シトロエンC5エアクロスSUVのおすすめオプションとナビはどれ?新車購入時にしか付けられないメーカーオプションとは?

フランスの名門シトロエンは、昨年創業100周年を迎えました。シトロエンのクルマはいつの世も革新的で個性派揃いでしたが、その流れは今も変わることはありません。
近年ではDSシリーズをDSオートモビルズとして独立させ、そちらで上級・スペシャリティなセグメントを受け持ち、シトロエン本体の方は実用性が高く、ベーシックなラインを担う格好となりました。

引用:https://current-life.com/

しかしベーシックとはいえそのデザインはやはり極めて個性的で、シトロエンにしかできない造形でありクラスに関係なくコンセプトは一貫している印象です。日本市場においてはSUVを中心にしたラインナップを構成していて、一時期販売されていたC5、C6といったセダンやワゴンが消えてしまっているのは少々残念です。

現行モデルはC3、C3エアクロスSUV、グランドC4スペースツアラー、C5エアクロスSUV、ベルランゴの5車種で、車名にわざわざ「SUV」と冠しているモデルもあるほどSUV一色です。


今回のクルドラでは、ラインナップ最新モデルのC5エアクロスSUVにフォーカスし、実際に購入しようとしたときに役立つ”おすすめオプション”をご紹介していきます。

C5エアクロスSUVってこんなクルマ

2014年に公開されたシトロエンC4カクタスから始まった新世代エクステリアデザインは、今や全モデルへ展開されています。具体的には、エンブレムのダブルシェブロンを切れ長のポジションランプと横一直線にならべてフロントエンドの上方に置き、その下にヘッドライトユニットを配置。そして車体サイドには特徴的な“エアバンプ”が装着されています。

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2017年の上海モーターショーでデビューしたC5エアクロスSUVも、そのテイストは同様です。車名(車番?)から大きなクルマをイメージしやすいですが、実際の寸法は全長4500mm×全幅1850mm×全高1710mmと国産車ならマツダCX-5に近いもの。ベンツやボルボなど輸入車のミドルクラスSUVは軒並み全幅が1900mmを超えているので、クラス内では比較的コンパクトな部類ともいえます。

インテリアはエクステリアに比べると、それほどデザイン優先との感じはありませんが、エアコンの吹き出し口が上下に並ぶデザインは個性的で、ダッシュボード表面に本革を用いるなど質感の高さも魅力です。

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後席は3名分のシート幅がほぼ等しく、それぞれ独立してリクライニングとスライドできる点が実用的です。

またC5エアクロスSUVの大きなセリングポイントになっているのが、その乗り心地。シトロエンがWRCラリー等の実績から培ったPHC(プログレッシブ・ハイドロ―リック・クッション)という新しいダンパーシステムを採用したサスペンションによる効果です。元来シトロエンはハイドロニューマチックサスに代表される極上の「乗り心地」が魅力でしたが、このPHCはその現代的解釈とのこと。

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PHCはメインダンパーのストロークエンド部分に高減衰の第2のダンパーを内蔵したものです。通常サスに組み込まれるバンプストッパーを第2のダンパーに置き換え、路面からの入力をバンプストッパーのようにシャットアウトするのではなく、もう一段階クッションを上乗せするように衝撃吸収を行うもの。

こうした機能をエアサスや複雑な電子制御システムではなく、シンプルな機構で実現しているところにシトロエンの強みがあります。

C5エアクロスSUVのメーカーオプションはあるの?

新車を購入する際、一発勝負となるのがメーカーオプション選び。ご承知の通り、原則的にハンコを付いたらもう後からどうこうできないため、慎重に選びたいところです。

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ところがC5エアクロスSUVについては、その悩みは殆どありません。カタログ上、メーカーオプション扱いとなるものはルーフカラーにブラックが選べるバイトーンルーフだけしかないからです。

実際のところ現行販売モデルは、基本「SHINE」の1グレードという見方ができます。後はエンジンをガソリンにするのかディーゼルにするか。さらにディーゼルを選ぶと本革シートのモデルも選べるといった感じです。
通常シトロエンモデルはベーシックな「FEEL」と上級装備の「SHINE」とするグレード展開が多いですが、C5エアクロスSUVは今のところ「SHINE」のみになっています。

まとめると新車購入の際にしか選択できないという点をメーカーオプションと同義と捉えるのなら、エンジンはもちろんですが、本革シート、ルーフカラーの3点がそれに該当します。

ガソリンターボ追加で選べるパワーユニット

昨年の5月に日本で発売された当初のローンチモデルはBlue HDI 2.0ℓ直4ディーゼルターボのみでした。

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このエンジンはプジョー508などに搭載されているものと同じコモンレール式直噴ディーゼルで、可変ジオメトリーターボを採用、最大出力177PSと最大トルク400N・mを生み出します。508に比べるとディーゼルらしいエンジン音は若干車内にこもりがちとの試乗記が多いようですが、トルクフルな特性は概ね高評価です。

一方のガソリンエンジンは2020年に入ってから追加されたユニット。こちらはPureTech 1.6ℓ直4ガソリンターボで、ツインスクロールターボにより低回転域からのレスポンスが良く、180PSで250N・mと最高出力ではディーゼルを上回ります。

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当然ながらガソリンエンジンならではの静粛性もあり、120kg軽量な車体はシャープな走りも期待できます。
価格面ではディーゼルモデルより229,000円も安いのは魅力ですが、他方燃料はプレミアムガソリンを要求しますので、軽油のディーゼルエンジンとはランニングコストで差が詰まってくるのは悩ましいところです。

おすすめはSUVらしくゆったりと流すなら、やはりトルクの太いクリーンディーゼルでしょうか。

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なお、C5エアクロスSUVには他のPSAグループモデル同様に4WDの設定がなく、それに代わるアドバンスドグリップコントロール(AGC)機構が採用されています。

通常走行のノーマルモード、雪道走行向けのスノーモード、ぬかるみ向けのマッドモード、砂地向けのサンドモードに切り替えられ、路面状況に応じた適切なトラクションによる走行が可能です。

ハイエンド仕様ならナッパレザーパッケージ

さて、本革シートを選択したいならエンジンはディーゼルを選択するしかありません。

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さらに本革シートはパッケージとなっていて、ブラウン&ブラックのナッパレザーシートだけでなく、運転席マルチポイントランバーサポート(マッサージ機能)、フロントシートヒーター、ツートーンナッパレザー革巻ステアリングホイール、パノラミックサンルーフ(電動メッシュサンシェード付)、アルミペダルがセットされます。

パノラミックサンルーフは単独でもメーカーオプションに設定してほしい方もいるかも知れないですが、パッケージオプション価格は370,000円。パノラミックサンルーフは一般的に20万円程度しますので、本革シート+アルファの機能コミコミなら価格は適当でしょう。

もっともそもそも車両本体価格が高いディーゼルエンジンにしか選択できないこともあり、ナッパレザーパッケージ装着時の総トータル額は、ガソリン車に比べるとけっこうお高くなりますね。

シトロエン伝統のカラーコーデ

バイトーンルーフは各ボディカラーへ、好みに応じてブラックのルーフを選択でき、またその色の組み合わせによりドアミラー、ルーフレール下部、エアバンプのアクセントなどのカラーも変わるコーディネートが楽しめます。

輸入車と言うこともあり、全色を確認することは難しいでしょうけど、もちろん一度決めたら納車後に変更することはできませんからじっくりと選びましょう。

そもそもカラーコーデはシトロエンでは古くから取り入れられているオプション(伝統?)の一つ。1930年代には既にホイールカラーをレッド、イエロー、グリーンから選ぶことができたらしく昔から洒落ていましたね。

ディーラーオプションで個性派に個性を!

C5エアクロスSUVの純正アクセサリーはベーシックな機能性用品が中心となっています。

ドレスアップパーツは設定なし

トータルのアイテム数は同社のC3などと比較してもあまり多くはなく、例えばアクセサリーカタログにはエクステリア関連のパーツはほとんどありません。国産車だと特にSUVは派手めなエアロパーツなどが揃いますが、個性的なデザインのシトロエンに後付けのドレスアップは不要ということでしょうか。

アロイホイールは18インチと17インチの2点用意されていますが、18インチの方は標準で装着されているものと同一です。17インチは本来「FEEL」といったベーシックグレードがあれば装着されていそうなサイズ感ですが、いずれにせよどちらのインチもスノータイヤ用のニーズ位しかなさそうです。

フランス生まれのハイクオリティスピーカー

フランス車らしいオプションが、FOCALのオーディオシステムでしょう。

FOCALは高級スピーカーの世界的リーダーとして35年以上の歴史を持つフランス FOCAL-JMlab社が開発、生産するHi-Fiカーオーディオシリーズです。

引用:https://response.jp/

同社は当初オーディオメーカーにスピーカーユニットを供給するOEM専業メーカーとしてスタートしましたが、オーディオ再生の核心というべきスピーカーユニットを各社の要望に応じて開発することで、いまに続く技術とノウハウを蓄積してきました。フランス車に限らず近年はトヨタやBMWの車種別専用キットも手掛けています。

C5エアクロスSUV用には、4スピーカー+2ツィーターのFOCALインサイドコンフォートと2スピーカー+2ツィーターのFOCALインサイドライブの2つのシステムを用意。FOCALらしい一人帯域幅で正確かつ繊細なサウンドを提供してくれます。

アクセサリーカタログには記載されていませんが、音質に拘る方ならFOCALのデジタルアンプなどもカーオーディオショップでチェックされてはいかがでしょうか。

あえてのラバーマット選択もあり!?

ディーラーオプションの定番はフロアマットやドアバイザー等のベーシック用品ですが、C5エアクロスSUVで目を引くのはラバーマット。スキーやアウトドアなどが趣味の方で、汚れた靴で乗り込む機会が多い方には、カーペット系のマットより選ばれやすいのがゴム、あるいはラバー系のマットです。

C5の純正品ラバーマットは、通常のゴムマットにありがちな安っぽさがなく、デザイン的にも車名や横ストライプ柄で魅せ、別売りのリヤラゲッジに敷くラゲッジトレーも同意匠なため、コーディネートして装着してみてはいかがでしょうか。

価格は通常のカーペットマットよりも高価なのがネックですが、その分品質が高いということなのでしょう。

トランスポート関連は安心のTHULE製

トランスポート関連もSUVらしく充実しています。特にC5エアクロスSUVは全車ルーフレールが標準なので、ベースキャリアバーを購入すればあとはルーフボックスでもスキーや自転車のラックでも装着可能です。

ルーフボックスや各種ラックは定番のスウェーデンのTHULE社製。カーキャリアにおいては、世界最大メーカーの高い品質と耐久性でアウトドアライフを楽しむことが出来ます。

純正以外の最新ドラレコも要チェック

もはやクルマの必需品となりそうな勢いのドライブレコーダーですが、C5エアクロスSUVのカタログには2種類が用意されています。

一つは㈱TCLが扱っている「Smart Reco WHSR-510」という商品で、シトロエンの他にアルファロメオやBMWでも純正オプションに採用されています。2017年の発売とやや時間は経っていますが、夜間に明るさを補正するナイトビジョンや駐車監視モードなどスペックは平均的で概ね満足できる水準になっています。

引用:https://www.whitehouse.co.jp/

ちなみに㈱TCLのHPではこのドラレコの外装をカラーセレクトできる仕様があり(+2,200円アップ)、その中にはフランス国旗のカラーリングもあります。純正オプションはブラックの一択なので、こちらが欲しい方はショップで買うか悩ましいところですね。

もう一つのドラレコはセルスター社の「CSD-670FH」。こちらは日本メーカー製になりますが、Smart Recoと大きな違いはGPSが内蔵されている点。これにより映像だけでなく、位置情報や時間などを併せて記録できるのでより詳細な情報を残すことができます。

引用:https://www.cellstar.co.jp/

ネックは大きい躯体でしょうか。現在はモニターレスのコンパクトなモデルも増えてきていますので、やや旧態然としたデザインです。またせっかくの大きな躯体のわりにモニターサイズは2.4インチとそれほどでもないのは残念ポイント。

このモデルも登場は2017年なので最新式とは言えず、純正ドライブレコーダーはどちらのモデルもやや旧式ですから、一度カー用品店などで他ブランドのモデルを検討するのもおすすめです。

専用ナビ購入か?スマホナビでいくか?

C5エアクロスSUVのアクセサリーカタログにもカーナビの設定があります。但し、C5は標準で8インチのタッチスクリーンが装備されていますから、オプションでナビユニットを購入して、タッチスクリーンに地図画面を映し出す方式になります。

引用:https://www.o-rush.com/

純正ナビはパイオニア製のハイスペック機

ナビ本体はパイオニア製で、運転中の瞬時の見やすさを実現した地図画面や正確な自車位置測位技術、独自のアルゴリズムを用いたルート探索機能、VICS WIDEによる情報サービスの提示など高スペックモデル。さらに12セグの地デジ放送も受信できます。

しかしここでもまた悩ましい問題が出てきます。

ミラーリング機能標準のC5

現行C5エアクロスSUVはイマどきのクルマらしくApple CarPlay、およびAndroid Autoに対応するミラーリング機能搭載でスマホ接続が可能です。

これによりタッチスクリーンにアプリを表示し、マップ機能を使ったナビ、通話、メッセージの送受信、音楽を聴くなどスマホに出来ることが車内でも活用できます。運転中であっても音声コントロールに対応しているため安全、快適に操作できます。

純正アクセサリーのナビには、ナビ独自の高機能があることは先の通り間違いありませんが、普段ナビをA地点からB地点までの誘導だけに使えればよいという方は、スマホナビで十分となるかも知れません。

おすすめはスマホナビ!でも注意点は?

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

但し注意が必要なのは通信料、パケット代が掛かるということですね。大容量の定額プラン等を契約しているなら大丈夫でしょうが、最近は格安SIMなどで低容量プランを利用される方も多いようですから、すぐに通信制限が掛かってしまう恐れもあります。

制限が掛かると一気に通信速度が低下してしまい、スマホの一般利用にも影響するので不便です。最新のトヨタ車のように通信モジュール(DCM(専用通信機))を標準装備し、一定期間一定容量はコスト負担なしで使えるコネクテッドカー式になれば理想的ですが、シトロエンではまだそこまでの設定はありません。

引用:https://www.webcg.net/

C5エアクロスSUVがそうなように、おそらくタッチスクリーンやディスプレイオーディオの標準化は加速していくでしょうから、輸入車にも”コネクテッドカー”方式が拡大していくことに期待です。

以上、シトロエンC5エアクロスSUVのおすすめオプションをご紹介しました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

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ラリーマシンの血統!三菱ランサーエボリューションⅠ~Ⅲ=Look back over the LancerEVO=

そこまでのクルマ好きでなくとも、車名ではなく通称名だけで通じるモデルはいくつかありますが、本稿の主役である三菱ランサーエボリューション、通称「ランエボ」も間違いなくその内の一台にカウントされるでしょう。

もともと母体となるランサーは70年代に誕生した小型の2/4ドアセダンでしたが、競合他社との差別化のためラリーを中心とした競技参加を積極的に展開。走行性能に優れた小型車であるイメージを定着させました。特に2代目に設定されたターボモデルは、5速MTのみの設定や足回り等走行機能がすべて強化されていて、「ランエボ」の前身らしく「ランタボ」と呼ばれ人気を博しました。

その後ランサーは、同門のギャランやミラージュとの棲み分けや統廃合などのあおりを受け、存在感を失う時期もありましたが、91年登場の4代目からはまっとうな小型4ドアセダンへ回帰。併せてラリーフィールドでの勝利を目指し、ランサーシリーズで初めてエボリューションモデルが設定されました。

今回のクルドラでは、名車ヒストリーとして”ランサーエボリューション”ブランドの礎となったランエボⅠ~Ⅲまでにフォーカスし、91年の初代から2016年の10代目まで実に24年間も続くランエボヒストリーの序章をご紹介していきます。

引用:https://gt-garage.221616.com/

ランエボ10代のヒストリー

三菱が世界ラリー選手権(WRC)グループAに参戦するために選択したクルマが4代目ランサー。参戦のためのホモロゲーション取得条件は、市販車バージョンを連続する12か月の間に2500台以上売ることですが、さらにグループAのレギュレーションではラリー用への改造範囲が限定されるため、おのずと市販車そのものに高いポテンシャルが要求されるようになります。

そこで誕生したのがランサーエボリューション・シリーズなのです。

ランエボⅠ: WRCだけを見据えた純ホモロゲモデル

三菱はギャランVR-4でラリーを戦っていましたが、さらなる戦闘力アップを図るためには、ベースマシンをより小型で軽量化することは必然。そこで91年にモデルチェンジしたランサーに白羽の矢を立て、93年からのWRCグループA参戦を念頭に置き、参加規程を満たすためのホモロゲーションモデルとしてラリーランサーエボリューション(以後ランエボ)を開発、92年に追加設定する形で発売しました。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

前述の通りグループAカーは12か月間に2500台以上生産された車両をベースに、規定の範囲内で許された改造を施したモデル。その範囲が狭いこともありベースとなるクルマに絶対的なパフォーマンスが求められるのです。

すべてはWRCのためだけに

ランエボの成り立ちはシンプルで、ギャランより一回り小さなランサーへギャランVR-4の強力なメカニズムを移殖するもの。さらにWRCのレギュレーション上、参加車両は市販モデルと同仕様との規定、つまりエアロパーツ等の変更は許されなかったため実戦に即した大型のリアウィング、専用のエアアウトレットが備わるアルミボンネット、冷却効率向上のための大きな開口部を持つフロントバンパーなどで武装されました。

引用:https://twitter.com/Wolffracing_inc/

その姿は大人しいベースの小型セダンとはかけ離れた、正にそのままWRCグループA車両の出で立ちであり、事情に明るい者はそれがコケ脅しの”なんちゃって”ラリーカー風なのではなく、「本物」であることがツボにハマりました。

エンジンはノーマルモデルのトップグレードが搭載する1.8ℓDOHCターボ(4G93型)を45PSも上回る専用チューンされた4G63型2.0ℓDOHCターボ。サスペンション型式はチューニングこそ違え、ノーマルモデルと共通のフロント側マクファーソンストラット、リア側マルチリンクですが、リア側のマルチリンク式サスペンションはそもそもグループAのレギュレーションを睨んで開発されたもの。

普段使い可能な真正ラリーカー

派手な外観とは対照的に、インテリアはあまり通常グレードと大差ありません。目を引くのはMOMO製本革3本スポークステアリングとレカロシートくらいですが、ディーラーオプションに電圧・油温・ブーストを示す3連補助メーターがあるのが”気分”です。実際はオーディオ下の空きスペースを使うため視認性は悪そうで、少々後付け感は否めません。

前後とも足回りはスプリングやダンパーなどがランエボ用にかなり引き締められていますが、段差などでの突き上げ時以外には乗り心地に問題もなく、トランクやリヤシートの使い勝手なども元のセダンの素性の良さが生きています。

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そのため、心に”走り屋”を潜ましている当時のおとーさん方の「隠れみの車」としての需要もあったとかなかったとか。

予想を上回るオーダーが殺到!

ホモロゲーション用ながら、そこは市販のカタログモデル。ランエボにもグレードがあり、オートエアコンにオーディオ、レカロシートにアルミホイールを装備した上級グレードの”GSR”と、快適装備やシート、アルミ等は交換されてしまうことを前提として廃したストイックなシンプルグレード”RS”が用意されました。

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ランエボはホモロゲ取得のためだけに開発されたので、当初の生産台数は規程をクリアする2500台に限定されました。ところが発売3日で2500台が即完売、急遽追加でさらに2500台の生産が決まるほどの人気となりました。

最終ロットは7000台を超えるほどでしたが、三菱関係者もまさかその後20年以上続く看板モデルに成長するとは、この時はまだ考えていなかったかも知れません。

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EVOⅠの戦績は?

ランエボが誕生した背景はWRCのホモロゲート認証を獲得するため。イコールすべては三菱がWRCで「勝つ」ために存在するモデルです。それだけにデビューイヤーとなった93年には大きな注目が集まります。

前年まで戦っていたギャランVR-4も高いポテンシャルを築いてきたものの、ベースとなる車体が大きく重たいために限界が見えていました。そこへWRCマシンとしては異例なコンパクトサイズのモデルが登場し、その中身にはVR-4のコンポーネンツが詰め込まれているのですから、三菱だけでなく多くのラリーファンの期待も高まります。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

しかし93年の結果はイギリスのRACラリーでの2位止まりで、セッティングに手間取ったシーズンとなりました。またこの時期の三菱はWRCスポット参戦だったため、全13戦中6レースへの出走に留まっています。

ランエボⅡ: 勝つために初めてのエボリューション

ランエボⅠは高いポテンシャルを垣間見せながらも、いくつかの課題や問題点も浮き彫りになりました。三菱はそれらを克服するべく、ランエボを次のステージへと文字通り「進化」させます。ランサーエボリューションⅡの登場です。

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エクステリアの変更点はわずか

まずエクステリアについては小変更に留まった印象。目に付くのはタイヤが195/55から205/60へとサイズアップ。ホイールサイズは15インチで変化ないものの、アルミはOZ製の白い星型スポークのものが装着されます。

あとはリアスポイラーとボディの間に”ウイッカー”と呼ばれるゲタが咬まされた他、フロントバンパー下部に黒樹脂のエアエクステンションが付き、空力性能の向上を果たしています。

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これはランエボⅠのエアロパーツが、派手な造形のわりに空力効果やダウンフォースが不十分との指摘に対応したものです。

メカニズム系は大幅にアップデート

外観に対して中身は大きく改良が施され、まずエンジンに関しては燃料噴射装置などに三菱独自の最先端テクノロジーを投入し、吸排気バルブの改良と併せ従来型4G63から最高出力10PSアップの260PSを達成。低速でのトルクを太くし、ターボチャージャーの材質やピストン形状、マフラーにも手が加えられました。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

ランエボⅠで最も課題とされていたのは、”曲がらないクルマ”と揶揄されたアンダーステアの強いハンドリングでしたが、その改良のため足回りは大掛かりに変更され、スプリング・ダンパー・ブッシュ類の最適化やスタビライザーの取付位置とホイールアライメントの修正。ブレーキもパッドをヨーロッパ仕様に置き換えるなど、項目は多岐に渡りポテンシャルを引き上げました。

他にもリア側リミテッドスリップデフを変更し、コーナー進入時の回頭性を高めるとともに、加速性能を向上させるため1速、2速をローギヤード化したクロスレシオトランスミッションを採用。”曲がるクルマ造り”を実現しました。


インテリアはレカロシートのデザインがヘッドレスト一体型に変わり、スポーティな印象が向上。ステアリングはランエボⅠと変化ないものの、クイックレシオ化やパワステポンプの容量拡大など目に見えない部分にも手が加わっています。

“進化“という魅力を手に入れたランエボ

そんなランエボⅡはⅠ同様に限定モデルでしたがGSRで2,898,000円という、現実的な価格設定ということもあって、当時のクルマ好きや走り屋のハートを見事に射止め、またしてもホモロゲ認定台数以上の販売実績を上げ、三菱のドル箱モデルの仲間入りを果たしました。

引用:https://aucfree.com/

またこの頃からランエボ用のアフターパーツマーケットが形成され、専門ショップも次々と現れるなど、進化していくことが期待されるランエボブランドは大きなムーブとなっていきます。

EVOⅡの戦績は?

WRC94年シーズンの第5戦アクロポリスからランエボⅡが投入されましたが、このモデルから三菱渾身の新技術、電磁クラッチ式のアクティブデフが搭載されます。元来構造上曲がりにくい四駆システムを改善するため、デフを油圧から電磁クラッチに換え積極的に制御しようと試みました。

以下2枚引用:https://www.sun-a.com/magazine/

このアクティブデフをフロントとセンターへ盛り込んだことにより、ランエボⅡの戦闘力は飛躍的に向上。しかしながら94年の三菱はラリー活動の主流をアジア・パシフィクラリー選手権(APRC)に定めていて、WRCは相変わらずのスポット参戦であったため、確固たる実績を残すには至らず。

ランサーエボリューションのWRC初戴冠は、全戦参加が義務付けられた95年シーズン、ランエボⅡが2シーズン目に入った第2戦スウェーデンラリーでした。ここでランエボⅡは見事初優勝、しかもワン・ツーフィニッシュでそれを成し遂げます。

ほぼ同時期に三菱へ加入した稀代のラリースト”トミ・マキネン”のドライビングもあってランエボの、三菱の黄金時代がいよいよスタートしたのです。

ランエボⅢ:チャンプマシンとなる第一世代EVO完成形

車両型式から分かる通りランエボⅢはランエボⅡの基本構造から変更はなく、ポイントになるのは空力性能の更なる向上とエンジンのパワーアップ。特に空力に関しては、ⅠからⅡへの変化がわずかだったのに比べると、ランエボⅢは一目でアグレッシブになったと映るエアロパーツが光ります。

引用:https://lrnc.cc/_ct/17047876

WRCグループAの競争が激しくなるにつれ、高速バトルが不可避となり、エアマネジメントが勝敗を大きく左右するようになっていました。

空力パーツをアグレッシブに刷新!

そこでランエボⅢではバンパー、スポイラー関連を大きくモデファイ。フロントバンパーはインタークーラー冷却用の開口部を拡大し、Ⅱまで黒樹脂だったバンパー下部のエクステンションはボディ色仕上げの上、ブレーキ冷却のエアダクトとトランスファーへと風を送るスリットが配されました。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

ランエボのアイコンである大型のリアスポイラーもさらに大型化。水平部分は翼断面形状になり、エッジの効いたウイッカーと組み合わせて強力なダウンフォースを生み出し、後輪の接地性と操縦安定性に寄与します。

車名がエンボス加工されたボディ同色の大型サイドエアダムもランエボⅢの特徴です。

4G63型エンジンは2ℓ最強クラスへ

パワーユニットはピストンを変更し、圧縮比をアップ。中高速時のレスポンス向上に加え、タービンをハイフロー化して効率の良い過給も実現しました。排気系も径を太くするなど改良され、4G63型はランエボⅡ比で10PSアップの270PSに達しました。

引用:https://www.automesseweb.jp/

インテリアではイタリアMOMO社製ステアリングは、従来の「コブラⅡ」から「スピード3」に変更され、見た目のレーシー度はアップ(GSRのみ)。織物柄が変更されましたが、ヘッドレスト一体型のレカロシートも健在です。

フルオートエアコンやキーレスシステム、必要ならサンルーフも選択できる上級グレードのGSRと競技車ベースのRSというグレード構成はランエボⅠから不変です。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

第一世代ランエボの最終型は人気モデルに

ベースとなる4代目ランサーがフルモデルチェンジのタイミングを迎えるため、ランエボ第一世代としてはこのエボⅢが最終型となります。

メカニズム的な変更はランエボⅡほど多くはなかったものの、ランエボⅢはカラードパーツも増え、派手なエクステリアをまとったこと(特にボディカラー新色のイエローは鮮烈)、また後述しますがラリーでの戦績も合わせ、10代続くランエボ・シリーズの中でも特に人気の高い1台となりました。

引用:https://www.webcartop.jp/

EVOⅢの戦績は?

95年シーズンの第2戦スウェーデンでワン・ツーを飾った三菱は、この年の第4戦フランス・コルスからランエボⅡに替えてランエボⅢを投入します。

シーズンを通じてはリタイヤが目立ちましたが、デビュー戦で3位、第6戦オーストラリアでは優勝と試行錯誤の中でも結果を残し、マシンのキモとなる電子制御アクティブデフの洗練度は高まっていきました。

以下2枚引用:https://www.sun-a.com/magazine/

そして翌96年シーズンに入ると熟成したアクティブデフのレスポンスが、アグレッシブなアクセルワークを得意とするトミ・マキネン選手のドライビングに見事にフィット。全9戦中、優勝5回を数え、マキネン選手は見事にドライバーズチャンピオンを獲得。三菱は念願のWRC頂点に立ったのです。

ランエボⅢはその後97年シーズンの第3戦まで走り、第4戦からはランエボⅣにバトンを渡します。ランエボⅣは母体となる市販車ランサーがフルモデルチェンジを受けていたことから、Ⅰ~Ⅲまでとは全くの別物になりランエボ第二世代へと入っていきます。

世代が変わってもトミ・マキネン選手と三菱の蜜月は続き、97年にはランエボⅣ、98年にはランエボⅤ、99年にはランエボⅥをドライブして前人未到であったWRCドライバーズチャンピオン4連覇を成し遂げ、98年シーズンは三菱で唯一となるマニュファクチャラーズタイトルも獲得するに至りました。

引用:https://mitsubishiwrcars.blogspot.com/

栄光を刻んだランエボブランドも一旦幕

ランサーエボリューションはその出自から、かなり特殊なモデルと位置付けられていましたが、ラリーでの戦績やホモロゲらしい分かりやすい高性能アピールが市民権(クルマ好きの)を獲得し、日本を代表するスポーツカーへと成長しました。

実際、ホモロゲーションを取得してラリーに出走していたのは2001年中盤のランエボⅥまでで、それ以降三菱はグループA規格から移行した、より改造の自由度が高いWRカー規格での参戦へと舵を切ります。従ってⅦ以降、ランエボはホモロゲ対象という役割はなくなっていました。

引用:https://www.webcg.net/

ホモロゲ対象でないならランエボじゃない、という議論も一部にはあったようですが、もはや「ランエボ」は1ブランドとして確立されていて、三菱高性能モデルの代名詞としての役割を担うようになります。

ランエボは第四世代とされる「ランエボⅩ」まで改良・販売は続き、この10作目をもって2016年に生産を終了しています。

2021年のラリージャパンに期待

ここ数年の三菱自動車には厳しい風が吹いている状況で、2005年のWRC撤退に続きランエボの生産も中止。経営の立て直し真っ只中で、ましてやコロナ禍にある2020年の現在、どちらも復活の話は聞かれません。ラリーファンだけでなく、フツーのクルマ好きにも一抹の寂しさはあります。

引用:https://www.automesseweb.jp/

追い打ちをかけるように10年振りの復活予定であったWRC日本ラウンド、「ラリージャパン(11月開催)」が中止となってしまいました。今年は新型コロナの影響により、海外との往来が難しいためやむを得ないところはありますが、ぜひ来年こそは開催してもらいたいですね。

現在のラリーシーンは日本勢ならトヨタヤリスに注目が集まりますが、いつの日かランエボ11回目のエボリューションにも期待です!

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

以上、クルドラ的名車ヒストリー「三菱ランサーエボリューション(Ⅰ~Ⅲ系)」でした。

新車を安く買うには下取り車を高く売ることがカギ

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カローラツーリングのおすすめグレードを比較して検証!ベストバイモデルはどれ!?

日本の、というより「世界の」と表現しても誤りでないグローバルベストセラーカーの一つであるトヨタカローラ。1966年ですから昭和41年に初代がデビューして以来、五十有余年、絶えることなく歩み続けて令和の世に12代目となるモデルが登場しました。

今やSUVと軽自動車が主役となった市場に、これまでと変わらずセダンとワゴンを投入。一足先にデビューしていたハッチバックと併せて不動のラインナップを展開しているのは、トヨタ自動車の矜持を感じます。

昨今はモデルチェンジに合わせて車名を変更してくるモデルも多くありますが、例えば従来ハッチバック車は日本を含む一部地域で「オーリス」と呼称していましたが、今回から「カローラ(スポーツ)」に戻してきました。

このことからもトヨタにとって、いかにこのブランドが重要か、また12代目への刷新が力のこもったものであるのかが伺えます。

今回のクルドラでは、「ローマは一日にして成らず」を地で行く”累計販売台数”ギネス世界記録ホルダーである新型カローラのワゴンモデル”ツーリング”を実際に購入する際、選ぶべきベストバイグレードは何かを徹底、比較検証していきます。

引用:https://www.autocar.jp/

新型カローラツーリングはこんなクルマ

12代目となったカローラシリーズはあらゆる意味で従来型と一線を画すモデルとなりました。

先代カローラの国内仕様は、日本専売モデルであり基本骨格も5ナンバーサイズを意識して、グローバル向けカローラプラットフォームより一回り小さいヴィッツ用のものを基準に設計されていました。

12代目もハッチバックの「スポーツ」を除き、セダンとワゴン(ツーリング)は国内向けに若干ナローサイズとなる専用ボディが与えられている点は変わりません。しかし今回は基本骨格の部分でTNGA(トヨタニューグローバルアーキテクチャー)のGA-Cプラットフォームを採用する世界共通仕様となりました。

引用:https://www.sun-a.com/magazine/

従来カローラはグローバルで3タイプのベースが存在しましたが、新型からは全世界で同じカローラ、”ワン(ONE)カローラ”がコンセプトです。その上でエクステリアは各国の事情に合わせて最適化した寸法へ調整して、本当に使いやすいクルマであることを目指しています。

カローラツーリングは11代目のワゴン、カローラフィールダーに比べると、全長は95mm伸び、全幅は50mm拡大しています。全幅の関係でツーリングは3ナンバー登録になりますが、エクステリアのバランスを考慮すれば、ムリくり1695mmに押し込めなかったのはむしろ英断。

引用:https://4x4magazine.co.jp/

トヨタではプリウスが同じようにモデルチェンジを機に3ナンバー化しましたが、セールス的な落ち込みはなく、もはや是が非でも5ナンバーで、という時代ではなくなっているのかも知れません。開発者コメントでも3ナンバー化に当たっては、大ヒットとなった3代目プリウスのサイズ感を意識したとあります(全幅は1745mmでツーリングと同サイズ)。

逆に全高は15mm低くなっていて、ある程度ユーザー層の若返りも視野に入れたいトヨタとしては、キーンルックと併せてカッコよくまとめてきた印象です。

ちなみにハッチバックのカローラスポーツは、欧州仕様と同じ車幅のワイドボディになっていて、18インチの大径ホイール等の設定も含め、もろにそうしたユーザー層へ訴求しているのが伺えます。

カローラツーリングのグレードを徹底チェック

カローラツーリングのグレード構成は以下の通り、G-X、S、W×B(ダブルバイビー)の3グレード展開となっています。ひと頃に比べるとどのメーカーのどのモデルもグレード構成はシンプル化していますね。

カローラツーリングのグレードの特徴は、今のところガソリンモデルに4WDがないこと、ダウンサイジングターボの6MT車があること、Toyota Safety Senseの付かない廉価なビジネスユース的なモデルがないこと、などでしょうか。

歴代カローラ(セダン、ワゴンとも)にビジネス仕様がないのは珍しいのですが、実際には先代のアクシオ(セダン)とフィールダー(ワゴン)がグレードを絞って継続販売されているのが理由でしょう。やはりこと仕事で使うとなれば、5ナンバーの方が、、なんて場面は意外とあるものです。

では順にグレードをチェックしていきましょう。

ポイントを押さえた装備のG-X

カローラツーリングのボトムグレードがG-Xです。1.8ℓのNAガソリンとハイブリッドの両方に設定があり、ハイブリッドにはE-Fourと呼ばれる専用の4WDシステムが用意されます。

装備充実でアンダー200万円はなし!

トランスミッションはオートマ(NAガソリンはCVT、ハイブリッドは電気式無段変速機)のみで、スタートプライス最安はNAガソリンの2,013,000円から。筆者くらいの世代(まぁ昭和生まれ)だとカローラで100万円台がないのは、クルマも高くなったと実感しますが、エンジンを1.8ℓとしたことや前述したフィールダーが併売されていることも背景にあるのでしょう(フィールダーの最安は1,698,400円)。

引用:https://www.budgetrentacar.co.jp/

そういうこともあって価格に見合った装備は揃っていて、ボトムグレードながら普段使いには申し分ない感じです。

ルックスは足元が少々、15インチスチールホイール+キャップと寂しいものの、GA-Cプラットフォームの恩恵を受けた低く構えたスタイリングと、キーンルックの精悍なマスクは上位と遜色なく、ダーク系のカラー等だとけっこう「カッコ良い」部類に入るのでは。

最新Toyota Safety Senseは標準

インテリアはブラック一色のビジネスライクで地味な印象ですが、装備関連は充実していて、先進安全装備Toyota Safety Senseは標準。代替わりする度進化するToyota Safety Senseですが、今回からレーダーがレーザー式からミリ波レーダーに変わったことでプリクラッシュセーフティは、夜間の歩行者や日中の自転車も検知できるようになりました。

その他レーダー&カメラが進化したことで、車線の中央を走るようにハンドル操作を支援するサポートレーントレーシングアシストや、道路標識をカメラで認識してディスプレイ上に表示するロードサインアシストも付きます。

さらに大きいのは先行車を検知し、車速に応じた車間距離を保ちながら追従走行するACC(レーダークルーズコントロール)が全車速対応となり、完全停止まで対応できるようになったことです。但し、全車速対応には電動パーキングブレーキが必要になるため、G-Xではハイブリッドだけの機能となり、手動式サイドブレーキのNAガソリンは未対応なのが残念です。

ハイブリッドだけの装備をチェック

G-XのNAガソリン車とハイブリッド車の価格差は467,500円にもなりますが、実はパワーユニットやACCの違いだけではなく、以下の通りいくつか装備の違いがあります。

オートエアコンのS-FLOWとは、クルマのどの座席に人が乗っているかをセンサーが感知し、乗っている席にだけ自動空調するシステムです。エアコンの無駄な動作を抑えることで、エンジンから動力への負担が減り、燃費の向上に寄与します。

プラスαの装備で好バランスなS

次に中間モデルとなるSグレードを見てみましょう。パワーユニットはG-Xと同じく1.8ℓのNAガソリンとハイブリッドです。わかりやすくG-Xグレードから何の装備が加わるのかを下記のとおり一覧にしてみました。

エクステリアの変化はわずか

エクステリアの変更はごくわずかで、目に付くのはタイヤサイズが1インチアップしてアルミホイールを装着しているところ。後はフロントロアグリルのフレーム部が黒樹脂からグレーメタリック塗装に変わっていますが、これは言われないと気が付かないかも知れませんね。

さらに見ただけでは分かりませんが、Sグレードならドアミラーがオート格納式&ヒーター内蔵のものになります。さらにさらに車体を覗き込まないと分かりませんが、Sにはエアスパッツとコーナーで発生するロールを抑制するスタビライザーがフロント、リアともに付きます。

従ってSグレードのポイントは外観よりも、装備や素材がワンランクアップすることでしょう。

光るインテリアのブラッシュアップ

安全装備では前項でも触れた電動パーキングブレーキが備わり、全車速対応のACCがNAガソリン車にも採用されます。またペダルを誤って踏み間違えても、ブレーキでサポートしてくれるインテリジェントクリアランスソナーや、バックガイドモニターも標準です。

Sのインテリアでは、ステアリング及びシフトノブがウレタンから本革仕様になり、シート素材は上質なファブリックへと変更。さらにシフトベゼル、ドアハンドル、ドアガーニッシュ、パワーウィンドウスイッチベース等にシルバー塗装やピアノブラック、サテンメッキの加飾が与えられることで、G-Xよりかなりパーソナル感が強調されます。

上級装備に6速MT何でも揃うW×B

最上級グレードになるW×Bは、3つのパワーユニットを持つのが特徴。G-XやSと同じエンジンの他に1.2ℓの直4ガソリンターボを用意します。

6速MTのみのマニアックグレードあり

以下2枚引用:https://www.webcg.net/

1.2ℓターボにはシリーズ中、唯一のレブマッチ機能付き6速マニュアルトランスミッション「iMT」も与えられます。

iMT(インテリジェントMT)は、ギアチェンジの際に自動的にエンジン回転数を合わせてくれる制御機能で、変速ショックを抑えて素早いシフトチェンジが可能となり、発進時のエンストを防ぐレブマッチ機能も付きます。


この1.2ℓエンジンとiMTの組み合わせは、2018年に先行して発売されたカローラスポーツから国内初採用となったもので、カローラツーリングにおいてもスポーティグレードとして位置付けられています。

目力アップで個性が光るエクステリア

W×Bのエクステリアは明確に差別化されていて、まずヘッドライトが3灯式LEDからBi-Beam LEDへと変わります。1灯の光源でハイビームとロービームが切替できるBi-Beam LEDは小型軽量、省電力、高輝度な先進のヘッドライトですが、それ以外にも丸1灯のLEDはヘッドライトの”瞳”感が強調されるため、”目力”の効いたシャープなフロントマスクに貢献しています。

フロントロアグリルにはメッキ+グロスブラック塗装が施される他、グリル内にはLEDフォグランプも装備。全車標準のリヤスポイラーもW×Bならダークメタリック塗装されたものになります。

タイヤサイズも215/45R17と大径化されて、17インチアルミはスポーティにダークグレー塗装仕上げとなり、わかりやすくトップグレードであることを主張します。

メーター&シートで上級グレードらしさ強調

インテリアでもワンランクアップの装備が奢られ、まず目に飛び込んでくるのはドライバーが常に見やるメーター回り。

Sグレードにはメーカーオプション設定の7.0インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイがW×Bには標準となります。アナログメーターがオプティトロンメーターに変わることと併せ、高い視認性とクールなグラフィックが先進性を感じさせます。またカラーヘッドアップディスプレイは、W×Bだけにしか用意がないオプションです。

次いでこちらも常にドライバーが接することになるシートですが、W×Bはスポーティデザインになり、素材も合成皮革とレザテックによるコンビシートへグレードアップ。レザテックとは織物に合皮の質感を付与したもので、基本ファブリックなのですが加工により革の質感も併せ持つシート表皮です。何か言葉で説明するとわかりにくいですね。

引用:https://driver-web.jp/

シートでいえばW×Bだけにメーカーオプションでホワイトカラーのコンビシートが選択できます。ハッチバックのカローラスポーツにはタンやレッドのシート色が設定されていますが、ツーリング(及びセダン)ではこのオプションが唯一のカラーシートになり、色々と付加的な機能もセットされますのでおすすめします。

なお、カローラツーリングのオプション関連については、別ページとなりますが特集していますので、そちらもぜひご覧ください。

>>カローラツーリングのおすすめオプションを徹底調査!

G-Xも悪くはないけどおすすめは?

先代カローラは”取り回しのしやすさ”とか”燃費性能”ばかりが美点として評価されてきた印象がありますが、新型については様々なメディアの車評はどれも”走り”に関するところにプライオリティが置かれています。

引用:https://www.webcg.net/

それはフットワークであったり、シャシー剛性の高さであったりといくつかの評価軸はあるものの、全ては新開発思想たるTNGAに基づくプラットフォームの実力によるものでしょう。

ゆえにこれまでのカローラが切り離すことのできなかった”大衆車”、何なら”業務用車”的な視点からベストグレードを考えるのは違う気もします。もちろん絶対的にはフツーの小型乗用車、もとい普通乗用車というポジションではありますが、5ナンバーの先代カローラを併売していることからも新型の立ち位置を察せます。

アンダー200万ならG-Xが魅力的だが

引用:https://www.webcartop.jp/

前置きが長くなりましたが、カローラツーリングをパーソナルな使用環境前提でおすすめグレードを考えたときには、やはり中間のS以上になります。

もちろんG-Xも悪くはなく、実際筆者の勤務先の営業車は今年からこのG-Xを使用していますが、仕事で使う分にはACCが全車速対応でなくとも気にならないし、NAガソリンながら燃費もいい。カラーが紺なため、駐車場で眺めても「営業車感」をほとんど覚えません。

自分で買ったわけではないので、偉そうなことは言えませんがネックは価格でしょうか。先の話しと多少矛盾を感じますが、カローラのボトムエンドで200万円を切らないのは少し残念。出来がいいだけに「このクルマがアンダー200!?」というサプライズが欠けているかなと。

お得なG-X「PLUS」が追加発売

メーカーもその点を察してか、今年の5月にG-Xの特別仕様車「PLUS」を追加しています。

G-Xの36,300円アップで以下のような特別装備が付くグレードですが、それでも結局200万円超えるならいっそ上のグレードに行ってしまうのではないかと思えます。

新型ハリアーがムリくりにアンダー300万円のグレードを設定しているのだから、カローラツーリングのG-Xには価格訴求車としての役割が必要ではないでしょうか。

おすすめはNAガソリンのW×B!

以上のようなフリからご想像されるかも知れませんが、同じ200万円を超えるならW×Bグレード、エンジンは最も安価な1.8ℓNAガソリンモデルをおすすめします。

引用:https://www.goo-net.com/

1.2ℓガソリンターボは前述の通り、6速MTだけの特殊なモデルですし、ハイブリッドは4WDが必要なら選ばざるを得ないですが、そうでない場合は年間走行距離との相談ですね。

年間1万km超えならハイブリッドも

ハイブリッドはエコカー減税等の優遇措置を差っ引くと、大体NAガソリンより35万円位高額。カタログ数値から計算するとNAガソリンの燃費(14.6km/ℓ)はハイブリッド(29km/ℓ)の半分程度なので、125円/ℓとした場合だと1kmあたりそれぞれ8.5円と4.3円。そうすると35万円の価格差は走行距離83,000kmほどで回収になります。2回車検受ける乗り方なら、やはり年間1万キロ以上走る人で元が取れますかね。

引用:https://www.webcg.net/

ECO・NORMAL・SPORTの3つの走行モードを切り替えられるドライブモードセレクター等、ハイブリッドだけの装備もありますが、基本は走行距離で考えればいいでしょう。

価格差以上の満足度があるW×B

SよりW×Bの方を推す理由は、価格差に対するコスパが優れていることです。例によって筆者の主観で恐縮ですが、Sグレードを選んでも絶対選びたいのが7インチのディスプレイが付くオプティトロンメーターです。

先にも述べましたが、メーターほど目に触れる機会が多い箇所もないと思いますし、瞬時に情報を読み取る必要のあるインフォメーションディスプレイのサイズは、大きいに越したことはありません。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

標準の4.2インチディスプレイは(G-Xが社用車なので)仕事でいつも眺めていますが、やはり小さいなと感じています。

そうするとSグレードにオプティトロンメーターをメーカーオプション選択すると、それだけで77,000円ですから、W×BとSの差額148,500円(NAガソリンのとき)の半分以上が埋まる計算です。

だったら残り半額分で17インチタイヤ+アルミ、ディテールが冴えるエクステリアと、ステッチや加飾パーツで質感アップのインテリアが手に入るわけです。W×Bにはメーカーオプション22,000円のLEDフォグが標準なことを考えれば、実質差額は5万円程度。お得ですよ、W×Bは!イチ推しです。

まぼろしの2.0ℓエンジン搭載グレード

最後に(今のところ)もう新車購入はできない特別グレードがあったのをご紹介します。

今年6月に特別仕様車「2000 Limited」が限定500台で発売されました。目玉はTNGA思想に基づいて開発された2.0ℓ直4DOHCのダイナミックフォースエンジンを、日本版の歴代カローラシリーズの中で初搭載したことです。TRDの特装車を除けば、もちろん”史上最強のカローラ“となります。

引用:https://bestcarweb.jp/

エンジンだけでなく、装備も10速のパドルシフトやシルバールーフレール、専用ボディカラー、専用インテリア、専用アルミホイール、専用9インチディスプレイオーディオなど専用品のオンパレード。これで価格はハイブリッドW×Bよりも安いとキテますので、速攻完売となりました。

トヨタがどこまでこの状況を読んでいたかはわかりませんが、マイナーチェンジで2.0ℓの設定もあり得るかも知れませんね。

引用:https://www.webcg.net/

以上、カローラツーリングのおすすめグレードをご紹介致しました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>カローラツーリングの値引き相場レポート!

カローラツーリングを安く買うには下取り車を高く売ることがカギ

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メルセデスベンツGLBの厳選おすすめオプションとナビはどれ?

世界の自動車販売ムーブメントは、今やSUVなくしては語れない状況にあり、あらゆるセグメントでラインナップされています。

業界の雄、メルセデスベンツもご多分に漏れずSUVの拡充を進め、2020年の今年、日本でもブランニューSUV「GLB」が発売となりました。時期的には兄弟車ともいえるGLAのフルモデルチェンジと併せての発表となり、これでメルセデスベンツのSUVはGLA、GLB、GLC、GLCクーペ、GLE、GLEクーペ、GLS、Gクラス、EV車のEQCと上から下まで隙の無い商品展開が完成しました。

予算や用途に応じて、どのセグメントからでもSUVがチョイスできるため、今後メルセデスベンツの販売ボリュームに占めるSUV比率はますます向上していくでしょう。

今回のクルドラでは、”ドラえもん”と共にやってきた初代の新型GLBを実際に購入しようとしたとき気になる豊富なオプションの中から、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!

引用:https://dora-world.com/

GLBのプロフィール

Aクラスが切り拓き、今やすっかり定番化した「コンパクトメルセデス」というジャンルですが、Aクラスにセダンが追加となったり、背が高くマルチパーパスなBクラスが誕生したりとすそ野は広がるばかりです。そこへGLAというSUVラインが加わるのは業界的には当然の流れでしたが、そこへもう一枚カードを切ってきたのがGLBです。

AクラスとBクラスの関係性をそのままSUVへ持ち込んだ格好で、クーペライクなフォルムのGLAに対し、ミニGクラスを彷彿とさせるスクエアデザインの7シーターSUVがGLBとなります。

引用:https://www.webcg.net/

メカニズムやグレード構成なども双子同然ですが、エクステリアと乗車人数でキャラ分けをし、よりパーソナルなGLA、よりファミリーなGLBで棲み分けを図っています。

GLBのスリーサイズは、もはやコンパクトというには少し気が引けるようになってきましたが、それでも4650mmの全長に3列シートを組み込んでいて、国産3列シートSUVのエクストレイルやアウトランダー、CX-8よりも短い全長で7名乗車を実現しました。

引用:https://www.gqjapan.jp/

グレードはシンプルに2種類で、標準車の「200d」はFF、2ℓ直4ディーゼルターボを搭載。上級の「250 4MATIC Sports」は4WDのみで、エンジンはガソリンの2ℓ直4ターボとなっています。いずれもトランスミッションには、新開発のデュアルクラッチ式8段AT「8G-DCT」の組み合わせです。

インテリアは現行Aクラスから続くカウルなしのインパネにメーターパネルなどの液晶ディスプレイが並ぶお馴染みのデザインが採用されています。

引用:https://www.netcarshow.com/

GLBのメーカーオプションはどうなっているのか

GLBのカタログをチェックしてみたところ、メーカーオプションは「200d」にしか設定がありません。「250 4MATIC Sports」にはある程度AMGラインのエクステリア等が標準となっていますが、サンルーフのように一部「200d」にしか設定できないオプションもあるようです。

引用:https://www.autoscout24.de/

メーカーオプションは高額ながら魅力的

クルマを購入する際に、まず決めなければならないのがメーカーオプションです。納車された後から、アレこれ付けることができませんので、じっくりと検討する必要があります。逆に言えば、新車購入の醍醐味でもありますね。

GLB「200d」に用意されているメーカーオプションは以下の通りです。

純正ナビゲーションならこれ一択

GLBには10.25インチのディスプレイが2枚も並んでいますが、このディスプレイでナビを使おうと思えば、「ナビゲーションパッケージ」の選択が必須です。

トヨタなど国産車で増えてきているコネクテッド方式によるスマホナビで十分、とお考えの方もいるかも知れませんが、GLBではスマホとの連携機能がありません。正確に言えば従来のコマンドシステムでは、USBケーブルで接続したスマホからApple CarPlayやAndroid Autoを使って地図アプリをディスプレイへ表示することができましたが、現在のMBUX(メルセデスベンツユーザーエクスペリエンス)では、その機能が搭載されなくなりました。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

ここは筆者のあて推量ですが、技術的に困難とも思えないので背景にはMBUXのシステムの範疇でナビからコミュニケーションに至るまで全てを囲い込みたいというメーカーの意図があるよう感じます。MBUX自慢の音声認識の精度も、外部端末等を介さない方がより高まる気もしますし。

ということでナビはスマホの音声だけで十分という強者を除けば、今どきクルマにナビが付いてないことは考えにくく、オプション選択をおすすめします(但し、ディーラー筋によれば輸入分のほとんどにこのパッケージは付いているとか)。

安全装備の拡充がスゴ過ぎ!

引用:https://intensive911.com/

また、ナビゲーションパッケージを選択することにより、ナビの他にフルセグのTV機能も加わりますが、それ以上に安全装備関連の充実が魅力です。具体的には「トラフィックサインアシスト」「アクティブステアリングアシスト」「アクティブレーンチェンジングアシスト」さらにアクティブディスタンスアシストディストロニック(いわゆるACC)に「自動再発進機能」も加わる大盤振る舞いです。

トラフィックサインアシストは一般道や高速道路で、カメラが制限速度などの標識を読み取り、ディスプレイに表示。制限速度を超えた場合は警告してくれるので、初めての道でも安心して走ることができます。

引用:http://syachiraku.com/

ステアリングに手を添えているだけで、車線をキープしてくれるアクティブステアリングアシストやウインカーさえ出せばセンサーが安全を確認の上、自動で車線変更してくれるアクティブレーンチェンジングアシストも未体験なら”未来のクルマ感”を半端なく実感できるでしょう。

またACCに自動再発進が付くのは大きいですよね。これがあるとなしとではドライバーの負担が大幅に違いますし、ACCの恩恵を最大限に享受したいなら外せません。

スポーティ感は2割増し!?AMGライン

引用:https://motor-fan.jp/

エクステリアに関しぜひおすすめしたいメーカーオプションが「AMGライン」です。

もはや説明不要のメルセデス車テッパンのドレスアップ仕様ですが、もともとGLAに比べるとGLBは背を高くし、ファミリーユースも見越したボクシーなエクステリアに仕上がっています。その分、牧歌的な雰囲気がありそれが個性でもありますが、AMGラインをまとえばその印象も違ってきます。

下のように並べてみれば一目瞭然ですが、AMGラインの方がシャープでスポーティに感じませんか?

オプション価格は280,000円とけっして安くありませんが、上記表にあるとおりフロントマスクだけでなく、19インチにサイズアップしたアルミ、専用の本革ステアリングやシート、カーボンインテリアトリムなど追加され、特に安全装備のマルチビームLEDヘッドライト&アダプティブハイビームアシスト・プラスがこのオプションのセットに入っているのは見逃せません。

この装備は、片側18個のLEDを瞬時に制御することで前走車、対向車を眩惑せずにより広い範囲を自動で照らし続ける先進のライトシステム。安心感のある夜間走行を実現します。

引用:ttps://performancedrive.com.au/

他社のオプション価格で見るとこのアダプティブハイビームアシストは10万円近い価格なので、専用のエアロパーツにシートやトリム、19インチアルミまで付くことを考えるとコスパは悪くないオプションでしょう。

250のAMGラインはひと味違う

ちなみに「250 4MATIC Sports」のエクステリアは、標準でAMGラインになっていますが、「200d」にメーカーオプションで付くものとは同じではありません。

「250 4MATIC Sports」用のものは”ナイトパッケージ”と呼ばれる仕様で、サイドスカートインサート、ドアミラー、ウインドゥライントリム、ルーフレール、アルミホイール(20インチ)、フロントグリルシングルルーバー、フロントスプリッター、リアエプロントリムがブラック処理されています。

「200d」にはナイトパッケージは設定されていませんが、20インチアルミはディーラーオプションで同じものを選択できます。但し、タイヤ込みの4本セットで539,000円もして、なおかつAMGラインに標準で付いてくる19インチタイヤとアルミが余るというムダも生じるため、このチョイスは悩ましいですね。

こちらの内装もけっこうイイ!

本革シートのメーカーオプションについては2種類ありますが、一つは前項のAMGラインを選択した場合の「AMGレザーエクスクルーシブパッケージ」。こちらは単にツートーンの本革シート(クラシックレッド/ブラックorチタニウムグレイ/ブラック)が装着できるだけです。

もう一方の「レザーエクスクルーシブパッケージ」はAMGライン非選択の場合の本革シート(ブラックorマキアートベージュ/ブラック)オプションです。こちらの方はシート以外に64色のアンビエントライトとブラウンウォールナットウッドインテリアトリムが付きます。アンビエントライトは今回からAMGラインに含まれているので、AMGレザーエクスクルーシブパッケージの方には入っていません。

ウッドインテリアトリムはこのレザーエクスクルーシブパッケージだけの装備で、シートカラーのマキアートベージュとの組み合わせは、GLBの内装パターンの中ではもっとも華やかな印象を与え、AMGのクラシックレッドもスポーティでイイけどこちらも捨てがたいと感じさせます。

250Sportsにはない装備がある

引用:https://genroq.jp/

「アドバンスドパッケージ」のヘッドアップディスプレイとアドバンスドサウンドシステムは「200d」にしか選べないオプションです。なぜか上級モデルの「250 4MATIC Sports」には設定がありません。

詳しい方なら従来のメルセデス車のアドバンスドパッケージには、360°カメラシステムが入り3点セットだったとお気づきでしょう。GLBではそのカメラシステムは標準装備品になるため、アドバンスドパッケージは2点セットになりました。ちなみに同じくこれまでメルセデス車のメーカーオプション定番であったACCや緊急ブレーキ等を組み合わせた「レーダーセーフティパッケージ」も標準となっていますので、今のモデルには25万円相当のオプションは含まれている本体価格なのです。

運転に必要な情報を前方の道路状況から目を離さずに確認できるヘッドアップディスプレイは、かなり装備されるクルマは増えてきました。GLBのそれは約2.5m前方に浮かんでいるように見える高解像度のカラー画像に、車速やナビ、ACCの設定内容などを表示します。

アドバンスドサウンドシステムは、GLBのインテリア専用に開発された、高性能10スピーカーと225Wアンプのオーディオシステム。豊かな臨場感とともに心地よいナチュラルサウンドが愉しめます。

「200d」を選択する方なら「250 4MATIC Sports」にはないこれら装備、ぜひ選択することをおすすめします。

ディーラーオプションは機能性重視で選択

ディーラーオプションはメーカーオプションと違い、あとから欲しくなったときや、ボーナスが出たときなどでも追加できるわけですからじっくりと検討できます。むしろ新車は購入する時点が一番熱くなっているときなので、ついつい不要なものまで購入しがちなので注意が必要ですね。

エクステリアは標準で完成形?

