トールの値引き相場レポート【どこよりも詳しいグレード別・2023年2月最新】実販売データから導き出された限界と合格ライン
最終更新日 2023/1/31
乗り降りしやすいパワースライドドアや、ゆっくりくつろげる室内の広さ、多彩なシートアレンジなど、ミニバンの持つ魅力がコンパクトカーに凝縮されているのが魅力のトール。
そんなトールの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
この記事を読めばわかること
- トールの値引き交渉の効率的なやり方
- グレード毎の適正な値引き額
- オプション値引きとオマケしてもらう方法
- ライバル車競合はソリオとジャスティが効果的
- トール同士を競合させるコツ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通は手に入らないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次
値引きの相場・限界は?【2023年2月最新】
トールの値引き相場はズバリ
交渉のレベル | 車両本体 | OP値引き |
---|---|---|
限界まで値引き交渉 | 22万 | 20% |
ライバル車を出して交渉 | 17万 | 15% |
特に交渉なし | 10~12万 | 0~10% |
が合格目標。
値引き難易度:やや緩い
新型の先行販売が開始されましたが、値引きは緩め。
「異資本のダイハツを複数店まわって値引きをゲット」
「ソリオとのライバル車競合で上手くいった」
などの口コミが上がってきています。

グレード別の値引き相場
グレード | 駆動 | 車両本体価格 (税込み) | 値引き相場 (オプション含まず) |
---|---|---|---|
X | 2WD | 156万6,500円〜 | 19万円 |
4WD | 174万2,500円〜 | 20万円 | |
G | 2WD | 175万3,500円〜 | 20万円 |
4WD | 192万9,500円〜 | 21万円 | |
カスタムG | 2WD | 192万4,000円〜 | 21万円 |
4WD | 210万0,000円〜 | 23万円 | |
Gターボ | 2WD | 187万4,500円 | 21万円 |
カスタムGターボ | 2WD | 205万6,000円 | 23万円 |
ライバル車種と競合させるのが基本
ライバル車種との競合で値引きを引き出すのにはソリオ、ジャスティなど、さらに値引きの大きいルーミーとの姉妹車競合が最も効果的。
これらの名前を出すことにより競争意識を煽り“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる値引きを引き出せる場合もあります。
トール同士を競合させれば大幅値引きも
ライバル車との競合でうまくいかなかった場合は、トール同士を競合させることも効果的です。
トールは全国のダイハツ店で売られていますが、どことでも同士競合できるわけではありません。
競合させられるのは別資本で、別会社の場合。
見分け方は簡単で、ディーラーの名前を見て「ダイハツ○○店」の○○部分が少しでも違うところが別資本です。
その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
基本的には隣の県まで足を伸ばせば必ず別会社になります。
「トール同士の競合で値引きが5万アップ。うまくいきました!」
石川県 40代 男性
購入したグレード:カスタムGターボ “SA Ⅱ”
値引き額:10万円
サービス:フロアマット
感想:トールワゴンを探していてトールを見てひとめぼれして購入を決意しました。
しかし最初に行ったダイハツディーラーA店で「値引きは5万まで」と言われてガックリ。
簡単にあきらめるわけにもいかないので富山県のダイハツB店まで行き見積もりを取ると値引きは8万円。
その見積もりを持ってA店の営業マンに見せたところ、本気度が伝わったのか、
「B店まで行かれるとはビックリしました。私どもの方でも10万まで引かせていただきますのでぜひ当店でご契約ください」
と前回よりも良い条件を引き出すことに成功!
満足したのでメンテナンスの時に近距離の方が楽なので近所のA店で購入しました。
オプション値引きはコスパも良い
オプションからの値引きも車両本体からの値引きと同じで大切。
10万円分の用品プレゼントが9月末で終了しましたが、それ以上にオプションを付けるなら必須。トールの場合はおおむね20%程度を目標に交渉しましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・カーペットマット
・サイドバイザー
・シートバックテーブル
・アシストグリップ
・バックドアストラップ
・ドアミラーガーニッシュ
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイント。
また、ハンコを用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロ。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せないです。この予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいいです」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ

ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!

