クルドラ

スバルレヴォーグのフルモデルチェンジの概要と注目ポイントは?

最終更新日 2021/9/21

今や売れるクルマと言えばSUVばかりな印象ですが、かつてはワゴンブームなる時期もありました。

初代レガシィツーリングワゴン1989年に登場してからの10年間位でしょうか。トヨタカルディナや日産アベニールなどブームフォロワーも多く造られましたが、レガシィが優れていたのは商用バンを持たない純粋な乗用車であった点。ここがそれまでワゴンライトバン連想させてきたものにキッチリと線を引き、ジャンルとして確立させたポイントです。一時は倒産さえ噂されていた旧:富士重工は、そのヒットで息を吹き返し、立役者たるレガシィは現:スバルグローバル戦略で中心になっています。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

グローバルに戦うため徐々にサイズアップしていったレガシィは、日本で使うにはサイズ感が課題となり、2014年6代目で代名詞であったツーリングワゴンをラインナップから落とし、空白となるそのポジションに投入されたのが初代レヴォーグです。

よく知られていますがレヴォーグ車名由来レガシィレボリューションツーリングの造語。正にレガシィツーリングワゴンの精神が伝承されています。

今回のクルドラでは、今年6年ぶりにフルモデルチェンジされ2代目となったレヴォーグ進化のポイントをご紹介していきます!

レヴォーグのプロフィール

冒頭にワゴンブームと書きましたが、本当に当時はほとんどのメーカーがカタログにワゴン車を持っていました。ところが令和となった現在ミニバン、次いでSUVレジャーユース主役が交代してきた中、国産ワゴンは数を減らし、レヴォーグの他はマツダ6カローラホンダシャトル程度です。

スバルとてレヴォーグを投入した2014年時点では、ワゴン需要はとっくに下火になっていたわけですが、グランドツーリング(GT)を標榜する企業として、またツーリングワゴンというジャンル開拓したプライドに掛けてその火を消すという選択肢はなかったのでしょう。
たくさんの荷物を乗せ、長距離でも楽々快適に、そして速く移動できるのはワゴンであるというGT思想を一身に背負った初代レヴォーグ高い評価を得ました。

引用:https://clicccar.com/

初代のデビュー当初は、国内専用車としても注目を集めましたが、現在ではワゴン需要の高い欧州豪州でも販売されています。

2代目レヴォーグ初登場2019年東京モーターショー。ここでプロトタイプがお披露目され、翌年1月オートサロンではSTIバージョンも公開。その後予想外の新型コロナ禍となり各方面紆余曲折あったものの、8月ティザーサイト開設先行予約の開始となりました。

引用:https://www.webcg.net/

10月にようやく公式発表となったわけですが、その時点で先行受注計画値3倍以上となる8000台を超え、順調なスタートを切ることになりました。

モデルチェンジの進化ポイント

開発者のコメントに「クルマ二代目成功して一人前」とありましたが、初代が”革新”を掲げていたのに対し、今回はそれが”超・革新”に置き換えられていて、2代目レヴォーグに掛ける強い意気込みが伺えます。

実際、社内においてはレヴォーグ開発に当たり自発的に近い形で様々な部署が横断的に結集エンジンアイサイトサスペンション衝突安全コネクトシステムとさしずめ各部スペシャリストによるスバル技術展覧会の様相を呈していたとか。

引用:https://www.gqjapan.jp/

それを「先進安全」「スポーティ」「ワゴン価値」の3つの”本質価値”に落とし込み、形としたのが2代目レヴォーグです。

欧州等でも販売されるものの、あくまで日本専用車基準がしっかりと意識されたスリーサイズは、先代から全高は変わらず全長全幅のみ少し拡大。それでも全幅1800mmを超えなかったのは見識あるところ。
先進安全装備は従来のアイサイトVer.3ハード面から刷新し、「新型アイサイトアイサイトX」へとバージョンアップ。最近は他社に遅れをとる場面も見られたこの分野で、その先駆者たる面目躍如です。

引用:https://media.moneyforward.com/

エンジンは従来の1.6ℓ2.0ℓ2ユニット1.8ℓ一本に絞られてしまいましたが、全面新開発ユニットはゼロから新設計された次世代機。これをこちらも新開発のチェーン式CVTリアトロニック”と、制御を刷新したアクティブトルクスプリットAWD(4WD)で駆動します。ちなみにエンジン駆動系ともグレードを問わず全車共通です。