GLBのオプションカタログには、カッコいいアルミホイールは何点か紹介されていますが、それ以外にエクステリアを彩るパーツはほとんどなく、せいぜいルーフスポイラーがある程度です。

昨今、国産車のオプションカタログには派手目なエアロパーツがズラリと並びますから、比較するとわりと実用品を中心にした控えめな品揃えに映ります。

裏を返せばエクステリアは購入した状態で十分な完成形であるというメーカーの自負かも知れませんね。

セットで買えばお買い得!

その実用的なアクセサリーについて、カタログには下記のように「GLBおすすめパッケージ」なるものが用意されていました。

フロアマット、ドライブレコーダー、ETC2.0車載器、タッチスクリーン保護フィルム、USBケーブルの5点セットで、別々に購入するよりも22,000円お得になる価格設定です。いずれも新車には欲しいものばかりで、ドラレコが入っているのが今ドキです。

この中で気になるものとしては、ETC2.0車載器でしょうか。純正品のETCは少々高額になりますが、純正ならではの特徴としてGLBに標準の最新インフォメントシステムMBUXに対応する機能があるためです。このETC2.0を装着した場合、VICS3メディアになり、自動渋滞回避ルート案内機能など、より充実した道路交通情報がインフォメントシステムへ表示できるようになります。

社外品のETC2.0車載機でも対応できるか動作確認は不明ですが、MBUXは現行メルセデス車の大きなセールスポイントだけに、使える機能は皆使いたいですよね。

ドラレコ+デジタルミラーが新定番

「GLBおすすめパッケージ」の中に含まれるドラレコは、2020年版として若干従来のものからマイナーチェンジしているようですが今や市販品の種類も大きく増えており、低価格で高スペックなものが選べる環境です。例えば市販品で4万円以上出すなら前後別体の2カメラモデルも楽に手に入ります(純正品はOPで2カメラにした場合は5~7万円弱)。

カタログにはもう一点、「ドライブレコーダー付きデジタルルームミラー」が掲載されています。後席の同乗者や大きな荷物で見えにくくなる後方視界を、リヤカメラで補助するデジタルルームミラーは、今や軽自動車にも設定されるほどメジャーになってきました。このミラーにドライブレコーダー機能を組み合わせたのがこのアクセサリーです。

メルセデスベンツでは従来Vクラス専用のオプションでしたが、ようやく他モデルにも展開となりました。トヨタでも2020年に発売となった新型ハリアーで装備されていますが、今後一気に拡大していくと思われます。

GLBのデジタルミラーでは、エンジン停止後に前後監視カメラとして、指定時間を継続し録画。当て逃げや、車上荒らし等の記録を高画質(フルハイビジョン)で残すことができるなど、トヨタのものよりドラレコとしてのスペックは上になっています。

価格は少々お高いのがネックですが、今新たにドラレコを購入するならぜひこちらのデジタルルームミラー一体型をおすすめします!

スリーポインテッドスター付きアクセサリー

ベンツオーナーの所有欲を満たすベンツマーク付きアクセサリーってけっこう揃っています。

カーペットはもちろん、アッシュトレイ、チャイルドシート、フロントサンシェード等々しっかりとマークが入っています。

例えばルーフボックスは、おそらくTHULE(スーリー)かINNO(イノー)のライセンス商品だと思われますが、サイドとリアにメルセデスのロゴとスリーポインテッドスターがプリントされているだけで、ベンツ専用デザインのように感じられるから不思議です。

GLBの最新購入情報

今年6月25日に発売となり、8月6日現在まだ2か月も過ぎていませんが、早くもGLBの初回輸入ロットは売り切れ目前のようです。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

上級の「250 4MATIC Sports」は既に店舗に在庫がある分だけ、「200d」ももはやカラーやオプションは自由に選べるような状態ではありません。もちろん今後も継続して輸入されるわけですが、コロナ禍による本船の配船スケジュールにも不透明なところはあり、年内に間に合うかどうかといった状況です。

GLBはヨーロッパ市場では4グレードが設定され、ガソリンエンジンも2種類あるし、7シーターだけでなく5シーターのモデルもありますから、時間は掛かるでしょうが今後はローンチにはなかったワイドなバリエーションで輸入されることもあるのでは。

今やどこのメーカーもSUV頼みの傾向があり、売れるものはしっかりと玉を揃えてくるはず、気長にいきましょう。

引用:https://www.carscoops.com/

以上、メルセデスベンツGLBのおすすめオプションのご紹介でした。

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フォルクスワーゲンTロックのおすすめオプションはどれ?

自動車業界にSUVラッシュが到来し、それなりに時間も経過したようには感じますが、いまだその勢いは衰え知らず。昨今は軽自動車にもハスラーやタフトなどもろにSUVテイストを打ち出したモデルが揃い、好セールスを記録しています。かつての主役ミニバンはどのメーカーも主力商品が過渡期なため、新鮮味あるモデルがなく業界は余計にSUV偏重が顕著です。

2019年の世界販売台数首位であるドイツのフォルクスワーゲン(VW)グループ。同グループブランドのアウディやポルシェも売れているのはSUVモデルで、もちろん本家VWも同様です。

日本国内向けには今年1月にコンパクトSUV「Tクロス」を発売したところですが、この7月、そのアニキ分にあたる「Tロック」が登場しました。上級モデルの「ティグアン」とTクロスのちょうど間に位置するポジションで、独自のクーペライクなスタイリングが自慢のモデルです。

これにてVWのSUV「Tシリーズ」が完結することになりますが、今回のクルドラでは、CセグメントSUVの新鋭“Tロック“を実際に購入する際に役立つ、おすすめオプションをご紹介していきます。

Tロックってこんなクルマ

矢継ぎ早に新型SUVが投入される国内市場では、ややスローな出足となるVWですが、Tロックの追加で「大・中・小」or「松・竹・梅」といったモデルラインが完成しました。但し、Tロック自体は本国では2017年に発売済でしたから、なんと3年も経ってようやくの上陸です。

Tロックは”中”に該当するわけですが、プラットフォームは先行していたTクロスと同じVWグループのモジュラーアーキテクチャーのMQBを採用。ボディサイズは全長4240mm/全幅1825mm/全高1590mm、ホイールベースは2590mmとなり全幅が日本の基準ではやや幅広となりますが、全長は短くコンパクトに収めています。

同じコンパクトSUVのTクロスよりは一回り大きくなり、ポロに対するゴルフのような位置づけです。

引用:https://response.jp/

一回り大きいわけですが、ラゲージ容量はTクロスよりやや少ない445ℓ。これはエクステリアを見ると一目瞭然で、TロックのCピラー(リヤハッチゲート)の角度はかなり寝ており、クーペ的なデザインが優先されています。

Cピラーの太さは兄弟車のゴルフ、もしくは親戚筋のアウディQ2にも通ずるものがありますね。

日本仕様のTロックは、Tクロス同様にローンチでのパワートレインは1種類だけになります。

引用:https://genroq.jp/

1.0ℓガソリンのTクロスに対し、こちらは全て2.0ℓのディーゼルエンジンを用意。7速DSGの組み合わせにより、トルクフルな走りを実現しながら18.6km/ℓ(WLTCモード)という低燃費性能でランニングコストも期待できます。SUVながら駆動方式はFFのみです。

Tクロス発売のときにあった「ローンチエディション」的なモデルの設定はなく、装備や外観デザイン等の変更で全4グレードが設定されています。

Tロックのメーカーオプションはあるの?

1種類のエンジン、1種類のトランスミッション、1種類の駆動方式(FF)であるTロックは、装備差で以下の通り4つのグレードになります。

具体的にメーカーオプションとして正規に設定されるのは、「TDI Sport」にあるレザーパッケージとシートヒーターのみです。

そのためTロックではカタログ的なメーカーオプションの選択にはなりませんが、ベースグレード「TDI Style」から必要と思える装備を追加していくこと=メーカーオプション選択=グレード選択と同義と言えます。

多少無理くりでしたがグレードをステップアップする毎に加わる装備と、その中から特におすすめしたいものをご紹介していきます。

TDI Styleでも充実した標準装備

引用:https://www.caetanoretail.pt/

まずは「TDI Style」ですが、ベースグレードながらも安全装備はフルで、その他にはナビにETC2.0に本革ステアリングにとかなり充実しています。もともとTロックは本国にある安価なガソリンエンジンをあえて設定せず、高めのスタートプライスにしていることもあり、装備もそれに見合うものになっています。

中でもTクロスでは見送られた電動パーキングブレーキ+ブレーキホールドがTロックでは採用され、それに伴いACC(アダプティブクルーズコントロール)も全車速追従タイプになり、停止保持も可能となっています。

引用:https://www.webcg.net/

さらにVWグループの車両で設定の増えた、地図の表示や拡大縮小もできる高機能なデジタルメータークラスター「アクティブインフォディスプレイ」も全グレード標準装備です。

TDI Style Design Packageは選べるインテリア

そんな「TDI Style」から「TDI Style Design Package」へ変わると、以下の装備が追加されます。

引用:https://www.vw-dealer.jp/

「TDI Style Design Package」には3種類(ブラック(標準)/イエロー/ブルー)のインテリアカラーが設定されており、ボディカラーに応じシート柄とダッシュボードパネルが同色でコーディネートできるのが特徴です。

嬉しいのはこのイエローかブルーのカラーパッケージを選択しても、追加費用はありません。今回のTロックはこのカラー選択が良心的で、ボディカラーによりルーフ&ドアミラー色を白か黒で選べるツートーンモデルも用意していますが、そちらもモノトーン価格と同額になっています。

引用:https://response.jp/

ライト関連の装備がスペックアップ

装備の進化点はライト回りの充実です。ヘッドライトは「TDI Style」のハロゲンからLEDになり、対向車を検知するとハイ・ローを自動切換えしてくれるハイビームアシストも付きます。また、フロントフォグランプも標準。フォグは国産車ならディーラーオプションで用意されることも多いですが、Tロックでフォグが必要なら「TDI Style Design Package」以上の選択となります。

ライト関連の予防安全装備はハイビームアシストだけではなく、スタティックコーナリングライトも装着されます。これは時速40km以下の低速走行時にカーブを曲がる際、ウインカーと連動して点灯。交差点での歩行者の確認がしやすく、歩行者側に注意を促すことにもなります。

引用:https://response.jp/

「TDI Style Design Package」にはKeyless Accessが設定されます。いわゆるキーレスエントリーシステムですが、デジタルメータークラスターまで装備しながら、キーレスもないのは片手落ちな気もしますが、細かい価格設定ゆえでしょうか。

Tロックでは「TDI Style」が唯一400万円を切る価格設定になっており、そのために付ける装備、外す装備は相当吟味されたと思われますが、そもそも「TDI Style」は受注生産モデルになっていて、輸入車ということを考えるとどの位の販売が見込めるのか不透明なグレードです。

車格も考えると「TDI Style Design Package」以上が、現実的な選択肢かも知れません。

引用:https://driver-box.yaesu-net.co.jp/

TDI Sportは専用装備充実のアクティブモデル

そんな「TDI Style Design Package」の一つ上のモデルが「TDI Sport」です。

レッドステッチが施された専用スポーツシートやステアリング、さらに専用の18インチアルミホイールなど、その名の通りアクティブでスポーティな雰囲気が内外とも一気に高まります。

「TDI Style Design Package」から追加となるのは以下の装備です。

引用:https://clicccar.com/

唯一のメーカーオプションはレザーシート

前述している通り、Tロックにおいて”ホント“のメーカーオプションとなるのがこのグレードの「レザーシート&シートヒーター」です。「TDI Sport」の上位「TDI R-Line」にもこのオプションは付きません。

レザーシート自体は”お好み”もありますが、シートヒーターは単独でノーマルシートや他グレードにも設定して欲しいところ。あれば寒冷地などでニーズも高いでしょうが、あくまでセットオプションだけになります。

引用:https://drop.ndtv.com/

レザーシートと並びインテリアで「TDI Sport」オンリーの装備は、アンビエントライトがレッドになるところ(他グレードではホワイト)。これは「TDI Sport」の専用スポーツシートやステアリングに施されるレッドステッチに色合わせしてあるようで、車内の一体感を高めています。

駐車時のリスク軽減で頼りになる装備

「TDI Sport」から上のグレードで安全装備の大きなポイントは、駐車支援の充実です。

センサーにより駐車時の障害物などを検知して警告音で知らせる「パークディスタンスコントロール」と、その検知した障害物をディスプレイに表示して知らせる「オプティカルパーキングシステム」がセットで装備されます。

特に前者は壁や電柱などの”静止物”に対しても緊急ブレーキが作動する機構で、国産車に比べると輸入車ではまだ採用が少ない安全装備です。

引用:https://8speed.net/

TDI R-Lineは真の都会派クロスオーバー

そんな「TDI Sport」の一つ上のモデルが「TDI R-Line」です。

「TDI R-Line」は最上級グレードという位置づけになり、主にエクステリアに専用パーツが付き、アルミホイールも19インチへとさらに大型化されています。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

R-Lineとは他車でいえばメルセデスベンツのAMGライン、BMWのMスポーツに該当するVWのプレミアムスポーツシリーズで、VW各車のほとんどに設定されています。

Tロック用を見るとパワーユニットに変化はありませんので、エクステリアとインテリアの違いになります。

R-Lineのエアロパーツは専用のフロントバンパーに、サイドスカートとリヤスポイラーがボディカラー同色仕上げになります。黒樹脂パーツの「TDI Sport」の方が野趣なイメージが強く、「TDI R-Line」は都会的なクロスオーバーといった趣きです。

R-Line専用のファブリックシートに

引用:https://autoprove.net/

インテリアもフリントグレー/ブラックの専用ファブリックシート(R-Lineロゴ入り)と、ドアを開けたときに煌めくR-Line専用ドアシルプレートが備わります。

VW自慢の次世代サスペンション

ドレスアップばかりではなく、メカニカルな部分にも「TDI R-Line」専用の装備があります。それがアダプティブシャシーコントロール(DCC)です。他メーカーではアクティブサスとも言われますが、これはダンパーの減衰力や電動パワーステアリングの特性を瞬時にコントロールする先進のサスペンションシステムです。

引用:https://www.webcg.net/

日常走行に適した「ノーマル」、快適な乗り心地を維持する「コンフォート」、俊敏性を高めた「スポーツ」、自分の好みでセッティングできる「カスタム」に加え、「エコ」モードではエンジンやエアコンなどの機能を制御して燃費を抑えるよう図ります。またドライバーがアクセルペダルから足を離すと、エンジンがアイドリング状態となり駆動系から切り離されるコースティング走行へと移行します。

DCCは様々な走行状況に合わせて連続的に減衰力特性を変化させ、ドライバーの意思に応える自在な走りを提供します。

引用:https://news.yahoo.co.jp/

ディーラーオプションは手堅いラインナップ

後付け可能なディーラーオプション、純正アクセサリーは必要が生じたときにいつでも選べるので、じっくりと検討するのもよいと思いますが、やはり値引きの厳しい輸入車では、新車購入時のサービスとして狙っていく人も多いかも知れません。

但し、Tロックについては令和2年7月現在で、他モデルのように専用のアクセサリーカタログが用意されておらず、本カタログ後半のページに記載されるものしか明確になっていません。

実用車のイメージが強いVWなので、純正アクセサリーはキャリアやマット、プロテクターなどわりとベーシックなアイテムが並びますが、その中からいくつかピックアップしておすすめ品をご紹介します。

まずエクステリア関連ですが、最近は国産車(特にSUV)に派手なエアロパーツや大径ホイールといったドレスアップ商品が多く、カタログを賑わせていますが、Tロックに限って言えばそういった類いの用意はありません。

アルミホイールも前記した通りグレード毎に下から16、17、18、19インチと順に大きくなっていく設定で全車標準です。

SUVならルーフキャリアでキメたい

クルマには様々な車型がありますが、ルーフキャリアがもっとも似合うのはやはりSUV系ではないでしょうか。TロックにはSUVらしく全車ルーフレールが標準ですから、ディーラーオプションで「キャリングロッド」を購入すれば、用途に応じたルーフボックスや各種ホルダーを取り付けられます。

中でもルーフボックスはコンパクトSUVであるTロックのラゲージスペースを補完できるアイテム。複数人乗車でアウトドアへ出掛ける機会が多い方なら、ぜひ選んでおいて損はないでしょう。

カタログには積み込み容量が変えられるルーフボックスUrban Loaderもあります。

通常サイズの容量(300ℓ)から、荷物が増えたときにはボックスが上方向へ拡大。最大500ℓまで容量を拡大できます。二人で出掛けるとき、四人で出掛けるとき、クルマの用途は常に一定ではありませんから、このように必要に応じて容量を可変できるアイテムは助かりますね。

心配なのは容量を上げた際、けっこう車高も高くなっているので、走行中、常にそのことを忘れないようにすることでしょうか。

色々役立つベースモジュールプラスα

ロングドライブに出掛けたときや、渋滞で動けないときの小さなお子さん対策って必要ですよね。ひと昔前は車載ビデオ、少し前ならDVDプレーヤーでも持ち込んでいたところですが、今はやはりタブレットでしょうか。そんなときに役立つのがベースモジュール+iPadホルダーです。

フロントシートのヘッドレストポールに専用のベースモジュールを取り付け、そこにタブレットホルダーを装着すれば、後席はミニシアターに変わります。

このベースモジュールにはタブレットだけでなく、テーブル、コートハンガー、フックなど様々なアタッチメントが用意されているので、普段の一人使いにも役立つアクセサリーです。

存在感のある高機能フロアマット

純正アクセサリーでベーシック用品の定番と言えばフロアマットでしょう。もちろんTロックにも用意があるのですが、少し変わったデザインになっています。写真の通りですがいわゆる迷彩柄、中でも都市迷彩と言われるパターンですね。

若々しいクルマのキャラクターにはよく似合っていますし、けっして派手なだけではなくVWらしい高い機能性も持ち合わせます。具体的にはこのマットはプレミアムクリーンという仕立てになっていて、これはアレルキャッチャー繊維が使用され、抗菌・抗アレルギー物質性能で目に見えない刺激物を分解します。

雑菌を抑制し快適な車内環境をつくることができるマットなので、車内の衛生面が気になる方にはおすすめです。

ドラレコはスタイリッシュな純正品を

VW純正ドライブレコーダーは現在2タイプあります。

先行発売されていたエントリーモデルの「DR-S1-VW」と2019年に追加発売された多機能モデルの「DR-S2-VW」です。性能面から言えば後発モデルの方が当然優秀で、S2の特徴はWi-Fi搭載で各自の持つスマートフォンからリアルタイムのドラレコ映像を確認できる他、GPS搭載でより詳細な走行情報も記録できます。

更にSONY製スーパーナイトビジョン2.0で夜間もより鮮明なハッキリとした映像記録が可能となっています。

引用:https://www.vw-dealer.jp/

ドラレコの一方の主流である液晶モニター内蔵タイプは、どうしても本体サイズが大きくなりがちですが、VW純正ドラレコはどちらも確認用モニターがないため、スリムな本体を実現し、視界の妨げは最小限になっています。

なおリヤカメラはS1もS2もオプションで付けることが可能ですが、S2の方ならフロントカメラと同じフルHD画質で記録できます。おすすめ!

フォルクスワーゲンSUV次の一手は?

TロックはクーペSUVという現在のトレンドを捉えたモデルですが、これはVWに限らずメルセデスベンツやBMW、あるいはシトロエンなどフランス車でも注力されているジャンルです。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

VWも次の一手として、先日スクープされた情報ではティグアンのクーペモデルがスタンバイしているようです。中国向けとの話しもありますが、グローバルに展開してくる可能性もあります。

さらに大型のティグアンだけでなく、コンパクトサイズのクーペSUV“ニーヴァス“(VW Nivus)の発表も間近のようです。

引用:https://forzastyle.com/

そうすると間にTロックが入り、クーペSUV三兄弟体制を整えるプランでしょうか。

それより先に本国ではTロックのオープンモデル「Tロック・カブリオレ」が既に販売スタートしていますので、売れ行き次第では日本導入もあるかも知れませんね。まだまだSUV増殖傾向は続きそうです。

引用:https://www.carmagazine.co.uk/

以上、フォルクスワーゲンTロックのおすすめオプションをご紹介しました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

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カローラツーリングの厳選おすすめオプションとナビはどれ?

日本のモータリゼーションを語るときに外すことができないブランドの一つは間違いなくトヨタカローラでしょう。

1966年の初代誕生以来、令和の現在まで途切れることなくブランドネームを維持し続け、既に12代目モデルとなったカローラ。その長い車歴の中ではいくつかのボディバリエーションが用意されてきましたが、今や売れセンNO.1であるのがステーションワゴンタイプです。国内初登場は1982年の4代目モデルですが、一気に知名度が上がったのは97年のステーションワゴンブームに乗って発売となった7代目モデルでしょうか。CMの影響から「カロゴン」の愛称で親しまれました。


2000年の9代目からワゴンは、カローラフィールダーと名称変更してシリーズ化され、2019年の12代目発売時にカローラツーリングとなりました。
今回のクルドラではカローラツーリングを実際に購入しようとした際、気になるオプションについて厳選したおすすめ品をご紹介していきます!

カローラツーリングのプロフィール

令和元年となった昨年9月、トヨタは新型カローラ(セダン)およびカローラツーリングの販売をスタートしました。先行する形で前年にはオーリスから名称変更したハッチバックモデル、カローラスポーツが登場しています。

引用:https://kakakumag.com/

新たなセダンとツーリングは、カローラスポーツと違い日本専用のボディが与えられたのが特徴。カローラツーリングの全高は海外仕様と変わりませんが、全長155mm・全幅45mm・ホイールベースは60mmもコンパクトに仕上がっています。

寸法的にはかなりの数字が詰められた感じですが、パッと見の印象はそれほど海外仕様に比べて小さくは見えません。全幅の関係で3ナンバーにはなりますが、あくまで日本での使い勝手を優先した設計となっているところに、カローラに対するトヨタの矜持が感じられます。

引用:https://www.sun-a.com/magazine/

全体のフォルムはショートワゴンといった風情で、先代のフィールダーより荷室等は若干小さくなっていますが、その分スポーティで軽快な走りを予感させるエクステリアです(ちなみにフィールダーはビジネスユースなどを狙い、グレード等を整理して販売継続中)。

パワーユニットは1.8ℓ直4ガソリンと1.8ℓハイブリッド、さらにダウンサイジングターボとなる1.2ℓ直4ターボの3バリエーションになります(今年6月に500台限定で2.0ℓモデルが発売されましたが完売)。また、グレードは1.2ℓを除く各ユニット毎に上からW×B、S、G-Xが用意されました。

引用:https://www.webcg.net/

なお、本年5月からカローラ含むトヨタ車は全販売店(東京を除く)で全モデルが扱えるようになったため、従来のカローラ店以外のディーラーからでも購入できます。

満足度の高いメーカーオプションは?

グレードにより設定できる範囲が違いますが、カローラツーリングのメーカーオプションはざっと以下のとおりです。

ご承知のとおりメーカーオプションだけは新車購入時にしか選べず、見方を変えれば新車購入の醍醐味です。

カローラツーリングのメーカーオプションは、グレード毎にかなり細かく設定されていて、オプション価格も比較的リーズナブルです。一部セット装着が必要となるものもあるため、選択には気を使うところですが、クルドラ的おすすめ品としては次の通りです。

全方位の安全装備を目指すために

カローラツーリングは先進安全装備パッケージの「Toyota Safety Sense」が全車標準です。少し前にあったToyota Safety Senseを”なし”にして価格訴求するような廉価グレードがなくなったのは時代の流れでしょう。


但し、一部プラスアルファとなる予防安全装備がメーカーオプションで設定されています。有償とはなりますが一度事故を起こせば、オプション代金など吹き飛ぶような修理代や賠償が発生する可能性もあり、ここは追加料金を投じてでも備えておくべきではないでしょうか。

カローラツーリングに残る安全装備関連のメーカーオプションは、ブラインドスポットモニター(BSM)、リヤクロストラフィックオートブレーキ、インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]で、グレードにより若干設定内容に違いがあるので注意が必要です。

ブラインドスポットモニターは隣を走る車両をレーダーで検知し、インジケーターを点灯させて注意を促してくれます。リヤクロストラフィックは駐車場から後退する際に、左右後方から接近してくる車両をレーダーで検知する装備。クリアランスソナーは、周辺監視しながら低速取り回し時の衝突回避、または衝突被害の軽減をサポートする装備です。1.2ℓのガソリンターボのみマニュアル車なので、これら装備がBSM+リヤクロストラフィックアラート、クリアランスソナー&バックソナーに変わります。

セットオプションの部分もあり、その他装備の必要性にもよりますが、ショッピングモール等へのチョイ乗りや駐車時の安全性が一段高まるのは確実です。

先進性を感じさせるオプティトロンメーター

Sグレード用のオプションになりますが、オプティトロンメーターを選択するとインフォメーションディスプレイが4.2インチから7.0インチへと大型化。グラフィカルで見やすく、先進性が高まります。

以下の比較写真を見れば一目瞭然ですが、メーターはドライバーが常に目をやるところなので、ここのグレードアップは所有する満足度が上がります。

ちなみにW×B系グレードには標準、G-Xグレードでは選択することができません。S系グレードをご検討なら、ぜひ選択をおすすめします。

少ない視線移動で情報を確認

カラーヘッドアップディスプレイは、W×Bグレードのみのオプションになります。

運転に必要な情報をウインドシールドガラスの視野内に投影。車速のほかにナビと連携したルート案内など、さまざまな情報を表示します。また、高輝度表示の採用により日中でも高い視認性を確保しています。


なお、ナビとの連携はディーラーオプションのT-Connectナビキットまたはエントリーナビキットを装着した場合に可能となります。

地味なインテリアを華やかに変える

こちらもW×Bグレードのみのオプションになってしまいますが、ホワイトカラーの合成皮革+レザテックシートをおすすめします。

元々カローラは日本を代表する大衆車なわけですが、先行しているハッチバックのカローラスポーツやワゴンのツーリングは、30代のヤングアダルト層にも訴求したいモデルです。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

そのためにはスポーティな味付けは絶対で、例えばカローラスポーツはナロー化していない欧州仕様のワイドボディや大径アルミをそのまま持ち込んでいますし、タンやレッドのインテリアカラーも設定されています。

対してカローラツーリングは、前述の通りボディサイズも日本仕様にややスリム化されていますし、インテリアも基本ブラックのみになりますが、唯一の例外がメーカーオプションになるホワイトカラーのインテリアです。

白内装は美麗ですが、汚れが気になる人も多いようです。このオプションでは合成皮革+レザテックになっているので、お手入れはしやすい部類に入るでしょう。何より黒内装と比べると若々しい印象が際立ちます。

また、オプション価格は28600円になっていますが、実はこの価格にはステアリングヒーター&シートヒーター(運転席・助手席)の27500円が含まれているため、実質1100円の追加費用でOKなのです。お得!

車内エアーの汚れを見える化

エアクリーンモニターはG-X系グレード以外の全車で選択できるオプションで、国内のトヨタ車では今回のカローラで初登場となります。常時、車室内の空気汚れを検知し、ヒーターコントロールパネル上のインジケーターに表示する機能で、クリーンになるほどグリーン表示になり、汚れているほどオレンジに近づきます(6段階表示)。スイッチを押すと清浄機能がスタートし、汚れ具合に応じて風量を調整してくれます。

引用:https://clicccar.com/

またエアクリーンモニターは「ナノイー」とのセットになっています。ナノイーとはパナソニック社の独自技術で、大気中の水分へ高電圧を加え微粒子イオンを生成、そのイオンがニオイのもととなる菌に反応し、脱臭・除菌してくれます。エアクリーンモニターとの組み合わせで、車内の衛生環境が整うのは間違いないですが、”国内初”とか聞くと触手が動きますね。

いつか役立つ日がくるかも?

次におすすめしたいのは、ハイブリッド車専用品のアクセサリーコンセントです。

引用:https://ameblo.jp/shiroshiro488/

昨今、地震等の停電時に役立つとして注目が集まるのが、ハイブリッドやプラグインHVなどの”電源車”です。近頃では公的機関や自治体などでも、導入が進んでいると言います。

カローラツーリングを電源車として活躍させるのに必要なのが、メーカーオプションのアクセサリーコンセントです。コンセントに約4万円は高いと感じる方もいるかも知れませんが、カローラのそれは非常時給電システム付で1500Wのスペックを誇ります。

これなら調理用のホットプレートや電子レンジを作動できるだけの容量となっており、有事の際、こういった家電が使えれば避難時の食事にもバリエーションが出せますし、他にもドライヤーや冷蔵庫の電源にも使えるためQOL(生活の質)は格段に上がります。

ハイブリッド車の能力を引き出すこのオプションは、非常時に十分な助けになるはずです。

おすすめディーラーオプションをチェック

トヨタは他社に比べるとディーラーオプションの充実度はとても高く、エクステリアからインテリアまで実用性や機能性に富むアクセサリーが揃っています。

まずエクステリア関連ではトヨタ定番のエアロ等ドレスアップパーツからご紹介。カローラツーリングにはモデリスタとTRDの二種類がスタンバイしています。

トヨタ車にベストフィットのモデリスタ

モデリスタはトヨタ市販標準車に対するユーザーの様々な要望を具現化させる組織として1997年に設立されました。既に20年以上、トヨタ車のカスタマイズパーツを手掛けており、エクステリア、インテリア共に高いクオリティが評価されています。

引用:https://dressup-navi.net/

写真の通りエクステリアは、後付けエアロにありがちな”派手”に行き過ぎない”純正+α”のバランスにまとまっていて好印象。元来、ツーリングは低目のボンネットですが、エアロ装着で前後とも30mmほど地上高が下がります。また、カローラスポーツには設定されていますが、セダンとツーリングには設定のない18インチアルミもモデリスタパーツとして用意されエアロとベストマッチです。

モデリスタはインテリアパーツの開発にも定評があり、カローラツーリングにも各種LED照明、スカッフプレート、ラゲージデッキボードなど揃いますが、おすすめはインテリアパネルセット。

カローラツーリングのインテリアは基本ブラックで統一されていて、スポーティなイメージはありますが、やや地味な印象です。そこへ差し色としてカラーのパネルが入ることで雰囲気が変わります。メーカーオプションのホワイト内装をチョイスした場合にはチタニウムグレインを選べば相性はバッチリな仕上がりです。

スポーツ度が上がるTRDブランド

トヨタのスポーツパーツブランドにはTRDの他にGRがありますが、カローラ用のパーツは設定がありません。今やトヨタはGRの方がイチ推しという雰囲気もありますが、ツーリングよりスポーティなハッチバック車カローラスポーツにもGRパーツはないのが不思議です。

そんなわけでカローラでスポーツチューンしようと思えばTRDパーツとなります。ツーリング用にはフルエアロキットのBLACK EDITIONがスタンバイ。フロント、サイド、リヤサイド、テールゲートの各スポイラーに18インチのブラックアルミとタイヤでドレスアップされます。

さらにチューニングブランドらしく「メンバーブレースセット」も用意され、ボディ剛性を引き上げて、しなやかな乗り心地とロードホールディング性を向上させることができます。

トータルではけっこうなオプション価格になりますが、おそらく今後街で多く見かけるであろうカローラツーリングを他人とは一味違う愛車に仕立てられます。

ベーシック用品はお買い得セットあり

純正アクセサリーの定番は、フロアマットやドアバイザー辺りですが、カローラツーリングでは下記の通りベーシック用品をまとめてお安くしたセットを用意しています。マットの種類によりA~Cセットが揃いますが、ワゴンらしくラゲージルームのアイテムも加わります。

ラゲージのソフトトレイやトノカバーはまだしも、フロアマット等はカー用品店で安いものが売っていますから悩ましいところでしょうか。確かにサードパーティー品でも、中にはしっかりと実車の採寸をして製品化していうる商品もあるようですが、純正品の強みはやはり車メーカーらしい品質感です。

例えば今回のフロアマットは、東大と富士通が共同開発した光触媒をカーペットに取り入れ、抗ウィルスやアレルギー、消臭、防汚機能が追加された高機能製品となっています。デザイン的にも純正らしいフィット感があり、ただ高いだけのアイテムではありません。

また、今回はお買い得セットになっているため、9000円前後の値引きにもなっていますよ。

冬場に重宝、ありそうでなかったアイテム

霜取りウォッシャーは、フロントガラスに付着した霜を温かいウォッシャー液ですばやく溶かしてくれるアイテム。寒い地方に限らず、冬場の朝などにヤカンのお湯を掛けて霜を溶かす方は多くないですか。筆者もウォッシャー液がお湯だったらな、と思ったことは数知れず。

この霜取りウォッシャーは、原理は単純でウォッシャー液を加熱&保温する装置。単に加熱するだけでなく、魔法瓶と同じ真空断熱容器の中にウォッシャー液を蓄えておくのがポイント。容器の中には電熱線が入っており、走行中に加熱&保温しておいて次回始動時に備えます。極寒の朝でもウォッシャー液は30℃位には保たれているとのこと。

目からうろこのこのアイテム、おそらく今後トヨタ車はもちろん他社にも拡大していくと予想します。

ちなみに離れた場所からリモコン操作でエンジンを始動できる「リモートスタート」と併せ、お買い得価格としたセットも2種類用意されています。

話題の装備をディーラーオプションで用意

電子インナーミラーは新型車での装着が急増しているアイテムです。バックドアガラス内側に取り付けられたカメラの画像をインナーミラーへ表示。後席の同乗者やラゲージ内の荷物等によって視界が遮られることなく、クルマ後方の状況をミラーで確認できます。

メーカーオプションで用意するメーカーもありますが、トヨタではディーラーオプションになっているので、後から思いついたときに取り付けられるのが嬉しいですね。

最新型のハリアーでは、この電子ミラーに画像の録画機能が加わり、正にドライブレコーダー代わりとなるスペックも備わっています。今後ますます装着率が向上していくアイテムでしょう。

ナビゲーションはナビキットで用意

カローラツーリングは全車にディスプレイオーディオが標準装備されています。ヤリスやハリアーなどもモデルチェンジ毎に標準化しており、トヨタは全てのモデルでディスプレイオーディオをデフォルトにしていく計画です。

9インチモニターへのアップグレード推奨

そのディスプレイオーディオはカローラの標準で7インチモニターが装着されていますが、”メーカーオプション“には9インチモニターも用意されています。しかも6スピーカーもセットで28600円と良心的な価格設定。モニターの大画面化はメリットが多く、新車購入時にはぜひ装着をおすすめします。

ディーラーオプションでは、そのディスプレイに表示させることができるナビキットが2種類用意されています。

高いナビ機能と慣れた操作感を望むなら

どちらを選んでも通常のナビゲーション機能は同一ですが、T-Connectナビキットの方はT-Connectのスタンダードサービスが全て使えるのが特徴。

特にエントリーナビキットにはない、新しい道路情報を3年間無料で自動ダウンロードしてくれる「マップオンデマンド」やビッグデータを活用した地図データで最適なルート探索をしてくれる「ハイブリッドナビ」などは魅力的です。

スマホナビではなく、従来と同じ使い慣れたナビ操作や地図表示を希望される場合には、ナビキットを選んでもいいと思います。モニターが標準な分、価格もリーズナブルですしね。

おすすめはスマホ連携のコネクテッド方式

但し、カローラツーリングには”コネクテッドカー“としてDCM(専用通信機)も搭載されているので、SmartDeviceLinkを経由してスマートフォンでやりたいことがディスプレイ上で直接操作可能です。

ナビ案内はもちろんのこと電話、メッセージ、音楽などのアプリを利用できる他、ディーラーオプションナビキットと同様にトヨタ自慢のT-Connectサービスも利用できます(最初の5年間無料!)。

ここまでディスプレイオーディオの利用環境が整っている以上、カローラツーリングのおすすめナビはスマホ利用によるコネクテッド方式だと考えます。

引用:https://motor-fan.jp/

導入コストが最もリーズナブルなのはもちろん、今は機能面で見劣りするナビアプリも今後は車載ナビキットに並ぶくらいのアップデートは行われていくでしょう。業界盟主のトヨタが主導しているだけに、同社と資本関係または業務提携関係にあるダイハツ、マツダ、スバルそしてスズキはディスプレイオーディオとDCMを今後、標準装備化する可能性は高いです。

そうなるとクルマ用ナビのスタンダードとして、コネクテッド方式がますます定着していくはずです。

引用:https://www.goodspress.jp/

以上、カローラツーリングのおすすめオプションのご紹介でした。

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ハリアーのおすすめグレードを比較して検証!ベストバイモデルはどれ!?

コロナ禍も収まりきらない令和3年の冬、新型ハリアーのセールスが絶好調です。現在、仮にディーラーへ行って注文を入れても納期は半年近くになりそうです。直近ではトヨタライズのレポートで同じような文言を入力したばかりですが、ここにきてSUVもトヨタ一人勝ちの様相を呈してきました。

国内ではライズ、RAV4PHV、ハリアー、さらに既に発表されているヤリスクロスと矢継ぎ早にSUVモデルを投入しラインナップ拡充を進めているトヨタですが、さらに海外まで目を向ければカローラクロスまでスタンバイしています。

勢いづいたトヨタに対抗できる国内メーカーは、さすがに見当たらないのが現状です。

しかもただ頭数を揃えるだけでなく、ライズもハリアーもしっかりと販売成績で結果を残しているところに地力を感じさせます。特にリーズナブルな価格設定がウリのBセグメントSUVライズはまだしも、ハリアーはずっとハイプライスの上級モデルです。このクラスが飛ぶように売れているのだからトヨタ恐るべし!

引用:https://biz-journal.jp/

今回のクルドラでは、長いウェイティングリストとなっている新型ハリアーを実際に購入する際、選ぶべきベストバイグレードは何かを徹底比較検証していきます。情報ではグレードによってかなり納期にも差があるらしいですから、ぜひ参考にしてください!

新型ハリアーはこんなクルマ

今年発売となったハリアーは4代目モデルです。クルマのコンセプトは1997年デビューの初代モデルから一貫していて、クロカン四駆のイメージが強いSUVの対極となる”都市型SUV”、”スペシャリティSUV”であること。今ではSUVジャンルも拡大し、同様のモデルも増えてきましたが、ハリアーはその開拓者です。

引用:https://dressup-navi.net/

初代と2代目は海外ではレクサスブランドで販売されていましたが、3代目は国内専用モデルであった点が特色。2013年頃は国内でもレクサス店が展開していたため、レクサスRXが”実質3代目”モデルとして販売されていたのですが、トヨタ店ではハリアーの後継車を望む声が大きく、”名目上の3代目”国内専用モデルとして復活した経歴を持ちます。

3代目は国内専売モデルとして大ヒット

クルマそのものの出来が良かったのはもちろん、レクサスRXと比べればトヨタブランドらしく価格も低めに納まっていたことも奏功し、3代目は大ヒットとなりました。モデル末期までよく売れていた先代ハリアーの後を継ぎ、今年6月17日に4代目が発売となります。

引用:https://motor-fan.jp/

奇しくもこのタイミングで、トヨタは販売店毎の車両専売制をやめ、全モデルが全販売店で取り扱えることなりました。このことが新型ハリアーの販売数を格段に伸ばした要因なのは間違いないでしょう。

既存の価値観にとらわれない4代目

4代目ハリアー開発のポイントは、これまでのSUVの当たり前を見直すこと。具体的には高いユーティリティはSUVのウリでしたが、ハリアーではこれを犠牲にしてもデザイン優先のシャープでクールなルックスに主眼が置かれました。ラゲージスペースや室内高は先代モデルより減少していますが、その分、クーペライクな尖ったフォルムが際立ちます。

引用:https://clicccar.com/

プラットフォームや基本メカニズムはRAV4をベースにしていて、同門にワイルドなRAV4があるため、ハリアーはまったく違うキャラクターを構築しやすかったようです。

4代目は今後、北米でもトヨタヴェンザのモデルチェンジ版として投入されることが決まっていましたが、その開発に当たっては「あくまで国内モデルを作る目線」で進められました。

今後は日本オリジナルモデルが海外で通用するのか、が注目です。

ハリアーのグレードを徹底チェック

ハリアーのグレードと価格を一覧にすると以下の通りです。S、G、Zというグレード名は他のトヨタ車と共通の設定ですが、上級モデルにしては基本3グレードだけのシンプルな構成になっています。

では順にグレードをチェックしていきましょう。

驚きのプライスを実現したSグレード

前項でも少し触れましたが、ハリアーのセリングポイントには「リーズナブルな価格設定」もあると思います。もちろん絶対的には高価かも知れませんが、この装備・このデザイン・この車格のクルマがこの価格なら「安い」と思わせる部分があります。この辺りはトヨタの上手いところで、”かんばん方式”で知られるトヨタの徹底した合理化による生産管理システムの為せるわざであり、その結果としての”値付け”です。

新型ハリアーでもベースグレードのS(FF、ガソリン)には300万円切りの299万円というプライスタグが付きました。

他グレードと比べて、ここが違う、あの装備がない等々細かく見ていけば別ですが、現車を見ればとても200万円台のクルマには思えません。カローラの一番いいやつ(4WD、ハイブリッド)が295万円ですから、悩ましいところですよね。

安全装備は上位グレードと遜色なし!

さて、そんなSグレードは、さすがに「何としても300万を切る」の掛け声があったのか定かではありませんが、細かく装備を切り詰めているのが伺えます。

とは言え、主要装備としてはLEDヘッドライト(オートマチックハイビーム付)、フルエアバッグ、インテリジェントクリアランスソナー、17インチアルミ、ディスプレイオーディオなど基本+α程度には揃います。もちろん安全装備はToyota Safety Senseが標準で、これは上位グレードと遜色ありません。

今回、先代ハリアーからToyota Safety Senseの進化ポイントは、プリクラッシュセーフティが夜間の歩行者と日中の自転車も検知できるようになった他、車線中央を走行するステアリング操作支援の追加となっています。

質実剛健!カスタムベースに最適

エクステリアの違いは中間のGグレードと比較して、アルミのサイズ以外はメッキパーツの有無程度しかありません。一方インテリアでは、シートの機能がかなり省かれることやパネルの加飾がないこと、足元照明やパワーバックドアもない等々、差異箇所が多めです。

メーカーオプションの設定もありますが、すべて選択しても上級グレードに届かない装備も多く、やはりこのグレードは本体をできるだけ安く買って、自分仕様にカスタムしたい方向けでしょう。

上級装備追加で好バランスのGグレード

次に中間モデルとなるGグレードを見てみましょう。わかりやすくSグレードから何の装備が加わるのかを下記のとおり一覧にしてみました。

各部アイテムが上位スペックへ移行

いくつか大きな変更を見てみると、エクステリアでは足元にインチアップしたアルミホイールが付き、フロント及びリアのガーニッシュ、ドアハンドルがメッキ仕上げになっています。細かいところではマフラーカッターがSの真円から、楕円形のものに変わります。

またLEDフォグランプも標準となり、ヘッドライトの方もSのオートマチックハイビームから一段進化したアダプティブハイビームにアップデート。こちらは単純にハイ・ローを切り替えるオートハイビームに比べ、対向車を検知した時、部分的に遮光し、他車に配慮しながらもハイビーム状態を維持でき高い視認性を確保します。

安全装備ではデジタルインナーミラーが標準になります(Sはメーカーオプション)。

引用:https://www.autocar.jp/

荷室や後席に遮られず良好な後方視界を確保できるデジタルミラーは、採用するクルマも増えてきましたが、ハリアーのそれは“もしもの時”に備えて前後方の録画機能も搭載。要はドライブレコーダーが標準になったイメージです。

インテリアは一気にソフィスティケート

インテリアの変更点はSに備わる装備の上級化が目につきます。例えばステアリングだけを取ってもチルト&テレスコの電動化、サテンメッキ加飾、ステアスイッチのピアノブラック塗装などが加わります。

標準のディスプレイオーディオは8インチとSグレードと同じですが、メーター内のインフォメーションディスプレイはSの4.2インチから7インチへと拡大します。

シートも8ウェイパワーシート、合成皮革、電動ランバーサポートが追加され、さらにG以上ならLeather Packageを選択することができ、本革シートだけでなくステアリングヒーターやシートベンチレーションも同時に備わります。

Leather Packageでなくともブラウンやグレーの内装色も選べるようになるため、パネル加飾やパイピングオーナメントと併せ、より上級モデルらしい華やかなインテリアにできます。

全て書ききれませんが、計16点の変更・追加箇所があります。これでSとの価格差(FF、ガソリン)は420,000円です。実際は88,000円のデジタルインナーミラーがGには標準なのでSにオプションで付けることを想定すれば332,000円差になります。

アルミのサイズやヘッドライトの機能などはまだしも、各パネルやインテリアの加飾やメッキ処理は数値化が難しいのでGはSよりいくらお得です、など断言はできませんが、前述した通りインテリアカラーの選択肢など、Gグレードでしか望めない部分に価値を感じられるかどうかでしょう。

エクスクルーシブが魅力のZグレード

ハリアーのトップグレードとなるZ。通常このクラスのクルマであると、デビュー当初はトップグレードに受注が集中する傾向にありますが、それはハリアーでも顕著に表れています。

発売後一番人気はこのグレード

冒頭、グレードによる納期に触れましたが、現在一番納車までに時間を要するのがZ及びZのLeather Packageです。これにボディカラーをプレシャスブラックパール、オプションの調光パノラマルーフを加えるとズバリ”最長納期”になります。ガソリン、ハイブリッドの別は今のところあまり大差ないようです。

発売後1か月で45,000台の受注と年間販売目標台数を上回る状態なので、現在7月ですが納車は来年ということになるでしょうね。

そんな売れに売れているトップグレードのZは、Gグレードより以下の点で装備が加わります。

エクステリアについての変化は細かいところが多く、全体的な印象はGと変わらないように見受けられますが、やはり大きなポイントになるのは調光パノラマルーフを選べる点でしょうか。

先の受注状況からもわかる通り、198,000円と決して安くない価格ながら人気のオプションとなっていて「これが欲しい」、となったらZグレードを選ぶしかありません。

外観に比べると、機能装備や快適装備の充実度がZのウリです。

中でも目を引くのがセンターコンソールに鎮座する12.3インチの大型ディスプレイでしょう。

GとSは標準で8インチなので一回り以上大きな画面となり、ZはT-Connect SDナビゲーションやフルセグのTVも付いているため、大型モニターの恩恵が感じられるはず。さらにオーディオもJBLプレミアムサウンドシステムにアップグレードされ、高級SUVらしさをアピールします。

同じくセンターコンソールの空調コントロールパネルも、ダイヤル型から静電タッチパネル式になり凸凹のないスッキリとしたデザインになります。

その他、GやSではオプションでも用意されないZ専用装備として、カラーヘッドアップディスプレイ、フロントドアスカッフイルミネーション、パワーバックドアのハンズフリー機能、リヤデッキのSUSプレート、後席へのスマートエントリーがあります。

またZグレードのみメーカーオプションで、パノラミックビューモニターが選べますが、これを選択することで助手席側ドアミラー下部に付く「補助確認装置」、通称”耳たぶミラー”がなくなります。

引用:https://tmhshiroto.com/

規定により一定以上のサイズのクルマには装着が義務付けられていますが、見辛くあまり役に立たない評価とデザイン面での不評もあり、これを無くすには調光ルーフ同様にZを選ぶしかないですね。

標準装備品を見れば価格上昇も納得

ZグレードはGよりもFF、ガソリンモデルで520,000円高です。一見、かなりの価格上昇に見受けられますが、実際は369,600円の12.3インチT-ConnectナビにJBLオーディオがZには標準なのでGにオプションで付けることを想定すれば150,400円差になります。

引用:https://driver-box.yaesu-net.co.jp/

もう一つ安全装備のリヤクロストラフィックオートブレーキ&ブラインドスポットモニターも標準なので、Gグレードへ68,200円のオプション代で追加するつもりなら、差額は82,200円にまで縮まります。これだとアルミホイールが19インチになっている分だけでも、元が取れる気もしますからZグレードは案外とリーズナブルな価格設定と言えそうです。

おすすめはトップ・オブ・ハリアーのZ

新型ハリアーは基本3グレード展開ですが、プレミアムSUVという車格を考えるとボトムのSグレードは選択肢から外れそうです。もちろん上記したように価格を考えれば、それ以上の満足感はあるかも知れませんが、グレードとしては「ハリアー、200万円台からありますよ」という営業戦略的な役割が大きいかと。

単体として見れば悪くはないですが、上級グレードにある装備を見ると「コレは欲しいよな」と思えるものが多いのも実際でしょう。

また、先代ハリアーの車歴を見ると2013年のデビュー時のグレード構成は下からグランド、エレガンス、プレミアムという3グレード展開で、現行型のS、G、Zに相当しますが、最初のマイナーチェンジ時にボトムのグランドは早々にカタログ落ちしてしまいました。

価格を上回る”イイもの感”がハリアーのセリングポイントと記載しましたが、結局、ハリアーのような車格になると価格の安さに買い手のプライオリティがさほど置かれないことの証明かも知れません。

そうするとGかZの選択になりますが、クルドラ的にはZグレードを推します。

前項の通り、価格面でオプション含め装備選択していくとZが割高ではないことが分かりますから、素のGで満足という方以外には最初からZをおすすめします。

FFか4WDか、ガソリンかハイブリッドか、さらに本革シートが必要かは個々人の用途次第でニーズのあるタイプを選択すればよいですが、生活四駆の必要性がなければ個人的にはFFのガソリンが価格との折り合いも含めベストチョイスです。

ガソリン車のエンジンはRAV4のモデルチェンジで登場した新開発の2ℓ直噴ダイナミックフォースエンジンです。最高出力(171PS)、最大トルク(21.1kgf・m)ともにエンジン単体ではハイブリッド用の2.5ℓに匹敵するパワーの持ち主で、熱効率の良い最新型ユニットです。

以下2枚引用:https://www.webcg.net/

ガソリン車はトランスミッションもRAV4から初採用されるDirect Shift-CVTを搭載します。これは発進用ギアが追加されることで、ダイレクト感が増しているのが特徴です。

筆者の主観ながら絶対的な燃費はハイブリッド車にはかないませんが、その価格差は約60万円にもなり、それなら30万円上乗せでLeather Packageを選択した方が、常に見て、触れる箇所のグレードアップがハリアーの所有満足度を数段高めてくれるでしょう。

以上、新型ハリアーのおすすめグレードをご紹介致しました。

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Z31系フェアレディZを振り返る=Look back over the Z31=

日産フェアレディZ。言わずと知れた日本を代表するスポーツカーでありスペシャリティカーです。その初代モデル登場は1969年まで遡りますが、さらにルーツを辿れば1952年のダットサンスポーツDC-3にまで行きつく”日本スポーツカーの祖”とも言えるモデルです。

もちろんグローバルでの評価も高く、販売の中心である北米では「Zカー」として長年親しまれてきました。50年以上に渡る歴史の中では、オイルショックやバブル崩壊など様々スポーツカーに厳しい時代はありましたが、それらをくぐり抜けて令和の今日まで現役モデルとして販売が継続しているのは、ジャパニーズスポーツカーオリジンとしての面目躍如です。

今回のクルドラでは、名車ヒストリーとしてフェアレディZの3代目にあたる”Z31”型についてその歴史を振り返ります。

絶大な人気を誇る初代S30と、いまだにファンの多い4代目Z32の中間にあたるZ31(2代目S130も含め)は、いろいろな意味で過渡期的なモデルのイメージを持たれやすいですが、果たしてどのような歩みであったのか、その足跡と魅力をご紹介していきます。

フェアレディZのあゆみ

日産スポーツの2枚看板と言えば、スカイラインとZで異論はないでしょう。

引用:https://cartune.me/

両車ともに歴史と伝統があり、現在でもその車名を残し販売が続いている点は共通。男臭い(?)キングのスカイラインと車名からしてものクィーンのZ。片やセダンベースのルックながらレースにおいて名を成したモデルと2by2のスペシャリティな普段使いできるスポーツモデル。正に両輪として日産スポーツのアイデンティティを築いてきました。

今回の主役である3代目Z31を含むフェアレディZのモデルヒストリーは以下の通りです。

初代のS30は高性能でクールなデザイン、そして欧州スポーツカーに比べ低価格であることが受け、北米を中心に大ヒット。その実績はおよそ10年にも及び、”NISSAN”の名を世界に知らしめた立役者になったのです。2代目のS130は初代の正常進化版ですが、第一次と第二次のオイルショックの間に誕生し、排ガス規制や衝突安全規制などに翻弄され”スポーツカー冬の時代”を過ごしました。

そして83年に登場したZ31は、日本初の3000ccV6エンジンを搭載し”Z再興”への役割を託されたのです。

三代目Z31型ってどんなクルマ?

前項の通り2代目S130は各種規制対応に追われ、もはやスポーツカーと呼ぶには苦しいスペックとなり、カタログ等にも「スポーティカー」として表現されるようになっていました。

3代目Z31へのモデルチェンジにあたり日産は、再びスポーツカーの称号に資することを目指し、ボディ・パワートレイン・シャシーさらにイメージリーダーにふさわしい先進的な装備を惜しみなく投入しました。

キープコンセプトながら”目元”でイメチェン

ロングノーズ・ショートデッキというZの伝統的なコンセプトは引き継ぎながら、当時トレンドになりつつあったCd値、いわゆる空力性能が重視されたのがポイント。ボディタイプは先代S130系と同様にホイールベースの違う2シーターと2by2を用意します。

特徴的なのはヘッドライトで、空力特性を高めるためリトラクタブル式となりましたが、通常の形式とは異なり、ライトを閉じた状態でも「半目」のようにレンズの一部が露出するデザインに。

引用:http://motorfan-newmodel.com/

パラレルライジングヘッドライトと呼ばれ、確かに好き嫌いが分かれそうなデザインですが、Z31らしい個性となりました。“目”が違うため先代とは別物の第一印象ですが、全体のフォルムやフロント以外のディテールをよく見れば、2代併せて「世界一売れたスポーツカー」の正常進化版なのが分かります。

国産NO.1パワーユニットを搭載!

