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後悔しないために確認しておきたいダイハツトールの不満点5つ+α

最終更新日 2021/12/9

近年、自動車の国内市場において幅広い層に支持を受けているのは圧倒的に軽自動車コンパクトカーです。軽自動車を除く普通車で見た場合、直近10月の販売実績ベスト10の内、実に7車種が5ナンバーサイズのコンパクトカー。日本の道路事情でも運転しやすく、5人乗りが可能な広い車内、実用性快適性を重視した装備や機能が人気の理由でしょう。

そんなコンパクトカーの中でも全長4000mm以下、全高1700mm以上の背が高い5ナンバーサイズのモデル群「ハイトワゴン」が人気です。当初はスズキソリオが開拓したジャンルでしたが、2016年ダイハツが開発したトールが登場。トヨタルーミースバルジャスティとのOEM戦略を展開し、一気にソリオからジャンル首位の座を奪い取りました。

2020年度の販売実績で考えると年間第一位は、ヤリスクロスやGRヤリスを含むトヨタヤリスシリーズですが、トールルーミージャスティ3兄弟を統合した台数で計算すれば共に15万台程度であり拮抗したレベルにあったのが分かります。

本稿では3兄弟のオリジナルとも言えるダイハツトールを実際に所有した方や、体感した方の様々な口コミ情報を徹底チェック。人気モデルに見え隠れするマイナスポイントを洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入等の参考にしてください!

最新トールのプロフィール

冒頭にもあるとおり直球でソリオを狙い撃つべく開発されたトールですから、短い全長、高い車高スライドドア採用など大まかなディメンションはほぼ同じです。厳密にいくとソリオ昨年末フルモデルチェンジし、やや大きくなったため全長全高トールがややコンパクト。逆に全幅トールの方が幅広になっています。

引用:http://www.fujimiauto.net/

現行トール2016年のデビュー後、2020年秋マイナーチェンジを受け、内外装のデザイン変更、先進安全装備”スマアシ”の機能アップ及び標準化などが実施されました。

エクステリア標準モデルカスタムがあり、両方ともグリルフロントバンパーが一新されましたが、やはり分かりやすいのはカスタムの方。従来型よりも大型化したグリルメッキ加飾部分を増量し、正面から見るとクラスを忘れさせるような造形です。

インテリア造形に変更はないものの、車内トーンをやや落とし目にして、シート色も統一させ落ち着いた雰囲気を演出しています。

引用:https://response.jp/

そしてマイチェン目玉とも言えるのがスマートアシスト、通称スマアシ進化。ステレオカメラを改良型に変更し、衝突回避支援機能へ夜間歩行者検知追従二輪車検知を対応させるとともに、検知距離対応速度も向上。

併せて前後方向誤発進抑制機能路側逸脱警報機能ふらつき警報標識認識機能が新たに装備され、カスタムにはアダプティブドライビングビーム電動パーキングブレーキ全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)も設定されました。

トールの不満点を確認

軽自動車のように乗車人数排気量といった制約がなく、メインターゲットであるファミリー層が本当に使いやすい装備機能が大いにウケ、兄弟車を合わせれば実は隠れベストセラーカーとも言えるモデルのトール

そんな人気モデルだけに各種サイトでの口コミボリュームはけっこう多めです。それらをチェックしていくといくつかオーナーさん達に共通する傾向も見られます。

本稿ではネガティブ意見の多いものについてご紹介していきます。

インテリアの不満点はココ

口コミで感じられたのが、エクステリアについての不満はほとんど聞かれなかったことです。クルマの性格的に実用車の側面が強いためか、機能優先のフォルムは多くのユーザーさんに受け入れられているもよう。制約なく横幅が取れる分、スーパーハイト系ワゴンよりも安定感があるとか、マイチェン後カスタム迫力を増したマスクとかに高評価が集まっていました。

