体的には夜間に15,000個以上のライトエレメントをあしらったデザインによって、満天の星空を見上げるような趣ある雰囲気のインテリアへと演出してくれます。ライトは6色の異なるアンビエントライトに合わせ、同じ6色に切り替えることもできます。

実用性とエンタメ性をカバーするなら

引用:http://fanblogs.jp/

サンプロテクションガラスはリヤサイド以降のウインドを濃色ガラスとし、直射日光の熱と眩しさを低減し、真夏でも車内の温度を抑えエアコンの効きをサポートします。輸入車だとスモークガラスは上級車でもわりとオプション設定になっていることが多く、比較的装着率の高い日本車とニーズの違いを感じさせます。

リヤシートエンターテイメントプロフェッショナルは、見た通り2個の10.2インチ後席用モニターが前席背面へ装備され、リヤ空調パネル下に組み込まれるブルーレイプレーヤーやHDMIインターフェイスを介して映画や音楽を愉しむことができるシステムです。左右のモニターで別々の動画を見たり、シアターモードで一緒に映画を鑑賞したりもできます。

引用:https://response.jp/

実用性のあるスモークガラスと車内のエンタメ度を上げる2選。X7クラスなら迎えるゲストに対してのアピール度も高くおすすめできるパッケージです。

受注生産オプオションのおすすめは

次に受注生産オプオションをご紹介します。こちらのオプションは選択すると納期は4~6か月くらい掛かる場合があります。

巨大ボディのドライビングをアシスト

エグゼクティブドライブプロフェッショナル・インテグレイテッド・アクティブステアリング。カタカナで書くとやたら長い名称ですがこの「前後輪統合制御ステアリングシステム」は、従来の車速や走行状況に応じたステアリング操作に対する[前輪]の切れ角、およびパワステのアシスト量を制御する仕組みを[四輪]全てに適応したものです。

引用:https://clubmini.jp/

さらにそこへ後輪操舵システム(4WS)を組み合わせています。これらによって走行速度に応じ、フロントおよびリヤホイールの切れ角を最適にコントロールしてくれます。約60km/h以上での走行時は、リヤとフロントを同じ方向に操舵することで、素早く向きを変え走行安定性を向上させ、60km/h未満での走行時にはリヤとフロントを反対方向に最大2.5度ほど操舵することで、最小回転半径を小さく抑えてくれます。

ラージサイズのX7にはありがたい装備ですね。

車内をプライベートラウンジに変える

X7標準のリヤシートは3名掛けのベンチシートですが、2列目コンフォートシートを選ぶと左右が独立したキャプテン型シートになります。

引用:https://genroq.jp/

乗車人数は1名減となりますがその分、左右にゆとりが生まれ各席専用のアームレストが備わるなど快適性が高まるでしょう。またシート間にスペースができることで、3列目シートへのウォークスルーも可能となり利便性も高まります。
何よりプライベートラウンジとも呼べそうなシートレイアウトは、よりX7の世界観にマッチすると思えませんか。

極上のオーディオルームはクルマの中?

X7は標準でも16スピーカー、9チャンネルサラウンドによるアンプ出力464Wのharman/kardonサラウンドサウンドシステムが搭載されています。
通常、これでも十分に高音質に浸れると思うのですが、プレミアムクラスはこうした分野が青天井。その上にBowers & Wilkinsダイヤモンドサラウンドサウンドシステムを受注生産オプオションで用意しました。

引用:https://car.motor-fan.jp/

Bowers & Wilkins(バウワース&ウィルキンス)はイギリスの老舗高級スピーカーブランドですが、このオプションの特徴はダイヤモンドドームツイーターなどの先進音響技術を乗用車用に初採用したシステムです。単に名称のイメージだけではなくBowers&Wilkinsはクリアでリアルな高音とサウンドを実現するため、ツイーターの素材にダイヤモンドを使用しています。

システム全体は出力1500W、20スピーカー、10チャンネルサラウンドとお腹いっぱいの仕様です。X7の車内特性に合わせてチューニングされているため、もちろんベストマッチですが、これが最も高額なメーカーオプションになっています。

赤外線カメラでナイトドライブをサポート

引用:https://minkara.carview.co.jp/

BMWナイトビジョンは、夜間運転中に人や大型動物が路上にいた場合に警告を発し、キドニーグリル内に設置された赤外線カメラにより対象物の姿をコントロールディスプレイに映し出します。
衝突のおそれがある場合には、ヘッドアップディスプレイに警告が表示されると同時に警告音が鳴り、システムが自動でブレーキ圧を高め、ドライバーのブレーキ操作時に可能な限り最短距離で停止できるよう備えます。

国産車でも一部上級モデルには設定されるようになってきましたが、今のところ少数派。夜間の見えづらいリスクを回避できる効果は大きく、センサー技術が日進月歩の今、装着が加速していく可能性のあるアイテムですね。

おすすめディーラーオプションをチェック

BMWは輸入車の中ではディーラーオプション、純正アクセサリーのラインナップは豊富なメーカーです。またトヨタでいうモデリスタやG’z、日産のニスモにあたるM PERFORMANCE PARTSというスポーティなパーツを造る専門のブランドも持っています。

さすがにラグジュアリーSUVのX7に派手なエアロパーツなどの設定はありませんが、オプションカタログには実用性の高いアイテムを中心に数多くが揃っています。

広大なルーフを活かしたトランポアイテム

大きめなルーフを持つSUVには、やはりトランスポーテーション用品が似合います。
まずベースサポートを購入して、そこへご趣味に応じた各種ラックやホルダーをお好みでチョイスしていきます。

引用:https://ka-ge.facebook.com/

定番はルーフボックスですが、X7ほどのクラスだと通常サイズのルーフボックスではもはや物足りなささえ感じます。カタログには用途に応じて3タイプの容量を設定していて、型番なら最大の”520”クラスでもX7なら余裕しゃくしゃくです。
どんな車体色でも相性の良いブラックとチタンシルバーの2トーンカラーの上品なデザインは、ボックスサイドに入るBMWのエンブレムと併せ社外の汎用品でないことをさりげなく主張します。

インテリアカラーとコーデできるマット

純正アクセサリー定番のベーシック用品ですが、X7にもフロアカーペット、ドアバイザー、フロントウィンドーサンシェード、ラゲージルームマットなど一通り揃っています。

引用:https://www.gqjapan.jp/

中でもハイクラスモデルだけあって、フロアカーペットの数は豊富でインテリアカラーにしっかりと色合わせできるよう、ブラック・ベージュ・グレー・ブラウンと細かく設定されています。

またSUVでアウトドアを満喫する方には注目のオールウェザーフロアマットとされるラバー系マットも、カーペット系に負けないシャープなデザインで、滑り止め加工もされて汚れや水分から車内を守ります。

後席を有効活用するならこのアイテム

最大で7人乗車可能なX7ですから多人数乗車もお任せですが、通常時は一人ないしは二人程度での移動にお使いの方も多いでしょう。その際は後席が荷物スペースになる場面も増えるかも知れませんが、トラベル&コンフォートシステムを使えばより効率的にスペースを使えます。

引用:https://eguchimotor.smugmg.com/

フロントシートのヘッドレストポールに専用のベースキャリアを取り付け、そこに使用状況に応じたホルダーを装着するだけです。テーブル、コートハンガー、ユニバーサルフックなど様々なアタッチメントが用意されています。アタッチメントにはタブレットホルダーもあり、これを使えばお手持ちのiPadなどタブレットPCを装着できます。そうすればメーカーオプションでお高いリヤシートエンターテイメントを投入するよりも、はるかにお手軽に後席をシアターへと仕立てることもできますね。

BMWならドラレコも純正品で揃えたい

もはやドライブレコーダーはクルマの三種の神器とも言え、普及率も5割を超えているそうです。BMWでもご多分に漏れず純正アクセサリーでドラレコが用意されていて、パイオニア製のODM品(Original Design Manufacturing)である1カメラドラレコもありますが、おすすめは前後2カメラのADVANCED CAR EYE 2です。

引用:https://www.gqjapan.jp/

この製品はBMW本国でも採用されているグローバルモデルで、日本仕様に若干LED信号対策等を施して販売されています。ちなみにパイオニア製はBMW  JAPANでのみ取り扱われています。

ADVANCED CAR EYE 2は本体に液晶モニターがなく専用アプリを入れたスマホで映像確認をするタイプです。前後カメラともフルハイビジョン録画ができ、ドップラーセンサーによる動体検知&衝撃検知録画による駐車監視モードも搭載しています。ドップラーセンサーには、人や車両などと関連しない物体(雨や落ち葉等)の輪郭を識別する機能もあります。

パイオニア製はフロントカメラのみなので、今日的には前後撮影できるADVANCED CAR EYE 2がおすすめです。

引用:https://www.webcg.net/

以上、BMW X7のおすすめオプションのご紹介でした。

 

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

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ミツオカ バディのおすすめオプションはどれ?話題のカスタムSUVに外せないのはコレ!

個性派カスタムモデルで知られる光岡自動車は1979年に設立。1996年にはオリジナルモデル「ゼロワン」が国交省の認可を得たことで、非上場ながら日本で10番目の自動車メーカーになりました。
その後も日産やマツダ車の骨格をベースにしたカスタマイズカーで名をはせ、それだけに留まらず2007年にはベース車を持たないオリジナルスポーツカー「オロチ」も発売するなど意欲的なクルマ造りを続けています。

本稿で取り上げる「バディ」はカスタマイズカーの方へ分類されますが、同社初のSUVモデルと言うこともあり発表後は大きな話題に。
発表および先行予約は昨年11月からスタートしていますが、想定を上回るオーダーが入ったため、当初予定していた年間150台から同300台に生産を拡大する事態に。そのため1台毎の仕上げから、ライン製造ができるよう生産工場の工程も改められました。

引用:https://blog.goo.ne.jp/

2021年の6月から正式にデリバリーが始まったため、初期に予約した方へはそろそろ納車される時期ですが、仮に今ディーラーで購入してもその分の納車は2023年に入ってからと言われています。
今回のクルドラではそんな人気のミツオカバディを実際に購入しようとしたとき、気になるオプションについて、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!

バディってこんなクルマ

カスタマイズカーであるバディのベース車はトヨタRAV4。これまで光岡のベース車両は日産車が大多数でしたが、今回はバディのデザインを成立させるため、その形状を構築できる車体はどれかという選定が行われた結果、RAV4に白羽の矢が立ちました。

明確なレプリカではなく”テイスト”重視

デザインは一目瞭然ですが、往年のアメリカンSUVの文法を用いたもの。パーツ毎にシボレー的なところあり、フォード風味なところありと特定のモデルというより全体でヴィンテージなアメ車っぽくなるようモチーフがミキシングされた感じです。

このテイストは2018年に発売されたマツダロードスターベースの「ロックスター」にも通ずるところがあり、こちらも大ヒットしていて光岡的には連続ホームランといった感じです。但し、決して二匹目のドジョウを狙ったのではなく、昨今のSUVはハリアーなど上級志向のものが多く、もっとカジュアルでラフな雰囲気のモデルがあってもいいのでは?という発想からアメリカンSUVにたどり着いたとのこと。

引用:https://clicccar.com/

RAV4+190万円は高いか?安いか?

車両本体価格は470万円~となり、RAV4各グレードの約190万円アップになっています。もちろんRAV4にあるとおりFFか4WD、ガソリンかハイブリッドなどは選択できます。

基本的にバディのモデファイはエクステリアがメインで、素の状態で買うと内装は社名エンブレム以外RAV4のままですから、外観の変更に190万円掛かるということです。通常ここまでの改造を個人レベルで行うことは難しく、クオリティを考えれば妥当な価格設定でしょうか。

もちろんインテリアもオプション追加で個性を発揮できますし、同様に特徴的なエクステリアも更なるドレスアップだって可能。

さっそくバディにおけるおすすめオプションを見て行きましょう。

後悔しないメーカーオプション選び

カスタマイズカーとはいえ、メーカーオプションは新車購入時にしか発注できませんから、慎重に選びたいところです。バディのメーカーオプションは以下のとおりとなっています。


上記の内、専用レザーシート&トリムセットまでが光岡オリジナルのオプションで、それ以下はRAV4に設定されているメーカーオプションになります。

ヴィンテージスニーカーのような足回りに

おしゃれは足元からではありませんが、バディをより”らしく”仕上げるには「225/70R16 BFオールテレーンタイヤ&16×6.5Jディーンクロスカントリー製アルミホイール」がまずはおすすめです。

バディ標準状態の足元は、コーポレートマークこそ違え17インチも18インチもそれぞれRAV4そのままなので、いかにサイドビューの変化は少ないとはいえ前後を大幅にモデファイしているバディにとっては若干物足りません。

オプション装備されるタイヤ&アルミは、クロカン系SUVでは定番のドレスアップ手法の一つですが、とにかくルックスがアガるのがNO.1の推し理由。特にセット装備のインチダウンとなるクリムソン社製アルミ「ディーン」特有のレトロでクラシカルなデザインの”クロスカントリー”はベストマッチです。

もちろん機能的にも優れ、キャンプなどに出掛けた際、雨が降ってぬかるんだ未舗装路はタイヤが滑りやすくなり坂道などでスリップすることも。そんなシーンでもオールテレーンタイヤなら滑りにくく心強いです。

一般の舗装路だけの走行であれば、標準タイヤの方が「乗り心地」点には優れると思われますが、グッドルッキング点まで加味するとオプションが一枚上手でしょう。

引用:https://www.webcartop.jp/

モダンなサイドビューにメッキの輝きを

前項でサイドビューの変化が少ないと書きましたが、タイヤ&アルミ以外にもRAV4と差別化できるパーツがあります。それが「サイドメッキモールセット」です。

サイドメッキモール自体がヴィンテージアメリカンのアイコンとは思えませんし、ベタにいこうと思えばウッド調のステッカーでもサイドに貼り込むのが手っ取り早いでしょう。

しかし光岡では最新RAV4のデザインを残すサイド面については、やはり同様の現代的なドレスアップ解釈でサイドメッキモールを設定したようです。

引用:https://response.jp/

もちろんバディの前後バンパーは、メッキ仕上げなので統一感もあって仕上がりは上々です。さらに言えばオプションのアルミホイールを装着していれば、メッキのセンターキャップとの相性も良い感じです。ドレスアップの仕上げにはおすすめです。

カスタムカーならボディカラーに拘りたい

バディはボディカラーが豊富なのがセリングポイントの一つで、こだわりの全18色設定になります。軽自動車ならこのくらいの設定数もあり得ますが、登録車のSUVでは異例の色数です。この辺りが光岡らしさ、カスタマイズカーらしさでもあります。
標準カラーは6色用意されますが、その他にメーカーオプションでモノトーン6色、ツートーン6色を選ぶことができます。

特徴的なのが通常だとモノトーンにあるボディカラーにルーフの色を変えてツートーン仕様完成、というパターンですが、バディの場合はツートーン仕様のボディカラーはモノトーン仕様のカラーとは全て別の色になります。
せっかくのカスタムなのですから、ボディカラーも他人とはできるだけ被りたくないのが人情。そこを汲んだのか、お手軽に色数を揃えたわけではないというバディに対する開発陣の意気込みが伺えます。

各カラーのネーミングも凝っていて一つずつ70年代、80年代、場合によっては90年代ぐらいのキーワードが織り込まれているところからもそれが感じられます。オプションフィーはけっこう高額ですが、レトロアメリカンを彷彿とさせるツートーン仕様がおすすめですね。

引用:https://meyou.jp/mitsuokamotorjp

レトロとは違うアプローチのレザーシート

前段でエクステリアに対して、インテリアは基本RAV4のままとご紹介しましたが、この部分にもメーカーオプションでドレスアップが用意されています。それが「専用レザーシート&トリムセット」です。

もともとバディはその外観こそ、ヴィンテージテイストをウリにしているものの、中身は現代的で安心できるものを標榜していて、基本RAV4の先進安全機能Toyota Safety Senseは何一つ犠牲にしていません。インテリアもしかりで、操縦性や利便性に富むRAV4の美点を活かすのが前提のため、あえて手を加えることもないわけです。

そうは言ってもやはりカスタムカー。機能が犠牲にならない範囲でシート表皮やドアトリムのデザインをドレスアップできます。
そのデザインも古い皮革を貼り付けるような安直なものではなく、インパネやコンソール周りとの調和を考えたデザインで、ここはレトロという括りではない光岡のセンス良さが光ります。

引用:https://gazoo.com/

また、シートセンターを上から下へ走るラインは、購入したボディカラーの近似色を設定してくれるという少量生産メーカーだからできるきめ細かいサービスも。こちらも安くはありませんが、ありと無しではかなり印象も変わります。おすすめです。

選んでおくべきマストアイテム2選はコレ

光岡オリジナルではありませんが、トヨタ由来のオプションからおすすめを2点ご紹介。

一つは機能装備の「アクセサリーコンセント(ラゲージ)」がメーカーオプションです。
こちらは家庭用と同じAC100Vの電源コンセントが装備されるものですが、ガソリン車はAC100V・100Wとなっているところ、ハイブリッド車にはAC100V・1500Wの高規格版となり非常時給電システム付です。
この規格であれば、大概の家庭用電化製品は動かせますので、万一の災害時等に非常用電源としても有効活用できます。

安全装備では「デジタルインナーミラー」が用意されています。
こちらは車両後方カメラの映像をインナーミラー内のディスプレイに表示させる装備で、悪天候時や荷物でバックミラーが見えづらいときに鮮明な後方確認ができます。
ハリアーやアルファードなどトヨタ上級車には用意されるモデルが増えていますし、最新のモデルなら軽自動車でも採用が進んでおり、今後さらに設定されるクルマが急拡大しそうな装備です。

ディーラーオプションはじっくりと考えて

後付け可能なディーラーオプションは、予算や都合に合わせて必要なときに必要なものを付けることが可能です。

バディのアクセサリーカタログには、約20点のディーラーオプションが掲載されていますが、こちらは全てRAV4と同様のものです。カタログの注意書きにも「詳細はRAV4のカタログを見てください」と書かれています。

全国の光岡ディーラーの数はおよそ40社程度。中には地場のマツダ(オートザム店)やスズキディーラーで扱っているところも含まれていますが、バディに関してはトヨタディーラーでも整備等を受けられるよう、光岡とトヨタ間の交渉も進んでいるようです。

そうなればバディのカタログ掲載商品以外にも、RAV4の純正アクセサリーを購入してバディに取り付けてもらうことも可能になりそうです。

ドレスアップ効果も期待できるルーフラック

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

カタログ掲載の中からは、ルーフラック系のアクセサリーがおすすめです。
クルマには様々な車型がありますが、ルーフキャリアがもっとも似合うのはやはりルーフ面積が大きなSUV系ではないでしょうか。
写真のとおり「ルーフラック」は、まるで標準装備品のような佇まいさえ感じさせる一品です。

ミニバンと違い、アウトドアでのレジャー等でフルに乗車すると意外に荷物の置き場が不足することも。そんないざという時に、荷物を車外に持っていけるのは便利です。
スキーやサーフィンなど用途が決まっているものなら、「システムラック・ベースラック」を組み、そこへ専用のアタッチメントを取り付けておく方法もあります。

さらにはルーフボックスやアルミラックを設置することも可能。いずれを選んでもヴィンテージアメリカンなルックスには、よく似合うこと請け合いです。

後席の家族サービスにはコレを選ぼう

ロングドライブに出掛けたときや、渋滞で動けないときの小さなお子さん対策って必要ですよね。ひと昔前は車載ビデオ、少し前ならDVDプレーヤーでも持ち込んでいたところですが、今はやはりタブレットでしょうか。
そんなときに役立つのが「後席タブレットホルダー」です。フロントシートのヘッドレストポールに簡単に取り付けられ、そこにタブレットを装着すれば、後席はミニシアターに変わります。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

上下方向は無段階に角度調整ができるので、後席の方の身長に合わせ見やすい位置に設定することが可能です。

ミラーの機能アップアイテム2品

「リバース連動ミラー」はシフトをバック(後退)に入れると助手席側のドアミラー鏡面が連動して、リヤタイヤ付近を映します。もちろんミラースイッチで見やすい角度へ鏡面の位置調整もできますし、シフトを戻すとミラー面も元の位置に戻ります。

輸入車によく見られる機能ですが、幅寄せ等の苦手なドライバーさんにはありがたいオプションです。

引用:https://e-nenpi.com/

もう一つの「レインクリアリングブルーミラー」は、鏡面へ親水処理を行い雨天時の視認性を向上させるものです。親水性は日光が当たると回復し、その効果は持続します。

レビューでは視認性の良さに加え、後続車からのライトを減光させ眩しさを低減してくれることや、ブルーの鏡面が高級感を感じさせるところなどに惹かれる人も多いようですね。

車内空間の衛生環境をしっかり守るなら

現在ほど空気清浄、除菌についての意識が高まっているときはないでしょう。特にクルマの車内は狭くて密室空間のため短時間で空気が汚れやすくなる環境です。
そんなときに役立つのが「プラズマクラスター搭載LEDルームランプ」です。

引用:https://cartune.me/

この商品はいわゆるホコリを吸い取るだけの空気清浄機とは違い、プラズマクラスターが車室内に飛び出して除菌・脱臭します。プラズマクラスターは車室内に浮遊するカビ菌を分解・除去し、浮遊菌、浮遊ウィルスの作用を抑えてくれます。タバコのニオイが気になる方には付着臭の分解・除去にも役立ちます。

また、奥様には嬉しい高濃度プラズマクラスターイオンがお肌にツヤを与える効果も発揮。それら機能を天井ビルトインの高輝度LEDライトに組み込むことで、見栄えもスッキリです。
令和の世になり、もっとも必要性が増してきたアクセサリーともいえコレはおすすめです。

オプションの車載ナビにはあの機能はなし

バディにもRAV4に標準の8型もしくは9型のディスプレイオーディオは当然付きます。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

そこへナビ機能を加える場合、簡単なのはスマートフォンと連携させるApple CarPlayかAndroid Autoによるミラーリング機能を使う方法。これならば普段使いしているスマホの地図アプリを利用することで、ナビ機能を得られます。車載ナビに比べると機能は劣りますが、ほとんど追加費用が掛からないのがメリット。

一方、電波状況やパケット代に縛られない多機能な車載ナビが必要なら、ディーラーオプションで「エントリーナビキット」を購入する方法もあります。

引用:https://clicccar.com/

ここでRAV4の場合だとエントリーナビキットの他にT-Connectナビキットも用意され、こちらだとトヨタ独自の交通情報サービスの提供や24時間365日のオペレーター対応、防犯機能を担うマイカーSecurityなどが利用できます。
バディがいかにRAV4をベースとしていても、一部に同様の機能が使えない場面もあり、その代表的なものがこのナビに附帯するT-Connect機能でしょう。

これはT-Connectに含まれる緊急時の通報サービス「ヘルプネット」網に光岡自動車は加盟していないことなどが背景にあると思われます。

引用:https://www.webcg.net/

以上、ミツオカバディのおすすめオプションのご紹介でした。

 

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BMW X6の厳選おすすめオプションとアクセサリーはどれ?元祖クーペSUVのプレミアム度を上げるには!

多くの車体バリエーションを持つBMWですが、社是の「駆け抜ける歓び」を最も体現しているのはやはりスポーティなクーペモデルではないでしょうか。
しかし2008年にSUVへクーペルックを持ち込んだ初代BMW X6は、当時のトレンドを考えると何とも大胆な方策。もちろんその切り口こそBMWらしさと言えなくもありませんが、初披露されたX6の見慣れないデザインは世界中で大きな注目を集めました。

もちろん先達には1980年代にアメ車のAMCイーグルなども存在しましたが、X6発売後の2010年代から一気に市場でのSUV熱が加速していったこともあって、結果としてX6はSUVクーペ市場を切り開くパイオニアとなりました。

現在では多くの自動車メーカーからフォロワー的に同種のSUVクーペが誕生しており、それらの多くが実用的なノーマルモデルとそれをクーペ化したモデルの構成になっています。
BMWならノーマルなX3に対してのクーペのX4、ノーマルなX5に対してクーペのX6といった展開です。もはやSUVクーペはニッチ商品ではなく、マーケットの重要な戦力となりました。
今回のクルドラではそんなBMW X6を実際に購入しようとした際、気になるオプションについて、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!

現行BMW X6のプロフィール

2021年現在のX6は、2019年に日本国内販売が開始となった3代目モデル。前述のとおりベースとなる現行X5は4代目に該当します。つまりX5の2代目モデルから、X6が設定されてきたわけです。

引用:https://bmw.jpn.org/

最新のX6は初代→2代目→3代目と確実にスリーサイズが大型化していて、全幅についてはついに2メートルの大台を超えてきました。全長も5メートル近くあり、お世辞にも使いやすいサイズではありませんが、そのゆとりある寸法はしっかりとデザイン性に充てられており、ダイナミックなウエストライン以下に優雅なルーフ形状の対比は、本来的にクーペの持つリッチな雰囲気を醸成しています。

当然、絶対的な室内容積はベースのX5には劣るものの、ラージクラスらしく単体での機能性がそれほどスポイルされることはありません。ラゲージ容量などもステーションワゴンの5シリーズを上回っています。

インテリアの造形は最新BMWの文法に沿っていて、装備はこれでもかのテンコ盛り状態。それでも後述するオプション選択により、さらにきめ細かく意匠や機能などを積み上げ、オーナーの意のままに仕立てることもできます。

引用:https://www.webcg.net/

2種類のエンジンで3グレード展開

X6のグレードは以下の3タイプが設定されていて、国内仕様は全車フルタイム4WD、8速スポーツAT、右ハンドルとなっています。
エンジンは2機種用意されトップグレードM50iに4.4ℓV8ガソリンツインターボ、それ以外には3.0ℓ直6ディーゼルターボです。直6ディーゼルは今年3月に改良を受け48Vスタータージェネレーターとそれによって発電された電気を蓄積するバッテリーが追加され、マイルドハイブリッド仕様になりました。
このバッテリーは給電機能だけでなく電気駆動システムとしても働き、追加の駆動力がエンジンの負荷を軽減します。

満足度の高いメーカーオプションは?

もともとハイクラスになるX6ですから、仮にメーカーオプションがなくとも基本装備の充実度は高く、高速道路渋滞時ハンズオフアシスト、ACC、後退時ステアリングアシスト、SOSコール、12.3インチディスプレイ、HDDナビ、ヴァーネスカレザー電動シート、3ゾーンエアコン、HiFi10スピーカーシステム、19 or 20インチアルミ、アダプティブLEDヘッドライト&フォグランプ、ヒルディセントコントロール等が標準。もちろん衝突回避ブレーキといった先進安全装備は全グレード共通で標準となっています。

その上でBMWのメーカーオプションは、「推奨オプション」と「受注生産オプション」の二通りがあります。

X6なら推奨オプションは装着しておくべき

推奨オプションは全グレード対象がパノラマサンルーフとメタリックペイント。Mスポーツ及びM50i用にディスプレイキーとクリスタルフィニッシュ。またM50iだけにレーザーライトが設定されています。

おそらく推奨オプションは、ディーラー在庫として見込み発注されるモデルにはある程度選択されていると思われます。

では推奨メーカーオプションのうち、おすすめアイテムを見ていきましょう。

分かりやすく華美で高級感を上げるにはコレ

クラフテッドクリスタルフィニッシュを選ぶとシフトレバーとスタート/ストップボタン、iDriveコントローラーが”キラキラ”のガラス調パーツで彩られます。特に大きいシフトレバーには、クリスタル上に浮き上がった”X”のロゴがとても魅力的。スタートボタンも同様ですが、乗車するたびに手が触れる箇所のグレードアップは、シンプルに所有する満足度が上がります。

ちなみに価格は89,000円ですが、こちらを単品でパーツとして発注した場合、3点で20万円オーバーだそうで、メーカーオプションで選択できるX6は実はお得なのですね。

引用:https://wansoku.com/

スタンダードグレードだと選べないのは残念ですが、高級感あふれる斬新なアイテムはおすすめです。

青い瞳で夜間ドライブを強力にサポート

M50iだけのオプションになるのが惜しいBMWレーザーライトは、最新・最上のヘッドライトシステムです。X6は標準でもアダプティブLEDヘッドライトが装着されていますが、こちらはステアリングの舵角に応じてヘッドライトの照射方向を変更する他、対向車等を検知して照射範囲と距離などをコントロールするシステム。

対してレーザーライトはアダプティブLEDの機能に加えて、最長600m前方までライトを照射することができるようになります。夜間の高速などで、より安全な視界を確保してのドライビングが可能です。

引用:https://www.noraimo.com/

レーザーライトを搭載したヘッドライトには、ブルーのデザインアクセントが加わり、さらに”BMW Laser ”のロゴもあしらわれデザイン面でも個性が発揮されています。

夏も冬も快適なドライビングを愉しめる

コンフォートパッケージは、主にシート関連のグレードアップになります。シートだけでなくステアリングやアームレストまで含めたヒーティングシステムに、真夏にありがたいベンチレーション機能も付きます。夏にレザーシートだと汗ばんでベタつく時もありますが、シートに開いた細かい穴からエアが送風されるためサラッと快適に座ることができます。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

さらにフロントシートには”THE高級車“とも言えそうなマッサージ機能も備わります。

やはりヒーティング機能は、寒冷地にお住まいの方やスノーレジャーが趣味の方にはマストでしょうし、ぜひおすすめしたいパッケージです。

強大なパワーを確実に路面へ伝えるには

ドライビングダイナミクスパッケージは、主に二つの足回り機能強化が図られる内容です。
一つはアダプティブMサスペンション・プロフェッショナルで、M50iには標準でもアダプティブMサスペンションと呼ばれる電子制御式ダンパーが装着されていますが、このパッケージではそこへ新たに電子制御のアクティブスタビライザーが加わります。こちらも標準のMスポーツディファレンシャルと併せ、コーナリング時の安定性と俊敏性を向上させてくれます。

引用:https://www.webcg.net/

もう一つのインテグレイテッド・アクティブステアリングは、前輪の切れ角を車速に応じて可変制御するアクティブステアリングに、後輪のステアリング機能を組み合わせたシステム。つまりBMW版4WSですね。時速約60km/h未満では後輪は前輪とは”逆位相“に切れ、最小回転半径を小さく抑えて取り回しの良さと俊敏性を高めます。約60km/h以上では後輪が前輪と”同位相“に向きを変えることで走行安定性の向上に寄与します。

M50iだけの推奨オプションになっているため、おそらく見込み発注されているM50iには大方付いている可能性も高いですが、4.4ℓV8ツインターボの性能を考えればおすすめのオプションです。48,000円のディスプレイキーも付いてきますからね。

至高のX6目指すなら受注生産オプションをチェック

一方の受注生産オプションは13アイテム+1パッケージで、こちらは選択するとけっこう納期が遅くなるのを覚悟する必要もあります。

上記はオーダーすると納車まで半年前後かかる場合もありますが、その分他者と被らない個性的なアイテムを装備できます。ここからは気になる受注生産オプションを見て行きましょう。

ハイパフォーマンスモデルはカーボンが似合う?

納期が掛かりそうな受注生産分ですが、その中でもカーボンファイバーインテリアトリムはディーラーの営業さんによればオーダーの多い人気オプションとのこと。MスポーツとM50i用のオプションですが、やはりスポーティな仕立てのX6ならインテリアもカーボンルックが似合います。

引用:https://hanshin.bmw.jp/

視覚、聴覚、次は嗅覚も満たすオプション

アンビエントと聞くと車内のイルミネーション関連を想像してしまいますが、BMWにはアンビエントエアパッケージというオプションがあります。

これは車内の空気をイオン化して、フレグランス効果を楽しめるオプションです。グローブボックスに設置された専用ボックスにアロマカートリッジをセットし、モニター設定から操作すればエアコン送風口から香りが広がります。香りの強さや量はお好みで3段階に調整が可能です。

全4タイプ8種類のアロマから2種類のカートリッジを装着できるため、ご主人と奥様、あるいはその日の気分によってなど香りを切り替えることもできますよ。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

ナイトドライブを華麗に演出する装備

推奨オプションでも電動パノラマガラスサンルーフが用意されています。昼夜問わず空を眺めることが可能で、ルーフから注ぎ込む光が車内に広々とした開放感を生み出します。もちろん電動のローラー式ブラインドも付いていて、直射日光を遮断することも可能です。

受注生産オプションにあるスカイラウンジパノラマガラスサンルーフは、普通の電動パノラマガラスサンルーフをさらにラグジュアリーにした装備です。

引用:https://balcom.bmw.jp/

夜間には15,000個以上のライトエレメントをあしらったデザインによって、満天の星空を見上げるような趣ある雰囲気のインテリアを演出してくれます。ライトは6色の異なるアンビエントライトに合わせ、同じ6色に切り替えることもできます。

3代目X6はキドニーグリルが光ファイバー技術によってライトアップされる機能(アイコニックグロー)が付きましたが、こうした夜系のアピアランスに呼応したようなオプションですね。X6の目指す世界観が垣間見えます。

引用:https://www.excite.co.jp/

プレミアムクラスはオーディオにも拘りたい

X6は標準でも10個のスピーカーによるアンプ出力205WのHiFiサウンドが搭載されていますが、メーカーオプションには2種類のオーディオシステムが用意されました。

一つは全グレードが対象のharman/kardonサラウンドサウンドシステムで、こちらは出力464W、16スピーカー、9チャンネルサラウンドにグレードアップします。通常、これでも十分に高音質に浸れると思うのですが、プレミアムクラスはこうした分野が青天井。M50iだけの設定になりますが、その上にBowers & Wilkinsダイヤモンドサラウンドサウンドシステムがあります。

引用:https://ifworlddesignguide.com/

Bowers & Wilkins(バウワース&ウィルキンス)はイギリスの老舗高級スピーカーブランドで、このオプションの特徴はダイヤモンドドームツイーターなどの先進音響技術を乗用車用に初採用したことです。単に名称のイメージだけではなくBowers&Wilkinsはクリアでリアルな高音とサウンドを実現するため、ツイーターの素材は実際にダイヤモンドを使用しています。システム全体は出力1500W、20スピーカー、10チャンネルサラウンドとお腹いっぱいの仕様です。
但し、車内特性に合わせてチューニングされているため、前提としてサンルーフ系のオプションが付いているモデルにしか選択できないようになっています。

あれば嬉しい役立つアイテム3点セット

プラスパッケージは受注生産で唯一のパッケージオプションになります。

引用:https://www.webcg.net/

3つのアイテムで構成されていますが、メインは4ゾーンオートマチックエアコンディショナーでしょう。他のモデルでは単品で11万円くらいの設定なので、このパッケージ価格(15万円)の大部分と言えます。

X5などのオーソドックスなSUVに比べると、クーペのX6に後席空調ニーズがどの程度あるかは不透明ですが、乗員ごとに好みの温度調整ができる機能自体は魅力的です。

セット装着されるのは保冷・保温機能付カップホルダーとソフトドアクローザー。冷温カップホルダーはカー用品店で売られているようなエアコンの風を当てるといったお手軽なものではなく、機械的に-3度から55度まで実際に冷やして、温めるという本格派。プレミアムは伊達ではありません。また、ソフトドアクローザーはドアが大きく重めで、半ドアになりがちなラージクラスSUVには標準でもいいような装備ですね。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

X6のディーラーオプションはどうなってる?

BMWは輸入車の中ではディーラーオプション、純正アクセサリーのラインナップは豊富なメーカーです。またトヨタでいうモデリスタやG’z、日産のニスモにあたるM PERFORMANCE PARTSというスポーティなパーツをラインナップする専門のブランドも持っています。

純正アクセサリーは只今準備中?

そう思いX6のアクセサリーカタログをチェックしようとしたところ、、、ない。ありません!
HPにはほとんどのモデルのアクセサリーカタログが掲載されている中、なぜかX6だけ用意がありませんでした(令和3年6月現在)。

BMWディーラーに問い合わせたところ、実際に紙のアクセサリーカタログもまだ準備できていないそうです。とは言えX6も発売から既に1年半以上経っているので遅すぎる気もしますが、営業マンさんも「そうですねぇ・・」という感じでした。

実際にはX6を購入される方は汎用性のあるアクセサリーだと、他モデル(X5など)の型番から発注して取り付けることもあるそうですが、例えばラゲージルームマットやドアバイザーなどクルマ毎の形態に左右されるようなものは、製品がないのでもちろん今のところ買えないのだとか。

一応、海外のBMWサイトもチェックしてみましたが、X6のアクセサリーについては先代モデルのものしか見つからなかったため、国内販売だけの問題ではないようです。

BMW純正オプションのドラレコならコレ

そういうことでX6のディーラーオプションとはなっていませんが、最後にBMW純正のドライブレコーダーをご紹介します。もはやドライブレコーダーはクルマの三種の神器とも言え、普及率も5割を超えているそうです。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

BMWでもご多分に漏れず純正アクセサリーでドラレコが用意されていて、パイオニア製のODM品(Original Design Manufacturing)である1カメラドラレコもありますが、おすすめは前後2カメラのADVANCED CAR EYE 2です。
この製品はBMW本国でも採用されているグローバルモデルで、日本仕様に若干LED信号対策等を施して販売されています。ちなみにパイオニア製はBMW  JAPANでのみ取り扱われています。

ADVANCED CAR EYE 2は本体に液晶モニターがなく専用アプリを入れたスマホで映像確認をするタイプです。前後カメラともフルハイビジョン録画ができ、ドップラーセンサーによる動体検知&衝撃検知録画による駐車監視モードも搭載しています。ドップラーセンサーには、人や車両などと関連しない物体(雨や落ち葉等)の輪郭を識別する機能もあります。

引用:https://autoc-one.jp/

パイオニア製はフロントカメラのみなので、どうせなら前後撮影できるADVANCED CAR EYE 2がおすすめです。

以上、BMW X6のおすすめオプションのご紹介でした。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

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アウディQ7の厳選おすすめオプションは?プレミアムSUVなら外せないのはコレ!

クルマ業界で現在圧倒的な強さを見せているSUVですが、最近では特にコンパクトSUVへの人気が集中しています。

特に国産メーカーの動きにそれが顕著ですが、その分ミディアムからラージクラスSUVは輸入プレミアムブランドの品揃えが豊富で市場を牽引します。アストンマーチンやランボルギーニなど少し前では考えられなかったメーカーもハイエンドのSUVを投入しています。

お馴染みジャーマン御三家でいえばメルセデスベンツのGLS、BMWのX7、そしてアウディのQ7がそれぞれのメーカーを代表するSUVモデルの頂点になります。各モデルとも起源まで辿ると様々車歴はありますが、今の三つの車種を横並びで見ればアウディQ7がこのクラスの草分け的存在と言えます。


今回のクルドラではアウディQ7を実際に購入しようとした際、気になるオプションについて、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!

アウディQ7のプロフィール

初代Q7は2005年のフランクフルトモーターショーで正式発表され、2006年からは日本への導入もスタート。ちなみに初代Q7のエクステリアは日本人デザイナーによるものでした。ジャンルとしてはBMW X5が先行していましたが、スポーティでスタイリッシュ、それでいて7人乗り3列シートを擁するQ7は、時代を先取りしたSUVとしてグローバルな人気を博しました。

2016年にフルモデルチェンジした2代目Q7のハイライトは、アルミ素材を多用して初代から300kg以上の大幅な軽量化を達成したこと。その効果で燃費は26%も改善されました。素材だけでなくボディ自体のディメンションも全長・全幅ともに若干スリム化され、よりシャープなデザインになっています。

2020年にはその2代目がビッグマイナーを実施、エクステリアは最新アウディのSUVラインの特徴であるマッシブなオクタゴン(八角形)・シングルフレームグリルを採用、より力強い印象となりました。リヤセクションにはフラットな左右リヤライトをつなげる印象的なアルミニウムストリップを配置。リヤライトのグラフィックとともに、水平基調のデザインがさらに進化しています。

引用:https://www.webcg.net/

インテリアも刷新され、新たに12.3インチディスプレイのアウディバーチャルコックピットを装備。インパネ中央には上下二段に配される大型タッチスクリーンを備え、上段はインフォテインメントとカーナビ、下段はエアコンなどの操作用になっています。

乗車定員は5名を標準とし、メーカーオプションで7人乗り3列シート仕様も用意されます。

Q7のグレードはどうなっている?

Q7マイナー後のグレード構成は2.0ℓ直4ターボモデルがカタログ落ちし、3.0ℓV6エンジンに48V電源のマイルドハイブリッドを組み合わせたモデルだけとなりました。
グレードはベーシックな55TFSIクワトロと55TFSIクワトロSラインの2種類です。

Sラインはその名のとおりスポーティな仕立てになっていて20インチアルミ、専用のバンパー、レザーシート、パドルシフト、ヘッドアップディスプレイなどが標準な他、電子制御エアサスペンションも奢られます。

なお、2.0ℓ直4ターボモデルはカタログ落ちしていますが、マイチェンのタイミングで「45 Sラインリミテッド」が310台の限定車として設定されています。最高出力252PS、最大トルク370Nmを発揮する高効率2.0ℓターボが欲しい方は、在庫限りなので早めのご検討が必要です。

満足度の高いメーカーオプションは?

フランス車やイタリア車だと日本国内販売モデルはメーカーオプションの設定はあまりないのが普通ですが、ジャーマンブランドについてはどのメーカーのモデルも豊富に用意しています。さらに言えばオーダーメイドプログラムまであり、世界で1台しかないオリジナルモデルを造ることさえ可能です。

アウディQ7については選択できるメーカーオプションは以下のとおりとなります。

これらの中からポイントになるオプションをピックアップしてご紹介しましょう。

ミニバンに負けない3列シート仕様なら

7シーターパッケージはQ7を3列シートで使いたい方の必須オプションです。これを選択しておけば、1人乗りから7人乗りまで乗車スタイルに合わせて自在にシートをレイアウトできます。電動格納式のサードシートは、大人が十分に腰を落ち着けることのできるゆとりも確保されています。

併せてこのパッケージには運転席、助手席、後部座席の左右から個別に温度と風量をコントロールできる4ゾーンオートマチックエアコン、35:30:35の三分割可倒式二列目シート、半ドアを防止するパワードアクロージングも備わります。

4ゾーンオートマチックエアコンディショナーは、単なる後席用エアコンと考えてはいけません。

タッチ式A/Cコントロールパネルにより、後部座席の左右の温度設定と風量を個別に調整可能なのはもちろん、乗員認識機能により効率的に温度ゾーンを自動調整してくれます。また、エアクオリティセンサーと太陽光に応じた調節機能を用いた自動内気循環、埃や臭いを取り除くアレルゲン除去フィルターで車内空気の清浄化まで行う優れものです。

引用:https://www.gqjapan.jp/

プレミアムな光を放つライトパッケージ

プレミアムパッケージは簡単に言えば、マトリクスLEDとレーザーライトによるヘッドライトのグレードアップがメインになります。

ヘッドライトは現行アウディモデルの重要アイコンの一つといえますが、HDマトリクスLEDヘッドライトはロービーム用のLEDライトと、ひとつのユニットに多数のLEDが組み込まれたハイビーム用ヘッドライトが組み合わされた革新のライト。対向車や先行車を検知すると、その部分だけハイビームのLEDを消灯または減光させて、周囲に迷惑をかけることなく常時ハイビーム走行が可能になります。

アウディレーザーライトは⾞速約70km/hからLEDハイビームを補完し、照射距離をおよそ2倍に伸ばしてドライバーの安全性と利便性を⾼める機能。

ヘッドライトの造形同様、エクステリアを引き締めるプライバシーガラスがセットなのも嬉しいパッケージです。

操安性と利便性を兼ねたハイテク足回り装備

このパッケージはSラインでしか選べないオプションになりますが、二つの足回り系のアイテムが加わります。まず一つめは、平坦でない不整地走行において車体のロールを低減させる電子制御アクティブスタビライザーが備わり、スポーツ走行時は特にコーナリングにおいて過剰なロールを制御してくれます。

引用:https://xtech.nikkei.com/

もう一つはアウディ版4WS(全輪操舵)であるオールホイールステアリング。これはコーナリング時にリヤタイヤが最大5度ステアする機能です。低速では後輪が前輪と逆位相になることで、旋回半径を最大40cm減らすことが可能、また高速走行時は安定感を重視して同位相にステアするように設定されています。

わかってはいるけど巨体なQ7。このパッケージがあれば取り回しが気になる方の懸念もかなり払拭されるはずです。

電制式エアサスは高級車の代名詞

高級車の代名詞的なアダプティブエアサスは、ベーシックな55TFSI用のオプション。無段階に変化する連続可変ダンピングシステムを4輪すべてに備えた電子制御式エアサスで、どのような路面にも適切な地上高と安定したトラクションを確保してくれます。特に不整地を走る機会もありそうなSUVになら尚更役立つ場面も多いかも知れません。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

また、走行場面だけでなく例えばリア側を低くして車高を下げ、ラゲッジルームへの荷物の積み込みを容易にすることもできます。

Sラインにはこれが標準装備となっていますが、Sライン用はより固めのセッティングを採用していて車高も15mmローダウン化されるスポーツ仕様になっています。

採光と換気に優れる大型グラスルーフ

こちらもプレミアムSUVならぜひともおすすめしたいオプションです。特にSUVってルーフが広大ですし、室内の頭上空間にも余裕があるためサンルーフ装着による圧迫感もあまりありません。
Q7のそれは2セクションから成る広い開口部を持ったガラスサンルーフです。簡単な操作でサンルーフを開けると車内に新鮮な空気が取り込め、サンルーフが開いている間は内蔵されたウィンドディフレクターにより風切り音を軽減してくれます。

引用:https://neomotor.sport.es/

また、グロスブラックに覆われるルーフのデザインはQ7のエクステリアをよりシャープに際立たせます。

おすすめディーラーオプションをチェック

輸入車はわりとディーラーオプション、純正アクセサリーはシンプルなメーカーもありますが、アウディは車種別に20Pを超えるアクセサリーカタログが用意されています。

アクセサリーのラインナップはわりとベーシックな展開ですが、近頃の国産車カタログによく見られる派手目なエアロパーツやドレスアップキットの類いは一切ありません。

もっともアウディQ7にしてもそのルックスは、これはこれでもう完成形であり、スポイラーやエアロ等を付けてゴテゴテと飾りたいというニーズがあるとも思えないですが。

但し、マッドガードまでないとは意外です。小石の跳ね上げ等から、ボディを守る機能性アイテムなので大抵のクルマには設定があるものですけどね。ちなみにマッドガードはアウディ全モデルで設定がないようです。美学でしょうか?

少ないエクステリア用品でおすすめはコレ

純正アクセサリーで用意のあるエクステリア系パーツは、アルミホイールとエアバルブキャップ、カーボンミラーハウジング、ランニングボードのみです。

アルミホイールはQ7の55TFSIクワトロ用に19インチ、55TFSIクワトロSライン用に20インチが標準装着されていて、メーカーオプションではどちらにも21インチアルミが選択できます。ディーラーオプションで用意がある19及び21インチは、19インチがウィンタータイヤ用とされています。21インチはメーカーオプションとはデザインが異なりますので、お好みならどうぞとも言えますが価格は4本で62万円。

標準状態からの交換ならプラスしてタイヤ代も掛かりますので、メーカーオプションの21インチアルミより2倍から3倍のコストが必要となり、コスパはイマイチかも知れません。

むしろルックスを引き締めるなら、ランニングボードがおすすめ。ステンレス製ステップが、機能性とともにサイドスタイルにアクセントを加え、Q7のSUV感が引き立ちます。

実用品でも絵になる高品質ルーフボックス

SUV感ならラグジュアリーSUVの頂点に立つQ7には、スキー&ラゲッジボックスもよく似合います。ボディサイズによってはラゲッジボックスが大きく映り、悪目立ちするクルマもありますが、フルサイズSUVのQ7は違和感なく収まります。

Q7らしいプレミアムを感じさせるのはボックスサイドのアウディマーク「フォーシルバーリングス」がステッカーではなく、立体エンブレムになっていることや、ボックスサイズに合わせた専用バッグを3種類も用意しているところです。それらルーフボックス専用バッグはボックス内に収めた際、しっかりと固定できる機能もあります。

SUVらしくラゲッジアイテムは充実

Q7のラゲッジスペースは5人乗り仕様で通常時890リットル、7人乗り3列シート仕様でもサードシートを格納すれば770リットルの容量を確保。もちろんセカンドシートまで倒せば、ミニバンにも匹敵する容量と使い勝手を実現します。

そんなラゲッジルームをさらに有効に使えるアイテムは豊富です。中でもラゲッジパーティショングリルとセンターパーティションを利用すれば、荷室をより効率的に使えます。特に重宝するのはペットを同乗させる機会のある方でしょう。

室内と荷室をキッチリと仕切れるので、愛犬を乗せてその上で荷物のスペースも独立させられるのは便利です。

ちなみに愛犬はラゲッジではなくシートに座らせたいという方には、安全に配慮したドッグハーネスやシート保護のためのペットプロテクトカバーも純正アクセサリーで用意されています。

アウディユーザーなら純正ドラレコがおすすめ

今やドライブレコーダーはマイカーをお持ちの方なら必需品になってきました。カーショップなどでも多くの種類のドラレコが売られていますが、Q7なら純正がおすすめです。このドラレコはどちらかのOEM製品かと思いましたが、少なくともパッケージングは純アウディ謹製のようです。
アウディユニバーサルトラフィックレコーダーは専用のアプリを使用し、スマートフォン上でスムーズに操作が可能です。

走行中だけでなく、レーダー感知による駐車監視機能も搭載しており、万一のアクシデントも自動的に記録。GPSによる自車位置検知機能も備え、機能とデザインを両立させたスタイリッシュなアウディ専用設計のドライブレコーダーです。スマホの専用アプリで操作や画像確認をするため本体にモニターがない分、コンパクトに出来ていてバックミラー裏に隠れるから運転視界の邪魔になりません。

機能はもちろん、こういったデザインの良さや製品の2年保証も付いているところが純正アクセサリーならではですね。

アウディこだわりのチャイルドシート

アウディ純正ならではと言えば、チャイルドシートもかなりの拘りが感じられます。ドラレコと同じく単なるOEM製品ではなく、アウディすべてのモデルにおいて継続的な安全テストが実施されていて、欧州の安全規格にも適合しています。

アウディらしさを感じるのは、インテリアの質感に馴染むよう優れたデザイン性も重視されている点。しっかりアウディロゴの刺繍入りで、年齢に合わせた3タイプはどれも”高品質”でイイもの感が伝わります。シート生地は厳しい品質基準に基づき専用開発されていますから、肌にやさしく通気性に優れお子さんを快適に包み込んでくれます。

アウディゲッコーの由来を知っていますか?

アクセサリーカタログの最後の方には、アウディゲッコーをモチーフにしたエンブレムやフィルム、フロントガラスサンシェード、ゲッコーフレグランスやマスコットなどが揃っています。いずれもワンポイントで車内を飾るのがアウディオーナーの粋でしょうか。

ところでこのゲッコー、見ての通りヤモリのことですが、なぜヤモリがアウディのシンボルになっているかご存知でしょうか。

厳密に言うと「アウディの」と言うより「クワトロ(四輪駆動システム)の」シンボルなのです。

1980年代に登場したアウディ初の四輪駆動システムを搭載したモデルがアウディクワトロというモデル名でした。このクルマは世界初のフルタイム4WDシステムだったのです。その後ラリー等での活躍からクワトロという名称はアウディのブランドイメージとして定着。Q7もそうですが、今ではカタログモデルの4WD車は全てクワトロと呼ばれます。

引用:https://garagedreams.net/

4つのタイヤを路面状況に合わせて駆動させるそのシステムを、地面や壁に4つの足でピタリと吸い付くヤモリに例えて設定されたマークなのです。

ということで既に40年以上の歴史を持つゲッコーマーク。”クワトロ乗り”の方ならぜひワンポイントで選んでみて下さい。

引用:https://audiwp.blog.fc2.com/

以上、アウディQ7のおすすめオプションのご紹介でした。

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Q7を安く買うには下取り車を高く売ることがカギ

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ジープラングラーのおすすめオプションはどれ?ワイルドSUVに絶対選んでおくべきはコレ!

2021年の自動車業界ビッグニュースの中に必ず入りそうな話題が、多国籍自動車メーカー「ステランティスN.V.」の設立でしょう。

フランスの自動車メーカー:グループPSAとイタリアの自動車メーカー:FCA(フィアットクライスラーオートモービルズ)が折半出資で合併し本年1月に発足しました。ステランティスにはアルファロメオ、クライスラー、シトロエン、プジョー、マセラティ、オペルなど14のブランドが集い世界第4位の自動車メーカーが誕生、FCAの傘下にあったジープも当然ステランティスの一員となりました。

近年SUVジャンルの活況により、日本市場でもジープブランドの人気が高まりを見せ、ここ10年以上右肩上がりの実績が続いています。そしてコロナ禍で苦戦するメーカーも多かった2020年、国内過去最高となる13,588台の販売台数を記録しました。

販売の主役になるのがラングラーです。足元では今年3月に1,123台の販売を記録し、ラングラー単独で月間1,000台を初めて超えることになりました。

今回のクルドラでは、ジープブランドの”顔”として勢いにのるラングラーを実際に購入する際、必ず役立つおすすめオプションをご紹介していきます。

引用:https://www.webcg.net/

ラングラーってこんなクルマ

ジープは第二次世界大戦中にアメリカ陸軍の要請により開発が着手され、1941年から実戦投入された小型四輪駆動車ウィリスがその元祖です。従って2021年はジープの誕生から80周年に当たります。

引用:https://www.tigerauto.com/

今やいくつもの車種を持つジープブランドですが、ジープと聞いて一番イメージしやすいルックスを現代に継承しているモデルがラングラーでしょう。

ラングラーは1987年に初代モデルが登場し、現行型は4代目になりますが、そのエクステリアはほとんど不変とも言えるほどキープされていて、よほど詳しい方でないと歴代モデルの違いもわからないかも知れません。しかしそれこそがラングラーの価値を高め、他に代えがたいモデルとして強力な存在感を発揮します。

但し、中身の方は着実にアップデートが重ねられていて、2018年登場の現行4代目は歴代モデルとしては初めてフルタイム4WDが採用され、大排気量一辺倒だったパワーユニットも新たに2.0ℓ直列4気筒直噴ターボエンジンを用意。ボディ素材にアルミやマグネシウムを用いる軽量化と併せ、現代的に環境性能向上も目指されました。

引用:https://motor-fan.jp/

さらに衝突被害軽減ブレーキや全車速追従式ACC(アダプティブクルーズコントロール)などの安全運転支援機能の充実、ラングラー初のヘッドライト、フォグ、テールランプ等の全LED化など、最新モデルらしいアプローチも忘れていません。

ラングラーにメーカーオプションはあるの?