トピックは心臓部で従来の直6を刷新、”PLAZMAエンジン”と称するV6SOHCターボを3.0ℓ、2.0ℓともに搭載しました。


中でも3.0ℓのVG30ET型エンジンは230PSの大パワーを誇り、トヨタスープラに搭載される7M-GTEUエンジンが出るまでは当時の国内最高出力でした。海外向けモデルでは、最高速度が250km/hに達しています。

パワーユニットだけでなく、足回りも世界初となる3ウェイアジャスタブルショックアブソーバーを投入。今で言う「可変式ダンパー」のことですが、ソフト/ミディアム/ハードと3種類のセッティングが選べました。

多連メーターはZインテリアのアイコン

スポーツカー然としていたインテリアも3代目まで来ると多少薄れ、相対する形でGTカー、スペシャリティカーらしいゴージャス感も表現されるようになりました。ステアリングから指が届く範囲にスイッチ類を配置する「クラスター型」のサイドメーターナセルに当時のトレンドも見て取れます。

薄れたと言っても初代から2代目にかけて継承されたインパネ中央に多連メーターを配するデザインはZ31にも残り、Z32で一旦消えるものの、再デビューとなった2002年の5代目Z33型からは復活。以降”Zアイコン”の一つとして現行モデルZ34まで続くことになります。

その他にもラック&ピニオン式ステアリング、8ウェイパワーシート、雨滴感知識オートワイパー、オートエアコン、高性能オーディオなど現在まで続くラグジュアリーな上級装備もこの年代から投入が進み、スポーツカーでありながら高級装備もZのウリとなりました。

引用:https://nes-autogallery.jp/

背景には当時の急激な円高によって、海外輸出車の価格上昇は不可避であったため、価格に見合った豪華装備やエンジン(北米では直6よりV6が上級扱い)を備えるハイスペックスポーツカーへ、Zのキャラクターを切り替える必要もあったのです。

国産唯一のTバールーフモデルを追加

84年にはフルオープンと同等の解放感と乗降性の良さから、海外では人気のTバールーフモデルをS130に続きZ31でも国内へラインナップしました。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

主戦場となる北米では、スポーツカーとオープンは切っても切れない関係性があり、Zも元を正せば「ダットサンスポーツ」という4座オープンモデルの出自を持ちます。

2代目S130からTバールーフを設定していただけあり、Z31にも一日の長を生かしてオープン走行中の風の巻き込みを低減するスプリング可動の自立式エアディフレクターを備えます。また、ハッチルーフにはスモークドガラスと脱着式サンシェードを採用し、必要に応じ普通のサンルーフのような使用も可能としました。

その後もフェアレディZは4代目Z32から令和の現行型となる6代目Z34まで、コンバーチブルやロードスターと呼ばれるオープンモデルのラインナップが続きます。(残念ながら現行型Z34のロードスターは生産終了)

引用:https://www.carsensor.net/

前代未聞の直6とV6の共存

85年10月に新たに200ZRグレードが投入され、このモデルには心臓部に直列6気筒24バルブDOHCエンジン+セラミックターボが奢られました。

スカイラインの直6を得て2.0ℓもパワフルに

前項の通りZではZ31に切り替わった際、直6を捨てV6へ舵を切ったわけですが、ここにきて突然の直6復活となったわけです。当時すでに直6はスカイライン、ZはV6という図式が出来上がっていただけに、直6復活は違和感を覚えたものです。

以下2枚引用:https://nosweb.jp/

真偽は定かではありませんが、当時の日産社内にはスポーツカーのパワートレインとして直6派とV6派で意見が分かれるところもあり、日産を代表するスポーツカーに直6は必要という声も大きかったそうです(旧プリンス系スカイライン・シンパの声?)。

そんなことでZ31の2.0ℓは豪勢に2種の6気筒エンジンを用意することになり、合理化最優先の現在では考えにくいことですが、当時バブルの入り口に立った日本ではイケイケな風潮もあったようです。しかし後から考えるとこの辺りから日産の迷走が始まったようにも映ります。

そもそも同じカテゴリーに、ほとんどメカニズム的な関連のないスカイラインGT-RとZ、専用設計となる2台のスポーツカーを擁していること自体バブリーでしたね。(現行のスカイラインとZは共有のプラットフォーム)

世界初のセラミック製ターボを装着

Z31に搭載されたRB20DETエンジンは、ターボチャージャーをセラミックターボへ変更。最高出力は2.0ℓV6ターボを10PS上回る180PSを発揮します。但し、このタイミングでエンジンの出力がグロス表示からネット表示に変わっていますので、換算すれば30PS近いパワーアップです。

セラミック製のターボはこれが世界初となり、日産は”セラミック・レスポンス“というキャッチコピーでアピールしました。セラミックターボは低回転、低負荷時からタービンが敏感にレスポンスすることが特徴で、これまでターボの弱点だった”ターボラグ“の減少を実現します。

このエンジンはもともとR31系 スカイライン用として開発されたもので、インタークーラーが上置き形に変更されたため、ボンネット中央に大型のエアインテークが設けられました。

引用:http://messiah208.cocolog-nifty.com/

当時のホンダDOHC車にそれを示すパワーバルジがあったのと同様、従来の2.0ℓ車にはなかった大き目のインテークに誇らしげなユーザーも多かったです。

エンジン以外にも専用のスポーツシート、アルミホイール、サスペンション強化、LSDが奢られ、グレードはノーマルルーフの”200ZR-I“とTバールーフの”200ZR-II“の2種類が用意されました。

先代からの完全脱却!エアロフォルムに大変身

Z31のマイナーチェンジは当時のセオリーからすると、やや遅めの86年10月に行われました。

引用:https://motor-fan.jp/

外観はそのスタイルを本格的スポーツカーに寄せて力強さと風格を備え、一目で良好な空力を感じさせる”エアログラマラスフォルム”へと一新。Z31の印象が大きく変わりました。

従来の300ZXも全幅1725mmの3ナンバーでしたが、それはサイドプロテクターの厚みで寸法を稼いでいたもので、ボディ自体は5ナンバーと共通。マイチェンモデルは前後フェンダーの形状により3ナンバー専用のエアロフォルムを構築しています。

新世代デザインフィロソフィーの確立

マイチェン時のデザインは北米のNDI(日産デザインインターナショナル)が担当し、キャビン部と左右ドアパネル以外は全て意匠変更しています。但し、2.0ℓモデルは5ナンバー維持のためフロントとリアフェンダーは変更なしです。

当時学生の筆者はその変貌ぶりにフルモデルチェンジしたと思い込むほどでしたが、このマイチェンモデルと前モデルを比べると自動車におけるエクステリアデザインの端境期を見るようです。

マイチェン後はこれまでの突起物感アリアリの別体バンパーが、フロント造形の一部に組み込まれ、現在に通ずるフロントマスクへとつながったように見えます。

リヤのコンビネーションランプの横一文字タイプも、正確に調べたわけではないですがこのZ31が初出に見えるくらいに斬新でした。

引用:https://nosweb.jp/

ほとんど同時期に国内海外を問わずライバル車であったスープラ(A70系)も、北米のワイドボディを国内に新規投入していますが、やはり3ナンバーのワイドボディと5ナンバーのナローボディを比べるとどちらが”自然”かは一目瞭然です。もちろん国内自動車税の税制により5ナンバーの需要があるのは承知していますが、Z31の新しいワイドボディを見るにつけ、全幅の制約がいかにデザイン上の障壁であったのかが伺えます。

ちなみに次期型Z32のときは、自動車税が排気量別に変わっていたため、全幅1700mmの壁がなくなったことでベストプロポーションのZと評されています。

3.0ℓV6DOHC搭載の300ZR誕生

マイチェンではエクステリアの大変身に止まらず、パワーユニットにも再びメスが入ります。新グレードの300ZRが誕生し、その心臓部にはVG30型ユニットをDOHC化して搭載、新開発した5速MTと熟成したサスペンションにより新たなフラッグシップとなります。

ターボに依らないリニアなNAの出力特性は、純粋に走りを追求したいと思うドライバーから歓迎されました。

引用:https://option.tokyo/

従来の3.0ℓV6SOHCターボの300ZXも継続され、カタログ数値の絶対値は300ZRを上回りますが、このマイチェンでATのみの設定になるなど、ZRに比べラグジュアリーな役回りを請け負うことになりました。

2.0ℓモデルは案の定、V6エンジンはカタログ落ちして直6のRB20DETセラミックターボの200ZRに絞られます。同一モデル、同一排気量でV6ターボと直6ターボが共存する過去あまり例のなかった構図は1年で終了になりました。

Z31最後の仕上げは走行機能向上

88年の6月にZ31は最後の小変更が行われました。

引用:https://topics.smt.docomo.ne.jp/

その内容は2点で、まず偏平率50%のワイド&ロープロファイルタイヤを3.0ℓモデルにオプション設定。タイヤサイズは225/50R16となり、足回りも新時代へ入りました。今や普通の大衆車や軽自動車でも、かつてのスポーツカーと同等の薄っぺらいタイヤを履く時代となりましたが、その潮流もこの頃からスタートしたのです。

もう一つの変更は、後輪の左右回転差に応じて駆動力を最適かつスムーズに自動調整するリヤビスカスLSDが、こちらもオプション装着できるようになりました。LSDの方は2.0ℓモデルでも選択できました。

引用:https://minkara.carview.co.jp/userid/3194714/

タイヤと駆動系を充実させたことで、Z31は完成の粋を迎えました。

2代目S130が排ガス規制やオイルショックなどで不遇な時代を過ごした分、その負のイメージを払拭して80年代、ある種黄金期を迎える日本車の、もちろんZの露払いとして重要な使命を担ったZ31は、十分以上にその役割を果たしたと言えるでしょう。

次々に投入された新技術の数々は国産車を一つ上のステージへ引き上げ、特に後期型3.0ℓのエアロボディは新時代のエクステリアの在り方を示したモデルではなかったでしょうか。

モータースポーツにおけるZ31

引用:https://www.sun-a.com/magazine/

初代ZのS30がデビューした当初は、日本でもレースシーン黎明期にあたり、わりと単純にスポーツカー=レースカー的な図式もあったようで、S30の開発目標にも「レースやラリーで勝てること」がしっかりと明記されていました。初代のZ432や240Zはその目標を達成し、いくつものサーキットやラリーフィールドで勝利を重ねました。特に240Zのラリー仕様はタミヤのプラモデルにもなっていて、印象深いものがあります。

2代目S130からはレースの主体が北米のIMSAに移り、4代目Z32の代まで継続参戦しています。従ってZ31は国内レースに登場することはなかったため、S30同様にラリーシーンでの活躍が思い浮かびます。

引用:http://algercg.cocolog-nifty.com/

3.0ℓV6SOHCターボ搭載の300ZXラリー仕様は、85年(昭和60年)全日本ラリー選手権に第3戦からの途中参戦にもかかわらず、安定した戦績と第6、7戦での連続優勝でポイントを重ね、ハイパワーターボカーがひしめく同年のシリーズチャンピオンに輝きました。

Z31のデビューした83年のグループCカテゴリーのレースに”フェアレディZ”を名乗るレースカーが登場します。このモデルは日産の支援を受けたセントラル20チームが開発した純粋なレーシングカーでしたが、「日産フェアレディZC・コカコーラ」の名称でエントリーしていました。

引用:http://dahedahe.cocolog-nifty.com/

そのためかCカーのルックスにムリクリ貼り付けたようなZ31のテールライト(前期型)がシュールでしたね。

Zは続くよどこまでも

今年5月、日産の「2020-2023年度事業構造改革」発表記者会見のエンディングに放映された動画「NISSAN NEXT: From A to Z」の中に新型フェアレディZのシルエットがチラ見せされています。現在もYoutubeで見ることができますが、これにより消滅の噂も絶えなかったZに「次」があることが判明しました。

お世辞にも業績良好とは言えない今の日産にあっては、負のイメージを払拭する役割を担えるのは人気のSUVではなく、伝統のZであることは誰しも考えること。

引用:https://carsmeet.jp/

既に前例はあり、1999年にゴーンさんが窮地に立った日産でリバイバルプランなる構造改革を行い、目途が立った2001年の米デトロイトショーで「日産カムバック」と怪気炎を上げた際にネタとして使われたのが”Z復活”(5代目Z33のこと)でした。この構図は、S130の挽回を任されたZ31の姿にも重なります。

次期Zはフルモデルチェンジなのか現行型Z34のビッグマイナーなのか定かではありませんが、伝統あるブランドらしいモデルになることを期待しましょう。

スカ〇ラインの二の舞いにならないで・・・とは言いませんが。

以上、クルドラ的名車ヒストリー「Z31系フェアレディZ」でした。

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タフトのおすすめグレードを比較して検証!ベストバイモデルはどれ!?

軽自動車の好調なセールスが続いています。もはや販売台数自体は小型車・普通車を寄せ付けない台数となっていて、正に日本車のメインストリームと言っても過言ではないでしょう。

背景には昨今の安全装備の拡充があります。元来車体サイズに制約のある軽自動車は、衝突安全性においては物理的に”クラッシャブルゾーン”の大きい普通車に敵うべくもありませんでしたが、予防安全・衝突回避の技術が向上したことで事故リスクが低減し、軽でも安心して乗用できる時代になりました。


そうした背景からも拡大を続ける”軽マーケット”は、そのジャンルを広げて近年では「スーパーハイト系」と呼ばれる全高1700mm超えの背高軽が飛ぶように売れています。そこへ自動車市場全体のムーブを受けて、新たに人気ジャンルとなりそうなのが「SUV路線」です。始まりは2013年に発売となったスズキハスラーで、未開拓であった軽クロスオーバーSUVの先鋒として大ヒットしました。
そんな”おいしいジャンル”をライバルのダイハツが放置しておくはずもなく、満を持して2020年に登場したのが「ダイハツタフト」です。

引用:https://www.okugi.jp/

今回のクルドラでは新型タフトを実際に購入する際、選ぶべきベストバイグレードは何かを徹底、比較検証していきながらタフトの魅力をご紹介します。

新型タフトはこんなクルマ

初代はジープタイプの本格派四駆だった!?

ダイハツブランドとしての「タフト」は、今年発売のモデルは2代目になります。初代は40年以上も前に売られていたラダーフレームと、4輪リーフリジッドアクスルのサスペンションを備えた本格派四輪駆動車でした。

引用:https://motor-fan.jp/

エンジン排気量も1000cc超えでしたからもちろん軽自動車ではありません。当時はランクルやジープといった普通四駆車と軽のジムニーの中間といったニッチなポジションを独占していたこともあり、およそ10年近く販売された人気モデルでした。

1984年に販売が終了しているので、今回およそ36年ぶりに「タフト」が復活しましたが、車名以外は先代とは何の共通点もないクルマです。むしろ車両コンセプト的には1999年から2004年にかけて販売されたダイハツネイキッドが先輩格になるでしょう。

引用:http://www.suzakuauto.com/

ダイハツ印のクロスオーバーSUV誕生

新型タフトは今年1月の東京オートサロン2020でコンセプトモデルとしてお披露目され、6月にほとんどそのままで正式発売となりました。

写真の通りタフトのスタイリングは”タフさ”と”力強さ”がテーマとなっています。

以下2枚引用:https://web.goout.jp/

そのボディは、軽スーパーハイトワゴン”タント”で初採用したDNGAの新プラットフォームに、軽量高剛性ボディDモノコックを組み合わせたもので、しっかりとした剛性を確保。スクエアなボディ、水平基調のサイドシルエット、分厚いボディと薄いキャビン、ボディ同色の太いピラー、樹脂製の前後フェンダーといったディテールでデザインテーマが表現されています。

タイヤサイズも165/65R15で、外径サイズがFF軽乗用車“最大“となりタフなSUVを感じさせます。

また、エクステリアでもっとも大きなセリングポイントは、全グレード標準装備となる「スカイフィールトップ」と命名されたガラスルーフでしょう。
開閉こそできませんが、前席から見上げた雰囲気はオープンカーに近いものがあり、これがオプションでなく標準装備としたことにダイハツの意気込みが感じられます。

インテリアは直線基調で構成され、四角いブロックを組み合わせたような造形に主要スイッチを大き目にして配置、操作性の高い機能性重視の設計です。上級グレードには差し色でオレンジ色の加飾パーツも配し、地味になり過ぎないような工夫も。

バックパックスタイルで前後席に新提案

特徴的なのは前席と後席でクルマとしての役割を明確にしたことでしょう。

タフトでは”バックパックスタイル“と呼ばれ前席は当然、乗員のためのスペースとしてガラスルーフが表すように快適で解放感あふれた造りに。後席は逆にラゲージスペースと合わせて広大な荷室として使われることをコンセプトにしています。

そのことを端的に表しているのが、リアシートのシートバックの高さです。参考にライバルとなるスズキハスラーとの比較写真を見れば一目瞭然ですね。

リアシートにはスライド機構やシートバックを前に倒したときに、座面が沈み込む「フォールダウン」等もなく、かなり機能は限定されていて割り切った造りになっていますが、タフトの場合は個性とも言えます。

タフトのグレードと価格をチェック

タフトのグレードと価格を一覧にすると以下の通りです。スタートアップということもあり、けっこうシンプルな構成になっています。

では順に各グレードをチェックしていきましょう。

ベーシックながら充実装備の“X”

Xグレードは新型タフトのボトムエンドとなりますが、そもそもタフトは充実装備がウリの一つであるため、他車にありがちな何も付かないから安い、という下位グレードのイメージは当てはまりません。

引用:http://www.shinsei-hanno.co.jp/

例えばハロゲンが一般的な軽自動車のヘッドライトにおいてフルLEDを奢り、対向車を検知してハイ・ローの切り替えを自動で行うオートハイビームにもなっています。

スマートアシストは最新バージョン

安全装備はダイハツの定番「スマアシ」を標準化。ACC(アダプティブクルーズコントロール)やLKC(レーンキープコントロール)は付かないものの、それ以外はオプション設定も含め上位グレードとほとんど同一で、「サポカーSワイド」の対象にもなっています。


このスマアシは昨年発売の新型タントで次世代型となったばかりですが、今回はステレオカメラが新型に変更され、これにより夜間の歩行者への対応や衝突被害軽減ブレーキの対応速度の引き上げなど検知性能が向上しました。

快適装備では電子カードキーを携帯していれば、フロントドアハンドルのリクエストスイッチに触れるだけでドアロックを施錠・解錠できるキーフリーシステムも付きます。

走行性能は中間のGグレードと全く同一のエンジンやトランスミッションになっていますが、G以上に装備される「D-assist」は付きません。D-assistは走行モードを切り替える機能で、パワーモード選択時はアクセル操作に対するレスポンスが向上し、ストレスのない加速が可能となります。

引用:https://www.libertynet.jp/

足元はアルミではなくスチールホイールですが、ブラック塗装されセンターキャップも付きますので、むしろタフなイメージに一役買っている感もあります。

スカイフィールトップも標準装備

そして何より前述の通りスカイフィールトップは、Xグレードにも標準なのは大きな魅力です。仮にメーカーオプションであったなら、8~10万円は掛かってもおかしくない装備であり、それ込みの価格はタフトを割安に感じさせます。

残念ながらナビゲーションやオーディオ、モニター画面は、メーカーオプションのディスプレイオーディオかディーラーオプションのナビシステムを別途購入する必要がありますが、これは上位グレードも同様です。

引用:https://kawase-motors.jimdofree.com/

ちなみにクルドラでは、新型タフトのオプション関連を別記事にまとめていますので、ぜひそちらもチェックしてください。

⇒タフトのオプションを徹底調査!おすすめアイテムとナビはどれ?

上級装備満載のNAエンジンモデル“G”

次に中間モデルとなるGグレードを見てみましょう。わかりやすくXグレードから何の装備が加わるのかを下記のとおり一覧にしてみました。

いくつか大きな変更点を見てみると、エクステリアでは足元にインチアップしたアルミホイールが付き、屋根にルーフレール、リヤガラスにはワイパーも備わります。細かいところでは、ルーフヘッダーやホイールハウス内がブラック仕上げになっています。

高機能・上質化が光るメイングレード

またLEDフォグランプも標準となり、ヘッドライトの方もXのオートハイビームから一段進化したアダプティブドライビングビームに変わります。こちらは単純にハイ・ローを切り替えるオートハイビームに比べ、対向車を検知した時、部分的に遮光し、他車に配慮しながらもハイビーム走行ができ高い視認性を確保します。ライバルのハスラーなど他社ではまだ採用の少ない安全装備が、このグレードなら標準です。

引用:https://autoc-one.jp/

安全装備は他にもメーカーオプションですが、GグレードならACCやLKCも装着可能になります。今回タフトのACCは、ダイハツ初となる電動パーキングブレーキの採用により、停車中の持続的なホールドを実現している点も注目です。

快適装備も充実し、フロントウインドウ・フロントドアはガラスに紫外線を約99%カットするスーパーUVカット機能や、赤外線をカットするIRカット機能が付くので、日焼けや暑さ対策は万全です(XのフロントドアにはIRカット機能のみ)。また、寒さ対策には前席シートヒーターが備わります。

価格差を上回る各種装備の充実度

XのキーフリーシステムもG以上には、ウェルカムドアロック解除(電子カードキーを携帯して車両周辺の検知エリアに入ると、ドアロックが自動解錠される)が加わります。

インテリアではより上級グレードらしく魅せる装備が加わり、目立つところではメーター内のインフォメーションディスプレイがTFTカラー液晶になり、タコメーターが備わります。さらにメーターパネル・シフトベゼルなどに付くオレンジ色の加飾アクセントが加わり、ドアハンドルもメッキタイプに。収納も増えてボックス付きの前席アームレストや助手席シート下にアンダートレイも用意されます。

計17点の変更、追加箇所がありますが、これでXとの価格差は132,000円です。17点の内容からするとGの価格上昇は、かなりリーズナブルに設定されているのがわかります。

最新エンジンを堪能できる“Gターボ”

続いてトップグレードになるのがGターボ。

引用:https://ameblo.jp/globalshopfukuoka/

グレード名からもわかるように中間グレード”G”のNAエンジンにターボが付いたモデルです。

運転支援機能も標準でフル装備

従ってエンジン以外の装備面での違いはほとんどなく、GにメーカーオプションとなるACCとLKAがGターボには標準になるところが違いです。外観ではわずかにアルミホイールの色がガンメタリックに変わる程度です(Gはシルバー)。

そのためGターボの魅力は、ほとんどエンジンにあります。

苦手領域のない最新ターボエンジン

タフトのベースエンジンは”タント“で初出となったKF型の第7世代です。2005年の登場から続く7世代目はほとんど新設計とも言える大改良が実施され、マルチスパーク(複数回点火)によるEGR量拡大、噴射燃料の霧状化による燃料直入率向上、高タンブルストレートポートによる燃焼速度アップなどが図られました。

特にターボ装着時の恩恵は大きく、従来型KFユニットに比べ全域でトルクアップを実現し、最大トルクも8Nm高まり加速性能が向上。ターボ車らしいキャラクターが鮮明となる一方、トルクが太くなった分、巡行時のエンジン回転は下げることができるため、燃費と静粛性に寄与します。

これまでの軽自動車は「高速利用の多い方ならターボ」といった言われ方をしていましたが、タフトのターボ車は低いエンジン回転数でもノッキングの少ない十分な加速を得ることができるため、NAエンジンが有利とされてきた速度域も遜色なくなりました。もちろん踏み込んだ時は、圧倒的にターボ車がパワフルです。

燃費まで考慮したおすすめグレードは「Gターボ」

新型タフトはわずかに3グレードしかないため、それぞれに役割分担が明確なのであまり迷うこともないかも知れません。

引用:https://www.goo-net.com/

アフターマーケットのパーツやアイテムを組み込んで、自分仕様に仕上げたい方ならプライス優先で”素”のXグレードでもいいでしょう。前述の通り、基本装備は申し分なく、インテリアにオレンジ色の加飾がないなどプレーンな仕様の分、自分のカラーでドレスアップしやすいですし、ホイールをインチアップした際に元のアルミホイールが余ることもありません。

そうした志向がなく、デフォルトの状態で使用したい方ならGグレードが手っ取り早いでしょう。Xから装備の上乗せ度を見た場合、むしろ”お買い得なモデル”なのは間違いないですし、おそらくタフト販売の中心になっていくのは確実です。

引用:https://ameblo.jp/imae-motors/

が、しかし・・・

そうしたことを踏まえても本稿でイチ推しなのは「Gターボ」です。

トップグレードなのでイイのは当たり前で、その分価格も上がるわけですが、XよりGがお買い得であるように、GからGターボも十分お買い得であると考えます。

GとGターボの価格差は121,000円になりますが、ACCとLKAのオプション代が44,000円なので、単純計算ではエンジンのパワーアップ代が77,000円に。Gターボの馬力単価は、車両本体価格を最高出力の64PSで割ると、1PSあたり約25,000円です。GのNAエンジンは52PSなので、ターボとの馬力差12PSが77,000円なら1PSあたり約6,400円。パワーアップの追い金は案外リーズナブルと言えませんか。

また、注目すべきは燃費性能で、フツーなら当然NAエンジンの方が良好なわけですが、タフトの場合はターボの燃費がNAとほとんど変わりません。

この理由としてはGとGターボではトランスミッションに違いがあることに要因がありそうです。どちらのグレードもトランスミッションはCVTなのですが、GターボにだけDNGAの新技術”D-CVT”が奢られます。

これは走行状況に応じてベルトだけでなくギヤ駆動も併用することにより、伝達効率向上と変速比幅の拡大を実現したもので、昨年のタントで初搭載された機構です。タントは全車D-CVTなのにタフトはなぜかNAエンジン車は、コンベンショナルなCVTになっています。CVTが苦手とする中~高速域での伝達効率に優れるD-CVTは今のところGターボのみの装備。

前項のKF型ターボエンジンの改善事項と合わせると、Gターボこそタフトの本命という気がしてなりません。

4WDと2WDはどちらがベストか

最後に駆動方式に関してですが、タフトはXからGターボまで全てのグレードで4WDが選べます。

4WD機構はタントのものがそのままキャリーオーバーされていますが、四駆性能に特筆すべきポイントはないようで、カタログやHPにもこれと言った4WDの性能説明は見当たりません。広報資料にも「オフロード走行を推奨するわけではございません。やむを得ずオフロード走行する際は、十分運転に注意してください」と記載されています。

これはそのまま新型タフトのキャラクターを表していて、タフさをアピールしつつもその本質はスカイフィールトップなどからも伺える都市型クロスオーバーであるということです。

ライバルと目されるスズキハスラーが、可愛げのあるルックスと裏腹に悪路走破性を高めるヒルディセントコントロールやグリップコントロールを備えているのとは対照的です。

従ってタフトでは生活四駆のニーズがなければ2WDをおすすめしますが、4WDの追加フィーの中にはヒーテッドドアミラーやリヤヒーターダクトなども含まれますので、コスパは悪くないでしょう。

引用:https://motor-fan.jp/

以上、新型タフトのおすすめグレードをご紹介致しました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>タフトの値引き相場レポート!

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キックスのおすすめオプションとナビはどれ?後悔しないために選んでおきたいのは

日産の2020年3月期の決算が発表され、リーマンショックに見舞われた2009年度以来の赤字決算(△6,712億円)となりました。経営幹部の不祥事からコロナ騒動まで激しく揺さぶられた一年となったわけですが、この窮地からの挽回を期すべく「NISSAN NEXT」なる事業構造改革計画も発表となりました。

その中には「日本国内は改めて力を入れていく」との方針も込められており、1990年以降グローバル投資が優先され、国内ユーザーの期待に沿えなかった点を反省。今後は魅力ある商品の拡充を進め、具体的には2023年度末までに新たに電気自動車2モデル、e- POWERモデル4車種の追加がアナウンスされました。

引用:https://www.webcg.net/

本稿でご紹介する新型「日産キックス」はその先陣を切るモデルとして6月24日に発表、30日の発売となりました。

今回のクルドラでは、キックスの豊富なオプションをご紹介しながら、この新型車の魅力を検証していきます!

新型キックスってこんなクルマ

クルマ好きなら日産キックスと聞くと、2008年から12年まで販売されていた軽自動車パジェロミニの日産OEM版を思い浮かべる方もいるかも知れませんが、今回のキックスはそれとは無縁のクルマです。

キックスは日本では初登場となりますが、既に2016年からブラジルや中国、アメリカ等では販売されていたグローバルなコンパクトSUVです。今回、マイナーチェンジが行われ、そのタイミングで従来の日産ジューク後継車として国内市場へも投入されました。製造はタイで行われ輸入される形になりますが、この形態は最近の日本マーケットではスープラ、NSX、シビック(除セダン)、エスクードなど増えてきました。日産では現行マーチがタイ産モデルの先輩ということになります。

写真の通り新型キックスは、国内でも売れセンジャンルとなりつつあるBセグメントのクロスオーバーSUVです。

引用:https://blog.nissan.co.jp/

寸法は先代モデルに当たるジュークより全幅以外は、長く、高くなっているので一回り大きくなった印象ですが、絶対的にはコンパクトに分類されるスリーサイズです。

エクステリアでは”ダブルVモーショングリル”や”フローティングルーフ”など日産らしいアイコンで力強さとスタイリッシュさを表現。インテリアは低いウエストラインにより、開放感ある視界と大人でもくつろげる広い室内空間を実現し、ラゲッジも423ℓとクラストップレベルの容量を確保しています。

引用:https://twitter.com/NissanJP/

パワーユニットは、日産車で初めてe-POWERだけの設定となり、アクセルペダルの踏み戻しで車速を調整できるワンペダルドライブが可能です。

改めてe-POWERについておさらいしておくと、ガソリンエンジンは“発電機”として電気を生み出すことだけに集中し、駆動力はその電気を使って回るモーターで得るハイブリッド機構の一種です。キックス搭載にあたり同ユニットを積むノートより最高出力は174PSから177PSへ上がり、モーターの最大トルクも254Nmから260Nmへと増大しています。

引用:https://www.goodspress.jp/

キックスにメーカーオプションはあるの?

前項の通り新型キックスはタイ国からの輸入車となりますので、スタートアップ時点ではあまり多くのメーカーオプションは設定されていません。

それ以前にグレードについても非常にシンプルで、下記のように実質”X”の1グレードでツートーンカラーのインテリア仕様車を用意することで2グレードとなっています。

エンジンも駆動方式も1種類ずつと、とにかくシンプルな構成です。その分ボディカラーは、ルーフがブラックとなるツートーン車の設定も含め13色と多彩です。

話しを戻してメーカーオプションですが、2つのセットパッケージが用意されています。

日産が元祖の先進モニターシステム

「インテリジェント・アラウンドビューモニター+インテリジェント・ルームミラー」のセットは、おすすめするまでもなく、かなり高い装着率となるでしょう。

上空から見下ろしたような映像で駐車をサポートしてくれる”インテリジェント・アラウンドビューモニター”は、今や「パノラミックビューモニターシステム」(トヨタ)や「マルチビューカメラシステム」(ホンダ)のように呼び方こそ違え、どこのメーカーにも装備モデルが増えてきました。但し、元は日産が2007年の2代目エルグランドで世界初装備した機能なのです。

アラウンドビューモニターも進化しており、今回のキックス用はクルマの周囲で動く物体を検知してドライバーに知らせ、駐車時や発進時の安全性を高める「移動物検知機能」が付いた最新バージョンになりました。

いつでもクリアな後方視界を確保

もう片方の”インテリジェント・ルームミラー”も今後一気に装着率が増えそうなタイムリーな装備です。

後席に乗っている人やヘッドレスト、ラゲッジに積んだ大きな荷物などが写り込んで、ルームミラーの後方視界が妨げられる場合があります。そんな時にこのミラーなら車両後方のカメラ映像を鏡面部に映し出すので、車内の状況や天候などに影響されずいつでもクリアな後方視界が得られます。また、インテリジェント・アラウンドビューモニターの映像をミラーに写すことも可能です。

最新のトヨタハリアーでは、このミラーに録画機能まで備わるようになり、かつてのACC(アダプティブクルーズコントロール)のようにアッという間に普及していくと思われますが、現在のところコンパクトSUVではキックスだけの装備です(ヴェゼル等一部ホンダ車にはディーラーオプションで設定あり)。

引用:https://www.goodspress.jp/

寒い日・地域に嬉しいヒーティングセット

もう一つのセットパッケージが、「前席ヒーター付シート+ステアリングヒーター+寒冷地仕様」です。

これはその名の通り、冬場に嬉しいフロントシートとステアリングにヒーターが備わり、ヒーター付ドアミラー・リヤヒーターダクト・PTC素子ヒーター・高濃度不凍液がセットになる寒冷地仕様が付くパッケージです。ちなみにPTC素子ヒーターとは、通常のヒーターだと、エンジンの暖気が終わるまで温風が出ませんが、PTC素子の場合、電気を流すと発熱するので、比較的早く温風が出せるヒーターのことです。

このメーカーオプションは”Xツートーンインテリアエディション”には標準なので、Xグレード用のオプションになります。オプション価格が55,000円なので両グレードの価格差110,000円の内、半分を占めることになりますね。そうするとツートーンのインテリア代が55,000円ということです。

好みの一色が見つかる豊富なボディカラー

新型キックスにメーカーオプションが少ないのは、それだけ標準装備が充実していることの裏返しです。例えば日産自慢のプロパイロット(2.0ではないですが)やSOSコール等の先進装備はもちろん、LEDのヘッドライトやフォグランプ、17インチアルミホイールまで標準となっています。

引用:http://brog.tomorrow01.com/

輸入車なので納期短縮を図るため、ある程度メーカーも見込発注しておくはずですが、おそらく2つしかないメーカーオプションは、どちらも装備されたものが多くなると思われます。むしろ、納期で言えば前述した豊富なボディカラーがキックスの特徴なので、少し個性的なカラーを選ぶとそちらの方で時間を取られる可能性も。

全13色中、追加料金が必要となるカラーが8色(ツートーン4色、モノトーン4色)と多めですが、流行りのツートーンや定番の白、イメージカラーのオレンジはそれら有償色に含まれるため、むしろ無償の標準色をオーダーしたときに時間が掛かるかも知れません。

ちなみに筆者も当初勘違いしていましたが、Xツートーンインテリアエディションの車体色はツートーンから選ぶものと思っていました。実際はツートーンインテリアでもモノトーンのボディカラーが選べますし、ただの”X”グレードでもツートーンのボディカラーが選べます。グレードと車体色の組み合わせは自由なのですね。

ディーラーオプションもセットパッケージがお得

後付け可能なディーラーオプションは、必要が生じたときにいつでも選べるので、じっくりと検討するのもよいと思いますが、やはり値引きの厳しい新型モデルでは、新車購入時のサービスとして狙っていく人も多いかも知れません。

キックスのディーラーオプションは70点近くの品揃えとなっていますが、メーカーオプション同様にいくつかのパーツを組み合わせ、お得な価格設定とした「セットパッケージ」が用意されていておすすめです。

よりSUVらしいルックスに仕上げるには

エクステリア関連の純正アクセサリーは、トヨタやホンダがGRやモデューロなど自社ブランドのドレスアップパーツを積極的に展開していますが、もちろん日産にもニスモやオーテックといったブランドがあります。今のところキックス用はまだアナウンスがありませんが、純正アクセサリーで2種の「エクステリアパッケージ」がラインナップされています。

“ブラックスタイルパッケージ”と”シルバースタイルパッケージ”の構成はほぼ同じで、フロントアンダープロテクター+サイドシルプロテクター+リヤアンダープロテクターの三点のセットになります。

全く同じ構成ながらブラックとシルバー、色により魅せる表情がけっこう違ってきます。ブラックはシックで大人の雰囲気を醸し出しますが、シルバーの方はSUVらしいアクティビティを感じさせます。特にリヤのアンダープロテクターがあると、一気に都市型クロスオーバーからクロカン風味が強めになり、アウトドアな気分が高まります。

また、写真のブラックスタイルパッケージには、表記の三点の他に「ブラックグリルフィニッシャー」と「ブラックフロントバンパーロアフィニッシャー」も装着されていて、メッキパーツが艶ありブラックに置き換わることで、さらに精悍な印象が増しています。ブラックスタイルを選択するなら、ぜひセット装着をおすすめします。

ニスモバージョンの登場はあるか?

蛇足になりますが、2019年の米国ラスベガスで開催されたSEMAショーに、ニスモが手を入れたキックスがお披露目されていました。もっとも今回のマイチェン前のモデルであり、かつ海外仕様のためパワーユニットは1.6ℓNAエンジン車ですから、根本的にe-POWERオンリーの国内モデルとは違います。

ですがマーチやノートにもニスモバージョンはあるので、今後キックスにもニスモのパーツがオプションに加わる可能性は十分あります。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

アウトドア派には必需品のセット

「プロテクションパッケージ」は、荷室の汚れを防ぐラゲッジソフトトレイと足元を泥汚れから守るラバーマットの二点がセットされたお得なパッケージです。
マリンスポーツやキャンプなどアウトドアを趣味とされる方には、重宝するアクセサリーでしょう。

ラバーマットあたりだと、オートバックス等自動車用品店で安価な商品も売られていますが、ディーラーオプションの強みとしては純正フロアマットに重ねて敷いた際、ボタンでしっかりと固定できるので、乗り降りするたびにズレる煩わしさを解消できます。

室内を華やかに彩るパッケージ3種

「インテリアパッケージ」はインテリアパネルパック、インテリアLEDバルブパック、インテリアLEDバルブパックプラスワンの三種類があります。

LEDパックの二つは、室内灯等が電球のやや黄色み掛かった色合いから、鮮やかな白い明かりとなることで夜間の景色が変わります。おすすめですが、やや価格が高いのがネックだったので、パックされることにより値引きとなっているのは助かります。

インテリアパネルパックは、ウインドウスイッチフィニッシャーとシフトノブベースフィニッシャー二点によるドレスアップパーツです。

専門誌等によるキックスの評価に、インテリアの質感がやや厳しいとの声があるようで、確かにダッシュボードやインパネ周り、ドア内張り等にハードプラ部品が目立ちます。一部にソフトパッド部品を貼り付けてはいるものの、カタログやHPで謳うほどの高級感は感じられません。

そこへこのオプションを装着するとインテリアの質感が高まります。

写真の通り全4種ラインナップされていますが、定番はカーボン調でしょうか。ありきたりなようならブルーカーボン調あたりが妙味もあっていいかも。若い人にウケるかは分かりませんが、Xツートーンインテリアエディションの内装ではなく、標準のブラック内装なら差し色的にオークウッド調パネルもアリですね。

キックスのナビゲーションでおすすめは?

メーカーオプションの項でキックスの標準装備が充実していると話しましたが、残念ながらナビゲーションシステムについては未装備です。

ここのところトヨタやマツダのモデルで、ディスプレイオーディオやモニターは標準化する流れも出来つつありますが、キックスではディーラーオプションから別途購入する必要があります。


カタログで用意があるのは日産オリジナルナビゲーションの9インチモデルと7インチモデル。どちらも3年間6万キロの保証と全国地図更新が3回まで付いています。また地図データは今や主流のメモリータイプです。

メリット多め!おすすめは9インチナビ

おすすめは9インチモデルでしょう。確かに価格差は大きく10万円以上のアップになりますが、本質的に目で情報を得るモニターサイズは費用対効果が必ず実感できます。また9インチナビはキックス専用らしいインテリアと調和するスマートなデザインになっていて、ホワイトイルミ照明で浮かび上がるスイッチ等と合わせ、室内をより美しく仕立てます。7インチナビも取付パネルは専用ですから、収まりは悪くないですが、モニター左右の余白(?)がやはり目立ちます。

9インチナビだけのメリットで大きいのは、メーカーオプションのインテリジェント・アラウンドビューモニターの画像を映し出すことができます。これがないとアラウンドビュー画像を小さなルームミラーの中で確認することになり、視力の弱い方だとけっこう見辛く、機能の恩恵を十分に得られない場合があります。

それだけでなくマイカーに通信機能を持たせ、スマホアプリと連携させ様々なサービスが受けられるNissanConnect(別途契約要)が利用できるのも9インチナビの特権です。

連携機能が活きるセットパッケージが狙い目

絶対的に高価な9インチナビですが、ディーラーオプションのセットパッケージがナビゲーションにも用意されていて、それが「ナビレコお買い得パック」です。

このパックは9インチナビ+ドライブレコーダー(DJ4-D)+ETC2.0ユニット(BM19-D2)の三点セットになり、これで定価から3万円引きになっています。

これはかなり魅力的なセットで、純正アクセサリーで統一することによりドラレコもETCもナビと連携できるようになります。特にドラレコの録画映像が9インチのモニターで確認できるのは嬉しい機能です。モニターサイズに余裕があるので、録画を見ながらその録画地点を同時に地図表示することもできます。

なおパックにはなっていませんが、7インチナビであっても、純正ドラレコとの組み合わせであれば同様の機能は使えます。

“このままで終われるか”新生日産に注目!!

引用:https://response.jp/

2020年3月期決算のオンライン記者会見においてクロージングビデオとして映し出された映像が話題です。「NISSAN NEXT: From A to Z」と題されたその映像には、今後発売が予定されている12台のシルエットがお披露目されました。

”A”のアルファベットと共に7月発表予定の新型EVクロスオーバー「アリア」のシルエットが登場すると、続いてイニシャルと思われるアルファベットと共に12台のクルマが次々と現れ、大トリは”Z”の文字が登場して次期「フェアレディZ」と思われるシルエットで締められました。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

“K”はもちろんキックス(KICKS)でしたが、ここまでの負のスパイラルを断ち切り新生日産として再生が成功するのか。クルマ好きには興味が尽きませんが、まずはご紹介したキックスの動向に注目です。

引用:https://www.gqjapan.jp/

以上、キックスのおすすめオプションをご紹介しました。

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ハリアーのフルモデルチェンジ概要とチェックすべきポイントは?

今や大人気ジャンルのSUVですが間口は広く、ヘビーデューティなクロカン四駆からコンパクトカーや最近では軽自動車にも展開されるクロスオーバーモデルまで多種多様な車種が揃います。

本稿の主役トヨタハリアーは、その中でも都市型プレミアムSUVのパイオニア的存在です。もともと初代モデルはトヨタの高級車ブランドレクサスで取り扱われるSUVでスタートしていますから、その成り立ちも納得です。

コロナ禍による緊急事態宣言も解除され、ようやく6月17日に正式な発表・発売となった4代目ハリアーですが、その出足はかなり好調のようでボディカラーやグレード、装備によっては既にかなり長めのウェイティングリストが出来ています。

引用:https://www.webcg.net/

今回のクルドラでは、SUVラインナップの拡充を進めるトヨタの最新作「ハリアー」のモデルチェンジにおける進化のポイントをご紹介していきます!

ハリアーのプロフィール

初代ハリアーが発売となったのは23年前の1997年なので、現行トヨタSUVラインの中では、レクサス系モデルを含めても最古参の部類です(ランクルやハイラックス等クロカン系除く)。

ハリアーの経歴の中では先代にあたる3代目が少し変わっていて、国内専用モデルになっていました。初代と2代目は”レクサスRX”として海外でも販売されており、3代目RXの登場時点では国内のレクサス網の展開が済んでいたことで、日本でもRXとして扱われることに。もっともハリアー人気も根強く、2009年にレクサスRXが発売された以降も、2013年まで2代目ハリアーはトヨペット店で併売されていました。

そして2代目ハリアーの後を受け、レクサスRXとは切り離した格好で2013年に3代目ハリアーが国内専用モデルとして発売となったのです(但し、モデル後期には東南アジア方面への輸出実績もあり)。

引用:https://221616.com/

外連味(けれんみ)あるエクステリア、およびインテリアの高級感に加え、高い質感を考えれば「むしろ安い!」と言える巧妙な価格設定もあり、3代目ハリアーも引き続き好調なセールスを維持します。何とモデルチェンジ直前にも関わらず月に約2000台を登録するほどでした。

都合7年間販売された3代目に代わり、いよいよ今月4代目が登場しました。では早速、新型ハリアー進化のポイントを見ていきましょう。

モデルチェンジの進化のポイント

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

新型の開発ポイントは「スタイリッシュかつ逞しいシルエット」「心地よい室内空間と充実の先進装備」「優雅な乗り心地と静粛性」の三点。人気モデルのフルモデルチェンジは難しいものですが、4代目は従来のSUVとは違った価値観を提供する方向で開発され、これまでよりさらにクーペライクなフォルムが際立つスペシャリティSUVへと進化しました。

これまでと違う価値観とは、これまでのSUVの大きなポイントであるユーティリティ部分の考え方。具体的にはラゲージスペースの容量や室内高は、少々犠牲になってもシャープでクールなエクステリアを構築することでした。

ポイント① エクテリアはカッコ良さを最優先!

引用:https://response.jp/

3代目も相当にデザインに振ったエクステリアでしたが、新型のスリーサイズを見ると全高を30mm下げ、全幅は20mm広がっています。ホイールベースとトレッドも拡大しているので、余計に低さが際立ちます。そして前述の通り、ラゲージ容量を気にせず大胆に絞り込んだリアゲート周りの処理、キャラクターラインを入れずに面の抑揚、光の加減で豊かな表情を描くフェンダーやドアパネル。

また、相当に深くえぐったような形状のバックドアなどからも、あくまでカッコ良さが最優先されたのがわかります。

引用:https://www.webcg.net/

デザイン部門と生産部門のコラボで実現

開発者コメントでは、デザイン企画において当初から生産技術部門や工場のメンバーを参画させ、デザインチームと一緒になって生産可能性も含め検討を進めたとのこと。いかに4代目がデザインありきで開発されてきたのかが伺えます。また新型はTNGAプラットフォーム(GA-K)を採用しているため、デザインの自由度を高める余裕もできたのでしょう。

ここまで割り切れたデザインにできたのは、同じプラットフォームを持つRAV4の存在があるに違いありません。RAV4は三つの4WDシステムを奢り、如何にもオフロード走行に向いたタフなルックスを持つSUVで、一方にこのモデルがあればこそ同じプラットフォームのハリアーは大きく”キャラ変“できたのでしょう。

引用:https://www.goo-net.com/

実際、3代目ハリアーの販売期間には、一旦RAV4が国内カタログモデルから消えていて、今とは事情が違っていました(そのRAV4のポジションをカバーする役割も3代目ハリアーにはあったわけですが)。

エクステリアのディテールチェック!

各部のディテールを見ると、ヘッドライト内のウインカーは流行りの流れるタイプではありませんが、普段はデイタイムライトとして白く発光しているものが、右左折時にパッとウインカーに切り替わるギミックが面白いところ。一方のリアウインカーは通常のテールライトの位置にはなく、バンパー下部に小さく設置。ここはデザイン優先の影響なのか、位置が低すぎて実用的には少々疑問ですね。

少々疑問と言えばドアミラーに今さら”耳たぶ”(補助確認装置)が付いているのは、法規上やむを得ないのですが、デザイン性を損なっているような気も。よく見るとトップグレードには、ドアミラー内蔵のカメラによる全周モニターが付くため”耳たぶ”はありません。せめて他グレードにもオプション設定してもよかったのではと思います。

細かいところでフロントマスクは上手く先代のイメージを引き継ぎRe:デザインされていますが、鷹をモチーフにしたハリアーエンブレムが無くなり、一般的なトヨタマークに置き換えられたのは残念がるユーザーさんも多いでしょうね。

ポイント② インテリアの質感もクラスを超えた!

エクステリアの開発精神は当然にインテリアにも及び、実際の使い勝手や視認性のところでは、許容されるギリギリまでデザインを優先して作り込んでいったとのこと。

その結果としてボタン類が少し見づらいとか、ラゲージにゴルフバックが4つ入らないとか、多少のユーティリティの不便は割り切ってしまう大胆さです。

こだわりぬいた造形が上質な車内空間を実現

他方でインテリアの上質さについては、徹底したこだわりが追求され、乗馬の鞍をイメージした優雅なセンターコンソール、メタルラッチとパイピングを組み合わせた新しい加飾など、従来のハリアーと比較して新鮮に映る造形です。筆者的にはこれまでの高級車ならステッチ処理だけで済ませる場面で、さらにパイピングオーナメントを持ってきたところに新しさを感じます。

引用:https://response.jp/

また当然に樹脂やハードプラを用いる部品もありますが、それらスピーカーパネルやカップホルダー底面、モバイルトレーにまで”バイアスボーダー柄”となる処理を施し、質感向上させている点はさすがです。

デザイン表現のこだわりはエアコンのつまみや物理スイッチを出来るだけなくし、タッチ式の静電スイッチを使いスッキリとまとめたインパネ周りも同様です。ゴテゴテ感がないため適度に落ち着いた雰囲気を醸し、正にミドルエイジから上の大人をターゲットにしていることが分かります。

高級SUVの名に恥じない静粛性

引用:https://twitter.com/

キャビンの基本パッケージにRAV4をベースとしていることは、インパネからセンターコンソールにかけての骨格やステアリング、シフトノブ形状からも分かりますが、RAV4との住み分けポイントの一つが静粛性の高さによる上質感なので、そのための方策も多岐に渡ります。

例えばドアガラスの板厚アップやラゲージ内デッキボード裏への吸音材貼り付け、ホイールハウス内側のライナー素材見直し、さらにフロアサイレンサー、車室内吸音材の配置など広範囲に対策が施されました。また、ドア周りの吸音とシール構造を作り込むことで、乗り込んでドアを閉めた際、スッと静かになる感触、気持ちが落ち着く空気感を重視しています。

引用:https://inagaki68.wixsite.com/

なお、フロントマスクから消滅したハリアーエンブレムですが、フロントドアの内張りに型押し加工された鷹のモチーフがしっかり残されています。従来のユーザーさんに対する目配せも忘れていません。

ポイント➂ ボディカラーは全7色!新色は?

最近の軽自動車やコンパクトカーは、それこそものすごい数のボディカラーバリエーションをセールスポイントとしていますが、ミドルクラス以上になるとそれなりに絞られて色数も減ってきます。

4代目ハリアーについては全7色が用意されましたが、やや少ないかなとも感じます。もっとも3代目ハリアーも後期は6色しか設定がありませんでした。その理由としてハリアーは極端にダーク系、特にブラックの人気が高く、定番でホワイトはあるにしても結局みな黒系のカラーしか選ばない傾向があるようです。とは言えリセールバリューを考えれば当然、黒か白になるでしょうし、確かにハリアーのエクステリアは黒映えするデザインですよね。

国内初登場の新色は表情豊かなグレー

さて、新型ですが基本的に先代、あるいは他モデルに採用されているカラーのキャリーオーバーが中心で、純新色としては「スレートグレーメタリック」と言うカラーが追加されています。このグレーは面の変化や見る角度により緑や青に発色するらしく、早く実物を見たくなるカラーです。

もっとも国内モデルとしては新色ですが、北米市場では既に採用実績のあるカラーです。

トヨタイチ推しは新顔料配合の特別な”黒”

ボディカラーで最も注目されるトピックは、黒系の「プレシャスブラックパール」でしょう。

既にクラウン等で採用されていますが、このブラックは二層のベース色により明暗のコントラストが味わい深く、また”セルフリストアリングコート機能”となっています。これはクリア塗装材料の樹脂に分子レベルで結合しやすい特性を与え、柔軟で弾性に富む塗膜とすることで、小さな洗車傷等を自己修復できるカラーなのです。

販売店の情報では、先行受注しているオーダーの大半がこのプレシャスブラックパールが選ばれていて、他カラーより納期も掛かっているとのこと。

なお、インテリアカラーも中間グレード以上であればブラック、ブラウン、グレーの3色から選択でき、センターコンソール等のパネル加飾やパイピングオーナメントにも、それぞれの内装に似合うカラーを個別に用意する周到ぶりです。

ポイント④ 4代目ならではの新装備は?

トヨタセーフティセンスはもちろん最新バージョンのものになっており、3代目まではなかった夜間の歩行者や自転車まで検知するプリクラッシュブレーキも装備。それ以外にもパーキングサポート付きのインテリジェントクリアランスソナーやレーントレースアシストなど充実しています。

またグレードによりますが、ハリアーにはRAV4で設定のないアダプティブハイビームまで備えます。

ドラレコ標準装備化への布石

新型ならではの注目すべき安全装備は「前後方録画機能付デジタルインナーミラー」です。

バックカメラ等を利用してその映像をルームミラーに映す”デジタルミラー”の装着車は増えてきましたが、ハリアーのそれはさらに録画機能も加わったものです。早い話しドライブレコーダーとほぼ同じ機能をミラーに持たせた格好です。特段のスイッチ操作などなく、走行が始まれば自動で録画開始、エンジンを切って終了なので使い勝手も良好。

市販のドラレコと違う点は、エンジンが始動していないときの録画機能がないことや録画の再生はSDカードを抜き出し、自宅のPC等で再生する必要があるところでしょうか。

既に市販品のドラレコで、ルームミラー型のものは多数販売されていることもあり、そう遠くない先に多くの新車にはこのミラー型のドラレコが標準装備となるのでしょう。フロントやリアのウィンドウにペタリと貼っていたドラレコを懐かしむ日が来るに違いありません。

プレミアム感MAXなガラスルーフ

安全装備以外では「調光パノラマルーフ」も注目アイテムです。今のところトップグレードにのみメーカーオプションとなりますが、こちらは天井ガラスに液晶フィルムを挟んでおり、そのフィルムに電圧を掛けて液晶の配列を変え、ガラスの透過率を可変させる機能があります。

それにより調光状態では光の”透け具合”を変えることができ、障子越しのような柔らかな光を車内へ取り込むことができます。もちろん紫外線、赤外線も90%以上カットされますし、電動開閉式のシェードも付いています。

ドイツのプレミアムブランドのクルマでは既に採用されていますが、それらよりも切り替え速度が早く、加えて音声によって操作できる点も魅力です。「空が見たい」と発すれば、シェードが自動で開き、その後ガラス面も自動で透けていくというプロセスは、もはや”ブレードランナー”の世界ですね。

ポイント⑤ パワーと燃費性能が両立したエンジン

引用:https://response.jp/

パワーユニットに関しては2種類が用意され、ハイブリッド車は2.5ℓ、ガソリン車は2.0ℓとなっています。3代目のマイチェンで追加になった2.0ℓターボはカタログ落ちとなりましたが、これまで4WDでしか選択できなかったハイブリッド車がFFでも選べるようになったのは朗報です。

4代目は車重が軽くなっている(50~60kg)にも関わらず、ハイブリッドもガソリンもパワーアップしているので、RAV4譲りのダイレクトシフトCVTやステップ変速制御も加わり気持ちの良い走行フィールを味わえるはずです。

引用:https://gazoo.com/

ジャーナリストの試乗記では、エンジンパフォーマンスはどちらも必要にして十分、SUVとしては及第点が付いていますが、概ね車重のあるハイブリッド車の方がリニアで全体のバランスが良いとの評価です。

ポイント➅ 気になる価格はどうなったか!