新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
↓ナビクル車査定の公式サイト(無料)で愛車の査定額をチェック↓

※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
それでも・・・
納期は2~5か月
新型になって納期は延びています。
世界的な半導体不足もまだまだ続きそうで短縮は難しそう。
軽自動車のノウハウを全てつぎ込んだコンパクトカー
トールは、トヨタのルーミー、タンクとスバルジャスティと兄弟車となっています。
積んでいるエンジンは同じですが、フロントマスクが少し異なっています。
トールとタンク、ジャスティとルーミーが同じ外装となっています。
トールと同様に室内にセンターウォークスルーがあるので、前方から後方に外に出ずにスムーズに移動することができるようになっています。
今までにこのスペースはミニバンでしかなかったので、使用性に長けています。
車体価格はジャスティのみが少し高めですが、トールなどは146万円からとなっているので、お買い得車です。
評判、評価は?
トールはトヨタのbBの後継車のタンク、ルーミーの兄弟車とあって発売前から人気を高めていました。
車体価格も146万円からと下手をすれば軽自動車よりも安い設定となっているので、経済的にも定評があります。
燃費では27.8km/Lという数字となっており、トールワゴンとして高い数字となっています。
排気量も1000ccと低くなっていますが、加速力などには問題がないので、評価は高まっています。
税金やガソリン代などの維持費も安く済むことから、軽自動車よりもトールを選ぶ方も多いです。
コスパで選ぶならGSAⅡ/G
コスパで考えるならGSAⅡ/Gがオススメです。
XSAⅡ/Xから一つグレードが上がったものですが、ここでの大きな違いは単眼メーターから自発光式2眼メーターに変わることで、暗いところでも見やすくなり安全運転につながります。
コスパで考えるのに大事なオプションの一つにカーナビとETCは必要でしょう。
遠出をそんなにしない人は要らないように思えるかもしれませんが、あると困ることはないものです。
ETCはカードが必要なので高速を乗る時は現金が多いという人ほどETCは付けておくとあとで後悔することなく生活できます。
ナビはワンセグではなくフルセグの方をオススメします。
リセールを考えて選ぶならGSAⅡ/G
リセールを考えているのであればGSAⅡ/Gにしとくと良いでしょう。
色は奇抜な色ではなく無難な色のほうが売る時高く売ることができます。
ナビやETCは中古車で選ぶ時に付いているものを買おうとする傾向があるので付けておくことをおすすめします。
なお、バックモニターもあると高く売れることになります。
これらは後から取り付けることができますが、後付けすると見た目が悪くなるので最初から付いている見た目のいいものを選ぶことのほうが多いです。
中古車を買う人はいいグレードのものを安く手に入れたい人も数多くいるので改造などのしていないシンプルなものにしておくことが重要なポイントです。
安全装備が進化
2018年11月の改良で、緊急自動ブレーキ対応の衝突回避支援システム、スマートアシストⅢを採用し、前後コーナーセンサーが標準装備に(Xグレード以外)
・衝突回避支援ブレーキ機能
低速から中速まで広い車速域で、先行車と衝突の危険性が高まると緊急ブレーキで減速してくれます。
・衝突警報機能
歩行者と前方の車両とに危険性があると感じたら、ブザーとディスプレイ表示で知らせてくれます。
・車線逸脱警報機能
車線から逸脱しそうになると操作を回避します。
・誤発進抑制制御機能
障害物を認識して踏み間違いを起こすとエンジン出力を制御してブザーとメーターとディスプレイで知らせてくれます。
これは前方でも後方でも、どちらでも回避します。
先進安全装備早見表 |
緊急自動ブレーキ▹▹クルマ |
クルーズコントロール▹▹定速 |
誤発進抑制▹▹前進・後退 |
ステアリング支援▹▹なし |
収納スペースは?