ラングラーはボディ形状やエンジンによって、3グレード5種類が国内ラインナップされていますが、どのモデルにもメーカーオプションの設定はありません。

これはいかにジープの販売実績が伸びていても、ディーラーの絶対数等の違いから国産車やジャーマンブランドほどの台数は期待できないため、ある程度仕様を定めたグレードに絞って輸入せざるを得ないのでしょう。

本来的には本国アメリカのように、好みのグレードに好みのオプションを追加していくスタイルが理想ですが輸入車としてコストを勘案するとそうもいきません。

従ってラングラーは装備差を検討し、必要な装備があるならばメーカーオプションを選ぶがごとく、グレードを選択することになります。

ではここでグレードの違いによる装備の差を見ておきましょう。

2ドアも選べるベーシックモデル”スポーツ”

ラインナップ中、もっともベーシックグレードにあたるのが「スポーツ」です。スポーツの一番のポイントは唯一2ドアモデルを選べることです。

引用:https://www.tigerauto.com/

軍用車両まで遡りルーツを見れば、2ドアがジープあるいはラングラーのオリジンだとも言えますね。しかし現在の主流は”アンリミテッド”というサブネームを持つ4ドアモデルであり、2ドアのスポーツは受注生産扱いとなっています。

スポーツの装備は2ドアでもアンリミテッドでも差はほとんどなく、ライト類はフルLED、本革ステアリング、7インチタッチパネルスクリーン、オートエアコン、サイドエアバッグ、ACC、ブラインドスポットモニター、パーキングアシスト、17インチアルミ等々ベーシックグレードとはいえフル装備とも言える内容です。

引用:https://autoc-one.jp/

グッドルッキングな都会派モデル”サハラ”

「サハラ」のポイントは、2.0ℓ直4ターボエンジンと3.6ℓV6エンジンが揃うことです。ラングラーのラインナップを見れば主力エンジンは3.6ℓV6の方ですが、前段にあるとおり新投入の2.0ℓエンジンはターボで武装し、最高出力は若干劣るものの最大トルクは3.6ℓを上回ります。もちろん燃費も良ければ、税金も安い魅力的なユニットです。

大排気量がアメ車の気分ですが、選択肢があるのは嬉しいですね。

さて、ベーシックグレードのスポーツに対して、上級グレードのサハラは以下のとおり数多くの装備が追加になります。

引用:https://themotorbrothers.com/

装備的に大きな変更では、レザーシートや8.4インチモニター。エクステリアだとボディ同色のオーバーフェンダーやハードトップ、18インチタイヤ&アルミといったところでしょうか。

ボディ同色パーツと大画面ナビでプレミアム感アップ

スポーツとの差を感じさせるところでは、いかにもオフローダー的な絶壁インパネに収まるタッチパネルの大型化。7インチと並べると一目瞭然ですが数値以上に見やすさに違いが出ます。インフォ系は目で情報を得るため、大きく見やすいに越したことはありません。また、単に画面サイズだけの違いではなく、サハラにはナビゲーションシステムと12セグの地デジチューナーもセットになっています。

Apple CarPlayやAndroid Autoのミラーリングで地図アプリを使うこともできますが、専用ナビシステムは機能がより高度で電波の受信状況に左右されないところは魅力。

引用:https://engineweb.jp/

ボディ同色のエクステリアもサハラの美点で、良し悪しは別にしてクロカン的な野暮さが薄まり都市の景観に馴染み、大径のアルミホイールも相まってライバルのハイクラスSUVにも見劣りしない存在感があります。

これら装備のうちオプション設定されていても絶対付けたい、と思うものがあるならサハラを選ぶしかありません。まぁありがちですが、ボディ色のフェンダーは欲しいけど本革シートは要らんのに、、という方もいるでしょうね。

価格差は装備内容からすると致し方なしですが、60万円と大きく悩ましいところです。

悪路に挑むフラッグシップモデル”ルビコン”

もう一つのグレード「ルビコン」は、基本サハラをベースにしながらも本格的なオフロード走破性を備えた尖ったモデルです。

引用:https://www.webcg.net/

特に大きな違いが駆動システム。4WDである点は他のグレード同様ですが、ロックトラック4×4システムという特殊な4WDシステムが備わっています。ロックトラック4×4システムとは、基本のフルタイム4×4システムをベースにギア比を4:1と低レンジ化させてオフロードの走破性を引き上げたものです。

4代目のラングラーは辛口が控えめとなり、家族でドライブも楽しめる優しいクルマになったと言われていますが、その本質にはフツーのクルマではたどり着けないような極地へ赴き、自然と対峙できる強靭な走破性にあります。

スパイシーな専用装備でオフローダーの面目躍如

その矜持をストレートに伝えるのがルビコンです。メカニズム面以外でも専用の17インチアルミホイールやマッド&テレインタイヤ、フロントグリル、「RUBICON」ロゴ入りレザーシート、ボンネットデカールなどの装備が加わります。逆にタイヤのインチダウンもそうですが、フェンダーやハードトップはカラー仕上げからスポーツと同様の黒樹脂になっていて、ここはグレードのキャラクターを意識しての意匠変更でしょう。

引用:https://www.goodspress.jp/

サハラとの価格差は39万円。これまた安くないですが、ジープならではの悪路走破性能が凝縮されたルビコンを気になる方も多いはずです。

ディーラーオプションはベーシックなラインナップ

FCAグループは純正アクセサリーを「Mopar®」(モパー)というブランドで展開しており、車種ごとの専用アクセサリーやグッズを製造しています。

ジープブランドに関しても国産車によく見られる派手なエアロパーツの類いはありませんが、ベーシックなフロアマットやサイドバイザー、マッドガードなど機能性商品を中心とした品揃えです。

ラングラー乗りならまずはコレから

4代目ラングラーが幾分マイルドなキャラクターになったとはいえ、そこは軍用車をルーツに持つジープ。普通のクルマとは違うワイルドな面があります。
代表的なところで言えば、乗り込んで天井を見上げればすぐ分かりますが”内張り”的なものがありません。ルーフがむき出しになっているような感じで、当然触れば真夏はやけどしそうな熱さであり、真冬は氷を触っているような感触です。

まぁ見た目は野趣あふれる感じでカッコいいのですが、室温調整に難儀しそうです。そんな状況を改善してくれる純正アクセサリーがヘッドライナーです。

引用:https://www.djrkmrym.com/

2列目上部やカーゴエリア上部、クォーターガラス周囲など全9点セットになっていて、装着はマジックテープなので簡単です。優れた断熱効果で車内の温度変化を抑制し、さらに走行中の風切り音も低減するため遮音にも有効。ガチで実用性の高いアイテムであり、寒い地域のディーラーでは必ずおすすめしているようです。

また、今年3月に発売となった特別仕様車アンリミテッドスポーツアルティテュード(限定300台)には、このオプションが標準で装着されていますよ。

クロカンらしいサイドビューをアピール

こちらもラングラーならではの実用品となるチューブステップがおすすめです。言うまでもなくラングラーは車高が高いクルマです。本格クロカンなので最低地上高が200mmあるのは当然として、前席のシート高は895mm!、後席に至っては925mm!!もあり乗降性はかなり厳しい部類。当然標準でステップが付いているのですが、このマストアイテムが何とも味気ない造形。

純正アクセサリーのチューブステップは、表面に成形された凸凹でスリップを防止し、安全性を高める効果は元より、デザイン性が高くサイドビューにSUVらしい力強さが加わります。画像を比べると違いは一目瞭然ですね。

小技の効いたドレスアップで個性を

ラングラーにはエアロパーツやスポイラーといった系統のアイテムはありませんが、ドレスアップ用品がないわけではありません。例えばフードデカールやサイドストライプなどのステッカーチューンもアメ車っぽい雰囲気を醸し出します。また、実用品でもありますがエアディフレクターなどは、フロントマスクにアクセントを与え個性的なドレスアップ効果も得られます。

特におすすめはフューエルフィラーカバー。ラングラーはガソリン給油口がエクステリアにむき出しになっているので、交換すればドレスアップ効果は高めです。カラーはクロームとブラックがあり、この設定は前項のチューブステップと重なっていて、ここをコーディネートしてチョイスすればオシャレ度もアップします。

レジャーに行くなら持ちたい便利アイテム

珍しいアイテムがボーンバーです。アウトドア系の趣味を持たない人だと、あまり見かけないアクセサリーかも知れませんが、硬質なステンレス素材にウイリスジープのシルエットを刻印した質感の高さを感じるアイテム。パッと見ただけでは使用方法もわかりませんでしたが、画像の通り車内で休憩する際にこのボーンバーを使用してリアゲートを半開きで固定しておけば、ウィンドウだけの時よりも効率的に換気できます。

また、アイデアなのがドリンクの栓抜きとしても使用できるように設計してあるため、アウトドアシーンでのキャンプなどでも重宝しそうです。

SUV定番のルーフ系収納はこの二つ

SUVモデルの純正アクセサリーで必ず掲載されているアイテムにルーフボックスがありますが、ラングラーのカタログには入っていません。

おそらく社外品ではいくつも販売されていると思われますが、純正アクセサリーとしてはTHULEのルーフボックスソフトとルーフバスケット+バスケットネットが用意されています。前者はソフト素材ながら悪天候でも使える防水仕様。未使用時には丸めて専用バッグにしまいラゲッジルームに収納しておくこともできます。
後者はスパルタンなラングラーの造形によく似合うスタイリッシュなバスケット。キャンプなどに行く際に、車内に積みきれない大きさ・量のかさばるグッズや、終わった後に汚れた荷物なども気軽にたくさん積み込めそうで便利。

ルーフボックスのように積み込んだ後、フタが閉まるかなどを気にしなくて済みそうですが、積載時には荷物をしっかりと固定するバスケットネットを必ず同時に使用する必要があります。

ドラレコは純正品がお買い得か?

今やクルマの必需品となったドライブレコーダーですが、ラングラーのオプションカタログにも用意されています。

モデル名「DR-SJP1」はWi-Fiと専用アプリによりスマホと連携することが前提のモデルで、本体に液晶画面などがない分、小型化され装着時もスマートです。リアカメラもフルHD画質、STARVISイメージセンサーで夜間録画も鮮明、駐車中の監視機能対応などスペック表を読む限りDR-SPJ1は現行のドラレコマーケットの中ではアッパーミドルクラスの機能を有しています。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

ちなみにこちらの元の製品は、韓国のBLACKVUE社が販売するDR590W-2CHという機種です。同社の製品群の中ではいくつかの機能を省いた廉価版という位置づけで、Amazonでは33,900円で売っていました。Jeepロゴが無くても気にならない方なら、半値近いのでポチる方がお得ですね。

追い風を受け特別仕様車が目白押し

最後にラングラーの特別仕様車をご紹介しておきましょう。FCAジャパンではメーカーオプションを設定できない代わりなのか、特別な装備を付加した限定車をジープ各モデルへ定期的に投入しています。
特にラングラーは今、追い風が吹いている状況なので矢継ぎ早に特別仕様車を送り込んでいます。

2021年に入ってからだけでもわずか5か月で「80thアニバーサリーエディション」「アンリミテッドスポーツ・アルティテュード」「アンリミテッド・アイランダー」「アンリミテッドサハラ・スカイワンタッチパワートップ」と並びます。

記念すべき年に特別なラングラーが発売

これらの中から今年ジープ生誕80周年を記念した80thアニバーサリーエディションをご紹介。こちらはラングラー以外にもチェロキーやレネゲードに同様のモデルが用意されていますが、全車共通のポイントはファンの人気投票により決定された特別なボディーカラーの採用、専用エクステリアバッジ&グラナイトアクセント付きのアルミホイール、”ウィリスMB”モチーフのタグ付きレザーシート、80th Anniv.タグ付きフロアマットが標準となります。

引用:https://www.tigerauto.com/

ラングラー独自の仕様は、ベースになるのがフル装備のサハラグレードで、外装にダークグレーアクセント入りのフロントグリルやヘッドランプベゼルを採用した他、80th Anniv.スイングゲートプレート、グレー/ブラックカラーのJeepバッジ並びにTrail Ratedバッジを装着。インテリアにも80th Anniv.センターコンソールバッジが備わります。

特別装備も魅力ですが、通常カタログモデルだとサハラは4ドアのアンリミテッドにしかないグレードなところ、この限定車では2ドアも用意されています。2ドアのサハラは現行車では今回が初登場、気になる方は台数限定ですからディーラーへお急ぎください。

引用:https://www.webcg.net/

以上、ジープラングラーのおすすめオプションをご紹介しました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

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ルノーキャプチャーのおすすめオプションはどれ?絶対チョイスしたいアイテムはコレ!

近年日本市場でフランス車の人気がじわじわ「キテる」と感じる方も増えているのではないでしょうか。

実際に数字上でもグループPSAジャパンは、コロナ禍にあった2020年にプジョー208やシトロエンC3が堅調な売れ行きを示し、同社は日本で16,688台(2020年実績)を販売、異例の前年比超えを達成しました。

そんなフランスブランドにあってルノーは、グローバルでは超メジャーな存在。例えば世界最高峰のレース”F-1“でも名をはせるメーカーですが、こと日本ではカングーが一定の市場を持つ以外、ルーテシアやメガーヌなど知る人ぞ知る的なポジションのクルマが多いマイナーブランドです。しかし海外超メジャーが仏車旋風の追い風が吹く日本の現況をただ黙って見ているはずもなく、2021年より2代目となる新型キャプチャーが投入されました。

引用:https://response.jp/

新型キャプチャーは2019年から先行して販売されていた欧州では、初代に続いて大ヒットを記録し、2020年の欧州SUV販売台数第1位、欧州乗用車総合でも第6位という堂々の実績を残し、ついに日本へ上陸を果たしたわけです。

今回のクルドラでは、鳴り物入りで登場したルノー最新のSUVキャプチャーにフォーカスし、実際に購入しようとしたときに役立つおすすめオプションをご紹介していきます。

キャプチャーってこんなクルマ

日産ジュークやホンダHR-V(ヴェゼル)の台頭により、活況を呈してきた欧州クロスオーバーSUV市場へ2013年にルノーが送り込んだのが初代キャプチャーです。


発売後瞬く間に欧州NO.1に輝くと、次いで中国、ロシア、ブラジル、インドでも生産がスタートし全世界的に好調なセールスを記録しました。日本へは2014年から輸入されていましたが、ヴェゼルやCX-3、ライズ&ロッキー、ヤリスクロスなどコンパクトSUVのブランニューが続々と誕生していた中では個性的なデザインは魅力ながら、若干ADAS(先進運転支援システム)の充実度では見劣りするところもありました。

2代目は全方位で大きな進化を果たす

フルモデルチェンジを受けた2代目キャプチャーは、ルノー・日産・三菱連合の新しいCMF-Bプラットフォームが導入され、スリーサイズとホイールベースはいずれも拡大していますが、下の画像のとおり日本でも扱いやすいサイズは堅持されました。エンジンは排気量アップした1.3ℓの新世代直4ガソリンターボで、組み合わされるデュアルクラッチトランスミッションも6速から7速へグレードアップしています。

引用:https://www.webcg.net/

もちろん先代のウィークポイントだったADASも大きくアップデートされ、安全性能の試験を行うユーロNCAPでは最高評価となる5スターも獲得するなど、新型キャプチャーは全方位で大きく進化しています。

欧州トップを勝ち取ったデザイン

キャプチャー最大の魅力はそのデザイン性にあり、2代目は初代よりもアスレチックで筋肉質なデザインを採用、SUVらしいフォルムを際立たせます。

それでいてSUV定番の黒い樹脂系のパーツ等は極力減らし、他方フロントグリル、バンパー、ウィンドモールなどへ繊細なクロームメッキをあしらうことで上質さも感じさせます。Cシグネチャーのデイタイムランプを備えたLEDヘッドライトも眼ヂカラ強めです。

引用:https://www.sun-a.com/magazine/

今や多くのモデルで採用されているツートーンルーフを、コンパクトSUVで初めて取り入れたのが初代キャプチャー。そのこともあってか2代目では全ボディカラーがツートーン仕様になっています。

キャプチャーにメーカーオプションはあるの?

新車を購入する際、一発勝負となるのがメーカーオプション選びです。ご承知の通り、原則的にハンコを付いたらもう後からどうこうできないため、慎重に選びたいところです。

ところがキャプチャーについては、その悩みはありません。現在のところカタログモデルにはメーカーオプションの設定が無いからです。現行販売モデルのラインナップは、「インテンス」と「インテンステックパック」だけとなり、先代キャプチャーや他のルノーモデルでおなじみの「ゼン」というベーシックグレードは用意されませんでした。

キャプチャーのグレードと価格はこちら

今後別グレードが追加されることも考えられますが、当面はインテンスのモノグレード的な構成となり、テックパックの装備が必要ならメーカーオプションを選択するように、グレード選択をする格好です。

まずはベースとなるインテンスをチェックしてみましょう。

装備に不足なしのインテンス

前段のとおりルノー車ではベーシックモデルにゼンというグレードを用意して、その上級モデルにインテンスが設定されるスタイルが定番です。

2代目キャプチャーはインテンスしかないため、基本フル装備モデルを選択することになります。標準装備として360度カメラ、全車速対応のACC(アダプティブクルーズコントロール)、衝突被害軽減ブレーキ、パーキングセンサー、ブラインドスポットワーニング、前席シート&ステアリングヒーター、7インチタッチスクリーン、BOSEサウンドシステム、LEDヘッドライト、18インチタイヤ&アルミ、パドルシフト等々いわゆる全部盛りといった状態です。

引用:https://bestcarweb.jp/

これで車両本体は300万円切りの299万円と戦略的な価格設定です。ライバル車となりそうなフォルクスワーゲンTクロスが301万円から、プジョー2008が302万円からなのでイイ線を突いているのではないでしょうか。

ちなみにインテンスのアンダーにゼンというグレードがあれば、上記装備からBOSEや18インチアルミ、シートヒーターなどが省かれて250万円台くらいの値付けだったかも知れません。

インテンステックパックの追加装備はコレ

それではテックパックには何が追加されるのかを見ると以下のとおりです。

追加の3アイテム中、もっとも値が張りそうなのが「レザーシート」。

本革は好き嫌いもありますが、車内が一気に上質な雰囲気になるのは間違いないでしょう。ただ標準のシートもファブリックとレザー調のコンビシートになっていて、質感は悪くありません。また前席のシートヒーターも標準になっています。もちろん表皮以外にもレザーシートだけの機能もあり、運転席は電動調整機能が備わるのがポイントです。

引用:https://www.webcg.net/

なお、インテンスのコンビシートはボディカラーにオランジュアタカマメタリックを選んだ場合だけ、オレンジ色のアクセントが入ったフルファブリックシートになり、インテリア全体もダッシュボードやセンターコンソールがオレンジにコーディネートされた仕様になります。

「スマートフォンワイヤレスチャージャー」は、昨今広く普及しつつあるQi(チー)規格のワイヤレス充電機能で、これがセンターコンソールのトレーに組み込まれています。ケーブル接続に比べると充電時間が掛かるものの、置いておくだけで済むのは便利ですね。

引用:https://www.autocar.jp/

三つ目が運転支援機能の「レーンセンタリングアシスト」。これは高速道路等でACCを使用して走行中、車線の中央を走るようにハンドル操作をアシストしてくれる機能です。ルノーとグループの日産で言うところの「プロパイロット」に当たります。長距離を走るときなどは、ステアリングに手を添えているだけで済むため、疲労軽減に役立つでしょう。

これら3つの装備がメーカーオプションとして個別に選択できるなら尚良しですが、現状はいずれかの装備が欲しいと思えばインテンステックパックをチョイスすることになります。

価格差はリーズナブルながら”おすすめ”は?

さて、インテンスとインテンステックパックの差額は20万円です。

引用:https://news.mynavi.jp/

けっして高過ぎる設定だとは思えないので、装備に魅力を感じていればテックパックも全然アリですが、筆者のようにオレンジのボディカラーが気になる人には、インテンスの車内オレンジコーデは素敵に映るでしょうね。

もともと上級グレードなのにアンダー300万の価格設定も考え併せると、クルドラ的にはインテンスをおすすめにさせて頂きたいと思います。

豊富なディーラーオプションで個性派に個性を!

キャプチャーの純正アクセサリーはベーシックな機能性用品が中心となっています。

アクセサリーカタログにはエクステリア関連のパーツは、アルミホイールとサイドステップ、ドアミラーカバーやトリコロールデカールなどが並びますが、国産車によく見られるエアロカスタムやドレスアップ系のパーツはほとんどありません。

カタログのアルミは18インチでルノーオリジナルのスタイリッシュなデザインですが、標準の状態でも18インチアルミが付いているので、わざわざ交換する人も少ないのでは。

さり気なく主張するサイドステップ

むしろサイドステップは、実用品でありながらも実際はドレスアップ効果の方が大きいように感じます。SUVとは言えBセグメントのコンパクトモデルなので、ステップに足を掛けないと乗り降りし辛いこともありませんが、これが付くことでアウトドア感、SUV度が引き立ちます。

引用:https://www.soft99.co.jp/

またルーフ上へのアクセスが簡単になりますので、キャリアへの積み下ろしがあるときや洗車をする際には活躍しそうです。

キャンプに出かけたくなる新世代タープ

SUVらしくレジャーシーンで活躍しそうなのが、カーサイドエアフレームタープです。

エアフレーム・リビングシェルターとも呼ばれ、独自のエアチューブ構造になっています。 つまりタープの柱部分が浮き輪のようになっていて、付属のポンプで空気を注入するだけで、強固な自立型のタープが完成(サイズ:長さ約2.5m×幅約2.5m×高さ約1.8m)。キャンプ地などで素早い設営、撤収を可能にします。
通常タープといえば屋根にあたる部分だけのようなイメージですが、これなら簡易テントともいえる形態で雨、風、日光を遮るだけでなく、プライベートスペースも確保できます。

引用:https://www.automesseweb.jp/

広く快適な室内空間は車両の横以外に後部への装着も可能。車体とタープは複数のベルトで固定され、接合部専用のカバーシートが外気の侵入も緩和します。

キャプチャーのあるアウトドアの楽しさを予見させるアイテムでおすすめです。

ルーフを有効活用できるアイテムが充実

キャプチャーには全車標準でルーフレールが設定されています。そのルーフレールを生かすためにルーフバーを購入して、各種トランポアイテムを揃えてはいかがでしょうか。

スキーや自転車が趣味の方なら専用のラックが必要でしょう。そうでない場合もフルで乗車してレジャーへ向かうときなど荷物は想像以上に膨らむもの。そんなときのためにルーフボックスやルーフバスケットラックも候補です。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

特にルーフバスケットラックはデザインがスタイリッシュで、マッシブなフォルムのキャプチャーにマッチしています。

おしゃれは足元から!のフロアマット選び

ディーラーオプションの定番はフロアマットやドアバイザー等のベーシック用品ですが、キャプチャーで目を引くのはラバーマットです。スキーやアウトドアなどが趣味の方で、汚れた靴で乗り込む機会の多い方には、カーペット系のマットより選ばれやすいのが、ゴムあるいはラバー系のマットです。

キャプチャーの純正品フロアマット:ラバーは、ゴムマットにありがちな安っぽさがなく、デザイン的にも車名やピンストライプ柄で魅せ、別売りのリヤラゲッジに敷くラゲッジハードマットも同意匠なため、コーディネートして装着してみてはいかがでしょうか。

通常のカーペットマットの方もプレミアムとベーシックの2タイプが設定されていますが、プレミアムはステッチカラーをなんと5色も用意。さりげなく愛車のボディカラーとのマッチングができるようにしているのは、フランス車のオシャレなところでしょうか。

ドラレコは純正品で買うか市販品にするか?

今やクルマの必需品の一つに数えられるようになったのがドライブレコーダーですが、キャプチャーのカタログには純正品としてパイオニア製のモデル2タイプが揃います。

一つは前方専用のカメラ一体型モデルで、本体に2インチ液晶画面を組み合わせることでコンパクトサイズを実現。フロントガラス面近くに直接取り付けるため、ドライバーの視界を妨げず、不要な映り込みも低減します。衝撃感知Gセンサーと位置情報取得のGPS搭載に加え、内蔵バッテリーにより駐車中でも最長50分間作動する駐車監視機能も装備します。

引用:https://www.goo-net.com/

もう一つは2カメラ型で、前方用のメインカメラに加え車内、または車の後方用サブカメラで同時撮影できるモデル。こちらも高画質な2つのカメラ映像を記録できるのはもちろん、その映像をスマートフォンで同時再生したり、保存もできるWi-Fi機能付(連携には専用アプリが必要)です。その他の機能も一体型モデルと同等ですが、2カメラ型は電源を車のバッテリーに切り換えると24時間監視も可能となります。

一体型は2017年、2カメラ型の方は2019年発売となっていますから、購入されるなら比較的新しい2カメラ型をおすすめですが、少し悩ましいのは純正品はライセンス商品のためやはり少々お高いです。

このルノー純正のパイオニア製ドラレコはどちらも通販サイトやオートバックス等でも市販されていて、一体型が「カロッツェリアVREC-DZ300」、2カメラ型が「同VREC-DZ700DLC」という商品名です。

例えばAmazonで確認すると前者が16,000円前後、後者が27,000円前後なので仮に取付け工賃に1万円取られてもまだかなりお安い計算です。ネットで買って取付けは新車購入時にディーラーへおねだりする、、なんて方法も考えてみてはどうでしょう。

キャプチャーに純正カーナビは必要か

キャプチャーのアクセサリーカタログにもカーナビの設定があります。システムとしてはキャプチャーには標準で7インチのタッチスクリーンが装備されていますから、オプションでナビユニットを購入して、タッチスクリーンに地図画面を映し出すという形になります。

ナビ本体はカタログにパイオニア製とありますので、見やすい地図画面や正確な自車位置測位技術、独自のアルゴリズムを用いたルート探索機能、VICS WIDEによる情報サービスなどを備えたハイスペックモデルになるはずです。

引用:https://motor-fan.jp/

ちなみにHPのカタログではナビゲーションの価格が<準備中>となっていて明らかになっていません。そこでルノーディーラーへ確認したところ上記の価格でした。

ミラーリング機能でスマホナビがイマドキ

しかしここでもまた悩ましい問題が出てきます。

キャプチャーは最新のクルマらしくApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応するミラーリング(スマートフォン接続)機能を搭載しています。これによりタッチスクリーンにアプリを表示することができ、マップ機能を使ったナビ、通話、メッセージの送受信、音楽を聴くなどスマホにできることを車内で活用できます。運転中でも音声コントロールに対応しているため安全、快適に操作ができます。

純正カーナビには、ナビ独自の高機能があることは先の通り間違いありませんが、普段ナビをA地点からB地点までの誘導だけに使えればよいという方は、スマホナビで十分となるかも知れません。

ご自身の使用状況を十分ご検討のうえ、純正ナビユニットを購入するかどうか決めてくださいね。

引用:https://www.webcartop.jp/

以上、ルノーキャプチャーのおすすめオプションをご紹介しました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>キャプチャーの値引き相場レポート!

キャプチャーを安く買うには下取り車を高く売ることがカギ

 

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プジョーリフターのおすすめオプションはどれ?絶対チョイスしたいアイテムはコレ!


フランスのプジョー、シトロエン、DSオートモビルからなるグループPSAジャパンの業績が好調です。2020年から2021年にかけてはコロナ禍の影響があり多くの自動車メーカーが苦戦を強いられる中、同社は日本で16,688台(2020年実績)を販売し、異例の前年比超えを達成しました。

傘下の3ブランドはいずれも好調ですがとりわけプジョー車は絶好調で、足元の状況を見ても2021年の第1四半期(1~3月)登録台数が3,907台と、日本におけるプジョーの同期間最高記録となっています。好調の背景にはCOTYのインポートカーオブザイヤー等を受賞したBセグメントハッチバック208や、同コンパクトSUV2008の人気が高いこと、そこへさらに3008と5008のSUV2車を1月末にマイチェンして販売に勢いをつけたところです。

そんな好調プジョーから2019年後半に発売されたのが新型MPV(マルチパーパスビークル)の「リフター」です。このときは特別仕様車デビューエディションのみの発売でしたが、2020年の暮れにようやく通常のカタログモデルとして国内本格デビューとなりました。

引用:https://with-cars.com/

今回のクルドラでは、プジョー最新のMPVリフターにフォーカスし、実際に購入しようとしたときに役立つおすすめオプションをご紹介していきます。

リフターってこんなクルマ

フランスの名門プジョーは、現在フィアットやアルファロメオ、ジープ、シトロエン、DSオートモビルズ、オペルなど13社からなる企業グループSTELLANTIS(ステランティス)を構成する1ブランドです。

プジョーのポジションとしては、ラリーやレースで培われたDNAを継承したスポーティなモデル群。かつてはネコ足で鳴らしたコンパクトなモデルが主力でしたが、現在は業界のトレンドに沿いSUVのラインナップがとても充実しています。

引用:https://www.webcartop.jp/

その中で最新なのがリフター。従来本国ではプジョーの商用車だった”パートナー“が2018年に3代目へモデルチェンジするにあたり、乗用車モデルを”リフター“として独立させました。

兄弟車シトロエンベルランゴよりSUV度高め

現在日本でもシトロエンから発売されているベルランゴは、基本ボディからプラットフォームまで共有している兄弟車ですが、ブランドの違いは鮮明に打ち出していて両社のデザイン言語をベースにフロントマスクやインパネデザインは全くの別モノです。

ボディもプレスラインは両車同じながら、リフターにはサイドシルやホイールアーチにクラッディングが施されていてSUV仕立てです。もちろん”SUV風”というだけではなく、地上高もベルランゴよりリフトアップされていますし、機能装備でもアドバンスドグリップコントロールやヒルディセントコントロールも装着されるなど差別化されています。

引用:https://camping-cars.jp/

日本仕様には1.5ℓディーゼルターボの”BlueHDi”と8速ATの組み合わせ一種類で、ベーシックなアリュールと上級のGTが用意されました。

リフターにメーカーオプションの設定は無い!

新車を購入する際、一発勝負となるのがメーカーオプション選びです。ご承知の通り、原則的にハンコ付いたらもう後からどうこうできないため、慎重に選びたいところです。

ところがリフターについては、その悩みはありません。現在のところカタログモデルにはメーカーオプションの設定が無いからです。

現行販売モデルは、前述のとおりプジョー車定番のベースグレード「アリュール」とアッパーグレード「GT」だけなので、リフターの場合はグレード選択がメーカーオプション選択と同義と言えるかも知れません。まずはベースとなるアリュールをチェックしてみましょう。

装備充実のエントリーグレード”アリュール”

ベースグレードとは言っても国内でのリフターは、グレード展開も絞られていることからアリュールにも十分な装備が備わります。8インチタッチスクリーン、6エアバッグ、アクティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、インテリジェントハイビーム、フロント&リアフォグランプ、ルーフレール等々。

引用:https://sapporonishi.peugeot-dealer.jp/

エクステリアはGTとほぼ同一で、大きな違いはタイヤ・ホイールが16インチなこととマルチパノラミックルーフがないこと。細かいところではフロントグリルのフレームとルーフレールがアリュールはシルバー、GTはブラックになるあたりでしょうか。

コスパに優れたイチ推し上級グレード”GT”

2グレード展開なので当然GTはフル装備になります。アリュールの装備に加え、17インチのアルミホイール、マルチパノラミックルーフ、アドバンスドグリップコントロールの3点が追加になります。これらはアリュールには設定できませんので、この3点の装備が欲しい方はメーカーオプションを選択するようにGTグレードを選ぶしかありません。

引用:https://www.tvk-yokohama.com/

アルミホイールのサイズ違いは、乗り心地の面で16インチの方が優位に働くこともありますが、その他の2点はやはり付いていれば魅力的な装備。

マルチパノラミックルーフは、リアシートの頭上まで広がる開放感抜群のガラスルーフだけがウリではなく、多機能ルーフストレージを組み合わせて一体となる収納システムがセリングポイントです。
ルーフ中央を通るフローティングアーチは14ℓの容量で小物を収納することができ、サンバイザー上部にも約18ℓの収納スペースがあります。さらにラゲッジルーム上部には車内、車外どちらからでもアクセスできる60ℓの収納ボックスも設置されているので、これらルーフ周りだけでトータル約92ℓの容量を確保しているのは他車にない魅力です。

引用:https://response.jp/

アドバンスドグリップコントロールはセンターコンソールのダイヤルセレクターでノーマル、スノー、サンド、マッド、OFFのいずれかを選ぶだけで、路面状況に応じ最適なトラクションコントロールや駆動輪左右ブレーキの独立制御で最大限の駆動力を引き出す機能です。

4WDの設定がないプジョー車では、2008から5008までSUVシリーズすべてに同機能が用意されています。

引用:https://www.goodspress.jp/

リフターのおすすめグレードはGT!

アリュールとGTの価格差は22万円です。差額は小さくはありませんが、先の3点の装備内容がその価格であるならばバーゲンプライスと言えるでしょう。
通常、輸入車のグラスルーフ的な装備は大抵20万円前後するものですから、アドバンスドグリップコントロールと17インチタイヤ&アルミは2万円?って風に考えたら分かりやすいですね。

クルドラ的にはリフターならGTをおすすめします。

引用:https://www.webcg.net/

豊富なディーラーオプションで個性派に個性を!

リフターの純正アクセサリーはベーシックな機能性用品が中心となっています。

アクセサリーカタログにはエクステリア関連のパーツはほとんどありません。他モデルにはよくあるアルミホイールもなく、あるのはカラーのセンターキャップだけです。

フレンチMPVでアウトドアへ出掛けよう

SUVらしくレジャーシーンで活躍しそうなのが、カーサイドタープです。
エアフレーム・リビングシェルターとも呼ばれ、独自のエアチューブ構造になっています。 つまりタープの柱部分が浮き輪のようになっていて、付属のポンプで空気を注入するだけで、強固な自立型のタープが完成。キャンプ地などで素早い設営、撤収を可能にします。

通常タープといえば屋根にあたる部分だけのようなイメージですが、これなら簡易テントともいえる形態でプライバシーが高まります。広く快適な室内空間は車両の横以外に後部への装着も可能。車体とタープは複数のベルトで固定され、接合部専用のカバーシートが外気の侵入も緩和します。

引用:http://mscraft.under.jp/

リフターのあるアウトドアでの楽しさを予見させるアイテムはおすすめです。

前段のカーサイドタープを買うなら、ぜひこちらも一緒に用意したいのが各ウィンドウのサンシェードです。車中泊ブームが来ているそうなので、ココから始めるのもいいかも知れません。

大きなルーフを活かしたトランポアイテムが充実

リフターには全車標準でルーフレールが設定されています。そのルーフレールを生かすためにルーフキャリアバーを購入して、各種トランポアイテムを揃えてはいかがでしょうか。

スキーや自転車が趣味の方なら専用のラックが必要でしょう。そうでない場合もフルで乗車してレジャーへ向かうときなど荷物は想像以上に膨らむもの。そんなときのためにルーフボックスやバスケットラックも候補です。

特にバスケットラックはデザインがスタイリッシュで、マッシブなフォルムのリフターによくマッチしています。

引用:http://mejiro.peugeot-dealer.jp/

リフター専用に設計されたプレミアムスピーカー

空間効率の高いリフターは、ドライブなどではやや音量高めに音楽を愉しみたいもの。そこでおすすめなのが「ビーウィズプレミアム2ウェイスピーカーセット」です。

ビーウィズ社(BEWITH)は日本の高級カーオーディオメーカーで、これまでプジョー車などのオーディオ用品定番であったフランスFOCAL社の輸入代理店でもあります。

今回はFOCAL製品ではなく、自社のスピーカーセットを用意しました。ポイントはリフターの音響特性を解析し、構成部品を最適にセッティングしてあること。フロント2スピーカーとツイーターのシンプルなセットながら、クリアでバランスの取れたリッチな音質を奏でます。なお、装着は標準装備のスピーカーとの入れ替えになります。

引用:https://gazoo.com/

タフなMPVを感じさせるマットはコレ

ディーラーオプションの定番はフロアマットやドアバイザー等のベーシック用品ですが、リフターで目を引くのはラバーマットです。スキーやアウトドアなどが趣味の方で、汚れた靴で乗り込む機会が多い方には、カーペット系のマットより選ばれやすいのがゴム、あるいはラバー系のマットです。
リフターの純正品ラバーマットは、通常のゴムマットにありがちな安っぽさがなく、デザイン的にも社名やヘキサゴン柄で魅せ、別売りのリヤラゲッジに敷くラゲッジトレイも同意匠なため、コーディネートして装着してみてはいかがでしょうか。

価格はカーペット生地のマットよりも高価なのがネックですが、その分品質が高いということなのでしょう。

引用:http://www.radius-revolt.com/

ドライブレコーダーは純正品じゃなくてもOK!

もはやクルマの必需品となりそうな勢いのドライブレコーダーですが、リフターのカタログには2社で3種類が用意されています。

一つはセルスター社の「CSD790FHG」と「CSD670FH」。セルスターは日本メーカーで、ドラレコ界では大手になり数多くの製品を販売しています。

おすすめは「CSD790FHG」で、こちらはフロントとリアの同時録画タイプになっています。やはり”あおり運転”対策にはリアカメラは重要で、この製品は後方もしっかりHD画質で記録できます。またGPSが内蔵されているのもポイントで、これにより映像だけでなく、位置情報や時間などを併せて記録できるのでより詳細な情報を残すことができます。

引用:https://www.gqjapan.jp/

ネックは大きい躯体でしょうか。こちらは2018年の発売ですが、現在はモニターレスのコンパクトなモデルも増えてきていますので、やや旧態然としたデザインです。またせっかくの大きな躯体のわりにモニターサイズは2.4インチとそれほどでもないのは残念ポイント。

もう一つのドラレコは㈱TCLが扱っている「Smart Reco WHSR-510」という商品で、プジョーの他にアルファロメオやBMWでも純正オプションに採用されています。ロングセラー商品のためやや時間は経っていますが、夜間に明るさを補正するナイトビジョンや駐車監視モードなどスペックは平均的で概ね満足できる水準になっています。

引用:https://www.webcartop.jp/

セルスター社製が2018年、TCL社製が2017年発売なので純正ドライブレコーダーは、どちらのモデルもやや旧式ですから、一度カー用品店などで他ブランドの最新モデルと比較するのがいいかも知れません。
ちなみにTCL社のSmart Recoは後継モデルの「WHSR-610」が2020年に登場しています。

純正カーナビはなるべく付けたい!

リフターのアクセサリーカタログにもカーナビの設定があります。但し、リフターは標準で8インチのタッチスクリーンが装備されていますから、オプションでナビユニットを購入して、タッチスクリーンに地図画面を映し出すという形になります。

引用:https://news.line.me/

高スペックのパイオニア製ナビを用意

ナビ本体はパイオニア製で、運転中の瞬時の見やすさを実現した地図画面や正確な自車位置測位技術、独自のアルゴリズムを用いたルート探索機能、VICS WIDEによる情報サービスの提示など高スペックモデル。さらに12セグの地デジ放送も受信できます。

スマホ利用がイマドキナビ?

しかしここでもまた悩ましい問題が出てきます。

リフターは最新のクルマらしくミラーリング機能があり、Apple CarPlayおよびAndroid Autoなどでスマートフォンの接続が可能です。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

これによりタッチスクリーンにアプリを表示することができ、マップ機能を使ったナビ、通話、メッセージの送受信、音楽を聴くなどスマホにできることを車内で活用できます。運転中でも音声コントロールに対応しているため安全、快適に操作を行えます。
純正カーナビには、ナビ独自の高機能があることは先の通り間違いありませんが、普段ナビをA地点からB地点までの誘導だけに使えればよいという方は、スマホナビで十分となるかも知れませんね。

但し注意が必要なのは通信料、パケット代が掛かるということです。大容量の定額プラン等を契約しているなら大丈夫でしょうが、最近は格安SIMなどで低容量プランを利用される方も多いようですから、すぐに通信制限が掛かってしまう恐れもあります。制限が掛かると一気に通信速度が低下してしまい、スマホの一般利用にも影響するので不便ですよ。

コネクテッドカー方式への展開に期待!

引用:https://response.jp/

最新のトヨタ車のように通信モジュール(DCM(専用通信機))を標準装備し、一定期間一定容量はコスト負担なしで使えるコネクテッドカー式になれば理想的ですが、プジョーではまだそこまでの設定はありません。

リフターがそうなように、おそらくタッチスクリーンやディスプレイオーディオの標準化は加速していくでしょうから、輸入車にも”コネクテッドカー”方式が拡大していくことに期待です。

以上、プジョーリフターのおすすめオプションをご紹介致しました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

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「eKスペースとの兄弟車競合が効果的だった」 「日産店、プリンス店、サティオ店で競わせて値引きがUPした」 などの口コミが上がってきています。 ちなみにこの目標金額は、月間自家用車、情報誌グーネット、ベストカー、オートックワン、価格.com、みんカラ、購入者への聞き取りなどの上位30%の平均で算出しています。

グレードやオプションによって差が出ますし、目標に届かない場合もありますので、その時は他のサービスを付けてもらうなどで調整しましょう。

グレード(タイプ)別の値引き相場

グレード駆動車両価格
(税込み)
値引き相場
(付属品含まず)
SFF1,463,000円〜12万円
AWD1,597,200円〜13万円
XFF1,593,900円〜13万円
AWD1,728,100円〜14万円
ハイウェイスターXFF1,760,000円〜14万円
AWD1,894,200円〜15万円
オーテックFF1,797,400円〜14万円
AWD1,931,600円〜15万円
ハイウェイスター X PEFF1,890,900円〜15万円
AWD2,025,100円〜16万円
X ターボFF1,710,500円〜12万円
AWD1,844,700円〜14万円
ハイウェイスター G ターボFF1,849,100円〜14万円
AWD1,983,300円〜16万円
オーテックFF1,914,000円〜15万円
AWD2,048,200円〜17万円
ハイウェイスター Gターボ PEFF1,958,000円〜16万円
AWD2,092,200円〜17万円

ライバル車と競合させるのが基本!

もうルークスに決めてしまっている場合でも、値引きのためには他のクルマと迷っていることにするのは鉄板。


カテゴリや性能が全然違うクルマを出してしまっては効果も薄いので、ルークスに近いクルマ。具体的にはN-BOX、タント、スペーシアそれにeKスペースとの兄弟車競合も絡めましょう。

これらの名前を出すとライバル車として値引きに効果的ですし、ライバル車の見積もりをあらかじめ取っておけば、営業マンにもより本気度が伝わります。


購入者の声

「N-BOXとタントとの競合で上手くいきました」
大分県 30代 男性
購入したグレード:ハイウェイスターG
値引き額:15万円
サービス:納車時ガソリン満タン
感想:近くに三菱店がなかったのでeKとの兄弟車競合はあきらめてN-BOXとタントの競合車競合作戦で行きました。 あらかじめ見積もりを取っていてタントが14万値引きしてくれるからこれ以上勉強してくれるならルークスで決めるよ。 とコロナの影響もあるので販売店にも短期決戦でお願いしました。 営業さんが奥で店長さんと相談した結果、下取りの査定額5万アップに本体から15万値引き、付属品からも10万サービスしてくれるということだったのでもちろん即決しました!

ルークス同士を競合させる

ライバル車による競合でうまくいかなかったときは、経営資本の異なる日産同士で競わせる方法も有力。 日産○○の○○の部分が違えば実際は別会社ですので、同じルークスでも違った値引きが出てきます。 基本的には、隣県まで足を伸ばせばまず間違いありません。

オプション値引き

オプションからの値引きも車両本体値引きと同様、大切なポイント。 ルークスの場合は選択用品価格の概ね20%程度を目標に交渉しましょう。 また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。 具体的には

・フロアカーペット
・親水鏡面ドアミラー
・プラスチックバイザー
・ウィンドウ撥水12か月
・クリーンフィルター(花粉/におい/アレルゲン対応タイプ)
・ラゲッジマット

などがねらい目です。 もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイント。ハンコ、印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。

 

管理人
どのオプションを付けるかまだ決めかねている方はこちらの記事を見てから決断してくださいね。
参考⇒ルークスのおすすめオプション6コとナビを実際の購入者の声をもとにご紹介!

ルークスの先進運転支援装備

緊急自動ブレーキクルマ・人
誤発進抑制前進・後退
追従クルーズコントロール全車速
ステアリング支援車線維持

予算は伝えるべきか?

値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロ。 黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。 ですのでおすすめのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。 「予算は○○万円なので、これ以上は1円も出せません。オプション品込みでこの予算内に収まるなら即決するよ」 などと勝負を賭ける方法もあります。 ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることが多いです。

値引きのコツは何度でも交渉すること

値引きは粘り強く交渉することが基本。 ルークスの場合、最初は10万円程度の値引き額を提示されることが多く、それ以上を求めないとできる値引きもしてくれないので結果的に損をすることになります。 交渉が停滞したら必要に応じて「また後日に、、、」と仕切り直しを求め、こちらには余裕がある雰囲気を感じさせるのも大事なポイント。 軽自動車は値引きが少ないとあきらめず、ギリギリまで粘って交渉するようにしましょう。

セール・決算狙い

期末セールや在庫一掃的なセールに合わせ値引きを狙う方法もあります。 決算期も相場以上のビックリするような値引きもあり得ますので

■中間の決算期(8月下旬~9月末)
■年度末の決算期(1月~3月)
■夏のボーナス時期の6月~7月
■冬ボーナス&年末商戦期の12月

こうしたタイミングを見計らって値引き交渉してもいいかもしれません。

納期は早い

1~2か月程度と納期は早いです。

今は買っても良いタイミング

ルークスは夏にマイチェン。現行モデルは安く買えるチャンスです。新型になると値引きも引き締められる可能性が高いので今買ってもOKです。

細かいサービスのオマケをお願いする

思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、

  • ・総支払金額からの端数切捨て
  • ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
  • ・登録手数料のサービス・半額
  • ・納車時ガソリン満タン
  • ・ローンを組むなら金利の引き下げ


などはオマケでお願いするのを忘れないようにしましょう。



特にコーティングは、もともと半分がディーラーの利益なこと、納車前の汚れを落とさなくてよくなるのでサービスしてもらいやすいです。

また、任意保険の加入・切り替えの時期が近いなら、新車購入時にそのディーラーで加入することで、営業マンの成績アップになるので、その分値引きを上乗せしてもらえることもあります。

ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!


ディーラーイメージ
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・

管理人
実はディーラー査定は安いことが多いってご存知でしたか?

理由は簡単。競合がいないからです。

なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。


営業マン
コチラのお車の下取りは70万円です


管理人
と言われてもその金額が妥当なのか、安いのかプロでもないのにわかりませんよね。


しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…

下取り額を大幅にアップさせる方法


査定額イメージ図
同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。

下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!

答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。

そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。

営業マン
コチラのお車の下取りは70万円です(この金額で収まれば何十万と儲かるな)


あなた
他の買取店で90万円の査定をしてもらってます。これが見積書です。


営業マン
汗汗。では下取り100万でいかがでしょうか?


あなた
OKです。よし!やった!


これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。

しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。

そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。

管理人
管理人がリサーチした結果、圧倒的に利用者が多かったのはナビクル車査定(無料)です


ナビクル車査定が選ばれている理由
・申し込み後すぐに査定金額がわかる
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能

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※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
管理人
無料の一括査定サービスを知らなかったがために、下取りで安く買いたたかれて 「あのとき買い取り査定しておけば・・・」 と後悔している人は多いです。 やったもん勝ちで、100%損をすることのないサービスですのでぜひ活用してください
 

ルークスの魅力はココだ!

引用:https://topics24.jp/

日産は長らく軽自動車についてスズキや三菱からのOEMモデルを主力として展開してきましたが2011年に方針転換。三菱自動車との共同出資による軽自動車専門の開発会社「株式会社NMKV」を設立しました(NMKVとは、Nissan Mitsubishi Kei Vehicleの頭文字)。 そのNMKV製モデル第1弾は2013年の初代デイズ。デイズは全高1600mm台のハイト系ワゴンでしたが、およそ1年後の2014年にスーパーハイト系に属するデイズルークスが追加設定されました。そして2020年に初のフルモデルチェンジが行われ、名称も”デイズ”が外れ「日産ルークス」として市場へ投入されました。 ご承知のとおり現在の軽自動車マーケット、と言うより日本の自動車マーケットにおいて最も売れているのがこのスーパーハイト系と呼ばれる全高1700mm超えの軽自動車です。販売ベスト3は長らくホンダN-BOX、ダイハツタント、スズキスペーシアが固めていますが、日産はルークスでその牙城に切り込むため全方位で開発を主導。初代モデルが三菱中心の開発体制であったこともあり、2代目は実質”初の日産製軽自動車”となりました。

引用:https://www.autech.co.jp/

新プラットフォーム&エンジンの投入をはじめ、先進運転支援装備プロパイロットや事故自動通報システムSOSコール等がスーパーハイト系軽自動車へ初めて採用され、正に軽の枠を超え、新たなベンチマークを目指した日産渾身の1台です。

Vモーショングリルで二つの個性

先行して発売されたデイズ同様にルークスにも標準系とカスタム系のエクステリアが用意され、販売の中心となるのは後者カスタム系の「ハイウェイスター」になります。 標準系のフロントマスクにも日産のデザインアイデンティティのVモーショングリルが控えめに入りますが、ハイウェイスターのマスクは大胆にアレンジされ強調されています。実際デザイン開発はハイウェイスターが先行し、その後に標準系が設計されています。 全体のプロポーションの特徴としては、タイヤを限界まで4隅にレイアウトして、どっしりとした安定感を与え、ベルトラインを高く保つことでボディパネルとウィンドウのバランスを最適化。さらにフロントウィンドウからルーフへ流れるようなラインを作り上げることでキャビン全体が薄く長いルーミーな印象に仕上げられました。

“軽のミニバン”を感じさせるインテリア

インテリアはクラスを超えたミニバンを思わせるような品質感が目指され、軽自動車としては珍しいインパネからドアに向かってラウンドしたデザインが採用されています。前後シートともにライバル車よりも着座位置が高いため、そのぶん視線の位置も高まり結果としてミニバンに近い見晴らしを実現しました。 また、収納については「助手席カップホルダー&センタートレイ」「引き出しティッシュBOX」「センターロアトレイ」「センターロアBOX」など豊富に用意されていますが、いずれも車内造形にしっかりインテグレートさせ、すっきり片付く内装に仕上げています。

引用:https://gazoo.com/

インテリアカラーは標準系がベージュとグレーの中間色グレージュ、ハイウェイスター系ではブラックを基調にネイビーがアクセントとして使われていますが、デイズ同様にオプション内装も用意されています。シート下側に濃いめのブラウン、上側に明るめのモカカラーを使い、インパネにはPVCラッピング&カラーステッチをあしらった「プレミアムグラデーションインテリア」は軽自動車の質感を超えています。

プロパイロットの性能がブラッシュアップ

2代目デイズに軽で初搭載され話題となったプロパイロット。いわゆるACC(オートクルーズコントロール)に車線維持支援機能レーンキープアシストが融合した機能ですが、当然ルークスへも装備されます。 ルークスへ搭載にあたりプロパイロットもマイナーチェンジし、従来単眼カメラですべてをまかなっていましたが、そこへミリ波レーダーが加わり雨天時でもACCが使えるようになりました。ACCの速度維持性能もエンジンブレーキ制御に加え、油圧ブレーキも介入するように変わり、より正確なスピード制御が可能に。

引用:https://clicccar.com/

カメラおよびミリ波レーダーは、衝突軽減ブレーキなど予防安全システムにも共用され、カメラの視認性が低下する気象条件等でも測距性能への影響がなくなりました。加えて直前を走行するクルマの下にレーダー波をくぐらせ、2台前のクルマの動きも検知。そのクルマと衝突する恐れがあるときは、音と表示でドライバーへ通知してくれます(インテリジェントFCW)。 その他、ふらつき警報、先行車発進通知に標識検知機能などは全車に採用。またハイウェイスター系ではSRSニーエアバッグシステム、後席ロードリミッター付きプリテンショナーシートベルト、LEDフォグランプ、SOSコールも標準装備です。 なお、兄弟車デイズもルークス発売後の年次改良でADAS(先進運転支援システム)は同等のものに変更されました。

引用:https://www.webcg.net/

ルークスのおすすめグレードは?

ルークスのパワーユニットは直列3気筒DOHC660ccのBR06型エンジンとCVTの組み合わせ。NA(自然吸気)とターボのいずれもSM21モーターと組み合わせたスマートシンプルハイブリッド仕様です。 ターボは最高出力64PS、最大トルク100Nm。NAは同52PSと60Nmになります。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

このうちターボが選択できるのはハイウェイスター系だけとなり、こうした設定からも垣間見えますが、ルークス販売の中心モデルはやはりハイウェイスターになります。 ルークスのグレードは全6種で標準系がベーシクなSと上級装備のXの2グレード。後はすべてハイウェイスター系(以下HWS)となり下からHWS-X、HWS-Xプロパイロットエディション、HWS-Gターボ、HWS-Gターボプロパイロットエディションです。ちなみに全グレードで4WDは選択可能となっています。 デイズのおすすめ記事ではターボかNAかはどちらも大差ないと紹介しましたが、100kg以上車重の増えるルークスでは出来ればターボをおすすめします。 ターボとなると標準系は選べずHWSからの選択になりますが、価格差は同装備で約9万円。但し、ターボには15インチアルミと本革ステアリングが標準なので差し引くと実体は6〜7万円差です。ルークスのターボエンジンは燃費が良いのも特徴で、NAとはカタログ値で1割程度しか変わらず、それでいてパワーとトルクは各々2割増&7割増しなのでコスパの高いユニットと言えます。 さらにルークスを選ぶなら外したくないのがプロパイロット。こちらが装備されるのは”プロパイロットエディション“となり、ターボ車で比較すると約11万円のアップになります。 プロパイロットはルークスの目玉アイテムですが、プロパイロットエディションに装備されるのはそれだけでなく、アダプティブLEDヘッドライトや両側ハンズフリーオートスライドドアもセットなので決して割高にはなっていません。

引用:https://www.goo-net.com/

結局「トップグレードじゃん」と言われてしまいそうですが、ことルークスに限ってはHWS-Gターボプロパイロットエディションがイチ推しです。

ライバル比較:絶対王者のN-BOXに勝てるか!?

前述したとおりこのジャンルの絶対的王者は、2020年まで4年連続で国内販売台数トップを維持しているホンダN-BOXです。 当然ルークスが真正面からライバルとして捉えているモデルになります。

引用:https://www.gqjapan.jp/

N-BOXの強さの理由は、軽乗用車で最も広い室内空間でしょう。全高は1790mmと高く、ホイールベースも軽自動車で最長の2520mm。後席のスライド位置を後方に寄せると足もと空間が大きく広がり、たためば大容量の荷室になって自転車なども積みやすいです。 しかしながら今やルークスを含めたスーパーハイト系ワゴンのほとんどが遜色ないスペックを誇っているわけで、N-BOXだけの強みとは言えません。それでもN-BOXが強いのはシンプルに歴史が長いことでしょうか。歴史と言ってもせいぜい10年くらいのものですが、当時は単に背の高い軽ならダイハツタントやスズキパレットなど既にありましたが、それらと比べるとN-BOXはダントツで広い室内空間でした。 その初代の功績が早々にマーケットへN-BOXはイイらしい、広いらしい、すごいらしいと浸透しブランド化。後発のクルマがいかに近い(もしくは上回る)スペックを披露しても、びくともしない商品へと成長し、今も進化を続けています。

引用:https://motor-fan.jp/

2020年末にはマイナーチェンジが行われ、全タイプに標準装備された安全運転支援システムHonda SENSINGや走行性能を進化させることで、日常の安心・快適さを更に向上させました。 発売後まだ1年を過ぎていないルークスとN-BOXの勝負の行方はわかりませんが、タントやスペーシアより後発のルークスは全ての面で最先端。N-BOXの牙城を崩すだけの実力を備えているのは間違いなく、明らかに勝っている部分もあります。例えばルークスのプロパイロットは、電動パーキングブレーキを介し再発進機能付きの全車速対応なのに対して、N-BOXのACCは時速25kmを下まわると制御がキャンセルされてしまうタイプ。高速道路の渋滞時などはその機能がある無しで疲労軽減度はかなり変わるでしょう。 今後、両車の販売実績の推移から目が離せません。

先進技術で、家族はもっと楽しめる

引用:https://www.goodspress.jp/

2代目ルークスでは、子育て家族にフォーカスしてマーケティング活動を行なったと言います。そうした子育て家族がクルマに対してどういうニーズがあるのか調査したところ「家族と一緒に出掛けたいと願う一方、子供がグズり、親はイライラし、楽しいドライブにならない」という声が多かったそうです。 そこでルークスは”目的地までの移動を価値あるものに”をテーマに掲げ、数々の先進装備を採用。『先進技術で、家族はもっと楽しめる』という想いのこもったモデルとして誕生しました。 スーパーハイト系軽自動車に求められる要素を高い次元で成立させたルークスは、今最も安心しておすすめできる1台です。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

以上、日産ルークスの値引き相場レポートをお届けしました。

当サイトに寄せられた質問(FAQ)

Q5年落ちのルークスで車検見積もりを取ったところ、バッテリーの交換を勧められました。某カー用品店です。断ることは可能ですか?
A使用状況によって大きく変わるとはいえ、バッテリーの寿命は”2~5年”と言われています。消耗品かつクルマを動かす重要品ですので勧められたなら交換した方が良いでしょう。

 

Q初回の商談で予算内に収まる条件を出してもらえました。さらなる交渉はした方がいいですか?ハイウェイスターX アーバンクロム車両値引き20万円、オプションは15万からの3万円引きです。
A初回からかなり好条件を出してもらえています。点数を付けるなら90点ありますよ。購入後の付き合いも考えるとあまりごり押しするのは得策ではありません。なにか低額で簡単にサービスしてもらえるものをおまけしてもらうくらいでいいと思います。

 

Q下取りのフィット(7年落ち)の査定を日産でしてもらったら20万円でした。少し不満があったのでなびくるで電話が来た2社に査定してもらったところ高いほうが30万で買い取ってくれるとのことでした。このまま売った方がいいですかね?
Aそれはいい判断でしたね。ですがそのまま売るのは待ってください。そのことを日産ディーラーで話せば下取り額が上がる可能性もあります。また、値引き条件をもらっていれば下取り車ありきの条件かもしれませんのでそこも確認してから売却なりした方がスムーズですよ。

 

Q車検証を紛失してしまいました。どうすればいいでしょうか?
A車検証は自動車検査時や交通事故の際に必要になる大切な書類で車両に携帯する義務があります。すぐに「運輸支局」または「自動車検査登録事務所」に連絡して再交付を受けましょう。未携帯の場合は罰金刑になりますよ!もし、盗難による紛失でしたら警察に被害届も出してくださいね。

 

Q我が家の2台目を買うのに軽にするかコンパクトカーにするか悩んでいます。ちなみにメインで通勤に使っているのはノアです。
Aご家庭の1台目ならコンパクトカーもありですが、2台目なら断然「軽」です。3年で維持費で15万は差が出ます。

後悔しないために確認しておきたいマツダMX-30の不満点5つ+α

創立100周年を迎えたマツダは、SKYACTIV(スカイアクティブ)というキーワードで新しいCI(コーポレートアイデンティティ)を一気に市場へ浸透させ、商品群を再構築してきましたが、新型マツダ3の登場を境に早くも2周目へと突入した感があります。

そうした中”魂動デザイン”一辺倒になるのを良しとしない社内ムーブもあるようで、従来のデザイン言語から一旦離れた「新しい価値観」を体現するクルマが開発されることになりました。

そうして登場したのがマツダMX-30です。歴代マツダ車で”MX”の車名が与えられるのは、メインストリームから少し外れた挑戦的で革新的なモデルです。

MX-30もマツダ初の量産EV(電気自動車)として生を受けました。2019年から欧州では販売されていますが、昨年10月に国内へも投入。但し、当面国内モデルはピュアEVではなく、2.0ℓガソリンエンジンに24Vマイルドハイブリッドを組み合わせる仕様になりました。

今回のクルドラでは、ロードスター(MX-5)に続きMXを冠したスペシャリティなSUV、”MX-30”を実際に所有した方や体感した方からの様々な口コミ情報を徹底チェック。新世代商品群の行く末を占うMX-30に見え隠れするマイナスポイントを洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入の参考にしてください!

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

MX-30ってこんなクルマ

冒頭、魂動デザインとは違ったアプローチが求められたと書きましたが、MX-30に求められたテーマは「自然体」。そのためエンスー受けしそうなマツダ3、CX-30等に見られる光の当たり方で表情を変えるボディサイドや典型的なマツダフェイスは封印され、シンプルながらも要所にホリの深い造形をポイントとした独自の意匠を確立しました。

引用:https://kblognext.com/

エクステリアのトピックは何と言っても観音開きの”フリースタイルドア”でしょう。マツダではかつてスポーツカーのRX-8で実績がある観音開きドアですが、デザイン上のアクセントになるのはもちろん、優れた乗降性という機能を実現することもできました。

このデザインは高く評価され、2020-2021日本カーオブザイヤーにおいて「デザイン・カーオブザイヤー」を受賞しています。

引用:https://domani.shogakukan.co.jp/

エクステリア以上に注目が集まるのがインテリアで、こちらも「自然体」をテーマにフリースタイルドアの効果と合せた前後一体化した空間が意識されています。特徴的なのが宙に浮いたように見えるフローティングセンターコンソールと、インテリアの一部に用いられたコルク材。水平基調のダッシュボードと合せ、高い開放感と強い個性を感じさせ、MXの名が伊達じゃないことが伝わります。

メカニズム面ではEV車導入は若干遅れたものの、特殊なSKYACTIV-Xを除けば、マツダのマイルドハイブリッドとしては先兵。日本国内でのEVインフラの整備状況を考えれば、PHEVでもない限りマイルドハイブリッド先行は悪くない選択肢でしょう。

引用:https://news.mynavi.jp/

ピュアEVモデル投入後は、マツダ党の琴線に触れまくるロータリーエンジンを活用したレンジエクステンダーモデルも将来的に計画されているようで、当面MX-30の話題は尽きないかも知れません。

MX-30の不満点を確認

MX-30の月販販売目標台数は1000台と、流行りのSUVとしては控えめな数字。かつての2ドアクーペに該当するような、スペシャリティSUVだと考えればその辺りに落ち着く見通しなのでしょうか。

先行予約から始まり出足の受注は堅調のようですが、まだデビューから半年も過ぎていない状況のため、口コミのボリュームもそれほど多くはありません。しかしそれらをチェックしていくと、いくつか各オーナーさん共通の傾向も見られます。

引用:https://motor-fan.jp/

本稿ではネガティブな意見の多いものについてご紹介していきます。

①EVイメージながら燃費は期待外れ?