ポイント新概念”ボールダー”を纏うエクステリア

これまでのスバル車デザインテーマ2014年から「ダイナミック×ソリッド」で一貫してきましたが、2代目レヴォーグから新たなフィロソフィーを展開、それが「ボールダー」です。ボールド(Bold)=「大胆な」から来ているキーワードですが、具体的には車種ごとの個性を際立たせるのが意図。

引用:https://www.webcg.net/

2019年ジュネーブモーターショーで発表の”ヴィジヴ・アドレナリン・コンセプト”で初めて提示された世界観ですね。

新旧のボディデザインを比較してみると

ボディはもちろんSGP(スバルグローバルプラットフォーム)が導入され、まず骨格を組み上げてから外板パネルを接合するフルインナーフレーム構造も採用。これまで以上にシャシー上屋結合強固になるこの方式は、国内スバル車としてはとなります。

並べてみると基本的にはキープコンセプトを感じさせるエクステリアですが、各部のディテールにはかなりの違いがあります。

引用:https://response.jp/

前後フェンダーの踏ん張り感が増し、新形状ドアミラーリアバンパーエアアウトレット空力処理が施されているのが分かります。これによりスポーティ度はかなり高まっている様子。

実寸ホイールベース初代から20mm長くなり2670mmとなった他、ボディ全長65mm延びて4755mm全幅15mmワイドですがそれでも1795mmに抑えてきました。全高は変わらず1500mmなので、このスリーサイズならマンションの機械式駐車場もほぼほぼクリアできると思われ、この辺りがSUVに対するワゴンアドバンテージですよね。

2代目も一番人気確実のSTI Sport

スバルスポーツ体現するSTI Sportグレードにはいくつか専用エクステリアパーツがあります。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

STIバッジが付くのはもちろん、フロントグリルダークグレーシリカ塗装仕上げになっている点やバンパースカートメッキ加飾が備わるところ。また、ヘッドライトにも光輝加飾が付きますし、アルミホイール専用デザインのものが用意されています。リア初代同様にテールパイプ形状が他グレードの楕円に対してSTI Sport真円になっています。

なお、ボディカラー全8色はすべて初代モデルからの継承で、特に新色の設定はありません。

ポイント先進デバイス満載で”らしくない”インテリア?

スバル車インテリアと言えば、機能優先デザイン華やかさとは少し距離があるような印象でしたが、2代目レヴォーグからはアウディボルボ辺りを連想させるような雰囲気に様変わりしました。

引用:https://www.as-web.jp/

スマホ感覚で操作可能な大型ディスプレイ

アイサイトX搭載の”EX”が付くグレードには、センターコンソール11.6インチ縦長ディスプレイが装備され、いやでもを奪います。ナビエアコン車両設定など多機能静電タッチパネルによりスマホのような操作が可能です。

このディスプレイ北米現行レガシィで使われているものをキャリーオーバーしているわけですが、インテリア室内幅が狭くなるレヴォーグ搭載には苦心があったようです。それが端的にわかるのは、真正面から見るとやや助手席側ディスプレイが寄っている点。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

ディスプレイをド真ん中に持ってくると、右側エアコン吹き出し口のエアが、ステアリングを握るドライバー左手に直接当たってしまうため、それを防ぐ意図があるとのこと。

先進感あふれるフル液晶メーター

もう一つの先進デバイススバル初となる12.3インチフル液晶メーターです。こちらもEX系グレードだけの装備。欧州プレミアムブランドでは採用例も多いですが、このクラスの国産車ではまだ少数派でしょう。トヨタマツダ辺りから出るかなと思っていましたが、スバルとは意外な気も(失礼)・・・

引用:https://motor-fan.jp/

但し、搭載に当たっては液晶画面だからといってあまり凝ったデザイン表示は避け、画面設定3つ(メーター・ナビ・アイサイト)だけのシンプルなものにしたところは、0次安全にまで拘る「スバルらしさ」です。

新発想で造り直された多面体シート

機能性についてはシートの進化がポイント。現行インプレッサから導入された「多面体身体サポート」するデザインレヴォーグにも導入され、体幹をしっかりと支えながらも肩甲骨自由度は残し、腰回りサポート感強化したシートが開発されました。