前述しましたが、ハリアーの魅力の一つは「このクルマがこの金額で!」と思わせる絶妙の価格設定にもあると思います。新型もその精神は健在で、そのグレードを選ぶかどうかは別にしてスタートアップ価格は300万切りの299万円で設定されています。これだと”我が家の財務大臣”もクルマ選びの候補に認めてくれそう・・・というご家庭も多いのでは。

4代目ハリアーの価格は以下の通りとなっています。

ハリアーの魅力を存分に味わうには、中間グレードG以上が選択肢となってくるでしょうが、価格はポンッと42万円アップになり、トップグレードZだとそこからさらに52万円アップになってきます。バリューフォーマネーで考えると中間グレードGあたりが狙い目でしょうが、トップグレードZでも同門のレクサスRXと比べるとお買い得(尚且つ新しい)で、比べてみてもそれほどハリアーが劣るようには感じられません。

少々悩ましいのは、先代ハリアーはモデルライフの中で魅力的な追加グレードを設定してきましたので、4代目でも当然そういった展開は予測できます。納車半年待ちのデビュー直後に考えても仕方ないですけどね。

新型ハリアーは”日本発”のグローバルカーを目指す

エクステリアのところでフロントマスクのエンブレムが、専用のものから一般的なトヨタマークに変わったとお伝えしました。これは4代目ハリアーが従来のトヨペット店専売から、カローラ店やネッツ店など全トヨタ販売チャンネルで取り扱うことになったことも背景にあります。

今後ハリアーは日本全国どこのトヨタ店からも買うことができるわけですが、4代目はさらに海外でも販売されます。前述していますが、3代目は一部を除き国内専用モデルでした。しかし4代目は北米市場向けに開発、販売される「トヨタヴェンザ」のフルモデルチェンジ版として登場します。

ここでポイントになるのが従来のヴェンザは「いかにも・・・」なアメリカンミニバン的なルックのクルマでしたが、フルチェン後は4代目ハリアーをそのまま持ち込むことです。

引用:https://motor-fan.jp/

もちろんハリアー開発時点でヴェンザとの統合は計画されているわけですが、開発陣はあくまで北米市場の嗜好はさて置き、3代目ハリアー同様新型は日本的なセンスで造ることにしました。3代目が国内販売では好評を得た自信はあるにせよ、日本的なスペシャリティSUVのセンスが海外で通用するのか。これは大きなチャレンジです。

共通のプラットフォームを用いても、仕向け地別のボディを仕立てるのが現在、主な日本メーカーの戦略ですが、このハリアーの成果によっては大きな転換期を迎える、とは言い過ぎでしょうか。注目せずにはいられません。

引用:https://www.webcg.net/

以上、トヨタハリアーの2020年フルモデルチェンジをご紹介しました。

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RX-7の偉大な中継ぎFC系を振り返る=Look back over the FC=

かつて少年ジャンプに連載されていた漫画「サーキットの狼」が大ヒットし、世に言うスーパーカーブームが日本を席捲した時期がありました。1970年代の話しですが、フェラーリやカウンタックといったクルマに子供から大人まで(まぁ大概は男性)夢中になっていた、そんな時代にマツダから発売となったのが初代RX-7です。

クルマの性能云々よりもまず、リトラクタブルヘッドライトだったことが強烈なインパクトを放ちました。リトラは当時スポーツカーを象徴するアイコンと言ってもよく、自動車愛好家の羨望の的でした。マツダ宝刀のロータリーエンジンの実力もあって、RX-7はすぐに国産車を代表するスポーツカーとして認知されていきます。

引用:https://genroq.jp/

紆余曲折あり、現在マツダでは市販のロータリーエンジン車はなくなっていますが、レースでの戦績や歴代ロータリー搭載車の強烈な個性もあり、どことなくロータリーに神格化したイメージを抱くクルママニアは多いことでしょう。

今回のクルドラでは、名車ヒストリーとして2代目サバンナRX-7を取り上げます。

少々旧いモデルながら、最近でも漫画やアニメの「頭文字D」で主人公のライバル車として活躍していましたから、若い方にも知名度は高いモデルです。通称「FC」と呼ばれる2代目”セブン”の歴史を振り返ります。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

RX-7ミニヒストリー

マツダのロータリーエンジン市販車はコスモ、ファミリア、ルーチェ、カペラ、サバンナ(RX-3)と続き、それらはいずれもレシプロエンジン仕様もに併売となっていました。ロータリー専用車となるRX-7をスポーツカーに仕立てることで、マツダはロータリーエンジンの生きる道筋を立てました。

3代目FD型の後はRX-8に代替わりしましたので、”セブン“の歴史は以下の通り三代24年間ということになります。

ロータリーの復権を託されたSA誕生

冒頭の通り初代サバンナRX-7(SA22C型)が登場したのは1978年、昭和53年の3月でした。初代のトピックは何と言ってもそのデザインでしょう。コスモスポーツ以来となるロータリー専用車となるため、コンパクトなエンジンサイズを活かした低いボンネットと全高。さらに前述のリトラクタブルヘッドライトも相まって、空力特性に優れた美しいスタイルに”国産スーパーカー”的な見方もされ注目が集まりました。

引用:https://www.webcartop.jp/

一方、ロータリーの宿命とも言える燃費の悪さは、第2次オイルショックのタイミングと被ってしまったこともあり、省エネ性能向上は毎年の課題としてマイチェン時に手が加えられることになります。

結果的には78年から7年半に渡り生産が続けられた初代モデルは、日本はもとよりアメリカでも確固たる地位を築き、ロータリーエンジンの高いポテンシャルを世に周知させ、マツダの新しいスポーツカーブランドを確立することに成功しました。

大人のためのピュアスポーツカー目指すFC

85年10月には初のフルモデルチェンジが実施され、サバンナRX-7は本稿の主役2代目の”FC3S型”へと生まれ変わります(以下FC)。

健闘した初代に続く2代目に求められたのは、マツダスポーツの名声を高めつつ、さらに純粋なスポーツカーとして進化を遂げることでした。開発に当たり「スポーツカーとは何か?」という基本テーマを、ゼロベースで考えまとめていく方針となり、社内に”スポーツカー研究会”を立ち上げて”自動車の歴史“を振り返りながら、FCとしての計画原案が固められました。

さらにスポーツカー然としたルックに

パッケージング的には初代を踏襲し、2ローターのロータリーエンジンをフロントミッドシップに搭載する2+2クーペ。コンパクトなキャビンにロングノーズのスポーツカーらしいデザインは不変です。FCはとてもグラマラスに映るルックスですが、ボディサイズはきっちりと、初代同様に5ナンバー枠をキープしていました。

但し、各部のディテールはかなり変化していて、フロントは大型バンパーとボディを一体化させ、ボディサイドは空力に効くふくよかなブリスターフェンダーに。プレスドアを採用し、クォーターウィンドーとCピラーもなくすことで徹底したフラッシュサーフェスを実現しています。その結果Cd値は0.32とスポーツカーらしいレベルに達しました。

引用:https://news.goo.ne.jp/

排気量アップの次世代ロータリー搭載

ロータリーエンジンは初代で熟成が進んだ12A型から13B型へと変更。12Aの573cc×2ローターから654cc×2ローターへと排気量を拡大し、ツインスクロールターボと空冷インタークーラーを備えた最高出力は185PSに達し、12Aターボに比べて20PSのパワーアップとなりました。

ちなみに当時は、排気量区分による5ナンバー規格がまだまだ優遇されていました。ロータリーの排気量は1.5倍換算されるため、ギリギリ2000ccを超えないよう1ローターあたりが654ccに設定されたようです。

引用:https://motorz-garage.com/

パワーに見合う充実した足回り装備

足回りは初代の4リンクのリジッド式から新開発のトーコントロールハブ付マルチリンクサスに進化。特殊な構造のハブにより、4輪操舵(4WS)を実現。4WSのための制御や可動させるための機構は一切なく、荷重が入って初めて動くメカニカルなトーコントロール制御で、当時は「ナチュラル4WS」とか「4WS感覚」とか言われていましたっけ。言い得て妙です。

また、全車に4輪ベンチレーテッドディスクブレーキと15インチタイヤが標準装備されました。ブレーキは全グレードに4ポッドキャリパーを奢り、フロントのアルミ対向4ポッドキャリパーは当時の国産車で初採用でした。

引用:https://news.livedoor.com/

無限大の魅力を秘めた2シーターの特別仕様車

初代が発売当初のイメージからややスペシャリティカー寄りなクルマだったこともあり、FCにはもっとピュアなスポーツカー像が求められました。そこで発売となったのが特別仕様車∞アンフィニです。

フランス語で無限大の意味を持つ∞アンフィニは、FCの”走りの質感”に徹底的にこだわった1台です。全国限定300台でしたが、後にこの「∞アンフィニ」モデルはおよそ年に1回、若干の仕様変更を加えつつ定期的に発売される特別仕様車になります。

86年8月に発売となった記念すべきアンフィニⅠ(第一弾モデル)の内容は以下の通りです。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

∞アンフィニの一番の特徴は、2シーター車となったことでしょう。世界初の量産ロータリーエンジン車である”コスモスポーツ”以来の2シーター車となり、とかく2+2が定番のクーペモデルにあって、FCは純粋な”スポーツカー”であることをアピールします。

アルミ製ボンネットや専用のエアロキットに加え、MOMO社のステアリングやBBS社製軽量アルミホイールの装着等は、後にいすゞジェミニやスバルレガシィなど他社でも展開していく定番カスタムになっていきます。


FCのモデルサイクルの中では、「∞アンフィニ」モデルは都合8回販売されています。

後期型では標準車のパワーアップに合わせ、高圧縮比&ハイオク仕様とすることで∞アンフィニのエンジンは215PS/28.0kgmを実現しました。

FCの個性が光る歴代唯一オープンモデル

2代目セブンことFCのキャッチコピーは「New Adult Sports」、つまり大人のスポーツカーであるということでした。広告などにもズバリと「スポーツカーは若者だけの車ではない」と言い切っていましたからね。実際、FCは初代モデルに比べると価格もワンランク上のクラスになっていましたので、おのずと購買ターゲット層が伺えました。

引用:https://www.motortrend.com/

そんな大人のスポーツカーと来れば当然、あるべきラインナップとして”オープンカー”は求められるもの。また、FCの主戦場となるアメリカ市場では”スポーツカー”=”オープン”位の見方もあり、フェアレディZやスープラといったライバルは既にオープンエアグレードを持っていたので、RX-7にもようやくの登場となったわけです。

ロータリー20周年に追加されたカブリオレ

1970年にダットサンフェアレディ2000の生産が中止されて以来、国内市場では17年振りの2シーターオープン復活となり、さらに発売された87年はマツダロータリーエンジン発売20周年にも当たり、カブリオレ(FS3C型)はその記念モデルとして位置づけられました。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

カブリオレの特徴は、∞アンフィニと同じ2シーターで独立したトランクルームを持つこと。またオープン時に風の巻き込みを抑える可倒式エアロボードも備えます。ハイマウントストップランプが付くのも、89年のマイナー前だとカブリオレだけでした。

インテリアはオープンドライブを想定して、シートやステアリング等には撥水加工を施した本革を採用、ソフトトップの車内側にも内張りを用意するなど高い質感を誇ります。

タルガも可能な3通りのルーフスタイル

トピックとなるルーフは頭上の屋根に当たる箇所が、樹脂素材で造られたハードトップ。その後方、ガラス製のリアウィンド周辺はソフトトップの2ピース構造となっていたので、ハードトップのみを取り外し”タルガトップ”スタイルを楽しむことも可能でした。

引用:https://mindovermotor.com/

オープンの開閉方式は一応電動トップ。一応というのは車内からスイッチ操作でルーフは開くのですが、最後にルーフのハードトップ部をソフトトップから外して収納、幌カバーを掛ける動作は手作業となるからです。マツダが後にロードスターを開発する際、このカブリオレの生産経験が相当に生きたことは想像に難くありません。

カブリオレはFC発売2年後に登場し、その後もカタログモデルとして販売が継続していきますが、91年10月にメインのFCが3代目”FD”へとモデルチェンジした後も、一年間近く生産が継続されました。FDにはカブリオレの設定がなく、初代RX-7から数えて三代24年に渡る車歴の中で、唯一のオープンモデルがこのFCカブリオレだったのです。

引用:https://nosweb.jp/

マイナーチェンジでFCは完成の域へ

日本だけでなくメイン市場となる北米でも販売No.1に輝いたFCですが、その地位を盤石なものとすべく89年3月には初の大規模なマイナーチェンジを実施します。

エクステリアはクリーンでモダンに

エクステリアはさらに質感が上がるよう各部ディテールが見直されましたが、まず目を引くのがボディ外周を走るプロテクターモール。従来は黒の樹脂製でしたが、マイナー後はボディカラー同色となりスッキリとした外観に。この変更はドアミラーにも適用されています。

引用:http://www.blue-auto.com/

また、リアコンビネーションランプのデザインも角型から丸型の3灯式になり、印象が変わりました。それ以外にもアルミホイールやリアスポイラーのデザインが新しいものに切り替わっています。

インテリアでは内装色が黒基調に変わって、よりスポーティな印象のコクピットとなり、併せてシフトノブ、インパネセンター、計器類のデザイン等も変更されました。

熟成の13B型エンジンはついに200PS超え

しかし何と言ってもマイチェンの目玉はエンジンのパワーアップでしょう。

引用:https://gazoo.com/

13B型ロータリーエンジンは、完全独立型のツインスクロールターボを装着し、圧縮比もアップ。その結果、動力性能はマイナー前よりも出力で20PS、トルクで2.5kgmの向上となり、その他にもターボチャージャーの過給制御の電子化やローターおよびフライホイールの軽量化、∞アンフィニに採用していた高性能ダンパーの採用など走行機能全般が大きく引き上げられました。

5速マニュアル車は変速レバーを15mm短縮し、変速機内部の改善とクラッチ慣性低減も行いメリハリの効いたシフト感覚を実現。一方の4速オートマチック車もホールドモードが付き、峠道やワインディングを楽しめるように改良されています。

引用:http://www.stancenation.com/

ル・マン24時間レースを制したロータリー

F1モナコグランプリおよびインディ500と並んで「世界三大レース」と呼ばれている耐久レースが、ル・マン24時間レースです。もともと日本でも知名度の高いレースだったと思いますが、直近では2018年にトヨタが優勝したことで再び注目が集まりました。

そしてクルマ好きには今さら言うまでもなく、日本車で”初優勝”したのが1991年のマツダ787Bでした。レナウンのスポンサードを受けた緑とオレンジの車体は、30年近く経ってもファンの脳裏に鮮明に記憶されていることでしょう。

引用:https://driver-box.yaesu-net.co.jp/

何よりドラマチックであったのは、90年のル・マンで惨敗したマツダにとって、レギュレーション変更によりロータリーエンジンで参戦できる最後のチャンスとなったのが91年のル・マンでした。

もう次がない状態のマツダにとっては正に”背水の陣”で臨んだ一戦に、787Bは、ロータリーエンジンは奇跡を起こしたのです。バブル真っ最中といった時期でもあり、当時まだ学生の1モータースポーツファンであった筆者も相当に浮かれていた記憶が・・・

マツダからはそのル・マン優勝を記念して、FCの特別仕様車が発売となりました。

その名もズバリ「ウィニングリミテッド」。当時のボトムグレード”GT-R”をベースとして、フロントとサイドのエアダムスカート、リアスポイラー、MOMO製ステアリング、BBS製アルミホイール、16インチタイヤ等を装備。早い話しが上位グレードに標準となっているパーツを組み込んだお買い得モデルといった感じでしたが、個人的には「55」(787Bのゼッケン番号)をモチーフにしたエンブレム位付けてほしかったですね。

FDへのバトンタッチ

2代目サバンナRX-7、FC型は初代の築いたマーケットを確実に広げて、ロータリースポーツの可能性を広げて見せましたが、91年10月に3代目RX-7のFD型へバトンを渡します。

このFD型から「サバンナ」の名称が消え、加えてマツダの販売チャンネル政策により新規のアンフィニ店から発売されるため、「アンフィニRX-7」が新たな車名となります(97年に販売店の統廃合によりマツダRX-7に戻りますけどね)。

FDは3ナンバーサイズとなり、それによりデザインの自由度がさらに高まったことで独自の曲面フォルムを持つオリジナリティ溢れるスタイリングになりました。マツダロータリースピリッツの体現ここに極まれりといった感じです。よくも悪くも初代やFCが何かにつけ引き合いに出されていた「プアマンズポルシェ」という揶揄はもはや通用しなくなりました。

引用:https://in.news.yahoo.com/

ただ、それだけにFCの5ナンバー枠に収まるコンパクトさが対になって評価され、FD登場以降もFCのファン層は一定数をキープして今日に至ります。

頭文字DにおけるRX-7

1995年に連載がスタートし、2013年まで続いたしげの秀一先生作、大ヒット漫画「頭文字D」(イニD)。主人公はトヨタトレノ(86)を駆って峠バトルに挑み、公道最速を目指すストーリーです。漫画でも映画でも魅力的な作品には、主人公を喰ってしまうほど人気のライバルが登場するのがセオリー。

引用:https://akiba-souken.com/

イニDでも多数のライバルが現れますが、中でも人気が高かったのがRX-7を操る「高橋兄弟」でしょう。兄は白いFC、弟は黄色いFDを愛車とし、主人公とバトルします。

しげの先生の筆圧の高い作画に引き込まれた男性読者は、筆者も含め数知れずですが、意外とイニDは女性ファンも多く、そのうち相当数がFCを駆る高橋兄を推しメンとしていたのではないでしょうか。そんなことで漫画を経由してFCのことを知る若い世代も多く、決してFCはオジサンが昔を懐かしむときにだけ引き合いとなるクルマではないのです。

引用:https://www.instagram.com/maririri125/

RXシリーズの復活はなるか!

2012年にマツダがRX-8の生産を終了したことで、現在ロータリーエンジンを新車で購入することはできません。どう考えてみても今のクルマ業界にあってマツダ以外のメーカーが、ロータリーエンジンの開発を行うとは考えにくく、マツダが行動に出ない限りロータリーは永遠に過去のものとなってしまう運命です。

具体的にマツダがロータリーに関してアクションを起こしたのは、2015年の第44回東京モーターショーに出品されたロータリースポーツコンセプトカー「RX-VISION」でした。

引用:https://lifelog.heplib.com/

次世代ロータリー”SKYACTIV-R”のためのデザインステディとされたこのモデルは、その時のモーターショーで最も注目された1台でした。

当然このままのスタイルで市販は難しいでしょうし、何より次世代ロータリーはブレイクスルーすべき課題も山積しているのは2017、2019年と続く東京モーターショーにはRX系のコンセプトカーがなかったことからも明白です。

それでも多くのスポーツカー、ロータリー、マツダのファンは必ずやセブン直系のRXシリーズが還ってくると信じてやまないのです。筆者も含めて。

引用:https://mzracing.jp/

以上、クルドラ的名車ヒストリー「マツダサバンナRX-7(FC系)」でした。

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タフトのオプションを徹底調査!おすすめアイテムとナビはどれ?

想像を上回る事態となった新型コロナ騒動ですが、ようやく自粛モードから通常モードへの切り替えが各方面で進み始めています。自動車関連でも大規模な発表会や試乗会は難しいですが、各メーカーとも工夫を凝らし新型モデルの発表をスタートさせています。
本稿でご紹介する新型ダイハツタフトは、20年1月の東京オートサロンにて初披露されたアクティブなスタイルの軽クロスオーバーです。

日本専売となる軽自動車は、様々なバリエーションを抱え、今や自動車販売での主力ジャンルとなっています。ここ数年はスーパーハイト系と言われるモデル群が主役を務めてきましたが、スズキハスラーのヒットや三菱eKクロスの登場を受け、今後注目なのがクロスオーバーSUVです。

今回のクルドラでは、そんな注目ジャンルにド直球で放たれたダイハツタフトのオプション紹介を中心にその魅力をご紹介していきます。

タフトってどんなクルマなの?

実はダイハツではかつて、タフトと言うクルマを販売していた時期があります。1974年ですから既に46年!も昔の話しですが。

引用:https://autotrader.ne.jp/

当時のタフトは本格四駆車でジープに似たコンセプトのモデルでしたから、今度のタフトは単に車名が同じだけで直系の2代目とは言えません。ちょうど昨年発売になったダイハツロッキーと同じパターンですね。

車名の由来でも昔のタフトが”Tough & Almighty Four-wheel Touring vehicle” の頭文字であったのに対し、新型のタフトは”Tough & Almighty Fun Tool”。FとTの解釈の違いからクルマの性格も違うことが伺えます。

新型はタフなデザインでも愛着を持てる道具感、そして万能に楽しく使える機能性を持ち合わせた”相棒のようなクルマ”がコンセプトです。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

エクステリアはライバルのハスラーに比べても全体的にスクエア感が強調され、厚みのあるフロントマスク、そしてクラス最大級の大径タイヤがポイント。タフさを表すブラックの樹脂製フェンダーにより、どっしりと踏ん張った雰囲気も軽らしからぬSUVらしさを感じます。前後アングルに最低地上高もしっかりと確保され、決して”なんちゃってSUV”ではありません。

インテリアもまたギア感満載の造りで、新発想のパッケージングコンセプト”バックパックスタイル”を採用。前席は乗員のための「クルースペース」、後席以降は「フレキシブルスペース」として正にバックパックのように丈夫で動きやすく、荷物をたくさん詰み込めるラゲージを目標に様々な工夫が施されています。

プラットフォームは、昨年登場の タントと同じダイハツのニューアーキテクチャー「DNGA」となり優れた乗り心地と高い安定性を確保。新エンジン&変速機でダイレクトな加速感と低燃費も両立します。

タフトのグレードと価格は以下の通りです。

メーカーオプションの選択はシンプル!

さて、本題のオプションを見ていきます。まずは新車購入時に選択が必要なメーカーオプションです。

スカイフィールトップは全車標準の英断!

本稿執筆にあたりタフトのルックスを眺めて最初に目を引いたのが、広大なガラスルーフ の”スカイフィールトップ”でした。運転席から頭上を見上げたときの視界はもはやオープンカーのそれに近く、圧倒的な開放感を生み出しています。古くは2代目CR-Xや最近でもプジョー208などにグラストップのモデルはありましたが、軽では初装備でしょう。スカイフィールトップは固定式ですが、紫外線と赤外線カットも万全で開閉可能なシェードも付いています。

これは人気のオプションになるだろうな~などと思っていたら、何と!このルーフは全グレード標準装備とのこと。この辺りからもタフトに掛けるメーカーの想いが感じられますね。少し驚きました。

パックオプションは全部で10バリエーション

タフトのメーカーオプションとしては上記の通り★A~★Jまでの全10種。種類は多いですが構成はわりとシンプルで、大まかにはまずスマートパノラマパーキングを選択するかどうか。する場合には、ディスプレイオーディオを「6.8インチ」か「9インチ」か「付けない」かでさらに選択する格好です。その他にはエクステリアのドレスアップとしてブラック、クロム、ホワイトの中から選べるスタイルパック等を用意しています。

大画面ディスプレイと駐車支援システムのセット

★Gはタフトで選択できる一番高価なパックオプションになります。基本全部盛りの内容なのでこちらの詳細を見ていきましょう。

昨今すっかり主流化しつつあるディスプレイオーディオですが★Gには9インチの大型モニターがセットアップされます。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

言わずもがなですが、運転中に情報を仕入れなければならないモニターは大きいに越したことはなく、サイズが見やすさに直結します。従って予算の範囲で少しでも大きいサイズをおすすめします。

一昔前であれば軽自動車のコクピットに、9インチの大画面など違和感ありまくりとでしたが、現在はデザイン設計の段階で大画面モニターを織り込んでいることから、このタフトでもバランス良く収まった印象です。

同じく★Eでは6.8インチのディスプレイオーディオの用意もありますが、差額27,500円であれば9インチのコスパが悪いとも感じられません。実際のモニターサイズで見た場合には2.2インチ差あると9インチの方は1.7倍近くの大きさになります。

Apple CarPlayやAndroid Autoなどスマホ連携が前提となるディスプレイオーディオですから、当然このパックにはWi-Fiルーターも含まれています。別途ダイハツコネクトサービスに申し込む必要はありますが、新車購入時は3年間、1GB/月のデータ容量を無償で利用できるところも嬉しいです。

今や定番?駐車支援装備を選択

次にスマートパノラマパーキングですが、こちらは★Gや★E以外にも単独で選択することもできます(★C)。この★Cは主に純正アクセサリーのナビゲーションを装着する方用の設定です。

スマートパノラマパーキングも今や駐車支援装備としてはメジャーな部類で、駐車時にカメラで駐車枠の白線を検知し、音声とモニターガイドに加えてハンドル操作をアシストしてくれます。

ドライバーは周囲の安全確認に専念して、あとは音声と画面の案内に従いながらアクセルやブレーキによる速度調整を行えば簡単に駐車が完了します。もちろん縦列駐車にも対応していますので、軽ユーザーに多い女性や初心者の方にはぜひおすすめしたいオプションとなります。

純正アクセサリーと組み合わせて完成するパック

スタイルパックはメーカーの製造ライン上でドアミラーやアウターハンドルをカラーリングされたパーツに置き換えるオプションです。

通常、こうしたドレスアップはディーラーオプションで純正アクセサリーとして用意される形が多いと思いますが、タフトではメーカーオプション。★Hと★Iはアルミホイールまで変更されていますから、購入者がディーラーでアルミ交換した際に標準装備ホイールが余る、といったムダを省いてくれたのでしょうかね。

ボディカラーとの相性はありますが、それぞれのスタイルパックでクルマのキャラがしっかりと違って見えるところは、個性を求めるユーザーにはおすすめです。オプション価格もメーカーラインにしたことで、かなり安価に設定してくれています。但し、やや深読みするとこの3つのパックは、後述するディーラーオプションと組み合わせて初めて完成形となるようで、メーカーオプションは「呼び水」の役割かもです。

豊富なディーラーオプションで個性派タフトに

ディーラーオプションはその名の通り、納車後も必要なときに販売店で装着できます。特に車両本体価格が低目の軽自動車メインであるダイハツ等販売店では、ディーラーオプションは貴重な収益源。そのためエクステリア、インテリアともに豊富なラインナップになっています。

ドレスアップパーツが充実のダイハツ!

ダイハツは純正アクセサリーの開発者が、新車開発に早い段階から参画し、車両本体のデザイナーと一緒にアクセサリーの造形に当たります。そのため後付けのアクセサリーでもフィット感が高く、純正ならではの強みを感じさせます。

以下の通り、タフトには3種のカスタムセットが用意されました。

クロムスタイルでアーバンな装いを

テーマは「クロムメッキで個性がキラメク。都市を堂々と駆け抜けるクールなカスタム」。メーカーオプションの★I「クロムパック」とディーラーオプションの「クロムプラン」を組み合わせることで、アウトドアなイメージのタフトがアーバンな雰囲気を醸し出すようです。

各ボディカラーで選択できるものの、やはりブラックマイカメタリックがもっともしっくりくる気がします。

ブラックで引き締めるマッドスタイル

アクティブな装いにダークブラックメッキが光るマッドスタイルは、「タフ&エレガント」がテーマ。メーカーオプションの★H「ブラックパック」にディーラーオプションの「マッドプラン」を組み合わせます。

各部のディテールが黒で引き締まり、標準の樹脂パーツとの関係性もよく、フォレストカーキメタリックの車体色と合わせれば”THE OUTDOOR”といったタフな仕様になります。

カントリーテイスト溢れるチルアウトスタイル

飾りすぎないオシャレが、いちばんのオシャレ。そう感じさせるチルアウトスタイルのテーマは「ナチュラル&クラシカルなカスタム」。どこか牧歌的でやさしい表情を見せるこのスタイルは、ハッキリと男性狙いが伺えるタフトにあっても、この仕立てなら女性にも好まれそうなデザインラインです。メーカーオプションの★J「ホワイトパック」にディーラーオプションの「チルアウトプラン」を組み合わせています。

サンドベージュメタリックやシャイニングホワイトパールなど、明るめのボディカラーが似合いそうですね。

ベーシックセットはまとめ買い?

これら3つのカスタムスタイルには「乗り出し楽々プラン」と言うベタな名称のベーシック用品セットもカタログに紹介されています。例えばフロアマット、ドア(ワイド)バイザー、ラゲージマット、ナンバーフレームなど6点がセットになっています。


しかし特に”セット買い“によるお買い得な価格設定になっているわけではないですから、必要なものだけのチョイスでも同じです。

インテリアにも3つのスタイルで連携

エクステリアの3つのスタイルに呼応するように、ディーラーオプションではインテリア関連にも同様のモードがラインナップされています。

エクステリアとコーディネートして揃えれば、さらにクールなタフトが仕上がりますが、ワンポイントで攻めるのであれば、GターボとGのグレードに標準のオレンジインテリアアクセントを活かすチョイスはどうでしょうか。

本革調のシートカバーは素敵ですが高価なため、シフトノブやハンドルベゼルだけでもオレンジの差し色箇所が増えて、より華やいだコクピットが完成します。

ラゲージルームを充実させるオプション

タフトはインテリアをバックパックスタイルとし、前2席は乗員のための気分がアガる”クルースペース”、後席とラゲージは遊びを楽しめる”フレキシブルスペース”と捉えています。実はこの切り口が新型タフトの重要なポイントで、乗員のためのスペースはあくまで前2席であり、先のスカイフィールトップの恩恵を受けるのも前席だけです。

よく見るとフロントドアとリアドア(&荷室)の内張りのカラーも前部は黒、後部はグレーとわざわざ差別化しています。

後席はシートスライドができない上、明らかに前席に比べ背もたれが小さい等、ある程度割り切った造りとし、その分シートを倒してラゲージと結び、広大な荷室として活用してもらいたいと言うメーカーの意図が伺えます。

そのために後席はラゲージからも簡単に前倒し操作ができ、ラゲージのフレキシブルボードを上段にセットすれば、フラットで 隙間のない広大なスペースが現れます。

後席シートバックとフレキシブルボード自体も、汚れにくい加工が施されているのも特徴。もっともこの辺は既にスズキジムニーで使われている手法ではありますが。

そのフレキシブルボードをより活用する純正アクセサリーが、「フレキシブルボード二段モード取付キット」です。内容はラゲージバー2本、マルチフック2個、取付フックのセットで、これに車両に付属しているマルチフック2個も一緒に使用すると、写真のような簡易テーブルに早変わり。

最大積載荷重3kgまでいけますし、アウトドアでのブレイクタイム等に重宝しそうです。

ディーラーナビも充実のラインナップ

メーカーオプションの項でも説明しましたが、昨今はスマホ連携のディスプレイオーディオ標準化が進んでいて、トヨタ車などで顕著です。早い話、ちょっとした道案内ができればそれでヨシとする向きにはスマホの地図アプリで十分でしょう。ひと頃はパケット代が気になる話しもありましたが、今やこのタフトにもWi-Fiルーターが搭載され、その心配もなくなりました。

それでも純正ナビゲーションのディーラーオプションはしっかりと用意されています。

これは機能的なことで言えば、専用ナビシステムの方が当然スマホアプリよりも多機能だからでしょう。ルート案内や目的地検索機能が高度なのはもちろん、CDやDVDメディア等の再生が必要な方にはスロットのないディスプレイオーディオは役に立ちませんし、音質面でもイコライザーやハイレゾ音源再生など専用機の方が高いパフォーマンスを発揮します。

そして何よりダイハツのような軽主体の小規模な販売店にとっては、ディーラーオプションの収益は重要で、特に値の張るナビゲーションはドル箱です。

今回新型タフトはダイハツにしては珍しくカタログ等でメーカーオプションのディスプレイオーディオを大きく扱っていますが、昨年までのタントやロッキーではどちらかと言えばディーラーオプションのナビを推しているように見受けられました。

ちなみにタフトは標準でナビ(と言うよりモニター)やオーディオはレスになっていて、何も注文しないとディスプレイスペースには”蓋(ふた)”さえ無い穴の開いた状態で納車されます(笑)。

メーカーオプションでディスプレイオーディオを選択しなかった場合の、純正ナビは以下の通り9インチ1種、7インチ3種の全部で4機種用意されています。

まず決めるのはダイハツコネクトを使う気があるかどうかです。

ダイハツコネクトとはクルマとスマホを連携させ、マイカー情報の確認や万一の際の事故対応サポートなどで安心・便利を提供してくれるシステムです。

これが必要なら9インチナビゲーションかもしくは7インチワイドのスタンダードメモリーナビを選択します。これら2機種にはメーカーオプションのディスプレイオーディオと同じくWi-Fiルーターがセットされているからです。

次にモニターサイズを考えねばなりませんが、7インチ同士の価格は、ほぼ同じ機能となるスタンダードナビとエントリーナビを比べた場合、Wi-Fiルーター分もあり前者が約4万円高に設定されています。一方、Wi-Fiルーターは無いもののHD画面や専用イコライザーを備えるプレミアムナビとでは、スタンダードナビが1万5千円安となります。何か一長一短あって悩ましいですね。

9インチナビの価格が20万円超えと一気に高くなってしまうので、横並びで検討しづらいところですが、ここはいっそのこと7インチモデルでも機能面は十分と知りつつも、やはり大画面をおすすめしたいところです。理由はディスプレイオーディオの項と同様です。

家庭用テレビと同じでモニターの大画面化は時代の流れとも言え、既に軽自動車でも日産ルークスやスズキハスラーが9インチを搭載しています。目で情報を得る必要性から逃れられない以上、大画面には費用対効果が見込めます。

確かに高価ですが値引きの少ない軽自動車だけに、ディーラーオプションからのサービスは商談の必須要件であり、営業マンさんの頑張りにも期待しましょう!

以上、タフトのおすすめオプションのご紹介でした。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>タフトの値引き相場レポート!

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いすゞの2枚看板ジェミニとピアッツァ=Look back over the ISUZU P&J=

いすゞ自動車はトラックおよびバスを中心とした日本を代表する商用車メーカーです。大友康平の歌う「走れ走れ~いすゞのトラックぅ~♪」と言うCMソングもよく耳にしますが、そんないすゞも日韓ワールドカップのあった2002年までは乗用車も手掛けていました。

とは言えもはや18年も前のことなので、二十歳前後の方はいすゞのクルマといってもピンとこないでしょう。

引用:https://aucfree.com/

いすゞのメーカーとしての歴史は古く、ルーツをたどれば日本で最初に自動車製造を開始したのは、いすゞであるとの見方もできます(なんと明治44年)。

得意分野は大型ディーゼル車両の生産でしたが、昭和28年以降はイギリス車のノックダウン生産を開始し、総合自動車メーカーを目指しました。かつてはトヨタ、日産と並び称される時代もありましたが、結果的に乗用車生産からは撤退となり、大型商用車やディーゼルエンジン開発に経営資源を集中させます。

引用:http://sabitori.com/

しかしながらおよそ50年弱の乗用車生産の期間には、いくつかのエポックメイキングな名車と言えるモデルも開発していて、今日に至るまで大切に乗り続けているユーザーも多くいます。今回のクルドラでは、名車ヒストリーとしてそのいすゞが誇った看板モデル、FFジェミニと初代ピアッツァの歩みをご紹介していきます。

FFへの転身で誕生した街の遊撃手:2代目ジェミニ

ときにクルマのCMで印象に残るキャッチコピーが生まれます。例えば「いつかはクラウン」や「愛のスカイライン」、はたまた「かっこインテグラ」等々。本稿の一方の主役2代目ジェミニの「街の遊撃手」というコピーもまた、十分に後世に残る名文句だと思います。

いすゞ自動車にとってジェミニはとても大きな存在で、販売の中心にはいつも同車がありました。初代モデルは当時資本提携のあったGM(ゼネラルモーターズ)との関係から、オペルカデットをベースとしたモデルであり、徐々にいすゞの手が入っていくものの「純いすゞ車」とは言い切れない素性でした。車名のジェミニもカデットとの双子(Gemini)の意味を持ちます。


しかしシンプルかつスポーティなキャラクターに、いすゞ製のディーゼルやDOHCエンジン等も加わり、ラリーフィールドの活躍もあってジェミニの名称はクルマ好きのハートを確実に捉えました。

約12年間もの販売期間を経て、ジェミニは初のモデルチェンジを受けます。

FF化により本物のコンパクトカーを目指す

GMの世界戦略車という立ち位置は初代同様ながら、もっとも大きく変わったのは設計から開発、製造までいすゞ自動車が行ったこと。また駆動方式が従来のFR(後輪駆動)からFFへと切り替わったことでしょう。

引用:https://www.sun-a.com/magazine/

2代目FFジェミニの登場は1985年です。クルマのキャラクターがかなり違うためか、初代モデルも一部のスポーツグレードを中心に販売が継続されます。そのためFRの初代と区別する意味もあり、2代目はFFジェミニと呼ばれました。

デビュー直後は1.5ℓ直4SOHCエンジンの4ドアセダンと3ドアハッチバックに、各々2グレードとシンプルなランナップが用意されました。

欧州調の内外装デザインでクオリティアップ

2代目の特徴は何と言ってもそのプレーンかつクリーンなエクステリアでしょう。初代よりも一回り小型化されましたが、そのデザインは当時いすゞとの関係が深かったジョルジェット・ジウジアーロの手が入っています。
インテリアは欧州車調でこちらもシンプルながら質感の高さが伺えます。特にシートはソファのように見える形状でニューテックシートと呼ばれ、FFジェミニのセリングポイントでもありました。

引用:https://www.asahi.com/

モデルチェンジ直後は、クリーンだけど初代モデルが持っていた尖った感じがまるでなく、こんなに地味で大丈夫かとの評価もありました。しかしクルマ自体は先のシートのようにいすゞらしい拘りに溢れ、「クオリティコンパクト」という商品コンセプトは再び市場に受け入れられ次第に人気モデルへと進んで行きます。

その年の日本産業デザイン振興会主催の1985年度グッドデザイン賞商品にも選出されました。

2代目ジェミニ4年10か月のモデルライフ

いすゞ看板ブランドのイルムシャー投入

前述の通り、FFジェミニの発売当初はとてもシンプルなラインナップでしたが、テレビCMの影響もあり人気が上昇していく過程で小改良や追加バージョンが増えていきます。表では記載を省略しましたが、ジェミニの特別仕様車は季節ごとなど、相当な数が販売されました。

まず、86年には専用の電子制御式ターボ付1.5ℓガソリンエンジン「4XC1-T型」を搭載して、足回りを旧西ドイツの名門イルムシャー社がチューニングしたスポーツモデル「1.5 イルムシャー」が登場しました。

引用:https://nosweb.jp/

このイルムシャーというモデルは、前年にピアッツァで既に展開していましたが、ジェミニにも採用されたことで、いすゞ車における人気ブランドになります。

マイナーチェンジで個性派マスクを手に入れる

87年にマイナーチェンジが実施され、エクステリアではヘッドライトを中心にグリル、バンパー、フェンダーとフロントマスクをガラリと変える変更が行われました。FFのジェミニも市場から高評価で迎えられたことで、リヤバンパーまで含め結構大胆に手を入れてきました。

引用:https://twitter.com/resort_music

無個性が個性のような佇まいさえあったマイナー前に比べると、マイナー後はサイドマーカーまで含めて「ツリ目」と”あだ名”されたように、少々色気づいた雰囲気を感じます。

インテリアでもメーターフードがステアリングの弧に沿うようにラウンドした形状になり、こちらも少し艶っぽくなったでしょうか。
なお、このマイナーのタイミングで初代FRジェミニの併売が終了したため、FFジェミニは唯の”ジェミニ”となりました。

コンパクトセダンに”オープンルーフ”まで設定

少し遅れて「ユーロルーフ」グレードが追加になります。

これはジェミニのルーフをキャンバストップに変更したモデルです。電動オープン式となり、面白いのはハッチバックだけでなく4ドアセダンにも設定があったこと。似合いそうなのは3ドアハッチバックですが、ジェミニの販売実績は4ドアが高いことが要因でしょう。

設定の背景には、当時若者を中心にバイクブームが来ており、”風を感じて走る“的な需要があると睨んだ開発者コメントを読んだ記憶があります。まぁまだマツダロードスターが発売となる前であったことを考えれば先見の明があったと言えますかね。

英国の名門ロータスが手掛けたジェミニ

引用:http://kibougou.blog104.fc2.com/

88年にジェミニに新風が吹きます。それが「ZZハンドリング・バイ・ロータス」の追加です。既にジェミニにはイルムシャーという海外チューナーが手を掛けたモデルがありましたが、このロータス仕様が追加となることで、初代ZZ-Rが持っていた”走り”のジェミニをより印象付けることに成功します。

当時、ロータスはいすゞ自動車と同じGMの資本下にあったため、協業が成立したのでしょう。具体的にはいすゞはグループ・ロータス・パプリック社と10年間の提携契約を結び、ロータスからは技術コンサルテーション、いすゞからは新型エンジン供給など相互の協力を進めることになりました。そもそも日本で「ロータス」の知名度は、かの”サーキットの狼”ブームの影響もあり抜群でしたから、強力な飛び道具となりました。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

クルマの方は1.6ℓ4バルブDOHCエンジンを搭載したこと、またロータス社のハンドリングノウハウを生かしたサスペンションチューニングがウリで、機能パーツにレカロシートやMOMO社製ステアリング、BBSアルミ等の一流パーツで武装しているところは先行のイルムシャーと同じアプローチです。

このハンドリング・バイ・ロータスとイルムシャーは、2代目が生産を終え、3代目へフルモデルチェンジした以降も定番のスポーツグレードとして設定が続いていきます。

真摯な造り込みとCM戦略でいすゞ史に残るヒット作に

2代目ジェミニは89年にも2度目のマイナーチェンジを行い、モデル末期まで改良の手を緩めませんでした。

引用:http://www.hasegawa-model.co.jp/

その結果、トータル5年弱の販売期間の中で約75万台を売り上げ、初代が13年で77万台であったことを考えると驚異的な成績です。また、今回は取り上げませんが後継の3代目ジェミニがバブル崩壊などを背景に、極端に失速してしまったことで余計に2代目FFジェミニの実績が光ります。

上の紹介からは漏れていましたが、日本初の自動制御式マニュアルトランスミッションである”NAVi5”の開発など、いすゞの持てる技術を次々と投入し、クルマの出来も相当に良かったことは言うまでもありません。しかしそれに加え、ここまで2代目が販売面で成功したのには、テレビCMの効果が大きかったとはよく言われる話です。

引用:https://journey-cooking.com/

冒頭にも触れましたが「街の遊撃手」というキャッチコピーで、とにかく流れまくっていたという印象を抱かせるFFジェミニのCM。内容はフランスの街並みを数台のジェミニがフィギュアスケートよろしくアクロバティックな走り方を披露する演出となっていて、新作が出る毎にエスカレートしていく内容はお茶の間を驚かせていました。

今ならCGで済ませそうなものですが、何事もリアルにやるしかなかった時代だからこその素晴らしい出来のCMは、間違いなく2代目FFジェミニの人気と知名度を盤石にした立役者であったはずです。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

日伊コラボが生んだ名車117の続編:初代ピアッツァ

日本の旧車愛好家にもっとも人気のあるいすゞ車は「117クーペ」で間違いないでしょう。1968年に発売となった117クーペは、いすゞとイタリア人デザイナー、ジウジアーロとのコラボレーション第一弾となったモデルで、ショーカーの雰囲気を上手く量産車で再現し、以降10年以上の間いすゞを代表するスペシャリティカーでした。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

本稿でご紹介するピアッツァは、実質この117クーペの後継モデルと位置付けられる3ドアハッチバッククーペです。ピアッツァ(Piazza)とはイタリア語で「広場」を意味します。

デビューは1981年、117クーペの後継たる所以はその流麗なボディデザインを担当したのが、同じジウジアーロであったことです。ピアッツァは117クーペよりもさらにショーカー(ASSO DI FIORI)との類似性が高く、市販バージョンは「よくぞココまで再現を!」と大きな反響を持って迎えられました。

未来感あふれるピアッツァの造形

引用:https://www.sun-a.com/magazine/

クルマの概要は117クーペ同様のFR方式で、デビュー時のエンジンは初代ジェミニ用の1.8ℓDOHCを1.9ℓに拡大したG200WN型と、同じくSOHC1.9ℓのG200ZNS型を改良したものを搭載。グレードはDOHCの上級装備XEとベーシックなXF、SOHCも同様にXLとXJでスタートしました。

ピアッツァはその斬新なルックスに話題が集中しますが、インテリアも負けず劣らず先進性が高くジウジアーロの面目躍如です。特に個性を感じさせるのがメーターフード回りの前衛的なスイッチ類の配置。

引用:https://car-me.jp/

サテライト型と称されるこのレイアウトは、日本車では初採用であり、ステアリングを持ったままスイッチ操作ができる機能性はもちろん、デジタルメーターと合わせてショーカー的な未来感がクルマのキャラクターにマッチしています。

ジウジアーロデザインの希少なFミラー?

少し違和感があるとすれば、当時の日本の法規に合わせたフェンダーミラーであることでしょうか。もちろん元ネタのショーカーではドアミラーなわけですが、量産化にあたりこのフェンダーミラーもしっかりとジウジアーロがデザインを取りまとめているとのこと。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

ジウジアーロがフェンダーミラーをデザインしたのは”初”らしく、そう聞くと今やこのフェンダーミラー車の方が価値も高まる気がします。

実際、日本の法規改正に伴いマイナーチェンジのタイミングでフェンダーミラー車は消滅し、ピアッツァも本来(?)のドアミラーへと変更。初代ピアッツァ10年の歴史の中で、フェンダーミラー車は2年間だけとなりました。

初代ピアッツァはおよそ10年のロングライフ

2.0ℓSOHC最強のターボモデルを追加

ピアッツァは1.9ℓDOHCをラインナップしていましたが、当時世は正にクルマの高性能化、パワーウォーズが過熱していて、ホンダのDOHCが復活した、とかスカイラインが200PSを超えた、とか各社ヒートアップし始めた時期でもありました。

その余波はピアッツァにも及び84年6月に、2.0ℓのアスカ用エンジン(4ZC1-T型)にインタークーラー付きターボを搭載したモデルを投入。グロス値ながらその出力は180PSで、当時2.0ℓのSOHCエンジンとしては日本一のパワーでした。

引用:https://ameblo.jp/old-james-bond/

これに置き換えられる形で、デビュー以来のトップユニットであった1.9ℓのDOHCは受注生産となり、87年のマイナーチェンジ時に消滅します。

いすゞ定番のメーカーチューンモデルも追加!

さらにいすゞはピアッツァの走行性能向上の手を緩めず、翌85年11月には前項のFFジェミニでもご紹介した「イルムシャー」グレードを発売。欧州ライクのしなやかな足回りに、レカロシート、MOMOステアリングの充実装備と、イルムシャーシリーズ専用デザインのフルホイールカバーを装着したスポーティなモデルでした。

引用:https://www.pinterest.jp/

イルムシャーに続き、ジェミニで先行してモデル化されていた「ハンドリング・バイ・ロータス」もピアッツァに導入されます。

その内容も一歩踏み出していて、ロータスチューンのサスにMOMO製ステアリング、BBS製2ピースアルミはジェミニと同じながら、このモデルでは初めてリヤサスペンション形式が変更され、それまでの3リンクから5リンクにする徹底ぶりでした。

引用:https://tourdemichinoku.jp/

デビュー当初はジウジアーロのエレガントなデザインが白眉であり、ピアッツァだけが醸し出す佇まいが大いに魅力であると認識していましたが、時代は各社の看板モデルにはモアパワー、高いコーナリング性能が次々に要求され、いすゞも時流に乗らざるをえなかったようです。

イルムシャーやロータスに見られる固められた足回りや大き目のリヤスポイラーなどは、他方でピアッツァらしくないとの見方も上がっていました。

今、評価される10年後のデザイン

ピアッツァは高い注目を浴び、ある意味センセーショナルなデビューを飾りました。

引用:http://sabitori.com/

しかしやや時代を先行し過ぎたか、はたまたその流麗なデザインと裏腹にサスペンションやエンジンの基本設計が古いというハンデが露呈したかは定かではないですが、営業面では決して成功作とは言えずその”国内“における累計販売台数は4万台程度となりました。

但し、それ故にクルマとしての希少性は高く、デビュー当時「10年後のデザイン」と評されていたルックスが時を経て、ヒストリーカーとしての輝きを増してきているのも事実でしょう。

ヤナセが販売していたピアッツァ

ヤナセと言えば今も昔も輸入車ディーラーの大手であり、ドイツ車・アメ車など多くのブランドを取扱いますが、特にメルセデスベンツのインポーターとして有名です。

引用:https://www.isuzu-sports.com/

その外車専門ディーラーがいすゞのピアッツァを販売していました。背景はシンプルで、当時のいすゞ自動車はGM傘下にあり、国内におけるGMディーラーがヤナセでした。トヨタ、日産に比べると国内販売網が弱かったいすゞとしては、販路が拡大できること、ヤナセも販売車両のバリエーションを増やせることで思惑が一致したわけです。

ヤナセで販売するにあたり、いすゞディーラーのモデルと差別化するため「ピアッツァ・ネロ」が開発されました。その特徴はボディカラーが黒しかないこと(後に他色も追加)。そもそもその意味合いから車名にも「ネロ」(伊語で黒の意味)が付加されたわけですが、その他にもヘッドライトが角形の4灯式である点も違いです(84年以降)。

引用:http://mihara-jidousha.com/

これは北米の保安基準規格に合わせた輸出仕様をそのまま「ネロ」用に展開したもの。黒の車体色や金・銀のピンストライプなどと併せ、契約上ヤナセ専用の装備が必要だったのです。

元々イタリア人デザイナーによる日本車離れしたルックスは、輸入車と言われても違和感はなくヤナセブランドに合っていたと感じます。また、ピアッツァ・ネロの新車時価格は250万円くらい。今の車で言えば400万円オーバーのレンジなので十分ヤナセ的と言えるかも?

追憶の中で煌めくISUZUの2車種

いすゞ自動車はトラックメーカーとしての立ち位置から、ジェミニやピアッツァによって総合乗用車メーカーへの転換を図ろうと、持てる技術をフルに投入し極めて個性的なモデルを輩出したものの、その地盤が固まる前にバブル崩壊と言う憂き目に会い、3代目ジェミニ、2代目ピアッツァはいずれもモデルライフ途中で市場から姿を消しました。

引用:https://gazoo.com/

しかし現在の商用車メーカーとしてのいすゞ自動車の業績を見れば、当時の乗用車撤退という判断は間違ってはおらず、取捨選択が“吉”と出たと評価できるでしょう。

それでもピアッツァやジェミニを思い返すとき、夢物語ですが再びいすゞ自動車が国産乗用車市場へ電撃復帰したなら、果たしてどのようなクルマを披露してくれるのか?と思うと少しワクワクするのです。

引用:https://japaneseclass.jp/

以上、クルドラ的名車ヒストリー「いすゞの2枚看板ジェミニとピアッツァ」でした。

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魅惑のFFスポーツ!ホンダCR-X三代=Look back over the CR-X Gen.3=

昔は良かった・・・何についてもたまに耳にする言葉ですよね。平成も過ぎ去り、令和の世になった2020年においても「昭和レトロ」ブームは静かに続いているそうで、その中心は20代以下の昭和を知らない若者たち。彼らがなぜレトロに惹かれてしまうのか?

子供のときからケータイあり、インターネットありのデジタルネイティブ世代は、すべてが便利でスマートに進む今のプロダクトに味気なさや無機質の冷たさを感じ始めたのかもしれません。それはクルマにも言え、今やPCで膨大な計算処理が行われる設計開発段階を経て、高い精度の製造過程により造られるモデルにはAIまで搭載され、誰がどんな使い方をしてもほぼ均一の性能やクオリティが提供されます。

引用:https://www.kinzoku-kakou.net/

そのアンチテーゼとして、手を掛けて直し・磨き・改造してようやく走る”昭和車”に、「苦労を買う」かのごとき愉悦を求める人も増えているようです。

さて、今回のクルドラでは、名車ヒストリーとしてホンダCR-Xを取り上げます。歴代ホンダ車の中では三代限りと比較的短命でしたが、反面今日も多くのファンを抱える昭和生まれの”名コンパクトスポーツ”の歴史を辿り、人気の理由をご紹介していきます。

CR-Xのミニヒストリー

任天堂が初代ファミコンを発売し、東京ディズニーランドが開園した昭和58年(1983年)に、CR-Xは誕生しました。

CR-Xのクルマとしてのトピックは、まだジャンルとして認識されていなかった”FFライトウェイトスポーツ“という分野の先駆となったことでしょう。この定義は今日まで続くクルマのセグメントになりました。

初代から3代目まで一貫してシビックとコンポーネンツを共有する兄弟関係にありましたが、オーソドックスなハッチバックおよびセダンであるシビックに対し、CR-Xは思い切って後席の居住性は度外視した2+2クーペ。そのことが軽自動車並みのショートホイールベースを実現し、超軽量の車体もあってCR-Xのスポーツ度を高めることになります。

引用:https://www.autocar.jp/

そうした車体のディメンションに加え、初代後期から投入されたDOHCエンジンはスペック、実力ともに高いレベルにあり、当時フジテレビで放送されていたF1人気にも後押しされ、クルマ業界はホンダブームとも呼べる現象が起きました。

初代から3代目までの大まかなモデルヒストリーは以下の通りです。

初代は新ジャンルのデュエットクルーザー

初代CR-Xは正式名称を「バラードスポーツCR-X」と言います。

当時のホンダは販売店が3チャンネル制となっていて、プリモ・クリオ・ベルノの3系統になっていました。この内、プレリュードを中心としたパーソナルなクルマを得意分野としていたベルノ店には、シビックの兄弟車である4ドアセダンのバラードというクルマがありました。CR-Xもシビックと共通のコンポーネンツを使い、またベルノ店での取り扱いとなることからバラードスポーツと呼ばれることに。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

初代CR-Xは通称”ワンダー”と言われる3代目シビックのモデルチェンジのタイミングで投入される形ですが、新車発表としてはワンダーシビックよりも2か月ほど先行する格好となりました。3ドアハッチバック・4ドアセダン・5ドアシャトルと三つのボディタイプを持つシビックに対して、CR-Xは3ドアファストバッククーペです。

コーダトロンカデザインの斬新なルックス

そのルックスは斬新でパッケージングを実質2人乗りと割り切ることで、リヤエンドには”コーダトロンカデザイン“を採用。ちなみにコーダトロンカとは、ファストバックモデルの車体を後部に行くほど絞り込み、最後尾をスパッと切り落としたように成形されるデザイン手法で、1961年のアルファロメオジュリエッタが祖とされています。

引用:https://www.asahi.com/

リヤシートはあるにはありますが当時「1マイルシート」と呼ばれており、じゃあ1マイル=1.6kmなら我慢できたかと言えば正直キツかったです。そもそも海外仕様では完全2シーターでしたからね。

インテリアでは先のリヤシートより前側はほぼシビックと同じで、今の目で見ると微妙ですが、当時は先進的に感じられたデジタルメーターやエレクトロニックナビゲーター(トリップコンピューター)なども選択装備できました。

引用:https://b-cles.jp/

ベースのシビックよりホイールベースを大幅に短くして運動性能を高める一方、フェンダーやサイドプロテクターにポリカーボネートの新素材を使い軽量化にも注力。結果車重はわずか800kg台に抑えています。

その軽量ボディに1.3ℓと1.5ℓのSOHC12バルブエンジンを搭載し、1.3ℓは優れた燃費性能を、1.5ℓは燃料噴射をPGM-FI仕様とすることで気持ちの良い走りを実現しました。

真打登場はF1のホンダが放つDOHCエンジン

しかし何と言っても初代CR-Xのトピックは、約一年後の84年に追加されたSiグレードの登場でしょう。

Siに搭載されたファン待望の1.6ℓ直4DOHC4バルブのZC型エンジンは、低回転域からのトルクが太く、ロングストローク仕様にも関わらず高回転まで一気に吹き上がりをみせ、後世にも”名機”として語り継がれていくユニットです。

シリンダーヘッドのデザインもホンダF1のそれを感じさせるもので、筆者も含め当時意味もなくボンネットを開いては眺めていたオーナーも多かったようです。

引用:https://goo.to/

また、ボンネット上にDOHCの証である「パワーバルジ」と言う”出っ張り“があるのも、特別感があり所有欲をくすぐりましたね。このパワーバルジはもちろん飾りではなく、タイミングベルトを覆うヘッド部分を逃がすためのものです。もちろん兄弟車となるシビック3ドアハッチバックにもSiグレードは追加されますが、軽量ショートホイールベースのCR-Xの方がスポーティなハンドリングは評価されています。

マイナーチェンジでスッキリ顔へ!

今とは違いクルマの改良ルーティンがほぼ4年と定まっていた当時、デビューから2年後の85年にCR-Xはマイナーチェンジが行われました。これまでCR-Xのエクステリアの特徴であった”セミリトラクタブルヘッドライト“が、輸出仕様の「シビック CRX」と同じ固定式タイプに変更され、これでシビック3ドアとはフロントドアから前の部分は同じマスクになりました。

ちなみに海外では「CR-X」のRとXの間の「–」がありません。日本では登録商標の関係でハイフンを入れざるを得なかったそうです。

Siグレードでは内装、メータパネルが変更されるとともに、外装ではサイドシルのデザイン変更や前後バンパーの大型化、ツートンカラーの廃止などが行われました。

当時はエアロパーツが流行の兆しを見せてきた時代。アフターパーツなどでドレスアップする場合、全身をモノトーンのフルカラー仕様(まぁ大概ホワイト)にするのが一般的でしたが、CR-Xもその時流に乗った感じです。当時、限定販売された特別仕様車でもそのことが伺えます。


また、メカニズム的にはステアリングに待望のパワーアシスト付きモデルが選択できるようになり、1.5iとSiのオートマ車ではシフトが4速ロックアップへ進化しました。

二代目はVTECで武装したFFサイバースポーツ

1987年の9月、シビックシリーズが通称”グランド”と呼ばれる4代目へとモデルチェンジしたタイミングで、CR-Xも2代目へと進化します。このときにはベルノ店のバラード(4ドアセダン)は、後継のクイントインテグラの登場により消滅していたのでCR-Xも車名からバラードスポーツが外れ、単に「CR-X」となりました。ちなみにカタログのキャッチコピーから2代目は「サイバー(スポーツ)CR-X」と呼ばれることが多いです。

引用:https://ikikuru.com/

キープコンセプトながら全方位進化

スタイル、フォルムは初代のキープコンセプトと言え、全体がフラッシュサーフェス化されてよりワイド&ローなエクステリアになりました。コーダトロンカと呼ばれたリアデザインも踏襲、但し2代目では初代で不評だった後方視界を確保するため、リヤエンドに”エクストラウインドウ”を採用。

エクストラウインドウのガラスには黒のピンドットがプリントされていて、スモークガラスのように外からラゲッジルームは見えませんが、車内から外は見ることができます。

初代から昇華された2代目CR-Xのリヤ周りデザインは、コーダトロンカデザインを日本で定着させ、後の初代インサイトやCR-Z、あるいはトヨタプリウスなどにも継承されていく造形手法となりました。

なお、ワンマイルと言われた後席は、初代に比べると”やや”マシになり、これなら膝を抱えればワンマイル位なら何とかなりそうな仕様にはなりました(笑)。

引用:https://twitter.com/EnthuCarGuide

CR-Xは初代も日本初のアウタースライドサンルーフやルーフベンチレーションなど、屋根にトピックを持たせていましたが、2代目には先代にない”グラストップ”と呼ばれるオプションが設定されました。
これはルーフ全面が固定式のUVカットガラスに覆われるもので、グラストップには熱線反射材としてチタン皮膜も施されていました。そのため当初は夏場でも大丈夫とのウリ文句でしたが、やはり炎天下ではエアコンの能力を超えて車室温が上がるため、その後ディーラーオプションで取り外し式のサンシェードが設定されることになりました。

モデルチェンジ直後は1.5XとSiの2グレード展開で、前者は1.5ℓのD15B型エンジン、後者はキャリーオーバーされた1.6ℓのZC型DOHCエンジンを搭載。この内D15B型はSOHCながら1気筒あたり4バルブを持ち、ハイパー16バルブと称していました。

足回りも初代のストラット+車軸式から前後ともダブルウィッシュボーン式サスペンションが採用された他、1年ほど遅れましたが「3チャンネル式4wA.L.B.」、今で言うところのABS装着車もCR-Xに初めて設定されました。

クラス最強スペックのSiR誕生

1989年の9月、流れは初代によく似ていますが、サイバーCR-Xもマイナーチェンジのタイミングでエンジンに手が入ります。

以下2枚引用:http://www.speedhunters.com/

可変バルブタイミング&リフト機構、通称VTECを備えたB16A型エンジン搭載のSiRが追加されました。最高出力はネット値で160PSに達し、排気量1ℓあたり100PSという市販車のNAエンジンとしては驚異的な出力を実現していました。

B16A自体は89年4月にモデルチェンジしたインテグラに先行して積まれていたので、そこまでのインパクトは感じられませんでしたが、車重の軽いCR-Xに積まれたことで従来のSiを上回るパフォーマンスに以降、人気が集中しました。

なお、このSiRは5MT車のみの設定となります。

エンジン以外では、フェイスリフトでフロントバンパーおよびヘッドライトの形状が変更された関係で全長が若干伸びた他、ボンネット形状も変わったことから、初代および2代目前期型Siの特徴だったパワーバルジは不要となり廃止されました。ここは少し残念に感じたものです。

ジムカーナでは無敵のサイバースポーツ

ツーリングカーレースでは同じエンジンを積んだシビック SiRが活躍しましたが、CR-Xはショートホイールベースによるクイックな操縦性が身上で、コーナーが連続するような場面では無敵に近く、格上クルマを凌ぐ速さも見せつけました。そのためタイトターンやスピンターンが決め手となるジムカーナでは、ほぼワンメイクとなるほどの大人気車でした。

CR-Xの車歴で見てもこの2代目サイバーが、人気・実力とも絶頂にあったと言えます。

引用:https://playdrive.jp/

アラフォーに刺さる無限CR-X

㈱無限(現M-TEC)は、かの本田宗一郎氏の長男本田博俊氏が創設した主にホンダ車のチューニングパーツの開発、販売を行うメーカーです。かつてはチューニングパーツのみならずF1用のエンジン開発まで手掛けていました。

その無限のアフターパーツで固めたCR-Xは、現在の目で見ても十分に魅力的で、初代バラード、2代目サイバーと立て続けに用意された「無限CR-X PRO.」というフルエアロキットおよびアルミやマフラー等は当時垂涎の的でした。

引用:https://www.automesseweb.jp/

初代の無限PROはタミヤからプラモデルも販売されていました。また、サイバーの「無限CR-X PRO.2」は鈴鹿のF1日本グランプリ等でマーシャルカーとして使われ、サーキットを疾走するその姿に胸を熱くしたものです。

その記憶も含めて今もCR-Xファンという方は多いでしょう。閑話休題。

三代目はコンセプトを変えた太陽と風のデルソル

初代から2代目にかけては明確なキープコンセプトでFFライトウェイトスポーツとして歩みを進めてきたCR-Xですが、92年に登場した3代目「CR-Xデルソル」は大きく方向転換しました。

引用:https://www.min-chu.com/

クルマの成り立ち自体はこれまで同様、シビック(5代目)のコンポーネンツを使用しての二人乗り(2+2)クーペでしたが、そのキャラクターはオープンカー(厳密にはタルガトップのセミオープン)となったことで一変。どこか汗臭い雰囲気を漂わす先代から、もっと力を抜いて軽く流して走ることが似合うクルマになりました。
なお、このモデルからリヤシートのない完全2シーターになっています。

CR-Xのコンセプトを見つめなおしたモデル

筆者の知る限りでも当時は雑誌媒体等(スマホもSNSもない時代です)で「これのどこがCR-Xなの?」的な議論がなされていました。

何かで読みましたが、ホンダとしては3代目へのモデルチェンジにあたりCR-Xのキャラクターを原点から考え直し、初代が持っていたデュエットクルーザー的な部分。つまりパーソナルな二人のデートカーとしての出自を再解釈していき、DOHCエンジンを積んでから妙に独り歩きしてしまった”走り屋御用達”なクルマは本来の方向性ではない、と結論付けたようです。

引用:http://www.preceed.co.jp/

まぁ背景には、兄弟車のシビック3ドアもレース等の活躍から”走り”キャラが被っていることや、オープン化については当時、世界の自動車メーカーも後追いするほどの人気になっていた初代マツダロードスターを横目で見ていたことがあったかも知れません。

さらに言えばサイバーCR-Xは若者を中心に人気はありましたが、モデル後半に向かうほど需要は一部のマニア層に偏っていき、販売面で成功したかと言えば、次期型にキープコンセプトが許されるほどの状況ではなかったのでしょう。

クラス初の電動オープントップを採用

デルソル(スペイン語で「太陽の」という意味)とサブネームのついた3代目の特徴は、もちろん前述の通りオープンカーとなったことです。

引用:https://www.webcartop.jp/

オープン化の手法には”トランストップ“と言う電動式と手動式の二通りが設定されましたが、注目を集めたのは当然トランストップの方で、運転席からの操作だけでルーフの開閉ができました。

今で言うメタルトップ、クーペカブリオレにあたり、そのルーフの収納ギミックはスイッチ操作をすると、まずトランクリッドが真上に上昇。そしてリッド内から2本のレールが出てきてチルトアップしたルーフを捉えます。そのまま持ち上げてリッドの中に引き込み、トランクリッドは元の位置に下降します。

中々に凝ったシステムですが、機械的な構造としては既存のワイパー用のモーターを流用するなどコストも重視した設計で、手動式ルーフの17万円アップに止めた辺りにホンダの拡販への意気込みが感じられます。

引用:https://news.livedoor.com/

最近の電動式オープンカーのルーフ開閉速度は、ほんの数秒で、低速時なら走りながらでもオープンにできるモデルまであります。しかしトランストップはオープンにする時には停車が要件で、しかも開閉の途中には安全確認のため2度も停止箇所があり、結局45秒も掛かる操作になりました。アルミの軽量ルーフとなる手動式オープンの方がよっぽど早い、と言った意見もけっこうありましたね。

三代16年、最後のマイナーチェンジ

デビュー直後は、サイバーより出力アップした1.6ℓ170PSのB16A型エンジンを積むSiRと1.5ℓD15B型エンジン搭載のVXiの2グレード展開でしたが、95年のマイナーチェンジでVXiのエンジンは1.6ℓのSOHC VTECに換装され、グレード名もVGiに変更となりました。外観ではフロントマスクにあったアクセサリーランプが廃止となり、スッキリとした顔立ちに。

マイチェン後3年近くCR-Xデルソルは販売が続きますが、サイバーまでの走り屋さん達には当然需要はなく、かと言ってロードスター並みの新規顧客を開拓するでもなく、98年末を持って都合三代16年に渡ったCR-Xは生産終了となりました。

たらればはないですが、3代目がサイバー路線のテンロクスポーツとして正常進化していれば、どうなっていたのかなぁと頭を過ることはありますね。

未来へ続くCR-Xスピリッツ

一時高い人気を誇ったCR-Xでしたが、結局のところその名を現在のラインナップに残すことはできませんでした。

しかしながらデルソルは微妙なところはあるものの、初代やサイバーは旧車好きには今も人気のモデルです。

引用:https://www.ahresty.co.jp/

サイバーの項でも触れましたが、2代目はその優れた走行性能(特性?)から今もジムカーナでは現役モデルとして活躍していて、JAF全日本ジムカーナの1600cc以下のSA1クラスはEF型CR-Xの主戦場になっています。

またCR-Xとして現役続行は叶わなかったものの、そのデザインラインはホンダの財産として、例えば初代インサイトやハイブリッドコンパクトスポーツのCR-Zなどにも転嫁し、CR-Xを再認識させてくれます。

ハイブリッドのCR-Zも一代限りとなりましたが、今後クルマのEV化は不可避でしょう。環境重視のコンセプトなら小型で2人乗りのシティコミューターが量産されると思われますが、そのときホンダが販売するコミューターのデザインはCR-Xを彷彿とさせるものになるのは想像に難くありません。

以上、クルドラ的名車ヒストリー「魅惑のFFスポーツホンダCR-X三代」でした。

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A70系トヨタスープラを振り返る=Look back over the A70=

1986年。社会では男女雇用機会均等法が施行され、日本社会党で初の女性党首が誕生。エンタメでは14年続いた「太陽にほえろ」が最終回を迎え、ビートたけしがフライデー襲撃事件を起こした時代。

景気は正にバブルの入り口に立ち、これから51か月もの間”好景気“が続いていくことから自動車産業も活況を呈し、ヒト・モノ・カネといったリソースを惜しげもなく開発につぎ込んだ結果、時に名車が、時に迷車が続々と発売されました。

引用:https://gazoo.com/

今回のクルドラでは、名車ヒストリーの第二弾としてそんな時代に誕生したトヨタスープラのA70系をフォーカスします。ある意味もっともクルマが贅沢な競争を繰り広げていた時代、ライバルとの差別化を図り、今日に残るビッグネームの礎を築いたその足跡をご紹介していきます。

スープラの系譜を辿る

2019年初夏、4代目の生産終了からおよそ17年の時を経て、待望のスープラが国内市場にカムバックしました。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

BMW Z4と共同開発された5代目となる新型は、GRブランド初のオリジナルモデル「GRスープラ」として純粋なスポーツカーに生まれ変わりました。

スープラ復活のアナウンスが聞こえてきて以降、型式が「A90」にならんかなぁなどとイチ・クルマ好きとしては考えていたのですが、実車はその通りに登場!キッチリと4代目までとの連番になっていて「トヨタさん、わかってらっしゃる」と膝を打ちました。

4代目(A80)までのスープラは、徐々にスポーツ度を増してきましたが、基本は北米を主戦場とするスポーティな上級スペシャリティカーというセグメントに当たるクルマでした。


初代モデルは1978年に北米市場でのライバル車フェアレディZを追撃すべく、当時の4気筒セリカをベースにノーズを延長したデザインを与え、直列6気筒エンジンを搭載して誕生しました。
2代目はセリカをベースとしながらも、外観はロングノーズのリトラクタブルヘッドライトとなり上級モデルらしく差別化がされ、中身も初代ソアラのメカニズムを共用したことで、デジタルメーターなど当時の先進装備が与えられています。

セリカXXからスープラに転身したA70

そして本稿の主役となるA70型3代目スープラは1986年に発売となります。北米などグローバルでは初代、2代目ともに車名はスープラでしたが日本名は「セリカXX」。もちろんセリカの上位バージョンなので、ごもっともなネーミングでしたが、3代目からはFF車へと転身してしまったセリカのコンポーネンツから完全に独立し、2代目ソアラの兄弟車となるのに合わせ国内車名もスープラへ変更されました。

今年のヴィッツがヤリスへ転身したのと同じパターンですね。

引用:https://motor-fan.jp/

セリカXX(A60型)だった2代目までは、あくまで豪華なGTカーというキャラクターでしたが、スープラとして生まれ変わったA70型以降は、スポーツカーに近い高性能なスペシャリティクーペへと路線をシフトしていきます。

A70スープラってどんなクルマ?