口コミを集計していく中で件数が目立ったのは「燃費」についてです。

総じて最新のクルマはハイブリッドは元より、純エンジン車についても燃費改善は著しく、車両本体価格まで含めて考えると、ランニングコストでハイブリッドが本当に得かどうか分からない車種も多くなりました。

MX-30は出自、というか先行デビューがEV車なこともあり、国内仕様は2.0ℓガソリン車ながらマイルドハイブリッド装備なため、過度に燃費が期待されたのか、実態燃費に落胆した方も多かったもようです。

引用:https://www.webcg.net/

「納車後直ぐに高速道路250キロ、一般道50キロをほぼ渋滞無しで走った結果、最高燃費は16.6km/ℓ 。渋滞のある市街地走行中心だと12km/ℓ位か?あまり低燃費とは言えない。競合させたヤリスクロスHVと比較すると雲泥の差。外観が好きなのでやむなしだが燃費は不満」

「他社同クラスであればハイブリッドシステム搭載で実燃費20km/ℓは走るだろう。しかしマイルドハイブリッドのMX-30はせいぜい12~13km/ℓ程度。年間2万km程走るため、この動力性能でこの燃費では及第点とは言えない」

「燃費は高速で20km/ℓと前車アテンザ(26.7km/ℓ)より悪いとは。ハイブリッドのイメージが先行していたせいか完全に肩透かしを食らった。マイルドハイブリッドは、ガソリンエンジンの発進時にアシストが入る程度ぐらいに捉えておくべき」

「そもそもマイルドハイブリッドで低燃費はそれほど期待できないが、トランスミッションが6速なのも要因かも。多段化が進む現在では、流石に時代遅れの感もあり早急に7か8速にして燃費の向上にも貢献して欲しい」

引用:https://minkara.carview.co.jp/

「マイルドハイブリットの燃費効果は全くありません。都市部だと酷い時は10km/ℓを切る。マイナーチェンジの際にモーターのスペックを上げないと売上も伸びない気がする」

マイルドハイブリッド≠低燃費なの?

以前に比べるとマイルドハイブリッドとフルハイブリッドに違いがあることは周知が進んでいると思いますが、やはり「ハイブリッド」というキーワードから「燃費向上」を連想するのも人情です。

少しおさらいしておくとマイルドハイブリッドというのはモーター自体小型で出力控えめ(MX-30は6.9PS)、小さなリチウムイオン電池により減速時の発電、アイドリングストップ後の再始動、エンジン駆動支援を受け持つ正に補助的装置です。当然モーターだけで走るようなことはできませんが、エンジン再始動時の音を抑えられる他、発進時の加速にアシストが入り軽快な走りにつながります。もちろんわずかながら燃費も良くはなります(CX-30と比べ+0.2~0.3km/ℓ)が、最大のメリットは低コストで搭載できるところでしょう。

引用:https://motor-fan.jp/

当たり前ですがプリウスのようにフルハイブリッド車の方が燃費は圧倒的に優れますが、価格も比例して上昇します。MX-30が国内導入としてマイルドハイブリッドを選択したのは、その後にピュアEV車、本命と目されるレンジエクステンダー車が控えているため、燃費優先のユーザーにはそちらを検討して欲しいといったところか。

まずは電駆リーディングモデルたるMX-30を市場認知させるため、廉価で導入できる役割を負ったのがマイルドハイブリッド車でしょう。

②爽快な走りのイメージが遠のくエンジン

MX-30のカタログを見るとエンジン性能やシャーシ技術、4WDシステムについてなど走行パフォーマンスをアピールするところが目立ちません。それよりもクルマの持つ世界観や雰囲気を感じてほしい、所有欲を満たしてほしいというところが前に出ている印象です。

引用:https://foresight-web.jp/

これまでのマツダ車のようにZOOM×2に表されるドライバーズカーとしての”拘り”が強調されてきたのとは対照的。そうしたこともあってか、エンジンフィールに関する口コミが以下のように上がっています。

「エンジン性能が車体重量に対してはっきりとパワー不足。マイルドハイブリットのモーターも48Vにする事も出来たのになぜ24Vにしたのか?この出力だとシステムの重量が足を引っ張ってしまいあきらかに重ったるい」

「エンジントルクが明らかに不足しており、6ATでは補えていない。6速100km/hで2200回転も回っちゃうクルマはイマ風とは言えない。マツダのアドバンテージだったスカイアクティブテクノロジーがそろそろ周回遅れになってきたかも。早急にATの多段化を望む」

「エンジンのトルク不足も去ることながら、6速ATの出来が良くない。頻繁にロックアップするが、中間加速で少しアクセルを踏み込むとトルク不足をカバーするため簡単にロックが解除され、モッサリ感を伴ってシフトダウン、その後の繋がりもモッサリ。なのでキビキビ走る印象は全くなく”ズームズーム“も今は昔か」

引用:https://dime.jp/

「不快な振動はあまり感じなかったが、エンジン音は結構車内に届く。聞けばエンジン音をわざわざチューニングしているらしいが、このクルマのコンセプトに沿っておらず、静かさ優先の対策を徹底すべき」

ベストな変速機は自前で造るのがマツダ

MX-30のエンジンは直噴ガソリンのSKYACTIV-G 2.0。これに先のマイルドハイブリッドシステム”M HYBRID”を組み合わせた「e-SKYACTIV G」を搭載しています。試乗記等では、エンジン出力は平均的ながらアクセルに対するクルマの動きは、イメージしやすくそこまで踏み込まなくても軽くゆったりと走れるのが心地よいといった評価。6速ATとの相性も良いといった記述もありますが、ユーザーさんからはそのATへの不満も上がっていました。

マツダは数少ないATとMT双方の変速機を自社開発しているメーカーです。そのためCVT(無段変速機)は持たず、日本では珍しく搭載されているモデルもありません。世界的に変速機は”変速機メーカー”から調達するのが一般的ですが、マツダはボディとエンジンに最適なモノは”自前”で造るのをポリシーとしています。

引用:https://gazoo.com/

口コミの中には6速以上の多段化を望む声が多かったですが、MX-30開発講和によればマツダのエンジンは効率の良さが重視されており、ギアの段数を最小化することで締結要素の数を抑え更なる効率を稼いでいるとのこと。今のところマツダ側のSKYACTIVエンジンには6速がベスト、という解に変更はないもようです。

③セールスポイントに隠れている不満点

MX-30のインテリアは大きなセールスポイントの一つ。パーソナルな空間にこれまでクルマ用には見たこともなかったサスティナブルな素材を用い、デザインも独創的で高い質感でまとめられています。多くの媒体でも評価されているところですが、最近の国産車の中でマツダのインテリアは本当に出色の出来栄えです。

それだけに素材感や質感に対する不満は多くないものの、造形やスイッチの配置等で以下のような声も上がっています。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

「ミラースイッチ、パワーウインドおよび空調等は、目視しないと操作出来ないような位置、構造なので運転中はけっこうストレス。マツダのポリシーから外れているのでは?と思う」   

「パワーウインドのスイッチが手前過ぎて上げ下げしにくい。私は身長170センチの標準体型だが他メーカーから乗り換えであったため、アレ?と感じた。また細かいところでは、大人用の傘がトランクにあるボックスに収納出来なかった」

「ウリのフローティングコンソールだが、下部には携帯ぐらいしか置けない。結構空間があるように見え、ティッシュボックスくらい置けるかと思ったがあと2cm位足りず惜しい」

「インナードアハンドルが掴みにくい位置にある。もう少し後方に寄せてある方が良かった。後はセンターの収納ボックスに仕切り板がないことと、夜になると車内が暗くて寂しいところが不満点」

引用:https://www.webcg.net/

「夜乗ると暗い。1か月点検に合わせて照明系オプションの”ヒーリングセレクション”を後付けしてもらうことにした。ドアポケットや運転席足元のイルミネーションも、財布と相談しながら装着しようかと考えている」

車内の高い質感は評価できるけれども・・・

マツダ車のコクピットには人間中心の設計思想、いわゆる”人馬一体”の感覚を商品に反映させています。理想のドライビングポジションの追求や人間特性から生まれた視界性能など。それだけにユーザーさん指摘のスイッチやドアハンドル位置の違和感などは、デザインが優先され人馬一体の思想からは外れてしまったのかと勘繰りたくなりますね。

これまでの商品群とは違ったアプローチが求められたモデルであり、デザイン先行なのは致し方なしと理解が得られるかどうかでしょう。

引用:https://www.gqjapan.jp/

また、流行りのSUVながらパーソナルな側面が強調されているMX-30なので、夜真っ暗というのは意外でした。もう少し色気のあるイルミネーション等でインテリアが演出される方向も期待したいですが、今のところディーラーオプションでフットランプやドアポケットイルミを購入するしかなさそうです。

④マツコネ問題は解決されたのか?

マツコネとはマツダの新世代カーコネクティビティシステム”マツダコネクト”のことです。これはカーナビやオーディオが一体になったシステムで、モニターや操作するコマンダーコントローラーも標準となるため、インテリアとのフィッティングにも優れます。

2013年発売のアクセラから導入がスタートしましたが、第一世代マツコネはナビの精度が悪く、システムのフリーズ多発など評価は散々で正に”イロもの”扱いされている時期もありました。しかし地道にアップデートを重ね、現行の新世代モデルはフツーに使えるレベルには達しているようです。

引用:https://www.goodspress.jp/

この辺り口コミでの評価はどうなっているのでしょうか。

「スマホ接続によるAndroid Autoのナビは、インターフェースがコマンダーに最適化されておらずダイヤルで地図の拡大・縮小等できない。運転中にあの小さな画面領域でピンチ操作するのは難しい。今の時点では、ディーラーオプションのSDカードナビを購入するしかない」

「Bluetoothは高音質のAAC(音声圧縮形式)で接続しているのに、何故か分かりやすく音質が悪い。スカスカな音質。USB経由(メモリカードやAndroidアプリ)の音質は問題なかったが、Bluetoothも良い音で聴きたい…これは仕様と諦めるしかないのだろうか。また、CDドライブが無いので外付けBDドライブを接続してみるも認識しなかった」

「マツダ3など新世代商品群の特徴だが、横に細長いナビ画面に馴染めない。視界をふさがない範囲で、ナビ画面がもう少し縦に長い方が良いと思う。ヘディングアップ表示で進行方向が、十分見通せないなら何のためのナビなのだろうか?」

スマホやBluetoothの接続にコメント集まる

引用:https://kblognext.com/

口コミを見る限り第一世代マツコネにあったような問題点は一切見られなくなっていますね。逆に世代が進み、マツダに限らずですがCDやDVDの物理スロットが廃止される動きもあり、その分スマホやBluetoothでの接続に色々な意見が集まっていました。

同様にモニター画面のデザインもインパネ形状にコーデされているため交換もできず、通常の2DIN型ナビからの乗り換え組には見辛さがあるようです。

新世代マツコネのトピックであるコネクテッドサービス「MyMazda」アプリに関して何か口コミがあるかと思いましたが、今のところ目立ったものはありませんでした。

⑤エクステリアについては全面支持?

魂動デザインとは違うアプローチ、フリースタイルドア、シグネチャーウイングなし等、他のマツダモデルとは一線を画すMX-30。言うまでもなくそこが決め手のオーナーさんは多いようで、エクステリアの口コミ不満は多くありません。

しかしそうした中にも気になるものが、いくつかありましたのでご紹介しておきます。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

「クルマのデザイン上、後方および斜め後方の視界は最悪。運転、特に駐車時の取り回しに自信のない人は、選択するクルマではないと思う。また、驚いたのはバック駐車で後方確認のため、シートベルトを外すといきなりエンジンストップ。これは超不便」

「デザイン的にもマッチしている観音開きのフリースタイルドアだが、補強材を内蔵しているのですごい重たさ。子供じゃ開けられないだろう。後席へ荷物を放り込む際に移動が少なく便利かと思ったが、頻繁に開け閉めするのが億劫になりそう」

「観音開きのため駐車時に横のクルマとの間隔を広く取らざるをえない。またドアの機構上、後席の人は自分一人では外に出られない。購入時に十分説明は受けたが、実生活の中では思ったより不便さを感じる場面が多い」

「間違ってフロントドアを閉めてからリヤドアを閉めそうに。分かっていてもいつかそうなることもあるだろう。これから何年もキズ付けるのを心配しながら乗り降りするのか・・・」

フリースタイルドアの使い勝手はしっかり事前確認を

引用:https://ascii.jp/

購入するときには「あばたもえくぼ」であっても、生活を共にしていく中では徐々にその欠点が目につき始める。それはマイカーにおいても同じようですね(何と同じ?(笑))

但し、クルマの場合はちょっとしたストレスの積み重ねが、事故やケガにつながることもあります。購入のタイミングで試乗や使い勝手のチェックは、十分にされておくことをおすすめします。

細かいご指摘アレこれ

大きくは括れない部分にも様々な口コミが集まっていました。主観的な部分、あるいはクルマの個体差などもあり感じ方は人それぞれですが、何点か興味深い内容もありました。

引用:https://maaz-blog.net/

「素の状態ではお安いと思っていたが、パッケージオプションの設定が微妙に高い。欲しいものを選ぶと複数のパッケージを跨るため、どうしても不要のものを含めたパッケージを選ばざるを得なくなる。最後はココイチのカレーも真っ青、ベース価格からガツンと価格が跳ね上がり、しかも今のマツダは値引きも無し」

「i-STOPがクルマの停止直前にエンジンを停止させるため、一定の踏力だとカックンブレーキになる。それを防ぐために停止直前にブレーキを微妙に緩めると、今度はエンジンが再始動してしまう。気持ち良く停止できない。回避するにはi-STOPをオフにするしかなく、制御を改善して欲しい」

「おしゃれで気に入っているが、コルク素材など今後の経年劣化がやはり心配。リサイクル原料を利用したという明るいカラーのシート、トリム素材も同様」

令和3年1月ついにMX-30 EVモデル発売

中には重箱の隅を突くようなものもありましたが、もちろんここでは意図して不満点を抽出しチェックをしてきたわけで、ではそれをもってMX-30がクルマとしての魅力度が低いのかといえば、決してそうではないでしょう。

何より冒頭にも述べたとおり、MX-30の本丸はこれから登場してくるEVやレンジエクステンダーなのは間違いありません。

まず今年1月にEVモデルの登場が決まっていますが、マイルドハイブリッドの現行モデルは、マツダの新しい可能性を示すMX-30の”露払い”として十分な役割を果たしているでしょう。

以上、MX-30の不満点をいくつか検証してみました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>MX-30の値引き相場レポート!

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後悔しないために確認しておきたいヤリスクロスの不満点4つ+α

かつてない厳しい経済環境下となった2020年の自動車業界でしたが、その渦中においても横綱相撲で一人勝ちの様相を呈したのがトヨタです。
とりわけSUVジャンルに顕著で、ライズ、RAV4 PHV、ハリアーなどはその売れ行きが新聞紙上で記事になるほどの勢いでした。
本稿の主役となるヤリスクロスもその内の1台です。日本カーオブザイヤーではスバルレヴォーグ、ホンダフィットに次ぐ3位(先行デビューのヤリスハッチバックと追加されたスポーツカーGRヤリスの3台合わせ技)に甘んじたものの、その販売台数は別格。

自販連が集計する2020年度上半期(4から9月)の軽以外の最多販売登録車なったのは79,400台を販売したヤリスハッチバックでしたが、そこへ8月末にSUVのヤリスクロスが追加発売され台数が上積みされます。その結果、見事ヤリスシリーズが2020年の登録車販売台数第1位を獲得するに至りました。

確かにハッチバックの標準ヤリスとヤリスクロスが同じクルマか?との見方もあるでしょう。例として11月のヤリス登録実績では全体が19,921台で標準ヤリスが9,883台、ヤリスクロスが10,038台となりました。車種を分けると今やヤリスクロスが、ヤリスシリーズの本命と言えるかも知れません。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

今回のクルドラでは、そんな無双状態のヤリスクロスを実際に所有した方や体感した方からの様々な口コミ情報を徹底チェック。好調ヤリスクロスに見え隠れするマイナスポイントを洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入の参考にしてください!

ヤリスクロスのおさらい

SUVがミニバンから主役の座を奪い、シェアが拡大する中で今もっとも人気の高いジャンルがコンパクトSUVです。トヨタはこのセグメントにSUVとして初めて車名別販売台数1位を記録したC-HR(2017〜)と、ダイハツからのOEMとなる5ナンバーSUVのライズ(2019〜)を持っていますが、ちょうどその中間に当たるポジションに据えられたのがヤリスクロスです。

引用:https://www.corolla-takasaki.jp/

もちろんその他にもRAV4やハリアー、ランクルと近々投入が噂されるカローラクロスもあり、ちょっと他社では真似のできないSUVラインナップです。

ヤリスクロスは標準ヤリスとプラットフォームやインテリアパーツ、造形に共通箇所が見られますが、ルックスはあえてなのか類似性は皆無。わずかにリヤセクションに似たイメージが伺えますがこちらは3ナンバーであり、あえて”ヤリス風”に寄せている雰囲気はありません。

引用:https://response.jp/

メカニズム面もエンジン等は共通ですが、ヤリスクロスにはガソリン車の4WDにマルチテレインセレクト、ハイブリッド車の4WDにはTRAILモードという路面状況に応じた走行支援機能が装備され、よりSUVらしさをアピールしています。

ヤリスクロスの不満点を確認

デビュー後まだ半年も過ぎていないため、口コミのボリュームはまだそれほど多くはありませんが、チェックしていくといくつか各オーナーさん共通の傾向も見られます。

本稿ではネガティブな意見の多いものについてご紹介していきます。

引用:https://response.jp/

①インテリアの不満点はココ

今回いくつもの口コミサイトを確認してみると、不満点の多くがインテリア関連に集中していることがわかります。何なら全体の半分以上がここに集中しているような感じさえ受けます。細かくその内容を見て行くと・・・

「エクステリアのカッコよさと比較してインテリアにオシャレさがない。内装が安っぽいのはベースがベーシックカーなのでやむなしだが、そこを何とかするのがデザイナーの腕の見せ所ではないだろうか」

引用:https://prius-news.com/

「好みの問題はあるがZグレードの茶系内装は、お安く高級感を出そうとして返ってひどくなっているような気が。シートセンターのツィード調織物も車両キャラに見合った若々しさのない素材感で、Gグレードと共通のブラック系の方がマシだった」

「シートがやや小ぶりなせいか、肩と背中がこる。またフロントシートは固めなのか、前車に比べお尻が痛くなるのが早い。茶色のファブリック部分を汚したくないこともあり、クッションを敷いているが効果はない」

「インテリアは安っぽいの一言。ドアレバーに加飾がないとか、シート間のコンソールにフタがないとかいかにも安い車ですって感じ。オーディオの音質も良くない」

「素材の安さは仕方ないが、使い勝手を踏まえた造形にも一考の余地がある。例えばウインドゥスイッチはドアの前方へ寄っていて、とても押しにくくなっている。また、前車と比べるとドアレバーも低い位置にあるように思え使いにくい。カップホルダーの位置が悪く、ドア側もシート横も使いづらい」

引用:https://maaz-blog.net/

「実用性重視のセグメントにありながら収納は少なめ。サングラスホルダーもないし、収納付アームレストもない(オプションでシート直付け型のアームレストは付けたけど)。助手席下のトレイに車検証入れを設けてグローブボックスを広く使えるようにするなど、少しは最新軽自動車を見習って収納の工夫を盛り込んでほしい」

「このクラスにパワーシートはありがたいが、その調整レバーがドアを閉めて操作すると、どう手のポジション変えてもドア内張に手の甲が当たり痛い(特にリクライニング調整レバー)。女性並みに手が小さい自分で当たるのだから、大きな手の人はスリ傷くらい負うかも」

「Gグレードなので照明が少なく、夜間は常に手探り状態。夜間ドライブのとき運転席以外のウィンドウスイッチと、施錠のスイッチが全く見えず家族に不評。子供がいるので施錠開錠のスイッチはすぐに操作出来るよう照明が欲しい」

収納の少なさと質感には厳しい判定が

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

代表的なところでは上記のような評にまとまる感じです。もちろん色や形状は主観的なところがあるので一概には言えませんが、それでもZグレードの内装色は不満な声が目立ちました。また、標準のヤリスからキャリーオーバーされているドアトリムなどは、ドアハンドル周辺の造形や位置など「実際に使いづらい」と感じる声も少なくありません。

運転席周りの収納の少なさについては、近頃の軽やミニバンで”収納命”みたいな車種も多く、むしろ国産車のお家芸となった感じもあり、要求レベルが引き上がってきたのでしょう。

“安っぽい”という表現も多かったところですが、反面実際安いし仕方ないという擁護派もいらっしゃいます。但し、同価格帯のライバルと目されるマツダCX-3のインテリア質感などを見ると、大トヨタの奢りも感じられなくもないか。

引用:https://www.webcg.net/

質感については欧州仕様のヤリスに見られるシフトレバーのブーツや、ピアノブラック塗装パネル、あるいはグラスルーフの設定の有無など”国内向け”のレベルダウンがなければ少しは違ったのかと思います。まぁマイナーチェンジや年次改良のタイミングで、同じ仕様になる可能性はありますが、現行オーナーさんは悩ましいですよね。

②ユーティリティの不満点はココ

3ナンバーですがコンパクトSUVに括られるヤリスクロスなので、ユーティリティは寸法の制約からむずかしいところがあるでしょう。それでもそこはSUV、やはり標準のヤリスに比べればラゲージルームやリヤシートなどの広さ、ユーティリティに期待してしまうのが人情というもの。

ユーザーさん達の評価は以下のとおり、幾ぶん辛めでしょうか。

引用:https://www.goodspress.jp/

「ラゲージ収納量はカタログ値の 390ℓあるのかな?という印象。C-HRより広いと説明を受けていたが、あちらはデザイン優先なクルマなので理解できなくもないが、ヤリスクロスはもっとイケる気がしていた。ただラゲージ内収納の工夫は色々とされている」

「リヤバックドアがとにかく重いため、半ドア状態になりやすい。自分は不要だと思いハンズフリーパワーバックドアをオプションで付けなかったが、これから買う人はケチらず付けた方がいい。何ならハンズフリー機能(足センサー)は要らないから、パワーバックドアだけでも標準にするべきレベル。女性の方は試乗車などで確認した方がよい」

「ラゲージはデッキボードによって2段底になっているが使い方に苦慮。ボードは左右には別れるが、前後方向には折りたためないので、上段に物を積むと結果下段の物は、気軽に取り出すことができなくなる。あと、ラゲージ床下のパンク修理キットのある周辺には何か消音材等の措置をしてほしかった。ちなみにキャビンに飲み物以上の収納はほぼ無い」

引用:https://dressup-navi.net/

「ラゲージがイマイチ狭いので、すぐに荷室がぱんぱんになる。そうするとバックミラーに荷物が映り込み使い物にならなくなるので、デジタルルームミラーはオプションでもいいから絶対欲しかった」

「リヤシートは狭すぎて窮屈。独身であれば気にしなかったが、ファミリーユースでは厳しいと思う」

「後席はフツーのヤリスよりは着座位置が高くなるため、見晴らしよく解放感はある気がしたが前後席間の実寸は変わらないので、足元が広いわけではない。また、リヤの背もたれがやや立ち気味にされていて、リクライニング機構もないのでくつろぎ感はなく長距離は疲れる」

引用:https://www.kamitake.net/

絶対的な容量はさておき使い勝手に工夫も

数字上では標準ヤリスに比べれば、ラゲージの容量は格段にアップしていて、後席をたたまずにゴルフバックを横に2個積み込めるのがセールスポイントになっています。3ナンバーモデルといったイメージが先行して、つい”コレだけ?“と考える人が多いようです。他にも紹介からは漏れましたが、Cピラーの形状とリヤシート足元の狭さから、乗降姿勢がけっこう苦しいという声もありました。

一方、二分割デッキボードやフレックスベルト(ディーラーオプション)など、日常・レジャーユースでの使い勝手を高める工夫はSUVらしい拘りの機能であり、そこを評価する声も多かったのは付け加えておきます。

引用:https://netz946.com/

③フィーリングの不満点はココ

前述のとおりヤリスクロスのメカニズムはプラットフォームのTNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャー)から、エンジン、サスペンションやダンパー等足回りに至るまで標準ヤリスと基本共通になっていますが、重心位置が高くオーバーハングに違いもあるため、操安性や乗車感などの点では同等に近づくべく細かなチューニングが施されたようです。

その辺りの評価はどうでしょうか。

「乗り心地については、細かい段差等もしっかり拾ってしまう。シートの質感とも相まって、長距離ドライブには少しキツい。下位グレードのタイヤサイズだとマシになるのだろうか?シートの座り心地がどうしても気になったので、クラッツィオの少し高いシートカバーを購入してみた」

引用:https://www.webcg.net/

「突き上げ感が思ったよりあり、はっきり言って長距離は厳しかった。シートにはクッションを敷くやらのサポートが必要。また、風切り音やロードノイズ、エンジン音も対策が不十分と感じた」

「Zグレードにしたが、タイヤサイズの大きい弊害はかなりある。試乗したノーマルのヤリスより直進性も劣るし、タイヤがブルっとしてダイレクト感や気持ちよさからは遠ざかった乗り味。ステアリングフィールの中立付近の落ち着き感は、圧倒的にヤリスより劣る」

「エンジンフィールはパワーモードで走ると軽自動車の加速音(3気筒なので仕方ないのか?)。ここには心底ガッカリした。また、アクセルオンで1秒後位に息継ぎするのも残念。他にもショートホイールベースゆえのピッチング、ラゲージ部の防音消音処理も合格点とは言えない」

大径タイヤでルックスを取るか乗り心地を取るか

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

何となくタイヤサイズに起因するような意見が目に付きましたが、当然タイヤの扁平率が低くなるほど乗り心地は低下し、ルックスはアガるというバーターの関係です。ヤリスクロスでもトップグレードのZは18インチで扁平率50タイヤを履き、その他のグレードより2インチも大きくなるため、その影響は皆無ではないでしょう。車格に対してもオーバーサイズ感はあるかも知れませんが、その分見た目カッコイイのは間違いないですけどね。

ヤリスクロスの屋台骨となるプラットフォームは、トヨタ最新のTNGA思想に基づくGA-B。軽量で高剛性なことに加え、適切な重量配分による低重心がウリです。SUVは概して車重があり、重心位置も高くなるためGA-Bプラットフォームの恩恵がより大きくなります。

素性の良さは折り紙つきですから、今後年次改良と共にさらなる”煮詰め”が進んで行くことでしょう。

引用:https://carsmeet.jp/

➃コストパフォーマンスの不満点はココ

ヤリスクロスの試乗記やモデルレビューを読むと、数ある魅力の中から「価格」を取り上げているものがいくつかあります。曰くホンダヴェゼルや日産キックスに対し、装備補正を行うと18万円位は安いというもの。他社は驚異だろう、とも。確かにガソリン、FFのエントリーモデルなら178万円からと、昨今ではスーパーハイト系軽自動車ともバッティングするのではないか?というキャッチーな価格です。

しかし実際にはToyota Safety Sense(先進安全装備)レスのボトムグレードを”吊るし”で買う人は少数派でしょう。実際の購入観としては以下のような口コミが目立ちます。

「トップグレードはオプションレスなら281.5万円の見積りだが、2トーン塗装7.7万、ルーフレール3.3万、パノラマビュー7.7万、ヘッドアップディスプレイ&アダプティブハイビーム9.9万は別に付けなければならず、車体だけで310万オーバー!これに諸費用、マット等諸々込みで350万オーバー!Bセグメントでここまでいくと高すぎる」

引用:https://www.netz-nishinihon.jp/

「上位グレードを購入させたいのか、下位グレードとの差別化がけっこう露骨。例えばヘッドアップディスプレイとか、欲しいオプションがあっても選択できないなどの制約が多い」

「オプション盛りだくさん仕様(誘導?)は、トヨタさんの”思うツボ”なので”信者”以外はお布施を払い過ぎないように検討して!」

「標準ディスプレイオーディオのソフト再生機器レス化に反発が多かったのか、ディーラーオプションでCDやDVDプレーヤーが購入できるようになった。しかしその他にナビや地デジチューナーを付けると、市販品のハイレゾナビより高額となりコスパが悪い。ライズのようにディスプレイオーディオか、ディーラーオプションナビ(もしくは市販ナビ)の選択ができる方がありがたい」

上・下でしっかり棲み分けるトヨタ的価格戦略

オプション”てんこ盛り”にすると「買い得感」が薄れるというコメントが多いようですが、ヤリスクロスの価格には実にトヨタらしい上手な値付け戦略も見て取れます。トヨタはディーラーごとの専売制をやめ、兄弟車的なラインナップを大きく整理していますが、売れセンのSUVに関しては拡充を進めています。

ヤリスクロスの上下を見ると上にはC-HR、下にはライズがしっかりと配されており、価格に注目するとFFのガソリンモデルでライズ(Z)が202万円、ヤリスクロス(Z)が221万円、C-HR(ST)が241万円と可笑しいほどセグメント重視の等間隔に並んでいます。ここへ仮にヤリスクロスだけ装備を加除して価格設定が乱れると、上もしくは下のトヨタ同士で喰い合いが起きてしまいますよね。

それを防止する意味でも、オプション設定を増やして見かけの車両本体価格ヒエラルキーを堅持するのは、カローラから始まり「いつかはクラウン」で締める的ないかにもトヨタらしい商法です。ココは織り込んで”思うツボ”にのるしかないかも。

細かいご指摘アレこれ

大きくは括れない所にも様々な口コミが集まっていました。主観的な部分、あるいはクルマの個体差などもあり感じ方は人それぞれですが、いくつか興味深い内容もありますのでご紹介しておきます。

引用:https://response.jp/

「レーントレーシングアシストはRAV4でもあまり性能は高くないと感じていたが、ヤリスクロスではさらにレベルが低くなったと思う。特に白線認識率に顕著で、白線がかすれ気味の道路だとカーブでけっこうレーンを見失っている」

「ヤリスと違い電動パーキングブレーキになったのはよいが、ドアを開けると即電動パーキングが入ってしまう。バックで駐車する際、縁石確認などでドアを開けて直に後方を見る習慣があるため難儀している。ディーラーのサービスに相談したが今のところ解除不可」

「ダサいし要らない耳たぶミラーは、小さすぎて死角のカバーに役立たず。それよりAピラーの根本がけっこう大きく、左前方の死角が気になる」

「Zグレードでは標準で付いてくるシートヒーターは、すぐに温まり重宝するが温度調整ができない。2、3段階の調整機構がほしい。また間欠ワイパーも時間調整式でないところが不満」

「概ね気に入っているが、唯一残念な所はマフラー。せっかくハリアー風なリアビューで格好良いのにマフラーを見ると実にチープでガッカリ。純正アクセサリーではマフラーカッターもなく、仕方なく社外品を付けているが後付け感もあり不満は残る」

引用:https://maaz-blog.net/

質・量ともにトヨタ1強時代は続くのか?

中には重箱の隅を突くようなものもありましたが、もちろんここでは意図して不満点を抽出しチェックをしてきたわけで、ではそれをもってヤリスクロスがクルマとしての魅力度が低いのかといえば、決してそうではないでしょう。

他車と比べて特徴的だったのは、エクステリアの不満点が少なかったこと。わずかに「ウルトラマン顔がどうも…」という声もあるにはありましたが全体的には高評価で、標準のヤリスに寄せていないところも結果良かったようです。

それより何より冒頭にも述べたとおり、とにかくヤリスクロスは売れまくっており、2021年の1月時点ではホームページによると納期はおよそ6か月待ち(ハイブリッド車で)!

発売から半年を過ぎようかというところですが、人気は衰える気配はありません。

引用:https://www.gqjapan.jp/

近々新型SUVのカローラクロスも登場するはずですが、トヨタの物量戦略に中々太刀打ちできるメーカーはないでしょうね。

2月にフルモデルチェンジされるホンダヴェゼルが一矢報いることができるかどうか?注目です。

以上、ヤリスクロスの不満点をいくつか検証してみました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

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三菱eKクロススペースのおすすめオプションとナビはどれ?購入時にしか付けられない上級運転支援セットも!

2020年も終盤を迎え、いろいろあった今年も例年通り「2020-2021日本カーオブザイヤー」が発表となりました。イヤーカーはスバルレヴォーグが受賞しましたが、同時に今回から新たに設けられた軽自動車のベストを選出する「K CAR オブザイヤー」部門を三菱eKスペース及びeKクロススペースが受賞しました(もちろん兄弟車日産ルークスと併せて)。

引用:https://www.as-web.jp/

ちなみに昨年は「K CAR オブザイヤー」の前身だった「2019-2020スモールモビリティ部門賞」をeKクロス(with日産デイズ&eKワゴン)が受賞しており、eKシリーズが2年連続で日本カーオブザイヤーの軽/スモール部門を制した格好です。
今回のクルドラでは、イヤーKカーとなった三菱eKクロススペースを実際に購入しようとした際に気になる”オプション品”の数々をメーカーオプションとディーラーオプションに分けご紹介していきます。新車選びのご参考にどうぞ!

eKクロススペースのプロフィール

三菱と日産の軽自動車事業に関わる合弁会社NMKVから2013年に発売されたハイト系ワゴンの日産デイズとeKワゴンは、2019年にモデルチェンジして2代目へ移行。それから約1年遅れでスーパーハイト系ワゴンの日産ルークスとeKスペースも新型へチェンジしました。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

本稿の主役となるeKクロススペースは、今回のモデルチェンジからeKスペースに追加されたSUVテイストなブランニューモデルです。昨年先行して登場していたeKクロスのスーパーハイト版となります。ちなみに現在の軽自動車の分類は以下のような感じです。


最も売れているジャンルがスーパーハイト系ですが、三菱はこの分野ではパイオニア。1990年代にはミニカトッポという全高1700mm超えのモデルを既に販売していました。

eKクロススペースの特徴は、新三菱顔ともいえるダイナミックシールドを軽にも持ち込み、同社のデリカD:5等にも通じるフロントマスクを構築。彫刻的で立体感のあるキャラクターラインや、ブラックのサイドシルガーニッシュやホイールアーチを用い、SUVらしい力強く安定感のあるデザインに仕上げました。

eKクロススペースのデザインは高い評価を得て、2020年度グッドデザイン賞も獲得しています。

引用:https://response.jp/

全長と全幅は先代から軽規格枠を使い切っていて変更はありませんが、ホイールベースは拡大され、後席前後方向の足元空間はさらに余裕が増し、後席のスライド量はクラストップの320mmを確保しています。さらに高い全高と併せて前後ドアとも乗降性に優れ、特につま先キックで開くオート機構付リヤスライドドアの開口部650mmはクラス最大級です。

先進安全装備の三菱e-Assistは前方衝突予測警報、ミリ波レーダーが追加されたACCのマイパイロットなど新機能も加わり万全のレベルへと進化しています。

エンジンはターボと自然吸気が用意されており、どちらも減速時のエネルギーで発電してリチウムイオンバッテリーに充電し、その電力でモーターを回してエンジンアシストやアイドリングストップなどに再利用するマイルドハイブリッドを採用しています。

引用:https://kakakumag.com/

注目のメーカーオプションはコレだ!

新車を購入するときに悩ましいのがメーカーオプション。何と言ってもチャンスは一度きりで、納車後(場合により契約後)に気が変わって取り付けるようなこともできません。その分、新車選びの醍醐味の一つでもありますけどね。

eKクロススペースには下記の通りメーカーオプションが用意され、その中のいくつかはパッケージオプションになっていて単独で選択できないものもあります。

では早速これらメーカーオプションの中からおすすめしたいものをピックアップしてご紹介します。

イマドキ外せない上級運転支援セットはコレ

最初におすすめするのは「先進快適パッケージ」です。昨年eKワゴンがフルモデルチェンジした際に話題となったのが軽自動車”初”の高速道路同一車線運転支援技術”マイパイロット”が搭載されたこと。前車追従のACCと車線維持のLKAが一緒になった装備となり「ついに軽もココまで来たか・・」と思ったものですが、わずか1年で後発の軽自動車にも次々に搭載され、クルマ業界の日進月歩を実感します。

引用:https://www.goodspress.jp/

マイパイロットの操作は簡単で、わずか2ステップで作動状況を作り出せます。渋滞時に車間距離を保ちながら追従してくれるのはもちろん、電動パーキングブレーキもパッケージセットに含まれるため、先行車が止まれば続いて停止までしてくれます。

停止後約3秒以内に先行車が走り出すと追従走行を継続してくれますし、停止時間が約3秒を過ぎた場合でもマイパイロットスイッチの左隣にある「RES+」スイッチか、アクセルペダルを軽く踏めば追従走行を再開。ノロノロした渋滞時の疲労軽減はもとより、空いた高速を淡々と流すときのリラックス感もあって一度体験すると「なしのクルマ」には後戻りできない装備です。

引用:https://driver-web.jp/

ほんの数年前までは一部の高級車や外車にしか考えられなかった装備が、今日このクラスにまで備わったわけで、この機に選ばない理由はないと言っても過言ではないのでは?おすすめです!

兄弟車にはないセールスポイントはコレ

「先進安全パッケージ」に含まれるデジタルルームミラーも昨今装着が増えつつある機能です。デジタルルームミラーとは車両後方にあるカメラの映像をルームミラーに映し出す装備で、乗っている人やラゲッジルームの荷物で後ろが見えにくい場合や、夜間や悪天候のときに、リヤカメラの映像に切り替えればすっきりクリアな後方視界が得られます。

操作も簡単でミラー下部のレバーで、通常のミラーとリヤカメラの映像に切り替えることができます。

新しいところだと2020年にモデルチェンジしたトヨタハリアーでは、このデジタルルームミラーにドライブレコーダーの機能が合体していて、このアイテムも日進月歩は確実。ならばこのタイミングで新車を購入しようとするなら、ぜひ選んでおいて損はないはず。

もちろんミラーだけでなく、セット装着されるマルチアラウンドモニターも見逃せません。

真上から見下ろしているような映像をデジタルルームミラー内のモニターに表示し、安全を確認しながら駐車を行うことができます。また移動物検知機能も付いており、自車の周囲を移動する人や自転車などを検知して注意を促す機能まで搭載しています。

引用:https://www.webcg.net/

メーカーオプションではもっとも高価にはなりますが、このデジタルルームミラーは兄弟車日産ルークスにはなぜか設定がなく、eKクロススペースにしか付けられないアドバンテージでもあります。ぜひ、こちらも行っときましょ!

クロスオーバーSUV感をアゲるならコレ

前項のデジタルルームミラーの他にも日産ルークスに用意がなくeKクロススペースだけの装備があります。それがメーカーオプションの「ルーフレール」です。

引用:https://motor-fan.jp/

そもそも三菱車といえばSUV、昔風に言うならRV、クロカンといったイメージの強いメーカーでしたが、モデルチェンジしたeKクロスとeKクロススペースは、軽自動車という枠の中にそうしたエッセンスを上手に取り入れたことで高い評価を得ています。

SUVの文法でいけばルーフレールとの相性は間違いのないところで、それゆえeKクロススペースにはメーカーオプションになっているのでしょう。ちなみにメーカーの広報試乗車はほとんどこのルーフレールが付いているようで、むしろ下の写真のようにルーフレールなしの方が珍しいのかも知れないですね。

引用:https://caniva.jp/

これに関連して後にご紹介するディーラーオプションでも、eKクロススペースにだけアウトドアを充実させるキャリアやアタッチメント類が豊富に用意されています。

仮に実際にはルーフレールを使用しない場合でも、クロスオーバーらしいドレスアップ効果が期待できます。繰り返しになりますが、後から付けることはできないのでじっくりと検討しておく必要がありますね。

軽の枠を超えた上質さを求めるならコレ

インテリア用のメーカーオプション「プレミアムインテリアパッケージ」は、掛け値なしにeKクロススペースのクオリティを一段階押し上げるだけの魅力を秘めています。


標準の黒っぽい内装が濃淡のあるブラウン系の大人っぽいカラーリングをまとい、三菱をイメージしたようなダイヤ型のモチーフからなる手触りのいいファブリック地。それを挟むような形でオレンジのステッチが効いた合成皮革で構成される前後シートは、軽レベルを軽く超えている印象です。またダッシュボードの一部が同じくステッチの入ったレザー調クッションになっていますが、もともとの樹脂パーツのシボ部分の質感も高いため、そうした造形が違和感なく溶け込んでいます。

このパッケージは他にもブラウンの本革ステアリングや樹脂ラゲッジボード&PVC後席シートバックもセットになっていて、それで55,000円とコスパも文句なしです。

引用:https://gazoo.com/

ちなみに水や泥のついたアウトドア用品なども、気にせず積むことができる樹脂ラゲッジボード&PVC後席シートバックもeKクロススペースだけに設定されていてルークスには用意されません。このあたりにもクロスオーバーSUVらしさが伺えます。

コレは残念SOSコールの設定はなし

メーカーオプションの中でいくつか兄弟車のルークスにはなくeKクロススペースにはある、といった装備の紹介をしましたが、もちろん逆のパターンもありそれが「SOSコール」です。これはルークスのハイウェイスター系に標準、その他にはメーカーオプションで用意があります。

SOSコールとは事故自動通報システムのことで、㈱日本緊急通報サービスが運用する”ヘルプネット“を利用していて、エアバック作動レベルの事故が起きた際、NTTドコモの回線を通じてオペレーターへ接続。万一応答できない場合は、オペレーターから警察や消防へ出動要請が行われます。昨今は”あおり運転”を受けた際にも通報が可能で、位置情報を読み取り警察の出動を要請できます。

残念ながら三菱自動車はこのヘルプネットの運営に資本参画していないため、この装備を付けられません。日産の他、トヨタ、マツダ、ホンダ、スバルなど主要メーカーは利用しているので、三菱にも今後期待したいところです。

なお、ちょいちょい出てきます日産ルークスについては、別ページになりますがクルドラで紹介記事をアップしていますので併せてぜひご覧ください。

引用:https://car-me.jp/

⇒日産ルークスのフルモデルチェンジの内容と口コミ

満足度の高いディーラーオプションはどれ?

メーカーオプションと違い納車後でも選べるディーラーオプションは、必要に応じてや予算に応じて、と後々考えられるのがメリット。アクセサリーカタログには内外装ともに、ドレスアップ商品から便利グッズまで充実した品揃えとなっていますが、SUVテイストなeKクロススペースに最適なエクステリア関連からご紹介します。

広大なルーフを有効活用するなら

eKクロススペースを購入する際、メーカーオプションでルーフレールを選択されますか?もし選択されるなら、アウトドアイベントにご興味をお持ちなのでしょう。であればディーラーオプションには豊富なキャリアグッズが用意されていますよ。

基本となる「ベースキャリア」を購入して、後は海派なら「ウインド&サーフボードアタッチメント」がありますし、ウィンタースポーツ派なら「スキー&スノーボードアタッチメント」を選択できます。

中でもおすすめは「ルーフラックアタッチメント」です。いかに軽自動車枠で最大級のラゲッジ容量を誇るeKクロススペースでも、4名以上でキャンプなどに出かける場合にはやはり不安な面も。そのようなときは写真にあるように大きなルーフの面積を活かしたルーフラックで余力を確保しておくのが正解。エクステリアにもとてもマッチしたデザインです。

雰囲気重視ならステッカーチューンもあり

ダイナミックシールド顔でSUVらしさをアピールするeKクロススペースですが、車体寸法に制約のある軽自動車では他のボディキット追加は難しいところがあります。特に車幅については現状で目一杯のサイズとなるため、そこへ被せるような厚みのあるサイドスカートやクラディングパネルは取り付けられません。

そこで純正アクセサリーにはクラディングパネルの造形をモチーフにした「サイドデカール」が用意されています。こうしたステッカー類によるドレスアップはフルサイズのクルマであれば、やや気恥ずかしい面もありますが、軽自動車サイズであればファッション的なノリでセーフなのかもしれないですね。実際、eKクロススペースの黒いフェンダーアーチモール状のものもデカールで表現されています。

このサイドデカールはピラーデカールとセット購入することで5,500円お得になる「デカールパッケージ」も設定されていますので、サイドビューをコーディネートしたい方はぜひご検討ください。

機能充実のユーティリティアイテムはこの2点

一度でもスーパーハイト系ワゴンに乗車した方はわかると思いますが、広大な頭上空間は圧巻です。解放感は十分ですが、反面”ムダな空間”と捉える向きもあるかも知れません。そこでおすすめなのが「オーバーヘッドコンソール」です。

高い室内高を収納スペースとして有効活用できる小物入れは、左右に扉があるので両側からの荷物の出し入れができるよう工夫されています。そもそも日本車、特にミニバンや軽自動車の収納スペースはグローバルな視点でも白眉だと思っていましたが、こうしたアイテムはそれを裏付けしてくれます。

もう一点は「ラゲッジトレイ」です。汚れ物を積載するときなどに便利なトレイで、リヤシートバックやラゲッジルーム床面のキズつきを抑える効果もあります。特にメーカーオプションで樹脂ラゲッジボード&PVC後席シートバックを選択しない場合には、こちらを用意すれば車内の汚れを気にすることなく、思う存分クルマを活用できます。

ナビのおすすめは迷わず大画面モデルを!

昨今ナビの大画面化はトレンドですし、三菱でも2019年2月に改良したデリカD:5には純正で10型オーバーのナビを用意しています。それに続く3月には新型となったeKワゴンにもついに9型ナビが投入されました。

軽自動車でも大画面化は加速中

軽自動車の大画面化もこの頃から加速し、eKワゴンも当初デザイン設計段階は7型ナビで進行していたそうですが、インテリア最終案でしっかりと9型を収めたとのこと。

今年発売のeKクロススペースは標準でナビやオーディオは付いていないため、ディーラーオプションで選択することになりますが、当然9型ナビも用意されています。

同時に7型のベーシックナビも用意されますが、並べると差は歴然。もとから9型用に設計されているような取付けスペースでは、7型を付けた場合の黒樹脂の面積が広すぎるような感じです。

9型だけのメーカーオプション連携機能アリ

7型でも主要機能の他、ドライブレコーダーやETC車載器との連携などに差はありませんが、9型には大きなアドバンテージがあります。それがメーカーオプションのマルチアラウンドモニター連携機能です。

メーカーオプション「先進安全パッケージ」を付けた場合に、マルチアラウンドモニターの映像は基本、デジタルルームミラー内に表示されますが、9型ナビを選べばその映像をナビの大画面で表示できるよう専用設計されているのです。

引用:https://driver-web.jp/

比べてしまうとデジタルルームミラーの画像はいかにも小さく、筆者のように老眼が入りつつ者にはちょいと厳しく。それがナビ画面で確認できるようになるのは、視認性の良さという安全の基本を大きく改善してくれます。

市販品でも多くのナビゲーションは売られていますが、あえて純正ナビを選ぶメリットはこうしたところにあるのではないでしょうか。

3種の神器がセットでお得なパッケージ

価格面でも三菱アクセサリーではお得なセットを用意していて、純正のドライブレコーダー及びETC2.0車載器を同時購入する場合には33,000円も安くなる「ナビドラパッケージ」があります(ETCなしのパッケージ(22,000円安)もあり)。どちらも現在のクルマには必需品とも呼べるアイテムだと思いますので、こうしたパッケージもおすすめです!

もっともパッケージ価格とはいえナビ類で30万円以上の出費は本体価格の20%にも及ぶグレードもあり、さすがに軽では贅沢かのように思う方もいるでしょう。

しかし国内の自動車販売台数の3分の1以上を占めている軽自動車は、今や品質向上が目覚ましく「軽だからガマン、仕方ない」という見方は失われつつあります。サイズと排気量で線引きされているだけで、一般乗用車とほとんど同列な先進安全性、機能装備を持つクルマも多く、特にセールスの中心にあるスーパーハイト系ワゴンについては、一家に一台のファーストカーとして選択されることも増えてきました。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

そんなファーストカーには、十分な機能を備えるアイテムをぜひご検討していただきたいと思います。

以上、eKクロススペースのおすすめオプションのご紹介でした。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>eKクロススペースの値引き相場レポート!

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BMW X5のおすすめグレードを比較して検証!ベストバイモデルはどれ!?

20世紀終盤にきて北米市場を中心にじわじわと売上を伸ばしてきたSUVジャンル。レクサスRXが大ヒットを飛ばすと、これまで門外漢を決め込んでいたジャーマン勢もついに動き出します。

その先手を打ってきたのがBMWでした。1999年のデトロイトショーで5シリーズのリソースを使い、デビューしたのが同社初のSUV「X5」です。

引用:https://engagesportmode.com/

但し単にSUV人気に乗っかったと言われたくなかったのか、BMW曰くX5は乗用車各シリーズが持つプロダクトコンセプトは不変で、そこにSUVのユーティリティを融合。最低地上高を上げ、四駆性能を磨いてオフロードをこなしつつ、本来のオンロードでのスポーティさも失わない”SAV(スポーツアクティビティビークル)”と称した新ジャンルを謳うモデルです。

少しクドい気もしますが、そのコンセプトは多くの人々の心を掴み、北米を中心に好セールスを記録して後にポルシェカイエンやアウディQ7などフォロワーを生み出します。

引用:http://www.autorealidade.com.br/

そんな独プレミアムブランドにおけるSUV路線の道を切り開いたX5は、昨年4代目へと進化を遂げています。

今回のクルドラでは、新世代へと移行したX5を実際に購入しようとした際、選ぶべきベストバイグレードは何かを徹底、比較検証していきますので、新車選びのご参考にどうぞ!

プレミアムSUVを開拓したX5はこんなクルマ

初代X5が日本国内で発売となったのはデビュー翌年の2000年10月から。ちなみに生産地は北米サウスカロライナのスパータンバーグ工場なのでMADE in USAです。そのせいとは言えませんが北米で大成功をおさめただけあって、車体は思い切りアメリカンサイズ。特に全幅は日本の道路事情で使い勝手に優れるとは言えませんが、そこに拘る人には2004年に弟分のX3を導入しカバーしています。

引用:https://www.caradvice.com.au/

2007年の2代目は、オプションで3列シート7人乗りが設定され、クリーンディーゼル車やMモデルなども追加となる等、バリエーションが拡大しました。2013年の3代目は時流に乗り安全・運転支援装備が大きく進化し、加えてEV走行が可能なPHEV(プラグインハイブリッド)も初めて追加設定されました。

現行モデルとなる4代目は2019年2月から国内販売がスタートします。スリーサイズとホイールベースはさらに拡大し、全幅に至ってはついに2mを超えてきました。但し、サイズアップしながらも骨格に高張力鋼板を多用して、強度を高めつつ先代モデルより軽量化されています。

引用:https://autoprove.net/

インテリアは新世代の表示操作システム”BMWオペレーティングシステム7.0”を導入、音声コントロールやジェスチャーコントロールでも装備操作が行えるようになっています。

安全装備はもちろん現時点で実装可能なものはほとんど全部入りで、条件付きながら高速道路渋滞時での「ハンズオフ機能」も備わります。

X5の全グレードを徹底チェック

はじめにBMWのグレード名称の構成を簡単に説明すると以下のような感じです。

上記を踏まえ2020年12月時点でのX5ラインナップは、3種類のパワーユニットに5種類のモデルを揃えます。ちなみにX5に2WDの設定はなく、すべて4WDです。

ディーゼルあり、PHEVあり、ガソリンありとエンジンの種類を揃えますが、基本装備はパワーユニットによって大きな差はないのが特徴です。
ディーゼルとPHEVには「スタンダード」グレードが用意されていて、それ以外のグレードとはデザイン面での意匠性やメーカーオプションの範囲に違いがあるので、そこは選択時に加味しておく必要があります。

SUVなら外せないディーゼルエンジングレード

ラインナップの価格帯で見ると一応、エントリーモデルにあたるのがxDrive35dとなります。スタンダードなら車両本体価格が何とか1千万円を切っています。

パワーユニットは3.0ℓ直列6気筒DOHCツインパワーターボディーゼルエンジンで、このB57D30A型ユニットはX5の他、X6とX7にも積まれるハイエンドモデル向けのエンジンとなります。

引用:https://bruder.golfdigest.co.jp/

BMWの6発はディーゼルでも間違いなし

トピックはディーゼルらしく620Nmを誇る最大トルクで、これはラインナップ上の上位グレードにあたるxDrive45eを上回るスペックです。低回転から最大トルクを発生し、2トン超えのヘビー級ボディを滑らかに加速させ、回転数を上げると6気筒エンジンの心地よいサウンドを響かせます。それでいて車内の静粛性は高く保たれており、SAVらしい走りとラグジュアリーな品格の絶妙なバランスを実現します。

なおxDrive35dのツインパワーターボは、世に言うターボが2基付いたツイン・ターボではなく、あくまでシングルターボです。ターボチャージャーは排気ガスによってタービンを回しますが、BMWのツインパワーターボとは、可変バルブ機構を組み合わせたことで「直噴」と「可変」、2系統(ココがツインということ)の排気エネルギー導入回路が備わる構造のものを指します。

引用:https://www.autodeft.com/

基本装備充実のスタンダードは買い得か?

xDrive35dグレードでは「スタンダード」と「M Sport」の2種から好きなトリムラインを選べます。

現実的に国内販売においてスタンダードの需要はかなり低いことが考えられます。登場して間もなく2年になろうかという時期ですが、中古車サイトでスタンダードの在庫車はヒットせず、掲載されているのはすべてM Sportでした。また、カタログや公式HPのコンフィギュレーターを操作すると分かりますが、スタンダードのボディカラーは全9色中、ブラック1色しか設定がありません。海外では他のカラーも選べるのでしょうけど、日本ではこのグレード自体にニーズがないと考えているもよう。

ちなみにスタンダードとM Sportを並べて比較すると以下のような感じです。

もちろんスタンダードでもエクステリアやインテリアトリムの意匠を除けばフル装備であり、快適装備等で無いものといえばヘッドアップディスプレイとリヤシートヒーターくらいです(PHEVのスタンダードにはヘッドアップディスプレイあり)。M Sportは走行系機能においてタイヤ&アルミ、サスペンションやトランスミッション、ブレーキ等がランクアップされることはありますが、スタンダードとの価格差は98万円にもなります。

ボディカラーを黒で希望されている方は、検討してみる価値はあるかも知れません。

もはやこちらがスタンダードなM Sport

M SportはBMW定番のスポーティトリムです。ほとんどのBMWモデルで設定があり、前後バンパーなどがスタイリッシュでモータースポーツスピリットあふれる専用パーツとなるため、他グレードとは雰囲気の違う高い人気のデザインラインです。

X5では、張り出したフロントエプロンと大型のエアインテークを含むMエアロダイナミクスパッケージがもたらすスポーティな外観になり、専用デザインのディフューザー付きグロスブラック仕上げのリヤエプロンで引き締めます。足元は標準で20インチの大径アルミを履きますが、オプションで21インチと22インチアルミも選択でき、ボディ同色になるホイールアーチと合せればよりスタイリッシュです。

もちろんM Sportはインテリアも特別で、専用のヴァーネスカレザーシート、パドルシフト付きMスポーツステアリング、Mロゴ付きのドアシルプレートなど外観に負けずスポーティ感満載となります。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

内外観のデザイン面だけでなく前項の通り走行系パーツの充実もM Sportの強み。4代目X5はSAVモデルとして初めて4輪アダプティブエアサスペンションを導入しています(45eのM Sportに標準。35d M SportとM50iにはオプション)。このサスペンションは、各ホイールに設置されたセンサーが常に路面状況と荷重を検知し、必要に応じて上下40mmの間でホイールごとの高さを各々自動調整します。重量物積載時や悪路走行時などは、ドライバー自ら好みの高さにマニュアルで設定することもできます。

X5は全車8速ATですが、M Sportのトランスミッションは”8速スポーツAT”になります。この機構は、極めて滑らかで精確なギヤシフト操作を実現。クロスレシオ(ギヤ比が近い状態)にすることでスポーティな加速を実現しながらも滑らかな変速が可能で、ギアの多段化により高速走行時のエンジン回転数を抑制して燃費向上にも貢献します。

引用:https://wansoku.com/

その他にも制動系にはMスポーツブレーキが奢られるなど、M Sportの走行系機能の充実は多岐に渡り、先のスポーティトリムによるドレスアップを併せるとスタンダードとの差額は十分納得のいくレベルと思われ、X5のプレミアムな車格を考えればおすすめトリムはM Sportになるでしょう。

主役となるか?プラグインハイブリッド

2020年に入るとBMWを始め、ボルボやメルセデスベンツなどかなり電動車(PHEV、マイルドHV等)導入の速度が上がってきました。ハイブリッドでは先行していたものの、今や国産車のEV化遅れが目立ち始めたほどです。

今度のPHEVは待望のストレート6採用

X5では2015年に先代モデルでPHEVを初投入しましたが、現行4代目モデルにも2019年末にようやく xDrive45eが追加発売となりました。

引用:http://autoworld.com.my/

そもそもPHEVとは、通常のハイブリッドシステムに外部から充電可能な大容量バッテリーを組み合わせたモデルのこと。先代モデルが直4エンジンを搭載していたのに対して、現行型は最新世代の直6エンジンを搭載し、システムトータルの最高出力394PSを実現。

先代比で2倍のEV走行が可能に

バッテリー容量は先代モデルの26Ahから68Ahへと大きく増加し、一充電あたりのEV走行距離は先代比で倍以上となる約80kmを達成しています。これだけ走れば近距離の普段使いなら、ほぼEV走行で事足りるでしょう。

引用:https://ameblo.jp/bertonexm/

理想は自宅に充電システムがあることですが、昨今ようやく街で充電施設を見かける機会も増えてきており、役所など公共施設や大きなショッピングモールの駐車場等でも充電可能です。

また、センターコンソールにはバッテリーコントロールスイッチが設置されていて、走行中にバッテリー充電を行いたい場合には、スイッチひとつで設定した充電量に達するまでエンジンの駆動のみで走行することも可能です。これなら自宅や近所に充電設備があるなしに縛られず「マイカー候補」に挙げられる気がします。

xDrive45eにはスポーツ、ハイブリッド、エレクトリック、アダプティブという4つの設定からなるドライビングコントロール機能が用意されています。

引用:https://motor-fan.jp/

各モードはドライバーが任意に選択でき、エレクトリックモードでは最高速140km/hまでの範囲で純粋なEV走行を続けられるPHEVならではの大きなアドバンテージです。

他にもブルー基調のPHEVモデル専用のメーターパネルにはeDriveのマークが入り、BMW eDriveの状態やバッテリーの充電レベル、平均的な電力消費量、EV走行距離などの情報がわかりやすく表示されます。

PHEV化による制約は二点あり

xDrive45eのデザイントリムはxDrive35d同様に、スタンダードとM Sportの二つが用意されていますから好みのモデルを選択可能です。ちなみにPHEVだけにある違いは、上記の専用デザインのメーターパネルと走行モードを切り替えるeDriveボタンがある点。エクステリアでは当然、左フェンダーパネルにバッテリーの充電口があります。

引用:https://www.webcg.net/

メリットの多いPHEVですが、ネガティブなポイントも二点あり、リヤラゲージルームが走行用バッテリーを積む関係から容量が他モデルより150ℓ少ない500ℓになるところ。さらにメーカーオプションの3列目シートの選択ができないのは、惜しいと感じる方も多いかも知れません。

ツインターボで武装したMパフォーマンスモデル

今更と感じる方もいるでしょうが、BMW”社名”の由来はドイツ語で“バイエルン州のエンジン工場”を意味する「バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ(Bayerische Motoren Werke GmbH)」の頭文字を取ったものです。会社の起源がドイツのバイエルン州にあること、BMWが当初さまざまな用途に使われるエンジンを扱っていたことを示しています。そう、BMWは元をたどれば生粋のエンジン屋だったわけです。

その伝統のエンジンサプライヤーとしての矜持を今、最も感じさせるユニットがxDrive45eと同じタイミングで追加されたもうひとつのグレードに搭載されています。それがX5カタログモデルのトップエンドになるM50iです。

大パワーでもシルキー6の伝統を受け継ぐV8

何と言ってもこのグレードのトピックはその心臓部となる4.4ℓV型8気筒DOHCツインターボガソリンエンジン。ひと足先にデビューしているBMWのフラッグシップモデル”8シリーズ”に先行して搭載されているユニットと同一です。こちらのターボはxDrive35dのツインパワーと違い、2基のターボチャージャーを備える文字通りのツインターボ。最高出力530PS、最大トルク750Nmというド級のパワーから、荒々しいイメージを受けますが各種媒体の試乗記では、フレキシブルでウルトラスムーズとの評価です。

引用:https://www.webcg.net/

かつてBMWの直列6気筒エンジンを称して”シルキー6”と呼ばれることがありましたが、V型8気筒でもその性格は不変のようです。さて、グレード名称が他のグレードと明確に違うのはM50iがMパフォーマンスモデルとなるからです。

“M“モデル群はBMWスポーツの代名詞

BMWの”M”とはBMWの研究開発などを担当するグループ会社BMW M GmbHから生み出されたモデル群を指します。カタログモデルでM8やM3などと呼ばれる「M+数字一桁(SUVはX+数字一桁+M)」のMモデルは、レーストラックの走行なども見据えた別格の高性能マシン(本稿では取り上げていません)。それに次いでM550iやM340iとしたグレード名称からなるMパフォーマンスモデルがあり、こちらはサーキットでの限界走行などを前提としない一般ユーザー向けにチューニングされたモデルとなっています。

さらにこれらMシリーズのエッセンスが投入されているのが、BMW全モデルに設定のあるM Sportグレードとなります。エンジン自体は通常モデルと同様ながら、サスやブレーキをライトチューン。またエクステリアやインテリアはMモデルをインスパイアした専用パーツが奢られているのも特徴。ざっとMモデルのラインを取りまとめるとそんな感じです。

専用のディテールと装備も備えたM50i

M50iのエクステリアは基本M Sportに準拠するものの、大型エアインテークにキドニーグリルやドアミラー等が専用のセリウムグレー仕上げになり、足元も21インチの大径アルミホイールとなるのが識別点。メーカーオプションで22インチサイズのタイヤ&アルミの選択も可能です。エキゾーストテールパイプもセリウムグレーの台形型になり、Mの3色ストライプを組み合わせたグレードロゴと共にリヤビューを引き締めます。

引用:https://slashgear.jp/

インテリアもM Sport仕立てですが、ストライプブラウン・ファインウッドトリムやランバーサポート付きのスポーツシートが特徴です。

走行系の機能は新たに改良を加えたアダプティブ Mサスペンションと専用にチューニングされたバリアブルスポーツステアリング、標準装備のMスポーツブレーキなどは他のM Sportと同様ながら、M50iだけの装備としてM スポーツディファレンシャルが備わります。これはカーブする際などに駆動輪の左右回転差を吸収する電子制御式のディファレンシャル・ギアですが、緻密な制御で駆動力の配分を行い、コーナーの続く峠道などでクルマの挙動を安定させると共にハンドリングを向上させます。

引用:https://www.webcg.net/

おすすめはプラグインハイブリッドの45e

以上で現在販売されているX5の全グレードをご紹介してきましたが、その中からもっともおすすめできるモデルは掲題の通り「xDrive45e M Sport」です。

トップレンジのMパフォーマンスモデル”M50i”は、とにかく最上級グレードが欲しいという方は一択になるでしょうから、迷いのないところかと。
となると悩ましいのはトルクフルで燃料代も安価なディーゼルxDrive35dか、新登場したPHEVのxDrive45eのどちらがいいのかになりますよね。

なぜPHEVの国産車は少ないのか

双方共にメリットがあり、どちらを選んでも問題ないというのが正直な感想ですが、今後のトレンドを踏まえるとやはりPHEV、電動車のxDrive45eをおすすめします。

但し、これはX5というプレミアムモデルを買おうかという方ならぜひ、といったエクスキューズが付くかも知れません。というのは日本車でPHEVが増えない要因の第一はやはり価格にあるのは間違いなく、プリウスやエクリプスクロスなどのPHEVを見てもガソリン車やハイブリッドに比べると高額です。多少補助金でカバーされるでしょうが、それでも価格差は歴然です。

その価格差なら燃料代で取り返すのに何年かかる?となってしまいますよね。昨今はガソリン車でも全般に低燃費化が進んでいますから。

PHEVの値上げ率としては高くない?

xDrive35dと45eの価格差も82万円になります。しかしながらX5はそもそも1千万円超えのクルマですから価格差は本体価格の7%程度です。今年爆売れしたトヨタRAV4のPHEVは同28%を超えますから、X5はPHEV化に対して割とリーズナブルな追加フィーで済む感じです(無理くり??)。

引用:https://www.carsifu.my/

まだまだ対岸の火事的に受け取りがちですが、日本でも2030年代を目途に純エンジン車は販売停止に持って行くような話題が上がっています。今後の電動化プロセスはさらに加速していくのは間違いなく、これからのクルマ選びにおいてはその流れを踏まえていく必要もあるでしょう。

今だけの”駆けぬける歓び”、、、なら

ん、、しかしそうなるとガソリンエンジンのM50iやX5MでBMWらしく”駆けぬける歓び”を堪能できるのも「今(の時代)しかない」、となればむしろそちらがおすすめなのか?うーむ、悩ましいですね。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

以上、BMW X5のおすすめグレードをご紹介致しました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>BMW X5の値引き相場レポート!