反面、インテリアについては以下のとおり様々な口コミが寄せられています。

引用:https://www.goo-net.com/

「内装がチープ。特にバックドアの内側はすごく安っぽい。もちろん車格から高級感など望んでいないが、上級グレードやライバルのソリオなどと比較しての話し。残念ながらそれらよりレベルが低い」

「車内収納スペースは色んなところにあるけれど、どれも容量小さくてイマイチ。ダイハツ軽自動車でこうした部分のノウハウが十分あると思うが、やや詰めが甘いような気がする

「フロントシートがちょっと狭く感じられ、気持ち程度のウォークスルーを用意するくらいならフロントのようにベンチシートにしてくれた方が、ゆったりしてクルマのキャラに合うのでは?

「大柄な人にはドライビングポジションが厳しい。178cmの私はハンドル下部の間隔がほとんど無い状態。またフロントシート座面長がやや短く感じる。もう少し長さがあると疲労度も違ってくるし、軽自動車との差別化も図れると思う

「ラゲージは広いと思っていたけどリヤシートをそれなりに後ろに下げると、やっぱりメチャ狭くなってしまう。また床下収納もあるにはあるが、せいぜい三角表示板が入る程度で、ほとんど意味ない

引用:https://www.webcg.net/

「リヤシート折り畳み機能を重視したせいかプアな感じ。ベンチのように平板な形状でホールド性はなく長時間乗車は疲れそう。に対するアドバンテージの5名乗車も、実際はリヤシート真ん中など座れたものじゃない

周囲のレベルアップに置いていかれた?

インテリア室内空間については、まず”質感”を上げる方が多い印象でした。ちなみに二つ上の画像はボトムグレードX“のもので、オーディオもない素の状態です。上記口コミ中にもありますが、皆さん高級車のような内装を期待しているわけではなく、あくまで「価格なり」を基準にしているようで、そこに達していないのでは?との感想が目立ちました。

理由の一つには、昨今どこのメーカーも”ウレ線”であるスーパーハイト系軽自動車に相当なを注いでいて、必然それらがオーバースペックとも言えるレベルに達していることがあるでしょう。機能装備、もちろんインテリアの質感といったところもひっくるめて普通車に引けを取らないモデルばかりです。もっともグレードによっては価格も引けを取らない水準となってはいますが…

またライバルであるソリオ4代目へ生まれ変わり、これまたレベルが一段引き上がった完成度で、特にインテリア造形素材にそれを感じられます。そうした環境が相対的にトールへの不満となって表れていると推察されます。

ユーザーの声に応えたマイチェン後のシート

次にフロントおよびリヤシートサイズ感造りについてのが多かったですが、これらはおそらくマイチェン前のモデルをお使いの方かも知れません。昨年のマイチェン時シートも見直しが行われ、骨格こそ変わりませんがパッド形状大幅に変更前席座面を延長するとともに、後席厚みを増やし小型車らしい座り心地ホールド性を高めました。

さらにシート表皮も新しくなり、快適上質感のあるインテリアが目指されました。
正に口コミにあった箇所に手が入っていますね。

引用:https://www.autocar.jp/

機能装備面での不満点はココ

最新のクルマはどれもそうですが、トールマイチェンを経てスマアシ等の充実が図られ、ますます機能装備が増えてきました。これだけの数の装備となると、各種機能制御コントロールをすべての人の感覚に沿わせるのは至難のわざで、それらの機能作動時違和感を覚える方もいるかも知れません。

また逆に思いのほかこの装備がないなんて、というもあるようで口コミ内には以下のようなコメントが上がっていました。

「降車時状態保持してくれないため、クルマのエンジンをかける度にアイドリングストップボタンオートパーキングブレーキスイッチを押さないといけないのが面倒。アイストのメリットをさほど感じていないのでキャンセラーを取り付けた