エクステリアは、前身となったセリカXXをモダン化させたデザインが特徴的。当時流行していたリトラクタブルヘッドライトは継承され、ライバルのZと比べても存在感では負けないものでした。国内での発売当初は5ナンバーサイズ(全幅1690mm)のボディでしたが、狭い駐車場では苦労しそうな大きなドアに、あくまで北米市場向けのクルマであることが伺えました。

引用:https://www.artebellum.com/

CMのキャッチコピーは「TOYOTA 3000GT」とされ、往年の名車トヨタ2000GTをイメージさせるものでした。A70から2代目ソアラと共通のプラットフォームという成り立ちのため、エンジンもソアラ同様に2.0ℓ車は1G-EU、1G-GEU、そのツインターボ版1G-GTEU、3.0ℓターボ車に7M-GTEUと今の目で見ると贅沢な4機種の6気筒エンジンが揃います。

エンジンの主役はツインターボ

エンジンのトピックとしては3.0GTターボが搭載する4バルブDOHCも、シングルターボながら大排気量がもたらす太いトルクは魅力でしたが、何と言ってもGTツインターボが搭載する新開発の1G-GTEUに注目は集まりました。先にマークⅡ系でデビューしていたユニットですが、A70に搭載するにあたりインタークーラーを空冷式に変更。最大トルクをアップさせたことで、軽い車重と合わせ3.0GTと互角の動力性能を発揮しました。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

直列6気筒4バルブDOHC+ツインターボ、と当時のスペックマニアには刺さる単語が並び、実車のドアサイドに貼られる「24VALVE TWIN TURBO」のステッカーには、筆者同様に痺れた方が多かったのでは。

エンジンだけでなく、サスペンションも従来のストラット・セミトレ式から4輪ダブルウィッシュボーン式に一新。また3.0GTターボには2段階自動切り替え式ダンパー「TEMS」も装備されました。

スペシャリティカー然としたインテリア

インテリアではインパネからセンターコンソールまでをつなぐ特徴的なL字型デザインを採用、未来感のあるデジタルメーターも選択できました。シートは電動調整式のパワーシートが備わり、本革仕様もオプションにて用意されます。

引用:http://autoinfo.jp/

外観に比べると、インテリアの雰囲気はあくまでスポーツカーと言うより、グランドツーリングカーあるいはスペシャリティカーとしてのキャラでしたね。ちなみに歴代スープラの中でA70は、もっとも車重のあるモデル(3.0GTターボ/AT車の1520kg)ということからもそれが伺えます。

オープン追加でラグジュアリー路線も充実

デビューの4か月後に「エアロトップ」が追加となりました。

前述のとおりスープラの主戦場はあくまでアメリカ。その北米市場ではスポーツタイプのクルマにオープンエアモデルは切り離せないジャンルです。ライバルのZもTバールーフを持っていましたし、当然A70にもオープン化が求められました。

引用:https://driver-box.yaesu-net.co.jp/

その解答がスチール製の脱着式ルーフにより、オープンエアドライブが楽しめるエアロトップの発売です。

スチールルーフの脱着式なので、屋根を閉じているときはノーマルモデルとの違いはなく、外観での差別化はほとんどありません。取り外したルーフは専用の固定ブラケットが備わるラゲッジスペースへ収納可能ですが、ひとつ難点とされたのがルーフの重量です。スチール製なので約10kgもあり、しかも脱着には付属のラチェットを使って4カ所の太いボルトを外す方式なため、男性でも一人だとチト大変だったとか。

まぁそのおかげでルーフを付けた通常時にはボディ剛性の低下が抑制され、オープンモデルでも走りの質感を妨げないトヨタの仕事は評価すべきでしょう。

引用:https://gazoo.com/

これがオリジナルA70!ワイドボディ導入

1987年の1月にはA70初の3ナンバーワイドボディを持つ新グレード「3.0GTターボリミテッド」が追加になります。

これはフェンダーパネルとリヤクォーターパネルを大型化したワイドボディを採用するのが特徴で、新開発5速MTや新形状アルミホイールも与えられました。

引用:https://www.topspeed.com/

もともとこのワイドボディが北米市場で販売されているA70のオリジナルであり、国内向けには当時の自動車税対策として、5ナンバーの小型乗用車枠に収まるナローボディが造り分けされていました。

それまでは3ナンバーのクルマは贅沢品と見なされ、8万円以上の高額な自動車税が掛かっていましたが、アメリカなどからの外圧もあって89年からは現在の排気量別の自動車税へと切り替わります。今回のターボリミテッドの追加はそれを見越しての動きでしょうし、この後A70は税の変更もあり、ワイドボディが販売の主流へと変わっていきます。

マイナーチェンジで大幅リニューアル

A70初のマイナーチェンジは88年8月に実施されました。

引用:https://autoc-one.jp/

エクステリアはフロントバンパーの変更、新デザインのリヤコンビランプ採用、大型リヤスポイラー装備など大幅にリニューアルされました。

引用:https://www.wikiwand.com/

またターボリミテッドだけであった北米仕様のワイドボディが、3.0ℓ 直6ターボ全車に与えられた他、ターボ車はハイオク(無鉛プレミアム)仕様になり、各種エンジンの性能も向上。また2.0ℓの1G-FEエンジンも新設定されます。

5MTか4AT、ノーマルルーフかエアロトップ、5ナンバーボディかワイドボディ、これに4種類のエンジンが組み合わされ、さすがバブル時代と言いますか今日では考えにくい、3ドアクーペで6グレード全30種もの選択ができる展開となりました。ちなみに現在販売されている5代目GRスープラ(A90)は、わずか3グレード3種となっています。

レース用ホモロゲーションモデル発売

鈴鹿初開催のF1日本GPなど、バブル景気に乗ってサーキットで開催される各種レースも盛況で、中でも1980年代半ばから1990年代初頭にかけて人気を集めたのが、全日本ツーリングカー選手権「グループA」です。

このカテゴリーはベースマシン(A70で言えば3.0GTターボのこと)にチューニングを施したバージョンをレースカーとして参戦する方式で、規定によりベースマシン同様のバージョンが500台以上生産されている必要があります。そこで88年の夏、トヨタはA70のマイチェンに合わせホモロゲーションモデルとして、スープラ3.0GTターボAを500台限定で市販し公認取得しました。

ターボAはコンプレッサーやタービン容量の拡大などにより、最高出力はベースエンジンから30馬力アップの270psとなり、当時ブッチぎりで国内最強のパワーを実現、ライバルと目される日産スカイラインGTS-Rの210psを凌駕しました。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

スプリングやダンパー減衰力の変更、前後スタビライザー径の拡大などにより、足まわりも強化される一方、エアロパーツなど外観の変更は殆どなく、フロントバンパーに追加されたエアインテークと黒塗装のアルミが付く程度です。

ボディカラーはブラックのみで、当時405万円という高額モデルにも関わらず、金に糸目を付けぬバブル景気下では、アッという間に完売してしまいました。

A70史上最強のスポーツモデル誕生

マイチェンの一年後には3.0ℓ 直6ターボ車にTEMS、パワーシート、デジタルメーターを省略して価格を抑えた廉価仕様「3.0GTターボS」を追加したり、2.0GTツインターボにワイドボディが追加されたりと販促の手が加わりましたが、その翌1990年の8月にA70系は最後のマイナーチェンジを受けます。

引用:https://www.webcartop.jp/

最大のトピックは従来のトップユニット3.0ℓターボ「7M-GTE」に代えて、新世代の2.5ℓ 直6ツインターボ「1JZ-GTE」搭載車が設定されたことでしょう。排気量が1988ccから2491ccに拡大し、セラミック製タービンが採用され小型軽量化した結果、最高出力は3.0ℓターボ超えの280psを発揮。5速MTとの組み合わせでは、トヨタ初の280psモデルとなりました。

タイヤもインチアップされ、スポーツカーとしての性能も大幅に引き上がり、グレード名称も2.5GTツインターボに改称されました。但し、2.5ℓモデルは国内専用で、北米や欧州では従来の3.0ℓターボ、7M-GTEが継続されます。

細かいところでは、ボンネット先端のスープラエンブレムが89年に発表された初代セルシオから採用されている新トヨタCIマークに変更されました。

一流パーツで武装された最強カタログモデル

90年、最後のマイナーチェンジでトップユニットとなった2.5ℓ 直6ツインターボ搭載の、その頂点に立つグレードが2.5GTツインターボRです。

1JZ-GTEエンジンのハイスペックを最大限に活かすべく、足回りにビルシュタイン社製のショックアブソーバーを奢り、路面追従性が大幅にアップして操縦安定性も向上しました。

シートはこれまでの豪華系シートから、スポーツ走行にも対応できるレカロ社製のバケットタイプシートに換装、イタリアMOMO社製のステアリングホイールおよびシフトノブ、さらにトルセンLSDまで装着され、このマシンが本来持っているスポーツカーとしてのポテンシャルを、最大限に引き出したスパルタンなグレードです。

これが特別仕様車ではなく、通常のカタログモデルとして用意されるところに、本来ゴージャスなGTクーペであったスープラがリアルスポーツとして進化を遂げていることが伺えます。

サーキットに挑んだA70スープラ

引用:https://www.sun-a.com/magazine/

本稿でも何度か触れたA70の出自は、スポーツカーではなくGTカー、スペシャリティカーですが、意外にもレース参戦はセリカXX(A60)の時代から始まっています。しかし戦績としてはやはり、重く長い直列6気筒エンジンはモータースポーツにおいて有利とは言えず苦戦の歴史でした。

しかし86年登場のA70からは車両ベースが根本から変わり、3.0ℓターボモデルを頂点とするマシンへと変貌。87年の全日本ツーリングカー選手権第4戦に初参戦すると、いきなりデビューウィンを飾りました。ところが翌年にはレギュレーションが変更され、A70の属するクラスは重量面で不利な状況に追い込まれます。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

すぐさまトヨタは前項にあるスープラ・ターボAでホモロゲを取得し、そのターボAベースのレーシングカーを開発。レースへ投入しました。2位表彰台の獲得などありましたが、日産が最終ウェポンとも呼べる2.6ℓツインターボ4WDのR32スカイラインGT-Rで参戦するに至り、ヘビーウェイトのA70では太刀打ちできず、一旦、全日本ツーリングカー選手権から姿を消すことになりました。

スープラが雪辱を果たすのは、97年の全日本GT選手権にて次期型A80がチャンピオンを獲得するまで待つことになります。

短期間ながらラリーでも存在感を発揮

サーキットでのツーリングカー選手権だけでなく、世界ラリー選手権(WRC)の舞台にもA70は挑みました。87年からWRC規定がグループBからグループAへ移行したため、トヨタはスープラ3.0iでラリー活動に臨んだのです。

引用:https://nosweb.jp/

もっとも翌年には4WDターボのセリカGT-FOURが投入されることは決まっていたため、A70の出番は87年および89年までのサファリラリーのみと限定した期間の出場に止まりました。87年のデビュー戦で3位入賞を果たすも、直6の2WDでは厳しい場面が目立ち、WRCではその後に結果を残せませんでしたが、9月に開催された香港・北京ラリーでは優勝するなど短命でしたが存在感を発揮しました。

A70を後世に残すプロジェクトも始動

2020年の1月、トヨタは”GRヘリテージパーツプロジェクト”として、1986〜1993年に販売されたA70型スープラ、および1993〜2002年に販売されたA80型スープラの補給部品を復刻し、再販売すると発表しました。

引用:https://toyotagazooracing.com/

品番や発売時期などの詳細は今後TOYOTA Gazoo Racingの公式ウェブサイトで公開されるそうです。

このプロジェクトは、これまで長きにわたりスープラを愛用してきたオーナーが、これからも乗り続けられるよう、既に廃版となってしまった補給部品を復刻・再生産し、純正部品として再販売する取り組みです。
最近ではマツダも初代ロードスターのフルレストアをメーカーとして受注するサービスを始めています。こうした動きはクルマが単なる耐久消費財ではない、独自の価値を生んでいくプロダクトであることの裏付けでしょう。

引用:https://topgear.com.my/

今回ご紹介したA70スープラにも多くのファンがあり、もはや30年以上前のクルマではありますが、もう戻ることはできないその残した足跡も含めてA70。メーカーもそこは熟知しての先のプロジェクトなのでしょう。二度とはないであろう熱い時代の証明として今後も語り継がれていくクルマだと思います。

以上、クルドラ的名車ヒストリー「A70系トヨタスープラ」でした。

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R30系日産スカイラインを振り返る =Look back over the R30=

R30kei-RS

日本車の歴史上、80年代はやはりエポックメイキングな時代だと感じられます。70年代のアメリカに端を発する排ガス規制問題、続くオイルショックなどクルマにとって冬の時代からようやく脱し、DOHCエンジンの復活、ATの普及、FF車の台頭など現在まで続くクルマのベースが形成され、ともすれば日本車の精緻なメカニズムは世界レベルでも業界をリードするスペックを持つに至りました。

また、バブル景気へ向かうアゲ潮基調にも後押しされていた背景もあり、80年代の個別のクルマには後世に名を残す”名車”が揃っていたような気がします。

引用:https://car-me.jp/

今回のクルドラでは、名車ヒストリーの第一弾として歴代でも名車揃いの日産スカイラインから、1981年にデビューした6代目モデル(R30系)をピックアップし、クルマとしてのトピックをご紹介しながらその魅力を振り返ります。

スカイラインのミニヒストリー

令和の世にもその車名が残る日産スカイライン。1957年の初代モデルデビューから60年以上が過ぎ、数ある日産車の中でも最長の歴史を誇るモデルです。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

ただ一般的にはスカイラインのモデルとしてのトピックは1998年発売の10代目辺りまでで括られることが多く、現在販売されている13代目(V37型モデル)くらいになると果たしてスカイラインと呼べるのか、などという議論はよく聞かれます。それほどに現在のV型ライン以前のモデルはそれぞれが個性的で、個々にご贔屓のファンも多く、そうした背景が「スカイライン」を名車として定義付けています。

今回主役である6代目スカイライン登場までのモデルヒストリーは以下の通りです。

初代から2代目まではプリンス社製のスカイライン、3代目からは日産ブランドになります。その3代目はスーパーモデルGT-Rを擁し、レース等の活躍もあって愛称「ハコスカ」と呼ばれ大人気モデルへと。続く4代目もCM効果と相まって「ケンメリ(ケンとメリー)」のスカイラインとして知名度を上げ、歴代NO.1のセールス台数を誇るモデルとなりました。

6代目R30型スカイラインってどんなクルマ

スカイライン初のターボ車となった通称「ジャパン」と呼ばれる5代目を経て、1981年にR30型の6代目が誕生します。

引用:https://www.sun-a.com/magazine/

歴代スカイラインはCMなどのキャッチコピー等を通じて「愛称」が付けられてきましたが、6代目についてはCMで俳優のポール・ニューマンを起用したことから「ニューマン・スカイライン」と呼ばれました。

型式名も変更し新時代のGTカーを目指す

6代目スカイライン(以下R30)の特徴は、ボディタイプが多いことが挙げられます。4ドアセダンや2ドアハードトップの定番に加えて新登場の5ドアハッチバック、そしてエステート(商用バン)と4つのボディをラインナップしていました。

走りのセダンというイメージは従来と変わりありませんが、それまでスカイラインのアイコンであったボディサイドのサーフィンラインを廃したり、5代目まではホイールベースやボディ全長に違いがあった6気筒モデルと4気筒モデルを6気筒のロング版に統一したり、スカイラインとして新しいフェーズに踏み込んだのがR30です。

また、スカイラインに限りませんが、このR30の世代でフェンダーミラーからドアミラーへと主軸が変わる過渡期にも当たっています。

水平指針でスポーティなメーターパネル

インテリアは当時の日産感あふれる直線基調のデザインで、さすがに今日的な目で見るとプラスチッキーで絶壁型のインパネ。また、エアコンやオーディオを四角いボックスで区切ったような処理も特徴的です。メーターパネルの速度計と回転計の針が0のときは水平になるよう調整されているのは、前モデルから踏襲されていてスカイラインらしいスポーティな拘りを感じる部分です。


時代を感じさせるのはステアリングホイールの種類が2本スポーク、1本スポーク、3本スポークなどモデル毎に変わっていて、合理化が優先される今では考えられない仕様ですね。

R30型の変遷を探る

R30のモデルライフは以下の通りです。モデルチェンジまで6~8年程のスパンとなっている現在の目から見ると、4年サイクルというのは短く感じます。

R30が特徴的なのはエンジンを中心とした、仕様変更の頻度が高かったことでしょう。

81年8月のモデルチェンジ直後は、直4SOHCガソリンエンジン(Z18S型、Z20S型)搭載のTIグレードと直6SOHCガソリン&ガソリンターボエンジン(L20E型/L20ET型)、直6ディーゼル(LD28型)搭載のGTグレードと言うラインナップでした。

スカイラインは伝統的に6気筒エンジンを”GT”モデルとして設定し、4気筒エンジンモデルはファミリーユースという位置づけです。R30からは前述の通りボディ自体は直4でも直6でも共通化しましたが、スカGのアイコンである丸形テールランプのデザインは直4には設定しない等、差別化していた部分もあります。

引用:http://blog.livedoor.jp/

そしてR30系の最大トピックとなるのが、8月のモデルチェンジから2か月後に4ドアセダンと2ドアハードトップに追加設定されたRSグレードの登場です。

世間の評価を一変させたRSシリーズの追加

5代目の”ジャパン”からR30へとモデルチェンジされたとき、基本的にエンジンはキャリーオーバーで、デザイン的にも個性であったサーフィンラインを無くすなど、わりと凡庸になったエクステリアは熱心なスカイラインファンから厳しい指摘もあったようです。

しかしその評価が大きく転換していく契機となったのが、”RSシリーズ“の追加なのです。RS最大のポイントとなるのが、日産としては8年振りとなるDOHCユニット、直列4気筒4バルブの「FJ 20E型エンジン(150PS/6,000rpm、18.5kgm/4,800rpm)」が搭載されたことでしょう。

3、4代目のスカイラインGT-Rに搭載されながらも当時の排ガス規制に適応できず、製造終了となっていたS20型DOHCエンジンの再来として、多くのスカイラインファンは歓喜したと言います。

但し、前述の伝統にのっとり6気筒ではない4気筒のFJエンジンでは”GT-R”と名乗ることは許されなかったため、ブランニューの”RS”(レーシング・スポーツの略)となったわけです。とは言え”R”の称号が復活したのは事実、以降R30系スカイラインの人気、実力ともに中心グレードとなっていくのはRSシリーズとなります。

まぁそもそもR30にはGTグレードが併売されているわけですが、RS人気に押されその影は薄くなりました。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

ちなみにエンジン以外でのRSの特徴は、ボディに黒のツートンカラーが採用されたことやフロントグリルがハニカム形状から3本スリットのデザインに変更された程度です。今で考えれば高性能エンジンの追加となれば、専用のスポイラー等エアロパーツでドレスアップされるのが常ですが、当時は規制があり空力的付加物の装着はNGでした。

4バルブDOHCターボで最強スカイライン爆誕!

8年振りのDOHC、日産初の16バルブと言うことでセンセーショナルに登場したRSの次なるトピックは、83年2月にFJ20E型にKKK製ターボチャージャーを追加したFJ20ET型エンジン(190PS/6,400rpm、23kgm/4,800rpm)搭載の”2000ターボRS”が発売されたことでしょう。

引用:https://www.sun-a.com/magazine/

DOHCターボ自体は既にトヨタが1.8ℓエンジンで製品化していましたが、そちらは2バルブ。4バルブDOHCターボはターボRSのFJ20ET型が元祖となります。

ターボRSは190PSと自然吸気より40PSも高い出力を発揮。この数値は歴代スカイラインのどれよりも高出力であり、メーカー公表のゼロヨン加速タイムも15.5秒で、初代GT-Rの16.1秒を上回り「史上最強のスカイライン」というキャッチコピーが付けられました。

このユニットを用いて日産は”ハコスカ”以来となるワークス体制のレース活動にも復帰し、ほどなくして今につながるNISMOが設立されました。

引用:https://www.sankeibiz.jp/

マイナーチェンジでRSを差別化!鉄仮面登場

ターボの追加は「ようやくスカイラインも本気を出してきたか」とファン層からも評価されましたが、そのわずか半年後にR30系はマイナーチェンジを実施し後期型になります。現在よりもモデルサイクルが約4年と短かったことはあるのでしょうが、現在的な視点からするとどうせならターボ追加とマイナーは同時にすれば?とも思ってしまいます。

マイナーチェンジの内容は、エクステリアではフロント、リヤの意匠変更に大型バンパーを採用したこと。

またRS系のみの変更箇所としては薄型ヘッドランプ、ラジエーターグリルレスのデザインが導入され、その風貌から「鉄仮面」と呼ばれることになります。また、スパルタンな仕様であったターボRSにパワーランバーサポート、パワーステアリング、パワーウインド、カセットオーディオコンポを装備した豪華仕様”2000ターボRS-X”が追加されています。

前述していますが、スカイラインではこのR30のマイチェンに合わせて”ドアミラー”が登場し、しばらくの間フェンダーミラー車と共存していくことになります。

次なる一手!リッター100馬力時代の先駆者となる

矢継ぎ早にターボが追加となり、マイナーチェンジでルックスまで変わって、「これでようやく安心して購入できるぜ」と意気込みマイカーとした方々にはさらなる”衝撃”が加わります。

引用:http://classiccars.dreamlog.jp/

マイチェンした6か月後に今度はターボRSにインタークーラーが搭載された”2000ターボインタークーラーRS/RS-X”が発売となったのです。

通称「ターボC」と呼ばれるこのモデルは、外観上の違いはフロント左下のエプロンにインタークーラーの冷却用開口部が設けられた程度ですが、インタークーラー付きFJ20ET型エンジンのスペックは、グロス表示ながら大台を超えて205PS/6,400rpm、25.0kgm/4,400rpmを発生、当時のパワーウォーズはついにリッター100PSを突破する次元に突入したのです。

引用:http://www.utilitas.co.jp/

憧れるだけの日産ファン、スカイラインファンにとっては次々と出力アップし、ライバルメーカーを負かしていくのは嬉しいことだったかも知れませんが、例えば83年2月にターボRSを実際に購入した人にすれば、わずか1年ほどの間に2度の変更、改良が行われてしまったわけでメーカーには不満の声もけっこう寄せられたとか。

背景にはグローバルな現在と違い、当時の国内市場はとても重視されていて他メーカーに性能で劣る点が出てくれば、即座に手を入れてまた一歩先んじる、が繰り返されていました。これにより80年代の日本車は急激にそのスペックを引き上げていくことになるわけですが、現在の安全装備競争や燃費競争に似た側面がありますね。

鮮烈な赤と黒!R30はスカイラインのオンリーワンに

引用:https://option.tokyo/

R30に設定された”RSシリーズ”は、結局6代目モデルだけで姿を消し、その後のRモデルは7代目2ドアクーペのGTS-R、8代目以降のGT-R復活へと続くことになります。

この一代限りというところが、R30の希少性を高め、以下にご紹介する様々なファクターもあってRSシリーズ、R30系スカイラインは歴代の中でも特に人気のモデルになって行ったのでしょう。

R30はシルエットフォーミュラレースの主役

80年代前半に日本で行われていた人気のレースが、SSことスーパーシルエットシリーズです。

引用:https://www.sun-a.com/magazine/

市販車の外観(シルエット)だけをわずかに残したフォーミュラカー。そうした成り立ちからシルエットフォーミュラと呼ばれました。開催期間はわずかに5年程度のカテゴリーでしたが、当時の日本車の高性能化と相まって多くの印象に残るレースカーが揃いました。

その中でもダントツの人気だったのが「日産ターボ軍団」です。

S110型シルビア、910型ブルーバード、そしてR30型スカイラインが投入され、富士スピードウェイや筑波サーキットでポルシェやBMWのマシンと激闘を繰り広げました。

引用:https://twitter.com/

シルエットフォーミュラを代表するマシンと言えば何をさておいても”トミカ・スカイライン・シルエット”で決まりでしょう。デビューは82年のシリーズ第三戦で、ターボRSの発売に先駆け赤黒ツートンのボディカラーをまとい、フロントやピラーまわりにR30の面影を残しつつ大迫力のスタイルにモデファイされました。

84年までの3シーズンを戦い、タイトルの獲得には至りませんでしたが名手、長谷見昌弘選手のドライビングとその白眉なルックスは大きな存在感を残し、今もシルエットフォーミュラの代名詞的なマシンであり続けます。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

なお、スーパーシルエット終了後の85年に始まるJTC(ジャパンツーリングカー)選手権にも日産はターボRSを主戦車両として投入。86年には鈴木亜久里選手がスカイラインでチャンピオンになっています。

テレビドラマで人気となったR30

クルマ好きにとってR30は説明不要のモデルですが、世間一般でR30を認識させるのに大きな役割を果たしたのが、テレビドラマ「西部警察」でしょう。西部警察は79年から84年にかけて放送された”刑事もの”ドラマです。

引用:https://www.hulu.jp/

渡哲也を筆頭に石原プロモーション総出のドラマでしたが、「太陽にほえろ」的な群像劇と言うよりはむしろ撃つは壊すはのド派手なアクションドラマとしての色合いが強かったです。日本とは思えない市街地での銃撃戦などもウリでしたが、劇中”スーパーマシン”と呼ばれる特殊警察車両等が大暴れする姿に熱中したファンも多かったようです。

スーパーマシンの母体は全て番組スポンサーであった日産車。中でもR30はズバリ「マシンRS」と呼ばれ、発砲する犯人対応のため20ミリ機関砲が2門装備されたり、シグナルコントロールという信号を変えられるトンデモ装置が付いたりと”恐ろしい”設定のクルマでした。何ともすごい時代です。

引用:https://gazoo.com/

ちなみにフェアレディZやサファリなどもスーパーマシン化されていますが、R30も含め撮影用車両を制作したのは、後にオーテックジャパンとなる日産プリンス自動車販売の特販推進室でした。リアルなわけです。

自動車史に記録と記憶を残したR30

スカイラインの6代目R30型は、年間販売台数が10万超えを記録する年もあるほどの人気車でした。時代背景が違うので単純な比較は意味がありませんが、2019年に約9万台売れた日産セレナよりも高い販売台数です(現行スカイラインは年間で1万台以下)。それは当時フルモデルチェンジの直前まで、改良の手を緩めず製品を磨き続ける日産の情熱をユーザーが感じていたからに違いありません。

引用:http://blogs.utilitas.co.jp/

ミニバンやSUV、軽自動車ばかりが売れる現在、今後セダンやクーペが再び隆盛を極めることがあるかは不透明な要素が多く、R30スカイラインなどかつての金字塔は、永遠にその名を残すことになるかも知れません。

以上、クルドラ的名車ヒストリー「R30系日産スカイライン」でした。

 

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ジープレネゲードのおすすめオプションとグレードはどれ?徹底調査しました!

今の日本で最も勢いがあるジャンルは軽自動車とSUVでしょう。軽自動車はもちろんのこと、売れるキーワードになっているのがコンパクトサイズのクルマ。コンパクトなSUVなら尚更です。ロングヒットしているホンダヴェゼルや新生のトヨタライズなどがその代表と言えますが、輸入車ジャンルにおいてもその流れは変わりません。

中でもアメリカを代表するSUVメーカー「ジープ」の造るコンパクトモデル「レネゲード」は、最近よく見かけるハッチバック車のお手軽背高版SUVとは一線を画す本格派の雰囲気を醸し出します。

引用:https://car-moby.jp/

モータリゼーションの先進国であるアメリカで、遡れば軍用車両としての歴史も持つクライスラー傘下のジープは、高い耐久性と悪路における優れた走行性能を有し、黎明期の日本車へも影響を与えたと言われています。現在のジープはフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)を構成する1ブランドとして、主にSUVモデルを中心にセールスを展開中です。

今回のクルドラでは、ジープブランドのコンパクトSUVとなるレネゲードを実際に購入する際に役立つ、おすすめオプションをご紹介していきます。

レネゲードってどんなクルマ?

現行ジープレネゲードは、2015年に販売が始まった初代モデルになります。

小さいながらも野性的なボディフォルムとアグレッシブなプロポーションによる斬新なエクステリアデザイン、革新的で上質な色彩と素材を使ったインテリアデザインはジープ初のコンパクトモデルとして大きなインパクトを与えました。

そのプラットフォームはFCA グループの「スモールワイド4×4アーキテクチャー」が採用され、ジープならではのオフロード走破性のみならず、オンロードでの快適な乗り心地をも可能にしました。

ジープブランド(クライスラー社)の母国はアメリカですが、レネゲードはイタリア産です。ボディシェルはまるで違いますが、フィアット500Xは実質兄弟車にあたります。

2019年のマイナーチェンジでは、フロントマスクの色やデザインが一新され、より精悍な佇まいとなり、ヘッドライトとリアコンビランプは新型ラングラーと同意匠に変更されモダンな表情に生まれ変わりました。機能面でも新設計のヘッドライトは、デイタイムランニングライトからフォグランプまで全てがLED化。従来モデルより明るさは20%向上し、夜間走行時の視認性が大幅にアップしました。このほか外観上では、ドアミラーの色やホイールデザインも一新されています。

また、パワーユニットも従来の1.4ℓ直4マルチエアエンジンに代わり、新世代1.3ℓ直4マルチエア2エンジンが採用されています。

引用:https://response.jp/

レネゲードのメーカーオプションはあるの?

ジープブランドのクルマは、全国ディーラー網の数などを見ても国産車やドイツブランド車ほどの販売台数を見込むことは難しく、必然コストを下げるためにもある程度グレードやメーカーオプション、あるいはボディカラーを絞っておく必要があります。

レネゲードの場合、グレード数はLongitude(ロンジチュード)、Limited(リミテッド)、Trailhawk(トレイルホーク)の3種類、ボディカラーは6色のみで、いわゆるメーカーオプションはLimitedにあるサンルーフだけになります。

従ってLongitudeを基準に考えると、フルにメーカーオプションを付けたのがLimitedになるという見方もできます。同様にヒルディセントコントロールやボディ保護の各部スキッドプレートと言ったオフロード走行向けオプションを選択されているのがTrailhawkになります。

Limitedだけの追加装備はコレ

レネゲードはグレード数も少なくベーシックモデルとされるLongitudeでも実際は過不足ない装備が設定されています。

例えばオートエアコン、7インチタッチパネルモニター、7つのフルエアバッグ、6スピーカー、アドバンストブレーキ、車線逸脱警報、ブラインドスポットモニター、パーキングアシスト、17インチアルミホイールなどが標準です。

その上でLimitedに追加される装備は以下の通りです。

上記の通りですが、雑感としてはさすがに63万円も高いLimitedだけあって多くの魅力的な装備が追加されています。その中から特におすすめだと感じるものは次の4点です。

すべてのライト類をLEDにできる

最新マイナーチェンジのエクステリアでの変更箇所はフロント周りが中心で、グリルとバンパーが新しくなった他、ライト類もLED化されました。もっともこのLED化はLongitudeが対象外なので、半リング形状のデイタイム照明を内蔵したLEDヘッドライトが欲しい場合にはLimitedを選択する必要があります。

引用:https://www.webcg.net/

灯火類はフロントだけでなく、フォグランプとテールランプもLED化しています。レネゲードの特徴的なテールランプは、従来の✖マークに見えるジェリ缶風のデザインは維持されつつも、赤い部分が増えてジープラングラーに近いデザインに変わっています。

惜しいのはLEDヘッドライトには変わったものの、上位モデルのチェロキー等に採用されているオートハイビームヘッドライトにはならなかったことですね。対向車があると自動でハイ、ローを切り替えてくれるオートハイビームは、サポカーSワイドの認証基準になる「先進ライト」に当たり、最新のクルマならぜひとも付いていてほしい装備です。とは言え従来型のライトより格段に明るさを増した照度と球の寿命が長いLEDライトはおすすめです。

引用:https://response.jp/

先進性を感じさせるメーターディスプレイ

フルカラー7インチマルチビューディスプレイはステアリングに配置されたスイッチ類を指先で操作するだけで、インストルメントパネルのクリアな画面で豊富な車両データに目を通すことができます。

車両データにはナビゲーション(進路変更の案内をドライバーの正面に表示して、安全に確認できるようにします)、性能(エンジン温度や各種液面レベルなど、車両性能にかかわる重要なデータをリアルタイムで表示します)、パフォーマンス(タイヤの空気圧や走行速度を表示します)、車両アラート(安全システムの警報を表示します)、燃費(燃費や燃料補給のタイミングをリアルタイムでお知らせします)の五つが設定されています。

面白いのは画面表示がとてもグラフィカルで見やすく、登場する車両もちゃんとレネゲードになっているなど遊び心も感じさせますね。

ナビ&オーディオも地デジもVGA大画面で

センターコンソールにあるインフォメントシステムのアップグレードもLimitedの魅力でしょう。2015年のデビューモデルの頃には小さなモニターに、純正ナビも外付け感たっぷりの造形でしたが、2019年マイナー後モデルではきっちりとセンターコンソールにナビを含むインフォ系が収まります。

Longitudeの7インチに比べるとLimitedの8.4インチのサイズ感は実数以上の見栄えで、ナビゲーションシステムをインクルードしている点も大きな違いです。LongitudeでもApple CarPlayやAndroid Autoでスマホを繋げば地図アプリを利用できますが、車載ナビのスペックには及びません。

またそれだけでなく、フルセグの地デジチューナー、AM・FMラジオ、VICS&ETC連携機能も追加されています。これらまで考え合わせるとインフォ系の刷新はLimitedを選ぶ大きなモチベーションになるのではないですか。

今やコレがないと始まらない装備??

イマドキのクルマとして外せないレベルまで来ている装備が、アダプティブクルーズコントロール(ACC)でしょう。

国産車なら軽自動車にもほぼ付いてくるような状況になっており、一度味わうと高速道路を利用するようなシーンでは手放せなくなるというACC。レネゲードでこの装備が付くのはLimitedだけで、LongitudeはまだしもTrailhawkにもないのは何とも寂しいところです。

また、このACCも日々進化しており、作動領域が0kmまで対応とか自動再発進機能とか内容がアップデートしています。Limitedに付くACCは残念ながらやや旧態化しつつある時速30km以下で解除になってしまうタイプ。先の先進ライトと合わせ、今後の改良に期待したいですが、ACCはぜひ選択しておきたいおすすめの装備です。

Limitedは高いのか?Longitudeが安いのか?

引用:https://kuruma-news.jp/

あとは前述した通りLimitedだけデュアルペインパノラミックサンルーフ(オプション価格:163,000円)が選択できることや、電動機能付きのレザーシート、ヒーテッドの本革ステアリング、1サイズ大きいアルミホイール、クロームのマフラーカッターが付くところなどがLongitudeとの主だった装備の差異です。

LongitudeとLimitedの差額は63万円と決して小さくない額ですが、各アイテムのグレードアップはどれも魅力的です。ポイントはコンパクトSUVに本革シートまで要るか?となるのかも知れませんが、見方を変えるとLongitudeがかなりお安い値付けをしているとも言えます。

引用:https://autoc-one.jp/

Longitudeは300万円切りの299万円というキャッチーな本体価格が設定されていますが、そうするために泣く泣く落としたような装備もあると思われ、そのせいでLimitedとの装備差、価格差が開いてしまったのでしょう。

ACCなど装備内容からはLimitedをおすすめしますが、素のLongitudeをシンプルに使い倒すというカーライフもジープ的だと思いませんか。

オフ専パーツ満載Trailhawkだけの装備ってなに?


もう一つのグレードがTrailhawkですが、このグレード名はジープブランドの中では特別な意味を持っています。ジープ社はオフロード走行のテクノロジーテストを行うルートをルビコン・トレイルと呼び、そこでの過酷な試験にパスした証に赤い「TRAIL RATEDバッジ」を与えられたのがTrailhawkグレードなのです。

そんなTrailhawkだけの装備は以下の通りです。

まず大前提となるのがレネゲードで4WDを選択しようと考えた場合、3グレードの中では必然Trailhawkしかありません。他の2グレードはいずれもFFとなり、さらにパワートレインも専用でエンジンは他と同一ながら出力特性が変わり最高出力が179psと28ps高くなります。またトランスミッションも3グレード中、唯一電子制御式9速オートマが採用されています。

Trailhawkのベース装備は概ねLimitedのそれに近く、上記したLimitedのおすすめ装備4点の内、アダプティブクルーズコントロール以外はTrailhawkにも付きます。またレネゲードの持つオールマイティな走りを、さらにバージョンアップさせるための装備も充実しています。

フロントバンパーは悪路でのアプローチアングルを稼いだ専用のフェイシアとなり、オフロード性能を高めるセレクテレインシステムも搭載。また悪路走破性を高めるためにスキッドプレートを各部に装着し、フューエルタンク、トランファーケース、フロントサスペンションなどを守っています。

17インチアルミホイールとファブリックのシートは専用デザインで、215/60R17のマッド&スノータイヤも履いています。タイヤがオールシーズンとなるので、冬用のスタッドレスタイヤ代が掛からないのはいいですね。

引用:https://www.autofacil.es/

Trailhawkはそもそも車高やトレッド、最低地上高も他の2グレードとは違う本格派なので、オフロード走行等に興味があればこのグレード一択となりますね。ちなみにLongitudeとの価格差は88万円、Limitedよりも25万円高く、レネゲード中もっとも高価なグレードになります。

ディーラーオプションはベーシックなラインナップ

FCAグループは純正アクセサリーを「Mopar®」(モパー)というブランドで展開しており、車種ごとの専用アクセサリーやグッズを製造しています。

ジープブランドに関しては国産車によく見られる派手なエアロパーツやドレスアップキットなどはなく、ベーシックなフロアマットやサイドディフレクター(ドアバイザー)、マッドガードなど機能性商品が中心の品揃えです。

ジープの出自を想起させる☆マーク

エクステリアパーツではボンネトデカールやクロームのベゼル、ダークグレーのモール類など他のジープモデルに比べると、レネゲードは少し多めに設定されています。

この中でいかにもジープ、アメ車らしい(生産はイタリアですが)と感じるのがUSアーミースターデカールです。まんまと言えばまんまのアイテムですが、これが似合うのはジープの伝統がなせる技です。

引用:https://www.alamy.com/

レネゲードの外観はジープの原点である軍用車両ウィリスMBの現代版をイメージしてデザインされていて、ブランドの伝統に従ってセブンスロットグリルと台形のホイールアーチを採用する一方で、1940年代、米軍がガソリンの運搬に用いたジェリ缶をモチーフにした✖型のデザインが室内外の至る所に隠されています。

こうした出自によりスターマークがアイテム化されていて、かつ似合うクルマは他にはそうないでしょうね。

こちらもアメリカンなフードデカール

デカールで言えば純正アクセサリーカタログには、フードデカール(ブラック)も用意があります。これはジープに限りませんが、ボンネットやルーフに黒や白のわりと面積の大きいデカールを貼るのがアメ車の個性でもあります。

引用:https://www.goo-net.com/

ジープブランドではレネゲードやチェロキー等のTrailhawkグレードには、ボンネットにマットブラックのデカールが標準で装着されていますが、レネゲードではTrailhawk以外のグレード用にもディーラーオプションで装着可能です。このデカールはデザイン的なことだけでなく、太陽光がボンネットに反射した場合の眩しさを緩和する機能性アイテムでもあります。

上記スターマークと同様にこうしたデザインラインは、アメ車だからこそ似合う要素。ジープ乗りにはぜひおすすめします。

ベーシック用品にもジープアイコンが活きる

純正アクセサリーと言えば、フロアマット、ドアバイザー、ナンバーロックボルトなどのベーシック用品が一般的ですが、レネゲードのそれらアクセサリーには小技を効かせたアイテムが多いです。

例えばフロアマットは、タイヤパターンとチェーンループ織の二種類が用意されていますが、どちらのマットも靴の踵が当たる箇所にジープフロントマスクのアイコンがデザインされています。またアクティブペダルキットにはジェリ缶の✖をモチーフにした滑り止めラバーが付き、アルミ製7スロットグリルアイコンも入ります。

こうした遊び心にもレネゲードのキャラクターが伺えますね。

ラゲッジに一つあれば便利なアイテム

アメリカンSUVを代表するジープモデルだけあってラゲッジスペースのアイテムは相当に充実しています。カーゴトレイやカーゴマットは定番ですが、ストレージキットは特におすすめです。

ラゲッジスペースの荷物をまとめるのに便利なトート型収納ケースですが、なかなか使いやすいサイズ感で実寸は幅61cm×奥行き37cm×高さ21cmです。荷物だけでなく普段使いの小物類などもここに入れておけば、ゴチャゴチャにならずに便利そうです。

ラゲッジルームだけでなく、リヤシートにストレージを置いて地図やバッグなどを入れて使うこともできそうです。使わないときは畳んでしまっておけば、場所もとりません。

容量可変のお役立ちキャリアボックス

屋根にルーフラックを付けて、キャリアやボックス、アタッチメントを装着するのはSUVの定番手法ですが、もちろんレネゲードのアクセサリーにもたくさんの設定があります。

その中からおすすめなのはエキスパンダブルルーフボックスです。

コンパクトな車体のレネゲードだけに、フルで乗車して旅行に向かう際はラゲッジルームのみだと荷物の積み込みが心もとないことも。そんなときにルーフを活用したいわけですが、このアクセサリーが優れているのは容量が可変できることです。荷物が多いときには拡張して容量を上げることができます。

もちろん未使用時には通常のルーフボックスサイズに収まるため、レネゲードのコンパクトさを妨げません。ちょっとお高めではありますが、おすすめのルーフボックスです。

ドラレコは市販品もしっかりチェックして

レネゲードのオプションカタログには2種類のドライブレコーダーがあります。一つは輸入車でよく純正指定されている「スマートレコ」。このモデルは㈱TCLが扱っている「Smart Reco WHSR-510」という商品のODM品で、ジープ以外にもプジョーやBMWでも純正オプションに採用されています。機能は標準的で可もなく不可もなしといったところ。

それよりも少し新しいドラレコが「DR-SJP1」です。こちらはスマホと連携することが前提のモデルで本体に画面がない分、小型化され装着時もスマートです。スペック表を読む限りDR-SPJ1は現行のドラレコマーケットの中ではアッパーミドルクラスの機能を有しており、今買うならこちらのモデルをおすすめします。ちなみにこちらの元の製品は、韓国のBLACKVUE社が販売するDR590W-2CHという機種です。

同社の製品群の中ではいくつかの機能を省いた廉価版という位置づけで、現在Amazonでは33,900円で売っていました。Jeepロゴは入りませんが半値近いので、ポチる方がお得ですね。

レネゲード最新特別仕様車は再登場の”夜の鷲”

レネゲードはグレード展開やボディカラーの設定を絞っていることもあり、定期的に特別仕様車を限定販売し、カタログにない個性的なモデルを市場へ供給しています。

2019年のマイナーチェンジ後でも7月に海の雰囲気を演出した特別色の限定車BIKINI Editionが登場しています(完売)。2020年に入り最新の特別仕様車が5月9日に発売となったばかりの「Night Eagle」です。ジープブランドの特別仕様車におけるNight Eagleは定番商品で、レネゲードでも通算4度目の限定販売となります。

Night EagleはLongitudeをベースに、グロスブラック仕上げのリアバンパーディフレクターやテールランプベゼルを採用。インテリアについても手触りの良い革巻きステアリングやソフトタッチ素材のドア内張りにより質感が高められています。

リバーシブル高さ調整機能付カーゴフロアや、ベース車には設定のないオートヘッドライトおよび雨量感知機能ワイパーにより利便性も向上しています。ボディカラーにはレネゲードに初採用のスレートブルー(限定100台)と、人気のアルパインホワイト(同100台)を設定しています。
他モデルのNight Eagleのように黒のボディカラーの設定がないのが変わっていますね。
Night Eagleの価格は311万円とベースのLongitudeに比べて12万円のアップです。アルミとタイヤの2インチアップだけでもお釣りがきそうな感じですが、限定台数は200台なのでお早めにご検討されてはいかがでしょうか。

レネゲードのおすすめグレードはTrailhawk

オプション装備を中心に最新レネゲードについてご紹介してきましたが、最後におすすめグレードを考えましょう。

引用:https://car-moby.jp/

前述の通りグレード設定はとてもシンプルなレネゲード。安い順に並べるとベーシックなLongitude、200台限定のNight Eagle、充実装備のLimited、4WDのTrailhawkとなります。限定販売のNight Eagleは他にない18インチアルミや専用内装、ボディカラー(スレートブルー)、それでいて311万円に抑えた価格などおすすめに推せるスペックではありますが、本稿ではあえてTrailhawkとします。

一番高いのだから、一番いいに決まっていると言われそうですが、やはり他の3つのグレードとは基本構造の違いは大きく”ジープブランドのモデルであること“を考えるとTrailhawkかなと。別に皆が皆、オフロード走行を趣味にしないのでは?と思う方も多いでしょうが、それでもジープのメーカーとしての矜持はオフロード走破性にあると考えます。

引用:https://www.motorbox.com/

オフロード走破性が高いってどういうことなのかを極々簡単に言うと、オフに適したディメンション、低いギア比、優秀なヒルディセントコントロールですが、その三点をすべて満たしているのはTrailhawkグレードになります。

このグレードにはオフ専装備だけでなくエンジンスペックやトランスミッションの差別化、スペックの引き上げ。また唯一の4WD設定などジープの歴史はここに集約している、というメーカーからのメッセージが感じられるようです。

絶対的には高価なグレードですが、上記した装備の充実からすれば価格相応かむしろ控えめなほどです。”ジープ“レネゲードの購入をご検討されているなら、Trailhawkグレードに注目してください。

引用:https://car-me.jp/

以上、レネゲードのおすすめオプションおよびグレードをご紹介しました。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>レネゲードの値引き相場レポート!

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ジープチェロキーのおすすめオプションとナビはなに?徹底調査しました!

モータリゼーションの先進国であるアメリカですが、こと”アメ車”についてはその大陸的なキャラクターのせいか日本国内ではあまりウケているとは言えず、欧州車に比べると存在感が希薄です。しかしそんなアメリカ車にあって、確固たる基盤を築いているブランドが「ジープ」でしょう。
遡れば軍用車両としての歴史も持つジープは、高い耐久性と悪路における優れた走行性能を有し、黎明期の日本車へも影響を与えたと言われています。

現在のジープはフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)を構成する1ブランドとして、主にSUVモデルを中心にセールスを展開中です。

引用:https://response.jp/

チェロキーはジープラインナップで中核となるクロスオーバーSUVで、通算5代目となる現行型はフィアット傘下に入ってから発売された初めてのモデルです。

今回のクルドラでは、ジープブランドのミッドサイズモデルとなるチェロキーを実際に購入する際に役立つ、おすすめオプションをご紹介していきます。

チェロキーのプロフィール

初代チェロキーは1974年に登場(日本未発売)していますから、既に45年以上の歴史を持つモデルです。中でも日本的に馴染み深いモデルは2代目チェロキーでしょう。

当時はパジェロやランクルを中心とした”RVブーム”が起きており、オリジナルのSUV(RV?)を持たないホンダは、レンジローバーディスカバリーにHマークバッヂを付けてOEMしていた他、2代目ジープチェロキーをそのまま全国のホンダディーラーで販売していました。

やがてそのブームも沈静化すると、チェロキーは国内市場からひっそりと撤退し、3代目と4代目はサブディーラーによる並行輸入などで扱われる程度でした(ちなみにアメリカ本国では3、4代目はチェロキーではなく「リバティ」という名称)。イタリアフィアットの血が入った現行5代目は、日本でも2014年に発売。FCAジャパンのディーラー網で正規販売が開始されました。このモデルからアメリカでも車名をチェロキーに戻しています。

以下2枚引用:https://www.autocar.jp/

5代目チェロキーのエクステリアデザインは、台形型のフェンダーアーチや7スロットグリルといったジープの伝統を受け継ぎつつも、これまでのスタイリングを一新。よりフロントとリアのウィンドウを寝かせたスポーティなデザインになりました。2018年のマイナーチェンジでは、グランドチェロキーやコンパスといったモデルに通じるマスクへと意匠を変更。ヘッドライト、フォグランプ、テールライト等もすべてLED化されています。

またエンジンはFCA製の2.0ℓ直4DOHCターボと2.4ℓ直4SOHCの2種類となり、全車4WDです。


インテリアには身体をしっかり固定しながら、柔らかな座り心地を実現するレザーシートを全グレードで採用。フロントシートには、シートヒーター、8ウェイパワーシート、4ウェイパワーランバーサポートも標準装備されています。

チェロキーのメーカーオプションはあるの?

チェロキーの国内販売は、ディーラー数や知名度の関係からRAV4やライズと言った国産SUV勢、あるいはジャーマンブランドのSUV群ほどには期待できません。そのためコストを勘案するとグレードや装備であまり多くのバリエーションを持ことができず、ある程度決め打ちで以下の通りラインナップを設定しています。

ベーシックなLongitude(ロンジチュード)に装備をプラスしたLimited(リミテッド)。後はオフロードでの走行性能を高めたTrailhawk(トレイルホーク)の3グレードだけで、ボディカラーもグレードにより2~4色しか用意がありません。

国産車などでは、ベーシックなモデルにコレとこの装備を選んで、等々好みでオプションをカスタマイズしていくこともありますが、チェロキーの場合はLimitedのサンルーフが唯一のメーカーオプションになります。

従ってLongitudeを基準に考えると、フルにメーカーオプションを付けたのがLimitedになるという見方もできます。同様にオフロードサスペンションやヒルディセントコントロールと言ったオプションを選択したのがTrailhawkになります。

Limitedに追加される装備はなに?

引用:https://www.webcg.net/

チェロキーはグレードを絞っているため、ベーシックモデルのLongitudeにも過不足ない装備は設定されています。

例えばLEDヘッドライト、8ウェイパワーレザーシート、8.4インチタッチパネルモニター、ナビゲーションシステム、アルパイン製プレミアムオーディオ、17インチアルミホイールなど。もちろん安全装備も抜かりなくフルエアバックをはじめ、アドバンストブレーキ、アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニター、車線逸脱警報、パーキングアシストなど先進装備も標準です。

その上でLimitedに追加される装備は以下の通りです。

上記の通りですが、雑感としてはそれほど大きな装備差ではないような気がします。

それはベーシックのLongitudeでも装備が充実していることの裏返しにもなるわけですが、追加装備の中で特にこれはおすすめだと感じるものは次の2点です。

チェロキーにも先進ライトを手に入れる

オートハイビームヘッドライトはCCD(電荷結合素子)カメラを利用して、対向車のヘッドライトや先行車のテールランプなどを含め、周囲の光の状況を検知します。必要な場合にはヘッドライトを自動でロービームへ切り替えることで、夜間走行に最大限の明るさを自動で確保するインテリジェントなシステムです。また、夜間に住宅地にさしかかる際など車速が特定の速度以下になる場合にも、ハイビームの明るさを調整します。

サポカーSワイドの認証基準になる「先進ライト」がこれに当たりますが、最近ではハイブランド車を中心に更にライト照射の精度を高めた”マトリクスLEDヘッドライト”の搭載も増えており、これから買うクルマならこの先進装備はぜひとも付けておきたいところです。

視認性を高め安全運転をサポート

フルカラー7インチマルチビューディスプレイはステアリングに配置されたスイッチ類を指先で操作するだけで、インストルメントパネルのクリアな画面で豊富な車両データに目を通すことができます。

車両データにはナビゲーション(進路変更の案内をドライバーの正面に表示して、安全に確認できるようにする)、性能(エンジン温度や各種液面レベルなど、車両性能にかかわる重要なデータをリアルタイムで表示)、パフォーマンス(タイヤの空気圧や走行速度を表示)、車両アラート(安全システムの警報を表示)、燃費(燃費や燃料補給のタイミングをリアルタイムでお知らせ)の五つが設定されています。

面白いのは画面表示がとてもグラフィカルで見やすく、登場する他車両が同社の人気車種ジープラングラーになっているなど遊び心も感じさせますね。

引用:https://www.gqjapan.jp/

価格上昇は470,000円也

あとはLimitedだけコマンドビュー® デュアルペインパノラミックサンルーフ(長!!:オプション価格163,000円)が選択できることや、エクステリアも1サイズ大きいアルミが付き、クロームのフォグベゼルやマフラーカッターが付くところがLongitudeとの主だった装備の差異です。

前述の通り装備差だけなら個人的にはLongitudeで十分と考えますが、差額47万円の多くはLimitedの馬力が上がってかつ燃費も上回るパワーユニットとの違いでしょうから、どこにプライオリティを置くかによって判断は分かれます。

引用:https://www.webcg.net/

Trailhawkだけにある装備はなに?