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BMW X4のおすすめグレードを比較して検証!ベストバイモデルはどれ!?

BMWが初めてSUVクーペを世に発したのは2007年フランクフルトモーターショーの「X6コンセプト」でしたが、今や独ライバルメーカーはもちろん日本メーカーのモデルにも多くのフォロワーを生み出し、すっかり新ジャンルを形成するに至りました。

当然本家BMWもスキの無いSUVクーペラインナップを構築し、コンパクトなX2、ミドルのX4、ラージのX6を用意。まだ噂の域ですが、ハイエンドとしてX8の企画もあるようですね。ご存知の通りBMWではX+偶数のモデルをSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と称しています。

本稿の主役であるX4は兄弟車になるコンサバティブ系のX3のクーペ版というポジションになりますが、登場は2代目X3の代からなので現行X3が3代目なのに対し、X4は現行型が2代目になり一代遅れのような関係になっています。

今回のクルドラではSUVならではのパワフルな造形と、スポーティでエレガントなグリーンハウスが融合したX4を実際に購入する際、選ぶべきベストバイグレードは何かを徹底、比較検証していきますので、新車選びのご参考にどうぞ!

SUVルックのスポーツカーX4はこんなクルマ

前段の通り現行X4は2代目モデル。初代モデルが登場したのは2014年です。

引用:https://www.euro-car.info/

X4が登場した時点でベースのX3は既に4年が経過していました。その後X3がトータル約7年のモデルライフを経て2017年に3代目へフルモデルチェンジしたタイミングでX4も刷新の時期を揃えたため、初代X4は輸入車では珍しく約4年の短命モデルで終わっています。

2018年デビューの2代目X4は、初代からキープコンセプトを感じさせるものの、スリーサイズは全長、全幅ともに拡大、逆に全高は少し低くなっています。延長されたホイールベースがクーペラインの優雅さを際立たせ、大型のキドニーグリルとホリの深いプレスラインで一層の存在感を放つスタイリングに。
ボディサイズの拡大は後席やラゲージのスペースを広げ、質感の高まったインテリアと併せさらにプレミアムな雰囲気となりました。

引用:https://www.webcg.net/

搭載するパワーユニットは、デビュー当初2.0ℓ直列4気筒ガソリンターボと3.0ℓ直列6気筒ガソリンターボの2本立てでしたが、2020年に入ると6月に要望の多かった2.0ℓ直4ディーゼルターボエンジンを設定。選択肢が広がったのは朗報です。

安全機能および運転支援システムについては、部分自動運転を可能としたセグメント最高レベルのドライビングアシストプラスを標準装備。ステレオカメラとミリ波レーダーにより、日常走行から夜間や悪天候下でも安全運転を支援します。また、つながるサービスの元祖といえるBMWコネクテッドドライブは、より操作性・利便性を高め、新たにスマートフォン向けアプリ「BMW Connected」も導入されました。

BMW X4のグレードを徹底チェック

はじめにBMWのグレード名称の構成を簡単に説明しておくと以下のような感じです。

上記を踏まえ2020年11月末時点でのラインナップは以下の通り3タイプのエンジンに4種類のモデルが揃います。なお、X4に2WDの設定はなく、すべて4WDです。

バリエーションはかなり絞った構成になっていますね。兄弟車のX3が5種類のエンジンと8つのグレードがあることを考えても、X4はかなり少なめです。

ちなみにクルドラでは兄弟車X3のおすすめグレードについても、別ページで考察していますのでぜひ併せてご覧ください。

⇒BMW X3のおすすめグレードを比較して検証!

それでは早速4つのグレードをチェックしていきましょう。

ようやく登場した新エントリーグレード

2018年のデビュー以降、X4はずっとガソリンエンジンだけの設定でしたが、X3には当初からディーゼルモデルの設定がありました。

ここはコンサバなX3とクーペのX4ではキャラクターが違うからという理由だったのでしょうか。確かにX4のxDrive30iが積むガソリンユニットはX3には用意されていませんから、クルマの性格によってエンジンを振り分けていたと思われますが、SUVにトルクフルなディーゼルは外せない気がします。

X4に国内初のディーゼルエンジンが登場

遅ればせながら国内のX4にも2.0ℓ直4ディーゼルユニットを搭載したxDrive20dが追加になり、これによってモデルプライスのボトムラインが700万円を切ったことで、選択肢に加えようとする方も増えるかも知れません(まぁ絶対的には高価ですが)。

引用:https://www.fujijikou.jp/

さて、そのディーゼルエンジンですが先行してX2やX3に搭載されているものと同型で、最高出力190PS、最大トルク400Nmを誇る中々に高出力なユニットです。

最高出力こそ上位のxDrive30iが積むガソリンエンジンに敵いませんが、トルクではこちらの方が一枚上手。特に1750rpmという低回転から力を発揮するため、日常領域での運転にも十分な恩恵を感じることができます。

“素”のグレードはこちらへ変更

ディーゼルを搭載するxDrive20dには「スタンダード」と「M Sport」が選択できます。これまでスタンダードはxDrive30iに設定されていましたが、エントリーモデルの立ち位置が変わったことで、xDrive20dへ変更となりました。

引用:https://auto.ru/cars/

さて、”素“となるスタンダードとはいえ、そこはプレミアムモデル。基本装備はグレード間でさほどの遜色はありません。スタンダードとM Sportで意匠性やデザイン面以外の機能的な差は、ヘッドアップディスプレイとリヤシートヒーター程度です。そのためボディパーツやインテリアトリムの違いが気にならなければ、M Sport より79万円も安いスタンダードはコスパの高いモデルでしょう。

BMWデザイントリムの一番人気はコレ

M SportはBMW定番のスポーティトリムです。

ほとんどのBMWモデルに設定があり、前後バンパーなどがスタイリッシュでモータースポーツスピリットあふれる専用パーツとなるため、他グレードとは一線を画す高い人気のデザインラインです。

X4ではダイナミックなフロントエプロンに、大型エアインテークと力感に満ちたサイドスカートが、このモデルに息づくモータースポーツへの情熱を表現しています。キドニーグリル内のダブルバーとエアブリーザーにはハイグロスブラック、リヤエプロンにはダークシャドーメタリック仕上げが施されます。

価格差はあれどやはり”Mスポ”がマストか?

スタンダードと並べると、クルマのスペシャリティ度にかなり差があるのは分かります。

もちろんインテリアにも、ヴァーネスカレザーのスポーツシートや、Mスポーツレザーステアリングが奢られ、高い快適性と操作性を提供します。

スタンダードと比べて79万円高になりますが、X4らしさ、何ならBMWらしさを考えるとやはりおすすめはM Sportの方かと思います。特にBMWのリセールバリューを考えると、M Sportの人気が高いため新車時価格の差はそこでもいくらか挽回できるはずです。

ハイパワー系2.0ℓガソリンターボ搭載の中間モデル

xDrive 30iが搭載するのはB48型の252PSを誇る2.0ℓ直4DOHCガソリンターボです。

BMWは同じエンジン構成ながらコンピューターや仕様を変えることで、出力特性を変えバリエーションを展開していますが、このユニットはそのハイパワー版。BMW X3には同じB48型で20iという184PSのバージョンも存在しますし、X2には同型で192PSの仕様もあります。

X4の仕様は252PSという馬力を誇りながらも出力はジェントルで、エンジンサウンドを含め車内は際立つ静粛性を保ち、X4のドライビングに一層上質な印象を与えています。

ハイパワーを伝達するスポーツATを装備

エンジンの駆動力を伝達するトランスミッションは、X4の場合全車8速ATですが、同じ8速でもxDrive 30i 以上はスポーツATになります。

引用:https://bruder.golfdigest.co.jp/

この機構は、極めて滑らかで精確なギヤシフト操作を実現。クロスレシオ(ギヤ比が近い状態)にすることでスポーティな加速を実現しながらも、滑らかな変速が可能でギアの多段化により高速走行時のエンジン回転数を抑制して燃費向上にも貢献します。

デザイントリムのバリエーションがほしい

xDrive 30iのデザイントリムはM Sportのみ。2.0ℓディーゼル投入以前は「スタンダード」も設定されていましたが現在はなくなっています。

前項でも書きましたがX4の車格であればスタンダードは少々役不足感があり、M Sportがあればいいようにも思えますが、どうせならもう一選択肢欲しいところです。

BMWのSUVシリーズには「xLine」というデザイントリムがありますが、なぜか国内仕様のX4には用意がありません。X1やX3にはあるのにエンジンバリエーション同様、どうもX4の商品展開は控えめで、インポーター側もあまり数が出ないモデルだと決めつけているような印象がありますね。

もちろん海外では下記の写真のようにxLineに近いバージョン(トリム名:sport S)のX4も販売されています。Xモデルのタフなイメージを強調するxLineは、追加モデルや特別仕様車でも構わないので、設定されるのを期待したいです。

引用:https://autoidea.by/

走行・加速・旋回・燃費に長けたインテリジェント四駆

選択肢がないと言えば、駆動方式もX4は全車4WDで2WDの設定はありません。

XシリーズでもFFベースのX1とX2には2WDがありますが、FRベースの上位モデルはすべて四駆です。但し価格に対するプライオリティが高いX1等と違い、エンジンスペックの引き上がるX3以上なら四駆に一本化するのは正解でしょう。

BMWの4WDシステム「xDrive」は大きなセリングポイントで、普通4WDといえばスノードライブ時などに有効といったシチュエーションを思い浮かべますが、xDriveのメリットはそれだけではありません。日常の場面では燃費向上のため2WD走行し、オーバーステアやアンダーステアなどの兆候を察知すると瞬時に前後アクスルへの駆動トルクを可変配分する機構です。これにより燃費性能と走行安定性を両立しています。

また電子制御式デフギアにより、最大限の旋回性能と加速性能を発揮する”Mスポーツディファレンシャル“も備えます。新世代のシティ派SUVによくマッチする4WDシステムでしょう。

本気で走りたい人のためのSUVたる”M”

引用:https://bruder.golfdigest.co.jp/

X4のトップグレードはM40iです。グレード表記からも分かるように、このモデルは他グレードとは別格のMパフォーマンスモデルに位置づけられます。

MモデルはBMWスポーツスピリッツの象徴

BMWの”M”とはBMWの研究開発などを担当するグループ会社BMW M GmbHから生み出されたモデル群を指します。カタログモデルでM8やM3などと呼ばれる「M+数字一桁(SUVはX+数字一桁+M)」のモデルは、レーストラックでの走行なども見据えた高性能マシン(本稿では取り上げていません)。それに次いでM550iやM340iとしたグレード名称からなるMパフォーマンスモデルがあり、こちらはサーキットでの限界走行などを前提としない一般ユーザー向けにチューニングされたモデルとなっています。

さらにこれらMシリーズのエッセンスが投入されているのが、BMW全モデルに設定のあるM Sportグレードとなります。エンジン系統は通常モデルと同様ながら、エクステリアやインテリアはMモデルをインスパイアした専用パーツが奢られているのが特徴。ざっとMモデルのラインを取りまとめるとそんな感じです。

BMW伝統のストレート6搭載グレード

M40iの心臓部には3.0ℓ直列6気筒のM Performanceツインパワーターボガソリンエンジンが搭載され、圧倒的な加速性能を実現します。ツインスクロールターボチャージャー、バルブトロニック、高精度ダイレクトインジェクションシステム等BMWの最新メニューを盛り込み、最高出力387PS、最大トルク500 Nmを発揮し0-100 km/h 加速はわずか4.8秒を達成。 SUVながらスポーツカー並みの走りを見せつけます。

引用:https://www.gqjapan.jp/

ストレート6のBMWこそ本懐と拘りのある方には、これぞ真骨頂といえるグレードになるでしょう。

アグレッシブ感が増したエクステリア

エクステリアもMパフォーマンスモデルらしく通常グレードとは別物で、セリウムグレーに塗装された大型エアインテーク、キドニーグリル、ミラーキャップは研ぎ澄まされたスポーティネスを象徴。足元では大径21インチのアルミホイールがその卓越したパフォーマンスを支えています。

リヤビューもブラッククローム仕上げのフリーフォームテールパイプとなり、フロントの両サイドに輝くMロゴと、リヤに施されたセリウムグレーのグレードロゴと併せM40iの”ただ者ではない”雰囲気を鮮烈に伝えます。

引用:https://response.jp/

インテリアはM Sportのデザイントリムベースで、Mスポーツレザーステアリング、M パフォーマンス特有のインスツルメントパネル、インテリアトリム、Mフットレストと細部にわたるまでスポーティに作り込まれています。

価格見直しでアンダー1千万円に!

ここまでくると当然ながらクルマの持つパフォーマンスに比例して、価格の方も相当なものとなります。しかしながら11月現在の価格は、絶対的には高額ですがそれでも大幅値下げが実施されたものです。

BMWのHPには『研ぎ澄まされし昂奮を今こそ。2020年8月1日以降販売分より、プレミアムミドルクラスSAC BMW X4 M40iのメーカー希望小売価格を見直しました。Xの才能とMの昂奮を、より魅力的なプライスで皆様にお届けいたします』と記載があります。

具体的には従来10,040,000円だったものが9,250,000円になったので、その差79万円引きとなりました。残念ながら筆者のような一般庶民には、このあたりの金銭感覚が乏しくよく分かりません(笑)。これで「お買い得だ」と思える人はどのくらいいるのか?まぁ確かにプライス表でトップレンジが1千万円を切っていることで、候補リストに加わる場合も多いのかも知れませんね。

ディーゼルのMパフォーマンスモデルはまだ?

ここでもX4の”バリエーション少ない問題”を提起したいところ。X3のMパフォーマンスモデルには、このM40iの他に3.0ℓ直6ディーゼルユニットのM40dが存在します。

引用:https://www.goodspress.jp/

もともと国内販売ではディーゼル推しのX3とガソリン推しのX4という棲み分けがされていたようですが、発売から2年が過ぎX3にはガソリンのM40iが追加されました。当然X4にもM40dが追加されると考えていましたがそうはならず。

前述の通り2.0ℓディーゼルは追加になりましたから、今後にM40dが追加される可能性はありますが、ダイナミックでアクティブなキャラクターがウリのSUVとディーゼルエンジンの相性は悪いはずがなく、登場を待ちたいところです。

おすすめはディーゼルのxDrive20d M Sport!

全グレードを見てきましたが、おすすめグレードとしては掲題の通り新しく追加となった2.0ℓディーゼルのM Sportです。

引用:https://www.webcg.net/

正直、このグレードがなければM40iがイチ推しだったかも知れません。ガソリンユニットしか選べない状況なら、xDrive30iとの価格差が値下げで87万円にまで縮まったこともあり、その差ならストレート6のM40iこそThe X4として選ぶべきと思えるからです。

しかしながらディーゼルエンジンが追加され、700万円代で選べるとなればxDrive20dの存在が光ります。

文中にもありましたが普段使いでSUVらしく走るなら、トルクフルなエンジンが最適。xDrive20dなら最大トルクはxDrive30iを上回っていて、この点は文句なしです。装備面での差異が大きいなら考えものですが、そこについては何一つ違いがありません。選択できるメーカーオプションも全くの同一で、価格は64万円も安価なのです。差額は純粋にエンジンとトランスミッションの違いになります。

環境対応モデルEdition Joy+は未設定

惜しいのはX4には「Edition Joy+」シリーズの設定がないことです。

BMWではクリーンディーゼルやPHEVなど環境に配慮したモデルを拡販するべく、価格を下げる方策をとっていて、それらモデルを便宜上Edition Joy+とグレード呼称しています。

他モデルで見るとX3はPHEVのxDrive30eがEdition Joy+の対象になっていますし、X2はディーゼルのxDrive20dと18dがEdition Joy+になっています。それぞれのモデルのHPプライスリストを見ると分かりますが、Edition Joy+になると25万円から55万円もの値下げ価格になります。もちろん価格が違うだけで、エンブレム一つまですべてが同じクルマです。

引用:https://www.webcg.net/

たびたび出てきますが、ここでも何故かX4は対象外になっています。上位モデルの5シリーズ(セダン・ワゴン)にもEdition Joy+は設定されているのに。ないものねだりしていてもキリはありませんが、以上のことからクルドラ的おすすめはxDrive20d M Sportとさせて頂きます。

もちろん予算に余裕があるようなら、M40iの魅力は捨てがたいものがありますので次点でおすすめです。

次期型も気になる!!

来年で3年目を迎えるX4のマイナーチェンジ版のうわさもチラホラ聞こえてくるようになりました。スクープ写真を見る限りでは、エクステリアは最新モデルの例にならいキドニーグリルが一体型で大型化されるのは間違いなさそうです。

引用:https://response.jp/

カモフラージュ越しに薄っすらと見えるドット柄のグリルバーは、最近の3シリーズや2シリーズでも見られるMパフォーマンスモデルのものに近く、おそらくM40iに該当するモデルでしょうか。

ヘッドライトやフロントバンパーの形状も変わっていますが、パワーユニットについてはおそらくPHEVや48Vマイルドハイブリッドなど何らかの電動化がされるのは間違いないでしょう。同じ国内でのX3ラインナップを見ても電動化が加速しているので、さすがに今回はX4も無縁とはならないと思います。2021年終盤に発表、2022年国内販売される見込みですが今から楽しみですね。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

以上、BMW X4のおすすめグレードをご紹介致しました。

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BMW X3のおすすめグレードを比較して検証!ベストバイモデルはどれ!?

BMWグループの世界新車販売台数は2019年に過去最高の2,520,307台と9年連続で記録を更新してきました。残念ながら2020年の1~9月の実績は前年同期を下回ってしまい、新型感染症の影響は避けられない状況です。タラレバはありませんが、こうした事態がなければBMWの快進撃は続いていたかも知れません。

そんなBMWの稼ぎ頭はやはりSUV。BMWでいうところのSAV (Sports Activity Vehicle)ラインナップですが、その中核をなすのがX3です。X5に次いで車歴のあるX3は現行型が2017年にデビューした3代目となっています。2.0ℓ直4DOHCのディーゼル、ガソリンで国内販売がスタートしたあと、BMW伝統の3.0ℓ直6のディーゼルとガソリンも追加。2020年4月にはX3初となるプラグインハイブリッド(PHEV)も発売され、中心モデルらしく幅広いバリエーションを揃えます。

引用:https://review.kakaku.com/

今回のクルドラではBMWの最多量販SUVであるX3を実際に購入する際、選ぶべきベストバイグレードは何かを徹底、比較検証していきますので、新車選びのご参考にどうぞ!

SAVのミッドサイズモデルX3はこんなクルマ

2000年に発表されたX5で初めてSUVジャンルへ進出したBMWは、その成功を背景にすぐさま次の一手としてミドルレンジのSUVであるX3を2004年に市場へ投入します。車名からも分かる通りX5なら5シリーズのリソースを流用しており、当然X3は3シリーズのSUV版としての立ち位置ですから、セダン同様に販売ボリュームも引き上がります。

引用:https://www.webcg.net/

2010年には第2世代となり、このモデルから2.0ℓ直4ガソリンエンジンやディーゼルもラインナップに加わって、さらにバリエーションが充実します。

SUV人気が高まっていく中、2017年には3代目の現行モデルが登場、全高以外はやや大型化されましたが全体の雰囲気はキープコンセプト。先代と並べればやや下がり気味のルーフラインや存在感を更に増したキドニーグリル、シャープなヘッドライトや立体感のあるリアランプなどに新型らしさを感じます。

引用:https://response.jp/

インテリアも操作系のレイアウトだけはBMW流を崩さないものの、最新のデザイン手法で先進感をアピールしています。

新型のキモは何と言っても安全機能・運転支援システムの刷新で、BMW最新世代となるドライビングアシストプラスを搭載。ステレオカメラとミリ派レーダーによる検知能力が高まり、従来以上に安全運転をサポートしてくれます。
3代目も発売から2年以上が経過し、細かな仕様変更なども少しずつ行われていて、例えば2019年登場の新型3シリーズから導入されたBMWライブコックピットなどは、2020年モデルのX3にも標準装備になりました。

引用:https://www.webcg.net/

また、今年に入り3.0ℓ直6ガソリンエンジンやプラグインハイブリッドシステムを初搭載したxDrive30eも投入され、X3の進化は続いています。

X3の全グレードを徹底チェック

はじめにBMWのグレード名称の構成を簡単に説明しておくと以下のような感じです。

上記を踏まえ2020年11月時点でのX3ラインナップは、5種類のパワーユニットに8種類のモデルを揃えます。ちなみにX3に2WDの設定はなく、全て4WDです。

2.0ℓ直4のガソリンとディーゼル、3.0ℓ直6のガソリンとディーゼル、それに初登場の2.0ℓガソリン+モーターのPHEV とエンジン種類は多いですが、基本装備は8種類ともにそれほど差異がないのが特徴です。つまりご自分のニーズに合わせたエンジンを選択して、後は必要なオプションを加えて仕様を決めます。
もちろんxLineやM付きグレードなどデザイントリムの違いによる意匠性の違いや、選択できるメーカーオプションの範囲などに違いはありますから、そこは加味する必要があります。

エントリーグレードながら装備に遜色なし

ラインナップの価格帯で見ると「エントリーグレード」にあたるのがxDrive20iです。パワーユニットは2.0ℓ直列4気筒DOHCツインパワーガソリンターボになります。

引用:https://www.yanase.co.jp/

BMWではB48型と呼ばれる2.0ℓとしてはベーシックユニットですが、ガソリンエンジンらしい滑らかな回転フィールが特徴で、パワフルでありながら音も静かなことが評価されています。

またX3のツインパワーターボは、世に言うターボが2基付いたツイン・ターボではなく、あくまでシングルターボです。ターボチャージャーは排気ガスによってタービンを回しますが、BMWのツインパワーターボとは、可変バルブ機構を組み合わせたことで「直噴」と「可変」、2系統(ココがツインということ)の排気エネルギー導入回路が備わる構造のものを指します。

引用:https://motor-fan.jp/

“素”のグレードにニーズはあるか?

xDrive20iはラインナップで唯一「スタンダード」グレードの用意があります。発売当初はxDrive20dにも設定されていましたが現在は廃止されています(逆にxDrive20iからはM Sportがカタログ落ちになっている)。

正直なところX3クラスのクルマをお求めの方に、スタンダードの需要があるかどうかは微妙です。基本装備は前述の通りフル装備ですし、必要なものはメーカーオプションで付ければ上位グレードと同等に近づけることもできます。しかしある意味重要な選択基準となるルックスはやはり”地味”。下の写真のようにxLine やM Sportなどデザイントリムのモデルと並べてしまうと、視覚的なインパクトは弱いです。

引用:https://www.goo-net.com/

実際にグレード毎の売れ行きのデータがあるわけではありませんが、中古車市場でのX3をチェックするとスタンダードは殆んど見つけることができません。何なら「X3・スタンダード」で画像検索してもヒットしませんから(筆者調べ)。

SUV度高めなxLineがおすすめ!

xDrive20iならおすすめできるのはxLineでしょう。xLineはBMWのSAVシリーズに共通のグレードで、マットアルミニウム仕上げのフロントエプロン、リヤスカートフィニッシャー、サイドスカートフィニッシャーなどSUVの文法に沿った造形が個性を強調します。

引用:https://www.yanase.co.jp/

X3ではその他にクローム仕上げのキドニーグリル、サイドエアインテークフィニッシャー、19インチのアルミホイールなども装備され、アルミニウム仕上げのパーツがエクステリアを引き立てます。インテリアもレザーシートが標準となる他、スタンダードでは選択できないパノラマサンルーフやharman/kardonの高級オーディオなどもメーカーオプションでチョイス可能になります。

X3という車格を考えたときには、xDrive20iならxLineがおすすめです。

トルクフルなクリーンディーゼル搭載グレード

BMWは同じ排気量、型式のエンジンでもコンピューターや仕様変更などでバリエーションを展開するのが得意ですが、このxDrive20dに搭載される2.0ℓ直列4気筒DOHCディーゼルターボはそのハイパワー版。弟分のX2にはスペックをやや下げた同じ型式エンジンも用意があります。

引用:https://ehime.bmw.jp/

ディーゼルといえば魅力は太いトルクですが、X3のユニットは400Nmという強大な最大トルク。しかもわずかに1750rpmから発生するため、普段のあらゆるシーンを常に最大トルクバンドで走行しているイメージといえ、もちろん高速道路上でもアクセルのひと踏みで流れをリードできるだけの走行性能を誇ります。

xDrive20dのデザイントリムはxLineとM Sportの二つが用意されますが、xLineについては前項のxDrive20iと全く同じです。

BMWといえばやはりコレが定番!

M SportはBMW定番のスポーティトリムです。ほとんどのBMWモデルで設定があり、前後バンパーなどがスタイリッシュでモータースポーツスピリットあふれる専用パーツとなるため、他グレードとは雰囲気の違う高い人気のデザインラインです。

引用:http://www.campbell-okayama.com/

X3では、張り出したフロントエプロンと大型のエアインテークを含むMエアロダイナミクスパッケージがもたらすスポーティな外観になり、専用デザインのディフューザー付きダークシャドー仕上げのリヤスカートで引き締めます。足元は19インチが標準ですが、オプションでグレーポリッシュ仕上げの20インチアルミも選択でき、ボディ同色のホイールアーチと合せるとよりスタイリッシュです。

もちろんM Sportはインテリアも特別で、専用のクロス・レザーコンビのスポーツシート、パドルシフト付きMスポーツステアリング、Mロゴ付きのドアシルプレートなど外観に負けずスポーティ感満載となります。

引用:https://www.goo-net.com/

SUV度の高いxLineか、BMWらしいM Sportか、両方揃うxDrive20dは悩ましいグレードですね。

在庫限りの限定車ミッドナイトエディション

xDrive20dのM Sportをベースとした130台限定の特別仕様車が出ています。

MIDNIGHT EDITIONは“都市のナイトドライブ”をコンセプトとして開発され、夜に溶け込むような漆黒の外装に、都会の夜にマッチする高級感ある内装が設定されます。具体的には、ボディカラーは通常有償オプションとなるブラックサファイアを採用。純正アクセサリーの20インチブラックアルミを履き、限定装備となるブラックのキドニーグリルとエキゾーストテールパイプ、カーボンミラーカバーも装備します。

引用:https://ameblo.jp/

インテリアは専用ステッチ付きのコニャック色レザーシートやピアノブラック仕上げトリムでコーディネートされます。変わっているいがスキー/スノーボードバッグがおまけで付いているところですね。
HPにはまだ紹介ページが残っていますが、発売から1年近く経っているため在庫もわずかかも知れません。ディーゼルのブラックで検討されている方はお急ぎください。

真打登場か?プラグインハイブリッド

2020年に追加設定されたのがPHEVのxDrive30eです。

引用:https://www.carforyou.ch/

今やクルマの電動化は避けては通れない状況になりつつありますが、国産車はまだまだハイブリッドが中心です。今年トヨタのRAV4 PHVが売れすぎて受注を一時停止したニュースもありましたが、PHEV導入は輸入車の方が活発です。

そもそもPHEVとは、通常のハイブリッドシステムに外部から充電可能な大容量バッテリーを組み合わせたモデルのこと。近距離であればピュアEV車同様、電気だけで走行することができ、万一バッテリーがエンプティになっても燃料さえあれば、普通のハイブリッド車として長距離走行もこなすイイとこ取りのクルマです。

ガソリンエンジン+モーターはX3初!

xDrive30eのパワートレインは、2.0ℓ直列4気筒ガソリンターボエンジンと電気モーターの組み合わせ。エンジンそのものは xDrive20iと同じものですが、電気モーターは最高出力109PS、最大トルク265Nmを誇りエンジンとトータルで最高292PSの出力を発生します。

引用:https://www.webcg.net/

満充電でのEV走行可能距離はカタログ値で約44km。近距離の普段使いなら、ほぼEV走行で事足りるでしょう。

理想は自宅に充電システムがあることですが、昨今ようやく充電設備を見かける機会も増えてきており、役所など公共施設や大きなショッピングモールの駐車場等でも充電可能です。もちろん走行中にバッテリーの充電も可能ですから、充電設備に縛られず候補に挙げてもよい気がします。

次世代主役モデルになりそうなPHEV

xDrive30eのデザイントリムはxDrive20d同様に、写真のM Sportの他にxLineと二つ用意されていますから好みのモデルを選択可能です。

引用:https://www.webcg.net/

ちなみにPHEVだけの装備としては、専用デザインのメーターパネルと走行モードを切り替えるeDriveボタンがある点。エクステリアでは当然、左フェンダーパネルにバッテリーの充電口があります。

ネガなポイントがあるとすれば、車両重量とリヤラゲージルームが走行用バッテリーを積む関係から容量が他モデルより100ℓ少ない450ℓになるところです。

BMW王道のシルキー6を今に引き継ぐ”M”

ロートルなBMWファンには、やはり直列6気筒エンジンこそBMWの真骨頂と言ってはばからない方も多いでしょう。今や直3あり、横置あり、FFありとオールマイティなBMWですが、6気筒ユニットにはエンジン屋としての矜持を感じさせます。

引用:https://forzastyle.com/

X3のラインナップで直6エンジンを搭載するのが、ガソリンモデルのM40iとディーゼルのM40dです。

グレードの表記が直4モデルと違っていますが、M40系はMパフォーマンスモデルとなるからです。

BMWスポーツの代名詞たるMモデル

BMWの”M”とはBMWの研究開発などを担当するグループ会社BMW M GmbHから生み出されたモデル群を指します。カタログモデルでM8やM3などと呼ばれる「M+数字一桁(SUVはX+数字一桁+M)」のMモデルは、サーキット走行なども見据えた高性能マシンとなっています(本稿では取り上げていません)。それに次いでM550iやM340iとしたグレード名称からなるMパフォーマンスモデルがあり、こちらはサーキットでの限界走行などを前提としない一般ユーザー向けにチューニングされたモデルとなっています。


さらにこれらMシリーズのエッセンスが投入されているのが、BMW全モデルに設定のあるM Sportグレードとなります。エンジン系統は通常モデルと同様ながら、エクステリアやインテリアはMモデルをインスパイアした専用パーツが奢られているのが特徴。ざっとMモデルのラインを取りまとめるとそんな感じです

追加設定されたガソリンユニットのM40i

M40系グレードの特徴は、エクステリアは基本M Sportに準拠するものの、足元が21インチの大径アルミホイールとなり、大型エアインテークのバンパーにキドニーグリルやドアミラー等も専用のセリウムグレー仕上げになるのが識別点。エキゾーストテールパイプもブラッククロームの台形型になっています。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

インテリアもM Sport仕立てになっていますが、8速ATはスポーツATになり、新たに改良を加えたMスポーツサスペンションと専用にチューニングされたバリアブルスポーツステアリング、標準装備のMスポーツブレーキなど走行系の機能は他グレードとは別格です。

ハイライトとなる心臓部は、ガソリンのM40iが卓越したパワーを発揮する3.0ℓ直列6気筒M ツインパワーターボを搭載、ラインナップ中、最強の387PSをマークします。このM40iは2020年3月に国内追加販売がスタートしたモデルで、従来あったディーゼルのM40dよりも最大トルクこそ劣りますが、ガソリンエンジンらしい軽快でスポーティな走りが愉しめます。

M40dは48Vマイルドハイブリッド化

一方のM40dは先行してラインナップされていましたが、この11月に改良が行われ「48Vマイルドハイブリッドシステム」が搭載されることになりました。

引用:https://www.webcg.net/

日本国内ではBMW初のマイルドハイブリッドになりますが、PHEVのxDrive30eに続いての投入は、いよいよBMWの電動化も加速していく様子です。ちなみに納車は2021年春頃の予定。

今回のシステムは、制動エネルギー回生を行う48Vスタータージェネレーターと、それによって発電された電気を蓄積する追加のバッテリーなどで構成されています。ジェネレーターは最高出力11PSを発生。ブースト機能によって発進時および加速中に内燃機関のサポートを行うほか、コースティング機能(いわゆるニュートラル走行)も搭載され、一定条件下での走行時の燃費効率を高めてくれます。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

もともと6気筒DOHCディーゼルは、680Nmという最大トルクを誇っていましたが、今回の改良で700Nmを達成。マイルドハイブリッド化で燃費もさらに期待できます。

M40系はどちらも高額モデルながら、M40iとM40dの価格差はわずかに17万円(M40dが高い)ほど。選択は悩ましいところですが、今後のトレンドを踏まえればマイルドハイブリッドのディーゼルでしょうかね。

結論、おすすめはプラグインハイブリッドの30e

さて、全てのグレードと特別仕様車もご紹介してきましたが、本稿でもっともおすすめ度が高いモデルは掲題の通り「xDrive30e M Sport Edition Joy+」です。

引用:https://insideevs.com/

価格重視で少しでも安く手に入れたい方はxDrive20iでしょうし、トップレンジモデルしか興味ない方ならM40系のハイパフォーマンスモデルを選択で、迷いのないところでしょう。

ディーゼルも捨てがたい魅力アリ

そうすると筆者想定の一般的な買い手の方が迷われるのは、ディーゼルのxDrive20dかPHEVのxDrive30eかだと思います。

昨年までならイチ推しはxDrive20dの一択でした。やはりSUVに関しては車両サイズや総重量が大きくなる傾向なため、トルクフルでアグレッシブな走りを期待できるディーゼルがキャラクター的に合っています。

引用:https://ameblo.jp/

ディーゼルはガソリンエンジンに比べて車両価格は高くなりますが、BMWのクリーンディーゼルは補助金の対象にもなっていますし、軽油使用によるランニングコストも期待できます。

PHEVはまだまだ価格がネック?

そこへ今年新たにPHEVが追加となりました。PHEVについては前項の通りですが、自宅に充電設備がないからといって見送る必要のないシステムになっています。もはやハイブリッドを買ったつもりで、”おまけ”にEV走行のレンジが広がるモードが付いている、ような考え方でもイイでしょう。

そう考えると「なぜPHEVがもっと増えないのか」、になりますがインフラの要因はお住いの地域により多少残るにしても、大きなネックは車両本体価格でしょう。

引用:https://insideevs.com/

例として全エンジンパターンが揃うトヨタRAV4で見るとハイブリッドGが403万円、同装備のPHEVのGは469万円もします。ちなみにガソリン車のGだと339万円で済みます。

製造コストとの兼ね合いから、まだまだPHEVはお高いモデルと言えますが、X3ではこの価格の部分でPHEVに魅力があります。

それがBMWで展開中のEdition Joy+シリーズです。

環境対応モデル”Edition Joy+“に注目!

BMWではクリーンディーゼルやPHEVなど環境に配慮したモデルを拡販するべく、価格を下げる方策をとっていて、それらモデルを便宜上Edition Joy+とグレード呼称しています。

X3ではPHEVのxDrive30eが「Edition Joy+」の対象となっています。ちなみにホームページ上のプライスリストを見るとわかるのですが、フツーの「xDrive30e」の価格は836万円(M Sport)です。これが「xDrive30e Edition Joy+」になると781万円に値下げされます。この差55万円!!は、けっこう大きいですよね。もちろん価格が違うだけで全てが同じクルマです。

このシリーズがいつまで続くのかは、正規ディーラーでも把握していないそうですが、これならBMWの思惑にのって新世代のクリーンエネルギーモデルを手に入れるのもアリではないでしょうか。

引用:https://www.webcg.net/

不思議なのはX2や5シリーズなど他のモデルでは、ディーゼル車もEdition Joy+に設定されていて、お得な価格になっているのにX3のディーゼルグレードは対象外なこと。X3のxDrive20dもEdition Joy+なら魅力アップなのですけど。

xDrive30eのおすすめをxLineではなくM Sportとしたのは、下取りに出したときのリセールバリューが高いためで、よりSUVらしさを感じさせるxLineでもそこはお好みで良いかと思います。

以上、BMW X3のおすすめグレードをご紹介致しました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>BMW X3の値引き相場レポート

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マツダMX-30の厳選おすすめオプションとアクセサリーはどれ?

欧州や中国などグローバルではクルマ電動化への動きは加速していて、ハイブリッドを中心に拡大が進んだ日本市場でさえ、もはやその流れの中では少し遅れを取り始めているような印象です。ここにきて若干PHEVの車種が増えてきましたが、ピュアEV車の拡充は進まず、未だに電気自動車といえば日産リーフくらいしか思い浮かばない状態が続いています。

先代アクセラにプリウスのシステムを移植したハイブリッドがあったものの、現在ラインナップに電動車を持たないマツダは、2019年10月、初めての量産電気自動車となるマツダMX-30を世界初公開しました。
2020年から欧州では販売され、日本でも発表から一年後の10月8日にようやく発売となりましたが、国内モデルのMX-30ローンチはピュアEVではなくマイルドハイブリッド車でした。

引用:https://blog.evsmart.net/

2021年にはピュアEVも追加される予定のMX-30。今回のクルドラでは、マツダ謹製の初ハイブリッドとなるMX-30を実際に購入しようとした際、気になるオプションについて、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!

MX-30のプロフィール

マツダ3からスタートした新世代商品群は、CX-30を経て本稿主役のMX-30で第三弾となります。

車名からも分かる通り、この3車種は兄弟関係にあるとも言え、特にCX-30とは外寸もホイールベースもほぼ同じになっています。セグメント的にも同じSUVに括られますが、MX-30はフリースタイルドアと呼ばれる”観音開きドア”が特徴の、クーペライクなボディを纏(まと)います。

引用:https://www.goo-net.com/

エクステリアデザインもシグネチャーウィングのグリルや面の陰影で魅せるような、従来の「魂動デザイン」とは趣きが変わり、わりと直線基調のプレーンな造形です。車体色にもルーフ、サイドピラー部、ボディの3トーン仕様を設定するなど他モデルとの差別化が見て取れます。

また、マツダ車のインテリアは高い質感がこれまでも評価されてきましたが、MX-30はプライベートルームのような見立てが白眉で、テーブルやパソコンディスプレイを見るかのように、センターコンソールやエアコンタッチパネルが並びます。宙に浮いたようなデザインのフローティングコンソールや、自動車用インテリア素材としては斬新な”コルク”がキャッチーに効いています。

引用:https://www.gqjapan.jp/

オプション選択になりますが、レザー表皮にはアンティークソファのごときダメージ加工っぽい合皮が使われているのが個性的。

そしてパワーユニットは、マツダが圧縮着火方式のSKYACTIV-X搭載車で展開している小型モーターISG(インテグレーテッドスタータージェネレーター)を、通常の2.0ℓガソリンユニットに組み合わせた独自のマイルドハイブリッドシステム”e-SKYACTIV G”です。

グローバルに見ればMX-30の本命は、来年発売となるピュアEVモデルとなるのでしょうが、国内での使用環境を考えると、今はマイルドハイブリッドも良い選択ではないでしょうか。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

新型MX-30のグレード構成はどうなっている?

内外ともに斬新なデザインのMX-30ですが、販売方式も従来とは少し異なります。

これまでは仮に3つグレードがあるとすれば、装備差で松・竹・梅みたいな形態になるのが一般的でしたが、MX-30のグレードは1つだけ。後はユーザーが好みに応じてパッケージされるメーカーオプションを自由に選んでもらう「オリジナルチョイス」という仕組みになっています。これはメーカーのMX-30事前サーベイで、クルマ選びもお仕着せのグレードではなく、自分の基準でしっかり選択したいという声が多かったことを受けての提案だそうです。

その基本となるベースグレードは以下のようになっています。

引用:https://motor-fan.jp/

いわゆる”吊るし“の状態だと上記の通りですが、一昔前なら十分すぎる装備が備わっています。特に全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールや後進時左右接近物検知機能まで付いたスマートブレーキサポート、LEDのヘッド&リヤランプ、18インチアルミ、Apple CarPlay等が操作できる8.8インチセンターディスプレイなどが標準なのはポイント高いです。

このままでOKという方なら、あとはFFか4WDかを選ぶだけです。

装備面で目に付く物足りなさと言えば、本革ステアリングやシフトノブくらいな気もしますが、実際にそうなのか?それではチョイスできるメーカーオプションを見て行きましょう。

満足度の高いメーカーオプションは?

引用:https://response.jp/

「とりあえずビール」にあたるベーシックパッケージ

オプション選択をお考えの方が避けて通れないのがベーシックパッケージです。というのもここから先のメーカーオプションのいずれか一つでも付けたいなら、このベーシックパッケージを選択していることが条件となるからです。

つまりこれを選択しないならベースグレードを買うということですし、この先何らかのオプションを考えるなら、価格は全て+77,000円が前提ということになります。

ベーシックパッケージの中身では、ステアリングとシフトノブが本革巻きになることが大きいですね。MX-30のエクステリア、インテリアにウレタンステアリングでは不釣り合いに感じられます。運転中、常に触れている部分だけにアップグレードしたいところですし、それだけに基本パッケージにも含まれているのでしょう。

その他にもプラチナサテンの加飾などが質感を高めますが、機能装備もアドバンストキーレスエントリーやヒーテッドドアミラーなど普段使いで役立つものがチョイスされていて、無駄のない装備だと思えます。

本革巻き系の装備だけで3万円は超えてくるでしょうから、オプション代金そのものも良心的な価格設定ですし、何より先の通り避けて通れないオプションではありますが。

安全はお金で買える時代のセーフティパッケージ

メーカーオプション中、もっとも価格の高い組合せがセーフティパッケージです。MX-30はベースグレードの状態でも先進運転支援装備は一通り標準ですが、セーフティパッケージを加えることにより衝突被害軽減ブレーキ(SBS)、視認性確保、危険検知警報システムなどの機能が拡張するようになります。

例えばSBSなら標準でも車両、歩行者、夜間歩行者、自転車などの検知機能がありますが、そこに右直事故回避アシスト機能が加わります。視認性確保の場合は、標準のシンプルなハイビームアシストが、よりきめの細かい制御で夜間走行を支援するアダプティブハイビームへと進化します。

運転支援の面ではクルージング&トラフィックサポートにより、レーダークルーズコントロールで追従走行中に車線を検知している場合は、ステアリングアシスト機能が車線に沿った走行をアシスト、ドライバーの疲労軽減に役立ちます。

また、このパッケージにはデイタイムランニングライトや前後ランプ内のシグネチャーLEDランプなど、他者からの視認性向上と意匠性にも寄与する”光もの”が加わるのも魅力的です。

引用:https://sp.home.kingsoft.jp/

ドライブ中の快適性を高めるユーティリティパッケージ

このパッケージは主に走行中のドライバー他、乗員を快適にしてくれる装備が揃っています。特に寒い地方にお住まいの方へは嬉しいステアリング、及び運転席・助手席シートのヒーターが備わります。また、そのシートは運転席だけですが、ポジションメモリー付の10ウェイパワーシートへとグレードアップします。

その他には女性に嬉しいスーパーUVカット&IRカットガラスなども付きますが、それでも他のオプションに比べると、ニーズは限定的な気もします。

ところが、以下でご紹介する車内をお洒落にドレスアップするインテリア関連のオプションを選択する場合、このユーティリティパッケージが必須条件となっています。
従ってインテリアオプションは全て+88,000円高で考える必要があり、やや”抱き合わせ“販売感もある気がしますね。

控えめなドレスアップが効くエクステリアパッケージ

ここからは機能性は置いておき、いわゆるドレスアップとされる意匠性を引き上げるオプションになります。

エクステリアパッケージは派手なエアロパーツの類いではなく、無塗装樹脂のドアピラーがピアノブラック仕上げになることや、DピラーにMAZDAロゴ入りのメッキパーツが付く程度です。

それでもピラーの仕上げは、けっこう拘りのある方も多く、特にDピラー部は3トーンカラーのモデルの場合、色の境目がくる場所なのでロゴ入りパーツがよいアクセントになっています(このオプションを付けなくてもこの部分には黒樹脂のパーツが入りますが)。

その他にはデザイン、サイズとも標準車と同一ですがアルミホイールにマツダ車ではわりと定番の高輝度ダーク塗装が施されています。以上3カ所がパッケージの中身ですが、魅力はありながらも同額のベーシックパッケージの内容と比較すると、ややお高い印象です。

車内カラーをコーディネートするインテリアパッケージ

インテリアカラーは標準車だとクロス地にグレー/ブラックの設定ですが、このパッケージを選択すると車内のイメージがガラリと変わります。

オプションでは2色用意され、そのうちブラウンのものを「インダストリアル」、ホワイトのものを「モダン」と設定しています。

これを選ぶとシートの材質がクロス+合成皮革となり、フロントドア・リアサイドトリムのアームレストとニーレストパッドも合成皮革になります。加えてプラチナやクロームの加飾箇所も増え、MX-30の個性であるコルク素材がプルハンドルにも採用され、全体にインテリアの上質感を引き上げます。

但し、前述の通りこのオプションを付けるには、ユーティリティパッケージが必要となるため計176,000円の追加費用が必要です。

そのためMX-30では以下の通り、エクステリアパッケージとインテリアパッケージを同時に選択してもらえる場合には、割引価格になるセットパッケージも2つ用意しています。

少しややこしいですが、上記2つのパッケージを選択してもユーティリティパッケージは必要となりますので+88,000円は変わりません。

死角をカバーできる360°セーフティパッケージ

車両の前後左右に備えた計4つのカメラの映像をセンターディスプレイに表示し、真上からクルマを見下ろすような画像で確認できる360°ビューモニターは、今や多くのクルマで装備されるようになりました。MX-30ではこのビューモニターに加えて、モニタリングカメラがドライバーの疲労や眠気を検知し、休息を促すドライバーモニタリングも併せて装備。

MX-30に用意される安全装備をフルコンプリートするには、このオプションも必須です。

人間特性に合わせて磨き上げたオーディオシステム

マツダ3から始まった新世代商品群のトピックの一つに、人間特性に基づいてスピーカーレイアウトを突き詰めた”MAZDA HARMONIC ACOUSTICS”があります。乗る人すべてが気持ちよく過ごせる、上質な音響空間を目標に車体の静粛性にも拘り開発されました。

そのため標準の8スピーカー仕様でも質の高いサウンドを楽しめますが、MX-30にもマツダ車テッパンのオーディオオプションであるボーズサウンドシステムがあります。

ボーズ社との共同開発による12スピーカーが音の立体感や明瞭度をより際立たせ、さらに質感高いサウンドを実現。ステレオ音源でも立体的な音像で再現するボーズ独自のサラウンドシステムや、カーオーディオに特化した走行ノイズ補償システムも搭載しています。

迷ったらコレ!MX-30おすすめの組み合わせ

以上のようにベースグレードをシンプルにしてある分、とても多くのメーカーオプションが設定されています。

いくつかはセット装着指定があるものの、自分好みで必要なものを選択していく組み合わせは、ボディカラーまで合わせると相当な数にのぼります。

もちろんそれはマツダの意図するところではあるのですが、生産ラインの効率化や納期短縮も重要なため、カタログには以下の通り4つの「おすすめの組み合わせ」を設定しています。

これによりメーカーオプション各パッケージとボディカラーの組み合わせを絞り、ユーザーが用途により選びやすい形にもしています。推測ですがこれらの組み合わせだと、納期的にも有利になると思われます。

おすすめディーラーオプションをチェック

マツダはディーラーオプション、純正アクセサリーの充実には特に力を入れています。特にマツダ3以降、エクステリアパーツには「シグネチャースタイル」を展開していて、純正らしいクオリティと派手になり過ぎない造形が支持されています。

MX-30用には豊富なアクセサリーから、メーカーオプション同様に推奨パッケージをいくつか設定しています。もちろんパッケージでなくとも単品で購入可能ですし、ディーラーオプションなので必要な時に買ったり付けたりすることもできますが、中にはパッケージでお買い得な設定にしているものもあります。

ヨーロピアンなムード漂うEDGY STYLE

エクステリア用のパッケージでエッジィスタイルが設定されています。内容はルーフデカール、ホイールガーニッシュ、エクステリアガーニッシュセットの3点で構成されていますが、目立つのはやはりルーフデカールで、フランスのDS車を連想させるようなデザインです。

引用:https://response.jp/

ルーフ全体を覆う革調のデザインは、メーカーオプションの「インダストリアルクラシックパッケージ」に合わせたブラウンと、「モダンコンフィデンスパッケージ」に合わせたブラックの2色を用意しています。もともとマツダ車は欧州志向を感じさせるところがありますから、MX-30にもよくフィットしていておすすめです。

また、エッジィスタイルは単品での合計価格が214,279円のところ、パッケージ購入なら175,779円とリーズナブルになるところも魅力です。

光の演出に拘るHEALING SELECTION

MX-30でのナイトドライブを演出してくれるのが、ヒーリングセレクションです。構成はイルミネーション付スカッフプレート、ウェルカムランプ、フローティングコンソールイルミネーションの3点。

この中ではウェルカムランプが注目で、MX-30の特徴の一つである大開口フリースタイルドアの価値を高めるため、「光の絨毯」をコンセプトに広い範囲を上質に照らせる専用の灯体を開発。特別な操作なしに、キーを持って近づくだけで点灯する車両連携制御も採用されました。クルマに近づくとオーナーを認識し光で迎えてくれるシチュエーションは、所有満足度を必ず高めてくれるでしょう。

残念ながらヒーリングセレクションは、特にパッケージ価格は設定されていません。

充実したセキュリティで安心カーライフを

純正アクセサリーにある安心防犯関連のアイテムをまとめたのが、セキュリティ&セーフティセレクションです。

まずは今やクルマには必須の装備となりつつあるドライブレコーダー。純正のそれはケンウッド製で、あおり運転にも対応するリアカメラも装備した2カメラタイプです。フルハイビジョン録画に対応し、フロントカメラは急激な明るさの変化に強いHDR(ハイダイナミックレンジ)を採用、さらに停車中にはいたずらや当て逃げなどの証拠映像を記録できる駐車時録画機能も備わるハイスペックモデルです。純正ならではの強みとして、マツダ専用基板の開発によるノイズ対策が施され、本体ユニット専用ボックスによるスッキリとしたビルトイン装着が可能です。

その他には、不正な方法で車内侵入された際に専用ホーンで警告する「バーグアラーム」、バックカメラに付着した雨滴などを、瞬間的に吹き飛ばす「バックカメラクリーナー」がセットになっています。

引用:https://www.gqjapan.jp/

ドラレコなど社外品も多いですが、いずれも純正ならではの優位性があるアイテムでありおすすめできます。

ナビはSDカード方式がおすすめ

MX-30のナビは、8.8インチのセンターディスプレイが標準なため、2通りの方式があります。一つはApple CarPlay/Android Autoなどスマホナビを接続して表示する方法と、もう一つはディーラーオプションの「ナビゲーション用SDカードアドバンス」を購入して、純正ナビを構築する方法です。

引用:https://www.goo-net.com/

最近はトヨタ、ダイハツなどディスプレイオーディオ標準のモデルが増え、スマホナビを利用する方も同様に多くなっているようです。但し、スマホナビはご自身のスマホ契約の内容によりパケット通信量の心配ない方は問題ありませんが、低容量プランなどでは”パケ死”が不安です。MX-30には車載通信機が標準で載っていますが、これはあくまでマツダコネクト用であり、Wi-Fi環境は有効化されていないため同様です。

そこでSDカードアドバンスによってカーナビにする方式がおすすめ。ヘッドアップディスプレイへナビ情報の表示や、スマホで目的地入力することができ、地図の自動更新も可能など通常の車載ナビ機能が、ディスプレイ標準なためわずかな価格で実現できるのはお得です。

創業100年、期間限定の特別仕様車

1920年に東洋コルク工業として創業し、今年創立100周年を迎えたマツダは、それを記念して「100周年特別記念車」を全ての乗用モデルで設定しました。記念車には1961年にマツダ初の乗用車として発売されたR360クーペをモチーフにしたカラーコーディネートが採用され、100周年記念ロゴなど特別装備が追加されています。

当然、最新のMX-30にも同様の意匠で設定され、ざっくりと言えばフルオプション状態のモデルに上記の100周年特別装備が上乗せされる仕立てです。ラインナップ最高額のモデルにはなりますが、メーカーオプションの価格から算出すると、特別な3トーンボディカラーや内装色などのアップ額は7万円ほどになります。

引用:https://www.autocar.jp/

2021年3月末までの受注生産となるようですから、二度と設定されることのないスペシャルなMX-30にご興味があればお急ぎください。

以上、マツダMX-30のおすすめオプションのご紹介でした。

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レクサスNXの厳選おすすめオプションはどれ?後悔しないために選びたいのは!