インテリアカラーマテリアルグレード別3タイプ用意され、STI Sportには初代から引き続きイメージカラーボルドー&ブラックが採用されています。

引用:https://www.webcg.net/

よく見るとドア内側トリムは、マテリアルこそ違いますがインプレッサ共用しているようですね。

ポイントワゴン価値を高めるカーゴルーム

ワゴン価値」を開発ポイントの一つに定めるレヴォーグですから、カーゴルーム拡充は必須ですが、初代と比べて左右ホイールハウス間リヤゲート開口部拡大して、使い勝手が向上しています。特に床下サブトランク29ℓ増しの69ℓへと増量床上と合せた容量561ℓを達成し、初代のみならずライバルと目されるマツダ6カローラツーリングをも上回っています。

ハンズフリーゲートにもスバル哲学

最新モデルらしくハンズフリーリヤゲート装備されています(除くGT)が、一般的な足先をかざすキックセンサーではなく、リヤエンブレムに手や肘を近づけると開く機構です。

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荷物を両手に持った状態で、片足立ちさせるよりも安全というスバルの拘りが伺えます。

ポイント新型最大のトピックは超進化を遂げたアイサイト

2008年に業界で先駆ける形で投入されたスバル運転支援システムアイサイト”。

代を重ねて今はVer.3まで進化してきましたが、2代目レヴォーグへ搭載に当たりハードウェア全面刷新となり、クルマ同様にこちらも「フルモデルチェンジ」を受けた格好です。

今回は「新型アイサイト」に加え上位機能として「アイサイトX」も設定。新型アイサイト全車に標準ですが、アイサイトXは約38万円高となるEXが付くグレードに装備されます。

守備範囲が大きく拡大したアイサイト

まず標準アイサイト広角化したステレオカメラ前側方ミリ派レーダースバルで初採用。これにより自転車対向車道路横断者検知能力が大幅にアップ、プリクラッシュブレーキ作動範囲が増え、事故の多い交差点などで能力を発揮します。

また後側方警戒支援システムに「操舵アシスト機能」が追加されました。後からの接近に気付かず車線変更しようとした場合、従来の音と表示による警告に加え、ステアリング自車線内に戻すよう自動で操作されます。

高度運転支援システム”アイサイトX“登場

これに加えてアイサイトXは、高精度GPS+準天頂衛星「みちびき」の情報高速道路区画線標識までデータ化した3D高精度地図情報を利用して、さらに進んだ運転支援機能が上乗せされます。

注目は”渋滞時ハンズオフアシスト”。BMW日産スカイラインが採用していますが、約50km/h以下の速度域でドライバーステアリングからを放しても、追従走行が可能になります。もちろん完全停止まで自動で行われ、停止時間10分以内なら先行車に合わせて再発進ハンズオフ走行が継続されます。渋滞時疲労軽減は間違いなしです。

50km/h以上の高速走行中ハンズオフはできませんが、地図情報のデータを生かし、カーブ手前での減速ETC料金所での速度調整などは自動制御してくれる機能もあります。

引用:https://www.gqjapan.jp/

特筆すべきは”ドライバー異常時対応システム”で、これはセンターディスプレイ内蔵カメラ運転者の表情を捉え、一定時間顔の向きが逸れたり、ハンズオフ以外ステアリングから離れたりした状態が続くと、音と表示で警告後、自動ブレーキを作動させ徐々に減速を開始。その後ハザードランプを点灯させ、ホーンを断続的に鳴らし周囲に異常を知らせてクルマを停止させます。

これってもう「ナイトライダー」の世界ですね。

引用:https://dressup-navi.net/

各種メディアによる試乗記等では、ACCなど自動追従時加減速操舵アシスト他社のものに比べて圧倒的に自然で滑らかという評価です。クルドラでも口コミ不満記事には、よくそうした機械による介入不自然さが”ヤリ玉”に上がっていますが、レヴォーグではかなり進化した印象です。

ポイント全面新開発のエンジンとミッション

初代1.6ℓ2.0ℓ水平対向直噴DOHCターボが用意されていましたが、2代目ではそれを1.8ℓ一本化しました。

引用:https://motor-fan.jp/

300PSを誇った2.0ℓハイパワーエンジンが消滅したことを残念に思う方もいるかも知れませんが、1.8ℓエンジンは従来の1.6ℓFB型の単なる排気量アップではなく、シリンダーブロックから新開発された型式さえ違うブランニューユニットです。