もう一つのグレードがTrailhawkですが、この呼称はジープブランドの中では特別な意味を持っており、その証としてTrailhawkグレードには全て赤いTRAIL RATEDバッヂが装着されます。もともとは1953年に155人ものジープマニアたちが、カリフォルニアの過酷な山道を激走したイベントが起源になっていて、シエラ山脈からレイクタホに向かう約35kmのそのルートが、後にルビコン・トレイルと名付けられました。

引用:https://www.chameleon-blog.com/

以来、ジープ社はこのルートでオフロード走行のテクノロジーをテストし、開発に役立ててきました。ジープにとってオフロード性能を磨き抜いてきた聖地を意味するTRAIL RATEDバッヂは正に「その聖地で認められた」パフォーマンスをアピールする大切なアイコンなのです。
そんなTrailhawkだけの装備は以下の通りです。

チェロキーの持つオールマイティな走りを、さらにバージョンアップさせるための装備が充実しています。専用の内外装デザインで差別化を図るとともに、オフロード性能を高めるセレクスピードコントロール(ヒルディセントコントロール/ヒルアセントコントロール)や、状況に応じて前後にトルクを配分し、自動で4×4にシフトするアクティブドライブロックなどを搭載しています。

さらに悪路走破性を高めるためにスキッドプレートを各部に装着。フューエルタンク、トランスファーケース、フロントサスペンション、アンダーボディなどを守っています。17インチアルミホイールは専用デザインで、245/65R17のオールシーズンタイヤも履いています。

Trailhawkはそもそも全幅や車高、トレッドや地上最低高も他の2グレードとは違う本格派なので、オフロード走行等に興味があればこのグレード一択となりますね。

ディーラーオプションはベーシックなラインナップ

FCAグループは純正アクセサリーを「Mopar®」(モパー)というブランドで展開しており、車種ごとの専用アクセサリーやグッズを製造しています。

ジープブランドに関しても国産車によく見られる派手なエアロパーツやドレスアップキットなどはありませんが、ベーシックなフロアマットやサイドディフレクター(ドアバイザー)、マッドガードなど機能性商品は充実した品揃えです。

あれば役立つストレージキット

アメリカンSUVを代表するジープモデルだけあってラゲッジスペースのアイテムは相当に充実しています。カーゴトレイやカーゴマットは定番ですが、ストレージキットは特におすすめです。ラゲッジスペースの荷物をまとめるのに便利なトート型収納ケースですが、なかなか便利そうなサイズ感で実寸は幅61cm×奥行き37cm×高さ21cmです。

引用:https://www.tigerauto.com/

荷物だけでなく普段使いの小物類などもここに入れておけば、ゴチャゴチャにならずに便利です。ラゲッジルームだけでなく、リヤシートにストレージを置いて地図やバッグなどを入れて使うこともできそうです。また、使わないときは畳んでしまっておけば場所も取りません。

大切なロードバイクはラゲッジで移動

もう一つ収納系で目を引いたのがインナーバイシクルキャリアです。ルーフにベースキャリアを付け、バイク用のアタッチメントを付けてトランスポートするアイテムはよく見かけますが、チェロキーのそれはラゲッジルームへ積み込むセットです。

リヤシートが使えなくなるなどの制約が出てきますが、大切なバイクを雨や汚れから守れます。知人にウン十万するロードバイクを所有している者がいますが、そうした方には必要な装備かも知れませんね。

ジープらしいさすがのアイテム

珍しいと言えばこちらのボーンバーもアウトドア系の趣味を持たぬ者だと、普段あまり見かけないアクセサリーです。硬質なステンレス素材にウイリスジープのシルエットを刻印した質感の高さを感じさせるアイテム。パッと見ただけでは使用方法もわかりませんでしたが、画像の通り車内で休憩する際にこのボーンバーを使用してリアゲートを半開きで固定しておけば、ウィンドウだけの時よりも効率的に換気できます。

また、アイデアなのがドリンクの栓抜きとしても使用できるように設計してあるため、アウトドアシーンでのキャンプなどでも重宝しそうです。

SUV定番のルーフ系収納はこの二つ

SUVの純正アクセサリーで必ず掲載されているアイテムにハードタイプのルーフボックスがありますが、チェロキーのカタログには入っていません。おそらく社外品ではいくつも販売されていると思われますが、代わって純正アクセサリーとしてはTHULE社のルーフボックスソフトとルーフバスケット+バスケットネットが用意されています。前者はソフト素材ながら悪天候でも使える防水仕様。未使用時には丸めて専用バッグにしまいラゲッジルームに収納しておくこともできます。

後者はアウトドア好きにとって、ルーフラックとともに活用したいアイテムのルーフバスケット。キャンプなどへ行く際に、車内に積みきれない大きさ・量のかさばるグッズや、終わった後に汚れた荷物なども気軽にたくさん積み込めるので便利です。ボックス型のようにフタが閉まるかなどを気にしなくて済みそう。

また、ルーフバスケットには、乗せた荷物をしっかりと固定する専用バスケットネット(別売:7,700円)を必ず同時に使用する必要があります。

変わり種のモバイルホルダー

インテリア用品で少し毛色が変わっているのがオートホールドモバイルホルダーです。これはセンターコンソールのドリンクホルダーに設置するスマホ等のモバイルホルダー。

変わっているのが、タッチセンサーが内蔵されていて、スマホを置くと自動的にアーム(圧力センサー付)が閉じホールドします。外すときはホルダー上部に触れることにより自動オープン。スマホを置いていない状態では、モーションセンサーの反応によりエンブレムが光るオマケ付き。正直、スマホ置きにここまで必要ある?という気もしますが、国産車ほどには小物入れがないチェロキーにはいいかも知れません。どうせなら自動給電する機能なんかも付いてれば尚良しと思いますがどうでしょうか。

ちなみにドリンクホルダー用のアタッチメントの他、自宅のデスクなどに貼り付ける両面接着用アタッチメントもセットなので、車外でも使えます(単4乾電池2本使用)。

ドラレコのちょっとお得な話

引用:https://response.jp/

チェロキーのオプションカタログには2種類のドライブレコーダーがあります。一つは輸入車でよく純正指定されている「スマートレコ」。このモデルは㈱TCLが扱っている「Smart Reco WHSR-510」という商品のODM品で、ジープ以外にもプジョーやBMWでも純正オプションに採用されています。機能は標準的で可もなく不可もなしといったところ。

それよりも少し新しいドラレコが「DR-SJP1」です。こちらはスマホと連携することが前提のモデルで本体に画面がない分、小型化され装着時の見た目もスマートです。スペック表を読む限りDR-SPJ1は現行のドラレコマーケットの中ではアッパーミドルクラスの機能を有しており、今買うならこちらのモデルをおすすめします。


ちなみにこちらの元の製品は、韓国のBLACKVUE社が販売するDR590W-2CHという機種です。同社の製品群の中ではいくつかの機能を省いた廉価版という位置づけで、令和2年5月の現在、Amazonでは33,900円で売っていました。Jeepロゴは入りませんが半値近いので、ポチる方がお得ですね。

ブラックをまとった”夜の鷲”が再登場

ジープはグレード展開やボディカラーの設定を絞っていることもあり、定期的に特別仕様車を限定販売し、カタログにない個性的なモデルを市場へ供給しています。

2020年の5月9日に発売となったばかりの特別仕様車が「Night Eagle(ナイトイーグル)」です。現行チェロキーにNight Eagleが限定販売されるのは2018年に続いて二度目です。その名をイメージさせる外装は、ベース車となるLongitudeにはないボディカラー「グラナイトクリスタルメタリック」となり、随所にブラックパーツをあしらったスタイリッシュなデザインです。

特別装備としてフロントまわりの印象を引き締めるブラックフロントグリルやブラックフォグランプベゼル、ブラックウィンドウモールディング、ブラックルーフレールなど黒で統一。またベース車に比べて大径化した18インチのブラックアルミホイールも採用されています。


「Jeep」バッヂもブラックでコーディネートされ、インテリアにもピアノブラックのアクセントパーツが用いられるなど、渋い大人の仕上げになっています。

エンジンスペック等機能面に変更はないものの、Night Eagleの価格は452万円とLongitudeに比べてわずか3万円のアップです。アルミとタイヤのインチアップだけでもお釣りがきそうな感じですが、限定台数は200台なので、前回買いそびれた方などお早めにご検討されてはいかがでしょうか。

引用:https://www.autocar.jp/

以上、チェロキーのおすすめオプションをご紹介しました。

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BMW4シリーズの厳選おすすめオプションとアクセサリーはどれ?後悔しないために必須のOPを選んでみた!

BMW4

多くの車体バリエーションを持つBMWですが、社是の駆け抜ける歓びを最も体現しているのはやはりスポーティなクーペモデルではないでしょうか。ご承知の方も多いですが、BMWの車名の奇数モデルは、ハッチバック、セダン、ステーションワゴンなどベーシックなライン。対して偶数モデルは、クーペやオープンカー、スペシャリティ系のラインナップになっています。

本稿の主役としてご紹介するのは、偶数モデルのミドルクーペ「4シリーズ」です。3シリーズセダンをベースにしてクーペ、カブリオレ、4ドアのグランクーペで構成される4シリーズはBMWの中核をなすスポーティ路線です。

BMWならではのショートオーバーハング、ロングエンジンフード、流れるようなルーフラインを持ち、完璧なまでに美しくエレガントなプロポーションを形成する4シリーズ。

今回のクルドラではそんなBMW4シリーズを実際に購入しようとした際、気になるオプションについて、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!

現行BMW4シリーズのプロフィール

現行4シリーズは2013年にデビューした初代モデルです。前述した通り3シリーズがベースとなっていますが、現行3シリーズは2019年にモデルチェンジした新型のため、4シリーズのベースは先代の6代目3シリーズになります。2012年までは3シリーズクーペが販売されていましたが、モデルチェンジを機に4シリーズとしてクーペモデルが独立した格好です。

先代3シリーズセダンに対して正面からのルックスは、さほど変化が感じられないものの実際は全幅が25mm広く、全高も65mm低くいワイド感が強調されていて、ザ・BMWクーペと言えるプロポーションをしています。

フェラーリやランボルギーニのようなスポーツカークーペという造形ではないですが、そこがドイツ製クーペらしいところで、フロントフェンダーのエアブリーザーなどさりげない主張に4シリーズらしいスペシャリティ感が伺えます。

クーペなら走りの実力も重要ですがエンジンは2.0ℓ直列4気筒BMWツインパワーターボに出力特性違いの2種と、3.0ℓ 直列6気筒BMWツインパワーターボの計3機種が用意されています。

ちなみにBMWのツインパワーターボっていわゆるターボが2基ある「ツインターボ」ではなく、シングルターボ×可変バルブ機構のことで、「直噴」と「可変」だから「ツイン」とされています。何か紛らわしいですよね。

引用:https://www.webcg.net/

現行4シリーズのグレード構成はどうなっている?

デビューしてから7年近く経ちましたが、現在販売されている4シリーズのラインナップは2ドアクーペに4グレード、カブリオレが2グレード、4ドアグランクーペに4グレード+4WD 2グレードとかなり整理されてきました。

特徴的なのが現行ラインナップは基本M Sportのみとなっていて、他シリーズのようにStandardやLuxuryといったモデルトリムがありません(唯一カブリオレにだけLuxuryあり)。モデル終盤ということもあり、クーペとグランクーペにはLEDヘッドライトのアダプティブ機能やメーターパネルのマルチディスプレイ機能など一部装備を簡略化し、お求めやすい価格としたM Spiritも追加されています。取りまとめると以下の通りです。

満足度の高いメーカーオプションは?

デビュー当初に比べるとグレードの絞り込みが進んでいることから、現行4シリーズは基本装備の充実度は高くエクステリアはMダイナミクスパッケージ、18 or 19インチアルミ、LEDフォグランプ、ヒーター内蔵自動防眩ドアミラーが標準。インテリアでは電動スポーツシート、HDDナビゲーションシステム、アンビエントライト、オートエアコン、HiFiスピーカー9基などフル装備と言える内容です。

もちろん被害軽減ブレーキ、ACC(アクティブクルーズコントロール)など先進安全装備は全グレード共通で標準となっています。

BMWのメーカーオプションは、原則的にパッケージ型として「推奨オプション」と「受注生産オプション」の二通りあります。

推奨オプションはレザーシートとメタリックペイントを除くと2つのパッケージオプションとなりますが、おそらく推奨オプションの方はディーラー在庫として見込み発注されるモデルにはある程度選択されていると思われます。

一方の受注生産オプションは8アイテム+1パッケージで、こちらは選択するとけっこう納期は遅くなるのを覚悟する必要があるかも知れません。さらに現行4シリーズのモデルライフを考えた場合には、そろそろ受注制限が掛かるオプションも出てきそうな時期ですから、希望オプションがある人は少しディーラーへ急いだ方がいいでしょう。

では2つの推奨「メーカーオプション」パッケージの内容を、見ていきましょう。

最新モデルならコレは選んでおきたい

一つ目はパーキングサポートパッケージです。M Spirit系以外全グレードで選択できるオプションで、その名の通り駐車支援機能の「トップビュー+サイドビューカメラ」と「パーキングアシスト」が組み合わされたパッケージになります。

前者はドアミラーに内蔵された2つのカメラなど、複数のカメラの画像を合成して、真上から見た状況をコントロールディスプレイに表示します。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

また同様にフロントバンパーのサイドに装備されたカメラが、左右広範囲の状況を映し出します。見通しの悪い路地や駐車場の出口などでの視認性を高め、ドライバーは全方位でより安全かつ快適に運転操作を行うことができます。

後者は路上での縦列駐車をサポートする機能。システムが駐車可能なスペースがあるかどうかをセンサーで測定し、スペースがある場合はステアリング操作をドライバーに代わって自動的に行います。音によるガイダンスとコントロールディスプレイに表示される指示に従ってアクセルペダルとブレーキペダルを操作するだけで、簡単に縦列駐車ができます。

引用:https://www.vw-dealer.jp/

まぁ正直これら2つは最近では国産車、何なら軽自動車にも搭載が進む機能ですから4シリーズで選択しない手はないと思います。

クーペだからこそ選びたい装備

二つ目はファストトラックパッケージですが、こちらはM Spirit系に加えカブリオレのLuxuryにも設定がありません。

このオプションはアダプティブM サスペンション、M スポーツブレーキ、19インチ M ライトアロイホイール(ファストトラックパッケージ専用)がセットになっていて、より走りを意識させる装備が組み合わされています。420i系で選択した場合はホイールとタイヤがインチアップとなるため、オプション価格が変わってきます。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

この中ではアダプティブM サスペンションが注目です。このサスペンションは運転スタイルと路面状況に応じてサスペンションのダンピング特性を自動調整する電子制御式ダンパーになります。ドライバーはスイッチの切り替えでサスペンションの設定を変更することが可能です。

ドライビングパフォーマンスコントロールで「スポーツ」または「スポーツプラス」モードを選択すると、サスペンションの設定をより硬めに切り替えられます。

スポーツプラスモードでは、DSC(ダイナミックスタビリティコントロール)がDTC(ダイナミックトラクションコントロール)に変更され、タイヤのスリップやスライドを一定限度まで許容する豪快なドライビングが可能になります。ダイナミックなハンドリングをもたらす理想のサスペンションと言えるでしょう。

次に受注生産オプションの中から、おすすめのものをご紹介します。

クーペモデルだからそこ似合う

電動ガラスサンルーフはカブリオレ以外のモデルへ選択できるオプションです。4シリーズのカブリオレは電動3分割式のリトラクタブルハードトップとなっていて、オープンの爽快感とクーペ並みの対候性を持っています。

引用:https://driving.ca/bmw/

幌のオープンカーに抵抗のある方でも、閉じればクーペ同等となる4シリーズカブリオレは魅力的な存在でしょう。但し、価格面ではやはりその複雑な機構分それなりの上積みが必要となるため、モデル最後に近づく現在、カブリオレは3.0ℓ直6エンジン搭載の最上級グレード(440i)でしか用意がありません。

現実的にクーペで爽快感を手に入れるには、サンフルーフがリーズナブルです。もちろん開放感でカブリオレに敵うはずもありませんが、一昔前はプレリュードやソアラと言った80’sスペシャリティカー(死語?)には定番的にサンルーフが付いていたものです。今の国産車ではあまり人気がないサンルーフですが、ひと頃の不景気から嗜好性の強いサンルーフが落ちてしまったという背景もあるでしょう。

引用:https://www.caricos.com/

本来クーペと言うのは、十分な車体サイズに2人ないしは2+2程度の乗車しか見込まない贅沢なクルマなのであり、どちらかと言えば趣味のものであるサンルーフも4シリーズだからこそおすすめしたいオプションです。

グランクーペだけのメーカーオプション

グランクーペは、クーペのルックスに4ドア+リアハッチゲートの実用性を加えた異色なモデルです。もっとも異色と言われたのはけっこう前のことで、今や背が低くやや狭いリヤシートを備えた4ドアクーペはもはやジャンル化されていて、メルセデスベンツやアウディなど多くのメーカーからも発売されています。BMWでは2012年に6シリーズでグランクーペが登場し、4シリーズにも拡大されてきました。

引用:https://www.carmagazine.co.uk/

4シリーズと言えばクーペですが、販売実績としてはグランクーペの方がはるかに売れています。やはりイイとこ取りは、強しと言ったところでしょう。

その売れているグランクーペ用のメーカーオプションは、「スルーローディングシステム」と「ストレージパッケージ」になります。

前者は俗に言う分割可倒式のリヤシートのことですが、もちろんハイブランドに属するBMWなので標準でも付いてはいます。但し、標準の分割可倒が60:40になっているところ、このスルーローディングシステムを選択すると40:20:40の3分割可倒式リヤシートになります。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

メリットとしては長尺ものの荷物(例えばスキー板等)をトランクへ積んだ際、真ん中の箇所を倒して載せられる上、その左右に人が座れますので4名乗車が可能となります。60:40だと40側を倒して荷を積み、60側で大人2名が座ることはそもそも狭いリヤシートだけに困難です。

後者のストレージパッケージとは12V電源ソケット(センターコンソール後端&ラゲージルーム内)、シートバックネット、収納ネット(ラゲージルーム右側面&フロア)、荷物用フック、ストラップ(ラゲージルーム左側面)がセットパックされています。クーペとは言え4ドアとなると、それなりに実用性が求められる場面も多くなるのでしょうか、こうしたパッケージの用意があります。

引用:https://www.ge3ys.com/

パッケージに12V電源ソケットが入っていますが、今だとUSBスロットの方がニーズがあると思われ、この辺りデビューから少し時間が経っているかなと感じさせます。

カブリオレだけのメーカーオプション

前項でカブリオレのことに触れましたが、メーカーオプションにはカブリオレ用のものが2つあります。それが「ウインドディフレクター」と「エアカラー」です。

両方ともオープンにした際に、前者は前席への風の巻き込みを防止し、後者は両フロントシートヘッドレスト下部に設けられた吹き出し口から温風を送る装備です。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

秋口から冬場にかけてのオープンドライブには欠かせない装備であり、カブリオレを選ばれる方にはおすすめのオプションです。

最上級の装備を奢るならコレ

プラスパッケージは受注生産オプションの中で唯一のパッケージ品です。内容は各ボディタイプとも、3.0ℓ直6エンジン搭載のトップグレードには標準となる「バリアブルスポーツステアリング」「電動調節式フロントシート・ランバーサポート」「harman/kardon サラウンドサウンドシステム」の三点セットです。

2.0ℓ直4エンジン搭載車へこれら装備を装着したい場合にチョイスします。

引用:https://sugimag.com/

この内、バリアブルスポーツステアリングとは、ステアリングの操作量に合わせてステアリングギヤレシオを連続的に変化させ、ダイレクトで俊敏なドライビングと快適かつ安全なハンドリングをもたらします。

ステアリングを大きく切り込んでいる時は操作に対する前輪の切れ角も大きくなり、より少ないステアリング操作で抜群の切れ角を実現。駐車時の取り回しが容易になると同時に、シャープなコーナーやワインディングロードでの俊敏性も向上します。また、この特性は素早い回避操作が必要な場合にもメリットをもたらします。

長いストレートや高速走行時などステアリングの中立付近では、操作に対する前輪の切れ角は小さくなり、優れた直進安定性を発揮します。

引用:https://autoc-one.jp/

直6モデルと直4モデルでは130~170万円近い価格差がありますので、このパッケージが約12万円なのはリーズナブルに感じます。

おすすめディーラーオプションをチェック

BMWは輸入車の中ではディーラーオプション、純正アクセサリーのラインナップは豊富なメーカーです。またトヨタでいうモデリスタやG’z、日産のニスモにあたるM PERFORMANCE PARTSというスポーティなパーツを造る専門のブランドも持っています。

どんな好みにも応えられるバリエーション

BMWのアクセサリーカタログのトップには、どのモデルもアロイ(アルミ)ホイールが並んでいますが、4シリーズ用には色違い、サイズ違いで何と36種類も掲載があります。この数はBMWの各シリーズ中で断トツの数です。

もちろん4シリーズ全グレードでアルミホイールは標準になっていますので、果たしてこれだけのラインナップにニーズがあるか疑問ですが、BMWのミドルクラス以上をご検討される方なら、それ相応のこだわりと軍資金があるのでしょう。とにかくデザインは豊富で選びたい放題ですから、お好きなものをどうぞ!

足元の色合わせにも不足なし

純正アクセサリー定番のベーシック用品ですが、4シリーズにもフロアカーペット、ルーフキャリア、フロントウィンドーサンシェード、トランクルームマットなど一通り揃っています。中でもスペシャリティ系モデルだけあって、フロアカーペットの数が豊富でインテリアカラーにしっかりと色合わせできるよう、ブラック・ベージュ・グレー・ブラウンと細かく設定されています。

この色合わせはカーペット系マットだけでなく、オールウェザーフロアマットとされるラバー系マットにも3色用意され、ベーシック用品にもこだわりを感じさせます。

色々使えるトラベル&コンフォートシステム

クーペの4シリーズですから、リヤシートはあくまでエマージェンシー用として考え、普通は一人か二人で利用することが前提ではないでしょうか。そうすると後席は荷物スペースになる場面も増えるでしょうが、トラベル&コンフォートシステムを使えばより効率的にスペースを使えます。

フロントシートのヘッドレストポールに専用のベースキャリアを取り付け、そこに使用状況に応じたホルダーを装着するだけです。テーブル、コートハンガー、ユニバーサルフックなど様々なアタッチメントが用意されていますが、グランクーペ辺りだとまだ小さいお子さんを乗車させる機会もあるかも知れません。渋滞でハマったときなどは、タブレットホルダーを使いお子さんに映画を見せてあげることもできますね。

今やマイカーには外せないドラレコ

もはやクルマの三種の神器に数えられるドライブレコーダーですが、4シリーズのアクセサリーカタログには一つだけしか掲載がありません。

おそらく最後に4シリーズのアクセサリーカタログが更新されたのは2017年のマイチェン時だと思われ(価格部分の改定は2019年の消費税変更時に行われている)、そのためドラレコの品揃えがやや古いものと感じられます。最新モデルのBMWアクセサリーカタログでは3種類のドラレコが用意されています。

引用:https://www.webcg.net/

4シリーズのカタログにあるドラレコはパイオニア社のODM製品で、小さな液晶モニターを本体に組み込んだコンパクトモデル。ND-DVR40という製品名でカー用品店などでも市販されています。発売開始が2017年の12月からなので、現在の視点で見るとスペックはやや物足りないです。GPS内蔵や駐車監視モードなど付きますが、視野角やフロント1カメラに月日を感じさせます。

従って今、BMWのドラレコでおすすめはスマホ連携機能を持つ「ADVANCED CAR EYE 2」です。4シリーズのアクセサリーカタログには出ていませんが、オプションでドラレコ購入をお考えの方はぜひディーラーでご相談頂きたいですね。

次期型4シリーズの登場は間近?

冒頭にあった通り4シリーズのベースとなった3シリーズは一足先にモデルチェンジを済ませています。引き続き4シリーズも次世代型へと進化していきますが、既に2019年のフランクフルトショーにおいて「コンセプト4」というモデルがお披露目されています。

引用:https://www.autocar.co.uk/

ディテールにまだコンセプトカー然としたところはあるものの、現行型のように3シリーズのクーペ版という見え方からは相当に方向転換し、最新3シリーズセダンとの関係性をまるで感じさせないほど4シリーズならではの先鋭化が図られています。

特に縦長となるキドニーグリルは、今後のBMWクーペの新デザイン言語となることは間違いないでしょう。まだ、発表発売とも未定ですが期待したい1台です。

引用:http://wallpapers4screen.com/

以上、BMW4シリーズのおすすめオプションのご紹介でした。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>BMW4シリーズの値引き相場レポート!

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フォルクスワーゲンTクロスのおすすめオプションはどれ?

自動車メーカー各社の2019年の世界販売台数が出そろい、ドイツのフォルクスワーゲングループは4年連続で首位が確定しました。日本のトヨタグループが僅差で2位と追い上げましたが、アウディやポルシェなども擁するフォルクスワーゲングループの強さが光った格好です。

日本では2015年に発覚した排ガス不正問題で、大きく販売台数を落としたものの、2019年にはメルセデスベンツ、BMWに次いで3位(グループのアウディは4位)にまで再浮上しています。

そのフォルクスワーゲンから2019年末に発表され、今年1月から販売がスタートした最新モデルが今や売れセンど真ん中のコンパクトSUV「Tクロス」です。

引用:https://www.gqjapan.jp/

今回のクルドラでは、フォルクスワーゲンブランド初のBセグメントのSUVとなるTクロスを実際に購入する際に役立つ、おすすめオプションをご紹介していきます。

Tクロスってこんなクルマ

現在の国内におけるフォルクスワーゲンのSUVは、2018年に正規販売が終了したフルサイズSUVの「トゥアレグ」がカタログ落ちとなっていて、残るはミドルクラスの「ティグアン」と今回初登場となったTクロスの2車種となります。

前項の通りTクロスはBセグメントに属するコンパクトSUV。最近ではトヨタライズが同クラスの車種としては大ヒットとなっていて、兄弟車のダイハツロッキーも合わせ今後注目のジャンルになりそうです。

Tクロスのプラットフォームは、現行「ポロ」などと同じモジュラーアーキテクチャーのMQBを採用。ボディサイズは全長4115×全幅1760×全高1580mm、ホイールベース=2550mmとなり全幅が日本の基準ではやや幅広となりますが、全長は短くコンパクトに収めています。

全長が短い分、全高はやや高めて高効率なパッケージによりゆとりある車内空間を実現しています。

引用:https://diaporama.autoplus.fr/

運転支援システム等の先進装備については、同社の上級モデルと遜色ないものが用意されていて、特にローンチモデルとなる「1stエディション」には全車速対応型のACC(アダプティブクルーズコントロール)や、歩行者対応の自動緊急ブレーキ、駐車支援システムも標準で採用。他にも8インチタッチスクリーン付きインフォテインメントシステム(含SSDナビゲーションシステム)、スマートエントリー&スタートシステム、スマホのワイヤレスチャージ機能、USBポートなどが標準装備されています。

パワートレインは1種類で最高出力116PS、最大トルク200N・mの1.0ℓ直3ターボエンジンに7段DSG(デュアルクラッチ式AT)の組み合わせです。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

少し意外なのはSUVながら4WDがなく駆動方式はFFのみとなっていて、端的にこのクルマのキャラクターを感じさせる仕様になっています。

Tクロスのメーカーオプションはあるの?

2020年の1月に発売となったばかりのTクロスは、当面スタートアップモデルとして二つのデビュー特別仕様車が用意されているだけの状態です。

従ってカタログモデルとしてグレード設定等されていくのは、少し先になりそうです。
すぐに購入可能な特別仕様車は、標準モデルとなる「TSI 1st」とより装備が充実した「TSI 1st Plus」の二つになります。

最近の輸入車ではこういったローンチモデルを用意する販売形式は多いですが、Tクロスのようにカタログモデルは一切用意せず、特別仕様車のみでスタートするのは珍しいです。

そこで現時点ではカタログ的なメーカーオプションの選択はできませんが、見方を変えるとTSI 1stに装備を追加したいときにはTSI 1st Plusを選択することになるので、二つのモデル選択がメーカーオプション選択と同義と言えます。

TSI 1st Plusにしか設定されない追加装備については下記の通りとなっています。

予防安全が充実する二つのアイテム

「安全性はすべてに優先する」を理念の一つに掲げているフォルクスワーゲンは、オールインセーフティとして予防安全・衝突安全・二次被害防止の3つのステージで総合的に危険を回避する数々の技術を搭載しています。

Tクロスは標準でもプリクラッシュブレーキシステム、ACC、パークアシスト、リヤトラフィックアラート、リヤビューカメラ、6エアバッグ、エマージェンシーストップシグナル等充実していますが、TSI 1st Plusにはさらに二つの予防安全装備が追加されます。


一つはレーンキープアシストシステムで、フロントガラス上部に設置されたカメラにより走行中の車線をモニタリング。ドライバーの意図しない車線の逸脱を検知すると、ステアリング補正を自動で行いドライバーへ警告する装備です。これは標準のACCに組み合わされることで、より相乗効果が期待できるアイテムです。

もう一つがハイビームアシストです。ハイビームアシストは、対向してくる他の車両等を検知すると、ハイビームとロービームを自動で切り替えてくれるため、相手方を眩惑させることなく常時ハイビーム走行が可能になります。

引用:https://togari31.com/

これを装備することでサポカーSワイドの認証項目である「先進ライト」が手に入ります。

何気に嬉しいパドルシフトも装備

排気量が1000cc前後でコンパクトな車体のモデルとなれば、クルマ好きにはマニュアル車(MT)が欲しくなる向きも多いのでは?

実際バカ売れしているBセグSUVのトヨタライズやダイハツロッキーには、MTの設定を求める声がけっこう伝えられているとか。後はスズキジムニーやトヨタヤリスなどでもMTの売れ行きは悪くないと言います。

引用:https://www.parkers.co.uk/

Tクロスの海外仕様車には5速MTの設定があるものの、当然のように国内モデルには用意がなく全車トランスミッションは、デュアルクラッチギアボックス付きの7段DSGになります。そんな中ですが、TSI 1st Plusにはパドルシフトが用意されます。

Tクロスの「1.0ℓTSI」エンジンは、ポロに搭載される仕様に比べて出力で21PS、トルクで25N・m上回る実力の持ち主ですが、3気筒のためか2000rpm以下では、もう少しトルクを求めるレポートもあります。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

そこでスポーツドライビングを楽しみたいような場面では、パドルシフトを積極的に用いて高い回転域を維持しながら走れば、エンジンスペックを感じさせない力強さが期待できます。

もちろん反対に燃費走行を意識したいときには、パドルシフトでエンジンブレーキを上手く使って走るのも有効です。

その他TSI 1st Plusだけの装備はコレ

TSI 1st Plusを選択することで追加される装備はあと二点あり、一つは快適装備のインテリアアンビエントライトです。夜間のドライブで車内を魅力的に照らし出してくれる間接照明になりますが、コンパクトクラスでこの類いのアイテムが用意されるのは、クラスレスな感じがして嬉しいですよね。

引用:https://www.carscoops.com/

もう一つはエクステリアのルーフレールですが、標準のブラックに対してTSI 1st Plusならキラリと光るシルバールーフレールになります。

TSI 1st Plusには3種のデザインパッケージあり

上記したように装備ランクの上がるTSI 1st Plusですが、そのPlusを選択したときに決めなければならないのがデザインパッケージです。


デザインパッケージとは、ボディカラーに応じてドアミラーやホイール、ダッシュパッドやシートのカラーがコーディネートされる仕様で、TSI 1st Plusには標準採用されています(つまりどのカラーパッケージにするか必ず選ぶ必要あり)。

質実剛健というイメージが強いドイツ車ですが、そこはコンパクトSUV。フォルクスワーゲンも新規のユーザー層を開拓していこうという意気込みが感じられます。

デザインパッケージのカラーリングは以下の3パータン、計13色になります。
また、標準系のTSI 1stにもカラーパッケージングこそされませんが、ブラックパッケージにある全8色のボディカラーが選べます。

ブラックパッケージだけ全ボディカラーを選択できますが、オレンジパッケージは4色、グリーンパッケージはマケナターコイズメタリックという1色しか選べません。設定だけを見るとフォルクスワーゲンのイチ推しは、オレンジパッケージのようですね。

ところでTSI 1st Plusを選ぶとTSI 1stに標準の205/60R16サイズのタイヤが215/45R18になります。2インチアップすることと共にシルバーとオレンジ、グリーンのペイントが施されるアルミホイールは確かに見栄えが良く、洒落たSUVに感じられますが、さすがにBセグメントのクルマにはややオーバーサイズ気味にも映ります。

おそらくは乗り心地や静粛性といった面では標準系の16インチ辺りが適当ではないかと思われます。16インチのブラックペイントされたアルミホイールのデザインも悪くないですよね。

TSI 1st Plusはお買い得なのか?

ざっとTSI 1st Plusにだけ用意がある装備を見てきましたが、これらが付いてTSI 1st PlusはTSI 1stの360,000円高の価格設定です。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

全ての差のある装備の単価設定が明確になっていないので単純計算はできませんが、予防安全装備2点で他社例などを参考にすると10万円程度、アルミが2インチも大きくなっているので、ここでも10万円弱程度と見込むとその他カラーパッケージの色変更箇所やシルバーのルーフレール、パドルシフト、インテリアライトで16万円也。正直、微妙なところかと。もちろんボッタくりではとも思いませんが、ことさらお買い得なのかな?とも考えてしまいます。

むしろ標準モデルとなるTSI 1stの装備内容が思いのほか充実していて、これで300万円を切る設定にしたのは中々の戦略価格ではとも感じます。

もちろんそうは言ってもデザインパッケージのカラー設定などが気に入れば、TSI 1st Plusを購入するしかありませんけど。

ディーラーオプションは手堅いラインナップ

後付け可能なディーラーオプション、純正アクセサリーは必要が生じたときにいつでも選べるので、じっくりと検討するのもよいと思いますが、やはり値引きの厳しい輸入車では、新車購入時のサービスとして狙っていく人も多いかも知れません。

実用車のイメージが強いフォルクスワーゲンなので、純正アクセサリーはキャリアやマット、プロテクターなどわりとベーシックなアイテムが並びますが、その中からいくつかピックアップしておすすめ品をご紹介します。

ドレスアップはアルミホイールで

まずエクステリア関連ですが、最近は国産車(特にSUV)に派手なエアロパーツや大径ホイールといったドレスアップ商品が多く、カタログを賑わせていますが、Tクロスに限ってい言えばそういった類いの用意はありません。せいぜいアルミホイールが数点ラインナップされている程度です。

引用:https://getnavi.jp/

そのアルミホイールは18、17、16インチが一種類ずつしかなく、標準系のドレスアップ用途かもしくはTSI 1st Plusのスノータイヤ用として選択されるのでしょう。ベンツやBMWの1本で10万円近い価格のディーラーオプションアルミと違い、4本セットでまずまず市販品レベルの価格範囲に収まっているのは好印象です。

色々使えるベースモジュールプラスα

ロングドライブに出掛けたときや、渋滞で動けないときの小さなお子さん対策って必要ですよね。ひと昔前は車載ビデオ、少し前ならDVDプレーヤーでも持ち込んでいたところですが、今はやはりタブレットでしょうか。


そんなときに役立つのがベースモジュール+iPadホルダーです。フロントシートのヘッドレストポールに専用のベースモジュールを取り付け、そこにタブレットホルダーを装着すれば、後席はミニシアターに変わります。

このベースモジュールにはタブレットだけでなくテーブル、コートハンガー、フックなど様々なアタッチメントが用意されているので、普段の一人使いにも役立つアクセサリーです。

SUVならルーフキャリアでキメたい

クルマには様々な車型がありますが、ルーフキャリアがもっとも似合うのはやはりSUV系ではないですか。コンパクトながら大径ホイールと高めの車高でイマ風SUVのルックをまとうTクロスにも、ルーフへ積むトランスポートアイテムは充実しています。

その中でも異彩を放つのがルーフボックスUrban Loaderです。通常サイズの容量(300ℓ)であると普通のルーフボックスですが、荷物が増えたときにはボックスが上方向へ拡大。最大500ℓまで容量を増やすことができます。

二人で出掛けるとき、四人で出掛けるとき、クルマの用途は常に一定ではありませんから、このように必要に応じて容量を可変できるアイテムは助かります。心配なのはこのボックスの容量を広げた際、けっこう車高も上がっているので、常にそのことを意識して走るようにしなければなりませんね。

何気にエキセントリックなフロアマット

引用:https://news.mynavi.jp/

純正アクセサリーでベーシック用品の定番と言えばフロアマットでしょう。もちろんTクロスにも用意があるのですが、少し変わったデザインになっています。写真の通りですがいわゆる迷彩柄、中でも都市迷彩と言われるパターンですね。

もちろんアクティブなTクロスにこういったデザインは全然アリだとは思いますが、片や普通は例えばグレーやブラックの単色カーペットも設定があるものです。それがTクロスの場合は、カーペット系はこのグレーカモフラージュだけで、あとはラバーマットが一つあるだけなのです。フォルクスワーゲンもけっこう攻めてるな、ということでしょうか。

また、フォルクスワーゲンの一部フロアマットにはプレミアムクリーンと言う仕立てのものがありますが、これはアレルキャッチャー繊維が使用され、抗菌・抗アレル物質性能で目に見えない刺激物を分解。雑菌を抑制し快適な車内環境をつくることができるマットです。

Tクロスの迷彩柄マットもプレミアムクリーンになっており、車内の衛生面を気にする方にはおすすめです。

ドラレコはスタイリッシュな純正品を

フォルクスワーゲン純正ドライブレコーダーは現在2タイプあります。先行発売されていたエントリーモデルの「DR-S1-VW」と昨年追加発売された多機能モデルの「DR-S2-VW」です。

特にフォルクスワーゲンのカタログに記載はありませんが、調べてみたところおそらく韓国のTHINKWARE社製のドラレコですね。性能面から言えば後発モデルの方が当然優秀で、S2の特徴はWi-Fi搭載で各自の持つスマートフォンからリアルタイムのドラレコ映像を確認できる他、GPS搭載でより詳細な走行情報も記録、PCビューワーで閲覧できます。更にSONY製スーパーナイトビジョン2.0で夜間もより鮮明なハッキリとした映像記録が可能となっています。

ドラレコの一方の主流である液晶モニター内蔵タイプは、どうしても本体サイズが大きくなりがちですが、フォルクスワーゲン純正ドラレコはどちらも確認モニターがないため、スリムな本体を実現し、視界の妨げは最小限になっています。

引用:https://minkara.carview.co.jp/

なおリヤカメラはS1もS2もオプションで付けることが可能ですが、S2の方ならフロントカメラと同じフルHD画質で記録できますし、やはりおすすめですね。

今後のフォルクスワーゲンのSUV戦略は?

グローバルでのフォルクスワーゲンSUVラインナップは、上からトゥアレグ、ティグアン、Tロック、Tクロスと言う4兄弟です。冒頭にある通り、日本でのラインナップではトップSUVのトゥアレグが一旦カタログ落ちしました。

引用:https://besthqwallpapers.com/

そのため日本ではティグアンがトップモデルとなり、そこへ今回ご紹介した末っ子のTクロスが加わりましたが、今年中には三男坊のTロックが発売されるのは決定事項です。

Tロックはこちらも流行りのSUVクーペ風のルックスを持つスタイリッシュなモデル。これを追加することでフォルクスワーゲンは日本でも人気のSUV市場でシェア拡大を狙っているようです。

引用:https://www.leon.jp/

以上、フォルクスワーゲンTクロスのおすすめオプションをご紹介しました。

 

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BMW1シリーズの厳選おすすめオプションとアクセサリーはどれ?後悔しないために必須OPを選んでみた!

駆け抜ける歓びを標榜するBMW。そのラインナップでもっともコンパクトなモデルにあたるのが1シリーズです。いわゆるCセグメントに該当するモデルで、同じドイツブランドならメルセデスベンツAクラス、VWゴルフ、国産ならカローラ、シビック、マツダ3などがひしめく激戦区でもあります。

そこへ投入されたBMWの新型1シリーズは、先代からプラットフォームが刷新され前輪駆動(FF)へと大きく方向転換。2シリーズやMINIで培われたFF技術を活かし、従来とは一線を画すコンセプトのクルマとなりました。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

今回のクルドラではそんなBMW1シリーズを実際に購入しようとした際、気になるオプションについて、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!

新型BMW1シリーズってこんなクルマ

1シリーズの初代は2004年に誕生し、従来の3シリーズコンパクトからバトンを受け継ぐ形でBMWでのエントリーモデルを担います。3シリーズとプラットフォームを共通するその成り立ちからコンパクトカーには珍しい後輪駆動(FR)が特色であり、2011年に登場した2代目までFR(及び4WD)を継続、全世界で累計250万台が販売されたヒットモデルです。

BMWブランドには「爽快な走り」をイメージする向きが多く、コンパクトながらFRであることが1シリーズのセリングポイントでもありましたが、2019年に発表された3代目ではFF化されることになり、これで文字通り他社ライバルと同じ土俵に上がったわけです。

FF化には賛否両論あるようですが、結果的に新型は室内空間やラゲージルームの広さにおいてFF車のメリットが十分に出ており、一般にコンパクトカーに求められるニーズをしっかりと満たしています。

引用:https://www.webcg.net/

もちろん「走り」についてもこだわりを捨てず、例えば日本に導入されるBMW車としては初めてARB(タイヤスリップコントロールシステム)が搭載されました。これはエンジンコントロールユニットで直接スリップを感知すると、従来の約3倍の速さでそのスリップ信号を直接エンジンに伝達する機能。FF車特有のアンダーステアを大幅に抑制し、俊敏な走りを実現すると言います。

3代目は8年近い歳月を経てのモデルチェンジのため、後述するBMWライブコックピットやインフォテインメントシステムなどに高い先進性を感じさ、さらに充実した運転支援機能も含めとても魅力的な一台に仕上がっています。

最新1シリーズのグレード構成はどうなっている?

引用:https://tirenavi.jp/

昨年(2019年)デビュー時には、ベーシックな118iに3タイプと、ハイパフォーマンスグレードM135i xDriveの合計4モデルでした。全てガソリン車で118iは最高出力140PSの1.5ℓ直3ターボエンジンを搭載するFF、M135i xDriveは306PSを発揮する2.0ℓリッター直4ターボを搭載する4WDとなります。

いよいよディーゼルモデルが追加に

現在は今年の4月に待望のディーゼルエンジンを搭載した118dグレードが追加となっています。エンジンは2.0ℓ直4ディーゼルターボで、150PSの最高出力と350N・mの最大トルクを発生。過給機には、エンジン始動直後の低回転域でも効率よくターボを稼働させるべく、1シリーズとしては初となる2ステージターボチャージャーが採用されています。

118iと118dには装備別にStandard、Play、M sportとグレードがあり、取りまとめると以下の通りです。

なお、上記一覧と違い一部他のクルマ情報サイトや雑誌等で118dのグレードについて「Play」「Play Edition Joy+」「M Sport」「M Sport Edition Joy+」の4グレード展開で紹介されているものもあります。実際、価格帯も4つ設定され「Edition Joy+」と付くグレードが安いため、『装備を簡略した低価格グレードを設定している』と紹介されていますがそれは間違いです。

118d Edition Joy+について

厳密には「Edition Joy+」が付いていても付いていなくても”同じクルマ”で、現時点では118dの「Edition Joy+」が付いていないモデルは既にありません。実は5月からBMWのディーゼル車やプラグインハイブリッド車に「Edition Joy+」というグレード名称が付加されることになっていて、タイミング的に4月発売の1シリーズディーゼルは先行して「Edition Joy+」が付けられているわけです。今後は3シリーズ等でも「Edition Joy+」が加わります。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

確かに価格も4つ設定がありましたが、これについては今後「Edition Joy+」”だけ”になるので、実質『値下げ』となります。従来からBMWはガソリン車とそれ以外のエンジンモデルの価格差が大きかったため、その是正措置なのでしょう。そこで現時点で実体がないものを除き、クルドラでは118dについては2グレードで紹介しています。

満足度の高いメーカーオプションは?

1シリーズのメーカーオプションは、原則的にパッケージ型として「推奨オプション」と「受注生産オプション」の二通りあります。計7つのパッケージオプションとなりますが、おそらく推奨オプションの方はディーラー在庫として見込み発注されるモデルにはある程度選択されていると思われます。

一方の受注生産オプションはその名の通りのため、選択するとけっこう納期は遅くなるのを覚悟する必要があるかも知れません。

ただ「ビジョンパッケージ」は国産車で言うサポカーSワイドの認証対象である「先進ライト」が含まれているので、案外見込み発注にもチョイスされるのではと考えます。

ちなみに新型1シリーズはヨーロッパで自動車の安全性を評価する、Euro NCAP(ユーロNCAP)の衝突安全試験にて、最高評価の総合5つ星を獲得しています。

ではそれらメーカーオプション群の中から、特に注目すべきおすすめアイテムを5点ご紹介します。

8年分の進化を感じるならまずはコレ

1シリーズにナビゲーションを搭載するには、基本iDriveナビゲーションパッケージを選択するしかありません。その中に含まれるBMWライブコックピットは、タッチパネル機能付の10.25インチのインフォメーションディスプレイと、デジタル表示で同サイズの10.25インチメーターパネルで構成され、全ての情報が精細にわかりやすく表示されます。

引用:https://car-me.jp/

BMWオペレーティングシステム7.0により操作の手段を個別に設定できるため、タッチスクリーン、iDriveコントローラーを利用してより直観的な操作も可能になりました。

メーターパネルはドライバーが常に目を配るところなので、特に前モデルから乗り換えた方などは進化の度合いをダイレクトに実感できるでしょう。さらにこのパッケージに含まれるもう一つBMWインテリジェントパーソナルアシスタントも同様です。これはいわゆるAIによる音声会話システムで、メルセデスベンツなども積極的に導入を進めています。

引用:https://www.gqjapan.jp/

BMWのそれは先進テクノロジーの粋を集めたAI音声会話システムとなっていて、ごく自然な会話であらゆるシーンにおいて常にドライバーをサポートしてくれます。

システムを呼び出すために、わざわざボタンに手を伸ばす必要はなく誰かに話しかけるように呼びかけるだけ。基本は「OK、BMW~」で会話スタートですが、気恥ずかしいようならご自身で呼びかけの言葉を設定することもできますよ。この機能は今のところ他社にはなくBMWだけのようですが、知人は「ちょっと」で起動させていました。

イマドキこれは外せないでしょう

今や軽自動車にも搭載が進んでいるACC(アクティブクルーズコントロール)ですが、1シリーズではコンフォートパッケージに含まれています。

引用:https://www.gqjapan.jp/

正直、BMWともなれば標準装備でもいいのでは、という気もしますが今回のACCは走行中、前走車との車間距離を維持するだけではなく、道路標識認識システムで読み取った制限速度内で走行する機能も加わりました。もちろん渋滞時にありがたいストップ&ゴー機能付きです。

また、Play系のコンフォートパッケージだけになりますが、イルミネーテッドインテリアトリムも付きます。半透明のトリムは、太陽の光の下では通常のトリムと変わりませんが、車内が暗くなるとその表面に6色から選べる光のパターンが浮かび上がり幻想的な照明として楽しめます。インテリアの上質感が高まること間違いなく、これはおすすめです。

引用:https://www.yanase.co.jp/

先進ライトならこのパッケージに

前述した通り、1シリーズに先進ライトを組み込もうと思えば、ビジョンパッケージを選択して、アダプティブLEDヘッドライトを装備します。
バリアブルライトコントロール機能を備えたアダプティブ LED ヘッドライトは、ステアリングの動きに反応してヘッドライトの角度を自動制御。コーナーの先を照らして夜間での視界を向上させ、ドライビングの安心感を高めます。

またハイ/ローを自動で切り替えるハイビームアシスタントも付くので、安全性の高い常時ハイビームドライブも可能になります。

引用:https://bmw.jpn.org/

さらにこのパッケージにはBMWヘッドアップディスプレイも装備され、走行に必要なあらゆる情報をドライバーの視線の先にあるフロントウインドー上に鮮明なカラーで直接映し出します。ドライバーは視線を大きく移動する必要がなく、常に前方に集中できます。

オトコならやっぱMスポでしょう

BMW殆どのモデルでグレード設定があるのが「M Sport」です。前後バンパーやアルミホイールの違いにより標準系のグレードとはひと味違う男前なエクステリアが特徴です。もちろんイメージソースはBMW Mモデルであり、1シリーズのM135i xDriveは直系にあたるグレードです。

引用:https://www.autocar.jp/

そんなMのエッセンスを取り入れたM Sportグレード用のメーカーオプションがMスポーツプラスパッケージです。専用シート、シートベルト、リヤスポイラー、ブレーキ、専用デザイン18インチアルミがセットになっていて、素のM SportがよりMモデルの雰囲気に近づきます。

中でもM スポーツシートは一体型ヘッドレストを備え、深さのある座面と厚みのあるシートクッション、そして立体的なサイドサポートによりタイトなコーナリング時においても乗員をしっかりとホールドします。さらに、バックレスト幅の調節機能により、個々の乗員に合わせた細やかな調整も可能です。常に身体に触れているシートの変更はスポーツ感を高めるのに効果的です。

引用:https://response.jp/

なお、このシートはM135i xDriveにもデビューパッケージとして、当面オプション選択できるもようです。

このサンルーフなら付けたい!

1シリーズのパノラマサンルーフは、上記してきたセットパッケージではなく、単独のメーカーオプションとしてStandardを除く全グレードに150,000円で選択できます。
最近は国産車でのサンルーフ装着率(人気?)は低く、ましてやコンパクトカークラスになるとその率はさらに下がるのではないでしょうか。しかし1シリーズに用意される電動パノラマガラスサンルーフは開口部が非常に大きく、比較的大型の輸入SUVで見られるようなデザインになっていて、新鮮な空気をたっぷりと室内に取り込むことができます。

引用:https://genroq.jp/

スイッチひとつで簡単にチルトアップとスライドも可能。リモートコントロールキーでサンルーフを車外から開閉できるコンフォートオープン&クローズ機能や、ローラーブラインド、ウインドディフレクターまで装備されています。

このサンルーフなら、閉じている状態でも開放感にあふれた室内環境を作り出せますし、国産コンパクトと一線を画すには絶好のオプションなのでおすすめです。

おすすめディーラーオプションをチェック

BMWは輸入車の中ではディーラーオプション、純正アクセサリーのラインナップは豊富なメーカーです。特にM PERFORMANCE PARTS.というスポーティパーツを扱う専門のブランドも持っています。トヨタでいうモデリスタやG’z、日産のニスモみたいなイメージでしょうか。

アロイホイールはメーカーオプションがお得

BMWのアクセサリーカタログのトップには、どのモデルもアロイ(アルミ)ホイールが並んでいますが1シリーズ用には5点揃っています。但し、M135i xDrive とM Sportは18インチ、それ以外は16インチアルミが標準になっていますので、ディーラーオプションで購入する方はそれほど多くないと思われます。

また、価格面からも例えばPlayグレードを17インチアルミにしようと思えば、メーカーオプションで4本70,000円ですが、ディーラーオプションだと同じ17インチアルミが4本で218,680円+タイヤ代+工賃になります。さらに外したタイヤと16インチアルミも余ってしまうのも悩ましいですよね。

引用:https://www.webcg.net/

もっとも18インチを履いている方が、冬タイヤ用に17か16インチのアルミを買うというニーズもあるのでしょう。

デザインコンシャスなプラスチックマット

純正アクセサリー定番のベーシック用品ですが、1シリーズにもフロアカーペット、ドアバイザー、フロントウィンドーサンシェード、アッシュトレイ(灰皿)など一通り揃っています。その中で目を引いたのがオールウェザーフロアマットです。

いわゆる生地のカーペットではなく、ゴム(プラスチック)マットに近いものですが、興味深いのはそのデザインの秀逸さで、単純にカッコ良い!これなら普通のカーペットマットではなくプラスチック製でもいいかなと感じてしまいます。

スキーやモトクロスなどが趣味でシューズが汚れやすい人にはおすすめですし、そうでなくともこのデザインで買いもアリかなと。調べてみると高級クーペにセグメントされる8シリーズなどでもこのマットが採用されていますから、単に生地マットに比べて安いのでいい、ではないかも知れませんよ。

FF化により拡大されたラゲージを有効に

先代1シリーズはクラス唯一つのFR車というスポーティなキャラクターでしたが、新型はあえてFRを捨て、FF車へと舵を切りました。その背景にはもっと大きな車内空間や荷室を求める市場の要望があったと言います。そうした声に応えるには縦置きエンジンのFRをあきらめ、横置きFFに変えるしかなかったわけです。

引用:https://www.webcg.net/

キャラクターを変えてまで空間効率を高めた結果、ボディサイズにさほどの変化は感じられないのに、後席足元のスペースが40mm拡大されて全体的に広々とし、ラゲージスペースも+20リッターの380リッターへと容量を増しています。

せっかく拡大したラゲージルームですから、有効に使うため純正アクセサリーも品揃えが豊富です。

カーペット類もいいですが、コンパートメントマットは荷物のスリップを防止してくれるだけでなく、気軽に汚れものを積み込んでも耐久性プラスチック製なので簡単にお手入れができるのが魅力です。アウトドア派にはおすすめのアクセサリーです。

キャリアに積んで出掛けよう

3代目はFF化されたとは言えそこはコンパクトカー。ファミリーカーとして家族4人で旅行でも、となったときには標準のラゲージルームだけでは厳しいかも知れません。そんなときに1シリーズのルックスを損なうことなく容量が確保できるのは、純正のルーフボックスでしょう。

どんな車体色でも相性の良いブラックとチタンシルバーの2トーンカラーで、用途に応じて3タイプの容量を設定しています。ボックスサイドに入るBMWのエンブレムが社外の汎用品でないことをさりげなく主張します。

また、ベースサポートにはボックス以外にも様々なラックやホルダーもありますから、ご自身の趣味に合わせてチョイスできますよ。

今やマイカーには外せないドラレコ

もはやドライブレコーダーはクルマの三種の神器に数えられる用品になったのではないでしょうか。BMWでもご多分に漏れず純正アクセサリーには3種類ものドラレコが用意されています。

引用:https://www.webcartop.jp/

当たり前ですが純正用品とは言えBMWがドラレコを直接作っていることはなく、専門メーカーからのODM品(Original Design Manufacturing)です。3種の内、ADVANCED CAR EYE 2はBMW本国でも採用されているグローバルモデルで、日本仕様に若干LED信号対策等を施して販売されています。残りの2つはパイオニア製とTCL製の日本メーカー品になりBMW JAPANでのみ取り扱われています。

どのモデルも大体似たような価格帯とスペックですが、ADVANCED CAR EYE 2のみ本体に液晶モニターがなく専用アプリを入れたスマホで映像確認をするタイプです。

パイオニア製はフロントカメラのみなので、どうせなら前後撮影できるADVANCED CAR EYE 2かTCL製がいいでしょう。前者はBMW本体のお墨付きモデルですし、後者は2017年発売と少し時間が経っていますが、BMWの他にプジョーやシトロエンといった輸入車でも採用されている実績があります。

クルドラ的にはTCL製はリヤカメラの画素数がイマドキ100万画素では不足を感じるため、リヤも200万画素フルHDのADVANCED CAR EYE 2をおすすめしておきます。

1シリーズの今後の展開は?

引用:https://www.bmwblog.com/

日本では4月にクリーンディーゼルの118dを追加したばかりですが、2021年に向かい1シリーズの展開はどうなっていくのでしょうか。順当にいけばBMWも他の欧州メーカー同様にラインナップの電動化については進めていて、既にハイセグメントのi8やi3などEV車も市販しています。

エントリー系のモデルではまだ展開がありませんが、1シリーズも3代目の登場に合わせPHEVのxDrive25eが出るとの噂もありましたが少し遅れているようです。

引用:https://genroq.jp/

但し、BMWでは今後4年間で12台以上のEVモデル、13台以上のPHEVモデルの開発を発表していますから早晩実車をご紹介できるときが来るでしょう。

以上、BMW1シリーズのおすすめオプションのご紹介でした。

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アウディQ8の厳選おすすめオプションとアクセサリーはどれ?

ドイツのプレミアムブランドの一角をなすアウディ。そのアウディラインナップの中で最も新しいモデルが今回紹介するQ8です。

2018年にブランドのトップラグジュアリーSUVとして発表され、2019年秋には日本でのデリバリーも開始されました。”Q”の付くモデルはアウディのSUVラインを指し、”8”はセグメントの最上級を意味します。セダンならA8、クーペならR8に当たるポジションのSUVがQ8となります。

今回のクルドラではアウディQ8を実際に購入しようとした際、気になるオプションについて、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!