2020年は新型感染症の影響があり、自動車を含むあらゆる業種に影響を及ぼしていますが、2019年度の実績を見た場合、レクサスはグローバルでも日本でも過去最高の販売台数を記録していました。国内のプレミアムブランド販売実績で比べると、メルセデスベンツには及ばなかったものの、BMWやアウディは抑えてクラス2位に付けています。

レクサスはトヨタのアッパーセグメントとして1989年に誕生してからざっと30年が過ぎていますが、他の海外メジャーブランドから見ればまだまだ歴史は浅いと言えます。そうした背景を踏まえると、現在のレクサスは市場において高い評価を受けていることが分かります。

その好調レクサスも業界のご多分に漏れず、稼ぎ頭はSUVとなっていて今は上からLX、RX、NX、UXと4つのセグメントにしっかりと駒を揃えます。特に昨年はシリーズ末弟となるUXが最も売れたレクサス車となっています。

今回のクルドラではそのUXとレクサス初代SUVモデルRXに挟まれた「NX」にフォーカスし、クルマ選びの際に気になるオプション関連について徹底解説。カタログにある数多くのアイテムの中から厳選してご紹介しますので、ぜひ新車購入時の参考にしてください。

レクサスNXのプロフィール

引用:https://www.car-and-driver.jp/

2014年に発売となったNXは、当時レクサス内でもっとも小さなSUVであったため「コンパクトクロスオーバー」と謳われていましたが、実際は旧トヨタハリアーとプラットフォームを同じくするDセグメントモデル。2018年には弟分にあたるUXが登場したため、コンパクトのポジションは卒業しています。

発売から既に6年が経ち、ベースのハリアーは今年モデルチェンジされ4代目となりましたが、NXは2019年に小改良を受け現役続行中です。

引用:https://www.suv-freaks.jp/

2017年のマイナーチェンジ時にグレード名称などが変更され、現在のラインナップは2.0ℓ直4ターボの”300”と2.5ℓハイブリッドの”300h”の2タイプに標準仕様、I Package、F SPORT、version Lの4グレードを揃えます。

エクステリアは一目でレクサスと分かる巨大なスピンドルグリルを始め、深いキャラクターラインが走るボディサイドから迫力あるリアフェンダーの膨らみまで、ブランド共通のSUVルックに仕立てられています。

インテリアもレクサス感溢れる造形と素材。特にマイナーチェンジで変更された10.3インチの大型モニターを中心としたセンターコンソールまでの抑揚あるデザインは、視覚的なものだけでなく高い操作性も感じさせます。

引用:https://wansoku.com/

エンジンは前述の通り2種類用意されますが、動力性能的には大差なくパワフルなガソリンと静かで力強いハイブリッド。今は輸入車と同じくグレード名が排気量とイコールではない場合が多く、NXならどちらのエンジンも”300”となっており、2.0ℓターボでも2.5ℓハイブリッドでもいずれも3.0ℓ並みのパフォーマンスを誇るということでしょう。

満足度の高いメーカーオプションは?

グレードにより設定できる範囲が違いますが、NXのメーカーオプションはざっと以下のとおりです。

ご承知のとおりメーカーオプションだけは新車購入時にしか選べず、見方を変えれば新車購入の醍醐味です。値の張るオプションもあるため、じっくりと選択していきたいところですがクルドラ的おすすめ品としては次の6点を推します。

甲乙つけがたい!どちらのルーフでキメる?

SUVらしさを感じさせるディテールはいくつかありますが、比較的面積が大きなルーフ部分は何かしらの主張がほしいところです。

NXにはルーフへのメーカーオプションとして、パノラマルーフ、ムーンルーフ(トヨタ版サンルーフのこと)、ルーフレールの3点があります。但し、パノラマルーフとムーンルーフは当然、同時装着はムリですが、パノラマルーフとルーフレールまで同時不可なのは残念に感じる方も多いのでは?

ルーフレールは用途が違いますからね。特にアウトドアなどが趣味でボードや自転車を積みたい人、フル乗車で出掛けてラゲージに収まらない荷物をルーフボックスに収めたい人達は、パノラマルーフの装備は諦めなければなりません。

ちなみにレクサスRXにはパノラマルーフとルーフレールが同時装着オプションになっています。なんでNXはそうしないのか??

さて、パノラマルーフとムーンルーフはどちらがお得でしょうか。オプション価格はまったくの同額です。パノラマルーフのメリットは、はめ込み式のため開閉はできないけど抜群の解放感と車内を明るくしてくれること。反面デメリットは暑さ、寒さの影響が出やすい、車両重量が増える(ムーンルーフの約2倍の重さ)あたりです。

引用:https://www.rockbode.jp/

一方ムーンルーフのメリットは開閉できるので、必要な時に光を取り込め、また外気が入り換気も可能なこと。NXに限ればルーフレールも付けられます。デメリットは開口面積が小さいため、後席の方へは恩恵がないことでしょう。今のようなコロナ禍であると、「換気」って何気にメリット大きいですよね。

どちらも一長一短ありますから、ここはお好みで選んでいいと思いますが、クルドラ的にはやはり今の時期、換気ができるムーンルーフを推しておきます。

引用:https://with-x.com/

その他にもルーフレールが同時に付けられるので、後々ディーラーオプションの選択肢が広がること、またリセールバリューにおいてムーンルーフの評価はかなり高いことがあります。リサーチしてみるとオプション価格を上回る評価が付いているケースも見られました。

でも再びレクサスRXとの比較ですが、RXのパノラマルーフは前半部分が開閉可能になっています。当然価格もアップしますが、その機能があれば迷わなくてすむような気も・・・

引用:https://2ko-works.net/

プレミアムカーなら奢りたい乗り心地

NXのコンベンショナルなサスは、リニアリティを高めたセッティングが施されていて、ショックアブソーバーの減衰力を最適化し、路面の細かな振動を遮断することで快適な乗り心地を実現しています。さらにF SPORTにはヤマハ製のパフォーマンスダンパーがフロント、リヤに装着され、加えてNAVI・AI-AVSも標準です。

このNAVI・AI-AVSは、他グレードではversion Lにだけメーカーオプションで付けることができます。

引用:https://motor-fan.jp/

最近のクルマはACC、ECB、PKSB、AHBのように英文字を羅列して機能を表すことが多く、せいぜいACCくらいしか分からないよ!って人も多いでしょう。NAVI・AI-AVSという長ぁい名称の機能は、トヨタの乗り心地を快適にさせるサスペンション制御テクノロジーのことで、AVSとは電子制御減衰力可変サスペンションを指します。

具体的にはその名の通りナビゲーションのデータと連動して、進行方向先のコーナーの状況を解析処理します。このデータを基に、最適なサスペンションの減衰力を自動制御することで、安定した車両の挙動と快適な乗り心地を実現します。特に不慣れな道、夜間で連続するコーナーには役立つ機能です。

まだそれほど多くの車種に展開していませんが、プレミアムカーを選ばれる方にはぜひおすすめしたい先進装備です。

安全装備をコンプリートするならコレ

NXは予防安全システムをパッケージした「Lexus Safety System+」が標準装備ですが、安全装備は一度事故を起こせば、オプション代金など吹き飛ぶような修理代や賠償が発生する可能性もあり、ここは追加料金を投じてでもコンプリートを考えるべきでしょう。

NXに残る安全装備及び運転支援関連のメーカーオプションは、ITS Connectとブラインドスポットモニター(BSM)&リヤクロストラフィックアラート(RCTA)、それにパノラミックビューモニターです。この内、BSMとRCTAはセット装着の設定になっています。

BSMは隣車線を走る車両をレーダーで検知し、インジケーターを点灯させて注意を促してくれます。RCTAは駐車場から後退する際に、左右後方から接近してくる車両をレーダーで検知し注意を喚起してくれる装備です。正直、これらオプションがNXクラスで標準化されていないのは不満な気もしますが、チョイ乗りや駐車時の安全性がさらに高まるのは間違いありません。

また、パノラミックビューモニターも、もはや最近のクルマでは見慣れた装備ですが、上から見下ろしたような状況が把握できるこの機能は、初心者や女性にありがたいのは元より車体が大柄なSUVにこそ役立ちます。

引用:https://www.webcg.net/

路車間通信のインフラ整備待ちか?

上記3点は無条件でおすすめできますが、残るITS Connectは少し微妙です。

これは「道路とクルマ」もしくは「クルマ同士」のシステム通信により、対向車・歩行者情報、信号情報などを取得し、ドライバーに注意を促すなどの運転支援を行うものです。クルマ単体でのセンサーでは捉えきれない情報を取得して、早期にサポートを掛ける未来感あふれる機能には違いありませんが、如何せんまだまだインフラが整っているとは言えず東京、神奈川、埼玉、茨城、愛知、大阪、福岡、宮城、各都府県の”いくつかの”交差点に路車間通信システムが設置されているに過ぎません。


オプションで装着してもその恩恵を受けられるのは、まだ相当に限られた方々になるので、ここはまだ様子見でしょう。

いつか役立つ日がくるかも?

次におすすめしたいのは、ハイブリッド車専用品となりますが非常時給電システム付アクセサリーコンセントです。昨今、地震等の停電時に役立つとして注目が集まるのが、ハイブリッドやプラグインHVなどの”電源車”です。近頃では公的機関や自治体などでも、導入が進んでいると言います。

NXを電源車として活躍させるのに必要なのが、メーカーオプションのアクセサリーコンセントです。

引用:https://www.okinawa-toyota.co.jp/

コンセントに6万円は高いと感じる方もいるかも知れませんが、NXのそれは非常時給電システム付で1500Wのスペックを誇ります。これなら調理用のホットプレートや電子レンジを作動できるだけの容量となっており、有事の際、こういった家電が使えれば避難時の食事にもバリエーションが出せますし、他にもドライヤーや冷蔵庫の電源にも使えるためQOL(生活の質)は格段に上がります。ハイブリッド車の能力を引き出すこのオプションは非常時に十分な助けになるはずです。

レクサスオーナーなら検討の余地あり!

クルマに標準の純正オーディオは、コスト優先で品質二の次といった時代もありましたが、現在は市販品に近いレベルのものもあります。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

特にトヨタは89年発売の5代目セリカからスーパーライブサウンドと銘打ち、多スピーカー&別体アンプによる純正オーディオを設定、その水準を引き上げてきました。

NXも全車標準でプレミアムサウンドシステムが付きますが、F SPORTとversion Lにだけメーカーオプションでマークレビンソンプレミアムサラウンドサウンドシステム(長!)を選択できます。

マークレビンソンと言えば、ハイエンドオーディオの世界ではあまりに有名なブランドですが、カーオーディオではレクサスだけの専用プレミアムサウンドとして採用されています。ベンツはブルメスター、BMWにはバウワース&ウィルキンスみたいな感じですね。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

NX用のシステムは車内特性を踏まえて、コンサートでも使用できるハイパワーと音質を備えた12ch Class-Dアンプと14個ものスピーカーで空間を構成。クリアで臨場感のある圧倒的なサウンドを再現するだけでなく、消費電力を抑えながら高出力と超低歪のサウンドクオリティを実現します。

確かに高額ですが、レクサスの矜持を感じさせる価値あるオプションです。

おすすめディーラーオプションをチェック

レクサスブランドのディーラーオプション充実度は高く、エクステリアからインテリアまで実用性や意匠性に富むアクセサリーが揃っています。

特にエクステリア関連の充実度が高く、中でもエアロパーツはF SPORT PARTSシリーズとしてレクサスオリジナル、モデリスタ、TRDといった社内ブランドで幅広く展開しているのが特徴です。

モデリスタパーツで迫力2割増しボディに

モデリスタは既に20年以上、トヨタ車のカスタマイズパーツを手掛けており「心を揺さぶるエモーショナルなデザイン」を掲げエクステリア、インテリア共に高いクオリティが評価されています。

レクサスNX用にはエッジの立った個性的なフォルムの存在感を、さらに引き上げるエアロパーツを用意します。

フロント、リヤ、サイド共に情報量の多い造形にメッキ加飾が映えるデザイン。またモデリスタパーツは細かな造り分けもポイントで、ハイブリッド300h用はリヤスカートだけの設定ですが、ガソリンターボの300用にはリヤスカートにテールパイプフィニッシャーを組み合わせていて、4本出しマフラーの迫力ある造形です。

それだけではなくパーツのブラック塗装箇所は、通常光沢ですがブラック系のボディカラーに装着する場合には、ツヤ消しブラック塗装で用意されています。

引用:https://cartune.me/

エアロキットセットとは別売りになりますが、バックドアエアロプレートもキラリと光る加飾が意匠性を引き上げ、ドレスアップ効果があるのはもちろん、造形されているフィン部が後方に発生する気流で車体を左右から押さえこみ、操安性に寄与します。

引用:https://bbs.kakaku.com/

スポーツ度を引き上げるならTRDがおすすめ

レーシングカーの開発や、レースで培った技術を生かしたトヨタ車用のチューニングパーツの製作、販売を行っているのがTRD (Toyota Racing Development)。そんな背景もありTRDのエアロパーツは洗練されたパフォーマンスを予見させるデザインです。

パーツ構成はモデリスタと同様ですが、TRDの特徴としてはNX300も300hも同じデザインで、スポーツマフラーも用意されること。そのためハイブリッド車もマフラー4本出しのテールエンドを作ることができます。

また各エアロパーツをブラック塗装されたBLACK EDITIONも用意。ボディ同色仕上げに比べると、ボディ下部が引き締まりTRDのスポーティ感がさらに引き上がります。

コストは気になりますが、TRDの19インチ鍛造アルミはデザイン的にベストマッチ。海外勢のAMGやMシリーズにも引けを取らない迫力ある佇まいが完成します。ご予算に余裕があれば・・・ぜひ!

引用:https://ameblo.jp/aqualius23/

特別仕様車にも採用されているカラーモール

エアロパーツ以外のエクステリア関連では、カラードフェンダーアーチモールはいかがでしょう。SUVっぽさとして黒樹脂のフェンダーは定番の記号性がありますが、レクサスならではのアーバンな雰囲気を醸すには、あえて逆張りで黒樹脂をカラードにしてボディへ統一感を出してみるのも素敵です。

また同色もいいですが、あえて別カラーのモールをチョイスして個性を発揮するのもおもしろいかも知れません。

実際、今年7月の一部改良時に販売された特別仕様車「Spice & Chic」、「Cool & Bright」にはどちらもカラードフェンダーアーチモールが備わっていて、通常カタログモデルとは異なる印象。写真をみてもその効果はけっこう高いようです。

引用:http://www.namaxchang.com/

レクサスオーナーなら当たり前?

レクサスは日本を代表する高級車ブランドであることは、世間一般でも周知されてきたことですが、それに伴い盗難率の高いクルマにもなっています。日本損保協会のデータでは、2018年には盗難ランキングの1位に、同車上ねらいランキングでも4位とありがたくない順位です。

付加価値が高いと認識されているレクサスですから、車両本体だけでなくタイヤやホイールも十分に標的とされます。特に窓を破る必要もなく、外へむき出しになっているだけに危険性は高めです。

純正アクセサリーにあるホイールロックナットは、ナットの溝の形状に専用のキーパターンを採用。掴んで回そうとしても外側のカラー部だけが空転する構造で、ホイール盗難に対し高いセキュリティ性を発揮します。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

知人のレクサスISオーナー氏によれば、ディーラーでは商談の際、必ず付属品として勧めてくるそうですが、言われるまでもなく必須のオプションでしょうね。

実用品をエレガンスな間接照明に

NXにもイルミネーテッドエントリーシステムは標準で、夜間、足元やリモートタッチ部分がうっすらと光りますが、最新のモデルと比較すると点灯箇所は少なめです。

そこでこのカップホルダーイルミネーションを加えてみるのはどうでしょうか。特に他のイルミ部分と違い、さりげなくLEXUSの文字も浮き上がるところが洒落ています。カップホルダー底面の外周に沿い、日食のような薄い光が間接照明よろしく室内のムードをエレガントに演出してくれます。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

できれば室内灯は許す限りLEDバルブへ交換して、室内の灯をホワイト色で統一するのも「乙」ですね。

フロアマット高すぎ問題

クルマのディーラーオプションでサイドバイザーやナンバーフレームと並びテッパン扱いとなるのがフロアマットでしょう。黙って見積もりを作ってもらったら、大概どこのディーラーでも勝手に計上されるレベルですよね。

ただレクサスともなるとフロアマットの価格もプレミアムで、NXの場合93,500円もします。レクサス買おうかという方は気にならないのかも知れませんが、さすがにマットに10万も出せないなぁという人もいるのでは?

引用:http://windfieldway.com/

レクサス”専用”と銘打ち安い社外品でも十分なクオリティのものもあるにはありますが、あのマットに付く「LEXUS」のプレートがないとなぁと、無いものねだりしたくなるのも分かります。地味にカッコいいですからね。

そうした方におすすめしてみたいのが、海外”純正品”を輸入して販売しているサイトです。さすがに半額とまではいきませんが、NX用のもので税込51,000円でした。もちろん右ハンドル用のものが輸入されていて、商品説明を見る限り国内の純正品と遜色なさそうです。

もちろん筆者も現物を見たわけではありませんが、いろいろと探してみると数万円は倹約できそうです。浮いたお金で前項のカップホルダーイルミネーションが買えますよ。いかがでしょう。

引用:https://car-me.jp/

以上、レクサスNXのおすすめオプションのご紹介でした。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>レクサスの値引き相場レポート!

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後悔しないために確認しておきたいタフトの不満点4つ+α

好調なセールスが続く軽自動車はジャンルも拡大しており、現在はスーパーハイトワゴンと呼ばれる全高1700mm超えのモデルが市場を牽引していますが、そこへ登録車ムーブメントの流れを受けて今後「SUVモデル」が次々と誕生しそうな予感です。

新顔の三菱eKクロスや定番クロカンのスズキジムニー、また同社クロスオーバーのハスラーなどが高い人気を誇ります。スズキと並び軽2大巨頭とされるダイハツはどうした?となるわけですが、今年初旬まではハイトワゴンキャストのクロスオーバー風モデルでお茶を濁していた感がありました。

そうした中、2020年6月に満を持して投入されたのが新SUVブランドとなる”タフト”です。

今回のクルドラでは好調軽市場に、好調SUVジャンルとして販売開始となった「売れない要素が見当たらない」タフトについて、マイカーや試乗など実際に見て触れた方々からの口コミを徹底チェック。発売以来、月間販売目標台数を楽々とクリアしている人気のタフトに隠れたネガポイントはどこか?を中心に、新車購入をお考えの方に参考として頂きたい内容をご紹介していきます!

タフトのプロフィール

引用:https://gazoo.com/

タフトは1630mmの高い全高を持つトールワゴンボディに、最低地上高も190mmと高めに設定。またアプローチアングルは27度、ディパーチャーアングルも58度としっかりと確保した上で、ぬかるみや凸凹道でのタイヤの空転を防止するグリップサポート制御も備えるなど、決して雰囲気だけのSUVではありません。

クルマの特徴を挙げると・ダイハツの新アーキテクチャーDNGAを採用した確かな基本性能・タフで力強いデザイン・スカイフィールトップに代表される非日常感の演出、といったところ。

これまでダイハツはやや時代を先行しすぎた感のある「テリオスキッド」「ネイキッド」といったモデルが消滅してきただけに、今回デザイン面ではタフトへクロスオーバーSUVの文法を上手く落とし込んでいる印象です。

そして何より個性を感じさせるのは、開発初期から設定が既定路線となっていたスカイフィールトップと名付けられたグラスルーフです。日本ではイマイチ、サンルーフの人気がない実態もありながら、あえてオプションではなく全車標準としたことで強力な個性となりました。

また、個性と言えば「フロントシート」と「リアシート&ラゲージ」を独立した空間として仕立てたバックパックスタイル。前と後ろで室内のカラーリングまで変えてしまう凝った演出も斬新です。

引用:https://autoduke.jp/

機能装備の充実は最新モデルらしく電動パーキングブレーキ、全車速対応のACC、LEDヘッドランプ、キーフリーシステム等々が標準で、ダイハツの運転支援システム”スマアシ”も最新バージョンとなります。

ちなみにクルドラでは新型タフトのグレードやおすすめオプションについて、別ページになりますが記事をアップしていますので、併せてぜひご覧ください。

⇒タフトのおすすめグレードを比較して検証!ベストバイモデルはどれ!?

⇒タフトのオプションを徹底調査!おすすめアイテムとナビはどれ?

タフトの不満点を確認

2020年の6月に発売以降、ライバル車ハスラーには一歩及ばないながらも、このコロナ禍で月販4000台の目標を下回ることなく、好調なセールスを続けているタフト。ネット上では実際に使用してみての感想やご意見が続々と上がりつつあります。その中から不満点の口コミをピックアップしてみました。

①エクステリアの不満はココ

タフネスを感じさせる力強いデザインをテーマに完成されたエクステリアは、タフトの大きなセリングポイントです。

特に目玉となるスカイフィールトップは、軽自動車では他に見られない強烈な個性になりますが、一方でその個性がフィットしない方々も一定数いるのが現状です。スカイフィールトップも含め、口コミでは以下のような意見が上がっています。

引用:https://www.yomiuri.co.jp/

「巨大なガラスルーフの解放感は他にはない反面、日差しの入り方次第で運転中とても眩しくなる。そのため結局、サンシェードを閉じることが多くなりそう。シェードが閉じられた状態で運転席に着座すると、上下左右ともに圧迫感が凄まじい」

「購入したときは、熱の問題はないと説明を受けていたが、やはり暑い。今年の猛暑は理解しつつもサンシェードを開ける気にはならなかった」

「昔サンルーフ車に乗っていて、すぐに使わなくなった経験があり、やはり(自分には)要らないものを買わされている気分」
「スカイフィールトップ標準装備の弊害として、ルーフレールが短くなっておりルーフボックスやルーフラックのサイズに制限が出てくる。SUVとしては本末転倒ではないか」

引用:https://car.biglobe.ne.jp/

「ボンネットの高さに対して、ルーフの位置が低いこと。フロントガラスとルーフの位置関係(形状、ドライバーの身長や座高)により、信号機がルーフの影に入って見えないことがある」

「フロント部分は全てLEDなのに、なぜリヤ部分は電球なのだろう?そこをコストカット?リヤランプはデザイン的にも球が目立つこともあって残念ポイント」

前段でも書きましたが、日本車ではサンルーフの類いはあまり定着しない傾向にあります。かつてホンダエアウェイブや日産キューブなど固定式グラスルーフ車も販売されていましたが今はなく、一部上級セダンやミニバンにサンルーフの設定が残る程度です。

スカイフィールトップ前提の解放感は是か非か

引用:https://www.goo-net.com/

タフトではグラスルーフありきで開発がスタートしているくらいなので、そうしたことも織り込み済みでしょうが、その弊害がフロントウィンドの縦方向の短さかも知れません。

要は頭上まで届くグラスルーフがあるため、フロントウィンドから続いて解放感抜群となる格好ですが、シェードを閉じたときは縦の短い(=面積の小さい)ウィンドだけになるので、口コミにあるように閉塞感が強調されるわけです。縦が短いというのはAピラーが立っているためですが、それもドライバーの視界に何とかグラスルーフを入れたいというデザイン的な要望のためでしょう。

引用:https://kuruma-news.jp/

そのバーターとしてシェードを閉めたときに狭苦しいというのは、パッケージングの難しいところです。

全車標準化で車両価格にメリットが

「要らないものを買わされている」というコメントがありましたが、セールスの現場ではスカイフィールトップは”タダ”で付いています、という表現になるそうで面白いですね。

実際、スカイフィールトップをオプション設定として、ノーマルルーフと造り分けした場合には生産コストが上昇するらしく、車両価格が上がるのを避ける手段にはなっています。

引用:https://www.netdenjd.com/

②インテリアの不満はココ

今回口コミ情報をチェックしていく中で、もっとも不満が多かったのがインテリア。特にある部分について集中している印象です。その部分というのは・・・

「運転中、常に左ひざがシフトレバーのカバーに当たり、とても不快で運転しづらくストレスを感じる。ドライブで疲れ、左足を伸ばそうと思っても足の曲げ伸ばしができず、運転していて本当に疲れる車」

「フロアのセンターコンソールが左足に当たり窮屈感を感じた。軽の室内幅であの大きさのフロアコンソールは邪魔だと感じる。多くの軽自動車でセンターコンソールが設けられていない理由がわかった気がした」
「電動パーキングのスイッチがあるため運転席から助手席にウォークスルーできないのが、意外に不便と感じる場面が多い」

引用:https://www.goo-net.com/

「統一感がなくて安っぽいインテリア。取って付けたようなオレンジの加飾がまた浅ましさを醸し出している。プラの素材自体は悪くないのに、デザインが全てを台無しに」

「フロントシートは軽らしからぬバケットシート風でホールド感があり良いが、デジタル迷彩柄は好きになれない。内装の質感は前車キャストに比べて劣る」

「オレンジの加飾、自衛隊を想起させるようなシート柄など個性が強すぎ。もっとベーシックなよいものがあって、その上で”個性”ならわかるが現状は小手先」

「インテリアはアクセントのオレンジ色パーツがなければもっと良かったかな…」

引用:https://clicccar.com/

「明らかに不満な点として、アームレストの長さが短すぎ!少し手を前側に動かすと肘が落ちる!ここだけは早急に改善してほしい」

「車内パーツに現行タントのダッシュボードと同じ色が多用されている。リアシートから後ろにかけて、20年前の商用車のダッシュボードやシートの色(明るめのグレー)になっていた」

軽サイズでセンターコンソールはキツイ?

インテリアの不満が集中していたのは、センターコンソールに左足が当たるという点でした。確かに軽自動車でタフトのようにしっかりセンターコンソールがあるクルマは少なく、筆者が思いつく限りでもせいぜいジムニーくらいでしょうか。口コミではけっして大柄な人がそう感じているだけでなく、標準体型の方でも気になる様子。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

タフトは電動パーキングブレーキを採用することが決まっていたため、インテリアデザイン策定の初期案からセンターコンソールはマスト要件となっていました。一般の乗用車であれば電パのスイッチは、確かにシフトレバー後ろ辺りのフロアに設置されることが多いですが、軽自動車ならホンダNワゴンや日産デイズのようにインパネ側に設置するのが利便性から言えば正解な気もします。
コンソールによりドライバーのコクピット感が高まる効果はあるでしょうが、毎日使う方なら「なんか左足がちょっと当たるな」という小さなストレスが蓄積されていくとキツイですよね。

個性的なデザインアレンジは好みが分かれる?

スカイフィールトップでもそうですが、とにかく個性を重視したタフトはインテリアでもオレンジ加飾や都市迷彩柄のシートを”標準”としており、口コミにあるように万人受けは厳しいか。趣味性のあるクルマとはいえ、月販目標4000台となると特定の人をターゲットとしたモデルとは言えず、やはりここはもう少し一般的なところでまとめた方が無難であるかも知れません。

実際、上の写真のようにオレンジ加飾は純正アクセサリーでダークシルバー加飾のものに買い替えられますが、標準装備とオプション設定が逆なように思えませんか。

でもそれだと”非日常感”というクルマのコンセプトには反してしまうのか?こちらも難しいですね。

③ラゲージルームの不満はココ

プロフィールの項でも触れていますが、タフトの特徴として前2席を「クルースペース」として乗員のための空間、後ろ2席とラゲージルームを一つと見なして「フレキシブルスペース」にセグメントしています。

引用:https://bestcarweb.jp/

つまりタフトのリアシートは乗員のためのというより、ラゲージルームの一部としての使い勝手を優先して設計されたわけですが、それによる制約に以下の通り不満が散見されました。

「リアシートはスライドやリクライニングは一切しないので、一番広いと感じる所で固定されているのであろうと思ったが結構、足元は狭くビックリ。では代わりにラゲージが広いのかと思いきや荷室もそこまで広くはなかった。使い勝手が命のアウトドア系軽にとっては致命的だと感じる」

「ラゲージについては、昨今では珍しくリアシートスライド機構不採用。ハッキリ言って使い勝手が悪い。軽自動車というサイズに制限がある車においてこのスライド不採用の意図は不明」
「多くが不満に思っているのは、ラゲージルームの収納。リアシートを倒せばそこそこ積載できるが、逆に倒さない状態だと買い物カゴ一つも積めない狭さに辟易」

引用:https://sotobira.com/

「フレキシブルスペースというわりに、フロントシートを倒してリアと繋げても今流行りの車中泊ができそうもない凸凹感」

「なぜ、リアシート固定式?使い勝手が悪く、ラゲージの大きさがえらく中途半端。フラットにしてもフロントシートとの間に空間が出来るため使いにくい」

多くの人が抱く”リアシート固定問題”ですが、後席+ラゲージのバックパックコンセプトは分かるが、別に可動式にしても構わないのではないか、ということでしょうか。

いつでも、すぐに、気軽に使ってもらいたい

確かにタフトリアシートのヒンジ部分はかなり上側に設定されていて、背もたれを倒した際、ラゲージ面と簡単にフラットになるよう調整されています。

おそらくリアシートにスライド機構を持たせた場合、シートの位置により背もたれが一発でフラットにならない場合もあるでしょう。そうした場面をなくし、いつでも簡単に”倒すだけでOK”という気軽さを重視したことが開発者コメントからは伺えます。

リアシートも含めて荷室としてガンガン使ってほしい、という理想は分かりますが少々”お仕着せ感”もあるかも知れません。

令和のデートカーを目指して、みたいな

もちろんタフトの乗車定員は4名ですが、あくまで前2席優先ということはわりと明確に打ち出していて、カタログにもリアシートに人が座っている写真は一つもないどころか、いかにも「家族」風なカットさえありません。カップルのショットばかりですが、あまりに購入層を限定しすぎではないかとも感じますね。

80年代の2ドアクーペが、デートカー(死語)と呼ばれたあのノリを目指している??まぁライバルのハスラーもカタログは似たような雰囲気ですが。

引用:https://www.goodspress.jp/

➃つい比べてしまうとココが!

自動車ではダウンサイジングの流れがあり、今やベンツやBMWであっても1500ccのモデルは普通です。軽自動車にあっても先進安全装備の充実ぶりから、これまで登録車を使っていたが乗り換えを機に軽自動車を選択、という場面も増えてきました。

確かに現在の軽自動車はよくできていて、ひと頃の「軽だから」的なことも少なくなってきたはずですが、口コミではやはり以下のような話も。

「よくよく見ると外装や内装の質感は物足りないところがあり、200万円を超えると思うと普通車の質には届いていないと思う。トヨタグループとはいえダイハツだと全く違うレベルの質感ということは覚悟しないといけない」

「普通車からの乗り換えの為、シート座面の大きさやホールド感が不足している気がする。ハイブリッド車だったのでアイドルストップからのエンジン始動、停止にギクシャク感を覚える」

「タフト自体の乗り心地は悪くないが、普通車並みに路面の凸凹をいなすというレベルには至っていない。サスストロークはありそうなのに、むしろ少し固い感触がある」

引用:https://response.jp/

「コネクテッド系システムはトヨタがかなり先行しているが、同じグループなのにダイハツコネクトの使い勝手は相当劣ると思う。こうしたところは未だに縦割りなのを実感」

タフト単体で見た場合には、軽自動車基準で決して質感が低いとは言えませんが、ダイハツがトヨタグループだけに評価のハードルを上げられてしまったかも知れません。

良品廉価の精神でベストを求めたタフト

基本的にクルマの質感は価格に比例するのが当たり前ですが、タフトを始めとしたダイハツ車は”良品廉価”の理念に基づき造られています。

これは「あるべき価格(予算)を最初に決めて、その中で外せない商品力を構築していく」考え方。従って限られた枠の中でベストを探ったのが今あるプロダクツであり、コストが掛からないような箇所は別にして、ココはああしたら的なことは常に価格との裏返しになってしまうのでしょう。

引用:https://www.webcartop.jp/

昨年発売され爆売れしたロッキー兄弟車のトヨタライズは、ダイハツの開発・製造ですが、トヨタ陣営はこのコストでこれだけのモノが造れるのか、と驚く場面も多かったそうですよ。

細かいご指摘アレこれ

前項までの4点ほどまとまった数ではなかったものの、気になる少数意見も聞かれます。その中から価格と通信機能について気になったものを以下の通りご紹介しておきます。

総額だと決して安くはない

「メッキパック、ドラレコ 付き9インチナビ、コーティング、ETCなどをつければ200万円は軽く超え、コンパクトカーの下位グレードを上回ってしまうレベルに。デザインと装備に惹かれ最終的には満足して契約」

「ハスラーよりちょっと安く設定しました!が見え見えの価格設定はそもそも高い」

軽自動車に限らず相対的にクルマ価格は上昇傾向です。特に昨今は安全装備や運転支援などで高性能化かつ標準化が進んでいますから、そのコストが跳ね返り余計にそう感じます。口コミにあるハスラーとの価格差は、細かく見ていくと笑えるくらいビミョーな後追いになっていますね。

タフトはトップグレードが”ターボ“になるので、廉価なターボを買いたい人に選択肢がないのはバリエーション不足な気もします。

引用:https://www.gqjapan.jp/

コネクテッドカーには今一歩

「ダイハツWiFiというルーターも抱き合わせで購入させているのに、Tコネクトのようにサーバー経由での音声検索機能がなぜかない。スマホ側のアプリで音声検索機能があるが使い方もわかりにくいし設定方法も全くの激ムズ。ダイハツコネクトというコネクテッド機能はおまけレベルと思った方が良い」

「ダイハツのユーザー層は、本当にこんなコネクテッド機能で満足するのかと思ってしまうくらいのレベル」

前項にも出ていましたが、ダイハツコネクト=Tコネクトとはまだいかないようです。ここはやはり一日の長があるトヨタなので、子会社とは言え一足飛びに追いつくのは厳しいか。

引用:https://car-me.jp/

また、軽自動車が主力のダイハツでは小さな販売店社が多く、その各店舗での貴重な収益源がディーラーオプションやナビです。トヨタ的コネクト方式だと、もう後付けナビは不要とも言える状況になるため、販売店にナビを売らせたいダイハツとは取り組みの温度差があっても仕方ないところです。

軽クロスオーバーSUVは成長市場?

テレビのある自動車情報番組で、軽自動車はある意味「日本の宝」とも言えるジャンルではないかと解説されていました。

確かに狭い道や長距離よりも近中距離での移動が多いなどの要件がある日本では、使い勝手の点からいけば軽自動車はジャストサイズ。現実的に自動車販売の実績を見れば上位は軽自動車がひしめきます。売れているから研究・開発投資も潤沢、結果良いクルマが出来る、だから売れる。といった好循環のループができているのが今の軽自動車でしょう。

本稿の主役ダイハツタフトもここでは不満の口コミをピックアップしただけの話で、それら以上に高評価が溢れていました。

スズキハスラーに続きタフトも好成績を収めたとなると、次はホンダあたりが黙っていないかも。大人気NシリーズにNクロス誕生!なんてニュースが飛び込んでくるのもそう遠くないかも知れませんよ。

引用:https://www.webcg.net/

以上、タフトの不満点をいくつか検証してみました。

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スバルレヴォーグのフルモデルチェンジの概要と注目ポイントは?

今や売れるクルマと言えばSUVばかりな印象ですが、かつてはワゴンブームなる時期もありました。

初代レガシィツーリングワゴンが1989年に登場してからの10年間位でしょうか。トヨタカルディナや日産アベニールなどブームのフォロワーも多く造られましたが、レガシィが優れていたのは商用バンを持たない純粋な乗用車であった点。ここがそれまでワゴン=ライトバンと連想させてきたものにキッチリと線を引き、ジャンルとして確立させたポイントです。一時は倒産さえ噂されていた旧:富士重工は、そのヒットで息を吹き返し、立役者たるレガシィは現:スバルのグローバル戦略で中心になっています。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

グローバルに戦うため徐々にサイズアップしていったレガシィは、日本で使うにはサイズ感が課題となり、2014年の6代目で代名詞であったツーリングワゴンをラインナップから落とし、空白となるそのポジションに投入されたのが初代レヴォーグです。

よく知られていますがレヴォーグの車名由来はレガシィ・レボリューション・ツーリングの造語。正にレガシィツーリングワゴンの精神が伝承されています。

今回のクルドラでは、今年6年ぶりにフルモデルチェンジされ2代目となったレヴォーグの進化のポイントをご紹介していきます!

レヴォーグのプロフィール

冒頭にワゴンブームと書きましたが、本当に当時はほとんどのメーカーがカタログにワゴン車を持っていました。ところが令和となった現在はミニバン、次いでSUVとレジャーユースの主役が交代してきた中、国産ワゴンは数を減らし、レヴォーグの他はマツダ6にカローラとホンダシャトル程度です。

スバルとてレヴォーグを投入した2014年時点では、ワゴン需要はとっくに下火になっていたわけですが、グランドツーリング(GT)を標榜する企業として、またツーリングワゴンというジャンルを開拓したプライドに掛けてその火を消すという選択肢はなかったのでしょう。
たくさんの荷物と人を乗せ、長距離でも楽々快適に、そして速く移動できるのはワゴンであるというGT思想を一身に背負った初代レヴォーグは高い評価を得ました。

引用:https://clicccar.com/

初代のデビュー当初は、国内専用車としても注目を集めましたが、現在ではワゴン需要の高い欧州や豪州でも販売されています。

2代目レヴォーグの初登場は2019年の東京モーターショー。ここでプロトタイプがお披露目され、翌年1月のオートサロンではSTIバージョンも公開。その後予想外の新型コロナ禍となり各方面紆余曲折あったものの、8月にティザーサイト開設と先行予約の開始となりました。

引用:https://www.webcg.net/

10月にようやく公式発表となったわけですが、その時点で先行受注は計画値の3倍以上となる8000台を超え、順調なスタートを切ることになりました。

モデルチェンジの進化ポイント

開発者のコメントに「クルマは二代目が成功して一人前」とありましたが、初代が”革新”を掲げていたのに対し、今回はそれが”超・革新”に置き換えられていて、2代目レヴォーグに掛ける強い意気込みが伺えます。

実際、社内においてはレヴォーグ開発に当たり自発的に近い形で様々な部署が横断的に結集、エンジンにアイサイト、サスペンション、衝突安全にコネクトシステムとさしずめ各部のスペシャリストによるスバル技術展覧会の様相を呈していたとか。

引用:https://www.gqjapan.jp/

それを「先進安全」「スポーティ」「ワゴン価値」の3つの”本質価値”に落とし込み、形としたのが2代目レヴォーグです。

欧州等でも販売されるものの、あくまで日本専用車基準がしっかりと意識されたスリーサイズは、先代から全高は変わらず全長と全幅のみ少し拡大。それでも全幅が1800mmを超えなかったのは見識あるところ。
先進安全装備は従来のアイサイトVer.3をハード面から刷新し、「新型アイサイト&アイサイトX」へとバージョンアップ。最近は他社に遅れをとる場面も見られたこの分野で、その先駆者たる面目躍如です。

引用:https://media.moneyforward.com/

エンジンは従来の1.6ℓと2.0ℓの2ユニットが1.8ℓ一本に絞られてしまいましたが、全面新開発のユニットはゼロから新設計された次世代機。これをこちらも新開発のチェーン式CVT”リアトロニック”と、制御を刷新したアクティブトルクスプリットAWD(4WD)で駆動します。ちなみにエンジン、駆動系ともグレードを問わず全車共通です。

ポイント①新概念”ボールダー”を纏うエクステリア

これまでのスバル車のデザインテーマは2014年から「ダイナミック×ソリッド」で一貫してきましたが、2代目レヴォーグから新たなフィロソフィーを展開、それが「ボールダー」です。ボールド(Bold)=「大胆な」から来ているキーワードですが、具体的には車種ごとの個性を際立たせるのが意図。

引用:https://www.webcg.net/

2019年のジュネーブモーターショーで発表の”ヴィジヴ・アドレナリン・コンセプト”で初めて提示された世界観ですね。

新旧のボディデザインを比較してみると

ボディはもちろんSGP(スバルグローバルプラットフォーム)が導入され、まず骨格を組み上げてから外板パネルを接合するフルインナーフレーム構造も採用。これまで以上にシャシーと上屋の結合が強固になるこの方式は、国内スバル車としては初となります。

並べてみると基本的にはキープコンセプトを感じさせるエクステリアですが、各部のディテールにはかなりの違いがあります。

引用:https://response.jp/

前後フェンダーの踏ん張り感が増し、新形状のドアミラーやリアバンパーのエアアウトレットに空力処理が施されているのが分かります。これによりスポーティ度はかなり高まっている様子。

実寸はホイールベースが初代から20mm長くなり2670mmとなった他、ボディ全長は65mm延びて4755mm、全幅は15mmワイドですがそれでも1795mmに抑えてきました。全高は変わらず1500mmなので、このスリーサイズならマンションの機械式駐車場もほぼほぼクリアできると思われ、この辺りがSUVに対するワゴンのアドバンテージですよね。

2代目も一番人気確実のSTI Sport

スバルスポーツを体現するSTI Sportグレードにはいくつか専用のエクステリアパーツがあります。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

STIのバッジが付くのはもちろん、フロントグリルがダークグレーシリカ塗装仕上げになっている点やバンパースカートにメッキ加飾が備わるところ。また、ヘッドライトにも光輝加飾が付きますし、アルミホイールも専用デザインのものが用意されています。リアは初代同様にテールパイプの形状が他グレードの楕円に対してSTI Sportは真円になっています。

なお、ボディカラー全8色はすべて初代モデルからの継承で、特に新色の設定はありません。

ポイント②先進デバイス満載で”らしくない”インテリア?

スバル車のインテリアと言えば、機能優先でデザインや華やかさとは少し距離があるような印象でしたが、2代目レヴォーグからはアウディかボルボ辺りを連想させるような雰囲気に様変わりしました。

引用:https://www.as-web.jp/

スマホ感覚で操作可能な大型ディスプレイ

アイサイトX搭載の”EX”が付くグレードには、センターコンソールへ11.6インチの縦長ディスプレイが装備され、いやでも目を奪います。ナビやエアコン、車両設定など多機能で静電タッチパネルによりスマホのような操作が可能です。

このディスプレイは北米の現行レガシィで使われているものをキャリーオーバーしているわけですが、インテリアの室内幅が狭くなるレヴォーグ搭載には苦心があったようです。それが端的にわかるのは、真正面から見るとやや助手席側にディスプレイが寄っている点。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

ディスプレイをド真ん中に持ってくると、右側のエアコン吹き出し口のエアが、ステアリングを握るドライバーの左手に直接当たってしまうため、それを防ぐ意図があるとのこと。

先進感あふれるフル液晶メーター

もう一つの先進デバイスがスバル初となる12.3インチのフル液晶メーターです。こちらもEX系グレードだけの装備。欧州プレミアムブランドでは採用例も多いですが、このクラスの国産車ではまだ少数派でしょう。トヨタやマツダ辺りから出るかなと思っていましたが、スバルとは意外な気も(失礼)・・・

引用:https://motor-fan.jp/

但し、搭載に当たっては液晶画面だからといってあまり凝ったデザインや表示は避け、画面設定も3つ(メーター・ナビ・アイサイト)だけのシンプルなものにしたところは、0次安全にまで拘る「スバルらしさ」です。

新発想で造り直された多面体シート

機能性についてはシートの進化がポイント。現行インプレッサから導入された「多面体で身体をサポート」するデザインがレヴォーグにも導入され、体幹をしっかりと支えながらも肩甲骨の自由度は残し、腰回りのサポート感を強化したシートが開発されました。

インテリアのカラーやマテリアルはグレード別に3タイプ用意され、STI Sportには初代から引き続きイメージカラーのボルドー&ブラックが採用されています。

引用:https://www.webcg.net/

よく見るとドア内側のトリムは、マテリアルこそ違いますがインプレッサと共用しているようですね。

ポイント③ワゴン価値を高めるカーゴルーム

「ワゴン価値」を開発ポイントの一つに定めるレヴォーグですから、カーゴルームの拡充は必須ですが、初代と比べて左右ホイールハウス間やリヤゲート開口部を拡大して、使い勝手が向上しています。特に床下のサブトランクが29ℓ増しの69ℓへと増量、床上と合せた容量は561ℓを達成し、初代のみならずライバルと目されるマツダ6やカローラツーリングをも上回っています。

ハンズフリーゲートにもスバル哲学

最新モデルらしくハンズフリーリヤゲートは装備されています(除くGT)が、一般的な足先をかざすキックセンサーではなく、リヤエンブレムに手や肘を近づけると開く機構です。

荷物を両手に持った状態で、片足立ちさせるよりも安全というスバルの拘りが伺えます。

ポイント④新型最大のトピックは超進化を遂げたアイサイト

2008年に業界で先駆ける形で投入されたスバルの運転支援システム”アイサイト”。

代を重ねて今はVer.3まで進化してきましたが、2代目レヴォーグへ搭載に当たりハードウェアが全面刷新となり、クルマ同様にこちらも「フルモデルチェンジ」を受けた格好です。

今回は「新型アイサイト」に加え上位機能として「アイサイトX」も設定。新型アイサイトは全車に標準ですが、アイサイトXは約38万円高となるEXが付くグレードに装備されます。

守備範囲が大きく拡大したアイサイト

まず標準のアイサイトは広角化したステレオカメラと前側方ミリ派レーダーをスバルで初採用。これにより自転車、対向車、道路横断者の検知能力が大幅にアップ、プリクラッシュブレーキの作動範囲が増え、事故の多い交差点などで能力を発揮します。

また後側方警戒支援システムに「操舵アシスト機能」が追加されました。後からの接近に気付かず車線変更しようとした場合、従来の音と表示による警告に加え、ステアリングが自車線内に戻すよう自動で操作されます。

高度運転支援システム”アイサイトX“登場

これに加えてアイサイトXは、高精度GPS+準天頂衛星「みちびき」の情報と高速道路の区画線や標識までデータ化した3D高精度地図情報を利用して、さらに進んだ運転支援機能が上乗せされます。

注目は”渋滞時ハンズオフアシスト”。BMWや日産スカイラインが採用していますが、約50km/h以下の速度域でドライバーがステアリングから手を放しても、追従走行が可能になります。もちろん完全停止まで自動で行われ、停止時間が10分以内なら先行車に合わせて再発進、ハンズオフ走行が継続されます。渋滞時の疲労軽減は間違いなしです。

50km/h以上の高速走行中にハンズオフはできませんが、地図情報のデータを生かし、カーブ手前での減速やETC料金所での速度調整などは自動で制御してくれる機能もあります。

引用:https://www.gqjapan.jp/

特筆すべきは”ドライバー異常時対応システム”で、これはセンターディスプレイ内蔵のカメラが運転者の表情を捉え、一定時間顔の向きが逸れたり、ハンズオフ以外で手がステアリングから離れたりした状態が続くと、音と表示で警告後、自動ブレーキを作動させ徐々に減速を開始。その後ハザードランプを点灯させ、ホーンを断続的に鳴らし周囲に異常を知らせてクルマを停止させます。

これってもう「ナイトライダー」の世界ですね。

引用:https://dressup-navi.net/

各種メディアによる試乗記等では、ACCなど自動追従時の加減速や操舵アシストが他社のものに比べて圧倒的に自然で滑らかという評価です。クルドラでも口コミ不満記事には、よくそうした機械による介入の不自然さが”ヤリ玉”に上がっていますが、レヴォーグではかなり進化した印象です。

ポイント⑤全面新開発のエンジンとミッション

初代は1.6ℓと2.0ℓの水平対向直噴DOHCターボが用意されていましたが、2代目ではそれを1.8ℓに一本化しました。

引用:https://motor-fan.jp/

300PSを誇った2.0ℓのハイパワーエンジンが消滅したことを残念に思う方もいるかも知れませんが、1.8ℓエンジンは従来の1.6ℓFB型の単なる排気量アップではなく、シリンダーブロックから新開発された型式さえ違うブランニューユニットです。

新しいCB18型エンジンのトピックは、水平対向では難しいとされてきたロングストローク化と全長の短縮を実現したこと。エンジン長の短縮は慣性モーメントの低減だけでなく、クラッシャブルゾーンの拡大にも貢献します。その結果、排気量の拡大以上のトルク(最大トルク300Nm)を誇る実用域で使いやすいエンジンが完成しました。

引用:https://gazoo.com/

新エンジンに合わせCVTも大幅改良

この高トルクへ対応するためにチェーン式のCVT”リアトロニック”も新開発。約8割のパーツを見直し、プーリーとチェーンを強化して、カバーできるギア比を拡大。発進加速のよさと、高速巡航時の燃費向上を両立させています。

今回のパワートレイン開発には部署の垣根を越えた生産技術の寄与があり、スバルの英知が結集された成果と言えます。

ポイント⑥フラッグシップのためのもう一押し

グローバルで見るとスバルのフラッグシップはあくまでレガシィなのかも知れませんが、国内販売に限ればその座はレヴォーグこそが相応しいとは開発者の弁。

引用:https://www.goo-net.com/

そのためにはレヴォーグの守備範囲を広げる必要があり、例えばこれまではご主人は気に入っていても、奥様の同意が頂けないためマイカー決定に至らずといった場面も多かったとか。確かに初代レヴォーグってワゴンだけれども、ドライバーズカーであり「家族でゆったり乗れる」系な雰囲気ではなかった気もします。

“キャラ変”可能なドライブモードセレクト

今回の2代目(STI Sportのみ)に投入された”ドライブモードセレクト”はスバル初となる電子制御可変ダンパーに加え、エンジン、パワステ、AWD、エアコン、アイサイトを組み合わせ「5つのモード」制御に変えられるシステムです。スイッチ一つで上質な乗り味となるコンフォートやスパルタンな味付けのスポーツ+など、クルマのキャラクターを一変させることができます。

引用:https://response.jp/

その中にある”コンフォート”モードは開発時、別名「奥様モード」とも呼ばれていたらしく、これはやさしい乗り味に加え、湿度センサーによるエアコン制御でお肌の乾燥をケアしようというもの。

若手からのアイデアだそうですが、従来のレヴォーグならスポーツなど走りに振った制御だけにご執心になりそうなところ、電子制御の進化により「キャラ変」の幅も広がったわけです。こうした懐の広さこそが、フラッグシップとしての資質であるのでしょう。

ポイント⑦気になる価格はどうなったか?

2代目レヴォーグの価格は以下の通りとなっています。

フラッグシップらしくエントリーモデルのGTグレードでも300万円オーバーのスタートプライス。初代が1.6ℓでアンダー300のモデルがあったことや、反対に新旧のトップモデル同士だと2.0ℓから1.8ℓになったのに、さほど価格は変わりません。

そのため少々プライスゾーンも上級へシフトした感はありますが、今回ご紹介してきたように2代目は新開発、新投入の大盤振る舞い。それを考えるとむしろスバルが心配になるくらいの”大安売り”なのが実態と感じます。

ぜひ選択したい”EX“グレード

引用:https://dressup-navi.net/

おそらくは年次改良等のタイミングで特別仕様車や、あるいは現1.8ℓエンジンをスープアップした2.0ℓモデルの復活などもあるかも知れませんが、現行モデルで考えたときにどのグレードを選ぶにしても、絶対に外せないのが”EX”付きモデルでしょう。

いずれのグレードでも約38万円高くなりますが、EXには本稿でご紹介してきた11.6インチディスプレイ、12.3インチ液晶メーター、アイサイトX、ドライバーモニタリングシステム等は本当に付加価値が高い装備です。紹介からは漏れましたが、それ以外にもコネクテッドサービスも追加されます。

これはエアバッグが開くような事故が起きたときに、SOSコールによる自動通報が行われ、万一の事態をフォローしてくれます。

そう考えてくるとEXグレードは、むしろお買い得。リセールにも大きく関わってくるのは間違いなく、おすすめです。

リセールで言えばSTI Sportグレードは初代から人気が高く、追加になった以降は販売の中心モデルになっています。他グレードとエンジンこそ変わりませんが、ボルドーの本革シートや専用の電制ダンパー、ドライブモードセレクトなど新型レヴォーグを極めるならコレ、と言えるグレードです。

引用:https://www.gqjapan.jp/

以上、スバルレヴォーグの2020年フルモデルチェンジをご紹介致しました。

 

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
>レヴォーグ STI Sportの値引き相場は?評価、評判をチェック!

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シトロエンベルランゴのおすすめオプションはどれ?後悔しないために選びたいのは!

“ルドスパス”というクルマのジャンルはご存知でしょうか。日本で言えばルノーカングーにお乗りの方ならピンとくるかも知れません。ルドスパスとはラテン語で「遊び」を意味する”LUDOS”と、フランス語で「空間」を意味する”ESPACE”を組み合わせた造語です。
イメージ的には乗用車の前半部分と大きなカーゴスペースをつなぎ合わせた形状で、用途としては商用バンになります。以前はフルゴネットとも呼ばれましたが、今ではルドスパスが浸透し、欧州では業務用だけでなく高い実用性が注目され、趣味のギアを満載して使用する文字通り「遊びの空間」としてのニーズが高まっています。

引用:https://dealer.renault.jp/

日本でもかつては近いジャンルのモデル群はありましたが今はほとんどなく、そんな国産車空白地帯を埋め、規模はともあれ寡占状態になっているのがルノーカングーです。特に商用ユースからは切り離れている日本では、あくまでマイカー、趣味のクルマとして高い人気を誇っていて、これまでは特にライバル車もなく一人勝ちでした。

そこへ2020年、正式なカタログモデルとして同じフランスから送り込まれたのが、シトロエンベルランゴです。

引用:https://www.webcg.net/

今回のクルドラでは、最新”ルドスパス”モデルのベルランゴにフォーカスし、実際に購入しようとしたときに役立つおすすめオプションをご紹介していきます。

ベルランゴってこんなクルマ

昨年創業100周年を迎えたフランスの名門シトロエンは、現在フィアットやアルファロメオ、ジープ、プジョー、DSオートモビルズ、オペルなど13からなる企業グループSTELLANTIS(ステランティス)を構成する一ブランドです。

シトロエン車の特徴は個性的なルックスや斬新なメカニズムを擁しながらも、基本は優れた実用車であるところ。国民車と呼ばれた2CVを源流としてその流れは今も続きます。

そんなシトロエンがルドスパスとして初代ベルランゴを発売したのは1996年。当時日本では既にカングーは一定の人気を博していたものの、ベルランゴは数百台の小規模輸入に止まり、2008年にデビューした2代目ベルランゴも正規に輸入されることはありませんでした。

2018年3月にジュネーブモーターショーにて3代目ベルランゴが発表。ボディ側面のエアバンプなどC4カクタス以降の新世代シトロエンのデザイン言語が導入され、安全装備や運転支援機能を含めプラットフォームから一新されました。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

日本でも満を持しての登場となり、まず2019年10月に「デビューエディション」として限定販売。これがわずか5時間で売り切れてしまい、日本にもこのジャンルを待つ好事家が多かったのが分かります。そしてコロナ禍という予想外の事態となった2020年10月より通常の販売が開始となりました。

日本仕様には1.5ℓディーゼルターボの”BlueHDi”と8速ATの組み合わせ一種類で、スタートは特別仕様車” SHINE XTR PACK”を含む3グレードが用意されました。

ベルランゴにメーカーオプションはあるの?

新車を購入する際、一発勝負となるのがメーカーオプション選びです。ご承知の通り、原則的にハンコを付いたらもう後からどうこうできないため、慎重に選びたいところです。

ところがベルランゴについては、その悩みはありません。実際のところデビュー時点のラインナップにはメーカーオプションの設定が無いからです。

現行販売モデルは、シトロエン車定番のベースグレード「FEEL」とアッパーグレード「SHINE」二つに、当面の間特別仕様車の「SHINE XTR PACK」というSHINEのドレスアップバージョンがあるだけです。

従ってベルランゴの場合は、グレード選択がメーカーオプション選択と同義と言えるかも知れません。まずはベースとなるFEELをチェックしてみましょう。

安全装備に遜色なしのベーシックモデルFEEL

ベースグレードとは言っても国内でのベルランゴは、グレード展開も絞られていることからFEELにも十分な装備が備わります。8インチタッチスクリーン、6エアバッグ、アクティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、インテリジェントハイビーム、フロント&リアフォグランプ、ルーフレール等々。

引用:http://www.miyaguchi.co.jp/

エクステリアはSHINEとほぼ同一で、違いはホイールがスチールなこととマルチパノラミックルーフがないことです。

この辺りを装備したい方は、メーカーオプションを選択するようにSHINEグレードを選ぶしかありません。

魅力装備満載のアッパーモデルSHINE

2グレード展開なので当然SHINEはフル装備になります。FEELの装備に加え、16インチのブラックアルミホイール、マルチパノラミックルーフ、ブラインドスポットモニター、左右独立式オートエアコン、革巻ステアリング、スマホワイヤレスチャージャー、後席用エアアウトレット、3座独立式リアシートなどが標準化。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

特にマルチパノラミックルーフはインテリアをかなり違った雰囲気に変えてくれるでしょう。

実はシトロエンは昔からガラスルーフにご執心なところがあり、コンセプトカーには72年のカマルグや94年のエグザナでルーフに続くパノラマ式フロントガラスの提案を行っており、プロダクトモデルでも2代目C3においてゼニスウィンドと名付けられたグラスルーフを商品化しています。

シトロエンらしい新提案のモジュトップに注目!

今回のマルチパノラミックルーフは、リアシートの頭上まで広がる開放感抜群のガラスルーフだけがウリではなく、多機能ルーフストレージを組み合わせて一体となる”MODUTOP(モジュトップ)”と呼ばれるルーフシステムがセリングポイントです。

ルーフ中央を通るフローティングアーチは14ℓの容量で小物を収納することができ、サンバイザー上部にも約18ℓの収納スペースがあります。さらにラゲッジルーム上部には車内、車外どちらからでもアクセスできる60ℓの収納ボックスも設置されているので、MODUTOPだけでトータル約92ℓの容量を確保しているのは他車にない魅力です。

引用:https://gazoo.com/

コンソールの有無でかなり印象が変わる!

もう一つハイセンターコンソールもFEELとSHINEの大きな違いでしょう。下記の写真の通りですが、ハイセンターコンソールがあると左右シートのセパレート感が高まり、加えてコンソールからつらなる後席側の面にはリア用のエアコンエアアウトレットやUSB充電ソケットも付きます。

もっともFEELのようにこのコンソールがない場合、前席左右、あるいは運転席から後席へのウォークスルーが可能になるため、そちらを良しとされる方もいるでしょうね。

引用:https://note.com/2kaikara/

SHINEにオレンジの差し色を散りばめたXTR PACK

特別仕様車のXTR PACKは基本的にSHINEと同じ仕様、装備ですが一部のカラーリング等を変更したモデルです。

具体的には他グレードでホワイトとなるカラーアクセント部分及びファブリックシートに入る横縞もようがオレンジ色に変わります。またダッシュボードもモスグリーンの専用カラーになる他、フロントとリアのバンパーにアンダーガード風のデコレーションが付きます。

さらにアルミホイールも17インチにサイズアップされていますが、ベルランゴでは後述するディーラーオプションにもアルミホイールの用意はないので、純正で17インチにしたい方はXTR PACKを選ぶしかないようです。

おすすめはどのグレード?

特別仕様車はカラーのお好み次第ですが、FEELとSHINEは26万円と価格差もあるので悩ましいところ。

しかし装備差で考えると差額は真っ当、いやけっこうリーズナブルな気もします。通常、マルチパノラミックルーフだと輸入車なら20万円アップが相場。ベルランゴは先の説明の通り、それだけでなく90ℓ近いルーフユーティリティもセットになっていることやアルミホイールも付くわけで、それらだけで26万円位はしそうです。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

そうすると他の装備差は”タダ”で付いているようなもの、クルドラ的にはベルランゴならSHINEをおすすめします。

豊富なディーラーオプションで個性派に個性を!