シートをアレンジする事で、荷物を乗せるスペースを変える事ができます。
自転車なら2台も乗せられる程広くなっていて、観葉植物のような背の高いものでも楽に入ります。
ランゲージの下には収納スペースがあり、小さいものであれば入れられます。
室内にも沢山収納スペースがあり、助手席にはインパネアッパートレイと回転式カップホルダーとグローブボックスとショッピングフックがあります。
小物を収納したり、飲み物を置けるスペースが満載です。
助手席にあるシートアンダートレイは、靴が入る程の大きさです。
居住性・快適性は?
室内が前席でも後席でもゆったりしているので、車内での行き来がスムーズにできます。
ドアにはアシストグリップが付いているので、子どもやお年寄りが乗り降りする時に便利です。
後部座席はリクライニングになるので、のんびりとくつろげます。
リクライニングを全て倒すと、横になって寝転がる事もできるようになり休憩も室内でできます。
運転席は前後にシートが移動できるので、運転しやすい位置に持ってくる事が可能です。
前面の窓ガラスは遠くまで見通しが良いので、運転がしやすくなっています。
走行性能・エンジン性能は?
トルクを幅広い回転域で発揮して、走りの快適さと低燃費の両立を実現しています。高速道路を走っていてもストレスを感じる事のない走行ができて、アクセル操作時に優れたレスポンスをもたらします。
上り坂で加速したり追い越したりする機能を磨き上げているので、坂道でも馬力のある走りができます。
街中で走っている時は、アクセルを踏んだ時だけ加速が気持ち良くなります。
アイドリングストップ機能は付いているので、エコ運転が出来て渋滞しても駐車していても坂道を走っていても安心で快適な走行ができます。
走行中もエンジン音が静かなので、快適な室内空間で乗っていられます。
優れているところは
トールでは、収納スペースが非常に多く用意してあり、使い勝手の良さでも上手に設計されているので、使用性で優れていると言えます。
燃費でも27.8km/Lと高い数字となっているので、経済的にも良いとされています。
車体価格も高い軽自動車よりも安い140万円程からとなっており、排気量も1000ccとあって税金は安いです。
ファミリー層や独身の方など、幅広い世代から支持されている車種ですが、使用性や経済性を考えると理解できる結果だと思います。
物足りないところは
物足りない点としては、他社のライバル車では付いている収納スペースがオプション設定になっているところです。
ソリオやデイズルークスには後席にシートバックテーブルが標準装備されています。
しかし、トールやタンクなどの兄弟車ではこの機能がオプション設定となっています。
車体価格はトールもソリオも変わらない金額設定となっているだけに少し物足りなさを感じてしまいます。
実燃費は?
ダイハツ「トール」の燃費はターボ車で21.8㎞、ターボなしでは24.6㎞となっています(ともに2WD仕様の場合)が同クラスの他車種と比べると取り分け燃費性能が良いという数字ではないと思います。
実際の走行シーンではカタログ燃費より5㎞前後は変わってきますので、おそらく、リッターあたり18㎞~20㎞くらいになるのではないかと思います。
軽自動車で有名なダイハツからの発売・発表ですが「トール」に関しては軽自動車ではありません。
コンパクトカーとしての燃費で考えればこの数値はかなり妥当であると思います。
ダサい?デザインや内装は?
トールのデザインは同型のルーミーやタンクなどと比べると大きな差はありません。
強いて言うならばトールは親しみが合って柔らかい感じがあり、女性からの人気の理由だと思います。
トールカスタムになれば迫力も出て男性が乗っていてもカッコよさを演出できると思います。
内装に関してはメーターが中央にまとめて配置されているのでスッキリとした印象で運転していても広い視野を確保できます。
カラーバリエーションも全14色と設定されているので、他の人と差を出しやすく個性的と言えます。