アウディQ8のプロフィール

アウディQファミリーに新たに加わった最上級モデルQ8は、ラグジュアリー4ドアクーペのエレガンスさと大型SUVの多用途性を兼ね備えており、BMW X6やベンツGLEクーペをライバルとします。ベースとなっているのは2015年にデビューしたアウディQ7なので、当然Q7同様にVWトゥアレグ、ポルシェカイエン、ベントレーベンテイガ、ランボルギーニウルスと共通のプラットフォームを持ちます。

引用:https://www.autoblog.com/

スリーサイズは全長4.99×全幅2.00×全高1.71mと巨大ですが、基本設計を共有する7シーター3列シートのQ7よりは全長が短く、背も低いクーペらしいプロポーションとなっています。

エクステリアはアウディのシンボルであるシングルフレームグリルに、Qファミリーの新しい顔となる八角形デザインを採用、立体的なフロントバンパーやブリスターフェンダーによって力感あふれるボディを持ちます。また特徴的なデザインのLEDヘッドライトやインテリアは飛び切りモダンで、窓枠のないサッシュレスドアがよりパーソナル感を表現しています。

引用:https://www.webcg.net/

日本仕様のパワートレインは3.0ℓV6ターボに48V電源システムとマイルドハイブリッドを組み合わせた一種類のみ。もちろん駆動方式はフルタイム4WDのクワトロになっています。

Q8のグレードはどうなっている?

アウディQ8のグレードは登場後まだ一年も経っていないことから、いまだシンプルなラインナップとなっていて、前項の通りエンジン、ミッション、駆動方式は1種類。グレードも標準モデル「Q8 55 TFSIクワトロ」の一つだけです。

あとは「ラグジュアリー」と「Sライン」の二つのパッケージオプションも用意されているので、選択して組み合わせることもできます。

但し、現在はローンチエディション(特別仕様車)として二つのデビューパッケージモデルが併売されています。

ホームページの見積もりシミュレーションを見ると、標準モデルにパッケージオプションがまだ選択できない状態なので、おそらくデビューパッケージモデルが売り切りとなった後に、標準モデルへのパッケージオプションがスタートするようです。

それまでは両パッケージオプションのどちらかを選びたい方は、デビューパッケージモデルのどちらかを買って下さいということでしょう。ちなみにデビューモデルの価格は本体にパッケージオプションを単純に足した価格です。

メーカーオプションの基本は三種アリ

少しややこしくなりましたが、ここではデビューパッケージモデルは一旦置いといて、標準モデルを購入する場合にどのようなオプションに注目すべきなのかを見ていきます。

標準モデルに選択できるメーカーオプションは以下の通りとなります。

シート関連やインテリアが充実のパッケージ

ラグジュアリーパッケージはアウディの考える上質さを具現化し、快適性を究めたQ8に仕上げたい方には最適なメーカーオプションです。

パノラマサンルーフをはじめ、全ての座席を快適な温度に整える4ゾーンデラックスオートエアコンや、有害物質や細菌を低減させるエアクオリティパッケージ、シートベンチレーション及びマッサージ機能付きのコンフォートシートも備え、車内を絶好のリラクゼーションスペースへと変えてくれます。

引用:https://www.autocar.jp/

なお、現在(2020.4)このパッケージを選択したい方は、前項にある併売されている「Q8 55 TFSIクワトロデビューパッケージラグジュアリー」を購入することになります。

迫力のエクステリアを実現するパッケージ

SラインパッケージはQ8の持つスポーティな側面を強調し、更なるスポーティネスとダイナミズムを求める方へのメーカーオプションです。

マットプラチナムグレーのシングルフレームグリルとボディ同色のバンパーが大胆な表情を演出し、22インチの5ツインアームデザイン大径アルミホイールは、足元をより精悍に魅せます。

クールな輝きを放つドアシルトリム S ラインロゴが、ドアの開閉のたびにさりげなく存在を主張、またシートバックと座面にアルカンターラ/レザーを採用して優れた質感とホールド性を持つスポーツシートは、エンボス加工されたSロゴがスポーツマインドを高揚させます。

こちらも現在(2020.4)このパッケージを選択したい方は、併売されている「Q8 55 TFSIクワトロデビューパッケージSライン」を購入することになります。

マストアイテムの充実を図るパッケージ

コンフォートアシスタンスパッケージは、主に安全装備と機能装備が充実するオプションとなっています。

個々の内容を見るとどれもQ8の車格であれば付いていて不思議のないアイテムであり、これはQ8ユーザー必須のオプションではないでしょうか。おそらくディーラー在庫として先行発注されるモデルは、全てこのパッケージ付きになっていると思われます。

おすすめしたいメーカーオプションはどれ?

上記した3つのパッケージに含まれる32点ものオプションアイテムの中から、代表的な特におすすめしたいものを6点ご紹介します。

アウディの目力はコレで決まり!

引用:https://asm.asahi.com/

HDマトリクスLEDヘッドライトダイナミックターンインディケーター(長!!)は、現行アウディモデルの重要アイコンの一つでしょう。

ひと目でAudi Q8だとわかる独自のデザイン。新たにLEDを横2列配置とすることで、周囲に配慮しながらさらに高精細でくっきりとした照射を実現。対向車や先行車を検知した場合には眩惑させないよう、LEDのオン/オフを個別に切り替え調光するため、常時ハイビーム走行も可能になり安全性と利便性に大きく寄与します。

ダイナミックターンインディケーターが華やかなアクセントを添え、乗車時/降車時に流れるような光の動きを楽しめるカミングホーム/リービングホーム機能も搭載しています。

引用:https://car-l.co.jp/

今や国産車にも採用が増えたいわゆる流れるウィンカーですが、その元祖はアウディですからね(2014年発売のA8で市販化)。

もっともリアのLEDリヤダイナミックターンインディケーターの光の演出は、少々やり過ぎな気もしますが。

プレミアムな足回りには必須アイテム

アダプティブエアサスペンションは車高とダンピングを自動制御し、4輪すべての減衰特性を無段階に適応させる電子制御式のエアサスです。アウディドライブセレクトから車高の設定を含めた様々なモードの選択が可能で、オンロードからオフロードまで走行シーンに合わせて最適な設定が行われます。

引用:https://toyokeizai.net/

プレミアムブランドのフラッグシップともなれば、やはりエアサスということになるのでしょうか。特に不整地を走る機会もありそうなSUVになら尚更役立つ場面も多いかも知れません。また、走行場面だけでなく例えばリア側を低くして車高を下げ、ラゲッジルームへの荷物の積み込みを容易にする機能も付きます。

ただの後席用エアコンにあらず

4ゾーンデラックスオートマチックエアコンディショナーは、単なる後席用エアコンの追加と考えてはいけません。タッチ式A/Cコントロールパネルにより、後部座席の左右の温度設定と風量を個別に調整可能なのはもちろん、乗員認識機能により効率的に温度ゾーンを自動調整してくれます。

引用:https://www.webcg.net/

センターコンソールに加えて、Bピラーにもエアベントを配置しているため効率よくエアを供給します。また、エアクオリティセンサーと太陽光に応じた調節機能付き自動内気循環、埃や臭いを取り除くアレルゲン除去フィルターで車内空気の清浄化まで行います。さらにエンジンを切っても指定した時間は、余熱の利用により効率的な暖房を続けられます。

クーペならサンルーフでしょ

パノラマサンルーフもプレミアムSUVならぜひともおすすめしたいオプションです。特にSUVってルーフが広大ですし、室内の頭上空間にも余裕があるためサンルーフ装着による圧迫感もさほどありません。

引用:https://autoc-one.jp/

Q8のそれは2セクションからなる広い開口部を持ったガラスサンルーフです。前方のガラス部分は電動でチルトアップや開閉、サンブラインドの操作が可能。アドバンストキーによって外から開閉することもでき、快適で明るい室内空間を実現するとともに、効率的に換気を行えます。ウインドディフレクター搭載により、チルトアップ時やフルオープン時も、風切り音を軽減してくれます。

なお、パノラマサンルーフはラグジュアリーパッケージに含まれますが、単独でも選択できるメーカーオプションです。

車線変更時の危険を回避

アウディサイドアシストは車線変更の際、自車を追い抜こうとする車両が死角にいる場合などに、システムが危険を予測しドライバーに警告します。

引用:https://motor-fan.jp/

システムが危険と判断する状況では、ドアミラーに内蔵されたLEDを点灯しドライバーに警告、さらに車線変更を続けようとするとLEDが点滅して警告します。これはいわゆるBSM(ブラインド・スポット・モニタリング)と呼ばれる安全装備ですが、もはや国産車でも定番的な機能であり、Q8クラスならぜひとも装備したいところです。

フルサイズSUVの取り回しをフォロー

Q8はQ7よりも若干小さくなっていますが、それでも全幅2mの巨体なため、さすがに狭い道での切り返しなどは大変です。以前は4WSと呼ばれていたオールホイールステアリングは、電動のスピンドルを使ったリアのステアリング機構により、状況に応じて後輪を最大5度切ることができる装備になります。

引用:https://autoc-one.jp/

低速では後輪が前輪と逆位相になり、旋回半径を約60cm減らし、最小回転半径はオールホイールステアリングなしの6.2mから、5.6mにまで小さくなります。さらに高速域では、前輪と同じ方向に後輪をわずかに切ることで、ステアリングのレスポンスを高めることも可能。最大5度というと小さく感じるかもしれませんが、運転席からも後輪が逆位相に切れていることを目視できるほどです。

かつて日本でもホンダプレリュードや日産スカイラインなどに搭載されていた機構ですが、アウディの最新4WSは高い完成度を誇ります。

Q8のディーラーオプションをチェック

輸入車はわりとディーラーオプション、純正アクセサリーはシンプルな品揃えのメーカーもありますが、アウディは車種別に24Pにもなるアクセサリーカタログが用意されています。

アクセサリーのラインナップはわりとベーシックな展開ですが、近頃の国産車カタログによく見られる派手目なエアロパーツやドレスアップキットの類いは一切ありません。それはアウディQ8のルックスが、これはこれでもう完成形を極めているとのメーカーの自負もあるのでしょう。それでも社外品としては色々と製造している日本や海外のチューナーはあります。

引用:https://audiwp.blog.fc2.com/

但し「これまで無いの?」と気になったのがドアバイザーとマッドガードです。喫煙者が減ってきているとは思いますが、中には愛煙家の方もいるでしょう。雨降りに少し窓を開けて喫煙したい場面など、やはりドアバイザーはあると助かると思うのですが。

また、マッドガードも小石の跳ね上げ等から、ボディを守る機能性アイテムなので大抵のクルマには用意があるものです。ちなみにドアバイザーはA4やQ3など他モデルには用意がありますが、マッドガードは全モデルで設定がないようです。

エクステリア用品は3点のみ

純正アクセサリーで用意のあるエクステリアパーツは、アルミホイールとエアバルブキャップ、カーボンミラーハウジングのみです。

アルミホイールはQ8に標準で20インチが装着されていて、Sラインパッケージを選択すると22インチになります。ディーラーオプションで用意がある19インチの方は、標準では選択できないサイズです。標準系のホイールをインチダウンして乗り心地を改善したいとか、冬用タイヤ専用のホイールにしたいなどのニーズを満たします。

絵になり過ぎるルーフボックス

ラグジュアリーなSUVの頂点に立つQ8にはルーフボックスもよく似合います。

ボディサイズによってはルーフボックスが悪目立ちするクルマもありますが、フルサイズSUVのQ8は違和感なく収まります。Q8らしいプレミアムを感じさせるのはボックスサイドのアウディのマーク「フォーシルバーリングス」がステッカーではなく、立体エンブレムになっていることや、ボックスサイズに合わせた専用バッグを3種類も用意しているところです。そのルーフボックスバッグはボックス内に収めた際、固定しておく機能もあります。

SUVらしくラゲッジアイテムは充実

SUVクーペなのでリアゲートは寝た形の造形にはなっていますが、絶対的にはサイズが大きいクルマなので十分なラゲッジ容量は確保しています。そんなラゲッジルームを有効に使えるアイテムは豊富です。

中でもラゲッジパーティションとセンターパーティションを利用すれば荷室をより効率的に使えます。特に重宝するのはペットを同乗させる機会のある方でしょう。車室内と荷室をキッチリと仕切れるので、愛犬を乗せてその上で荷物のスペースも独立させられるのは便利です。

ちなみに愛犬はラゲッジではなく、シートに座らせたいという方には安全に配慮したドッグハーネスやシート保護のためのペットプロテクトカバーも純正アクセサリーで用意されています。

アウディにはアウディのドラレコを

今やドライブレコーダーはマイカーをお持ちの方なら必需品になってきました。カーショップなどでも多くの種類のドラレコが売られていますが、Q8なら純正がおすすめです。

アウディユニバーサルトラフィックレコーダーは専用アプリを使用し、スマートフォン上でスムーズに操作が可能です。走行中だけでなく、レーダー感知による駐車監視機能も搭載しており、万一のアクシデントも自動的に記録。GPSによる自車位置検知機能も備え、機能とデザインを両立させたスタイリッシュなアウディ専用設計のドライブレコーダーです。

スマホの専用アプリで操作や画像確認をするため、本体にモニターがなくコンパクトに出来ており、バックミラー裏に隠れるから運転視界の邪魔になりません。こういったデザインの良さや製品の2年保証も付いているところが純正アクセサリーならではですね。

アウディゲッコーの由来を知っていますか?

アクセサリーカタログの最後の方には、アウディゲッコーをモチーフにしたエンブレムやフィルム、フロントガラスサンシェード、ゲッコーフレグランスやマスコットなどが揃っています。いずれもワンポイントで車内を飾るのがアウディオーナーの粋でしょうか。

ところでこのゲッコー、見ての通りヤモリのことですが、なぜヤモリがアウディのシンボルになっているかご存知でしょうか。

厳密に言うと「アウディの」と言うより「クワトロ(四輪駆動システム)の」シンボルなのです。

引用:https://carsmeet.jp/

1980年に登場したアウディ初の四輪駆動システムを搭載したモデルがアウディクワトロというモデル名でした。このクルマは世界初のフルタイム4WDシステムだったのです。その後ラリー等での活躍からクワトロという名称はアウディのブランドイメージとして定着。Q8もそうですが、今ではカタログモデルの4WD車は全てクワトロと呼ばれます。4つのタイヤを路面状況に合わせて駆動させるそのシステムを、地面や壁に4つの足でピタリと吸い付くヤモリに例えて設定されたマークなのです。

ということは既に40年の歴史を持つのがゲッコーマークです。クワトロ乗りの方ならぜひワンポイントで選んでみて下さい。

引用:https://motor-fan.jp/

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トヨタヤリスのおすすめグレードを比較して検証!ベストバイモデルはどれ!?

日本のクルマ市場において断トツで売れているのは軽自動車ですが、その次にくるジャンルはコンパクトカーと呼ばれるBセグメントのモデル群です。昨年(2019年)の販売実績でも登録車ベスト10中、6台がコンパクトカーです。

それだけにジャンル内の競争も激しく、各メーカーともに力の入ったモデルを投入しています。日本のトップメーカートヨタが送り出した最新Bセグモデルが、今年2月に発売となった新型ヤリスです。

引用:https://gazoo.com/

従来のヴィッツから車名変更され、グローバルネームであるヤリスを名乗ることになった新型は、正に全てが刷新されたトヨタ渾身の一作です。

今回のクルドラでは新型ヤリスを実際に購入する際、選ぶべきベストバイグレードは何かを徹底比較、検証していきます。

最新ヤリスはこんなクルマ

初代登場は1999年ですから既に20年近い歴史を持つヴィッツ(ヤリス)は、当時「安かろう悪かろう」とは言わないまでも、せいぜい価格だけが魅力であったコンパクトカーというジャンルに革命を起こしたモデルです。

ギリシャ人デザイナーによる優れたエクステリアデザイン、コンパクトカーの枠を超えた居住性、衝突安全ボディーGOAの採用、経済性に優れたエンジンなど従来のジャンル枠にとらわれないスペックの技術が投入されました。その結果、日本と欧州でカーオブザイヤーをW受賞するなど高い評価を得て、後にフィットやノートといった強力なフォロワーを誕生させ、今日に至るハイレベルなBセグメントの礎を築いたのです。

最新のヤリスはトヨタの新開発設計思想TNGAの最新GA-Bプラットフォームを用い、3代目ヴィッツからあらゆる面で刷新されました。

引用:https://response.jp/

特に新開発の直列3気筒ダイナミックフォースエンジン、躍動感のあるスタイリング、トヨタ初となる先進装備の数々に大きな進化が感じられ、初代モデルに匹敵するインパクトのあるモデルチェンジとなりました。

ヤリスはグレード構成が刷新!

先代にあたる3代目ヴィッツはエンジンが1.0ℓと1.3ℓ、駆動方式はFFと4WD(1.3ℓのみ)が用意され、グレードはベーシックなF、内外装にメッキ加飾を施したジュエラ、充実装備のUの3タイプ展開を基本に各グレードへハイブリッド車を用意。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

アイドリングストップ機能搭載のスマートストップパッケージやエアロパーツを装着したスポーティパッケージ、安全装備充実のセーフティーエディションなど特別仕様車も設定していました。

4代目の新型ヤリスでは3グレード構成は変わらずですが、1.3ℓに代わり1.5ℓエンジンが搭載され、各種特別仕様車がなくなったことで比較的シンプルになりました。

ではヤリスのグレードを見てみましょう。

上記の通りグレードは全部で3種類+1となります。1.0ℓエンジンにZグレードがないこと、6速MTは1.5ℓにしかないこと、4WDは1.0ℓと6速MTには選べないことの三点が制約となりますが、それ以外は装備差によるグレード展開になります。

X”B”パッケージは法人ユース

ヤリスでもっとも安い価格のモデルがX”B”パッケージです。

装備品は簡素ながら、7インチのディスプレイオーディオ、ABS&ブレーキアシスト、電動格納式ミラー、UVカットプライバシーガラス、DCM(専用通信機)など備わります。

但し、イマドキのクルマとしては外せない先進安全装備トヨタセーフティセンスは、オプションでも選べません。また、1.5ℓエンジンやハイブリッドの設定もありません。

この点からX”B”パッケージは個人ユースのマイカーとしてはおすすめしにくく、車両本体価格がリーズナブルなことから、レンタカーや法人の営業車的なニーズを狙ったグレードと言えるでしょう。

ベーシックながら充実装備のX

X”B”パッケージを除けば、ヤリスのグレード選びは装備差による松・竹・梅を決め、好きなエンジンと駆動方式を組み合わせることができます(松=Zだけ1.0ℓエンジンは選べませんが)。

先進安全装備が標準に

Xグレードの主な装備は上記の通りです。Xはトヨタセーフティセンスが標準装備となることから、マイカー候補としてはこのグレードがもっともベーシックなモデルとなるでしょう。

ベーシックながら基本装備は充実していてACC、オートマッチックハイビーム、サイド&カーテンシールドエアバッグやステアリングスイッチも付きますし、ハイブリッドならエアコンもオートになります。また、メーカーオプションの選択肢も増えブラインドスポットモニターやリヤクロストラフィックオートブレーキ、インテリジェンスクリアランスソナー、スマートエントリー&スタートシステム等も装備できます。

コスト重視なら断然おすすめ

普段使いなら何の不満もないグレードと言えますが、不足があるとすればインパネの質感が若干上位グレードより劣ること、スピーカーが2個しかないこと、LEDヘッドライトやアルミホイールはオプションにも設定がないことなどでしょうか。

その分、価格は1.0ℓなら150万円を切る上、高価なハイブリッド車でもXなら200万円を切るところから選べますから、コスト重視の方には魅力的なグレードです。

ちょうど良さを求めるならG

ヤリスに限らずどんなクルマでも、中間グレードと言うのは”お得感”が強いものです。

ベーシックでは物足りないがトップでは過剰な気も…と感じる方は多くそんな方々へ「ちょうど良い」線を突いてくるのがヤリスならGグレードです。

メーカーオプションの選択肢がさらに増える

Gの装備の充実度は高くデジタルメーター、メッキダイヤル付のオートエアコン、スマートエントリー&スタート、1インチアップした8インチディスプレイオーディオ、6スピーカー、UV&IRカット機能付フロントドアグリーンガラス、インパネ及びコンソールのピアノブラック塗装などが標準装備化される他、メーカーオプションの選択肢が増えます。

引用:https://www.craft-web.co.jp/

例えばXにはなかった15インチのアルミホイール、3灯式フルLEDヘッドランプ+LEDターンランプ+LEDクリアランスランプが選べます。

トップグレードと同じインテリアにできる

また、Gグレードだけのメーカーオプションとしてコンフォートシートセットがあります。これはGのインテリアを殆どトップグレードのZと同じ内容にできるオプションです。下記の通り内容の充実度は高く、それに対してオプション価格は51,700円とバーゲンプライスの設定です。

標準のヘッドレスト一体型シートの方が好き、という方以外ならぜひ選んでほしいオプションですね。

トップ・オブ・ヤリスのZ

そして最上級のZグレードは、Gにオプションだった3灯式フルLEDヘッドランプが標準となる他、タイヤ&ホイール(スチール)は15インチにサイズアップ、シートは上級ファブリックを纏ったヘッドレスト別体型となり、オプションで合成皮革+ツィード調のシートも選べます。

トヨタ初のシートポジション機構

シート回りではトヨタ初の運転席イージーリターン機能が標準ですが、これは運転席の足元スライドレバーでお好みのシートポジションを記憶しておき、乗車の際、シート横のメモリーレバーを操作することで記憶させたポジションに簡単に復帰することができる機能です。

乗車するたびにシートを前後スライドさせて調節するストレスを軽減し、いつでも自分に合ったドライビングポジションを維持できます。

引用:https://response.jp/

細かいところでは、サンバイザー裏のフタ・照明付きのバニティミラーが助手席側にも用意、シートバックポケットやアンダートレイ、空気清浄機能のナノイー、LEDアンビエント照明もZにだけ標準装備です。

トップグレードだけの装備はコレ

Zの標準装備品の内、いくつかはGグレードでもオプションで選ぶことができますが、そういかないものもいくつかあります。

まず、エクステリアではフロントグリルのブラック塗装や大型のリヤルーフスポイラーはZグレード専用。またメーカーオプションになりますが、16インチのアルミホイールもZなら選択可能です。

引用:https://response.jp/

インテリアでは他グレードでウレタン製のステアリングホイールとシフトノブが本革巻きになり、ここだけでも車内の質感がグッと引き上がります。

さらにナビと連携したルート案内など運転に必要な情報をウインドシールドガラス内にカラー表示で投影し、少ない視線移動で情報の確認が行えるカラーヘッドアップディスプレイもZだけで選択できるメーカーオプションです。

コスパに優れたグレードは?

各グレードによる装備を見てきましたが、装備差に対して価格差を見てみるとエンジンタイプにより若干の差異はあるものの、X→Gへのアップ額が約15万円、G→Zへのアップ額が17万円となります。

引用:https://zona-kobe.jp/

XとGの差額15万円の内、スマートエントリー&スタートの35,000円とディスプレイオーディオ8インチ化の11,000円は計算できますので、その他装備が約10万円となりますが、いずれもデジタルメーターや加飾のピアノブラック塗装、4個増えるスピーカーなど実際の単価は明確になっていません。そのためそれら装備に10万円分の価値があるかは個々人の主観によるところです。

それに比べるとGとZの差額17万円は、けっこう分かりやすくお得感があります。まず17万円の内、約半額は3灯式フルLEDヘッドランプ(82,500円)で回収できます。

引用:https://bestcarweb.jp/

残りの装備差がタイヤ&ホイールのインチアップ、本革ステアリング&シフトノブ、上級シート、運転席イージーリターン機能、シートヒーター、インパネオーナメントのソフトパッド化など多岐に渡り、差額の半分では収まらないのは明白な装備群です。

上記したGグレード専用のコンフォートシートセット(51,700円)の内容がZなら標準になっていることも併せて考えれば、絶対的には高価ですが案外、Zグレードのコスパは悪くないことが分かります。

パワーユニットはどれがおすすめなのか?

ヤリスのグレードによる装備差を確認しましたが、パワーユニットで見た場合のおすすめモデルは何かを考えます。

引用:https://www.webcg.net/

1.0ℓ直3、1.5ℓ直3、ハイブリッド(1.5ℓ直3+モーター)の三つから選択できますが、Zグレードで考えている場合は設定がないため1.0ℓエンジンは対象外となります。1.0ℓエンジンは先代ヴィッツからのキャリーオーバーとなるダイハツ製ユニットで、軽い重量を生かした軽快な走りが楽しめる点で高評価の試乗記など見られますが、今回の新型ヤリスにおいてのメインは他の二つのユニットではないでしょうか。

1.5ℓの方はTNGAの思想に基づきヤリス用に新開発された、1.5ℓダイナミックフォースエンジンと呼ばれ、高コストな直噴式が採用されていて1.0ℓに比べ出力で1.7倍、トルクで1.6倍の高出力化を達成。なおかつ燃費についてはWLTCモード21.6km/ℓ(GグレードFF/CVT)なので、1.0ℓの20.2km/ℓ(同)を上回る数値です。

新型ヤリスのキャラクターとしても走りは重視されるところであり、純ガソリンユニットとしては高出力・低燃費の1.5ℓエンジンの方がおすすめです。

他方、ヤリスのハイブリッドモデルについても先の1.5ℓダイナミックフォースエンジンに、電気系・機械系損失を大幅に低減して出力向上を果たしたモーターを組合せ、ハイブリッド車として世界トップレベルの低燃費を実現しました。

カタログ燃費ながらWLTCモード36km/ℓ(HYBRID-X)は驚異的な数値です。

但し、当然ハイブリッドモデルは車両本体価格も高く、1.5ℓガソリンモデルとの価格差は36~40万円近くになります。仮にカタログ燃費でこの価格差を取り返そうと思ったら、15万キロ近くの走行距離が必要となり(ガソリン単価138円で計算)、年1.5万キロ走る方でも10年とけっこうな時間が掛かります。

そこまで走らないという場合には、最新ユニットらしく1.5ℓエンジンの燃費もかなりのハイレベルであることから、やはりそちらをおすすめとしたいところです。

結論は1.5ℓダイナミックフォースエンジンのZ

取りまとめるとクルドラ的おすすめグレードは、1.5ℓガソリンのZとしたいと思います。

装備的にはトップグレードなのでもちろん申し分ないですが、前項で説明した通り車両本体価格に対しての装備内容はコスパに優れ、一つ下のGグレードにオプション選択していく購入を考えたときには、Zなら装備により殆どサービスで付いてくるような形のものもあります。

また1.5ℓガソリンモデルにすれば6速MT車や4WDも選ぶことができるので、幅広いニーズに対応できます。

逆張りでは1.0ℓエンジンのX、FFにメーカーオプションなし、っていうのも割り切ればとても魅力のあるチョイスです。アナログメーターとマニュアルエアコンに抵抗がなければ、その他装備はさほどGに比べて極端に見劣りするようには感じません。

引用:https://kakaku.com/

奥様のセカンドカー的なニーズで軽自動車などお考えなら、車両本体価格145万円は十分に対抗できるプライスと中身だと思います。

GRヤリスについて

基準モデルとなる4代目ヤリスとは、車名以外に殆ど共通項はないと言えるモデルですが、GRヤリスが2020年中には発売となります。

GRヤリスはトヨタが次期WRCに投入するヤリスWRCのホモロゲーションを取得するためのコンペティションモデルで、272ps/37.7kgmをマークする1.6ℓ直3DOHCターボを搭載したモンスターモデルです。

引用:https://motor-fan.jp/

既に新型ヤリス登場に合わせて詳細も明らかになっており、現在は1月からスタートし6月30日まで行われているGRヤリスファーストエディションの先行予約受付期間となっています。予約は10万円の先行デポジットをカードで支払い、まずは商談の予約を取り付ける形になっています。ファーストエディション完売後は、カタログモデルの販売へ移行することになります。

GRヤリスのグレード展開は二つ

GRヤリスにはRZとRZ”High Performance”の二つのグレードが設定されています。

その名の通り前者はスタンダードモデル、後者はさらに走りのパフォーマンスを追求したモデルとなっていて、エンジンは両車共通ながら”High Performance”はプレミアムスポーツシート、鍛造アルミホイール、インタークーラー冷却スプレー、トルセンLSDといった専用装備が奢られます。

両車の差額は60万円となりますが、RZにオプション設定等はできないようなので、専用装備を希望する場合にはRZ”High Performance”を選択するしかありません。反対にヘッドアップディスプレイなど、RZにしか選択できないメーカーオプションもあります。特殊なモデルですが安全装備のトヨタセーフティセンスは両グレードでオプション選択できます。

デビュー記念特別仕様車アリ!

引用:https://www.webcartop.jp/

先行販売されるファーストエディションの仕様は、主にエクステリアに違いがありRZファーストエディション、RZ”High Performance”ファーストエディションともにラジエターグリルやフロントサイドディフューザーがマット塗装になります。後者は鍛造アルミもマットブラック仕上げになっています。

なお、現在の価格は参考予定価格とアナウンスされており、変更の可能性もあるそうです。オプション価格などの詳細情報は2020年の夏頃に正式発表が予定されています。マニアな方は待ち遠しいですね。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

以上、新型ヤリスのおすすめグレードをご紹介致しました。

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ルークスのフルモデルチェンジの内容と口コミの評判は?

少なくとも国内市場においては、長期に低迷が続いている日産自動車。カルロスゴーン氏のドタバタ劇や直近の業績など良いニュースが全く聞かれない状況の中、昨年発売となった新型軽自動車デイズの評価はわずかな光明となりました。

そして2020年、年始早々からコロナウィルスなどで重苦しい雰囲気が漂う中、新型ルークスが発売。感染拡大防止のため、発表会もインターネットを通じた形式となるなど華々しいデビューとはいかないながらも、その内容は新型ルークスの持つ高いポテンシャルが十分伝わるものでした。

引用:https://www.netdenjd.com/

正に2020年からの日産反攻を予感させる新型ルークス。ここでは2月にフルモデルチェンジし、3代目となったルークスについて、その進化のポイントをご紹介していきます!

ルークスのプロフィール

現在、軽自動車を系統立てると主に下記のような区分になっています。

販売の主流となっているのは、スーパーハイト系といわれる全高が1,700mmを超える背高軽で、N-BOXやタント、スペーシアなど大ヒットモデルが揃います。

直近2019年の販売実績でもその3車種がトップ3となっています。ちなみにこの3台は軽以外の登録車を含めてもトップ3であり、国内市場での軽自動車の強さが伺えます。

日産は2002年頃から、スズキや三菱のOEMにより軽自動車を販売してきましたが、2011年に三菱との合弁による軽自動車開発会社NMKVを設立。純日産ブランドの軽自動車開発をスタートしました。

もともと2009年発売の初代ルークスはスズキパレットのOEM車でしたが、2代目は2014年に前述のNMKV社開発によるスーパーハイト系ワゴン「デイズルークス」として誕生。今回3代目モデルから「デイズ」の名称が外れ、再び「ルークス」に車名も改められました。

先代モデルからもっとも変わった点は、日産が開発を主導したことでしょう。NMKVは合弁会社ですが、先代モデルの日産の役割は商品企画とデザイン位までで、軽自動車に“一日の長”のある三菱が開発、製造まで全て行ってきました。


しかし今回の3代目モデルでは史上初、正真正銘の日産製軽自動車となったのです(生産は先代同様、三菱の水島製作所)。早速、その渾身のモデルチェンジの中身を見ていきましょう!

モデルチェンジによる進化のポイント

新型ルークスのコンセプトは『ミニバンの使い勝手のよさと、軽自動車の運転のしやすさの両立』です。

具体的には”広さと使い勝手”を徹底的に追及し、”家族の安心を守る先進安全技術”をとことんまで搭載していくことで、昨年発売のデイズ同様にファーストカーとして通用するクルマを目指し開発されました。長距離移動も楽にこなし、複数人乗車でもストレスのない”ひとクラス上の軽“を、日産の持つ先進技術によって作り上げることが命題となりました。

引用:https://motor-fan.jp/

ポイント① エクステリアは定番の二刀流!

先代デイズルークスのエクステリアデザインは、NMKV内のコンペの結果三菱案が採用となりましたが、今回はイチから全て日産デザインということになります。

引用:https://motor-fan.jp/

軽自動車のトレンドとなっている標準系とカスタム系の2パターンデザインは、新型ルークスも継承されていますが、先行しているデイズ同様に販売はカスタム系のハイウェイスターが売れセンになるでしょう。

先進ライトが光るフロントマスク

フロントまわりは厚みとワイド感がしっかりと出ていて”強い塊感”を演出しています。標準系は親しみやすさが感じられ、さらにハイウェイスターは精悍で引き締まった端正な顔立ちです。とは言え標準系も先代モデルに比べれば、日産アイコンのVモーショングリルがより強調されていてキャラクターが立っています。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

ヘッドライトも先進性を感じさせる1つです。ヘッドライト内にあるクロームパーツは精悍な顔立ちを演出していますが、ライト点灯時にはこのクロームパーツも光るようデザインされ夜間ドライブを彩ります。

室内の広さを感じさせるボディ

サイドはターンレンズ脇からリアランプまで真っ直ぐに明快なキャラクターラインが走り、分厚いしっかりしたボディに仕上げ、塊感やワイド感を演出しています。

引用:https://motor-fan.jp/

リアは水平方向のすっきりしたラインが重視され、ひと目で室内が広く使いやすいクルマだと分かるようになっています。ハイウェイスターはクロームのパーツを使いよりワイド感を、標準系はブラックアウトしたフィニッシャーでリアガラスと一体になったクラシック感を強調しています。

パーツの合わせ目にもこだわりが

また、見逃せないのがパーツとパーツの合わせ目、隙間を見えなくする工夫です。

例えばボンネットとライトの関係で見ると、ボンネットがライトの上に少しかぶさるようになっており、隙間を見えなくすることで品質感を上げています。この辺りも今までの軽を超えたレベルの作り込みとなっています。

ポイント② インテリアの質感もクラスを超えた!

インテリアに関してのポイントは3点、「洗練された空間性」「クラスを超えミニバンを思わせる品質感」「綺麗にしまえ楽に使える収納と使い勝手」です。

乗車時の安心感が出るようにインパネからドアトリムをつなげたデザインにして、包まれ感を演出。さらに今回は軽としては異例にヒップポイントを高くして、ミニバンのように見下ろす感じが出るようにしてあります。加えてインパネの上をすっきりとしたことで、より広々感のある仕上がりとなっています。

引用:https://car-moby.jp/

より上質感を求める方へオプションあり

一部グレードにオプションとなってしまいますが、インパネを硬い樹脂ではなく柔らかいPVC素材を使い、さらにダブルステッチ仕上げで温かみを感じてもらえる「プレミアムグラデーションインテリア」も用意されました。

この辺りも日産の狙いである“軽でもファーストカー”の一助となるでしょう。

ミニバン並みのパッケージングを実現

新型は先代デイズルークスに対してホイールベースを65mmも伸ばし、前席の着座位置を上にあげて前に出しています。さらにBピラーを前方にずらすことで、後部席のロングスライドシートを配備したパッケージングを確立。ミニバンにも通じる広い室内、見晴らしのよい運転席、広々とした後席、クラストップの荷室容量などを実現しました。

実用面ではセレナ等でおなじみのハンズフリーオートスライドドアまで採用。ついに軽も足をかざすだけでドアが開くようになりました。

引用:https://motor-fan.jp/

使い勝手抜群の収納スペース

今やどこの軽自動車でも高いこだわりのある収納は、もちろんルークスにもたくさん用意されています。

まずスマホを置くためのスペースですが、ここは運転席も助手席も使いやすいように横に長く作られています。また、ティッシュ箱がピッタリ入る引き出しの下には、グローブボックスもありますが、軽自動車の場合は車検証を入れたら余るスペースが殆どありません。

引用:https://motor-fan.jp/

そこで助手席シート下のボックスのさらにその下へ車検証入れが設けられ、これによりグローブボックスはすべて自由に使えるよう工夫されています。

ポイント➂ ボディカラーは3色の新色追加で17種

軽自動車はとても豊富なボディカラーの設定も特徴ですが、新型ルークスにはモノトーンで新色2色、ツートーンで新しい組合せ3色を含む全17色のバリエーションが用意されました。

インテリアカラーも3つのバリエーション

インテリアカラーは3種類で、それぞれテーマを設けています。

標準系はグレージュという明るいカラーでリラックスを生み出す空間をイメージ。但し背面はブラウンで汚れを目立ちにくくしています。ハイウェイスターの内装はスパイシー&クールで、黒ベースでブルーのダイヤ柄のエンボスパターンを使った緻密な作り込みがされています。

前項で先にご紹介したメーカーオプションのグラデーションインテリアには、黒ベースにモカとブラウンの3色をコーディネイトしています。ステアリングとも色を合わせていて、さすがオプションだけに高級感を漂わせます。

ポイント➃ ルークス最大の武器は先進装備にアリ

日産は先進技術の投入には力を入れており、自動ブレーキやアラウンドビューモニターといった安全装備を普通自動車だけでなく軽自動車へも拡大をさせています。昨年モデルチェンジしたデイズにも軽初となるプロパイロットやSOSコールを搭載して話題を集めました。

最新プロパイロットへアップデート

そのプロパイロットですが、今回ルークスに搭載されるにあたりアップデートしています。

引用:https://motor-fan.jp/

プロパイロットをおさらいしておくと、完全停止にまで対応した前車追従式のACC(アダプティブクルーズコントロール)に、車線中央維持機能を組み合わせたもの。設定した速度でクルマ自身が状況を判断して、車線の中央をキープし前車を追従するので、長距離ドライブ等ではドライバーの疲労軽減に大いに役立ってくれます。ドライバーはステアリングに手を添えているだけでOK!

今回ルークス用には従来の単眼カメラによる撮像情報を元にした制御から、ミリ波レーダーを使ったシステムへアップデート。これにより先行車の状況検知をより精緻にできるようになり、その結果システムのブレーキやハンドル操作が早めに行なわれ、自然で安定した制御が実現されました。

引用:https://www.gqjapan.jp/

具体的には先行車に近づいた際、直前になっていきなりブレーキを掛けるようなことや先行車がいなくなってもなかなか加速しない、仕方ないのでアクセルをつい踏み足してしまう、ということもなくなります。まるで自分で運転しているように、より自然な運転操作をシステムが行ってくれるわけです。

また今のところスーパーハイト系ワゴンで唯一、電動パーキングブレーキを備えているため、ブレーキペダルを踏んで止まった際に足を離しても自動で停止状態を維持してくれるオートブレーキホールド機能も付きます。これはポイント高いです。

引用:https://kuruma-news.jp/

軽初!!見えない危険を察知する!

ミリ波レーダーが備わったことにより、インテリジェントFCWという軽自動車初の機能も加わります。

これは2台前を走るクルマの車間、相対速度などの状況把握を行ない、まだ見えない前方の変化を検知して危険を判断した場合はドライバーに注意を促します。この辺りの機能は、スカイラインやセレナなどと同等のもので、軽なので省いたという部分が全くない点からも今回のモデルチェンジの意図が伺えます。

その他には登録車でもまだ本格的に普及していないアダクティブLEDヘッドライトシステムも設定され、左右合計24個あるLEDヘッドランプを独立制御して対向車や歩行者を眩惑させずに夜間の視認性を高めます。

こうした先進装備の惜しみない投入により、もはやルークスは従来の軽の枠で捉えることができないクルマへと進化したと言えるでしょう。

ポイント⑤ エンジンは全車S-ハイブリッド付に

パワーユニットに関しては自然吸気とターボを用意し、どちらも加速時に駆動をアシストしてくれるスマートシンプルハイブリッドが備わります。

引用:https://www.gqjapan.jp/

先行してデビューしているデイズにはノンハイブリッドのエンジンもありましたが、車重も上がるルークスは全車S-ハイブリッド付エンジンになっています。基本スペックに変更はありませんが、車重を加味したギアレシオの見直しは行われています。

エンジンのベースになっているのは、ルノー/日産グループの1,000ccまでキャパシティのあるエンジンなため、重量的には多少不利ながら、その分振動や騒音面では有利。このエンジンを使うことで「軽のレベルを超えた静粛性」を達成しています。

ポイント➅ 気になる価格はどうなったか!

新型ルークスの価格は以下の通りとなっています。

もちろん先代よりも上昇していますが、進化の度合いを考えれば近いグレード同士の比較で7~13万円程度のアップなのは適正価格と言えます。
上位グレードはプロパイロット仕様となることから、アップ額も10万円を超えるようになりますが、今選ぶべき軽自動車として、この装備をやめるのは何とも勿体ない気がしませんか?

ポイント➆ 兄弟車eKスペースとの違いはどこ?

日産と三菱の合弁会社NMKVで生産されるクルマですから、当然三菱からも先代同様に兄弟車が発売されています。車種構成としては、ルークス(標準系)にあたるのがeKスペース、ルークスハイウェイスターにあたるのがeKクロススペースです。この辺りの構成はデイズとeKワゴンの関係性と全く同じです。

引用:https://www.webcg.net/

フロントマスクやリヤデザインは双方の会社でそれぞれデザインされているので、全く別物ですが、機能面ではほぼ同一となり、日産の看板技術プロパイロットもMIパイロットと名称を変えeKスペースにもしっかり用意があります。違いはグレードやオプション設定に見られる程度です。

例えばルークス(ハイウェイスター)に標準のアダプティブLEDヘッドライトや運転席側ハンズフリーオートスライドドアはeKスペースではオプション扱いになるといった具合。従って素の状態で本体価格を比べるとルークスの方が高めの設定となっています。

では、全く双方”同装備”にできるかと言うとそうはいかない機能もあります。

SOSコールがeKスペースにないのはなぜ?

まずルークスにあってeKスペースにはオプションでも設定できないのが、先進事故自動通報システム「SOSコール」です。

これはSOSボタンを押すか、エアバッグが作動した場合に専門オペレーターがドライバーへ呼びかけ、状況に応じて消防や警察に通報するシステム。万一呼びかけに反応がない場合は、事故の重篤度によりドクターヘリの派遣まで対応してくれます。

なぜこのシステムが日産だけなのか調べてみたところ、SOSコールのシステムはNPO法人救急ヘリ病院ネットワークと自動車メーカー、サービスプロバイダーからなるヘルプネットの「D-Call Net」というシステムを活用していて、早い話し三菱はこのヘルプネットに参画していないためでした。

国産メーカーではトヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバルが加入していますが、将来的に三菱も加入することがあれば、SOSコールが追加装備されることもあるでしょう。

ルークスにはない装備はあるの?

一方、eKスペースには選べてもルークスで装備できないものがデジタルルームミラーで、これは車両後方にあるカメラの映像をルームミラーに映し出す装備です。

乗っている人やラゲッジルームの荷物で後ろが見えにくい場合や、夜間・悪天候のときなどにリヤカメラの映像へ切り替えれば、スッキリクリアな後方視界が得られます。通常ミラーとリヤカメラ映像の切り替えもワンタッチで、これはどうしてルークスに設定されないのか悩ましいところです。

引用:https://motor-fan.jp/

もう一つeKクロススペースにだけ、そのSUVらしいルックに相応しくルーフレールがメーカーオプションで設定される点も違いですね。

試乗レポなど口コミをチェック

発売間もない新型ルークスですが、早々に購入された方やディーラーでの試乗による口コミもいくつか報告されています。

「プロパイロットはとても進化しています。インターチェンジで合流してくる車も多かったですが適切に減速・加速を行い、停止から追従走行の再開なども非常に安定的に作動し、安心感が高い出来でした」
「リアシートを畳んだ時のフラット感は、N-BOXより少し劣るかも。その分リアシートの座り心地を優先したのかもしれません」

「今回からハイブリッド仕様になりましたが、出だしの静かさにびっくり。その後も静かにスムーズにおもしろいぐらいよく走る。走りにこだわる人はターボ一択だと思う」
「クルマの出来は申し分ないが他社モデルより後発な分、様々な装備が付いていて価格が跳ね上がってしまった。もう少しオプション設定を増やし、ユーザーに選択の余地を与えるなどしてほしい」

まだまだ数は少ないですが、口コミの評判もまずは上々。特に進化したプロパイロットとS-ハイブリッド投入によるエンジン特性(静か・パワフル)に高評価が目立ちました。

2020年から日産の反撃がはじまる!?

以下2枚引用:https://kuruma-news.jp/

冒頭の通り厳しい状況にある日産ですが、本来持つ先進安全装備や電気自動車に関するノウハウは他社に対して不足はないはずです。今回発売となったルークスを見てもそのことは十分に感じられ、今後アナウンスされている新型キックス、Newエクストレイル、Newノートなどにも高い期待が寄せられています。

本気モードに入った「技術の日産」に注目していきたいと思います。

以上、日産ルークスの2020年フルモデルチェンジをご紹介しました。

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メルセデスベンツAクラスの厳選おすすめオプションはどれ?

メルセデスブランドのエントリーモデルとして位置付けられるAクラスも初代から数え、令和の現在では4代目モデルまで進化してきました。特にコンセプトが転換した3代目モデルからは、BMW1シリーズやアウディA3、VWゴルフなど他社Cセグメントの真っ向ライバルとして日本市場においても存在感を発揮するようになりました。

引用:https://gazoo.com/

今回のクルドラでは、昨年セダンモデルも追加となった4代目Aクラスを実際に購入しようとしたときに気になる豊富なオプションの中から、厳選したおすすめ品をいくつかご紹介していきます!

最新Aクラスはこんなクルマ!

初代Aクラスが登場したのは1997年。元々メルセデスでは代替燃料(水素)車とすることを念頭に置き、フロアを二階建て構造にしていたため、短い全長に対し背の高い、トールワゴン的なクルマでした。実際にはインフラ整備や燃料電池開発の遅れから実現することはなく、単に個性的な外観を持つベンツ初のFF車ということがウリになりました。

2004年発売の2代目モデルまで同じコンセプトが続きましたが、前述の通り2012年に登場した3代目からは一気に方向転換。FFハッチバックとして王道のキャラクターが与えられます。結果としてこの転身は大当たりとなり、強力なライバルが並ぶCセグメントハッチバックの中でメルセデスベンツの入門車として広く市場に認知されるようになりました。

しっかりと市民権を得たクルマとして2018年にフルモデルチェンジされた4代目は、キープコンセプトですが最新べンツマスクの文法に沿った台形型グリルと吊り上がった薄いヘッドライトを持つシャーク(鮫)顔が与えられています。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

もちろん安全装備も上位クラスと遜色なく、加えてメルセデス肝入りの「ハイ!メルセデス」でAIが起動する自然対話式音声認識機能MBUXも抜かりなく搭載されています。また、2019年にはクラス初のプレミアムコンパクトセダンも追加され、Aクラスワールドはさらに拡大してきました。

Aクラスのメーカーオプションはどうなっている?

Aクラスのメーカーオプションは、グレードにより相違がありますので、まずは2020年4月時点でのグレードをチェックしましょう。

Aクラスのグレードはシンプル

4代目Aクラスはデビュー直後には、1.4ℓ直4DOHC16バルブ直噴ターボのガソリンエンジンのみの設定でしたが、翌2019年には日本仕様Aクラスで初設定となる2.0ℓ直4クリーンディーゼルエンジンが追加されました。

そこで現在のグレード設定を見ると、ガソリンの「A180」「A180Style」とディーゼルの「A200d」の3グレードだけというシンプルな構成になっています(除くAMGモデル)。ご覧の通り標準状態で外観の差はほとんどなく、わずかにA180のみプライバシーガラスになっていない程度です。

カタログを読む限りA180はプライス優先で装備は簡略化されていますが、A180StyleとA200dの装備差はほとんどないためエンジンの好みで選択できるようになっています。当然ディーゼルの方がパワフルでしょうが、30万円の追い金が必要になってきます。

引用:https://car-me.jp/

只、ガソリンエンジンは燃料がハイオク指定なので、ランニングコストではディーゼルの方が経済的なのが悩ましいですね。

メーカーオプションは高額ながら魅力的

クルマを購入する際に決めなければならないのがメーカーオプションです。納車された後から、アレこれ付けることができませんので、じっくりと検討する必要があります。逆に言えば、新車購入の醍醐味でもありますが。

Aクラスに用意されているメーカーオプションは以下の通りです。

必須の安全装備が今なら無料!?

この中からおすすめオプション第一位に推したいのは「レーダーセーフティパッケージ」です。Aクラスは標準の安全装備にもブレーキアシストやフルエアバッグが備わりますが、Sクラスなど上位モデルと遜色ない安全装備となると、このパッケージオプションを選択する必要があります。

特に高速走行道路走行中、ステアリングに手を添えているだけで、自動加減速とステアリングアシストにより前走車との最適な距離と車線をキープするACC(ベンツの名称ではアクティブディスタンスアシスト・ディストロニック)はイマドキのクルマとして外せない装備。

引用:https://clicccar.com/

また、後方の死角にいるクルマや自転車に気づかずに車線変更しようとすると警告や自動補正ブレーキでサポートしてくれるアクティブブラインドスポットアシストも、日常でのヒヤリ回避には有効な装備です。

さらに停車時に後方から接近するクルマに気づかずドアを開けようとすると、インジケーターと音で警告する降車時警告機能も付きますし、このパッケージを選択することで標準のブレーキアシストが「歩行者飛び出し検知機能付」へアップグレードとなるなど、安全装備が相当に充実します。

MercedesBenz HPより

そして耳より情報ですが、令和2年の6月30日までにメルセデスベンツHPのプレオーダーシステムを利用の上、成約することになればこのレーダーセーフティパッケージが何と”無料“で提供されるキャンペーン中です。これだけで253,000円の値引きですから、これは見逃せないプランだと思います。

ナビは一択ながら拡張機能付きでお得

次に選択したいのは「ナビゲーションパッケージ」です。近ごろはスマホの地図アプリが十分実用に耐えるものになっているため、クルマには標準でディスプレイ(モニター)だけが付き、ナビについてはAppleCarPlayやAndroid Autoによるスマホのミラーリング方式を採るパターンが増えてきました。

引用:https://www.gizmodo.jp/

Aクラスにも10.25インチ(A180のみ7インチ)のディスプレイは標準となりますが、ミラーリング機能は標準でもオプションでも用意はありません。従ってAクラスでナビを使うにはナビゲーションパッケージを選択する必要があります。

追加費用は掛かるもののスマホナビと違い、車載ナビはパケット代や圏外を気にする必要がなく長距離の旅行などでも安心して使用できます。またメルセデスのナビパッケージを選択すると前項のレーダーセーフティパッケージに連携した機能が追加されます。具体的にはアクティブディスタンスアシスト・ディストロニックを使用中、先行車の停止に合わせてクルマが停止した際、前のクルマが再び動き出したときに自車も自動的に再発進してくれる機能が付きます。

引用:https://www.webcg.net/

これは国産車等でもACCの最新機能として採用が拡大してきており、渋滞時走行の疲労軽減にかなり効果があるとされています。さらにその他にもナビパッケージとセットとなることで、ウインカーを点滅させるだけで車線変更できるアクティブレーンチェンジングアシストもレーダーセーフティパッケージに追加される仕様となります。

そうするとレーダーセーフティパッケージとナビゲーションパッケージのセット装着となり、オプション価格は442,000円とけっこうな金額となりますが、前述の通り6月30日までならナビパッケージ代だけでOKなのは大きいですね。

ルックスは2割増し!?AMGライン

エクステリアに関しぜひおすすめしたいメーカーオプションが「AMGライン」です。

A180には選択できませんが、HPや試乗動画などで見かける「カッコいい」Aクラスは、ほとんどAMGライン装着のモデルである気がします。

もともと3代目からは、真っ当なFFハッチバックとしてのルックスを持つAクラスですから、よりスポーツ性をアピールする方向のドレスアップは効果大。加えて今回の4代目は当初から同時期に登場したCLSクーペと共通のデザインテイストを持つマスクなので、AMGライン顔の方がむしろより自然な雰囲気さえ感じます。

下のように並べてみれば一目瞭然ですが、AMGラインの方が一枚か二枚は上手のように感じませんか?

オプション価格は263,000円とけっして安くありませんが、上記表にあるとおりフロントマスクだけでなく、18インチにサイズアップしたアルミ、専用の本革ステアリングやシート、インテリアトリムなど追加され、特に安全装備のマルチビームLEDヘッドライト&アダプティブハイビームアシスト・プラスがこのオプションのセットに入っているのは見逃せません。

この装備は、片側18個のLEDを瞬時に制御することで前走車、対向車を眩惑せずにより広い範囲を自動で照らし続ける先進のシステムで、安心感のある夜間走行を実現します。

引用:https://www.webcartop.jp/

他社のオプション価格で見るとこのハイビームアシストは10万円近い価格なので、専用のエアロパーツにシートやトリム、18インチアルミまで付くことを考えるとコスパは悪くないオプションでしょう。

ここまできたら全部のせ?

もう一つメーカーオプションとして設定のある「アドバンスドパッケージ」も地味に魅力的な内容です。こちらもA180には付けられませんが、内容は360°カメラシステム、ヘッドアップディスプレイ、アドバンスドサウンドシステムの三点セットになります。

360°カメラシステムは国産車でもおなじみの真上から自車を見下ろすように、周囲の状況を映像で表示し、駐車時の死角確認ができ安心感を高めます。運転に必要な情報を前方の道路状況から目を離さずに確認できるヘッドアップディスプレイも装備されるクルマが増えています。Aクラスのそれは約2.5m前方に浮かんでいるように見える高解像度のカラー画像に、車速やナビ、ACCの設定内容などを表示します。

アドバンスドサウンドシステムは、Aクラスのインテリア専用に開発された、高性能10スピーカー&225Wアンプのオーディオシステム。豊かな臨場感とともに心地よいナチュラルサウンドが愉しめます。

引用:https://togari31.com/

以上の通りオプション価格に見合うパッケージ内容と言えることに加え、このオプションを選択するには先のレーダーセーフティパッケージとAMGラインを同時に選んでいることが前提となるため、「せっかくココまで付けたのなら、コレも・・・」という気分にもなりますよね。

ディーラーオプションは機能性重視で選択

ディーラーオプションはメーカーオプションと違い、あとから欲しくなったときや、ボーナスが出たときなどでも追加できるわけですからじっくりと検討できます。むしろ新車は購入する時が一番熱くなっていて、ついつい不要なものまで購入しがちなので注意が必要です。

Aクラスのオプションカタログを開くと、AMGのカッコいいアルミホイールがズラリと紹介されていますが、それ以外にエクステリアを彩るパーツはせいぜいルーフスポイラーがある程度です。昨今、国産車のオプションカタログには派手目なエアロパーツがズラリとラインナップされていますから、比較するとわりと実用品を中心にした控えめな品揃えに映ります。

おすすめパッケージはオススメ?