ベルランゴの純正アクセサリーはベーシックな機能性用品が中心となっています。

アクセサリーカタログにはエクステリア関連のパーツはほとんどありません。

C3など他のシトロエンモデルには用意されるアルミホイールもなく、あるのはカラーのセンターキャップだけです。

アウトドアが始めたくなるマストアイテム

SUVらしくレジャーシーンで活躍しそうなのが、カーサイドタープです。

エアフレーム・リビングシェルターとも呼ばれ、独自のエアチューブ構造になっています。つまりタープの柱部分が浮き輪のようになっていて、付属のポンプで空気を注入すれば強固な自立型のタープが完成。キャンプ地などで素早い設営、撤収を可能にします。

引用:https://web.goout.jp/

通常タープといえば天蓋(屋根にあたる部分)だけのようなイメージですが、このアイテムなら簡易テントともいえる形態でプライバシーが高まります。広く快適な室内空間は車両の側面以外に後部への装着も可能。車体とタープは複数のベルトで固定され、接合部専用のカバーシートが外気の侵入も緩和します。

ベルランゴのあるアウトドアの楽しさを予見させるアイテムでおすすめです。

カーサイドタープを買うなら、ぜひこちらも一緒に用意したいのが各ウィンドウのサンシェードです。車中泊ブームが来ているそうなので、ココから始めるのもいいかも知れません。

標準ルーフレールを活かさない手はない

ベルランゴには全車標準でルーフレールが設定されています。そのルーフレールを活かすためにルーフキャリアバー(33,330円)を購入して、各種トランポアイテムを揃えてはいかがでしょうか。

スキーや自転車が趣味の方なら専用ラックが必要でしょう。そうでない場合もフルで乗車してレジャーへ向かうときなど荷物は想像以上に膨らむもの。そんなときのためにルーフボックスやバスケットラックも候補です。

引用:https://web.goout.jp/

特にバスケットラックはデザインがスタイリッシュで、品質は安心のTERZO社製。マッシブなフォルムのベルランゴにマッチしています。

ベルランゴ専用に設計されたプレミアムスピーカー

空間効率の高いベルランゴは、ドライブなどではやや音量高めに音楽を愉しみたいもの。そこでおすすめなのが「ビーウィズプレミアム2ウェイスピーカーセット」です。

ビーウィズ社(BEWITH)は日本の高級カーオーディオメーカーで、これまでシトロエン車などのオーディオ用品定番であったフランスFOCAL社の輸入代理店でもあります。

引用:https://www.webcg.net/

今回はFOCAL製品ではなく、自社のスピーカーセットを用意しました。ポイントはベルランゴの音響特性を解析し、構成部品を最適にセッティングしてあること。フロント2スピーカーとトゥイーターのシンプルなセットながら、クリアでバランスの取れたリッチな音質を奏でます。まぁ価格もそこそこリッチですけど。

フロアマットもタフに仕上げるならコレ

ディーラーオプションの定番はフロアマットやドアバイザー等のベーシック用品ですが、ベルランゴで目を引くのはラバーマットでしょう。

スキーやアウトドアなどが趣味の方で、汚れた靴で乗り込む機会が多い方には、カーペット系のマットより選ばれやすいのが、ゴム、あるいはラバー系のマットです。

引用:https://lee.hpplus.jp/

ベルランゴの純正品ラバーマットは、通常のゴムマットにありがちな安っぽさがなく、デザイン的にも社名やヘキサゴン柄で魅せ、別売りのリヤラゲッジに敷くラゲッジトレイも同意匠なため、コーディネートして装着してみてはいかがでしょうか。

価格は通常のカーペットマット(ニードルパンチ)よりも高価なのがネックですが、その分品質が高いということなのでしょう。

ドライブレコーダーは純正品が買いか?

もはやクルマの必需品となりそうな勢いのドライブレコーダーですが、ベルランゴのカタログには2社で3種類が用意されています。

一つはセルスター社の「CSD-790FHG」と「CSD-670FH」。セルスターは日本メーカーで、ドラレコ界では大手であり数多くの製品を販売しています。おすすめは「CSD-790FHG」で、こちらはフロントとリアの同時録画タイプになっています。

引用:https://www.gqjapan.jp/

やはり”あおり運転”対策にはリアカメラは重要で、この製品は後方もしっかりHD画質で記録できます。またGPSが内蔵されているのもポイントで、これにより映像だけでなく、位置情報や時間などを併せて記録できるのでより詳細な情報を残すことができます。

ネックは大きい躯体でしょうか。こちらは2018年の発売ですが、現在はモニターレスのコンパクトなモデルも増えてきていますので、やや旧態然としたデザイン。またせっかくの大きな躯体のわりにモニターサイズは2.4インチとそれほどでもないのは残念ポイント。

もう一つのドラレコは㈱TCLが扱っている「Smart Reco WHSR-510」という商品で、シトロエンの他にアルファロメオやBMWでも純正オプションに採用されています。

引用:https://www.whitehouse.co.jp/

ロングラン商品のためやや時間は経っていますが、夜間に明るさを補正するナイトビジョンや駐車監視モードなどスペックは平均的で概ね満足できる水準になっています。

セルスター社製が2018年、TCL社製が2017年発売なので純正ドライブレコーダーは、どちらのモデルもやや旧型ですから、一度カー用品店などで他サプライヤーの最新モデルと比較するのがいいかも知れません。

ベルランゴに純正カーナビは必要か

ベルランゴのアクセサリーカタログにもカーナビの設定があります。

但し、ベルランゴは標準で8インチのタッチスクリーンが装備されていますから、オプションではナビユニットを購入して、タッチスクリーンに地図画面を映し出すという形になります。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

高スペックのパイオニア製ナビを用意

ナビ本体はパイオニア製で、運転中の瞬時の見やすさを実現した地図画面や正確な自車位置測位技術、独自のアルゴリズムを用いたルート探索機能、VICS WIDEによる情報サービスの提示など高スペックモデル。さらに12セグの地デジ放送も受信できます。

ちなみにベルランゴの場合、ナビユニット本体は運転席下への設置です。

スマホ利用がイマドキナビ?

しかしここでもまた悩ましい問題が出てきます。

ベルランゴは最新のクルマらしくApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応するミラーリング(スマートフォン接続)機能を搭載しています。

引用:https://www.webcg.net/

これによりタッチスクリーンにスマホアプリを表示することができ、マップ機能を使ったナビ、通話、メッセージの送受信、音楽を聴くなど普段携帯で出来ていることを車内で活用できます。運転中でも音声コントロールに対応しているため、安全、快適に操作ができます。

純正カーナビには、ナビ独自の高機能があることは先の通り間違いありませんが、普段ナビをA地点からB地点までの誘導だけに使えればよいという方は、スマホナビで十分となるかも知れません。

コネクテッドカーへの進化に期待!

但し注意が必要なのは通信料、パケット代が掛かるということですね。

引用:https://setsuyakumama.net/

大容量の定額プラン等を契約しているなら大丈夫でしょうが、最近は格安SIMなどで低容量プランを利用される方も多いようですから、すぐに通信制限が掛かってしまう恐れもあります。制限が掛かると一気に通信速度が低下してしまい、スマホの一般利用にも影響するので不便です。

最新のトヨタ車のように通信モジュール(DCM(専用通信機))を標準装備し、一定期間一定容量はコスト負担なしで使えるコネクテッドカーになれば理想的ですが、シトロエンではまだそこまでの設定はありません。

ベルランゴがそうなように、おそらくタッチスクリーンやディスプレイオーディオの標準化は加速していくでしょうから、輸入車にも”コネクテッドカー”方式が拡大していくことに期待です。

引用:https://gazoo.com/

以上、ベルランゴのおすすめオプションをご紹介しました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

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BMW X2のおすすめグレードを比較して検証!ベストバイモデルはどれ!?

クルマ好きなら皆知っている気もしますが、今やジャンルとしてすっかり定着した「SUVクーペ」の開拓者はBMWです。
2007年のフランクフルトモーターショーで初公開されたX6コンセプトモデルがそれで、ベルトラインから下はまごうことなきSUVルック。しかし上に載るグリーンハウスは、運転席の頭上をピークにルーフがなだらかに下がっていくクーペフォルムでした。

引用:http://www.seriouswheels.com/

従来のSUV観からは考えられなかった造形は、新鮮な驚きを持って迎えられ、2008年にはほぼそのまま市販が開始されました。以来、BMWはX+偶数のモデルをSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と称してラインナップを拡充。同様にメルセデスベンツやアウディなどライバル達も次々にこのジャンルへ参入するようになりました。

本稿の主役であるX2もこのラインにあるモデルですが、兄弟関係を整理するとX5のクーペ版がX6、X3のクーペ版がX4、従ってX1のクーペ版がX2という感じです。

X2はBMWの中では最も後発の新設モデルで2018年に発表、発売となりました。当然現行型が初代モデルで、クルマのポジション的にも若々しさが前面に出ている印象です。
今回のクルドラではBMWの新世代SUV X2を実際に購入する際、選ぶべきベストバイグレードは何かを徹底、比較検証していきますので新車選びのご参考にどうぞ!

新世代のSUVクーペ、個性派X2はこんなクルマ

引用:https://www.webcg.net/

前段の通りX2はX1と基本プラットフォームを共通とするモデルなので、横置きFFレイアウトを採用。つまりBMWグループ的には1シリーズ、2シリーズのツアラー系、ミニ・クロスオーバーの兄弟車と言えます。

X1が比較的オーソドックスなSUVらしさを醸すのに対し、X2は車高がグッと下がり車幅は広いというクーペの不文律を守ります。特に車高は1535mmに抑え込んだため、多くの立体駐車場にパスするレベルなのは普段の使い勝手を考えるとありがたい仕様。
X6やX4といったアニキ分のモデルに比べると、リヤエンドに向かうルーフの流れは少し違っていて、あまり寝かさないややワゴン的なスタイルなので後席の居住性も良さそうです。

引用:https://bruder.golfdigest.co.jp/

さらにリヤCピラーに組み込まれたBMWエンブレムや、伝統の”ホフマイスターキンク”処理を黒樹脂パーツでピラーに貼り付ける手法など、これまであまり見られなかったデザイン処理に若さや新しさが感じられます。

反対にインテリアは、これはもうX1とほとんど同じ造形、同じ部品で一部トリムのカラーリングに違いが見られる程度です。

センターに鎮座するモニターは下の写真の通りデビュー当初8.8インチでしたが、2019年7月製造分以降から10.25インチのワイドスクリーンディスプレイが装備されています。おそらくマイチェンした現行X1と共用されたのでしょう。

引用:https://wansoku.com/

BMW X2のグレードを徹底チェック

2020年10月時点でのラインナップは以下の通り5種類のモデルが揃います。

5種類各々に別タイプのエンジンが与えられ、ラインナップボトムのsDrive18iにだけ「スタンダード」と「M Sport X」のグレード選択ができますが、それ以外のモデルはモノグレードになっています。

それでは早速5つのグレードをチェックしていきましょう。

性能・機能に遜色なしのエントリーグレード

はじめにX2のグレード名称の構成を簡単に示すと以下の感じです。

X2のエントリーグレードである「sDrive18i」は、1.5ℓ直列3気筒DOHCガソリンターボをFFで駆動するモデルです。もっともエントリーと言っても一番安い「スタンダード」が451万円のスタートプライスですから、コンパクトSUVでも国産ならハリアーやCX-8などDセグメントのSUVと同じレンジに入ります。

直3ターボ+DCTで充実のエントリーモデル

3気筒ながら140PSを発揮し、日常ユースでは一切不足のないエンジンに加え、このsDrive 18iのみトランスミッションに2ペダルMTとも言える7速DCTが採用されています。

引用:https://www.webcg.net/

スムーズさこそ上位グレードの8速ATに一歩譲りますが、加速中に途切れのないダイレクト感はDCTならでは。3気筒であることで音や振動面に多少のネガが感じられても、実用域のパワー感や省燃費性、低コストなどに強みがあるパワートレインです。

sDrive18i以外のグレードは全てxDriveという4WDオンリーなので、2WDを希望する場合はこのグレードしか選択余地はありません。エンジンと駆動方式を除けば、上位グレードとは装備や機能面に遜色はなく、ルックスも「M Sport X」を選べば同様に仕上がります。

グレードの選択ができるのは18iだけ

スタンダードとM Sport Xの違いを確認しておくと、エクステリアは以下の通りです。

引用:https://www.goo-net.com/

ちなみにこのM Sport Xというグレード名は、X2発売に合わせて登場しています。今のところ他のXシリーズSUVでの採用例はなく、通常は「xLine」か「M Sport」もしくは「スタンダード」のグレード名称なので、こうしたところにもX2は従来のモデルとは違う点をアピールしているようです。

その名の通り従来のM SportとxLineを足して2で割ったような名称のM Sport Xの特徴は、エクストリーム・スポーツをインスパイアしたエクステリアデザインで、具体的にはフロント、サイド、リヤにフローズングレーのエレメントを採用。

引用:https://www.motorauthority.com/

ボディカラーとの鮮やかなコントラストにより、離れていてもX2であることが伝わるデザインです。

またインテリアでも随所にM Sport X専用のディテールが施され、X2のスポーティな個性を際立たせています。特にシートはスポーティな印象を際立たせる黄色いステッチが目を引きます。ただステッチカラーが黄色だけなので、コーディネートが微妙になるボディカラーもあるかも知れませんね。車体のイメージカラーが黄色(ガルバニック・ゴールド)だからでしょうか。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

スタンダードはシート生地がベーシックなクロスで、エアコンがマニュアルになるなど、細かいところでは差別化されています。並べてしまうとさすがにスタンダードは、シンプルに過ぎるような気もします。

スタンダードとM Sport Xは機関部でスペック的な差はないのに価格差は45万円とけっこう開くのが悩ましいですが、X2らしさを考えたときにはM Sport Xの一択かと思います。

Edition Joy+を冠するディーゼル搭載グレード

BMWではクリーンディーゼルやPHVなど環境に配慮したモデルを拡販するべく、価格を下げる方策をとっていて、それらモデルを便宜上Edition Joy+と呼称しています。


国内販売のX2には今のところPHEVはないので、ディーゼル搭載モデルのグレード名のみ「Edition Joy+」が付いています。

ちなみに公式ホームページ上のプライスリストにあるただの「xDrive18d M Sport X」の価格は値下げ前の価格、「xDrive18d M Sport X Edition Joy+」が新価格と見ればよいでしょう。特別仕様車と表現される場面もあるようでが、価格が違うだけで同じクルマです。

SUVにクリーンディーゼルはベストマッチ

xDrive18d M Sport X Edition Joy+(長いので以下18d)は、2.0ℓ直4DOHCディーゼルターボを搭載して、駆動はBMW自慢のオンデマンド式インテリジェント四輪駆動システム”xDrive”になります。

引用:https://it.motor1.com/

このエンジンのウリはディーゼルらしい太いトルクで、信号からの走り出しや、ちょっとした追い越し時のダッシュが力強く、ストレスフリーなドライブを約束してくれます。

もちろんパワフルな点だけではなく、高い経済性も魅力。WLTCモードで見た場合の燃費は、1.5ℓガソリンの18iと2.0ℓガソリンの20iが各々13km/ℓ、11.4km/ℓなのに対し、18dディーゼルは15.3km/ℓとリード。加えて燃料は軽油(ガソリン車はハイオク)なので、購入後のランニングコストにも期待が持てます。

生活四駆の域を超えたインテリジェント4WD

18d以上のグレード全てに当てはまりますが、4WDのxDriveもセリングポイント。

引用:https://www.whichcar.com.au/

4WDといえばスノードライブ時などに有効といったシチュエーションを思い浮かべますが、xDriveのメリットはそれだけではありません。日常の場面では燃費向上のため駆動トルクを前輪にだけに伝えていますが、オーバーステアやアンダーステアなどの兆候を察知すると瞬時に前後アクスルへの駆動トルクを可変配分して、後輪へも伝達する機構です。これにより燃費性能と走行安定性を両立しています。

新世代のシティ派SUVによくマッチする4WDシステムでしょう。

なお、上記表にある通り18d以上には「スタンダード」グレードはありません。

高性能ガソリンユニットを頂くトップグレード

「xDrive 20i M Sport X」が搭載するのは192PSを誇る2.0ℓ直4DOHCガソリンターボです。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

ガソリンエンジンらしい滑らかな吹け上がりが身上

BMWは同じエンジン構成ながら高過給圧により出力を引き上げたり、後述するようにツインターボ化したりと、バリエーションを展開するのが得意ですが、この20iが積むB48型は2.0ℓガソリンターボとしてはベーシックユニット。

ですがX2の車格からすれば一昔前のボーイズレーサーも真っ青の高性能エンジンが載っている印象です。

引用:https://www.webcg.net/

ガソリンエンジンらしい滑らかな回転フィールが特徴で、パワフルでありながら音も静かなことが評価されています。

高効率スクロール式のターボチャージャーも装備

また20iのターボは18iのものと違い「ツインスクロールターボチャージャー」です。紛らわしいですが、世に言うターボが2基付いたツイン・ターボではなく、あくまで18iと同じシングルターボです。

ターボチャージャーは排気ガスによってタービンを回しますが、BMWの”ツインスクロールターボ”とは、タービンが必要とする排気エネルギーを効率よくコントロールするために、2系統(ココがツインということ)の排気エネルギー導入回路が備わる構造のものを指します。

引用:https://motor-fan.jp/

18dと20iのエンジン系統以外の装備関連での違いはあまりなく、ハンズフリーの開閉も可能なオートマチックテールゲートとフロントのシートヒーターくらいです(18系のモデルにもメーカーオプションで選択可能)。

最新グレードはハイパワー版のディーゼル

「xDrive20d M Sport X Edition Joy+」(長いので以下20d)は、2020年6月に新たに追加となったモデルです。2.0ℓ直4DOHCディーゼルターボという構成は基本的に18dと同様ながら、コンピューターや仕様を変えることで、最高出力190PS、最大トルクは400Nmを発揮するディーゼル版のトップグレードです。

引用:https://commons.wikimedia.org/

Mパフォーマンスに迫る最大トルク!

特筆すべきは400Nmという強大な最大トルク。しかもわずかに1750rpmから発生するため、普段のあらゆるシーンで常に最大トルクバンドの走行ができるイメージで、もちろん高速道路上でもアクセルのひと踏みで流れをリードできるだけの走行性能を誇ります。

そもそも1クラス上のX3やX4からキャリーオーバーされたユニットであることから、一回り小さな車体のX2には十分過ぎるスペックです。

18dには若干及ばないものの燃費性能も14.5km/ℓと大差はありません。

引用:https://www.bmwblog.com/

装備関連が全くの同一となるガソリン車の20iと比べてパワーは拮抗、トルクでは20dが断然上。価格はわずかに20dが5万円高くなりますが、エコカー減税と軽油使用というランニングコストを差っ引けば無いも同然なので、後発だけに今一番の注目グレードかも知れません。

Xシリーズ最小のMパフォーマンスモデル

X2は18iのスタンダードグレードを除き全てM Sport Xグレードのラインナップとなりますが、そのシリーズのトップエンドが「M35i」です。

BMWのハイパーモデル群”M“とは

引用:https://www.autoexpress.co.uk/

BMWの”M”とはBMWの研究開発などを担当するグループ会社BMW M GmbHから生み出されたモデル群を指します。カタログモデルでM8やM3などと呼ばれる「M+数字一桁」のモデルは、サーキット走行なども見据えた高性能マシンとなっています。それに次いでM550iやM340iとしたグレード名称からなるMパフォーマンスモデルがあり、こちらはサーキットでの限界走行などを前提としない一般ユーザー向けにチューニングされたモデルとなっています。

さらにこれらMシリーズのエッセンスが投入されているのが、BMW全モデルに設定のあるM Sportグレードとなります。エンジン系統は通常モデルと同様ながら、エクステリアやインテリアはMモデルをインスパイアした専用パーツが奢られているのが特徴。

5シリーズを参考にMモデルのラインを俯瞰してみると上の写真のような感じです。従ってX2のトップエンドとなるM35iは、Mパフォーマンスモデルに該当します。

すべてが別格のモデルM35i

X2ラインナップでもこのM35iは何もかも別格と言ってよいでしょう。まず心臓部には形式こそ20iと同じB48型エンジンですが、ツインターボ化などで最高出力306PS、最大トルク450Nmにまでチューンナップしています。身近(でもないか)なところでは、新型トヨタスープラも同じエンジンですが、馬力はM35iが上回っていてさすがにMパフォーマンスモデルなのを実感させます。

引用:https://www.webcg.net/

エクステリアも専用のバンパーやリヤスポイラーが用意され、特に他のM Sport Xモデルがフローズングレーで仕上げるホイールアーチやサイドシルを、M35iはボディ同色でまとめているため印象が異なります。

細かいところではキドニーグリルのフレームやドアミラーなどは、セリウムグレー仕様になっていて、これは全Mパフォーマンスモデル共通の意匠です。

引用:https://car-moby.jp/

但し、やはりスポーティに振ったモデルなので各媒体の試乗記などでは、相当に足回りは硬いとの評価になっています。さらに価格面も700万円オーバーと、ここも相当に”別格”なのでご注意ください。

台数限定ながら特別仕様車が発売中

2020年5月に特別仕様車が発売となっています。それがX2の他、3シリーズセダン、Z4にも設定される「Edition Sunrise(エディションサンライズ)」です。

「陽はまた昇る」がコンセプトで、アルピンホワイトの外装色をベースにドアミラーやボディサイドに差し色となる赤いラインが入るのは全モデル共通の仕様。

カタログでは手に入らないM Sportグレード

X2版の特色は2.0ℓディーゼルの”18d”をベースに、日本のカタログモデルにはない「M Sport」グレードとなっていることでしょう。説明してきた通り国内のX2は基本「M Sport X」グレードしかないので、通常の「M Sport」グレードを望む方にはチャンスです。M Sportの特徴を簡単に言うならセリウムグレー仕様箇所を除いてM35iと同じボディであるということ。

しかも今回はそれが人気のディーゼルエンジンで手に入るわけです。

引用:https://abebmw.com/

その他にもカタログモデルにはどのグレードにも設定がない、電子制御による可変ダンパー「アダプティブMサスペンション」も奢られます。

6月に販売開始されていて、200台限定。内装色マグマレッドのモデルはもう完売との声も聞かれますので検討したい方は急がれてはいかがでしょうか。

おすすめはディーゼルのベーシック18d!

さて、全てのグレードと特別仕様車までご紹介してきましたが、それらの中でもっともおすすめ度が高いモデルとしては掲題の通り「xDrive18d M Sport X Edition Joy+」です。

引用:https://keiyo.bmw.jp/

全タイプを見回したとき、まず18iのスタンダードとM35iは各々上下に振り切った選択ができる方用なので、選ぶ際には迷いがないでしょう。

そうなると残るモデルは特別仕様車を除外して、全てグレードはM Sport Xになりますから、内外装・装備・機能面はほぼ一緒です。すると選択基準は自ずとエンジン形式になります。
X2にはガソリンで18iと20i、ディーゼルで18dと20dといった具合に、それぞれベーシックなユニットとやや馬力等スペックを上げたユニットで構成されます。

引用:https://gazoo.com/

ガソリンかディーゼルかは各々一長一短ありますが、ことSUVに関しては車両サイズや総重量が大きくなる傾向なため、トルクフルで低速から力が盛り上がるディーゼルがキャラクター的に合っています。

18系も20系もそれぞれ馬力は大差なくても、最大トルクはディーゼルの方がガソリンよりも120Nm以上も上回ります。反面、ディーゼルはガソリンエンジンに比べて車両本体価格が高くなりますが、BMWのクリーンディーゼルは補助金の対象にもなっていますし、軽油使用によるランニングコストも優れます。

ガソリンエンジンの高速域まで軽快に吹き上がるフィーリングも確かに魅力ですが、やはりディーゼルがおすすめです。

引用:http://kisuke999.blog.fc2.com/

では、同じ2.0ℓディーゼルターボで18dと20 dはどちらがベストでしょうか。ここは9万円アップで40PSも出力が向上する後発の20dも捨てがたいですが、文中でもご紹介した通り、20dのユニットはこれまでX3以上のモデルに搭載されていましたので、200kg近く軽いX2には過剰なほどのスペックにも映り、18dのエンジンで不足はないものに感じます。

今年わざわざ20dを追加してきた背景を筆者があて推量するなら、兄弟車のX1がマイナーチェンジ後にガソリンの20iを受注生産モデルへと切り替えました。おそらくX2も来年にはマイナーチェンジが入るはずですから、その際同様に20iを受注生産かグレード廃止する予定で、その代役として20dの存在が生きてくるのではないかと。

引用:https://saga.bmw.jp/

実際、20iと20dはガソリンとディーゼルの違いはあれ、最高出力は192PSと190PSでほぼ同じ、トルクと燃費は20dが上回り、価格差も5万円に過ぎません。後釜には最適でしょう。

以上のことから、クルドラ的なおすすめはxDrive18d M Sport X Edition Joy+と致しました。

次期型も気になる!!

X2のマイナーチェンジ版のうわさもチラホラ聞こえてくるようになりました。スクープ写真を見る限りでは、エクステリアは最新モデルの例にならいキドニーグリルは、一体型で大型化されるのは間違いなさそうです。ヘッドライトも内部構造に変更がありそうですし、よく見るとフォグランプはダミーで、今と同じ場所にシールを貼ってごまかしているので変更されるのでしょう。

引用:https://car-moby.jp/

パワーユニットについては前段で見通しを話しましたが、海外ではすでに販売されている xDrive25e、つまりeDrive電気モーターと3気筒ガソリンエンジンの組合せによるPHEVが設定されるのは間違いなさそう。2021年中には発表されると思いますが、今から楽しみですね。

引用:https://www.autocar.co.uk/

以上、BMW X2のおすすめグレードをご紹介致しました。

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BMW X1のおすすめグレードを比較して検証!ベストバイモデルはどれ!?

2020年は全世界的に新型感染症の影響は多大で、自動車業界も各社業績は不透明な状況にあります。その直近にあたる2019年の実績を見るとBMWグループは約252万台を売り上げ、9年連続で前年実績超えを継続していました。
そのうちBMWブランドは約217万台でしたが、そこへ占めるSUV(BMWではSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル))の台数は何と約96万台です。大方半分に迫ろうかという実績ですが、それほど今、BMWのSUVは充実したラインナップを展開しています。

本稿の主役となるBMW X1はXシリーズの末弟となるモデルで、初代は2009年にデビュー、2015年のモデルチェンジで現行型となる2代目へと進化しました。

初代はE90系3シリーズをベースにしていたので、FR及び4WD(xDrive)でしたが、2代目への切り替え時に新世代のFFプラットフォームへと転身。2シリーズツアラー系の兄弟車となり、初代を上回る高いユーティリティが魅力のSUVとなりました。

今回のクルドラでは、フツーのサラリーマンでも手が届きそうな現実感のあるBMWのエントリーSUV、X1を実際に購入する際、選ぶべきベストバイグレードは何かを徹底、比較検証していきますので、新車選びの参考になれば幸いです!

引用:https://minkara.carview.co.jp/

Xシリーズ最小SUV X1はこんなクルマ

初代のX1は通常のワゴン(BMWではツーリング)の車高を少し上げたようなルックスで、それほどSUV感のないイメージでしたが、2代目は一転、アニキ分にあたるX3やX5にも通じるSUVスタイルになり、どことなく風格も漂う佇(たたず)まいです。

2代目の大きなトピックとなったのは駆動方式がFFベースに変わったことで、初代がクラス唯一のFRだったためこの変更には一家言あるユーザーも多かったみたいです。

引用:http://on-bestcarpictures.blogspot.com/

まぁBMWといえばFRだ、直6だ、という旧来の価値観があるのは承知ですが、2代目X1の好調ぶりを見るにつけ、もはやそうしたことに拘らないBMWに先見の明があるということでしょうか。実際FFベースとなったことで、SUVらしい車高や室内の広さ、後席のひざ周りなど優位に働くところも多く、xDriveが中心となる走りの良さは健在でBMWモデルであることを感じさせます。

2代目は2015年のデビュー以降、クリーンディーゼルの追加、7速DCTへの変更、運転支援機能の標準化など小改良を行ってきましたが、2019年10月にマイナーチェンジが実施されました。

引用:https://www.autoevolution.com/

新世代デザイン言語を採用し、LEDヘッドライトや一体型となり大型化したキドニーグリル、より一層デザインを強調したL字型のテールライト等エクステリアを一新しています。装備面では大型化したタッチ機能付き10.25インチディスプレイや、スマホのワイヤレスチャージングを標準とし実用性も上げています。また最新の運転支援機能であるBMWドライビングアシストも標準搭載されました。

BMW X1のグレードを徹底チェック

2019年にマイチェンした最新の現行ラインナップではエンジンが3タイプ揃い、各々その中にスタンダード・xLine・M Sportの3グレード展開が基本です。唯一2.0ℓガソリン車の20i系にはスタンダードの設定がありません。

それでは早速各グレードをチェックしていきましょう。

性能・機能に上位と遜色なしのスタンダード

そのものズバリのグレード名ですが、X1の基準となるモデルです。

”素”の良さが分かる人には打って付けのグレードですが、一般的に考えると一番の魅力はラインナップ中もっともリーズナブルな価格設定。と言っても2015年のデビュー当初こそ385万円のモデルもありましたが、その後装備の拡充や消費税改定などもあり今や1.5ℓのエントリーモデルで440万円もするわけですけど。

引用:https://www.gooworld.jp/

その分、先進安全支援機能を含む標準装備品は他のグレードと全くの同一。国産車にありがちな、安全装備抜きで無理くり価格をダウンさせたグレード(某T社さんのB”Package”とか)ではありません。

外観、内装ともに”けれん味”控えめの仕上がり

但し、エクステリアでは、フロントキドニーグリル内の縦バーが素材の黒地なこと、アルミホイールが17インチになる点が差別化されていて、さらにxLineとM Sportはそれぞれ独自のデザインアレンジが付くのでそれらと比べると雰囲気が違って見えます。

引用:https://www.gooworld.jp/

インテリアでも大きく違うのはエアコンがマニュアルタイプなこと、シート生地がクロス(ファブリック)のみであることくらいですが、上位グレードにはパネル加飾やスカッフプレートなど、それぞれ専用トリムとなっている分、やはりスタンダードは少々地味な印象に映ります。

それもあってかBMW正規ディーラーの方に聞くと、全体の販売数量に占める割合は低く目で、あまり指名買いはないグレードとのことです。

近々発売が見込まれる純正アクセサリーの「M Preformance Parts」を組み込んで、ついでにアルミもインチアップしてエクステリアは”キメる”つもり、という方ならそのベースとしてはいいかも知れませんね。

BMWのSUVライン専用グレード”xLine”

今やBMWのSUV(除クーペ系)には、このxLineというグレードがほとんどのモデルで設定されていますが、筆者の記憶では初代X1のときに初めて投入されたはずです。

もともとBMWの4WDは総称して「xDrive」と呼ばれていますし、SUVモデルの車名もX+数字が基本なので、「X」を冠するこのグレードはもっともSUVらしさを感じさせる仕上がりです。

エクステリアの違いはココ!

ではどのあたりがスタンダードと違うのかを見てみましょう。下記の通りxLineとスタンダードのフロントグリルやバンパー、サイドスカートなどパーツ形状は同じもの。但し、パーツの塗装や造形の変更で上級感、SUV感を引き上げている印象です。

xLineのアルミホイールサイズは、標準でもスタンダードの1インチアップの18インチですが、さらにメーカーオプションで19インチを選択することも可能です。

他にもxLine専用のオプションとしてサテン・アルミニウム・エクステリアがあり、これはサイドウインドゥのフレームモールディングを標準の黒モールから、シルバーのサテン地へと変えます。xLineはキドニーグリルの縦バーがマットシルバー仕上げとなっているので、コーディネートして上級感をアップしたい方にはおすすめのオプションです。

もちろんSUV感にも抜かりはなく、フロントバンパー下部のアンダーガード風の造形や、リヤバンパー下部同様の処理も、他グレードとの明確な差別化です。

引用:https://www.automobilemag.com/

レザーコンビシートと専用トリムで上質感アップ

インテリアも随所にxLine用の装飾が施されていますが、まず目を引くのはシートの雰囲気がかなり変わります。「X」の文字をモチーフとしたようなクロス模様が入るファブリック地に、サイド周りはレザー仕立て。センターコンソールやダッシュボードにステッチが入るところや、明るめのパール調インテリアトリムの相乗効果もあって、確実に1クラス上のグレード感が漂います。

エアコンがオートに変わるところは、左右独立制御などの機能だけでなく視覚的な効果もあります。

引用:https://shizuoka.bmw.jp/

実際、X1で一番売れているのはこのxLineのようです。統計がとられている訳ではないですが、例えば大手中古車サイトだと2代目X1の流通量の半数強をxLineが占めています。ちなみにスタンダードは約1割くらいなので、やはり販売台数は少ないかと。

The BMWと言える定番グレードM Sport

BMWの全てのモデルに設定されるのが、伝統の”M”を冠するM Sportです。

BMWの”M“はハイパフォーマンスモデルの称号

BMWでMといえばBMW車の研究開発などを担当するグループ会社BMW M GmbHから生み出されたモデル群を指し、M+数字で設定されるMモデルはサーキット走行なども見据えた高性能マシンとなっています。

引用:https://www.carscoops.com/

それに次いでMパフォーマンスモデルがあり、こちらはサーキットでの限界走行などを前提としない一般ユーザー向けにチューニングされたモデルです。また、スタンダードの紹介のところでも出ましたM Preformance Partsと呼ばれるパーツ&アクセサリーも用意されています。

M専用パーツで固められたエクステリア

これらMシリーズのエッセンスを投入されているのが、M Sportグレードです。エンジンスペック等は通常モデルと同様ながら、エクステリアやインテリアはMモデルをインスパイアした専用パーツが奢られています。

引用:https://www.piston.my/

X1もM Sportでは、Mエアロダイナミクスパッケージと呼ばれる専用のフロントエプロン、サイドスカート、リヤスカート、ワイドホイールアーチで固められ、xLineやスタンダードとは全く別モノになり、アルミホイールのデザインも専用です。アルミは標準で18インチですが、xLineと同じく19インチを選択することも可能です。

それだけでなくキドニーグリルの縦バー、サイドウインドゥのフレームモールディング、ルーフレールなどもM Sport専用の仕上げになっています。

インテリアもスポーティに仕上がるM

インテリアの専用装備はMスポーツレザーステアリング、クロス/センサテックのコンビネーションスポーツシートが装着されていて、これはBMW全モデルで共通するM Sport仕様。

引用:https://keiyo.bmw.jp/

なお、M Sportではメーカーオプションでパーフォレーテッドダコタレザーシート(表面に小さい通気孔が開いているアレ)も注文できます。

BMWといえば「Mスポでしょう」と言う方も多く、1シリーズから8シリーズまでどのモデルにも設定があり、標準車に比べると指名買いされるケースがほとんどで、結果市場に占める割合も高くなります。前述の通りSUV系にはxLineグレードがあるため、その割合は低くなるものの、BMWらしい”走り”を感じさせるグレードとして人気は二分していると言っても過言ではありません。

エンジンバリエーションでのおすすめは?

X1には2020年10月時点で以下の通り、3タイプのパワーユニットが用意されています。

表にある通りX1では1.5ℓガソリンを「18i」、ディーゼルを「18d」、2.0ℓガソリンを「20i」と名称されています。また、2020年初旬まではもう一種類「25i」という最高出力231PSのトップレンジエンジンがありましたが、現在はカタログ落ちしています。

DCTを備えた最小パワーユニット

18iが搭載するB38A15A型の直3DOHCガソリンターボは、シリーズ最小の1.5ℓながら最高出力140PSを発揮し、X1ラインナップで唯一のFF駆動なため、車重が他エンジン車より100kg以上軽いこともあって軽快な走りを提供します。

引用:http://yz-one.com/

またこの18iのみトランスミッションに2ペダルMTとも言える7速DCTが採用されていて、スムーズさこそアニキ分たちの8速ATに一歩譲るも、アクセルを踏み込めば途切れのないダイレクトな加速を味わえます。3気筒であることは音や振動面で多少のネガとしてあっても、実用域のパワー感や省燃費性、低コストなどに重点が置かれているユニットです。

不満のない動力性能と経済性のエンジン

18dが搭載するB47C20B型の2.0ℓ直4DOHCディーゼルターボは、2代目X1のデビューから1年ほど遅れて追加となったユニットです。このエンジンのウリはディーゼルらしい350 Nmを誇る太い最大トルク。実際、信号からの走り出しや、ちょっとした追い越し時のダッシュ力なら、直4ガソリンユニットよりもディーゼルが上手です。

普段使いにおける”走り”がいいから、乗っていてストレスがなく”駆けぬける歓び”を実感できるのでは。

引用:https://www.bmwusa.com/

気になる燃費もWLTCモードで見た場合に、1.5ℓガソリンと2.0ℓガソリンが各々13km/ℓ、11.4km/ℓなのに対し、ディーゼルは15.3km/ℓとリード。加えてランニングコストの低い軽油(ガソリン車はハイオク)を燃料としていることから、購入後の維持費がフトコロにやさしいのも魅力ですね。

受注生産となる現トップスペックユニット

20iが搭載するのは192PSを誇るB48A20A型の2.0ℓ直4気筒DOHCガソリンターボ。前述の通り、20iと同じエンジン構成ながら高過給圧により231PSを発揮する25iは既に販売を終了しているため、この20iが現行トップレンジのユニットになります。

ガソリンエンジンらしい滑らかな回転フィールが特徴で、パワフルでありながら音も静かなことが評価されています。

引用:https://www.webcg.net/

しかしこのエンジンを積む20iは、受注生産車となっていて、カタログでは納車まで3~4か月待ちになることが記載されています。また20iには「スタンダード」グレードの設定がありません。

BMWのセールス氏によれば、X1のモデルチェンジ以降、18iと18dで販売の大方8割近くを占めているそうで、そうした理由から2.0ℓガソリンエンジンの25iはカタログから消え、同20iも受注生産扱いとなっているのでしょう。

Edition Joy+ってどういうグレードなの?

グレード紹介の補足になりますが、ディーゼルエンジン搭載の18dにはどのグレードにも末尾に「Edition Joy+」という名称が付いています。

18iや20iには付かないことから、ディーゼルモデルを指すグレード名なのは何となく分かるのですが、BMWのHPには以下の通りEdition Joy+が付かないモデルもあるような表記です。しかも価格も違います。

引用:BMW X1 HPより(2020年10月18日時点)

実はこのEdition Joy+と、それが付いていない無印のモデル、例えば「xDrive18d」と「xDrive18d Edition Joy+」は”同じクルマ”です。BMWではクリーンディーゼルやPHVなど環境に配慮したクリーンエネルギーモデルを拡販するべく、それらの価格を引き下げる方策をとっていて、そのモデルを便宜上Edition Joy+と呼称しています。つまりただの「xDrive18d」の価格は値下げ前の価格、「xDrive18d Edition Joy+」が新価格というわけです。

少し分かりにくいですが、その方策前の在庫があった場合用に無印のグレード名モデルがHP上には残っているだけです。同様にもう発注できない25iがHPやカタログに残っているのも、在庫車対策なのでしょう(ちなみに販売店配布のプライスリストからは無印も25iも消えています)。

おすすめはディーゼルのxLineで決まり!

さて、3つのグレードに3つのエンジンタイプをご紹介してきましたが、それら全8タイプの中でもっともおすすめ度が高いのは掲題の通り「xDrive18d xLine Edition Joy+」です。

これはもう販売実績が物語っていることから、あまりひねりもなく恐縮ですが、実際X1というクルマのエッセンスを一番感じられるのは間違いありません。

引用:https://www.yanase.co.jp/

エクステリアではもちろんボディ同色の専用バンパー等を備えるM Sportは、X1でも変わらず魅力的ですが、2代目となりSUV的な逞しさを増した外観には黒樹脂のフェンダーアーチモールやサイドスカートのxLineが「らしさ」は上回っているかと。特にFF化され上下方向にボリュームがあることから、黒いサイドスカート部がいい塩梅に引き締め効果を発揮しています。

3グレード中、唯一シルバーで仕上がるキドニーグリルやウィンドウフレーム(OP)は遠目にはX5と区別がつきにくい程の上質感も感じさせてくれます。

引用:https://www.gooworld.jp/

ディーゼルエンジンをおすすめするのは前項の通り性能に優れるのはもちろん、価格的にも先のEdition Joy+効果によりグッとお買い得になっているからです。従来の18d xLineより18d xLine Edition Joy+は25万円も安くなっていて、それだけあればメーカーオプションの必需品ドライビングアシスト・プラス[ACC/アクティブクルーズコントロール]約20万円が付けられます。(えっ!?標準で付いてないの?の声がありそう)

一番安いxLineの「sDrive18i xLine」とおすすめしている「18d xLine Edition Joy+」を比べると31万円アップになります。

エクステリアやインテリアは殆んど同じですが、エンジンがパワフル・低燃費のディーゼルに置き換わり、駆動方式がFFからBMW自慢のオンデマンド式インテリジェント四輪駆動システム”xDrive”になります。

引用:https://www.autoguide.com/

このシステムの長所を実感するのは、スノードライブといった定番のシチュエーションだけではありません。日常の場面では燃費向上のため駆動トルクを前輪にだけ伝えていますが、オーバーステアやアンダーステアなどの兆候を察知すると可変配分して、後輪へも駆動トルクを伝達。燃費性能と走行安定性を両立しています。

ディーゼルエンジンとこの4WDで31万円高なら、他車と比べてもバーゲンプライスに近いと思います。ちなみにEdition Joy+登場前なら56万円高だったわけですから尚更です。

引用:https://www.magzter.com/

以上、BMW X1のおすすめグレードをご紹介致しました。

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ヤリスクロスのおすすめグレードを比較して検証!ベストバイモデルはどれ!?

2020年も後半戦に入りましたが、自動車業界においては新型感染症の影響は大きく、どのメーカーも業績は厳しいものに感じられます。そんな中にあっても独り勝ちの様相を見せているのがトヨタではないでしょうか。

実際、今年に入って明るい話題と言えば2月にライズが爆売れで”オーダーストップ”が掛かったとか、6月には同じくRAV4 PHVが搭載するバッテリーの生産能力が追い付かないほどの売れ行きで2020年度分が完売したとか、新型ハリアーが発売1か月で目標販売台数の14.5倍を受注したとか、まぁトヨタ・トヨタ・トヨタで嬉しい悲鳴を上げているようです。


他にも地味にヤリスやカローラツーリングの売れ行きが絶好調なのは数字に表れていて、独り勝ちもいいところですが、ここへ来ても手を緩めることはありません。
あの大トヨタにして持ち駒がなかったBセグメントSUVへついに、小さな大物「ヤリスクロス」を投入してきました。

言わずもがなですがこちらも販売は、先行予約だけで約12,000台を突破。当初の月販目標4,100台の3倍となり、9月上旬時点での納車時期は人気のハイブリッド車で最大4か月待ちだといいます。

引用:https://biz-journal.jp/

今回のクルドラでは、そんなことで皆さん落ち着きましょう!との気持ちも込めヤリスクロスを実際に購入する際、選ぶべきベストバイグレードは何かを徹底、比較検証していきますので新車ご検討時の参考になれば幸いです。

ヤリスクロスのプロフィール

トヨタ初のBセグ本格SUVとなるヤリスクロスは、今年2月に先行して発売されたハッチバック車のヤリスと基本コンポーネンツを共有しています。とは言えよくあるようなハッチバック車の車高を上げて、大径タイヤとオーバーフェンダーでドレスアップしたようなお手軽モデルではなく、エクステリアはルーフアンテナ以外すべて専用設計。

引用:https://autos.goo.ne.jp/

ヤリスと言うよりはフロントがRAV4、リヤがハリアーにインスパイアされたようなデザインです。

コンパクトモデルながら、4WD車には悪路走破性能を高めるマルチテレインセレクト、ダウンヒルアシストコントロール、SNOWモードなども実装され、けっして雰囲気だけのSUVではありません。

一方、インテリアの方はヤリスとの部品共用は多岐に渡っていて、コスト面での妥協はここに集約されているような感じもあります。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

パワートレーンやトランスミッション関連もヤリスと共通の1.5ℓガソリン車と同ハイブリッド車という展開ですが、ヤリスクロスには1.0ℓエンジン及び6速MTの用意はありません。

ヤリスクロスのグレード構成をチェック

ヤリスクロスのグレードと価格を一覧にすると以下の通りです。X、G、Zというグレード名はハッチバック車のヤリスと共通の設定で、昨今のトヨタ車の例に漏れずグレード構成はシンプルな展開になっています。

それでは各グレードをチェックしていきましょう。

確かに安いのは安いのだけど・・・X”Bpkg”

ヤリスクロスのボトムエンドは、ガソリン車だけに設定があるX”Bpackage”です。こちらは何と言っても価格が1,798,000円とアンダー180万円を達成しています。近頃はスーパーハイト系の軽自動車でもこの位しますから、驚きの低価格です。

もっとも価格は魅力なれど、マイカーとしての購入なら全くおすすめできません。

引用:https://www.cmibaraki.jp/

ご承知の方も多いでしょうが、トヨタ車のBパッケージは「Toyota Safety Sense」を取っ払ったグレードで、法人需要やレンタカーでの販売を見越したモデルとよく言われます。

それらには先進安全装備は要らないのか?とも思いますが、イマドキのクルマを買うのにそうした装備がないことは考えにくく、もうひと踏ん張りしてXグレード以上を狙いたいところです。

基本装備充実で驚きのロープライスXグレード

マイカー候補としては、Toyota Safety Senseを標準装備する上に7インチディスプレイオーディオ、LEDテールランプ、フルサイズSRSエアバッグ、インテリジェントクリアランスソナー、先行車発進告知機能、スマートエントリー&スタートシステムなど基本+α程度には装備の揃うこのグレード以上でしょう。

引用:https://chiba.corolla.co.jp/

そんなXグレードは、さすがに上位グレードと比較すれば細かく装備を切り詰めているのが伺えますが、それでも価格は1,896,000円と200万円を大きく下回ります。

お求めやすさ+装備でライバル圧倒

これは同じBセグSUVを持つライバルメーカーにとっては、相当な脅威となる価格設定に違いありません。

まずホンダヴェゼルや日産キックスには200万円切りのモデルがありませんし、唯一マツダCX-3のボトムグレード15Sがほぼ同価格ですが、あちらは設計年次の古さもありレーダークルーズコントロール(ACC)が全車速追従対応になっていません。

引用:https://tesdra.com/

Xは普段使いなら何不自由のないグレードと言えますが、不足があるとすればシートの質感が若干上位グレードより劣ること、スピーカーが2個しかないこと、LEDヘッドランプやアルミホイールはオプションで別に購入しなければならない等でしょうか。

200万円超えながら買い得感の高いGグレード

次に中間モデルとなるGグレードを見てみましょう。

ヤリスクロスに限らずどんなクルマでも、中間グレードと言うのは”お得感”が強いものです。ベーシックでは物足りないがトップでは過剰な気も、と感じる方は多く「ちょうど良い」線を突いてくるのがヤリスクロスならGグレードです。

引用:https://www.netz-takasaki.com/

GのエクステリアはXに比べて大きな変化はなく、アルミホイールが付くこととUV&IRカット機能付グリーンガラスが装備される程度です。

それに対しインテリア装備の充実度は高くメッキダイヤルのオートエアコン、本革巻きで加飾付きのステアリングホイール、1サイズアップした8インチディスプレイオーディオ、6スピーカー、ヘッドレスト別体シート、4:2:4の分割可倒式リヤシート、インパネ及びセンターコンソールのピアノブラック塗装などが標準装備化されます。

メーカーオプションも充実で高コスパ

またXグレードよりメーカーオプションの選択肢が一気に増えます。例えばツートンのボディカラー、ルーフレール、18インチアルミ、ハンズフリーパワーバックドア、ブラインドスポットモニター&リヤクロストラフィックオートブレーキが選べる他、Gグレードだけのメーカーオプションとして運転席イージーリターン機能があります。

これは自分好みのシートポジションを記憶させておき、乗車の際にメモリーレバーを操作して記憶したポジションに簡単に戻せる機能です。ご家族に複数の運転者がいるときなど便利なオプションです。

全て書ききれませんが、計20点もの変更・追加箇所があります。これでXとの価格差(FF、ガソリンの場合)は124,000円です。実際は60,500円のアルミホイールがGには標準なのでXにオプションで付けることを想定すれば63,500円差になります。そう考えると変更箇所のボリュームを見ても、Gグレードのコスパは相当に高いと言えます。

トップ・オブ・ヤリスクロスのZグレード

そして最上級のZグレードは、GにオプションだったフルLEDヘッドランプが標準となる他、タイヤ&アルミホイールは2インチアップとなる18インチを装着するなどエクステリアの変更箇所も以下の通り多めです。

もちろん外観だけでなくインテリア面でも、シートは合成皮革+ツィード調ファブリックを使った専用品となります。そのシートとコーディネートしたインテリアカラーは他グレードがブラックなのに対し、Zはダークブラウンとブラックのツートン仕上げとなり、上級グレードらしい華やかさがあります。
筆者の個人的な趣味だけで言うとGグレードのカーキ色+ブラックツートンにに幾何学調エンボス処理がされたシートもワイルドで捨てがたいですけど。

引用:https://autos.goo.ne.jp/

クラス初の6ウェイパワーシートを実現

シートのトピックでいうとBセグメントのモデルでは、ほとんど前例のなかった6ウェイパワーシートがZには標準化されています。これまでの6ウェイパワーシートは背もたれのリクライニング、シートの前後、シートの高さと3つの駆動モーターが必要でしたが、このヤリスクロスでは新しいクラッチ機構を開発し、3方向の調整を一つのモーターで賄います。

これにより軽量化と低コスト化が実現し、Bセグメントへも採用が実現したわけです。

数々の上級装備投入でBセグをブレイクスルー

他にはメーターパネル内のマルチインフォメーションディスプレイが4.2インチから7インチ液晶へと変更されたオプティトロンメーターも目立つところですが、これはRAV4やカローラなど上位モデルとの共用部分ですね。

Zグレードだけのメーカーオプションは、アダプティブハイビームシステム&カラーヘッドアップディスプレイのセットがあります。トヨタコンパクトモデル初搭載のアダプティブハイビームシステムは、片側11個のLED光源を制御して対向車や先行車の幻惑を抑制する他、車速にも連動して照射範囲と光量を調整してくれる優れものです。

アダプティブハイビームに先の6ウェイパワーシート、またオプションのハンズフリーパワーバックドアなど次々に投入される上級装備を見るにつけ、ヤリスクロスはBセグメントモデルのブレイクスルーであると言っても過言ではないでしょう。

上級モデルほど高コスパ?Zグレードは高くない?

各グレードによる装備差を説明してきましたが、装備差に対して価格差を見てみるとエンジンタイプにより若干の差異はあるものの、X→Gへのアップ額が前項の通り約12万円、G→Zへのアップ額が19万円となります。

XとGの差額は装備差を考えれば、Gグレードのお買い得感が高いことはご説明しましたが、GとZグレードではどうでしょうか。

差額は19万円とけっこう開くように見えますが、ZにはフルLEDヘッドランプ(71,500円)と18インチの大径タイヤ&アルミホイール(83,600円)が標準なので、インテリアのグレードアップの他、照明付きバニティミラー、シートバックポケット、LEDアンビエントライトなど数値化できない細々とした違いを考え合わせるとZグレードもG同様に高コスパです。

引用:https://www.gqjapan.jp/

絶対的には高価ですが、Gグレードでメーカーオプションのいくつかに触手が伸びそうな方は、初めからZを選ぶ方がお得な気もしますし、乗り換え時の査定では同装備であっても上級グレードの方が評価は上がるものです。

パワーユニットはどれがおすすめなのか?

ヤリスクロスのグレードによる装備差を確認しましたが、パワーユニットで見た場合のおすすめモデルは何かを考えます。

ヤリスと違いヤリスクロスには1.0ℓエンジンの設定がないため1.5ℓ直3ガソリンエンジン、もしくはそのエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドのどちらかの選択となります。

引用:https://www.goodspress.jp/

1.5ℓガソリンエンジンはTNGAの思想に基づき新開発された、1.5ℓダイナミックフォースエンジンと呼ばれ、高コストな直噴式が採用されていて高出力、高トルクを実現。なおかつ燃費についてはXグレード1.5ℓのWLTCモードは20.2km/ℓなので、ヤリスの1.0ℓエンジンの20.2km/ℓと全くの同数値です。

またガソリン車を選択した場合のトランスミッションは、CVTながら発進用ギヤが追加され、力強い走りが楽しめるダイレクトシフトCVTが奢られるのもセリングポイントです。
他方、ハイブリッドモデルについても先の1.5ℓダイナミックフォースエンジンに、電気系・機械系損失を大幅に低減して出力向上を果たしたモーターを組合せ、ハイブリッド世界トップレベルの低燃費を実現しました。

カタログ燃費ながらWLTCモード30.8km/ℓ(HYBRID-X FF)は驚異的な数値です。

引用:https://response.jp/

前段で価格がライバル車を凌駕するとご紹介しましたが、燃費面でも同じハイブリッド比でヴェゼル21.0 km/ℓ(HYBRID・HondaSENSING FF)、キックス21.6 km/ℓ(X e-POWER FF)なので、ヤリスクロスの圧勝ムードです。

但し、当然ハイブリッドモデルは車両本体価格も高く、1.5ℓガソリンモデルとの価格差は37~39万円近くになります。税金面での優遇はありますが、それでも約30万円の追加費用が掛かります。仮にカタログ燃費でこの価格差を取り返そうと思ったら、年1.3~1.5万キロは走る必要がありけっこうな時間が掛かります。これは裏返せばガソリン車の燃費が良いことも関係しています。

引用:https://www.goo-net.com/

そこまで走らないという場合には、最新ユニットらしく1.5ℓガソリンの燃費もかなりのハイレベルであることから、やはりそちらをおすすめしたいところです。

今回の4WDは魅力マシマシでおすすめ

FFか4WDかについては、各ユーザーさんの使用環境や用途で選択すればよいと思いますが、今回のヤリスクロスでは単純な”生活四駆”に止まらない魅力があります。

ひと口に4WDといっても、メーカー毎に機能は異なり、このクラスだとライバル他車は路面状況をモニターして必要な時に後輪へとトルクを配分される方式。つまり通常はFFで走り、いざとなったら4WDで走行をサポートする形式です。

これに対しヤリスクロスは、状況に応じてユーザー側で任意に制御を変更できる点が大きな違いです。

引用:https://www.webcg.net/

そのポイントになるのが今回4WDだけに新装備された、ガソリン車”ダイナミックトルクコントロール4WD“のマルチテレインセレクトとハイブリッド車”E-Four“のTRAILモードの設定です。

前者は通常のノーマルモードに加え、滑りやすい路面に適したマッド&サンド、荒れたでこぼこ道を走るときのロック&ダートと3種類のモードが選択できる走行支援機能です。モードを切り替えれば前後駆動力を配分する多板クラッチ、四輪独立ブレーキ、エンジン出力が自動で最適に制御され、タイヤの空転が生じない安定した走行ができます。

後者は空転したタイヤにブレーキを掛け、同時に反対側のタイヤへ駆動トルクが掛かるよう制御して悪路からのスムーズな脱出をアシストする機能です。

引用:https://response.jp/

どちらの機能もいざと言う時の悪路走破性が格段に上がるため、アウトドアなどを趣味とする方には心強い味方。

4WDはプラス23万円高ですがこれは競合車と同程度、東京など都市部でも年に数度は突然の降雪に大騒ぎすることもあり、降雪地方以外にお住まいでも4WDを検討してみる手はあります。ぜひおすすめしたい4WDです。

結論は1.5ℓガソリン車4WDのZグレード

取りまとめるとクルドラ的おすすめグレードは、1.5ℓガソリンエンジンのZグレードとしたいと思います。

引用:https://i.imgur.com/

装備的にはトップグレードなのでもちろん申し分ないですが、前項で説明した通り車両本体価格に対しての装備内容はコスパに優れ、一つ下のGグレードにオプション選択していくよう考えたときには、Zなら殆どサービスで付いてくる形になる装備もあります。

またハイブリッド車を見送った分、少し奮発してダイナミックコントロール4WDは選択したいところ。ここが通常のヤリスなら4WDまではどうか、と考えますがSUVであるヤリスクロスにはこの4WDの有用性は十分検討に値します。

先のマルチテレインセレクト以外にもヤリスクロス4WDには、ダウンヒルアシストコントロールやSNOWモードも一緒に装備され、ライバルに比べて本格的な四駆ユースにも応えようとする姿勢が伺えます。

引用:https://motor-fan.jp/

トヨタ自身はヤリスクロスにハードなクロカンスキルを求めすぎないよう、説明会等でけん制しているようにも感じられるのですが、アウトドアシーンでは頼もしい相棒になること請け合いです。

以上、ヤリスクロスのおすすめグレードをご紹介致しました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>ヤリスクロスの値引き相場レポート

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ヤリスクロスの厳選おすすめオプションとナビはどれ?後悔しないために選びたいのは!

本命登場!とはベースとなるトヨタヤリスのセールス実績を考えれば言い過ぎですが、それでも今一番市場に求められているジャンル、コンパクトSUVのゾーンへ投入されたヤリスクロスは、本気になったトヨタの強さを”まざまざ”と見せつけたプロダクトです。
野球で言えば”走・攻・守”いずれも高いレベルでまとまっている選手のごとく、性能からデザイン、燃費に価格まで”ライバルを寄せ付けない感”がハンパないです。

ヤリスクロスの属するBセグメントSUVはホンダヴェゼル、日産キックス、マツダCX-3などがガッチリとマーケットを構成していて、Aセグのライズ、CセグのC-HRを擁すトヨタでしたが、ド真ん中と言えるモデルは不在でした。

2020年の2月にハッチバックのヤリスがデビューしたときから、ヤリスSUVバージョンの存在はわりと知られていて、4月にはオンラインで世界初公開され、8月31日にようやく発表・発売となりました。

今回のクルドラでは、”最強の後出しジャンケン”とも言えるヤリスクロスのおすすめオプションを徹底解説。カタログにある数多くのアイテムの中から厳選してご紹介しますので、ぜひ新車購入時の参考にしてください。

新型ヤリスクロスはこんなクルマ

ヤリスクロスは、先行したヤリスと同様のTNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャー)思想に基づくGA-Bプラットフォーム採用モデル。ヤリスより一回り大きいSUVモデルには初採用となりますが、当初からSUV化まで見越したプラットフォームなため、ヤリスクロス用への変更は最小限で投入でき、GA-Bの持つ高剛性構造が生かされています。

引用:https://kakakumag.com/

コンパクトとはいえヤリスに比べると、SUVらしくヤリスクロスの荷室の広さやユーティリティは格段にアップ。国内仕様で5ナンバー枠を堅持したヤリスと違い、ヤリスクロスはグローバル共通の3ナンバーボディで、そのデザインはスタイリッシュで都会的な雰囲気が特徴。ライズほど実用性重視的でなく、C-HRほどデザインコンシャスに行き過ぎない絶妙なところを突いてきたデザインは見事です。

インテリアと見ると、さすがにヤリス兄弟であることは一目で分かりますが、力強さを増したセンターコンソール等は新規造形。ハッチバックより居住性がアップしたリヤシート回りなど、工夫満載のラゲージルームと併せ使い勝手はSUVの面目躍如です。

引用:https://toyota-toyama.com/

パワーユニットはヤリスの1.0ℓエンジンがないだけで、ほとんど同じ構成。1.5ℓ直3のガソリン車と同ハイブリッド車の二段構えで、トランスミッションや駆動方式もヤリスと同一です。

唯一違うのはヤリスクロスにはガソリン車の4WDにマルチテレインセレクト、ハイブリッド車の4WDにはTRAILモードという路面状況に応じた走行支援機能が装備されたことです。これによりコンパクトでもいざという場面では力強いSUV走行が可能となりました。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

満足度の高いメーカーオプションは?