新しいCB18型エンジンのトピックは、水平対向では難しいとされてきたロングストローク化全長の短縮を実現したこと。エンジン長短縮慣性モーメントの低減だけでなく、クラッシャブルゾーン拡大にも貢献します。その結果、排気量の拡大以上のトルク(最大トルク300Nm)を誇る実用域で使いやすいエンジンが完成しました。

引用:https://gazoo.com/

新エンジンに合わせCVTも大幅改良

この高トルクへ対応するためにチェーン式CVTリアトロニック”も新開発。約8割のパーツを見直し、プーリーチェーンを強化して、カバーできるギア比を拡大。発進加速のよさと、高速巡航時の燃費向上を両立させています。

今回のパワートレイン開発には部署の垣根を越えた生産技術の寄与があり、スバルの英知が結集された成果と言えます。

ポイントフラッグシップのためのもう一押し

グローバルで見るとスバルフラッグシップはあくまでレガシィなのかも知れませんが、国内販売に限ればその座はレヴォーグこそが相応しいとは開発者の弁。

引用:https://www.goo-net.com/

そのためにはレヴォーグ守備範囲を広げる必要があり、例えばこれまではご主人は気に入っていても、奥様同意が頂けないためマイカー決定に至らずといった場面も多かったとか。確かに初代レヴォーグってワゴンだけれども、ドライバーズカーであり「家族でゆったり乗れる」系な雰囲気ではなかった気もします。

“キャラ変”可能なドライブモードセレクト

今回の2代目(STI Sportのみ)に投入された”ドライブモードセレクト”はスバル初となる電子制御可変ダンパーに加え、エンジンパワステAWDエアコンアイサイトを組み合わせ「5つのモード制御に変えられるシステムです。スイッチ一つで上質な乗り味となるコンフォートスパルタンな味付けのスポーツ+など、クルマキャラクターを一変させることができます。

引用:https://response.jp/

その中にある”コンフォートモードは開発時、別名「奥様モード」とも呼ばれていたらしく、これはやさしい乗り味に加え、湿度センサーによるエアコン制御お肌の乾燥をケアしようというもの。

若手からのアイデアだそうですが、従来のレヴォーグならスポーツなど走りに振った制御だけにご執心になりそうなところ、電子制御進化により「キャラ変」のも広がったわけです。こうした懐の広さこそが、フラッグシップとしての資質であるのでしょう。

ポイント気になる価格はどうなったか?

2代目レヴォーグ価格は以下の通りとなっています。

フラッグシップらしくエントリーモデルGTグレードでも300万円オーバースタートプライス。初代1.6ℓアンダー300モデルがあったことや、反対に新旧トップモデル同士だと2.0ℓから1.8ℓになったのに、さほど価格は変わりません。

そのため少々プライスゾーン上級へシフトした感はありますが、今回ご紹介してきたように2代目新開発新投入の大盤振る舞い。それを考えるとむしろスバルが心配になるくらいの”大安売り”なのが実態と感じます。

ぜひ選択したい”EX“グレード

引用:https://dressup-navi.net/

おそらくは年次改良等のタイミングで特別仕様車や、あるいは現1.8ℓエンジンをスープアップした2.0ℓモデルの復活などもあるかも知れませんが、現行モデルで考えたときにどのグレードを選ぶにしても、絶対に外せないのが”EX”付きモデルでしょう。

いずれのグレードでも約38万円高くなりますが、EXには本稿でご紹介してきた11.6インチディスプレイ12.3インチ液晶メーターアイサイトXドライバーモニタリングシステム等は本当に付加価値が高い装備です。紹介からは漏れましたが、それ以外にもコネクテッドサービス追加されます。

これはエアバッグが開くような事故が起きたときに、SOSコールによる自動通報が行われ、万一の事態をフォローしてくれます。

そう考えてくるとEXグレードは、むしろお買い得リセールにも大きく関わってくるのは間違いなく、おすすめです。

リセールで言えばSTI Sportグレード初代から人気が高く、追加になった以降は販売の中心モデルになっています。他グレードエンジンこそ変わりませんが、ボルドー本革シートや専用の電制ダンパードライブモードセレクトなど新型レヴォーグを極めるならコレ、と言えるグレードです。

引用:https://www.gqjapan.jp/

以上、スバルレヴォーグ2020年フルモデルチェンジをご紹介致しました。

 

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>レヴォーグ STI Sportの値引き相場は?評価、評判をチェック!

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