その実用的なアクセサリーについて、カタログには下記のように「Aクラスおすすめパッケージ」なるものが用意されていました。

フロアマット、ドライブレコーダー、ETC(2.0)車載器、タッチスクリーン保護フィルム、USBケーブルの5点セットで、別々に購入すれば123,200円のところ101,200円と2万円以上お得になる価格設定です。いずれも新車には欲しいものばかりで、ドラレコが入っているのがイマドキですかね。

悩ましいのはどの商品も、純正用品でなくともカーショップや通販で揃えられなくはない点です。純正ではセットで10万円ですが、ささっと検索してみてもあと三割は安く揃えられそうですよ。特に輸入車でもベンツのように販売台数が多いモデルの用品は、フロアマットやドアバイザーなど様々用意されています。

MBUX連動なら純正ETCが安心

引用:https://www.kddi-fs.com/

この内、価格以外の面で要検討なのがETC2.0車載器ですね。

純正品のETCは少々割高になりますが、純正ならではの特徴としてAクラスに標準の最新インフォメントシステムMBUXに対応する機能があります。このETC2.0を装着した場合、VICS3メディアになり自動渋滞回避ルート案内機能の作動など、より充実した道路交通情報がインフォメントシステムへ表示できるようになります。

社外品のETC2.0車載機でも対応できるかの動作確認は不明ですが、MBUXは今回4代目モデルの大きなセールスポイントだけに、使える機能は皆使いたいですよね。

ドラレコはより取り見取りの市販品もアリ

反対にドラレコはムリして純正品を選ぶ必要があるかどうかが気になります。

純正ドラレコは2020年版として若干、従来のものからマイナーチェンジしているようですが今や市販品の種類も大きく増えており、低価格で高スペックなものが選べる環境です。例えば市販品で4万円以上出すなら前後別体の2カメラモデルも楽に手に入ります(純正品はOPで2カメラにした場合は5~7万円弱)。

引用:https://clicccar.com/

純正品ならではの価値があるとすれば、液晶画面搭載ながらデザインがコンパクトに出来ており、取付け感がスッキリすること。あと忘れてならないのは、側面に輝く「スリーポインテッドスター」ですよね!実際にこのために純正を選ぶという方は絶対いらっしゃるでしょう。

スリーポインテッドスター付きアクセサリー

引用:https://www.gizmodo.jp/

ドラレコに付いているように、メルセデスオーナーの所有欲を満たすベンツマーク付きアクセサリーってけっこう揃っています。

カーペットはもちろん、アッシュトレイ、チャイルドシート、フロントサンシェード、ナノイー発生機等々しっかりとマークが入っています。

例えばルーフボックスは、おそらくTHULE(スーリー)かINNO(イノー)のライセンス商品だと思われますが、サイドとリアにメルセデスのロゴとスリーポインテッドスターがプリントされているだけで、ベンツ専用デザインのように感じられるから不思議です。

Aクラスの最新情報

昨年の9月に開催されたフランクフルトモーターショー2019において、Aクラスのプラグインハイブリッド車「A250e」が初公開されましたが、今年3月からドイツ・ラシュタット工場で生産を開始したと発表されました。

引用:https://response.jp/

メルセデスでは電気自動車のEQシリーズに加えて、EQパワーの名で呼ばれるプラグインハイブリッド車のラインナップを拡充することで、パワートレインの電動化を一気に進める気配です。その最新作がエントリーモデルとなるA250eなのでしょう。

未だ日本での発売については具体的なアナウンスはありませんが、登場が待ち遠しい1台ですね。

引用:https://www.webcg.net/

以上、Aクラスのおすすめオプションのご紹介でした。

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後悔しないために確認しておきたい新型トヨタヤリスの不満点4つ+α

トヨタの世界戦略車の中でもっともコンパクトなモデルがヤリスです。日本ではヴィッツの名称で1999年にデビュー。瞬く間に人気モデルとなり、トヨタ内でもベーシックカージャンルのチャンピオンであったカローラからその座を奪取した実績を持ちます。

それから約20年。令和の世にヴィッツ時代から数えて4代目となるヤリスが登場しました。プラットフォームから全てを刷新し、名称さえヴィッツからグローバルネームのヤリスへと変更するほどに力の入ったモデルチェンジは、現在がコンパクトカー市場激戦の状況にあることを伺わせます。

引用:https://clicccar.com/

ここでは新型ヤリスを実際に購入しようとした際に気になる、オーナーさん達の本音の口コミから不満点をピックアップし、検証していきたいと思います。

ヤリスの変遷

前項の通りヴィッツ(ヤリス)の初代モデルは、革新的なデザイン、室内空間の広さ、クラスを超えた衝突安全性能等で5ドアコンパクトカーブームを起こし、フィットやノートといった対抗車種を誕生させるなど世界のBセグメント市場に多大な影響を与えたモデルです。

以下2枚引用:https://bestcarweb.jp/

2005年発売の2代目はキープコンセプトながら、プラットフォームから刷新され、全幅は5ナンバー枠ギリギリまでサイズが拡大。時代に合わせスマートエントリー&スタートシステムの採用や、カーテンシールドおよびサイドエアバッグの導入など装備の充実が進みました。

2010年に登場した3代目は、途中二度のフェイスリフトを実施するなど10年近く販売されたロングセラーモデル。特に後期モデルには自動ブレーキの追加、ハイブリッド車の設定や、GR SPORT、GRMNなどのGRモデルも投入され現在の4代目に通じるモデルラインが完成しています。

引用:https://www.webcg.net/

2020年の4代目ヤリスは、トヨタの新開発設計思想TNGAプラットフォームをベースに全てを新設計とし、今にも走り出しそうなデザイン、真の軽快感を与えるエンジン、ハイブリッド世界最高レベルの低燃費、最新の安全安心装備など正に全方位に隙のないモデルとなりました。

引用:https://www.webcartop.jp/

ヤリスの不満点を確認

さて、トヨタ渾身のモデルと言える新型ヤリスですが、ようやくユーザーも増えてきてネットや雑誌等で口コミや使用レポートなどを見るようになりました。モデルチェンジの時期が近かったこともあり、同セグメントの新型ホンダフィットと比べた方も多かったようですね。

引用:https://response.jp/

不満点➀内装の質感がとにかく低い

ヤリスの口コミを調べると分かりますが、不満点の大部分がここに集中していると言えるほどのボリュームです。

例えば☆ランク評価において、総合で☆5つと評価しているユーザーさんでさえ、ことインテリアだけは☆3つとか2つの辛口採点としている場面が多かったです。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

「ヤリスの内装、何であんなに安っぽいんだか。フィットと比べるとあまりに安っぽいよなぁ。マイチェンのネタとしてわざと品質落としたのかってくらい」

「エンジンスイッチがなぜ左側なのか?絶対右の方が自然だと思う(スペースもあるし)。内装が思っていた以上にチープ、というか気合いが入っている所(インパネ周り)と手を抜いている所(ドア周り)の差が激しく統一感がない。ドア上部もソフトパッドにして欲しかった。シフト周りはダサイけど許せるレベルだが、それよりサイドブレーキのブーツが安っぽいのが気になる」

「前席優先のパーソナルカーならば、もう少し内装も頑張って欲しかったな。どうしてもコストをケチりました感が強すぎる」

「一番気になった部分が、めちゃめちゃプラスチック素材を多用しているところ。単純に装備や質感は軽自動車のN-BOXより劣る気がします。ハイブリッド四駆とはいえ、この値段ならもう少し質感を高めてほしいかな」

引用:https://bestcarweb.jp/

「ヤリスクラスの車格でもホンダやマツダは質感上げているのに何でトヨタは?ってことだよね」

「内装がチープ(特に欧州コンパクトと比較すると)。このクラスの車なので樹脂を多用するのは仕方ないのですが、ピアノブラックやメッキ部品でメリハリをつける、上位車種から部品を流用するなど工夫できる点はあると思うんですよね…欧州車はその点がホント上手です」

海外モデルとの差別化が気になる

なんとも厳しい口コミが多いのですが、インテリアの質感が叱責される要因となっているのが、欧州仕様ヤリスとの違いも一因のようです。口コミには以下のような意見もありました。

引用:https://car-l.co.jp/

「ヤリスの欧州仕様の内装と比べてしまうと残念だね。欧州仕様の内装は絶対後から出るぞ。カローラスポーツも欧州仕様の黒革シートモデルを1年後に追加したからな」

「わざわざ質感低めに作り変える発想がわからん。そっちの方が返ってコスト掛かってんじゃないの?」

「新型カローラでもトヨタは欧州仕様と日本仕様を差別化(当然欧州の方がイイ)していたが、どこの国のメーカーだよと思う。利益で考えれば、日本向けは仕方ないで何でも片付けてしまう世界メーカートヨタ。営利団体としては正解、でも悲しい」

「欧州ではヤリスはメッチャ売れているから力を入れた内装になる。では国内でも同じだけ売れるか?となるとそうもいかないからコストダウンしたりするんでしょう。マイナーチェンジする時に欧州仕様内装が来ると期待するしかない」

「今どきパーキングブレーキが手動のサイドブレーキなのも残念だが、レバーが助手席側に付いている。これでは操作時に力が入りにくく、筋力が落ちた自分や女性に使いこなせるかちょっと心配」

引用:https://wonderful-car-life.com/

「エンジンスタートボタンやサイドブレーキが助手席側に付いているのは、左ハンドル車と部品を共用してコストダウンするためのようですね。日本市場軽視でガッカリです」

「欧州ヤリス(ハイブリッド車)の動画を見ていたら、ボンネットフード裏が遮音材の所まできっちり塗装されていました。インテリアも欧州版は高級感ありそうだし、価格差はいくらなのだろう?国内モデルが貧祖に見えてしまう」

と、言った具合に欧州ヤリスの存在があるため、余計に国内仕様のヤリスはどうしてこうなの?という感情となるようです。

ここで欧州仕様ヤリスを少し見ておきましょう。

欧州ヤリスと国内ヤリスを比較

インテリアだけではなく、エクステリアも実は国内仕様と違いワイドフェンダーで幅広ボディとなっています。全幅は1745mmあり3ナンバーサイズとなります。

開発者コメントでは先行してデザインされたのは欧州仕様のボディ。それを国内の5ナンバーサイズに収めるため50mm車幅を縮める作業が行われたそうです。日本仕様は5ナンバーにこだわるといった考え方のようですが、かつてのA70スープラのように途中でワイドボディに切り替わるなんてことはないのでしょうかね。

引用:https://car-me.jp/

インテリアの写真を比較すると、ユーザーさんの口コミにある通りその差は歴然と言った感じです。特にシフトノブのブーツやシートの質感に違いが見て取れます。また、欧州仕様にはグラスルーフの設定もあるようです。

電動パーキングブレーキなしは残念

その他にもコストダウンの形跡としてホイールナットは5穴が日本仕様では4穴になっていたり、一番残念に感じられるのがサイドブレーキでしょうか。欧州仕様は今や軽自動車にも見られるようになった電動パーキングブレーキなのに対し、国内は手動のサイドブレーキになっています。

これだとACC(オートクルーズコントロール)へ停止保持や再発進の機能を追加することが難しいです。おそらくマイナーチェンジなどで電動パーキングブレーキへの変更はあると思いますが、それなら「最初からやってよ」と思うのが人情ですよね。新しく開発するならまだしも、もう既にあるのですから。

不満点➁標準装備があまりにチープ

ヤリスの標準装備品についての口コミもかなりありました。Bセグのコンパクトカーというジャンルである以上、価格設定は重要でありお客様が高いと感じるようだと競争力はかなり下がってしまいます。

そこで車両本体価格とオプション価格のバランスが問われるわけですが、ヤリスへの判定は少し厳しいようです。

オプション多すぎで厳しいコスパ

「車内のソフトパッドやLEDライト、全面液晶ディスプレイが上級グレードのみとなっているヤリスは、ほぼ標準化されているフィットより格段に劣りますね」

「一番ビックリしたのは、今時ヘッドレスト一体型のフロントシート。これも上級グレードのようにヘッドレスト別体シートにするにはオプション代払って追加しなくてはならないってどんだけ差別化するの!しかも色や柄は年寄りくさく安っぽい」

「サイドエアバッグカーテンシールドは全グレード標準でなく、下位グレードは11,000円増し。またBSM (ブラインドスポットモニター)もソナー、リアクロストラフィックオートブレーキと抱き合わせで10万円以上のメーカーオプション。カラーヘッドアップディスプレイは最上級のZでもオプション。新型のウリである駐車支援も全車オプション。相変わらずのトヨタ商法」

「価格がネック…正直オプション多過ぎでしょ!一番上のグレードを選んでもアルミホイール付かない、フォグは付かない。バックの自動駐車にヘッドアップディスプレイなどなど、せっかくこんなに先進装備があるのにこれじゃ誰もつけないよ…何か凄く勿体ない」

「200万超えのトップグレードに鉄ホイール+ホイールカバーってアリですかね?フォグランプも付いて無いし、必要ならオプション買って下さいということですね」

「電子パーキングブレーキをなぜ国内モデルは採用を見送ったの?コストの問題ならオプション設定にしてユーザーに選ばせるべきでは?やたら目ったらオプション設定するわりに肝心なものが設定されていない」

「仕事の関係でヤリスを買ったけど、渋滞対応のACCや電動パーキング等どうしようもないものを差引いても、フィットと同装備に上積みするとあきらかに割高だった」

総じて必要なオプションを揃えていくと、想像以上に出費がかさんだという意見に集約されるようです。

トップグレードでも寂しい装備

確かにどのクルマでもトップグレードとなると、わりとテンコ盛り仕様なわけですがヤリスのトップ”Zグレード”はそうでもないという評価。確かにアルミホイール無いって珍しいかも知れません。

ヤリスではトヨタの開発体制がカンパニー制度に移行したことから、従来のヒエラルキー(例えば新技術はクラウンから搭載して、順次下のモデルへ採用していくこと等)は度外視となり、最旬の装備をできる限り投入することができたと言います。


実際ヤリスはトヨタ チームメイト(高度駐車支援システム)やターンチルトシートなど”トヨタ初“となる装備がたくさんあります。しかしそれらも別途オプション料金を払って購入しなければならず、せっかくのトヨタ初もそれを実感できる人が少なくなってしまうのは残念な話です。

今後の売れ行き次第では、Zグレードには標準化なども進めてほしいところです。

ちなみに新型ヤリスのメーカーオプションや純正アクセサリーの詳細は、別ページとなってしまいますがおすすめ品など解説していますので併せてぜひご覧ください。

⇒ヤリスのおすすめオプションとナビ

不満点➂リアシート狭すぎ問題

ヤリスの後席については、意見が真っ二つという感じです。4代目ヤリスは開発者コメント等で熟成したパーソナルカーとしてポジショニングしているということが言われています。

引用:SAN-EI SHOBO MAGAZINE

つまり従来のようにコンパクトカーにあれもコレもと求めるのではなく、割り切るところはある程度割り切って開発してきたわけです。

ヤリスでは後席や荷室がその”割り切ったところ”に当たり、その分エモーショナルで走りを予感させるボディデザインを構築できました。そのことを評価する向きもありますが、しかしそれでも今回のはちょっと・・・といった口コミも上がっています。

「普段1人で乗る人向けですね。後ろは小柄な人しか乗れないでしょう。175cm以上だと後席の天井に触れるかも。身長 178cmの私で運転席を合わせると、後席の足元もキツキツです」

引用:https://wonderful-car-life.com/

「リアシートはもちろん狭いわけだが、そもそも天井が低いクルマ。運転席に乗り込むときにも少し潜り込むような恰好になる」

「もし家族で乗る機会もあるなら、リアシートの閉塞感が強いしヤリスは可哀想です。後席も乗せるなら断然フィットにしていたと思います」

「ヴィッツからの乗り換えですが、モデルチェンジしたのにまさかの後席足元スペース減少。普段あまり後席使わないから気にしませんが、せめて同じくらいにしてくれたら」

「ヤリスの後席は、日本車としては背もたれの角度が立ち過ぎ。後席リクライニングもないし、足元空間を含めて欧州コンパクトカーに近い。イコールもう日本に向いたクルマではない」


ヤリスのスリーサイズは3代目ヴィッツと比べると、全高と全幅はほぼ同じで全長は5mm短くなっています。しかしホイールベースについては40mmも伸ばしており、先代同様の後席スペースを確保することもできそうな寸法ですが、新型ではその延長分を運転席に利用しています。

要はベストなドライビングポジションを取れることを目指し、従来よりも運転席を後ろよりに引き、その分空間のできる足元のペダル類のレイアウトを最適化。より自然な姿勢で運転操作ができるようになりました。

それに加えて大胆にCピラーを絞り込み、リアハッチゲートを寝かせてキャビンを非常にコンパクトに魅せる外観デザインも実現していることから、リアシートの居住性は”確信犯“と考えるしかありませんね。

不満点➃ガッツリ体育会系と思いきや

引用:https://gazoo.com/

ヤリスはそのスタイルやコンセプトから、走りを予感させるモデルであるはずですが、それが先入観となっているのか実際とのギャップに不満の声があります。

「脚は柔らかすぎてインフォメーション乏しく接地感がつかみづらい。ブレーキは効くが癖があるため慣れが必要」

「ルックスから相当走りに振ったモデルだと思っていましたが、実際は乗り比べたフィットよりだいぶ柔らかめ。てかむしろ柔らか過ぎ。クラウンよりはマシだけど、やり過ぎな気もします」

「欧州コンパクトカーの乗り味に慣れてしまうと、あまりにも優等生な味付けが没個性に感じてしまうのですね。前車のプジョー208だとゴリっと手応えのあるシフトノブや、トルクバンドに入ってからの加速感が面白いのですが、ヤリスはあまりにスムースで面白みがない。スポーティを売りにしているように感じていた分、しっくりこなかった」

「宣伝イメージもスポーティだし、顔も個性的。ひとクセもふたクセもあるかも?なんて思っていましたが、走りについてはひとクセもありませんでした(笑)」

引用:https://www.webcg.net/

ここは実態がどうなのか定かではないところ。一応、口コミに上がっていた報告ではありますが、ジャーナリストの試乗記などでは、わりと固めの足回りということで紹介されているものもあり、個人の主観によるところもあるため何とも言えません。

ただヤリスは新開発のシャシーやエンジンを投入し、わざわざコンパクトに取りまとめたそのルックスも含めれば、”気持ちよい走り“というキーワードを抜きにはできないでしょう。

この辺りはこれから数か月時間を掛けた後、また改めて市場の評価を探ってみる必要がありそうです。

その他こまごまの不満点紹介

2020年に発売となったばかりのヤリスですから、まだ口コミの母数も絶対的には多くなく、言わば少数意見として上げられていたものを以下へ列記しておきます。

「ディスプレイオーディオ標準は最も不満。スマホをケーブルで毎回繋がないとナビが使えないなんて。繋ぐとBluetooth音源が毎回止まるし、むしろ退化している。オプションのナビは10万円以上するからやめたし社外品の発売に期待したいが、ヤリスの規格って変わってそうで難しそう」

「飲み物を置くことが多いから、ドリンクホルダーの位置に不満。自分の脇より後方にあって使い勝手は良くないと思った」

「標準のエコタイヤが悪さしているのか、ロードノイズは結構うるさい。特に低中速域でロードノイズをやや拾う傾向がある」

「フロントドアノブ周りを魅せるデザイン処理している為、デカく室内にはみ出してして足が当たりそう。太ったガニ股な人は必ず当たる。肝心のインナーノブはなぜか小さ目で、周りの変な造形に手をくぐらせないと引けません。ノブにアクセスする進入角度に制限がある感じで、手が大きい人は咄嗟の時に困るレベル」

引用:https://kakakumag.com/

ヤリスの販売は好調に推移

さて、ここでは不満点の口コミをチェックしてきたため、ヤリスが随分と悪いクルマのような印象を受けられていないでしょうか。

実際は高評価の口コミもたくさんあり、そのことを裏付けるように新型ヤリスの販売実績は好調で、発売から僅か1か月で目標の5倍となる37,000台を突破しています。

一方、文中にもホンダフィットとの比較が多かったですが、そのライバルたるフィットも新型は絶好調です。ここに日産ノート、スズキスイフト、マツダ2辺りも加え、今後のコンパクトカー市場の販売合戦に注目ですね。

以上、トヨタヤリスの不満点をいくつか検証してみました。

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DS3クロスバックのおすすめオプションとナビはどれ?新車購入時にしか付けられないパッケージオプションも詳しく解説!

創業100年を超えるフランスの老舗メーカーシトロエンの上級モデルとして展開していたDSラインは、PSAグループの高級車ブランドとして2014年に独立し、DSオートモビルズが誕生しました。
元々DSラインはシトロエンC3に対するシトロエンDS3といった具合にモデル展開を行っており、日本でもシトロエンディーラーで取り扱われていました。

ブランド独立後の現在はDS STOREやDS SALONなどシトロエンディーラーから外れ、専売店形式を取る店舗も増えつつあります。

令和2年3月時点のDSディーラーで販売されているのは、シトロエン店舗時代のDS3、DS4、DS5が消滅してDS3クロスバックとDS7クロスバックのSUV2車種のみです。HP等にはDS9とされる高級ハイブリッドセダンの発売も予定されているようですが、時期は未定となっています。

今回のクルドラでは、DSブランドのエントリーモデルとなるDS3クロスバックを実際に購入する際に役立つ、おすすめオプションをご紹介していきます。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

DS3クロスバックってこんなクルマ

シトロエンのプレミアムブランドとして独立したDSオートモービル。そのオリジナルモデルの第1弾はDS7クロスバックでしたが、第2弾となるのがDS3クロスバックです。

全くのブランニューであったDS7クロスバックと違い、DS3はシトロエン時代から販売されていて2010年には日本へも上陸しています。

引用:https://bestcarweb.jp/

当初は3ドアハッチバックのみでしたが、モデル途中より「カブリオ」も追加され2タイプのボディバリエーションとなりました。

DSブランドの独立により2019年に販売は停止されましたが、現行のDS3クロスバックはSUVルックながらその後継にあたるモデルです。

DS3クロスバックのコンセプトは、BセグメントのプレミアムコンパクトSUVです。

車高は1550mmなので立体駐車場も利用でき、車幅も1.8m以内で車両感覚はつかみやすく街中でも走りやすいサイズ感。プレミアムブランドらしく内外装のルックは華やかなデザインが施されていますが、Bピラーのつけ根がシャークフィン型となっているのは先代DS3のイメージを残しています。

引用:https://www.gqjapan.jp/

メカニズム的にはPSAグループが新開発したプラットフォーム「CMP(コモン・モジュラー・プラットフォーム)」を初採用していて、日本仕様のパワートレーンは1.2ℓの3気筒ターボ&8速ATが用意されました。先進運転支援システムもこのクラスとしてはトップレベルの充実ぶりで、ACC(アダプティブクルーズコントロール)は全車速対応&渋滞追従型の上、レーンキープ機能も備わります。

それだけでなく例えばキーを持ってクルマに近づけば、ビルトインされたドアハンドルがポップアップするギミックなど、粋な小技も仕掛けられています。

引用:https://www.gqjapan.jp/

本革シートなどのクオリティも高く、日本車だとかつてのマツダベリーサ、近頃ではレクサスCT200くらいにしか残らない「小さな高級車」というフレーズに相応しいモデルでしょう。

DS3のメーカーオプションはあるの?

令和2年3月時点でのDS3クロスバックのグレード構成はシンプルに2グレード展開。

ベーシックなSO CHIC(ソーシック)と上級装備のGRAND CHIC(グランシック)となっていて、これはDS7クロスバックと全く同一の設定です。

引用:https://www.webcg.net/

但し、DS7は2.0ℓディーゼルか1.6ℓガソリンのエンジンを選択できましたが、DS3クロスバックは前項の通り1.2ℓガソリンターボのみです。

ちなみにDS3クロスバックのデビュー当初はエントリーグレードのBE CHIC(ビーシック)というモデルがあったようですが、現在はカタログ落ちしています。

SO CHICにはパッケージオプションあり

メーカーオプションについては、パッケージオプションとしてSO CHICに一つだけ設定があります。具体的なパッケージ内容は以下の通りとなっています。


内容を確認するとSO CHICのパッケージオプションは、GRAND CHICには標準装備となっているもので構成されています。

眩しくないプレミアムなヘッドライト

この中でのトピックは、「DS マトリックス LED ライト」でしょうか。これは3つのロービーム⽤モジュールと、ハイビーム⽤モジュールで構成されたヘッドライトユニットです。

フロントガラス上部のカメラで前⽅の交通状況を解析し、独⽴した15ものライトセグメントを⾃動で点灯および消灯することで、先⾏⾞と対向⾞を眩惑させずに常時ハイビームでの⾛⾏を可能にします。

引用:https://www.webcg.net/

暗闇から市街地のような明るいエリアに⼊ると、ハイビームモジュールを外側から徐々に消灯してロービームに。市街地から出るような場合は、中央から徐々に点灯させハイビームに戻します。また前⽅のカーブに応じて照射範囲もコントロールします。

マトリックス LED ライトは例えばポルシェやアウディなどまだ一部のハイエンドクラスにしか装備されないオプションで、DS3クロスバックのようなBセグメント車では、クラス初採⽤の装備と言えます。

制限速度標識の認識と警告機能

引用:https://news.line.me/

その他では「トラフィックサインインフォメーション」も目新しい機能で、これもパッケージオプションに含まれています。

この装備は走行中、車載フロントカメラが道路標識の制限速度および進入禁止の標識を認識して、インストルメントパネルに表示。ドライバーが見落としがちな標識の認知を喚起します。
導入するクルマは増えてきましたが、DSのそれはさらにスピードリミッターとの連動機能も備えていて、法令遵守をサポートしてくれます。プレミアムブランドらしい装備ですね。

引用:https://www.gqjapan.jp/

コスパ高し!SO CHICなら選ぶべき

パッケージオプションは194,000円のオプションですが、例えばアウディS4でマトリックス LED ライトを選ぶとそれだけで約10万円ですから、その他の装備内容を見ればこのパッケージは結構リーズナブルなオプションとも考えられます。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

基本的な快適装備はSO CHICでも充実していて、7インチタッチスクリーン、オートエアコン、8エアバッグ、被害軽減ブレーキ、17インチアルミなどが標準です。そこへパッケージオプションを追加すれば上記の通り194,000円高になりますが、ほとんどGRAND CHICと遜色ない装備となり、それでも車両本体価格を比べればまだ285,000円以上リーズナブルです。

SO CHIC+パッケージOPがコスパはNO.1でしょう。

ルーフカラーも新車購入時に選択

メーカーオプションとは違いますが、DS3クロスバックはボディカラーによってルーフカラーが選択式になっており、新車発注時にオーダーしなければなりません。中には受注生産のカラーの組み合わせも多いため、メーカーオプションと言って差し支えないでしょう。

ボディカラーで変わっているのは、唯一追加料金設定のない白(ブランバンキーズ)が受注生産の対象となっていることです。従ってDS3クロスバックの標準設定ボディカラーは、全て有償カラーになるわけですね。

ホワイトインテリアをご希望なら

DS3クロスバックの日本導入を記念したローンチエディションとなる限定車LaPremière(ラ・プルミエール)は既に完売しましたが、昨年12月にGRAND CHICをベースとした限定車GRAND CHIC RIVOLI(グランシックリヴォリ)が追加になりました。

Rivoliはフランス・パリにあるコンコルド広場からのサンポール界隈まで延びる”通り”の名前です。このモデルは3月現在HP上にもまだ掲載されているので、手に入れることはできそうです。

GRAND CHIC RIVOLIはオフホワイトのエレガントな内装「リヴォリ」を採用した個性的な一台で、ダッシュボードやドアトリム、シートサポートにはオフホワイトのナッパレザーを採用。

さらにステアリングホイールもオフホワイトで仕上げられており、エレガントな雰囲気を高めています。限定車なのでボディカラーはブランパール ナクレ、ブルー ミレニアム、ノアール ペルラネラの3色のみのラインナップですが、18インチのホイールは”SHANGHAI“と呼ばれる新しいデザインのものを装着しています。

カタログモデルに設定のない白内装を希望される方は、限定40台しかありませんのでディーラーへお急ぎくださいね。

ディーラーオプションはシンプルラインナップ

後付け可能なディーラーオプションは、必要が生じたときにいつでも選べるので、じっくりと検討するのもよいと思いますが、やはり値引きの厳しい輸入車では、新車購入時のサービスとして狙っていく人も多いかも知れません。

華美なDSブランドモデルですが、純正アクセサリーはベーシックな用品を中心にわりと地味な品揃えとなっています。DS7クロスバックやプジョーも似たような感じですし、PSAグループの特徴のようです。

引用:https://www.youtube.com/

エクステリア用品はアルミとステッカー

まずエクステリア関連ですが、カタログにはアロイホイールが二種類とアロイホイールセンターキャップが5色。あとはドアミラーカバーステッカーとマッドガードのみとなっています。

最近は国産車(特にSUV)に派手なエアロパーツや大径ホイールといったドレスアップ商品が多く、そうしたカタログを見慣れた目からすると何ともシンプルな展開です。

確かにデザインコンシャスなDS3クロスバックのエクステリアには、妙な空力パーツなど似合うはずもなく、そもそもニーズがないのはメーカーも織り込み済みなのでしょう。

アロイホイールはGRAND CHICに標準の18インチと同一品のため、SO CHIC用のオプションとなります。ドアミラーカバーステッカーはデビュー当初に限定販売されたLa Premièreのような黒系の車体に似合いそうですね。

ベーシック用品は純正アクセサリーで

実用性の商品、例えばフロアカーペットやドアバイザー、SUVらしくラゲッジルームへ敷くマット、トレイ、ネットなどは、国産車や一部ドイツ車等ならサードパーティ製の社外品がカー用品店やネット通販などで売られていて、大抵の場合それらは純正アクセサリーよりもリーズナブルなことが多いです。

しかしことフランス車、しかもDSオートモービル社の製品となると検索してもほとんど見つけることは難しく、ベーシックな実用品は純正オプションから選択するしかなさそうです。もちろん見た目を気にしない、という方は汎用製品を無理くり使うこともできますが、果たしてDSブランドのイメージにマッチするかは「?」です。

SUVの定番キャリアでアクティビティに

トランスポート関連、つまりルーフキャリア等はSUVらしく数種類用意があります。DS3クロスバックのデザインは確かに尖っていますが、それはディテールの部分であり全体的なフォルムは思ったよりも標準的なSUVらしさを感じさせます。

キャリアを積んだルックスは、ユーザーさんのアクティビティを垣間見せ、はた目にも豊かなカーライフを感じさせます。

キャリアは一部THULE 社の製品が記載されていますが、通販等の価格とはそれほど大差ないようですから、ディーラーオプションで選択してもいいでしょう。また、愛犬を同乗させる方にはドッグガードもあります。

DS3クロスバックの車内寸法からキッチリと採寸されたスチール製の高品質なものが用意されています。

ナビゲーションはアプリ派?従来派?

ディーラーオプションの定番となるナビゲーションシステムについては、DS3クロスバックでは二つの選択肢があります。

お手軽ローコストなコネクトナビ

一つはスマートフォンのアプリを利用するコネクテッド方式です。前述の通り標準で⾼精細の7インチタッチスクリーンが装備される他、Apple CarPlay、Android Autoのミラーリング機能も備わるため、対応スマートフォンをケーブル接続すればタッチスクリーンにアプリを表⽰できます。

そうするとマップだけではなく通話、メッセージ、ミュージックなどがスマホ同様に操作が可能です。またセンターコンソールには、便利なスマホのワイヤレスチャージャーまで⽤意されていますから、電池切れの心配もありません。

便利で高機能な車載専用ナビ

もう一つはディーラーオプションで「タッチスクリーン専用カーナビゲーションユニット」を購入する方法です。

こちらはナビユニットを装着して、タッチスクリーンへ表示。従来と変わらない車載ナビゲーションの機能を手に入れることができます。スマホの地図アプリにはない車載専用の機能は、やはり便利ですしパケット代や圏外等の不安なくナビが使える点は大きな”メリット”です。

引用:https://carview.yahoo.co.jp/

少し脱線しますが、このナビユニットを装着するためなのか本国仕様と日本仕様のタッチスクリーンはサイズが違います。

海外バージョンは10.3インチの横長大型ディスプレイですが、日本仕様は前述の通り7インチになります。チト残念ですかな。

おすすめはスマホナビ。注意点は?

閑話休題。”デメリット”としてはオプション価格が高額なので、ユーザーさんのクルマの利用状況により選択は悩ましいところです。基本、普段は勝手知ったる道しか使わず、ナビ誘導が必要なのはごくまれ、といった方ならスマホナビで十分な気もします。

最近のトヨタ車のようにDCM(専用通信機)まで標準となれば、パケット代も気にする必要はなくなりますが、DS車ではまだそこまでの装備はないため、スマホナビを使われる場合にはご自身の携帯契約内容(ギガ割やパケ放題等)との照らし合わせも必要です。

引用:https://motor-fan.jp/

ちなみにDSトップモデルのDS7クロスバックには「SDナビゲーション」が標準となるため、ディーラーオプションでナビユニットを購入する必要もなく車載ナビが使えます。DS3クロスバックへもぜひ展開してもらいたいですね。

とは言えディスプレイオーディオやタッチスクリーンが標準化され、通信によるナビアプリの活用は今後クルマナビのトレンドになる気がしますから、DS3クロスバックにおいても前者の方式がコスパも良くおすすめです。

2020年はEVバージョン誕生

引用:https://www.autoappassionati.it/

DS3クロスバックのHPを見ると分かりますが、今年から来年にかけ追加モデルとして100%EV車のDS3クロスバックE-Tense(イーテンス)が発売となるようです。

既に欧州では兄貴分のDS7クロスバックE-Tense 4X4と共にリリースされています。国内で発売されればDSブランド初の電気自動車となりますが、先日フィアット500も新型のEV車が発表されましたね。海外勢の電動化はかなり加速しています。
価格は4万ユーロ前後なので、輸入されると500万円位にはなりそうですが、果たしてDSは高級車ブランドとして日本で定着していくのか注目です。

引用:https://www.webcg.net/

以上、DS3クロスバックのおすすめオプションをご紹介しました。

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ヤリスの厳選おすすめオプションとナビはどれ?後悔しないために付けておきたいのは…

1999年に初代ヴィッツが「21世紀My Car」をキャッチコピーに登場して、早20年。令和の世に”ヤリス“と名称変更して4代目モデルが誕生しました。国内外で爆発的なヒットを記録し、5ドアコンパクトカーブームを巻き起こした初代からの系譜を新型モデルもしっかりと受け継いでいます。
トヨタ車の中ではカムリやプリウス、RAV4に並ぶ世界戦略車となるヤリスは、今回プラットフォームからハードウェア、内外デザイン全てが刷新された意欲作です。世界のコンパクトカー市場に多大な影響を与えた初代モデル同様に、再び新世代コンパクトとして旋風を起こしそうなトヨタヤリス。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

今回のクルドラでは新型ヤリスを実際に購入しようとした際、気になるオプションについて、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!

新型ヤリスってこんなクルマ

前述の通りヴィッツ(ヤリス)はトヨタを代表するコンパクトカーとして、世界中で販売されてきましたが、今回の4代目からは開発に大きな変化がありました。ベース車両は「世界共通」の考え方を改め、日本・欧州といった先進国向けと新興国向けは別開発としたのです。

そのため日本のヤリスはトヨタの新開発設計思想TNGAプラットフォームの最終版となるGA-Bを投入、新開発エンジン、情感豊かなスタイリング、質感の高いインテリアなど3代目ヴィッツと比べてあらゆる面で大きな進化を果たしました。

加えて2017年から復帰したWRC(世界ラリー選手権)にヤリスWRCの名称で参戦していることもあり、今回日本においてもヴィッツからヤリスへ車名変更を行ったのでしょう。

引用:https://clicccar.com/

4代目ヤリスの特徴は”コンパクトで小さいこと”を最大の価値と捉え、ボディの大小によるヒエラルキーにとらわれないクルマ、ファーストカーとして選んでもらえるクルマを標榜。そのため後部座席やラゲッジルームは先代に比べると割り切られた作りで、ファミリーカーというよりはドライバーズカー、パーソナルカーとしての面を強調しています。

名前以外全く別のクルマですがイメージリーダーとしてWRCのホモロゲーションモデルである「GRヤリス」を頂くなど、新型ヤリスは”走り”についても強い拘りを持っています。

引用:https://motor-fan.jp/

中でも新開発のハイブリッド用エンジンは、高速燃焼や3気筒化によって熱効率を2%向上させながら、出力は約25%の高出力化を達成しました。

満足度の高いメーカーオプションは?

グレードにより選択できる範囲が違いますが、ヤリスのメーカーオプションはざっと以下のとおりです。

ご承知のとおりメーカーオプションだけは新車購入時にしか選べず、見方を変えれば新車購入の醍醐味です。値の張るオプションもあるため、選択には気を使うところですがクルドラ的おすすめ品としては以下を推します。

アルミはメーカーオプションがお得!

新型ヤリスは全グレードで樹脂フルキャップ付スチールホイールが標準のため、アルミホイールはメーカーオプションかディーラーオプションでの選択になります。

引用:https://www.webcg.net/

価格だけで考えれば、標準装着のフルキャップとスチールホイールの差額分が吸収されること、販売店での取付け工賃が不要なことなどから当然メーカーオプションがお得になっています。

例えばGグレードにディーラーオプションで15インチアルミを付けようと思うと4本分で211,200円+タイヤ代(2WDのとき)+工賃が必要ですが、メーカーオプションなら59,400円(2WD)のみです。Zグレードのメーカーオプションアルミは標準の15インチが16インチにサイズアップされるためやや高価ですが、それでも82,500円です。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

もちろん肝心のデザインは好き嫌いがあるでしょうから、安くても形が気に入らない等あれば純正アクセサリーや社外品から選択するしかないですけどね。

目からウロコ!回るシートは癖になる

「ターンチルトシート」を選択すれば、カンタン操作でシートが回転しながらチルト(傾く)する機構を装備できます。この手の装備は各メーカー共、福祉車両に用意がありましたが新型ヤリスでは標準モデルへの装備品として展開してきました。

引用:https://www.sankeibiz.jp/

確かに福祉用途に限らず、あれば便利な装備ですよね。特にタイトスカートをはいている時や和服を着ている時の乗降時に役立ちそうなのは容易に想像できます。また、身体をひねる動きが少なくなることから足腰への負担軽減にも貢献してくれるはずです。

回転&チルト後のシートは、背もたれを軽く押すことで車内に戻せる機構もあり利便性は高く、標準モデルとしてはトヨタ初採用となるこのオプションはおすすめです。

但し、このオプションを選択した場合に同時装着不可の装備がけっこうありますから注意してください。また、最上級のZグレードには「運転席イージーリターン機能」(こちらもトヨタ初)が標準装備のため、ターンチルトシートを選択することはできません。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

コスパ高過ぎなコンフォートシートセット

新型ヤリスのインテリアはクラスレスな質感の高さを目標として開発され、最上級のZグレードで特にそれを感じます。

「コンフォートシートセット」は、一つ下のGグレード用のオプションになりますが、これを加えればほぼトップグレードと遜色ないインテリアが手に入ります。内容盛りだくさんなので以下に別記しますが、これだけ付いて51,700円はかなりリーズナブルな価格設定です。Gグレードを検討の方にはぜひおすすめします。

いつか役立つ日がくるかも?

次におすすめしたいのは、ハイブリッド車専用品となりますが「非常時給電システム付アクセサリーコンセント」です。

昨今、地震等の停電時に役立つとして注目が集まるのが、ハイブリッドやプラグインHVなどの”電源車”です。近頃では公的機関や自治体などでも、導入が進んでいると言います。ヤリスを電源車として活躍させるのに必要なのが、メーカーオプションのアクセサリーコンセントです。

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

コンセントに4万円は高いと感じる方もいるかも知れませんが、ヤリスのそれは非常時給電システム付で1500Wのスペックを誇ります。

これなら調理用のホットプレートや電子レンジを作動できるだけの容量となっており、有事の際、こういった家電が使えれば避難時の食事にもバリエーションが出せますし、他にもドライヤーや冷蔵庫の電源にも使えるためQOL(生活の質)は格段に上がります。

ハイブリッド車の能力を引き出すこのオプションは非常時に十分な助けになるはずです。

安全装備はモレなくがイマドキ

新型ヤリスは衝突回避支援パッケージの「Toyota Safety Sense」が”ほぼ”標準装備(相変わらずToyota Safety Senseなしの最安グレード[X”B”パッケージ]を設定している)ですが、安全装備は一度事故を起こせば、オプション代金など吹き飛ぶような修理代や賠償が発生する可能性もあり、ここは追加料金を投じてでも考えるべきではないでしょうか。

ヤリスに残る安全装備関連のメーカーオプションは、ブラインドスポットモニター(BSM)とリヤクロストラフィックアラート(RCTA)+インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]になります。前者は隣を走る車両をレーダーで検知し、インジケーターを点灯させて注意を促してくれます。


後者の二つは駐車場から後退する際に、左右後方から接近してくる車両をレーダーで検知し注意を喚起してくれる装備と、周辺監視しながら低速取り回し時の衝突回避、または衝突被害の軽減をサポートする装備です。ガソリンの6MT車のみ、ブラインドスポットモニターの単独選択が可能ですが、それ以外のグレードは3点がセットになります(X”B”パッケージ除く)。

セットオプションの部分もあり、その他装備の必要性にもよりますが、ショッピングモール等へのチョイ乗りや駐車時の安全性が全グレード(X”B”パッケージ除く←クドい)で一段高まった点は評価できます。

トヨタ初の高度駐車支援システムがヤリスに

駐車が苦手な人にありがたいオートパーキングのシステムは、今や軽自動車にも装備される時代となりましたが、今回ヤリスにオプション設定された「トヨタチームメイト」はトヨタ車初の装備となりました。

駐車したいスペースの横に停車後、アドバンストパークスイッチを押して駐車位置を確認。その後、開始スイッチを押すと、カメラとソナーによって周囲を監視しながら、ステアリング・アクセル・ブレーキを制御し、各操作をアシストして駐車を完了させます。

これまでのシステムはステアリングのアシストが基本で、アクセル・ブレーキはドライバーが操作しましたが、今回の装備はそれらもクルマが行いドライバーのすることは前進・後退のシフト切り替えだけです。

また、併せて駐車枠等のない場所でも車載カメラがその場所を記録。以後その場所を駐車スペースと認識させることもできます。こちらは世界初!となる機能で、今のところトヨタチームメイトはハイブリッド車専用になりますが、これは付けるしかないオプションでは?

おすすめディーラーオプションをチェック

トヨタは他社に比べるとディーラーオプションの充実度はとても高く、エクステリアからインテリアまで実用性や機能性に富むアクセサリーが揃っています。

引用:https://clicccar.com/

まずエクステリア関連からトヨタ定番のエアロ等ドレスアップパーツをご紹介。ヤリスにはGRブランドとモデリスタの二種類がスタンバイしています。

ルックスと機能に拘ったGRブランド

GRパーツの方は、今回GRヤリスが2020年の7月から販売をスタートすることもあり、そのエッセンスを感じさせるアグレッシブでスポーティなルックスになっています。

特にツヤ消しブラックで統一したフロント、リヤのスポイラーとサイドスカートはオリジナルよりも22mm~66mmも地上高をダウンさせる造形で、車体をより低くワイドに見せるデザインです。マットブラックに塗装された鍛造アルミも低く構えたデザインにマッチしています。

アクセサリーカタログにはエアロ以外のGRパーツも掲載があり、GRのエアロキットを購入される方は「メンバーブレース」もおすすめです。ルックスをこれだけスポーティに装う以上、実際の”走り“に直結する機能パーツとしてチョイスされてはいかがでしょうか。

このメンバーブレースを入れることにより、ボディ剛性が向上しますので、しなやかな乗り心地と安定したロードホールディングを確保できます。

GRパーツで他に気になるものとしては、「GRディスチャージテープ」です。GRロゴ入りのアルミテープですが、ボディ4カ所に貼り付けることで、車体の帯電を取り除き車両本来の性能を引き出す、、、そうです。

この件は一時ウソだのホントだの議論が沸いた時期もありましたが、トヨタがアルミテープを貼ることで空力と燃費が良くなると正式に発表したのは2016年。細かい説明は省略しますが、車体には静電気が発生しており、空気中の静電気と反発するため空気抵抗が悪化します。

アルミを貼ることで車体に発生している静電気を逃がすことができ、空力が改善=燃費も良くなるという論法です。少し検索すると色々なクルマで絆創膏のようにあちこちにアルミテープを貼っている画像がヒットします。

引用:https://www.carsensor.net/

性能改善はともかく見栄えはイマイチなものが多く、このGRパーツのテープは”GRロゴ“がデザインされ小ぶりなサイズもあって良いワンポイントになる気もします。

トヨタ車にベストフィットのモデリスタ

モデリスタはトヨタ市販標準車に対するユーザーの様々な要望を具現化させる組織として1997年に設立されました。既に20年以上、トヨタのカスタマイズパーツを手掛けており、エクステリア、インテリア共に高いクオリティが評価されています。

新型ヤリス用のモデリスタパーツは、GRと対象的にクールなイメージに仕立てています。エアロパーツのポイントはボディ同色にして、ヘッドランプ、ドアミラー、ドアハンドルにキラリと光るメッキガーニッシュを装着しています。フロントスポイラーはGRのものより大型で取り付け後の全長は33mmもプラスとなります。

モデリスタはインテリアパーツの開発にも定評があり、ヤリス用には「おすすめインテリアパッケージ」を用意しました。

インストルメントパネル1個、パワーウインドゥスイッチパネル2個とシートカバーで構成され、どちらもカラーはキャメルで統一されています。インテリアパネルはウッド調のプリントになっている他、シートカバーはサイド部がネイビーカラー。さらにワンポイントでチェックのアクセントが入るこだわりの仕上がりです。

パネルとカバーを別個に購入することもできますが、一体感が素晴らしくぜひセットの装着をおすすめします。

ベーシック用品はお買い得セットあり

純正アクセサリーの定番は、フロアマットやドアバイザー辺りですがヤリスでは下記の通りベーシック用品をまとめて値引きしたセットを用意しています。


マット、バイザーがどのセットにも共通なのは分かりますが、「ドライブレコーダー」も全セットに入っているのはイマ風でしょうか。オーナー用には夜間の足元を照らす「プロジェクションイルミネーション」が入っているのが特徴で、単独だとチョイスされるかどうか微妙なアイテムも”セット”にされると「買っとくか」となりやすいのでしょうね。

フォグランプはバイカラーの時代

ヤリスは全グレードでフォクランプは未装備なので、ディーラーオプションで選択します。

単色(ホワイト)のLEDフォグランプもありますが、おすすめは約9,000円高になる「バイカラーLEDフォグランプ」です。

2パターンの発光色(ホワイト・イエロー)を手元のスイッチ操作で切り替えができます。特にイエロー色は悪天候時(雨や雪、霧など)に周囲へ自車の存在をいち早くアピールし運転をサポートします。ひと昔前はイエローかホワイトを決め打ちしないといけなかったものですが良い時代になりました。

雪国なら”必需品”がお得なセットに

「スマートアシストセット」は、フロントガラスに付着した霜をあたたかいウォッシャー液で溶かし、冬季の車両始動時をサポートする”霜取りウォッシャー”と離れた場所からリモコン操作でエンジンを始動できる”リモートスタート”の組み合わせ商品。

カタログに記載のイラストを見ると頼まずにはいられないセットです。特に通勤でクルマを使用する方なら冬場の朝、車内が温まるまでのアノ時間の何と長いことか・・・とお感じのはず。確かに少々お高いオプションですが、案外アルミホイールよりも後々ありがたみを実感できるような気がしませんか。

お得なセット価格になっていますので、ぜひご検討してみては?

ナビゲーションはナビキットで用意

新型ヤリスは全車にディスプレイオーディオが標準装備されています。そのためディーラーオプションではそのディスプレイに表示させることができるナビキットが2種類用意されています。

スマホを使わず、従来と同じ使い慣れたナビ操作や地図表示を希望される場合には、ナビキットを選んでも良いと思います。

但し、ヤリスにはディスプレイオーディオが標準な上、コネクテッドカーとしてDCM(専用通信機)も搭載されているので、SmartDeviceLinkを経由してスマートフォンでやりたいことがディスプレイ上で直接操作可能。ナビ案内をはじめ電話、メッセージ、音楽など、運転中でもアプリを利用できる他、もちろんトヨタ自慢のT-Connectサービスも契約の上、利用できます(ヤリス購入者は最初の5年間無料)。

T-Connect契約者はオプションでTV(フルセグ)+Apple CarPlay+Android Autoも選択できますよ。

ここまでディスプレイオーディオの利用環境が標準で整っている以上、ヤリスのおすすめナビはスマホ利用によるコネクテッド方式でしょう。これが最もリーズナブルであり、また今後クルマナビのスタンダードとして定着していくよう感じます。

引用:https://www.goo-net.com/

以上、ヤリスのおすすめオプションのご紹介でした。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

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昨年創業100周年を迎えたフランスの名門シトロエン。そのシトロエンの高級車ブランドとして2014年に独立したのがDSオートモビルズです。

DSの由来は1955年に発売された名車シトロエンDSから来ていると思われますが諸説あります。これまではシトロエンディーラーでC3に対してDS3、C4に対してDS4といったDSシリーズとして扱われてきましたが、日本でも現在はDS STOREやDS SALONなど専売店形式で「シトロエン」の冠は無く販売されるようになりました。

DSブランドで販売されているのは、DS3、DS4、DS5が消滅して現在はDS3クロスバックとDS7クロスバックのSUV2車種のみとなっています。(プラグインハイブリッドの高級セダンDS9も準備中)

今回のクルドラでは、DSブランドのトップモデルとなるDS7クロスバックを実際に購入する際に役立つ、おすすめオプションをご紹介していきます。

引用:https://clicccar.com/

DS7クロスバックってこんなクルマ

ブランド独立後、設計開発から製造販売まで全てをDS社で行った記念すべき第一号車がDS7クロスバックとなります。

引用:https://motor-fan.jp/

基本コンポーネンツはPSAグループ内のプジョー5008や308、シトロエンC4ピカソと同じ新世代のプラットフォームを使用していますが、グループ内の高級ブランドらしく、最も高度な先進装備と徹底してゴージャス感を訴求した内外デザインを誇っています。

先進装備での目玉はDSアクティブスキャンサスペンションでしょう。これは5m先の路面状況をカメラで検知しながら、電子制御サスペンションの減衰力を調整する機構です。作動要件などが細かいため、普段どれだけ恩恵があるのかはオーナーさんのみぞ知るところですが、PSAグループ内では最先端の装備となっています。

エクステリアはフォルムこそオーソドックスなSUVルックですが、フロントグリルやヘッドライト、テールランプのデザインなどのディテールは、キラキラ感満載の凝った造形です。

またそれ以上に目を引くのがインテリア。ステアリングやダッシュボードの造形、シートや液晶メーターのデザイン等は、デザイナーがやりたい事を全部やりました的なムード。

引用:https://genroq.jp/

中でもトップグレードのみに用意されるセンターのアナログ時計は、フランスの高級時計ブランドB.R.M製でエンジン始動時の登場ギミックと合わせ、このクルマの世界観を端的に表していると思います。

ちなみにDS7クロスバックの内外でデザインモチーフとして使われている斜め格子模様は、パリのルーヴル美術館ナポレオン広場に設置されているピラミッドの模様(伝統⽂様クル・ド・パリ)からインスパイアされたもの。おしゃれですね。

引用:https://www.goo-net.com/

DS7のメーカーオプションはあるの?

令和2年3月時点でのDS7クロスバックのグレード構成はシンプルに2グレード展開。ベーシックなSO CHIC(ソーシック)と上級装備のGRAND CHIC(グランシック)となっていて、GRAND CHICのみエンジンが2.0ℓディーゼル仕様か1.6ℓガソリン仕様で選択できます(SO CHICはディーゼル)。

メーカーオプションについては、パッケージオプションとしてグレード毎にSO CHICに1種、GRAND CHICに2種類設定されます。具体的なパッケージ内容は以下の通りとなっています。

SO CHICのパッケージオプション付がコスパNo.1

内容を確認するとSO CHICのパッケージオプションは、GRAND CHICには標準装備(アルミホイール除く)となっているもので構成されています。

基本的な快適装備はSO CHICでも充実していて、前段で説明したDSアクティブスキャンサスペンションやACC(アダプティブクルーズコントロール)、8インチタッチスクリーンにナビゲーション、オートエアコン、18インチアルミなどが標準です。

以下2枚引用:https://www.webcg.net/

そこへ上記パッケージオプションを追加すれば約30万円高になりますが、安全機能のインテリジェントハイビームやグリップコントロール、便利機能のフロントガラスヒーターやハンズフリー電動テールゲート等まで加わり、それでも本体価格はGRAND CHICに比べると60万円以上リーズナブルです。

例のアナログ時計を諦めることができれば、コスパはグレード中NO.1でしょう。

GRAND CHICは選べるパッケージオプション

それに対してトップグレードのGRAND CHICで選べるパッケージオプションは2種類あり、パッケージオプション装備-1は以下の通りフロントカメラ、DS ナイトビジョン、パノラミックサンルーフ(電動メッシュサンシェード付)の3点セットです。

この中でのトピックは、DS ナイトビジョンでしょうか。これはフロントグリルの⾚外線カメラが、約100m先までの歩⾏者や動物を検知。デジタルインストルメントパネルに前⽅の状況をグレースケールで表⽰しながら、進路上に進入するリスクのあるターゲットをハイライトにしてドライバーへ知らせます。

ナイトビジョンは例えばベンツのSやBMWの7などまだ一部のハイエンドクラスにしか装備されないオプションで、DS7クロスバックのようなCセグメント(サイズ的にはDにも近いが)では、稀な装備と言えます。PSAグループはこの装備に前向きで、プジョー508などにも搭載されています。

パッケージオプション装備-1は489,000円のオプションですが、ナイトビジョンだけで他社では30万円近い価格設定です。パノラミックサンルーフの上代が15~20万円と見積れば、フロントカメラも付きますし結構リーズナブルなオプションとも考えられます。

DSのヘリテイジを感じるOPERAインテリア

パッケージオプション装備-2は、主に装備-1にOPERAインテリアが追加となるオプションです。

OPERAインテリアは、シート及びダッシュボードとドアトリムが本革の中でも特に高級とされるナッパレザー仕立てとなります。これにアートフィニッシュ&パールトップのおしゃれなステッチが入り、ダッシュボードにはエンブレムも付きます。さらにフロントシートにはベンチレーションも備わります。

クルマに詳しい方なら、シトロエン時代のDSシリーズにも見られたセミアニリンレザーを用いた「クラブレザーシート」を想起させるOPERAインテリアは、ある意味もっともDSブランドらしい装備です。

引用:https://review.kakaku.com/

先代モデル格にあたるDS5ではこのシートが45万円ほどのオプション価格でしたから、DS7クロスバックの追加フィー約30万円(装備-2と装備-1の差額)は、こちらもリーズナブルと言えるでしょう。

ブランドを理解した上で、購入を検討される方にはパッケージオプション装備-2は高価ながらおすすめです。

正に自動車版テーラーメイド”オートクチュール”

究極のメーカーオプションとも言えるのが、昨年の7月からDS7クロスバックに導入された「オートクチュール」と呼ばれるBTO(Built To Order)サービスです。

GRAND CHICをベースに、ボディカラーは専用色グリプラチナムを加えた全9色、インテリアデザインが4種、ホイールはオートクチュール専用の19インチを加えた3種、それにDS ナイトビジョン+パノラミックサンルーフの有無と言う全部で432通りの中から自分だけの一台をチョイスできるサービスです。

もちろんGRAND CHICなのでエンジンもガソリンかディーゼルの選択ができます。

ベンツで言うdesigno、BMWのIndividual、アウディのAudi exclusiveなどエクスクルーシブなクルマでは各々オーダーメイドプログラムがあり、それこそ世界で1台のコーディネートができるシステムを持っています。

DSのそれはそこまで極端ではないにしろ、432分の1のクルマを手にすることが可能なわけです。これは価格帯を考えれば、相当に思い切ったサービスとなりますが、そうなると気になるのが納期です。

確認のためDSオートモービルが属するグループPSAジャパン社へ問い合わせたところ、およそ4か月から半年程度で納車可能ということです。思ったよりも納期が早くて驚きました。

1年半待ちと言われるスズキジムニーより余程早く納車されそうです。自分の好きなように選んだ仕様を注文するという贅沢なサービスができるのも、正直まだDSオートモービルのクルマがまだまだマイナーで販売台数の母数が絶対的に少ないからこそできる技なのでしょう。

ディーラーオプションは地味なラインナップ

後付け可能なディーラーオプションは、必要が生じたときにいつでも選べるので、じっくりと検討するのもよいと思いますが、やはり値引きの厳しい輸入車では、新車購入時のサービスとして狙っていく人も多いかも知れません。

華美なDSブランドモデルですが、純正アクセサリーはベーシックな用品を中心にわりと地味な品揃えとなっています。プジョーも似たような感じですし、PSAグループの特徴のようです。

唯一のドレスアップパーツはコレ

まずエクステリア関連ですが、最近は国産車(特にSUV)に派手なエアロパーツや大径ホイールといったドレスアップ商品が多く、カタログを賑わせていますが、DS7クロスバックでは何と一種類だけ。それもスポイラーやフロントグリルではなく「ドアミラーカバー」のみとなっています。

確かにデザインの塊のようなDS7クロスバックのエクステリアには、妙な空力パーツなど似合うはずもなく、そもそもニーズがないのはメーカーも織り込み済みでしょうか。アルミホイールもSO CHICに18インチ、GRAND CHICなら20インチと大径のカッコいいものが標準なのでオプション品では不要かも知れません。

ドアミラーカバーですが、クロームタイプのカバーとドアミラーに貼るステッカー(DS PERFORMANCE)があります。DS7クロスバックのフロントマスクからのキラキラ感の流れを受け継ぐ格好では、クロームタイプカバーはさすが純正アクセサリーと言える美しさを感じさせ、おすすめの一品です。

引用:https://www.autocar.jp/

ステッカーの方は昨年(2019)4月に追加設定された特別仕様車「パフォーマンスライン」(現在は店頭在庫のみ)のような黒系の車体に似合いそうですね。

ベーシック用品は純正品一択?

実用性の商品ではフロアマットやドアデフレクター(バイザー)、SUVらしくラゲッジルームへ敷くマット、トレイ、ネット等が用意されています。通常、国産車や一部ドイツ車などでは、こうしたベーシック用品というのはサードパーティ製の社外品が売られているもので、大抵の場合それらは純正アクセサリーよりお得な値付けがされています。

しかしことフランス車、しかもDSオートモービル社のクルマとなると楽天でもAmazonでもヒットしません。まぁ屋根に付けるキャリア類かタイヤホイール位は出てきますが、基本ベーシック用品はディーラーオプションから選択するしかなさそうです。

もちろんサイズ感度外視で汎用品を無理くり敷いてしまうこともできますが、ブランドのイメージには合わないのでどうでしょうか。

SUVらしさが引き上がるキャリア類

トランスポート関連、つまりルーフキャリア等は数種類用意があります。

いかに尖ったデザインのDS7クロスバックとは言え、そこはSUV。キャリアを積んだルックスは、ユーザーさんのアクティビティを垣間見せ、はた目にも豊かなカーライフを感じさせます。

キャリアは一部THULE 社の製品が記載されていますが、チェックしてみたところ通販等の価格とはそれほど大差ないようですから、ディーラーオプションで選択してもいいでしょう。

愛犬連れも絵になるSUV

引用:https://minkara.carview.co.jp/

ドッグガードはスチール製のしっかりとしたものが用意されていますが、この辺りも室内の寸法からキチンと設計されている純正品を選択するのが間違いないでしょう。

ペット先進国スウェーデンのボルボには充実した愛犬グッズがラインナップされていますが、フランス車もなかなかです。

ナビのオプション設定はなし!

ディーラーオプションでは定番となるナビゲーションシステムがDS7クロスバックには用意がありません。DS7は標準で⾼精細の8インチタッチスクリーンが装備される他、これまた標準でSDナビゲーションシステムもセットされる太っ腹仕様だからです。

引用:https://www.goodspress.jp/

オプションの中では比較的高額となるナビゲーションシステムは、販売店にとっても貴重な収益源となるはずですがDSの場合には、弟分のDS3クロスバックにタッチスクリーン用のナビユニットがディーラーオプションに残るだけです。

もちろんDS3もDS7も標準のタッチスクリーンにスマホのミラーリング機能でApple CarPlayかAndroid Autoを使えば、アプリのナビ機能も利用できます。ただこうしたアプリ利用のナビだと通信上の障害や制約が入った場合に使えなくなることがネックです。

近頃のトヨタ車のようにコネクテッドカーと呼ばれる専用の通信機(DCM)を備えているなら別ですが、DS車にはまだその装備はないので、ナビアプリを使うときは圏外にならないかとか通信料(パケ代)は大丈夫かとか何かと気を使う場面も出てくるかも知れません。

そうしたことを考えると、SDナビまで一緒に装備されるDS7クロスバックの充実度は目を見張ります。

引用:http://www.fmgifu.com/blog/

以上、DS7クロスバックのおすすめオプションをご紹介しました。

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