ご存じのとおりメーカーオプションだけは新車購入時にしか選べず、見方を変えれば新車購入の醍醐味ですが、ヤリスクロスはグレードにより設定内容が変わります。クルドラでは別ページになりますが、ヤリスクロスのグレードについてもご紹介していますので、併せてチェックしてくださいね。

⇒ヤリスクロスのおすすめグレードを比較して検証!ベストバイモデルはどれ!?

ヤリスクロスのメーカーオプションはざっと以下の通りですが、値の張るオプションもあるため、じっくりと選択していきたいところ。

さて、クルドラ的おすすめ品としては次の5点を推します。

SUVならコレは押さえたい!

ハッチバックのヤリスと違い、SUV感満載のヤリスクロスだけにルーフが坊主ではなんとも寂しいところ。メーカーオプションのルーフレールを装着すれば印象が変わります。なぜかカタログにはこのルーフレールの写真が無いのですが、現車で見るとけっこう大き目で存在感抜群です。

ヤリスに比べれば広いものの、4名フル乗車で旅行やアウトドアへ向かう場合、ラゲージルームだけでは物足りなくなる可能性が高いです。ディーラーオプション等でルーフボックスなどを装着するときは必須ですし、オーダー後に”後付け”はできませんからご用心を。

引用:https://www.nagano-toyota.jp/

但し、ベーシックグレードのX系やX”Bpackage”では選択不可なのは残念です。

意外と便利!回るシートは癖になる

ターンチルトシートを選択すれば、カンタン操作でシートが回転しながらチルト(傾く)する機構を装備できます。この手の装備は各メーカー共、福祉車両に用意がありましたが通常車両にオプション化されたのは今年登場のヤリスからです。当然、ヤリスクロスにも引き続き設定されました。

確かに福祉用途に限らず、あれば便利な装備ですよね。特にタイトスカートをはいている時や和服を着ている時の乗降時に役立ちそうなのは容易に想像できます。また、身体をひねる動きが少なくなることから足腰への負担軽減にも貢献してくれるはずです。

引用:https://o-lemo.jp/

回転&チルト後のシートは、背もたれを軽く押すことで車内に戻せる機構もあり利便性は高く、通常車両としてはトヨタが初採用したこのオプションはおすすめです。

ただこのターンチルトシートは最上級のZグレードに設定がありません。おそらくはZに標準の6ウェイパワーシート機構が干渉するからでしょう。

いつか役立つ日がくるかも?

次におすすめしたいのは、ハイブリッド車専用品となりますが非常時給電システム付アクセサリーコンセントです。

昨今、地震等の停電時に役立つとして注目が集まるのが、ハイブリッドやプラグインHVなどの”電源車”です。近頃では公的機関や自治体などでも、導入が進んでいると言います。ヤリスクロスを電源車として活躍させるのに必要なのが、メーカーオプションのアクセサリーコンセントです。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

コンセントに4万円は高いと感じる方もいるかも知れませんが、ヤリスクロスのそれは非常時給電システム付で1500Wのスペックを誇ります。これなら調理用のホットプレートや電子レンジを作動できるだけの容量となっており、有事の際、こういった家電が使えれば避難時の食事にもバリエーションが出せますし、他にもドライヤーや冷蔵庫の電源にも使えるためQOL(生活の質)は格段に上がります。

ハイブリッド車の能力を引き出すこのオプションは非常時に十分な助けになるはずです。

安全装備をコンプリートするならコレ

ヤリスクロスは衝突回避支援パッケージの「Toyota Safety Sense」が”ほぼ”標準装備(相変わらずToyota Safety Senseなしで最安価の[X”Bpackage”]が存在する)ですが、安全装備は一度事故を起こせば、オプション代金など吹き飛ぶような修理代や賠償が発生する可能性もあり、ここは追加料金を投じてでも考えるべきではないでしょうか。

ヤリスクロスに残る安全装備関連のメーカーオプションは、ブラインドスポットモニター(BSM)とリヤクロストラフィックアラート(RCTA)です。ハッチバックのヤリスでは、これにインテリジェントクリアランスソナーもセットされていましたが、ヤリスクロスではクリアランスソナーがX”Bpackage”を除き標準化されています。

BSMは隣を走る車両をレーダーで検知し、インジケーターを点灯させて注意を促してくれます。RCTAは駐車場から後退する際に、左右後方から接近してくる車両をレーダーで検知し注意を喚起してくれる装備です。

このオプションが標準化されてくるのも時間の問題のような気もしますが、チョイ乗りや駐車時の安全性がさらに高まるのは間違いありません。

トップグレードだけのコノ装備は必要か?

トップグレードの”Z”と”Z HYBRID”にしか設定がないメーカーオプションがあり、一つはヘッドランプのアダプティブハイビームシステム(AHS)です。

ヤリスクロスはX”Bpackage”を除き、全車がオートマチックハイビームを装備していますが、こちらは単純に「先行車や対向車がいた場合」にハイビームをロービームへと切り替えるだけの機構。AHSはさらにきめ細かい制御が可能で、例えば「先行車はいないが対向車がいた場合」には、ヘッドランプの右側部分だけロービームに切り替え、左側部分はハイビームを維持して視界の確保に務めることができます。

9万円と聞くと高く感じますが、ヤリスクロスではこのオプションしか選択できないカラーヘッドアップディスプレイもセットなのでおすすめです。

ところでこの機能はヘッドランプがフルLEDである必要があり、ハロゲンランプのZ系以外のグレードには付けられませんが、メーカーオプションでG、X系グレードにフルLEDを選択した場合でも付けられないのは不思議。Z系だけの特典のつもりなのでしょうか?

もう一つZ系だけのメーカーオプションが、ハンズフリーパワーバックドアです。

引用:https://www.fukuoka-toyota.co.jp/

こちらはもう上級車種にはよく見掛ける装備となりましたが、ついにBセグメントのモデルにも展開となりました。

筆者個人の感想としては、両手がふさがってバックドアを開けなければならないシーンがこれまでどの位あったかを考えると、7マンエンは何か別のことに使いたいなという気分です。

おすすめディーラーオプションをチェック

トヨタは他社に比べるとディーラーオプションの充実度はとても高く、エクステリアからインテリアまで実用性や機能性に富むアクセサリーが揃っています。

特にエアロパーツなどエクステリア関連の充実度が異常に高く、トヨタオリジナル、モデリスタ、TRD、GRパーツといった社内ブランドの展開が幅広いのが特徴です。ヤリスクロスにはモデリスタとGRブランドの二種類がスタンバイしています。

トヨタ車にベストフィットのモデリスタ

モデリスタはトヨタ市販標準車に対するユーザーの様々な要望を具現化させる組織として1997年に設立。既に20年以上、トヨタ車のカスタマイズパーツを手掛けており「心を揺さぶるエモーショナルなデザイン」を掲げエクステリア、インテリア共に高いクオリティが評価されています。

ヤリスクロス用にはテイストの違う二つのシリーズを展開。一つは「アドバンス・ロバスト・スタイル」と呼ばれる”コッテリ”系のダイナミックなデザインラインです。

”ロバスト”とは「凝縮された力強いプロポーション」のことで、もともとヤリスクロスのエクステリアデザインテーマになっています。

どことなくフランス車を思わせる瀟洒(しょうしゃ)なオリジナルのエクステリアが、このエアロパーツを組み込むことで、一気に逞しさマシマシのザ・SUVといった仕上がりへと変貌します。

特にLEDランプ組み込みのフロントスポイラーと二つのバルジを持つルーフスポイラーが、強烈な個性を発揮しています。実際に全長も大きくなりますが、フル装着した姿はクラスレスな雰囲気を感じさせます。

もう一つのラインが「エレガント・アイス・スタイル」。

こちらはアドバンス・ロバスト・スタイルからフロント、リヤのスポイラーを変更、ルーフスポイラーを廃してメッキ加飾を追加したアーバンテイストなセット内容となります。

筆者個人的にはこちらくらいの感じがヤリスクロスのキャラクターには似合っている気もします。

モデリスタのインテリアパーツも充実

モデリスタはインテリアパーツの開発にも定評があり、ヤリスクロス用にはインテリアパッケージを用意しました。インストルメントパネル3個、パワーウインドゥスイッチパネル2個とガーニッシュ(左右レジスター&センタートレイ)で構成され、2種類のカラーコーデを選択できます。

完全無欠とも思えるヤリスクロスですが、ことインテリアの質感についてはイマイチの評価も見られ、特にパワーウインドゥ周りのプラスチック感が気になる方も多いようです。このパッケージによってかなり改善されると思われます。

パネルとガーニッシュを別個に購入することもできますが、一体感が素晴らしくぜひセットでの装着をおすすめします。

スポーツテイストを究めたGRブランド

GRパーツは、現在トヨタがもっとも注力しているスポーツ系ブランド。GRスープラやGRヤリスなどドレスアップの域を飛び越えたプロダクトモデルもラインナップされています。

ヤリスクロス用では点数こそ多くないですが、ブランドのテーマカラーである赤と黒をあしらった個性的なパーツを揃えます。

中でもイチ推ししたいのはスポーツマフラーです。これを付けるとリヤビューから70mmツインのマフラーカッターが覗きますが、コレがスポーツ度を引き上げます。実はヤリスクロス標準の純正マフラーは外からはほとんど見えない位置にあり、なおかつこれが申し訳程度に付いているような残念な造形(造形とは言わないシロモノ)。

バンパーへダミーデザインのマフラー”的”加飾がお盛んな今日この頃ですが、この差って一体なに?な感じですね。

もちろんGRスポーツマフラーは迫力のあるリアスタイリングだけでなく、心地よいスポーツサウンドも生み出します。真っ赤なマッドフラップとの組み合わせが”絵”になります。

引用:https://yuki1enjoy.com/

広々ラゲージの必需品はコレ

ヤリスクロスのラゲージルームは”ファストアクセス”をテーマに開発され、ユーザーが手早く簡単に使えることに拘ってデザインされてきました。その中から4:2:4の分割リヤシート、6:4分割のデッキボードが生まれましたが、同時に開発されオプションとして設定されたのがフレックスベルトです。

ラゲージ内で荷物を固定するベルトですが、SUVだけに日常からレジャーまで様々な荷物が想定される中、それらを形状に捉われることなくフレキシブルに固定しておけます。

ディーラーオプションなのに残念ですが、ラゲージルーム内のユーティリティデッキフックと組み合わせて使う必要があることから、X系グレードには使用できません。

ベーシック用品はお買い得セットあり

純正アクセサリーの定番は、フロアマットやサイドバイザー辺りですがヤリスクロスでは下記の通りベーシック用品や先のフレックスベルト、さらにアームレストをまとめて値引きした「ヤリスクロスセット」を用意しています。

ベーシック用品は基本付ける方も多いでしょうし、ヤリスクロスではコストダウンのためか標準でアームレストが付いていませんから、このセットにアームレストが含まれているのは、イイ線を突いていますね。

フォグランプはバイカラーの時代

ヤリスクロスは全グレードでフォクランプは未装備なので、ディーラーオプションで選択します。

単色(ホワイト)のLEDフォグランプもありますが、おすすめは約9,000円高になるバイカラーLEDフォグランプです。2パターンの発光色(ホワイト・イエロー)を手元のフォグランプスイッチ操作で切り替えができます。特にイエロー色は悪天候時(雨や雪、霧など)に周囲へ自車の存在をいち早くアピールし運転をサポートします。ひと昔前はイエローかホワイトを決め打ちしないといけなかったものですが、良い時代になりました。

ナビは新世代コネクテッド方式がおすすめ!

ヤリスクロスは全車にディスプレイオーディオが標準装備されています。そのためディーラーオプションではそのディスプレイに表示させることができるナビキットが2種類用意されています。

スマホを使わず、従来と同じ使い慣れたナビ操作や地図表示を希望される場合には、もちろんナビキットを選んでもいいと思います。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

但し、ヤリスクロスにはディスプレイオーディオが標準な上、コネクテッドカーとしてDCM(専用通信機)も搭載されているので、SmartDeviceLinkを経由してスマートフォンでやりたいことがディスプレイ上で直接操作可能。

ナビ案内をはじめ電話、メッセージ、音楽など、運転中でもアプリを利用できる他、もちろんトヨタ自慢のT-Connectサービスも契約の上、利用できます(ヤリスクロスユーザーは最初の5年間無料)。T-Connect契約者はオプションでTV(フルセグ)+Apple CarPlay+Android Autoも選択できますよ。

ここまでディスプレイオーディオの利用環境が整っている以上、ヤリスクロスのおすすめナビはスマホ利用によるコネクテッド方式が最もリーズナブルかつ、今後クルマナビのスタンダードとして定着していくよう感じます。

引用:https://response.jp/

以上、ヤリスクロスのおすすめオプションのご紹介でした。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>ヤリスクロスの値引き相場レポート

ヤリスクロスを安く買うには下取り車を高く売ることがカギ

 

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後悔しないために確認しておきたいスズキスペーシアギアの不満点4つ+α

spacia-gear

諸説あると思いますが、筆者の記憶ではSUVが広く認知されてきたのは80年代頃。もちろん当時はパジェロなど”クロカン”(クロスカントリー車)と呼ばれる本格四駆が基本でしたが、その後ジャンルの発展と共に乗用車ベースのクロスオーバーが台頭し、総じてスポーツ・ユーティリティー・ビークル、SUVとして括られる格好となりました。

そうした背景もあってSUVは非常に間口の広いジャンルとして確立されていますが、まさか軽自動車にまで飛び火してくるとは、当時は思いもよらなかったですね。

引用:http://www.chiaki.co.jp/

本稿の主役となるスペーシアギアは、スズキのスーパーハイトワゴン「スペーシア」の派生モデルになります。そのスペーシアは、全国軽自動車協会連合会による2020年上半期販売台数がN-BOXに続く第2位を獲得。スペーシア自体はデビュー後3年が経過しているにも関わらず、2019年にフルモデルチェンジしたばかりのタントを抑えての売れ行きです。

もうお気付きでしょうが、スペーシアの実績には2018年に追加された「ギア」の台数が含まれており、販売の現場ではスペーシアギアの受注がブランド全体の実績を引き上げている状況です。

引用:https://www.car-and-driver.jp/

今回のクルドラでは、スペーシアギアのユーザーを中心とした様々な口コミ情報を徹底チェック。好調ギアにウィークポイントはあるのか?見え隠れするマイナスポイントを洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入時の参考にしてください!

スペーシアギアのプロフィール

スズキスペーシアギアは、前述のとおりスペーシアをSUV的な文法で仕立てた派生モデルなため、果たしてSUVと言えるのか?的な声もあるようです。

スズキのSUV
特にスズキは伝統の軽クロカンであるジムニー、軽クロスオーバーに切り込んだハスラーと、人気と実力を兼ね備える気合いの入ったモデルを擁するメーカーだけに、スペーシアギアは”流行りを追っただけ”と映る方がいるかも知れません。

実際、クルマとしてのディメンションはノーマルのスペーシアと変わりなく、いわゆるディパーチャーアングルや最低地上高といったSUV的数字に拘りは伺えません。スズキとしては、そこはジムニーやハスラーの守備範囲と割り切り、スペーシアギアについてはスーパーハイトワゴンの美点である室内空間をよりアウトドア志向へシフトさせています。

スペーシアギアの主要諸元

引用:https://autoc-one.jp/

例えばシート表皮の撥水加工やラゲッジフロアと後席シートバックの防汚仕様等々。純正アクセサリーでバックドアネットやカータープも用意されていて、旅先にそれなりの設備のあるオートキャンプ場を選べば、十分週末アウトドアの相棒になるでしょう。

険しい悪路にこそ挑めませんが、車内スペースの狭いハスラーよりもスーパーハイトワゴンのギアは、きっと”家族ウケ”も良いに違いありません。

スペーシアギアでアウトドア

外観もSUVアイテムを随所に散りばめ、多くの車種がひしめく軽ワゴンの中で強い個性を放つ点も魅力です。

スペーシアギアの不満点を確認

2018年末にデビューしたスペーシアギアは早くも1年半が過ぎ、2020年の8月には年次改良も実施され、夜間の歩行者を検知するデュアルカメラブレーキサポートとSRSカーテンエアバッグの標準装備化に加え、全車速追従機能付のアダプティブクルーズコントロールも新たに採用しました。

実は口コミの中には、これらスズキセーフティサポートの充実を望む声がけっこうありましたが、今回の一部改良により実現しました。現ユーザーさん達は少し複雑でしょうか?

SRSカーテンエアバッグとアダプティブクルーズコントロール

従って口コミにあったご意見の中からは、それらを除いたものをピックアップしてご紹介していきましょう。

①スーパーハイト系軽自動車の悩みは共通

スペーシアギアはSUVらしいエクステリアを纏(まと)っていても、スペーシアがベースのスーパーハイト系ワゴンなのは間違いなく、そのジャンル特有の課題は変わりません。

ちなみに現在の軽自動車ジャンルを区分すると以下のようになります。

軽自動車のジャンル区分

スーパーハイト系とは車高が1700mmを超えるモデル群を指し、今や軽自動車販売の中心と言っても過言ではありませんが、高い車高によるメリットはもちろんあれど、デメリットも存在します。スペーシアギアにも以下の通り口コミが上がっていました。

「ハイトワゴンだけあってカーブやコーナーでのロール感はそれなりにある。特性を理解して乗る必要があるし、タイヤ選びなどである程度解消できないか検討中」

「唯一強風に弱いのが難点だが、これは背の高い軽自動車の宿命か。特に高速道路走行中は横風や大型トレーラー等通過時に発生する気流により簡単に流される」

「足回りがノーマルと同じなので、悪路は当然ふらつく。アウトドアライクなのは外見だけだから。わかっていても車体の重量と大きさに対して、足回りは物足りない。街中の低速走行では特に問題ないが、高速走行時には簡単に風に煽られてしまう」

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

「改めて感じるのは風に弱いこと。ステアリングが取られやすく、手に汗を握るドライブになる。ギアに合うフロントスポイラーがほんとに欲しいが、デザイン的に厳しそうで多分販売されないだろう。ふらつき予防のセンサーは、相変わらず過敏に反応してうるさい」

「フロントガラスが直立に近く前方に離れているので、信号待ちの時、先頭で停止線に止まると信号が見えなくなってしまうことが多い。この車だけの悩みではないかも知れないけど」

いずれもスーパーハイト系あるあるの代表的な意見です。他にも背が高すぎて洗車がしにくい、とかね。

最新支援デバイスも過信は禁物!

引用:https://lotopia.net/

筆者もレンタカーで現行N-BOXをドライブして高速を走りましたが、風も強く少々ヒヨっていましたので、追い越し車線はほとんど使いませんでした。半面、一般道ではそこまで気を使った記憶もないですけど。ただ最後の口コミの「信号見えないあるある」は体験済み。

スーパーハイト系軽に限らずですが、クルマで「急」の付く動作はNGなのが当たり前、ましてや背高軽自動車は、ローリング・ピッチング・ヨーイングといったクルマの挙動変化が大きく出るもの。軽自動車を含めた最近のクルマは、横滑り防止機能やトラクションコントロールなど走行支援機能が実装されていて、最適なトラクションや無駄なタイヤの空転を抑えてくれるようになりました。

それでも物理の法則を超えての挙動まではカバーできませんから常にステアリングやペダル操作は慎重に行きたいものです。

引用:https://k-smile.jp/

②わかっちゃいるけど、それにしても・・・

不満点の口コミで目に付いたのは、車両本体価格の話し。これはクルマの性能や機能とは別次元のことだと承知していても、実際に購入を決断する重要なポイントであるのは間違いありません。特に軽自動車の魅力は税金等の安さもありますが、車体価格も登録車に比べればリーズナブルであることを期待してしまいます。

ただそれも昔の話となったのでしょうか、スペーシアギアの価格については以下の通り口コミが上がっています。

「欲しいオプションを全て付けた結果250万円を超えた。値引きで230万円台にしてもらったが、軽でこの価格はやはり少々高い」

「唯一の不満は価格が高いこと。確かに昔と比べると”軽”と呼ぶのが申し訳ないくらいの装備と完成度。但し、人によりニーズも違うので、何でもかんでも標準装備されるのは選択の自由を奪われたような気もする」

「ターボ付きとはいえ、ヘッドアップディスプレイ目当てで純正ナビ等一通り付けると、どうしても200万円オーバーなので安くは無い」

「ことさら上質感を求めてはいないが、インパネのシルバー加飾など返って安っぽさを出している。またウィンドスイッチ周辺の樹脂パネルに成型時のバリが残っていた。200万円以上出してバリはないんじゃないかと思う」

10年前のモデルと価格を比べると

確かに最近のクルマは高くなったという話はよく聞かれます。安全や運転支援の装備が充実していることは理解しやすいですが、実態はどうなのでしょうか。

2010年式パレットと2020年式スペーシア価格比較

10年前と現在とで価格を比較してみると、例えば近似のグレードを選択した普通のスペーシア(2020年)とスペーシア前身のパレット(2010年)で比べると価格上昇率は約7%です。スペーシアはマイルドハイブリッドであることも考えれば、思ったほど価格上昇はないようにも感じますが、これが先進装備のスズキセーフティサポート付のスペーシアと比べると、一気に14%の値上げとなります。

やはり先進装備分の価格が上昇しているようです。加えて軽自動車はもともと原価率が高く、台当たりの利幅も小さい価格設定がされているため、装備が上乗せとなる分はストレートに価格に反映されます。

価格設定に選択肢がほしい!

とは言え口コミにもある通り、スペーシアギアはグレード展開がターボのある・なししか設定がなく、メーカーオプションも全方位モニター用カメラパッケージの一つだけと、ある程度”全部盛り”を買って下さいと言われているような感じです。

全方位モニター用カメラパッケージ

引用:https://motor-fan.jp/

加えてMOPの全方位モニターを使うためには、ディーラーオプションで純正ナビを買わなければならないという囲い込みの徹底ぶり。もう少しユーザー側の選択肢を増やして、必要のないものへの出費が抑えられるような展開もお願いしたいところですね。

ちなみに別ページとなってしまいますが、スペーシアギアのオプション紹介記事をアップしていますので、そちらもぜひご参考に!

⇒スペーシアギアのオプションを徹底調査!おすすめアイテムとナビはどれ?

③ギアの燃費はそれほどでも?

軽自動車に求められる経済性は多岐に渡りますが、中でも「燃費」は外すことはできないでしょう。そもそもエンジンが小さい、車重も軽いと来れば燃費に期待しない手はありません。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

スペーシアギアもカタログにはターボもNAも20km/ℓ近い数字が記載されていますが、果たしてユーザーさん達の評価はどうでしょうか。

「意外とダメ。16km/ℓくらい。前車のエスクードツーリングでは15km/ℓ行ったので、ほとんど変わらない」

「ハイブリッドの名前に飛びついて嫁に購入を勧めたが、実際の燃費は通勤メインで10km/ℓ位と期待外れ。運転してみるとモーターアシストは動き始めがメインで、加速中のアシストには条件が付くためほとんど動作せず。以前乗っていたムーブは一回給油すると1か月以上走ったが、今は月二回のペース」

「スズキのハイブリッドの特性なのかモーターアシストが加わる時にタイムラグがあり、ふわふわ感がある。ターボなのでパドルシフトが付いているが、使用するとアイドリングストップが効かないため燃費が落ちる」

「基本的に街中でしか走らないというもあるが、暑い時期にエアコンをつけるとリッター13km台にまで落ちる。エコ・スコアと言う採点機能があり、毎回95点前後を記録しているのに燃費は良くならない」

引用:https://nboxforlife.com/

EV走行できないマイルドハイブリッド

ハイブリッドも今や”普通”となった時代ですが、おさらいしておくと機構としては2種類あり、ストロング方式とマイルド方式に分けられます。前者はプリウスやフィットに採用されている比較的大きな電池とモーターで、エンジンを停止した状態でも蓄積した電気で走行できるタイプ。対してスズキで採用しているのは後者のマイルドハイブリッドです。

こちらは小型の電池とモーターでアシストします。始動はモーターで走り出し、加速時などにもモーターがエンジンをアシストしてくれ、減速時には回生しバッテリーへの充電も行なっています。

マイルドハイブリッドのイメージ

引用:https://car-me.jp/

構造がシンプルなため、低コストで導入できる点もマイルドハイブリッドの魅力ですが、EV走行ができるわけではないので、通常のハイブリッド車ほどの低燃費は期待できません。

マイルドハイブリッドの採用は拡大傾向

それでも未だ軽自動車でハイブリッドを冠するモデルは少ないため、ハイブリッドと聞けばそもそも燃費の良い軽自動車が「さらに・・・」と期待してしまうのも人情ですよね。

過度な期待はできませんが、メルセデスベンツやアウディなど輸入車でもマイルドハイブリッド採用のモデルは増えてきており、ハイブリッドの新潮流となる可能性が出てきました。国産車ではスズキに一日の長はあり、今後の進化はさらに期待できると思います。

④インテリア関連での不満点多し!

スペーシアギアのエクステリアは写真の通り極めて個性的で、好き嫌いはハッキリしそうなため、ユーザーとなった方々にしてみれば”ベタぼれ”状態でしょう。

それに対してインテリアに関しては、わりと口コミに苦言が目立ちました。もちろん基本軽自動車に対して”高級感”だの”豪華さ”だのを求めているような内容ではありません。

いくつかピックアップすると以下のような内容です。

「内装は黒系でまとめているが、ハードプラ素材を多用しなければならない軽では適当なのかどうか。実際プラスチッキーな箇所は、傷がつきやすく黒だとよく目立つ。特にスズキはこのあたりが弱い気がする」

スペーシアギアのインテリア

引用:https://kuruma-news.jp/

「運転席側のドリンクホルダーの位置は遠く使い勝手が悪い。また助手席側のドリンクホルダーも使用時はけっこう飛び出しているのでジャマ。運転席・助手席のホルダーの構造が逆ならよかった」

「助手席側エアコン吹き出し口に、社外品のドリンクホルダーを取り付けるとグローブボックスのフタに干渉して開けられなくなる」

「運転席周りの収納箇所が多い割には、収納できる量はあまり多くはない。これだけの数の収納がありますアピールだけで、実用性が乏しいのは残念」

「マイナス点としては、助手席前のツールボックス風の物入れは少々改善の余地あり。もう少し開口部が大きく開くようにして欲しい。またツールボックス風デザイン自体は良いのだが、手前に向かい傾斜がついているため、ポンとモノを載せておくことができない」

助手席前の物入れ

引用:https://pre.car-mo.jp/

「使い慣れたケンウッド社製のナビが純正アクセサリーで用意があるのに、同社ナビだとメーカーオプションの全方位カメラを付けられず、同様にセットオプション化されているヘッドアップディスプレイも諦めなくてはならない。せめて純正品は全て対応にして欲しい」

織り込み済みの使い勝手⁇

少しググりますと、運転席カップホルダーの位置についてはノーマルのスペーシアを含めて不満は多いのがわかります。可笑しいのはカタログ等で運転席側のカップホルダーを紹介していないところ。いかにたくさんの収納があるかをアピールすべきところですが、そこはメーカーもわかっているのか、それともフロントドアポケットのペットボトルホルダーでカバーしているから良しとしているのか。

インパネアッパー部の物入れ

引用:https://www.webcg.net/

インパネアッパー部の物入れは、ツールボックス風のデザインがイカすので、多少容量が減っても、上にモノを載せられなくてもあえて角度を付けて”魅せる”ようにしているのでしょうね。

純正ナビならどれでも対応して欲しい

スペーシアギアは今どき珍しいくらい純正ナビのラインナップが揃えられているのに、肝心の全方位モニター対応ナビがパナソニックとパイオニア製に限定されるのはなぜでしょう。

口コミにはケンウッド製のことがありましたが、純正ナビの中でもっとも高価なクラリオン製9インチの大画面ナビが全方位モニター対応でないのは疑問です。

クラリオン製9インチの大画面ナビ

引用:https://response.jp/

細かいご指摘アレこれ

まとまった数ではないものの、ユーザーの母数が多いスペーシアギアには、気になる少数意見も聞かれます。クルマの個体差もあると思いますが、以下の通り気になったものをいつくかご紹介しておきます。

え?これが無いの??

「納車されて気が付いたが、標準装備の時計が無い!速度メーター横にマルチインフォメーションディスプレイがあり、燃費採点のエコスコアとかアイドリングストップの時間とか要らないものを表示するぐらいなら時計を表示しろ!と言いたい。ライバル車を見ても時計が無いのはこの車だけ。ナビもしくはオーディオに時計表示の用意があるとはいえ、こんなものくらい見やすい位置に標準とすべき」

ヘッドアップディスプレイ

引用:https://twitter.com/noppinopi

スペーシアギアは時計もないですが、タコメーターもないとボヤく口コミが意外とありました。実際にはこれら二つともにメーカーオプションの全方位モニター用カメラパッケージにセットされるヘッドアップディスプレイ(HUD)でカバーされているようですね。

このHUDが口コミでは、見やすく機能的だとけっこう評価が高いです。メーカー的にはこちらを付ければ、全て解決!ということなのでしょうけど、セットオプションは要るもの要らないものが出てくるので悩ましいですね。

気になる異音に悩むユーザーは多い?

「フロントガラスから風の音がピューピューと鳴り、ディーラーで何度も診てもらうがなかなか直らず。フロントガラスの付け直し、左右の三角窓の交換までしてもらったが、それでも完治せず。他にも新車なのにドアノブの建て付けが悪く、ガタピシ音が出て直してもらった」

「ドアミラーの所からの風切り音がうるさい。65~70km/h辺りから風の具合によってヒュルヒュルと鳴る。鳴っている時にミラーを畳むと鳴らなくなることと、ミラーの下の方に指を突っ込むと止むことから、ミラー周りに原因があるのかとは思うが現状放置中」

たまたまでしょうか「風切り音」について2件の口コミがありました。発生場所が違うようなので要因は異なるのでしょうけど、「スペーシア、風切り音」で検索するとスペーシアカスタムなどでも似たような症状を訴えている方が多いのが分かります。メーカー、ディーラーも個別に対応しているようですが、Aピラー周りのパッキン交換で収まるケースが多いようです。現在放置されている方も、積極的にディーラーへ働きかけるのが得策です。

色の好みは人それぞれですが

引用:https://www.kurumaerabi.com/

「ボディカラー別でもいいので、アルミホイールの定番シルバーは入れてほしい。全車真っ黒ホイールは、好みの分かれるところではないか」

「2トーンボディカラー推しのようなカラー設定だが、個人的にはどれも微妙なため、消去法でブラックパールを購入した。鉄チン風アルミホイールのデザインは良いのだが、ボディカラーと同色系になり全身黒ずくめとなってしまった」

まあ掲題の通り好みはそれぞれですから何とも。筆者の個人的な感想なら、スペーシアギアの黒いアルミホイールは、センターキャップのコーディネートも併せとても良いと感じますけどね。

引用:https://twitter.com/aono_6_go/

以上、スズキスペーシアギアの不満点をいくつか検証してみました。

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スペーシアギアを安く買うには下取り車を高く売ることがカギ

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後悔しないために確認しておきたいアウディQ5の不満点4つ+α

audi-q5

新型感染症の影響により2020年の業績はどこのメーカーも厳しい数字になるのは明白ですが、2019年度の実績で言えばアウディはグローバルで絶好調でした。その要因には”Q”で始まるアウディのSUVラインナップが大きく寄与しています。
本稿の主役であるアウディQ5はQ2からQ8に至るシリーズのド真ん中、正に基幹車種としてのポジションにあります。

現行モデルは2017年9月に日本デビューした2代目ですが、途中にクワトロスポーツの設定、ディーゼルエンジンの追加とバリエーションは拡大中。とりわけ現行Q5は、アウディジャパンとして初めて販売するクリーンディーゼル搭載モデルとなりました。また、本国ではプラグインハイブリッド車も用意され、日本導入も待たれます。

今回のクルドラではQ5を実際に所有した方や体感した方からの様々な口コミ情報を徹底チェック。好調Q5にウィークポイントはあるのか?見え隠れするマイナスポイントを洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入時の参考にしてください!

引用:https://allabout.co.jp/

プレミアムSUV Q5のプロフィール

アウディブランドではQ7に続いて開発されたSUVで、初代は2008年に登場。属するフォルクスワーゲングループのMLBプラットフォームを用いた「アウディA4」のSUV版的な位置づけで、Q7に比べれば扱いやすいDセグメントモデルです。

現行型となる2代目Q5は2016年のパリモーターショーで発表、先代より一回り大きくなったエクステリアを纏(まと)ったものの、軽量素材を配したボディの効果で車両重量は60kg以上軽減しています。

引用:https://gazoo.com/

ガソリン、ディーゼルを揃えるエンジンもパワーアップと同時に効率化も図って、運動性能を高めながら燃費も改善。7速Sトロニックを組み合わせ、クワトロ4WDシステムにより駆動します。

外観デザインは先代のキープコンセプトですが、先にモデルチェンジしたA4等と同意匠の横長シングルフレームグリルなど、新アウディデザイン言語を導入。シャープさが増したプレスラインなどで品質の高さを感じさせます。また、SUVながらCd値0.30という優れた空力性能を誇ります。

インテリアはアウディらしい機能的なデザインと高いクオリティでまとめられ、左右方向へ広がるダッシュボード、高く幅広いセンターコンソール部分に操作系が集中するレイアウトです。

SUVらしくリヤシート使用時でも550ℓのラゲッジ容量を誇り、シートアレンジ時には1550ℓというクラス最大級のスペースを確保しました。SUVラインナップの中心となるQ5は、実用モデルとしてのレベルにも抜かりはありません。

引用:https://www.webcg.net/

2代目Q5の不満点を確認

日本での発売から早くも2年半以上が過ぎ、上記した通りラインナップの拡充と共に販売台数も増えてきました。

そのため実際のオーナーさんを中心に、普段使ってみての感想や意見も様々なサイトで多数アップされています。感じ方は人それぞれですから、同じ事象であってもある人は美点と捉え、ある人は欠点に映ることもありますが、チェックして行くとハッキリとした傾向が見られる内容もあるようです。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

もちろん中には、クルマの個体差によると感じられるものもありますが、本稿ではまずネガティブな意見の目立つ順にご紹介していきましょう。

①プレミアムSUVだけに厳しい評価か?

スタートプライスが649万円からでトップモデルは800万円に迫ろうかという車体価格ですから、当然誰でも簡単に買えるクルマではないですし、いわゆる”高級車”に分類されるだけにユーザーの厳しい審美眼に晒されるのは致し方ないところ。

口コミに見られた不満点で、かなり多かったのがインテリアの質感についてでした。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

「ぱっと見の内装の豪華さがない。他のドイツ御三家に比べ、値段の割に内装が地味で華やかさに欠ける(全体にプラスチック感)」

「バーチャルコックピット等先進的な要素もあるが、インテリアの質感についてはプラスチック感満載で厳しい。せめてプラスチックむき出しの素材はやめてほしいと思う」

「この価格ならドアトリムにステッチが欲しかった。というか、インテリアパネル全体的に質感が不足している。いい意味で捉えると武骨なSUVと言えるのかもしれないが、ナビゲーションモニターのサイズはもう少し大きければよかった」

引用:https://wansoku.com/

「コックピット正面の液晶ディスプレイは感動モノでとても良いが、その分センターのナビモニターが小さく見え、デザイン・レイアウト共に取ってつけた感じが否めない」

「車両本体価格のわりに内装はかなり物足りない。1stエディションには、アクティブレーンアシストやトラフィックジャムが選べなかったのも不満だが、それよりもダッシュボードや内張りがライバル他社に比べるとプラスチッキーかつチープな印象で残念」

インテリアはプラパーツ素材が目立つ

皆さん異口同音に「プラスチック」がキーワードになっていますね。写真では質感まで伝わるか分かりませんが、素材感を別にすれば各パーツの”合い”や”チリ”については、「さすがアウディ」というレベルにあるように感じられます。

特に実質的Q5のトップモデルであるSQ5のインテリアなどは一クラス上な雰囲気も。

但し、プラスチック素材はどんなクルマでも使わざるを得ないですが、このセグメントになるとソフトパッド素材で巻くとか、プラ素材の造形にステッチ状のモールドを刻むなどの処置がされているケースが多いです。さらに言えば車格的に本革素材をカラーステッチで縫い付けていてもおかしくはないクラスです。

Q5だとドアグリップのプラスチック感が改善されるだけでも違ってくるような気がします。

ナビゲーションモニターのデザインやレイアウトについてのコメントも目に付きましたが、こちらはアニキ分にあたるQ7のマイナーチェンジ、弟分Q3のフルモデルチェンジを見る限り、Q5もマイチェン後は刷新されるかも知れません。現オーナーの方は複雑でしょうけど・・・

引用:https://genroq.jp/

②先進運転支援は制御面に課題か?

アクティブレーンアシストは、走行中にドライバーの不注意でクルマがレーンをはみ出しそうになると、ステアリングを振動させて警告します。同時にステアリングをアシストして車線をキープしてくれる運転支援機能ですが、新型車での採用は拡大してきています。

Q5にも2代目から投入されましたが、そのアシスト加減について以下の通り不満点が指摘されています。

「アクティブレーンアシストが最悪。ステアリングを握っているかどうかの判断は、ステアリングへの舵角入力の有無をセンサーで捉えているもよう。その結果、高速道路やちょっとした広い道路で長く直線が続いた場合、ステアリングを握っているにも係わらず、センサーは舵角入力が入っていないことでステアリングを握ってない状態と判断。警告サウンドが鳴り出す現象が頻発する」

「レーンキープ機能の車線認識率の悪さ。ラインのやや右側寄りを走行するような傾向があり、ステアリングでいちいち修正しなければならない」

引用:https://dime.jp/

「レーンキープアシストを”キープ”(嫌味)するために、一定の時間毎にステアリングへの入力操作を行わなくてはならず本末転倒。サボると警告音が毎回鳴ってうるさ過ぎ、うっとうし過ぎ!ホンマ最悪の残念システム。せめてベンツのようにステアリングに圧力センサーか静電気センサーをつけて本当に握っているか否かを感知すべき」

「アクティブレーンアシストは、ハンドルへのトルク入力検知式なため、直進性が良いQ5ではハンドルを動かさない時間も長くなり、都度警告音が出てしまう。マイナーチェンジでハンドルのタッチ感応式に変わるとの話もあるようだ」

ここまで指摘の件数が多いと実際にアシストのためのセンサーに課題があると言わざるを得ないところ。最後の口コミにあるように、直進安定性の良さが裏目に出るとは皮肉なものです。

引用:https://self-mgt.info/

支援制御は誕生から普及期、そして成熟期へ

近頃はセンサーやカメラの高性能化による安全運転支援機能の充実が加速度的に進んでいますが、口コミのまとめ記事を作成していると、多くの車種で支援機能の制御面についての不満を目にします。中身はAIやセンサーの判断による制御と、運転者の感覚やタイミングにズレを覚えるものが多いようです。

現時点では装備が増えてきている点を評価し、今後はさらに精度が向上してナチュラルなアシストへと進化していくことに期待です。

③高級車に振動は許されない?

“アイドリングストップ”で検索すると「不要」とか「車体のダメージ」とか、わりとネガティブな意見が多めです。トヨタ車などで採用をやめていることからも、ある程度裏付けのあるところかも知れませんが、Q5でも以下のような口コミが散見されました。

「Q5で気になる部分は、アイドリングストップの再始動。けっこう大き目な振動が発生する。家内の使っている軽自動車より大きい振動には興醒めしてしまう。お国柄気にしないのかも知れないが、何とかならないのかと思う」

「アクセルレスポンスに若干タイムラグを感じた。特に上り坂で停車し再度発進する際、アイドリングストップが解除されるのにタイムラグがあるため、ブレーキからアクセルペダルへ踏み換えたとき一瞬後退しかけ、ヒヤリとさせられた」

「クルマが停車する前にアイドリングストップがかかる。どちらかといえば完全に停止してから作動してもらいたい。でないと踏切等の一旦停止でさえ、エンジンが止まってしまう。また、アイドリングストップが再始動する時の音と振動には閉口する」

引用:https://8speed.net/

短時間の停車時とはいえ意識的にアイドリング回転をさせないことで、排気は止まり燃料消費もゼロになるので、相応の効果はあるはずですが、同時にエンジン停止時の空調やバッテリー電力の消費、再始動時の振動などは、アイドリングストップが一般的になってきた頃から続く課題です。

アイドリングストップは続けていくべきか

もはやアイドリングストップが採用されるようになって20年以上は経ち、その間、エンジンマウントや振動吸収の面なども相当に改良が進んだものと思われますが、未だに”振動”についての不満はQ5に限らず上がっています。

今後さらなる増加が見込まれる走行用モーターを持つハイブリッドカーの場合は、アイドルストップが容易でありエンジン始動時の振動も小さいため、問題点も少なそうです。

引用:https://carsmeet.jp/

しかし普通車の場合だと、これ以上状態の改善が難しいようならば、先のトヨタ車の例に倣い、不快な振動の発生減や車両本体価格の引き下げ、バッテリー寿命の向上など”アイドリングストップなし”のメリットがユーザーには重要となるかも知れません。もちろん環境面での課題は、他の部分でカバーしていくこともセットで考える必要もあります。

④価格に見えるアウディマジック?

車両本体価格はクルマの機能や性能とは別次元の問題ですが、買う側の顧客にとっては同列で検討される重要なポイントです。

そもそもジャンル的に高額なクルマにはなりますが、Q5はその価格設定において、以下の通り思いのほか厳しい口コミがありました。

「メルセデスベンツ、BMWと比較すると車両本体価格は一見安く感じるが、あらゆる装備がオプションなので加算していけば他よりも高額になる」

「最近のアウディの新車価格値上げには正直閉口しており、BMW X3やベンツGLCと比べると総額では割高に感じる。特に米国価格と日本価格の差異は、日本人を馬鹿にしているのかと言いたくなるほど」

「車両価格自体は御三家の中で比べると安い方だとは思うが、必須のS lineパッケージやマトリクスLEDライト等を追加していくと結局御三家の中で一番高くなる。それに加え、Sトロニックという悪名高きミッションを搭載しているので、維持費という面でも5年以上乗るとかなりリスキー。ASSY交換で50万円以上の支出は痛い出費」

引用:https://toprank.jp/

「車両価格は代ごとに上昇しているのに、塗装は段々薄くなっている。今回のモデルは、たった一冬であちこちに塗装の剥がれた箇所を発見し、とても残念である。車両価格に見合った塗装レベルには思えない」

アレもコレもの選択が外車の愉しみ?

筆者の感想で言えば、輸入車、特にドイツのモデルはオプション設定が多いようには感じます。御三家はまだましな方で、ポルシェなどは「これも別売り?」と思えるようなアイテムもあったりします。

もっともそうした一つひとつ選んでいく愉しみが高級輸入車の、はたまた”成功者の醍醐味“と言えるのかも知れないですが。

引用:https://autos.yahoo.com.tw/

それでも車線変更の操作をサポートする機能など、最近は国産車でも標準化が進むような安全装備までオプション化して、車両本体価格を安く見せる必要はあるのかなという気もします。アウディに限ったブランディングではありませんが、特にQ5のようなプレミアムSUVなら尚更そう感じます。

その他の口コミにあった不満点アレこれ

上記した4つの不満点は、多くのユーザーが感じているようで様々なサイト間で取り上げられていましたが、それら以外にも面白い視点や個体差かも知れない症状などで少数意見もあります。

その中から気になったものをいくつかピックアップして、ご紹介しましょう。

Q5よ、お前もか!

引用:https://wonderful-car-life.com/

「レクサス車と同じようにマフラーが”直出し”ではない。リヤバンパーのそれらしいものはダミーで、本来のマフラーは車体下部を覗き込むと貧相なモノが見える。個人的にココはかなり残念ポイントで、EV車でもないのにわざわざ隠す意味は…と思ってしまう」

いわゆる「なんちゃってマフラー」問題ですね。本当のマフラーは違う場所なのに、リヤバンパーへテールパイプ風のメッキリング加飾を付けるデザインは、最近特に増えている感じもします。パッと見は大径マフラーを備えたスポーティなクルマと感じさせますが、知った人に見られるとやや気恥ずかしさを覚える人もいるようです。

こうしたダミー的な処理は、空力に寄与しないエアロパーツや空気が抜けないエアアウトレットなど以前からありますが、そろそろこうした様式美に頼るのではなく、無いならないで成立するデザインが登場して欲しいところです。

マフラー不要のEV車などが台頭すると、新しいデザイントレンドが生まれるのでしょうか。

フツーが一番いい、は通じない?

「質感は高いなどあるが、これといった特徴が無い。尖ったところがない分、極めて普通の車といった印象で、悪く言えばエモーショナルな部分がない。BMW X3からの乗り換えだが、例えば”走り”に関してはやはりBMWは楽しかったな、などと今でも思わせるがそうした部分は希薄なクルマ」

主観は人それぞれなので、Q5のジェントルな走りや静かな車内空間などに感動を覚えるという声もありました。

いつの世も「感性に訴える」という一点でしのぎを削るのが、全てのメーカーの宿命です。

当たるも八卦(はっけ)当たらぬも、、では困る?

引用:https://autosalon.tokyo/

「スマートキーのタッチが鈍く、ドアノブに触れても1回で開かないことが多い。8年前のA4もそうだったから改善する気はないのだろうか。リヤゲートのハンズフリーもセンサーの反応が悪く、クルマの後ろで何回も足をプラプラ、何をやっているのやら」

どんな製品でも個体差はあるもので、残念ながら「当たり・ハズレ」は付きものです。今回の2代目Q5はドイツ本国製造だった先代から一転、メキシコに竣工された新工場で生産されています。もちろん南米産だからどう、ではありませんが、こうした切り替えのタイミングというのは重要で、「前はよかった」とユーザーに思わせないプロダクツを期待したいです。

現行モデルは買いか?待ちか?

引用:https://response.jp/

「フロント中央にそのまま取り付けられたようなディスプレイはいただけない。運転者からの視線移動はスムーズでも、インテリアの配置としてまったくオシャレではなく、前時代的センス。2020年8月発売の新型Q3は、インテリアにうまく組み込まれているから、個人的に今Q5を買うのはおすすめしない」

ダッシュボード上のナビ等モニターについては、前項の不満①でも上がっていました。そこでも触れていますが、現行Q5のインパネ周りのデザインは既に旧世代的であり、口コミにある新型Q3やマイチェンしたQ7で新世代デザインが投入されています。

実は本国ドイツではQ5のマイナーチェンジモデルが既に公表されていて、2021年春頃には日本でも発売される見通しです。

引用:https://uk.motor1.com/

エクステリアはフロント、リアともにバンパーやグリルの形状が刷新され、特徴的なのがリヤライトに世界初のデジタルOLED(有機発光ダイオード)が採用されている点。”光もののアウディ”の面目躍如です。

インテリアでは意外にもQ3やQ7とは違うテイストで、センターに据え置くようなモニターのレイアウトは、現行Q5と変わりないようですが、質感は相当に引き上げられているように見えます。

現行モデルの不満点を列記してきて、最後にマイチェンモデルのお知らせでは、どう考えても”待ち推奨”としているようですが、皆さんはいかがでしょうか。

引用:https://www.webcg.net/

以上、アウディQ5の不満点をいくつか検証してみました。

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後悔しないために確認しておきたいホンダN-VANの不満点6つ+α

軽自動車ブランドとしてはダントツの人気と実力、販売実績を誇っているホンダNシリーズ。そのNシリーズに誕生した初めての”商用車=バン”が「N-VAN」です。
これまでホンダは軽商用車「アクティ」、その乗用車版「バモス」では一般的なアンダーフロア式MRのセミキャブオーバー型を採用していましたが、後継となる2018年発売のN-VANは、当然Nシリーズ共通のFFモデル。ホンダは軽商用車分野で長く低迷が続いていましたが、伝家の宝刀Nシリーズのリソースを導入して市場席捲を狙います。
バモスとアクティと2018年発売のN-VAN
軽バンジャンルではごく一部を除き、ほとんど例がなかったFFレイアウトに挑戦したのはいかにもホンダらしい決断ですが、果たしてキャブオーバー型に劣らない実用性を提供できたのか?
また、現代のクルマとして外すことのできない安全性能や環境性能はどうなのか?

今回のクルドラでは発売から2年が経過したところで、実際に所有している方や体感した方からの様々な口コミ情報を徹底チェック。N-VANに潜むウィークポイントはどこなのか等、見え隠れするマイナスポイントを洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入時の参考にしてください!

引用:https://motor-fan.jp/

N-VANのプロフィール

今やN-BOXやN-WGNなどで軽自動車界をリードする側になったホンダですが、こと軽商用、軽バンのセグメントに限ればライバルの後塵を拝してきました。

とは言ってもこのセグメントはもはやスズキエブリイバンとダイハツハイゼットカーゴの2強時代となっていて、他メーカーでは日産、マツダ、三菱がエブリイをOEMしており、トヨタとスバルはハイゼットをOEMしています。つまり2車以外だと、ホンダだけが唯一オリジナルの軽バンを製造していることに。

エブリイバンとハイゼットカーゴ

引用:https://live-in-the-moment78.com/

前項の通りホンダでは長らくアクティシリーズで軽バンをカバーしてきましたが、約19年振りに刷新され登場したのがN-VAN。アクティ及びライバル2車と決定的に違う点はFFモデルであることです。軽バンのような「お仕事クルマ」では、荷室に最大のプライオリティが求められるため、車体レイアウトはそれに有利なキャブオーバー型が主流となっていました。

キャブオーバー型だとドライバーはエンジンの上に座るようなレイアウトになり、居住性や操安性は二の次といった印象ですが、N-VANではNシリーズのプラットフォームを使用することで、少なくとも運転席については普通の乗用車並みのコンフォートが与えられています。

N-VANの運転席
また、昨今無視することができない安全性についても、他のNシリーズ同様に先進のHonda SENSINGを設定できました。

肝心の荷室については、物理的にカーゴスペース全長などでライバルのキャブオーバー型に及ばない点はあるものの、Bピラーをドア側に仕込み大開口を実現したスライドドアや、FFの特性を活かした”低床”による高さ方向の優位性、助手席・後席の完全収納など独創的なレイアウトで対抗します。

また、商用車の制約を上手く生かしてファニーなルックスを実現した+STYLE FUN、バモスの後継の役割も担う+STYLE COOLといったグレードも用意し、ビジネスユースだけでなく個人のホビー的なニーズでも注目されています。
N-VANの+STYLE FUNと+STYLE COOL

引用:https://bestcarweb.jp/

N-VANの不満点を確認

デビュー以降、軽バンジャンルのトップを独走、とまでは行かないまでも月によってはエブリイやハイゼットの上に立つなど、コンスタントに実績を重ねています。

ネット上ではそれを裏付けるように”FFの軽バン”を評価するコメントが多く見られますが、そんな中にもやはりネガティブなポイントを指摘する声も交じります。特にクルマの性格上、業務用途での使用における「気になる部分」もあるようで、ここでは口コミが多かったものを中心にご紹介しましょう。

引用:https://autoc-one.jp/

①意外に気になるタイヤハウスの存在

まずは軽商用車のキモとなる荷室についてですが、ホンダではFFのメリット、あるいはNシリーズのリソースを流用するメリットを優先して、あえてアクティ時代のキャブオーバー型から転身したわけです。当然、購入されたユーザーさん達もそれによる絶対的荷室長などのデメリットは承知しているはずですが、それでも以下の通り違う角度からの不満点は上がっています。

「荷室の高さや広さを優先して選んだけど、思いのほかタイヤハウスが邪魔で、使い勝手が良くなかった」

「助手席まで格納でき、長い室内長は確保されているが、代わりにタイヤハウスの出っ張りが大きく、後端の荷室幅は狭くて実用性が下がる」

N-VANのタイヤハウス

引用:https://221616.com/

「積み荷にもよるが、タイヤハウスの部分が邪魔になる事が多い。床も低く、最大室内高は確かに一番。しかも運転席以外は床下格納できるのだけど、タイヤハウスで取られる部分を除いた実用面積で考えたら、ダイハツやスズキのフラット感がやはり必要だったかも」

「軽商用車としては、最悪でしょうね。荷室の幅は後輪のタイヤハウスが邪魔して狭い上に荷室長も短い。前車バモスはガチの商用車ベースでしたが、N-VANはやはり乗用車(N-BOX)ベースなので同じようにはいかない」

FF化のメリットを訴求していく

引用:https://bestcarweb.jp/

最後の口コミにあるように、キャブオーバー型の軽商用には敵わないところがあるのは仕方ないでしょうか。まぁココのところはホンダも織り込み済みな部分と思われます。

実際、絶対的な荷室長重視という顧客のためには、アクティやバモスを残すこともできなくはなかったでしょうが、ホンダはあえて”新時代の軽貨物車”の在り方を提案するため、N-VANに絞ったはずです。

タイヤハウスの出っ張りで発生するネガくらい、Nシリーズの快適性(運転席だけですが)や安全性で十分吸収できるという計算に基づいてのことでしょう。

②機能と引き換えの平板状シート

前項の不満にも通じるかも知れませんが、次に目立ったのが助手席への不満アレこれ。

N-VANの平板状シート

引用:https://carsmeet.jp/

N-VANで快適に過ごせるのは基本運転席だけで、そこは徹底した割り切りがなされているのは一目瞭然です。それでもやはりこの点はあんまりだ・・・という雰囲気の口コミが以下の通り上がっています。

「助手席のクッションが平らに近く、物を置いておくとわずかなブレーキングでも床に落ちる。ちょっと角度をつけるか、窪みがあるとよかった」

「私は普段仕事の時、助手席にカバンやその他諸々を置いて走るのだが、N-VANのシートはとにかく滑る!急ブレーキとか掛けなくても、わずかに減速したくらいで荷物が落ちまくる」

「山道などを走ると、助手席や後部座席に乗せていた荷物が滑って車の中に散らばる。そこまで平板形状にすることはないのに」

引用:https://gazoo.com/

「フロントエンジンの為、後部座席と荷室が犠牲となっている。後部座席は座る為にあるとは思えないほど狭い。せめて助手席くらいはどうにかして欲しかったが、ペラッペラなので短距離でも腰を痛めそう」

「助手席は平板で簡易シートなのは承知していたが、それにしても座面から感じる骨組みの出っ張り?これが尻やもも裏にじわじわと効いてきて、1時間も乗れば骨組みが当たる場所に痛みを感じる。さすがにこれはナイ」

少しの工夫で落下防止はかんたん

写真を見る限りでは、助手席・後席とも相当に簡易な造りのシートになっていて、運転席が乗用車ライクでコンフォート性能も良さそうなシートだけに余計に際立ちます。

N-VANのシート格納時

引用:https://yonpalog.com/

これは”ワンタッチ格納“できる機能を優先させた形状なので、便利さとバーターとなるわけですが、やや割り切り過ぎたでしょうか。

仕事でクルマを使う場合に限らずですが、一人で乗るときって助手席にモノは置きがちですよね。滑り止めの類いの処置がなされていないのは、天下のホンダもリサーチ不足なのかしら。

トヨタヤリスにあるような「買い物アシストシート」とまでは言いませんから、せめて純正アクセサリーで「滑り止め付きのトレイ」くらい用意して欲しいところです。(社外品でいくらでもありそうですが)

ヤリスの買い物アシストシート

引用:https://response.jp/

③セリングポイントがウィークポイント?

FFレイアウトを用いながらも、キャブオーバー勢に負けないカーゴスペースの積載性、利便性を高めるため、N-VANではその方策の一つとして左側のBピラーレス化を実現しました。軽自動車では既にダイハツタントで採用されている方式ですが、軽商用にこのシステムを持ち込むことで、リヤハッチとは別にもう一つの積み下ろし口が確保され、作業現場での使い勝手が高まりました。

但し、ピラーレス化に起因するネガポイントもあるようで、以下のような口コミも。

ピラーレス化したN-VAN

引用:https://www.okamotors.co.jp/

「左側のピラーレス化によりフロントドア、スライドドアにピラーが内蔵されている為、ドア自体が重くなり、子供や老人だと開閉が困難なレベルにある」

「スライドドアをよく半ドアにしてしまう。走り出してから、サブディスプレイの警告を見て気づくこともあり、閉める本人次第ではあるが、そもそもドアが重すぎてそうした事態になりやすい」

「左右のスライドドアに加え、助手席ドアも固く高齢の母では開けられない。これは1か月点検でディーラーに指摘したが、仕様だとのこと(改善方法無し)」

「助手席か運転席側の一方でもオートスライドドアがあれば、両手がふさがっているときの積載が楽になるのに。特に左スライドドアは重いので半ドアになりやすく、オプションでもいいから余計にオートドアが欲しい」

引用:https://topics.smt.docomo.ne.jp/

たとえオプションでも選択肢があれば

足をかざすだけで開閉するオートスライドドアやリヤゲートは、一時期は高級車専門の装備でしたが、今や軽自動車まで採用は拡大しています。ホンダでもN-BOXにはディーラーオプションで用意があります(工賃込約5万円)。

N-VANのように”働くクルマ”にこそ、欲しい装備なのはわかりますし、軽商用で初めてのBピラーレスの大開口ドアをセリングポイントにしているのだから、なおさらですね。

クルマの進化の速度を考えると、時間の問題なのかも知れませんけど。

N-BOXのオートスライドドア

④軽商用バン初の6速マニュアルだが・・

軽商用に”走りのホンダ”を求めている人がいるのか分かりませんが、エンジン性能に関して意外なほど不満の声が上がっているのは「ホンダ」らしいことになるのでしょうか。

「高回転域は思い切ってスコープから外したセッティング。レッドゾーンは7000rpmだが、4000rpmより上を回しても、加速感や伸びなどは全く感じられない」

「NAでDOHC、6MTのホンダ!と聞けば、「高回転の気持ちよさ」をついつい期待してしまうが、この辺は割り切っていて、商用車に”気持ちよさ”を残すようなところは一かけらもない」

N-VAN6sMT

引用:https://gazoo.com/

「車重が1トンあり、高速での80km/h以上の再加速は鈍重に感じる。登りでも法定速度維持なら余裕だが、加速する場面ではどうにも力不足」

「下道なら問題ないが、高速の合流ではNAのため加速が厳しい。サービスエリアから本線に合流する度に緊張を強いられる」

ビジネスユースに徹したパワーユニット

エンジンは基本、他のNシリーズと同様ですがN-VANへ投入するにあたり、頻繁に発進停止を繰り返す商用車の特性に最適化。軽バンに求められる信頼性や耐久性、低燃費やコストなどが勘案され、結果ホンダ自慢の”VTEC”機構は外されました。

N-VANのエンジン

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

ローカムとハイカムを切り替えるVTEC機構が撤去されたため、カムプロファイルはローカム用を使用。そのため普段使いの実用域では他のNモデルと遜色ありませんが、6000回転を超える高速などのシチュエーションでは馬脚を露してしまうようです。

また、N-BOXにはない6速MT仕様(軽バン初!)がある点、しかもそれが軽スポーツのS660用がベースと聞くと”勘違い”しそうですが、ホンダで使えるリソースがそれしかないからというのが実情とのこと。N-VAN用に1速からファイナルまで全てのギアレシオは、ノイズ低減と省燃費重視にリセッティングされています。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

➄毎日使うビジネスカーに燃費は重要!

燃費性能は、経済性が重視される商用車には大事なポイント。N-VANについては、口コミだとイマイチという評価になっているようです。

「燃費は悪い。N-VANの一番の欠点ではないだろうか。街中13km前後、高速で14km前後くらい。加えて燃料タンクが小さいのも悩ましい。遠い田舎の客先へ行く際は、予備タンクを積んでいるほど」

「信号の多い街乗りだと約13km、エアコンオンで2人乗車なら10.2kmだった。ちなみにカタログ燃費は23.6kmなので落差ありすぎ」

「燃費はまずまずだけど、もう少しタンク容量が欲しいところ。けっこう頻繁に給油しなければいけないので面倒。燃費よりも燃料タンク容量に不満がある」

N-VANの給油イメージ

引用:https://ameblo.jp/gomisi/

タンク容量は明確なウィークポイント

燃費サイトを調べてみると、N-VANはカタログ値には届かないものの及第点は取れているもよう。貨物車両なので荷物の積載時と空荷状態では1~2km/ℓの差は出ています。

仕事で使うときには積載状態が多いようで、その際NAエンジンモデルだとどうしても出足の鈍さをカバーするため、アクセルも踏み込みがちになります。そうするとやはり燃費に悪影響が出てくるかも知れないですね。

ちなみにN-VANのターボモデルとNAでは、カタログ燃費値がほとんど変わらないため、パワーのあるターボモデルを欲しくなるところですが、ゴリゴリのビジネスモデルのGやLグレードにはターボの設定がなく、ビジネスユーザーにとっては悩ましいかも。

ハイゼットカーゴとN-VANの比較

引用:https://bestcarweb.jp/

また、N-VANのタンク容量は27ℓという設定。さらに4WDモデルになるとフロア下にプロペラシャフトやリアデフが付くためさらに2ℓ少ない25ℓになってしまいます。

ライバルのエブリイはタンク容量37ℓ、ハイゼットは同40ℓなのを考えると、残念ながらここはN-VANの明確なウィークポイントになるでしょう。

➅軽商用バンの革命児は価格がネック?

価格はクルマの性能や機能とは切り離すべきかも知れませんが、その車両本体価格まで含めてがクルマの商品パッケージなのは間違いありません。高ければ良いのは当たり前な部分もありますが、商用メインの軽バンは安くて良いモノ感をシビアに求められるジャンルです。

N-VANについては、口コミだと以下の通りややネガティブな声が多い印象があります。

N-VANと見積もり

引用:https://minkara.carview.co.jp/

「ズバリ高価な印象。GグレードNAエンジンの4WD/6MTで必要最低限のオプションを付けて、乗り出し価格は180万円を超えた。ホンダ党以外ならスズキのエブリイに比べて、それほどのアドバンテージはないと思う」

「デザインは魅力的なのだが、N-BOXのノーマルと比べて価格差が無さすぎる。N-BOXは電動スライドドアも付いているし、この価格差だと嫁を説得しきれない。税金が安いだけでは説得力に欠ける」

「高いと言わざるを得ない。スタンダードタイプが、他社箱バンの高級ターボ車とほぼ同じ価格帯。安全装備にこだわる方なら、この価格も納得できるとは思うのだが、仕事クルマだけに判断基準が厳しくなる」

「156万円の+STYLE FUNグレードは、150万円のN-BOX Gグレードと比べると20万円は割高に感じる。ベースグレードに10万円プラス程度、+STYLE FUNグレードで乗り出し150万円なら価値はある」

先進安全装備”基本”標準で価格はやむなしか

N-VANは価格だけで考えると、純粋にビジネスユースで先進安全装備のないグレードを正規に設定しているエブリイやハイゼットのロープライスモデルには敵いません。ここはメーカーとしての矜持が問われるところですが、N-VANは純ビジネス用のGグレードにもHonda SENSINGを標準にしているからです。

と、言い切れたらカッコいいのですが、実際は「Honda SENSINGを装備しない仕様もご用意しております」と紙のカタログには小さい文字で記載があります。NAエンジンだけの設定ですが、7万円ほど安くなるようです。まぁHPにはその記載がなく、あまり積極的には推していないようですから知らない方が多いのかも。

N-VANのGグレード

ご承知の方も多いでしょうが、2026年10月から全ての国産新型車に自動ブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ)が義務付けされます。実際は既に多くのクルマに装備されているような気もしますが、おそらく今後はブレーキ以外の安全装備や運転支援の義務付けも加速していくでしょうし、「安いなら無くてもいい」の発想は早晩消えていくことになるはずです。

細かいご指摘アレこれ

お仕事クルマだけでなく趣味のクルマとしてのニーズも掘り起こしているN-VANには、多くのユーザーからまとまった数ではないものの、オーナーしか分からない少数意見も聞かれます。気になったものをいつくかピックアップしてご紹介しておきます。

「納車になるまで気づかなかったが、グローブボックスがない。車検証を運転席背面のポケットに入れるとほぼ収納がない。助手席側に小物を置く棚?みたいなものはあるが浅く、外から丸見えで使いにくい」

助手席側の小物を置く棚

引用:https://yonpalog.com/

「購入後、半年でリヤドア左右の上部から錆び、助手席下側にも錆び発生。特に雪道を走ったわけでもなく原因不明。塗装するとディーラーには言われているが、塗装で誤魔化すのではなく修理をしてくれと交渉中」

「後席の窓が開かないのが不満。エアコンはよく効くが、換気出来ないのは辛い。臭いがある物を積むとその日は一日車内が臭くなり、風通しに関しては後席の窓が開けられたアクティの方がよかった」

「小径のハンドルは個人的に好みだが、配送業等のドライバーが使用するには小径過ぎると思う。経験上、ハンドルが小径だと長距離運転時には神経を使うため疲労がたまる」

N-VANのハンドル

「アダプティブクルーズコントロールは便利だが、一旦速度が落ちたあと前車がいなくなると暴走気味に加速して設定速度に戻ろうとする。 1年後に発売されたN-WGNにある渋滞追従機能が付いていたら良かったのに」

本稿では主にネガティブな口コミを集めてご紹介しているわけで、決してN-VANがダメなクルマと断じているわけではありません。

むしろ大半はポジティブな評が多く、「FFで軽バンはムリ」という定説を独自の技術とアイデアでクリアしているのはホンダの面目躍如。

定型的な軽商用バンに、左側センターピラーレスや助手席・後席のダイブダウン機構、Honda SENSINGの全車標準など新たな価値を打ち出していくN-VANは、軽乗用を席捲したN-BOXに次いでこのジャンルでの王者も視野に入っているのか!

引用:https://www.autoby.jp/

以上、ホンダN-VANの不満点をいくつか検証してみました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>N-VANの値引き相場レポート!

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後悔しないために確認しておきたいボルボXC40の不満点5つ+α【口コミ多数】

かつて自動車業界”北欧の雄”といえばサーブとボルボでしたが、そのサーブも今はなく、他方ボルボも順風満帆とはいきませんでした。99年から米フォードの傘下となり、2010年のリーマンショックではフォードが経営危機に陥るとボルボは売りに出され、買い手となったのは中国の浙江吉利控股集団(ジーリー・ホールディング)。

「中国に呑まれては未来はない」などと揶揄する声もありましたが、結果的にはこの買収がボルボには”吉”と転がり、潤沢なチャイナマネーを背景に新世代商品群の基礎を構築し、2015年に投入したXC90を皮切りに一気にプレミアムブランド復権を果たします。


90シリーズ、60シリーズと次々にモデルラインナップを刷新していく中、最後に登場したのがXC40です。
日本市場では2018年3月の販売直後から大人気モデルとなり、納車まで軽く6か月以上掛かる事態に。ボルボ・カー・ジャパンでは、「ブリッジSMAVO(スマボ)」なる納車まで他のボルボ車を特別価格で乗れる”つなぎプラン”まで用意していました。

今回のクルドラではXC40を実際に所有した方や体感した方からの様々な口コミ情報を徹底チェック。人気のXC40にウィークポイントはないのか?生の声によるマイナス点を洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入の参考にしてください!

引用:https://diamond.jp/

大人気SUV XC40のプロフィール

日本はもとより世界的にも好調なコンパクトSUVジャンルに投入されたXC40は、新世代のCMA(Compact Modular Architecture)プラットフォームが採用され、設計の自由度が高まったことで、オリジナリティあふれる内外装を構築。もちろんボルボの代名詞である「安心・安全」を担保する先進運転支援機能等はフルスペックのものが標準装備されています。

引用:https://www.goodspress.jp/

エクステリアは90シリーズ等の”ライオン”に対し、”ブルドック”をイメージさせるものだそうですが、カッコつけ過ぎず、可愛い過ぎない絶妙なテイストです。

特徴的なのはコンパクトな全長に対して、1875mmというかなりワイドな全幅で、これによりソリッドでカタマリ感のあるフォルムが強調され、そこへ新世代ボルボ・アイコンである「アイアンマーク」、「トールハンマー」、「縦長テールランプ」等を散りばめ、決して小さなXC90・XC60ではないことを主張する個性的なエクステリアです。

引用:https://wonderful-car-life.com/

インテリアも同様にボルボ車共通の縦長ディスプレイとベントグリルを採用していますが、センタークラスターの独立感をアピールすることで、XC40らしさを発揮しています。また、運転支援を含む先進安全機能は以下の通り”全部盛り”が全車標準となっていて、ありがちな「これはオプション」とか「これは〇〇グレードのみ」といった展開は一切なく、安全は等しく享受されるべきという”ボルボの哲学”が貫かれています。

引用:https://dressup-navi.net/

なお、2020年8月からXC40はグレード構成を刷新、これまでDrive‐Eと呼ばれた出力の異なる2種類のガソリンターボエンジンを廃止して、全車をハイブリッド車とプラグインハイブリッド車へと切り替えました。

XC40の不満点を確認

前記の通りスタートダッシュを決めて、長いウェイティングリストを持つXC40ですが、発売から既に2年以上が経過しています。これは筆者の感覚ですが、売れているわりにあまり見かけない気がしますね。輸入総量がそもそも少ないのでしょうか。

そうは言ってもウェブ上には、マイカーとしている多くの方のコメントや口コミが上がっています。

感じ方は人それぞれですから、同じ事象であってもある人は美点と捉え、またある人は欠点に映ることもあります。それでもチェックしていくと、いくつかハッキリとした傾向は見られるものです。

引用:https://response.jp/

欧州と日本でカーオブザイヤー2冠を達成したXC40ですが、本稿ではネガティブな意見の目立つ順にご紹介していきましょう。

①音声コントロールだけあればOK?

新世代ボルボの象徴でもある、タブレット端末のような縦長の大型9インチタッチパネルにナビゲーションはもちろんのこと、空調からドライブモードのセレクトまでほとんど全ての操作系を集約しています。

これにより物理的なスイッチを大幅に減らし、インパネ周りをすっきりとしたデザインにできる上、ボイスコントロールによるインターフェイスが採用されていて安全性にも配慮されています。

引用:https://wansoku.com/

この辺りは90シリーズ等と共通の意匠となるわけですが、ユーザーからは以下の通りネガポイントのやり玉に挙がっています。

「操作が全てセンターモニターで集約されている為、室温調整程度でも余計な操作が必要。慣れの問題かも知れないが、使い勝手はイマイチ」

「エアコンの温度設定は”ながら操作”出来るダイヤル式がベスト。音声操作も可能だが「温度下げて」と言うと『何を聞きますか?』と尋ねてくるトンチンカンぶりで、当方の発音が特別悪いとも思えず、AIの精度に問題アリでは?」

引用:https://kakaku.com/

「操作ボタンが少ないため、センターディスプレイ=タッチパネルでの操作が必要となるが、階層メニューが多く途中で迷子になる事がある。スマホ世代以外は切り捨てか?任意に割り当て可能なワンタッチボタンを5個ぐらいインパネに設定して欲しい」

「アナログスイッチが少な過ぎ。空調操作くらいはアナログにして欲しかった。タッチパネルでは手探りの操作ができず、結果目視で位置を確認しないと駄目。巨大モニターに鎮座されるため、ハザードスイッチ、デフロスタースイッチの位置は悪過ぎるし、凹凸もないため間違う。前車(V70)では、このような事はなかった」

「ハンドル中央ちょい右のボタンを押して声で指示できるが、そもそも同乗者がいると”音声”って気恥ずかしいわ。黙って操作させてほしい自分は、ジャガーみたいなダイヤル式が使い易いと感じた」

物理ボタンやスイッチの必要性は?

引用:http://www.sunrise-garage.net/

最後の口コミ、なんだか分かります。さて、かつてのボルボ車ではスウェーデン等の寒い地域でのお国柄か、厚手のグローブをつけたままでも操作しやすいように、独立性の高い大き目なボタンやダイヤルスイッチが用意されていました。

時代が進み、今や”音声”で操作できるのだから「それが一番安全」というスタンスへ変化しているようです。音声アシスタントの採用車両は国内外問わず増えてきていて、早晩クルマ操作の定番になる日は近いと思いますが、口コミにもあった通り”認識精度”の向上はさらに求められます。

それにしてもXC40では9インチディスプレイの真下に、オーディオ関連の”ボタン”はなぜかしっかりと用意されています。

引用:https://www.gqjapan.jp/

貴重なスペースですから、むしろそこへ不満の多い空調関連のボタンでも備え付けたらよかったのでは。オーディオ関連ならちゃんとステアリングにも、物理ボタンが付いているのに、なぜわざわざもう一カ所スイッチを用意しているのでしょう?謎です。

②XC40は二人用と割り切るべきか

コンパクトながらもSUVには、車高や全幅を活かした居住性やユーティリティは求められるものです。XC40も全幅ならクラウンやアルファードよりも大きいわけですが、全長はカローラ並みなので後席居住性は”それなり”なのも理解できます。

ただ口コミではシート形状(特にリア)について、多くの不満点が上がっていました。

「車内は、広くて静かなのですが、前席の座面が短くて足が浮いてしまい疲れる。後部座席はさらに座面が短く、同乗者は座りたくないと言っている。しかも後席は座席角度が直角に近く、私も長くは座りたくない感じ。せめて、リクライニングができれば良かった」

「子供が小さいうちは大丈夫だが、後部座席の角度とお尻のおさまり具合は改善の余地があるのではないか」

「フロントシートは2時間程度の連続走行でも太ももの裏が痛くなるほど座面が小さく、自分の体型(178cm/68kg)には合わなかった。またリアドアのトリムの造りをフロントのそれと比べると、後席はおまけなのを実感する」

「直立気味のリアシート背もたれ、長時間だと同乗者から不満が出そう。さすがのボルボもこのクラスで”ゆったり”を求めるのは厳しいか」

引用:https://news.goo.ne.jp/

写真からも伝わりますが、確かにリアシートの背もたれ部はキツい角度が付いています。但し、正しい乗車姿勢のためには、お尻が前に出て後方に寄り掛かるような形は良くありません。背中とシートバックができるだけ、ピタッと隙がないのが理想でしょうから、安全のボルボはそこも意識して角度を起こしているのでしょうか。

いやいや、リアドアの形状からも、やはり後席の狭さは伝わりますので、そのような中でレッグスペースを確保するため、必要に迫られてのシートバック角度だと思いますけどね。

リクライニングの未装備はボルボの拘り

引用:http://go.iihs.org/

もちろんこのリアシート、コンパクトSUVとしては及第点ではあるでしょう。せめてリクライニングがあればという口コミがありましたが、ボルボのSUVが安全性を考慮して未装備としているのは、わりとメジャーな逸話。

正面衝突など大きな事故が起きたとき、後部座席には1トン以上の衝撃が伝わることがあります。しかし、ボルボは後部座席に仕込まれた鉄板によりその衝撃を相当抑え込むよう設計されています。リクライニング機能を与えてしまうと、その鉄板による衝撃吸収が弱まってしまうため、あえて不採用として頑丈さを優先させているのです。

これはXC60等でも同様で、この点もサイズに捉われないボルボの安全哲学を感じさせます。

③やたらゴルファー思いの仕様変更

引用:https://bruder.golfdigest.co.jp/

マイチェンや年次改良で細かく仕様変更が行われるのはクルマの常。それを気にするといつまでも「買えないじゃん」になりますが、大概は新しい方がいいな、となる場面が多いのものです。ところがXC40の”ある箇所“は、まったくの逆評価となってしまったようです。

「2020年モデルになり、リアシートを荷室から電動で倒せる機能が無くなった。そのためいちいちリアのドア側に回らないとシートを倒せない仕様になってしまった。これでは年次改良ではなく改悪である」

「ラゲッジルームからボタン操作でシートバックを倒せた機能、走行中にゴルフバッグが動いて押してしまう誤作動防止のため2020モデルから廃止したそうな…便利な装備を廃止した理由がそれ?」

「MY2020より荷室から後部座席を倒すスイッチが、ゴルフバックで誤作動するため無くなったそうだ。はぁ?である。ユーザーは皆、ゴルファーなわけ??せめて位置を変更するなど他の方法は手を尽くすべきだろう」

引用:https://www.gqjapan.jp/

現車を確認したわけではありませんが、これは確かに”不便になる変更”なのは間違いありません。ゴルフバッグがどうのこうの言っているようですが、所詮コストダウンのためでしょう。他にも2020年モデルからAMラジオが廃止されたりしていますし、細々とあちこち費用削減は行われています。

長い納期により困惑するユーザーも

先にも書きましたが、年次改良は避けては通れないのがクルマですがXC40の場合は人気車種だったので、ディーラーへオーダーしたのは2019年モデルだったのに、生産・納期の関係で自車ロットが2020年モデルへ変更となる事態も発生。

引用:https://news.biglobe.ne.jp/

中には注文したボディカラーが2020から有償色へ変更になったせいで追い金、メーカーオプションの組合せ変更でセット価格が変わってしまい追い金、と色々と悩ましい事態に直面したユーザーも多かったようです。挙句、あると思っていた装備は消されて、その理由が「いやゴルフバッグがね・・」では泣き面に蜂。

人気車だけにディーラー側は、キャンセルされても痛くも痒くもないでしょうし、ユーザーの”ボルボ愛”が問われ過ぎな気もしますね。

④1875mmはさすがに大き過ぎか?

ボルボラインにあっては、と言うかグローバルな視点ならXC40はコンパクトSUVですが、日本での使い勝手を考えると”全幅”に起因するサイズ感は、むしろ大き目な部類で捉えられそうです。また、セリングポイントである一方、マッシブで個性的な造形により後方視界等での不満点が上げられています。

引用:http://noj-tokyo-edogawa.com/

「前車より小さいモデルに乗り換えたのに、逆に小回りが利かなくなった。全幅は確かに広いが、足回りやタイヤハウス内の造形の工夫でもう少し改善できないものか」

「全幅1875mmは大き過ぎ。新型カローラのように、グローバルと国内で共通のデザインながらディテールの違いで全幅や全長を短縮している実例もあるし、BMWの3シリーズ(F30)みたいに日本向けはドアハンドルのサイズを変更して、1800mmを維持しているモデルもある」

「妻も私もデザインに惹かれてマイカーとしたものの、実際に使ってみると車幅が気になる。特に狭い車線でのすれ違いなど、ひやひやで最近は常に私が運転手。妻は後方視界もネックなようだ」

引用:https://gazoo.com/

「ルームミラー越しの後方視界は、ガラスエリアが小さくなった上にヘッドレストが邪魔をして良くない。プライバシーガラスになったので、さらに暗く見辛くなってしまった。比較したイヴォークみたいにデジタルルームミラーが欲しい」

「極太Cピラーのせいで、運転席から斜め後方へは死角が多すぎて、安全確認に気を使う。ピラー部がガラス仕上げならよかった」

XC40の属するCセグメントSUVの全幅は概ね1700mm代、広くても1800mm程度に収まるのがパターンなのでXC40は突き抜けてる感はありますね。確かに寸法を確保するほど安全性では優位なのでしょうが、1875mmは取り過ぎでしょうか。そこの安全性を高めた分、細い道でボディサイドをガリガリこすってしまっては・・・という気もします。

視界を犠牲にしてもルックスを取ったか?

引用:https://www.webcg.net/

極太Cピラー部はデザイン上のアクセントになっていて、リアサイドウィンドウの後部を大胆に斜め上にカットしています。この斬新な処理がエクステリアの魅力とも言えますが、このために運転席から斜め後方の視界が大きく遮られる結果になっています。クルマにとって視界は重要な要素で、どこのメーカーも視界の確保に腐心していますが、「安全はすべてに優先する」としているボルボにしてはこの部分は「?」ですね。

ひと昔前は”走るレンガ”扱いされていたことを思い出すと、このXC40のようにデザインのためのデザインが用いられているのは”らしく”ありません。そもそもデザイナー職の方に言わせれば、あれだけ寸法(全幅)を貰えるなら「いくらでもカッコいいデザインにできる」と、何かで読んだ気もしますが。

引用:https://bruder.golfdigest.co.jp/

➄航続距離が短くなるのはイタイ

ボルボのSUVラインでは最小となるXC40ですが、本来ターゲットとしていた若い方や女性層の取り込みだけでなく、多人数乗車の機会が減ったダウンサイザー組からの引き合いも相当あるとか。特にそうした方々から不満に上がっているのは、車体サイズに比例し小さくなったタンク容量です。

「燃料タンクが53ℓと小さく、満タンから480kmで警告ランプ点灯。慣らし運転でこれだと、ぶん回すと遠乗りは途中給油が必要かも。このクラスの車ならタンク容量65ℓが一般的なのに…」

「夫婦二人で使用する環境に戻ったため、一回り小さいXC40に乗り換えたが、タンクも小さくなったようで同じ所へ旅行するときに給油回数が増加し手間が増えた」

引用:https://motor-fan.jp/

「ガソリンタンク容量が約50ℓしかない為、航続距離が短いのが難点。遠出した時に途中で給油が増え煩わしい。70ℓあった前車XC60だと600km近くは走れたので、かなり厳しい」

コンパクトSUVジャンルなので上位モデルよりも、タンク容量が小さくなるのはやむを得ないところですが、市場でライバルと目されるモデルを見てみると、BMW X2は61ℓ、レンジローバーイヴォークは65ℓ、ジャガーE-PACEは68ℓあるので、XC40は確かに少ないかも知れません。

2020年一気に電動化へ舵を切った!

タンク容量は航続距離に直結しますので、多いに越したことはないですが、他方ボルボの長期戦略を考慮すると見方も少し変わるかも知れません。

引用:https://www.webcg.net/

ボルボ・カー・ジャパンはかねてより国内販売モデルの全車を”電動化“することを発表しており、2020年8月、ついにXC40にもプラグインハイブリッドモデルを導入しました。またXC40、XC60、XC90のプラグインハイブリッドモデル以外のすべての車両も48Vハイブリッドモデルに切り替え、SUVのパワートレーンを一新しました。これに伴い従来からの内燃機関エンジンのみのモデルは順次廃止になります。

タンク容量は少なくても、電動化により燃費を向上させる方針なので”問題なし”ということになるのでしょう。まぁ、今現在通常エンジンモデルに乗っている人には「関係ねぇよ」かな?

➅気になる?細かな不満点アレこれ

引用:https://motor-fan.jp/

前項までのけっこうどのユーザーも抱いている不満とまでは行きませんが、それら以外にもいくつか気になる少数意見もありましたので、ピックアップしてご紹介しましょう。

運転支援制御の更なる精度向上を

「車線変更の際、ウィンカー操作が遅いと安全装備(レーンキープ)が作動して、ハンドルを戻そうとしてくる。そういう機能だし、居眠り運転防止には良いと思うが、揺り戻しされる感じが唐突過ぎで気持ち悪い。高速で強風に煽られたような感覚」

「細い路地でギリギリに対向車とすれ違うとき、いきなり反応するCTA(クロス・トラフィック・アラート)により急ブレーキが掛かり驚いてしまった」

運転支援デバイスはどこのメーカーの車種も充実してきましたが、クルマ側の制御介入がドライバーの感覚にフィットしていないという話はよく聞かれます。もちろん事故防止のために働く機能が、ゆったりのんびりと動作するわけにも行かないでしょう。今後はレーダーだけでなく、カメラによる映像からも情報を読み取れるような制御も加わるようで、ドライバーが意図した動きなのか、突発的な事故なのかをAIが判断する精度も一段と高まっていくのは期待できます。

どうせならLEDで統一してよ!

「フロントのトールハンマーのデイライト兼ウィンカーはカッコいいのに、リアウィンカーとブレーキランプが電球というのは不満。LEDに換装しましたが、本当は面発光させて欲しいところ」

「リアウィンカーがなぜかLEDじゃない。フロントウィンカーがあれだけ鮮明なLEDなんだから、リアも同じにすりゃいいのに」

引用:https://bruder.golfdigest.co.jp/

確かに。リアはテールランプと後退灯はLEDなのだから、ウィンカーとブレーキランプも合わせればいいと感じます。やはりコストでしょうかね。

車検証くらい入れたいところだが・・・

「唯一気に食わないのがグローブボックス。車検証ケースを入れると蓋が閉まらないので助手席ドアポケットを使っている」

「グローブボックスの容量が少なく、マニュアル類を入れただけで一杯になり、車内清掃用のタオルやハンディライトを入れることができない」

引用:https://togari31.com/

この内容は他にも多くの方が上げていましたので、ホントに小さいのでしょう。XC40は日本車を研究して、コンビニフックやドリンクホルダー、小物入れ、着脱式ゴミ箱など運転席周りのユーティリティはかなり充実しているようなので、グローブボックスの容量は惜しいところです。

右ハンドル仕様に”手抜き”あり?

「ハザードスイッチがセンターコンソールの左端で手が届きにくい。これでは咄嗟に押せないのでは?ここは左ハンドルに適した位置なので、単に右ハンドル仕様に換えてくれていないだけ。高価なわりにこの辺、きめ細かさがなく雑な仕事だ」

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

「元来、左ハンドル車だからか、ボンネットオープナーが助手席側にあり不便。全グレード安全装備満載の太っ腹ボルボなのに、ここをケチるのか?ちなみに上位のXC90だとちゃんと運転席側に有るそうだ」

まぁ輸入車あるあるの一つかと。代表的なのものに「ステアリングポストにあるワイパーとウィンカーのレバーが逆じゃん」案件があり、国産車からの乗り換えユーザーが通る試練でしょうか。

引用:https://gazoo.com/

以上、ボルボXC40の不満点をいくつか検証してみました。

 

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後悔しないために確認しておきたいBMW3シリーズの不満点5つ+α【見逃せない口コミ】

BMW3

今やコンパクトからラージまでニッチなセグメントも含め、漏らすことなくカバーしているBMWのラインナップ。もはやないのは軽自動車位ではと思えるほどですが、そんなBMWの中核を担う”金看板”が「3シリーズ」です。
グローバルでの販売実績は過去最高の更新が続く絶好調のBMWですが、2019年に投入された7代目となる3シリーズはその屋台骨と言えます。

引用:https://tr.pinterest.com/

日本市場では昨年3月に販売が開始され、少し遅れてディーゼルエンジンとプラグインハイブリッドも追加しました。さらに9月にはワゴンボディの「ツーリング」も登場し、中核モデルらしくバリエーションが充実。2020年に入ると8月にようやく500万円を切った新たなエントリーグレード「318i」の追加と隙がありません。近くトップオブスポーツグレードのM3も発売されるでしょう。

販売台数も伸び、新型3シリーズを街で目にする機会も増えてきましたが、今回のクルドラでは3シリーズを実際に所有した方や体感した方からの様々な口コミ情報を徹底チェック。好調3シリーズにウィークポイントはあるのか?見え隠れするマイナスポイントを洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入のご参考にしてください!

引用:https://response.jp/

7代目3シリーズのプロフィール

BMW3シリーズの歴史は長く、その源流は名車「2002」を擁した1966年デビューの02シリーズまでたどることが出来ます。

車名が3シリーズとなるのは1975年の初代E21型から。以降、2019年登場のG20型(ワゴンはG21)が7代目になり、いつの世代のモデルもBMWの最多量販車種の地位は揺らぎません。

引用:https://kakakumag.com/

高い評価を受けてきた6代目F30型からバトンを受けた7代目は、BMWセダンの伝統的なスタイルを受け継ぎながらも、新世代のデザインコンセプトを取り入れることで、さらに洗練されたエクステリアに進化しています。

例えばBMWを象徴する”キドニーグリル”は従来の2分割型から、一つのフレームで縁取られるデザインに変更。また”ホフマイスターキンク”と呼ばれる歴代のリヤサイドウィンドウ後端部の処理が、7代目ではCピラーに一体化されたデザインに変更されたのもトピックとなりました。

引用:https://motor-fan.jp/

インテリアもデザインの変更は大きく、タッチ操作に対応した10.25インチのコントロールディスプレイと、12.3インチのデジタルメーターパネルを全車に標準装備。音声操作の「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」は、この7代目3シリーズがBMWとしての初出しとなります。

先進安全装備の充実は言うに及ばずですが、その基本となる3眼タイプカメラも日本初の導入になります。これにより一定条件下でのハンズ・オフ走行や、直前に前進したルート(但し時速35km/h以下の場合の軌跡)を最大50mまで記憶し、同じルートを正確にバックで戻ることができるリバースアシスト機能等も新たに実装されました。

引用:https://www.webcg.net/

7代目3シリーズの不満点を確認

7代目のデビューから早くも1年半が過ぎ、上記した通りラインナップの拡充と共に販売台数も増えてきました。そのせいかオーナーさんを中心に実際に使ってみての感想やご意見も、様々なサイトで多数アップされています。

感じ方は人それぞれですから、同じ事象であってもある人は美点と捉え、またある人は欠点に映ることもあります。それでもチェックしていくと、いくつかハッキリとした傾向は見られるものです。

本稿ではネガティブな意見の目立つ順にご紹介していきましょう。

引用:https://kakakumag.com/

①ついに一線を越えたボディサイズは〇か×か?

先代6代目3シリーズは、重要市場である日本の使用環境に合わせドアハンドルを削ってまで全幅を1800mmに収めたモデルを用意していました。その話も今は昔、7代目はホイールベースを大幅に伸ばしたため、全長はついに4700mmを超え、先の全幅も今回は日本仕様などの厚遇はなく、1825mmにまで達しました。

全高は6代目とほとんど変わりませんが、一昔前の5シリーズ(E39型)に匹敵するサイズになっています。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

さすがに大きくなったと感じますが、口コミには以下の通りサイズについてコメントが。

「3シリーズなのにサイズが5シリーズ並み。駆けぬける喜びを最も体現してほしい3シリーズだけにサイズ感は重要だろう。2シリーズセダン(グランクーペ)を後釜に据えようとの目論見も感じるが、あちらはFFなので何か違う」

「都市部の住宅街に住んでいる人にとっては、どうにも大きいのである。特に今回は車幅が1800mmを越えてしまった点がネックだ」

引用:https://www.webcg.net/

「フロントグリルがボンネットに沿って折れているところや、キャラクターラインを弱め面で見せるようにしたボディサイド、高い位置にあるトランク上面などは車体を大きく見せようとするデザイン。そもそもスポーティでコンパクトなモデルなど目指していないのがわかる」

「リバースアシストは全幅が25mm広くなったことのリカバリーに用意された可能性は高い。しかしマンションの駐車場制限などで1800mm規制があり駐車できなくなってしまった」
「3シリーズで1825mmの全幅と600万円超の価格がどう評価されるか。セールスにどのような影響を及ぼすのか、興味深い」

今やBMW最小4ドアFRのポジションに

モデルチェンジを繰り返すたびに車体サイズが大きくなっていくのは、3シリーズに限ったことではありませんが、クルマのキャラクターを考えると眉をひそめたくなるモデルもあります。

引用:https://www.as-web.jp/

1シリーズがモデルチェンジでFF化したので、4枚ドアのFRでは3シリーズがラインナップ中最小。最小と言うには、はばかられるスリーサイズですが、最新のカローラも今や3ナンバーですからね。中にはマツダロードスターのようにサイズ感をしっかり維持しながらモデルチェンジするクルマもありますけど。

確かに昨今は衝突安全性等の要求が厳しくなってきているので、ある程度クルマに寸法が求められるのもやむを得ないところでしょうか。もっともそれを技術でクリアしていくのもメーカーに期待されるところです。しかし少しずつでも確実に拡大している3シリーズは、気が付けば〇〇年の7シリーズと同じだね、なんて日は来ないと信じたいです。

②スポーティと乗り心地の悪さは別物か?

引用:https://genroq.jp/

BMW3シリーズといえば、セグメント随一のスポーツセダンの代名詞と言えます。特に最新モデル同士で比べるとライバルのメルセデスベンツCクラスが、マイチェンを機にコンフォート色を強めてきたこともあり余計そう感じます。

であれば3シリーズで足回りが硬いのは、スポーツセダンの雄として織り込み済みと捉えても・・・と思いますが、口コミには次のような意見が多数。

「19インチのランフラットタイヤの見た目はカッコいいが、街中を流す限りでは多少コツコツと凹凸を拾い、カタいと感じることがあった」
「調整できてないチューニングカー並の粗削りさで、とにかく乗り心地が悪い。18インチ以上のタイヤならカチコチの足回りも甘受できる、という方以外はMスポーツのグレードは選ばない方がいい」

引用:https://minkara.carview.co.jp/

「これを”スポーティ”と解釈する人であれば良いが、個人的には今どきのスポーティセダンなら路面のゴツゴツは抑えつつ、しなやかな硬さを出すのが技術の見せ所と思っている。3シリーズは単に硬いだけの印象」

「ランフラットタイヤの影響もあり、乗り心地は硬い。タイヤを変えれば多少改善されるようだが。2020年モデルはサスペンションの改良がされ、乗り心地が改善されたと聞いたが、試乗した限りではあまり違いは感じなかった」

今回乗り心地に影響を与える原因として、ランフラットタイヤのせいとする傾向が伺えます。ちなみにランフラットタイヤとは、サイドウォールをゴムで補強することによりパンク(空気圧がゼロ)しても、時速80km/hで80km以上走行できるタイヤのこと。

引用:https://style.president.jp/

BMWはランフラットタイヤにご執心なメーカーで、Mモデルなどスポーツカーを除くと量産車すべてに採用しています。

ランフラットをモノにできたのはBMWだけ

パンクしても走れるのは魅力ですが、その分タイヤに特殊性があり、操縦安定性と快適な乗り心地を実現するのは簡単ではありません。実際、BMW以外のメーカーは導入してみたものの、それをモノにするまでには至らず採用を諦めています。最近の例だと2019年にマイチェンしたCクラスは、ランフラットタイヤをやめました。

BMWはそれを消化して昇華するまでに10年の歳月を掛け、現行モデルラインあたりからようやく完成の域に達したと言われます。

引用:https://bestcarweb.jp/

普通タイヤから乗り換えた方は、はじめ違和感を覚える乗り心地かも知れませんが、BMWの乗り味と解釈できるまでに時間は掛からない気がします。ここは筆者の実体験です。

ちなみにランフラットはパンク修理が”できない“と言われていますが、トレッド面への釘程度なら全然修理できましたよ(これも実体験)。

③インテリアパーツの質感は高くない?

サイズも価格も上がってしまった3シリーズですが、そのためか価格相応に求められるクオリティ水準も引き上がったようです。相対的に600万円もするクルマなのに・・・というエクスキューズは付くと思いますが、口コミには以下のようなものがあります。

引用:https://www.autocar.jp/

「ドアウィンドウのスイッチパネルが安っぽい。インパネ中央下にある物入れの蓋が閉まっている状態で確認するとズレていて、クオリティの低さを感じた」

「以前のものより良くなったという話ですが、見える範囲は結構プラスチックを使っていて、600万を超える車にしてはちょっとねぇ、、というのが正直なところ。最近は半値の国産車でもソフトパッドを多用しており、高級感はあまりないかな。それなりに造形はスタイリッシュだけど十分とは思わない」

「インテリアなどの内装は”頑張った感”は出ているが、細部を見るとプラスチッキーで加飾も無い(ウィンドウキー等)。またシフトレバー周りのボタン類は独立型ではなく、一枚のプラスチック板を区分けしているかのような構造がややチープ」

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

及第点ながら更なる質感アップにも期待

こうした指摘箇所は個人の主観に左右されるところが大なので、正直真逆の意見、つまり今度の3シリーズは一気に質感が上がった的な口コミも散見されます。

確かに一昔前には「3シリーズは内装が・・・」とはよく言われていたもので、その頃のイメージを引きずっていると見る目が厳しくなるかも知れません。但し、ドア周辺トリムやスイッチパネルをSUVのX3と比較すると、そこまでコストが掛けられていないのは何となく伝わります。

引用:https://wansoku.com/

ドイツ車は年次改良が毎年しっかりと入りますので、こうしたプラパーツ等の質感もわかりやすく変わっていくと思われます。まぁ「後から」「後から」っていうのは新車あるあるですけどね。

④感性で乗るBMWには違和感が許されない?

〇〇らしさ、ってあらゆる分野で言われるものですが、こと自動車ならBMWは特にそれが聞かれるような気がしませんか。

わかりやすく言うと「こんなのBMWらしくない!」って感じのご意見ですが、以下の通り7代目3シリーズはある部分にそれが集中しています。

「先ずなんといっても速度計、タコメーターが液晶ディスプレイになってしまったのが不満。タコメーターが逆回転なのも違和感大ですが、メーターはBMWに限って言えばシンプルなアナログメーターのままで十分では?と思った」

「メーターパネルについて新しいモノ感は覚えるが、見た瞬間の視認性が低く、タコメーターの針の動きも違和感があり、それでいてデザインも特に素晴らしいとは思えない。慣れの問題とは思うが、機能に支障があるなら果たして万人に受け入れられるものだろうか」

「何と言っても”メーター”です。BMWにはもう少しアナログらしさを残して欲しかったので、この完全デジタルメーターは、グランツーリスモでもやっているようなオモチャ感が否めない。これは現在のメルセデスのラインナップも同様だが、時代なのだろうか」

「6気筒が主流だった時代に比べると、エンジンから受ける官能性はやはり落ちた。BMWの持つ質実剛健な昔の雰囲気は薄れてきて、日本車みたいな感じになってきているようだ」

カッコいいアナログメーターって難しい?

引用:https://motor-fan.jp/

BMWのメーターパネルやインパネ、ダッシュボード周りのデザインは3シリーズ含む全てのセグメントで同一の意匠により造形されていて、どのクラスのモデルに乗っても自然に操作系に馴染めるのがメリットとされてきました。

それに対し今回の7代目は、今までのデザイン手法とは異なるアプローチで正に”一新”したと感じられます。それゆえメーターも時流に沿ったのでしょうが、激しく違和感を覚える方も多かったようです。

確かにメルセデスベンツはもちろん、国産車でもデジタルメーターへの切り替えが加速する中、あえての”アナログメーター”って方向性もBMWならアリだった気もします。もはやステイタスを感じさせるアナログメーターって”マセラティ”位しか残ってないでしょうかね。

ただ液晶メーターって画面に映されているだけなので、ソフト(プログラム?)を書き換えれば簡単にタコメーターの動きくらい修正できそうですから、いずれ手が入るかも知れません。

⑤最新安全運転支援機能はさらに煮詰めも

当然このクラスのプレミアムブランドともなれば、安全運転支援機能は最新バージョンが搭載されていて、3シリーズでは日本初の高速道路渋滞時におけるハンズ・オフ走行機能も話題です。

一方でこうしたクルマ側からの制御機能が、完全に人の感性に沿ったアシストが行えるようになるには、まだまだ時間が必要と感じさせる口コミもあります。

引用:https://genroq.jp/

「手放しで走行できる自動運転機能は高速道路の渋滞時限定なので、そうした場面にはまる機会が少ないとメリットを感じられない。また、自動運転と言いながらしょっちゅう切断されるため、都度つど自分で運転介入させられる」

「車線を維持するデバイスをONにした際、自分の意思に反しステアリングが修正され少々戸惑った。車線を維持しようという制御自体は歓迎できるが、ドライバーの感覚と合わない場合が多いとストレスになる」

「一般道での車線逸脱時のレーンキープアシストは危険だと感じた。障害物を避けるシーンなどこちらが意図して隣の車線にハンドルを切ったとしても、かなり強い力で元の車線に戻される。怖いし危ないので納車後すぐにオフにした」

「ブレーキを電子制御しているためかは分からないが、停車時にブレーキを緩めてショックなく止まろうとすると、勝手に踏力が強く入りカックンブレーキになる」

運転支援アシストのフィーリングに課題か

引用:https://carsmeet.jp/

他にも見かけたのでレーンキープ機能が働いたときのハンドル操作アシストは、けっこう強引な感触が入るのかも知れません。

こうした情報はメーカーの方も市場からのフィードバックとして率先して蓄積していくところなので、さらにナチュラルな操舵感、アシスト感へと進化するはずです。せっかくの機能をオフにしてしまい、肝心な場面でサポートを受けられないとなると本末転倒なので期待したいです。

気になる?細かいご指摘アレこれ

まとまった数とはいかないもののユーザーの母数が多い3シリーズには、様々な少数意見も聞かれます。気になったものをいつくかピックアップしてご紹介しておきます。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

「iDriveやメーター画面の階層が複雑になり、分かりづらく直感での操作は不可能。画面操作や音声入力ありきの先進性を目指しているのは分かるが”使い勝手“とは完全に逆行している。レスポンスの悪い音声入力“推し”のせいか、エアコン操作もボタンが小さく使いにくくなった。物理スイッチが減ったのにデザインはマイナスという残念な仕上がり」

「プログラムのバグだと思うが、時々音声認識やコーナーセンサーなど動かない時がある。ちなみにエンジンを切り5分ぐらい放置すると元に戻るが、早く修正されることを望む」

「今の日本ではベンチレーション必須かも。今年の夏は特にそう思えたが、3シリではオプションにも無いのが残念」

「デイライトはBMWレーザーライトを選ばないと明らかに差別化されたショボい見た目になってしまうが、そのオプション代がそこそこ高い。また、ルックスはMスポがいいが選ぶと内装トリムがウッド調でなくなる。変わった幾何学模様のトリムになるが趣味じゃない」

クルマの責任ではありませんが・・・

最後に3シリーズのクルマ本体のこととは違いますが、けっこう目にしたネガな口コミをご紹介しましょう。

「こんなに良いクルマをディーラーの台数稼ぎのため”未使用中古車”で叩き売って、価値を落としているのは本当に勿体無いし、新車オーナーを馬鹿にするのもいい加減にしろと思う」

「走行100km以下の認定中古車で新車乗り出しの60~70%もザラ。とても新車をわざわざ買う気にはならない。もちろん下取りのときは、それに合わせて条件も悪化するだろう」

「価格についてしばらく前に騒がれていた”名ばかり試乗車(新古車)があふれている問題”が、このモデルでどう変わるのか?インポーターがこの部分を是正しないと”値崩れ”が防げず、ブランドイメージも下がっていく」

「早くも”激安”で売られていて、極悪レベルのリセールになっても台数稼げればOKと思っているインポーターの三流ブランディング」

引用:https://autoc-one.jp/

自動車マーケットでは軽によく見られる販売パターンですが、ナンバーだけ取得して登録台数の実績を稼ぎ、クルマはアプルーブドカー(認定中古車)として捌いていく方式。確かにBMWは、こうした”タマ”が多いのは中古車サイトや雑誌を見ると実感します。

ほぼ”新車”を安く買えるのはメリットですが、その分下取りではそこを見透かされた査定を受けるので、分かる人にはわかる一昔前の「マツダ地獄」パターンでしょうか!

日本市場でも今や台数はしっかりと確保できるようになったので、口コミにあった通りBMWもブランディングを見直し、あくまで商品力で勝負していく方向に舵を切ってもらいたい!です。

引用:https://www.goodspress.jp/

以上、BMW3シリーズの不満点をいくつか検証してみました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>BMW3シリーズの値引き相場は?評価、評判をチェック!

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後悔しないために確認しておきたい日産キックスの不満点4つ+α

かつて不動であった国内自動車メーカーNO.2の座も今は昔。2020年現在の日産は、トヨタ、ホンダ、スズキ、ダイハツに次ぐ5番手(メーカー別国内販売順位)です。巨額の赤字やゴーン問題等、窮地にある日産は、経営立て直しのため今年5月に中期経営計画を発表しました。

その中には工場の閉鎖や生産能力の最適化などに併せ、今後18か月の間に12の新型車を投入、内2023年度末までには新たな電気自動車2車種とe-POWER搭載車両 4車種を追加することも含まれていました。

引用:https://response.jp/

そんな”NISSAN NEXT”の先陣を切ることになったのが、2010年の電気自動車リーフ以来、国内では約10年ぶりの新型車となる「キックス」です。

キックスは人気のCセグメントSUVですが、6月30日に発売されると、およそ3週間で9000台の受注を獲得し滑り出しは好調のようです。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

今回のクルドラでは、日産期待の新星キックスを実際に所有した方や体感した方からの様々な口コミ情報を徹底チェック。好評のキックスに見え隠れするマイナスポイントを洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入の参考にしてください!

キックスのプロフィール

クルマに詳しい方なら以前、三菱パジェロミニのOEMとして販売されていた軽自動車のキックスを思い浮かべるかも知れませんが、現在のキックスは2016年にアジアやブラジル向けに開発されたコンパクトクロスオーバーです。

引用:https://car-me.jp/

そのキックスをベースに日本向けにリニューアルされたものが、今年発売となったモデルですが、タイミング的にはこれまで日産の同セグメントを牽引してきたジュークの国内販売終了に重なるため、後継車的な位置づけでもあります。

2016年発売のグローバルモデルのマイナーチェンジに併せる形で、日本仕様に見直された大きな箇所はハイブリッドe-POWERの搭載、運転支援技術プロパイロットの採用、おしゃれなデザインの3点とのこと。

引用:https://www.gqjapan.jp/

e-POWERやプロパイロットは日産の宝刀ながら、そもそも元のキックスには設定されていなかっただけに、そこへ盛り込むためマイチェンの域を超えた改修が行われたのは想像に難くありません。さらにデザインについても、アジアや南米では大衆車でありファミリーカーでもありといった出自のものが、審美眼鋭い日本人に向けてはプレミアム感を強調する方向でリデザインされました。

先行するホンダヴェゼルやトヨタC-HR、マツダCX-30ら強力なライバル車が並ぶ”激戦区”に投入された最新日産SUVは、独自技術で活路を見出します。

引用:https://motor-fan.jp/

キックスの不満点を確認

キックスはデビュー後、まだ2か月のモデルのために口コミのボリュームはまだそれほど多くはありませんが、チェックしていくといくつかハッキリとした傾向は見られます。

本稿ではネガティブな意見の数が多い順にご紹介していきましょう。

①コンパクトSUVとしては高すぎる車両価格

引用:http://musashi-rm.cocolog-nifty.com/

いきなりクルマそのものではなく「ソコか~い」と突っ込む方もいるでしょうが、クルマは価格まで含めてが”パッケージ”ですから大事なポイント。実際、市場の声も以下のように集まっているのが実態ですから仕方ありませんね。

「モノが良いのはわかるが若干高いと感じてしまった。標準的なオプション込みで乗り出し350万!発売直後だから値引きも少なく、この金額なら他社の1ランク上のSUVが買えそうなところが惜しい」
「286万でフル装備と思いきや、なんとオーディオレスの為、約30万と高価なナビレコパックが必要になり総額は約380万円とのこと。なんと新型ハリアーの中間グレードXのガソリンモデルとほぼ同予算となるし、マツダCX-5の上位グレードにも迫る価格」

「ナビ、ドライブレコーダー、ETCを付けたときは乗り出しでざっと350万とのこと。オプションの付け方次第では、さらに上がるが正直高いと感じた。e-POWER搭載によることなら、ちょっとクラス観に釣り合っていない高さかと思う」

「350万円超の購入価格にしてリヤシートにセンターアームレストが無いこと。また、エアコンが左右別々のデュアルタイプではないなど同価格以下のヴェゼルには両方装備されているので、比較検討するとき注意が必要」

今後のグレードバリエーションに期待!

口コミ通りクラスを考えると確かに”高い“ですが、一方で装備内容やe-POWERというハイブリッドオンリーの設定、最新運転支援システム搭載を考えれば、価格相応と言えなくもない点はある程度理解されているようです。

引用:https://motor-fan.jp/

問題は1グレードしか設定がないことでしょう。キックスに1.2ℓガソリンターボで本体価格200万円切りのグレードがあり、上級グレードにはe-POWERのフル装備モデルがある、といった感じなら評価も変わっていたのでは。

もちろん今はローンチモデルとしてフル装備1グレードでスタートし、今後にバリエーション展開することは考えられます。タイ生産の輸入車であるところにも難しさはあるかも知れませんが、すべては売れ行き次第で解決していくかも知れません。

②エクステリアは頑張っている、でも内装は・・・

引用:https://minkara.carview.co.jp/

口コミ不満で価格面と同じくらいのボリュームが集まっていたのが、インテリア。特に内装の樹脂系パーツの質感についてです。Vモーショングリルをモチーフに、新たにデザインされたエクステリアの評価が概ね好評なだけに余計にインテリアについての指摘が目立ちます。

「内装はオレンジのツートン部分の質感は高く感じたが、ダッシュボードとドア内張りのプラがチープだ。シフトノブがセレナと同じものと思っていたら、小さくオモチャみたいだった」
「インパネアッパー部が硬質樹脂なのは競合他車も同じだが、塗装していないためかテカテカとグロス感が強い。合皮製のオーナメント部分とのメリハリが付き過ぎている。また、天井の素材が新車なのに何故か毛羽立っていたのも割高なプライスのモデルとしては興ざめしてしまう」

引用:https://tmhshiroto.com/

「液晶画面とアナログ指針のメーターは、リーフの流用なのか旧い。スピードメーターだけがアナログメーターなのはチグハグな感じがしたので、いっそのことスピードメーターも一体の液晶画面にすればイマ風なのに。ウィンカーレバーの質感やクリック感にもコストダウンを感じさせる」

「残念なのは本革ステアリングの材質とドアパネルやスピーカーの穴。同じプラスチック素材でもドアパネルのように面積の大きな箇所は色の変更やモール、シボ等を工夫すれば見栄えはもっと良くなる」
「ステアリングは本革仕上げだが、質感というより”触感“が悪くざらついている。しなやかな触感がウリの本革がこれでは、所詮アジア向け商品という素性が露呈しているよう」

内装の質感はアジア向けレベルなのか?

けっして色メガネで見るわけにはいきませんが、「タイ産」と聞くと「品質は?」となる方が多いのも事実。

日産なら現行4代目マーチがモデルチェンジ (もはや10年前の話ですが) に際して、国内生産からタイ生産に切り替わることがありましたが、そのときの評価もイマイチであったと記憶しています。そうした印象を引きずると余計に「キックスは大丈夫?」となるのも人情。

結果としては今のところ上記のように厳しい評価が多いです。特に黒い樹脂関連、具体的にはダッシュボード上面、パワーウィンドウスイッチ周りのパネル、リヤドアパネルなどの安っぽさが指摘されています。また、本革ステアリングの質感への不満も目立ちます。

引用:https://review.kakaku.com/

エクステリアの変更に比べると手抜き、あるいはコストダウンの影響がけっこう出ているとの評価ですが、インテリアも日本仕様に向けセンターコンソールとアームレストは新造されています。他にもインパネのパッド部分やメーターパネル内の装飾など、一見グローバルモデルと同じように見えても細かい改良が実施されていて、相当に手は入っているのは間違いありません。

後は生産ロットが伸びてくれば品質も安定し、小改良も加わってくるでしょう。

③シート、リヤラッゲジルームの不満は?

コンパクトクロスオーバーでも各メーカーは知恵を絞り、空間効率を高めSUVらしいユーティリティや居住性を確保しています。

引用:https://car-moby.jp/

その要になるのがシートの出来やラゲッジスペースの容量になりますが、キックスでは以下のような口コミが見られました。

「フロントシートの座面が長すぎて、ひざ裏に当たってしまいとても疲れる。グローバルモデルとして作るとこの寸法になってしまうのだろうか?私より小柄な人もいると思うが、少しこの寸法、サイズ感はないと思う」

「2列目の居住空間はけっこう厳し目。ひざ前空間も狭いが、それ以上に気になったのが背もたれの角度。直角なんじゃないかと思うくらい角度がついていて、お世辞にも居心地がいい空間ではなかった」

引用:https://www.gqjapan.jp/

「もう少しダッシュボード形状等に工夫や新しさが欲しかった。三菱車と同じくどこか古臭い印象が拭えない。また、センターアームレストはドリンクホルダー、スイッチ類を気にしてか短い上に、位置が低すぎ」

「残念なのはラゲッジルームのタイヤ張り出し。そのためラゲッジは最大幅約120cmと謳われているが、実際は95cmくらいの幅の部分が大半を占めてしまっている。高さ55cm、底部奥行き80cm、上部奥行き50cmとまずまずのスペースを確保しているだけにタイヤの張り出しが小さければ」

引用:https://motor-fan.jp/

次世代型プラットフォームの登場はあるか?

ダイハツロッキーやトヨタライズ、あるいは登場したばかりのヤリスクロスなどBセグメントのSUVも増えてきた中では、これまでコンパクトとされてきたCセグメントSUVも一回り大きなジャンルと見られるようになり、その分、広さや高さの数値も重要なポイントになっています。

キックスのラゲッジ容量はクラストップ級を誇るものの、確かにタイヤハウスの張り出しなどで使い勝手は損をしている印象です。

引用:https://car-moby.jp/

キックスの実寸で気になるのは室内幅の1420mmで、ヴェゼルの1485mm、C-HRの1455mm、CX-30の1490mmよりミニマムです。室内長や室内高はライバル車に引けを取りませんが、このあたりは新型とはいえ基本骨格が、2010年デビューの現行マーチと同じVプラットフォームであることによるネガな部分でしょうか。

もちろんVプラットフォームも2020年版キックスでは剛性面などで別物に近い手は加えられており、そちら方面に問題はないようですが、そろそろトヨタのTNGAやスバルのSGPのように次世代型グローバルプラットフォームの登場が待たれます。

④ナビゲーション設定の”在り方”が古い

引用:https://bestcarweb.jp/

輸入車をはじめ、トヨタやマツダのように新車へディスプレイ、モニター類が標準装備化される動きは加速しています。その多くはスマートフォンとの連携を視野に入れた、コネクテッド方式が主流です。

それに対してキックスでは、少し前まで主流であった車載専用ナビゲーションを別途オプションで購入して取り付ける方式です。仮にナビを買わない場合は、インパネにカバーすら付かないため穴が開いた状態での納車になります。まぁナビを買わないという選択肢はないという前提のようですが、前述した「価格の不満」にもナビの追い金に批判が集まっていました。

「オーディオレスでディーラーオプションのカーナビ設定だけとは、時代の流れに逆行する大変勇気ある行為だが、日産のその目線の先にいるのはユーザーではなくディーラーとカーナビメーカーのようだ」

「一番残念なのは、いまだにオーディオレスであること。例えば最近登場したトヨタハリアーでは、センターディスプレイ標準装備でスマホ連携の標準的なアプリApple CarPlayなどにも対応しており、それがイマドキの世界基準」

「ナビは標準7インチ(税込13.2万円)と上級9インチ(税込24.9万円)を選べるのだが、驚くべき事にアラウンドビューモニター表示に対応しているのは上級9インチのみ。明らかに高いオプションを買わせようとしているのが伺える」

「アラウンドビューモニターは、カメラで写した映像を処理して車両上空から見ているような感覚で周辺の確認が出来る利便性の高い装備だが、なんと画像は電子インナーミラーに映される。車両感覚を補いたいから画像を見るのにその画像がルームミラーのように小さな画面に写されるというのに驚いた。解決するには25万円の9インチナビの購入が必要となる」

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

トヨタやマツダ、BMWにプジョーなど今はインパネに据え置いたようなディスプレイが流行のようですが、そこをマイナーチェンジのキックスに求めるのは難しいかも知れません。例えば昨年末にフルモデルチェンジで新型へ移行したジューク(欧州向け)は、そのインパネを見ると据え置き型のディスプレイが標準化されていることが分かります。

ナビサイズによる機能制限はなくしてほしい!

そうした背景は理解したとしてもイマイチ合点がいかないのは、口コミにもあるアラウンドビューモニターの表示が7インチナビでは対応できない点。確かに今回の日本仕様キックスでは、インパネソフトパッド部に9インチサイズを収めるためにデザインした跡があり、できれば「そちらを」と思う気持ちも分かりますが、只でさえ選択肢の少ないキックスです。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

予算もあることだし、ナビ位どちらのサイズを選んでも同じ機能は備えて欲しかったところです。

⑤細かいご指摘アレこれ

大きくはくくれない部分にも様々な口コミが集まっていました。真偽のほどはさておき、感じ方は人それぞれでいくつか興味深い内容もあるのでご紹介しておきます。

「シティ派モデルとはいえSUVに4WD設定が無いのは??」

「代々日産車に乗る常連さんの買い替え用というポジショニングなら、これでも充分かも知れないが、王者ヴェゼルの牙城を崩すほどの完成度には及ばず、競合して勝てる内容には感じられなかった」

引用:http://brog.tomorrow01.com/

「現行マーチ、現行ノートなどと共有するプラットフォームは、アジア用の低コストに作られたもので、クラスは同じでも欧州向けの新型ジュークとは別物。日本向けにわざわざ旧いシャーシを持ち込むのは、市場的にやはり軽視されている気がする」

「あの個性派ジュークの後継車にしては、ものすごく”普通”なモデルになった」

「e-POWERの出力は上がったようだが、車重に相殺されてしまいノートとの差はさほど感じられなかった」

「新世代商品群の先陣を切るモデルなのだから、エンブレムも「アリア」と同じ新日産マークにして欲しかった」

“やっちゃえ日産”新章の先陣を切る

中には重箱の隅を突くようなものもありましたが、もちろんここでは意図して不満点を抽出しチェックをしてきたわけで、ではそれをもってキックスがクルマとしての魅力度が低いのかといえば、決してそうではないでしょう。

それを裏付ける事実として、日本では今回初出となりましたが、グローバルでは冒頭にあるとおり2016年のブラジルを皮切りに、メキシコ、チリ、UAE、中国、台湾、アメリカ、カナダ、インドと順次発売され、多くの地域でセグメントNO.1を記録しています。

正に日産の小型SUV王道はこのキックスで、日本と欧州で販売されていたジュークがむしろ少数派なのです。

引用:https://autos.goo.ne.jp/

タイ産をネガに捉える向きもありますが、それはタイが国策としてEVやPHEV、ハイブリッドを含む電動車の現地生産を促進するため、税金面での優遇措置を打ち出しているからです。日産以外の国産メーカーも次々と進出する予定なので、タイは電動車生産の一大拠点になっていくかも知れません

これから何年掛かるかは分かりませんが、日産がかつての輝きを取り戻したとき、その先兵はe-POWERのキックスだったね、と語り継がれる日が来ることを期待しましょう。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

以上、キックスの不満点をいくつか検証してみました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

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