「助手席側ドアミラーの見える範囲が狭いので、左側方から来るクルマが見にくく、ちょいちょい怖い思いをする

引用:https://wansoku.com/

「スペアタイヤオプション選択しなかったが、そうすると何故スペアタイヤスペースまで無くなってしまうのだろう。空けといてくれれば標準で用意のあるラゲージアンダーボックスよりよほどいい収納スペースになったのに残念

正直いってエアコンの効きは良くなかった。空間が広いためか車内全体がなかなか冷えないのは分かるが、吹き出し口から出るエア自体もさほど冷たくない。このエアコントール車内には能力不足だが、かといって1000ccのクルマではこれが精いっぱいなのかも

「運転席調整電動式ではない。ワイパー間隔調整が出来ない。全ウィンドウオート機能がついてない。一応、ダイハツの中では上の方の車種なのだから付いていて欲しいよね

このクラスにACCがあるのは嬉しいが、その精度は今イチ。さほど急を要す場面ではないのにアクセルブレーキ挙動が荒い時がある。ブレーキングはかなり強めにかかるので、後続車追突されるのではと心配するほど

自動制御する機能はフィーリングが重要

引用:https://www.gqjapan.jp/

ACCもほんの数年前までは輸入車上級モデル専用の装備でしたが、今や軽自動車でも当たり前に用意されるようになりました。当然トールにも当初から採用され、マイチェン後グレード限定ではあるものの全車速対応停止保持も可能に。
但し、このACC制御のフィーリングに関しては、トールに限らず様々な車種メーカーでもその”効き具合”に不満の声はよく見られます。この分野は日進月歩なので、プログラムのアップデート等でこの先も自然な感覚を求め改善が続くはずです。

ライバルモデルでも装備内容に違いあり

一方、シンプルにこの装備ある・ないについては、メーカーの考え方もあり車種ごとに一長一短です。例えば口コミあった「エアコンの効きが弱い」といったところは、ライバルのソリオだと天井に「スリムサーキュレーター」が装備され、空気を循環させて空調の効率を高める措置が取られています。

引用:https://www.vipauto.co.jp/

反対にトールには事前に予約すれば、キーを携帯し車両に近づくだけでドアが開く「ウェルカムパワースライドドア」があり、この手のクルマの要となる電動スライドドア使い勝手対応グレードの多様さでは軍配があがります。

実際の購入にあたっては、各車の装備内容ご自身のニーズを細かく検討していくことも必要ですね。

パワーユニットに関する不満点はココ

トールに搭載されているエンジンは最高出力98PS、最大トルク140Nm1.5ℓ自然吸気(NA)エンジン並みのトルクを発生する1.0ℓ直列3気筒ターボ。さらに最高出力69PS、最大トルク92Nmを発生する同ノンターボNA2種類です。組み合わされるミッションは全車CVTで、燃費性能はWLTCモード16.8~18.4km/ℓを実現しています。

3気筒エンジンについては”量産化世界初”の称号を持つダイハツですから、正に伝統に裏打ちされたユニットとも言えますが、思ったより各サイトでは手厳しい口コミが目立っていました。

一番期待外れだったのはやはりパワー1トンを超える重量69馬力なので少し不満を感じる場面が多い。高速道路合流や急な勾配の坂では特にパワー不足で、ターボ車にしておけばよかったと後悔する

引用:https://gazoo.com/

「1.0ℓNAのため1人乗車でも加速はあまり良くない。上り坂アクセルを思い切り踏み込めば4000回転くらいで、けたたましい音を発しながらとりあえず加速はする。だけどフィーリング的には軽ハイトワゴンと変わらない

元々パッソヴィッツなどに搭載されているエンジンだが、車重1トンを切るそれらの車種でも非力遅いとの評があったのに、重たいトール不満が出ないわけがない。案の定非力だった

「1.0ℓターボに乗っているが、やはり非力感は否めない。高速走行した際のエンジン音ロードノイズも割と入ってくる。なぜ1300cc4気筒エンジンがあるのに1000cc3気筒にしたのかが疑問」

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「降雪地域なので4WDを選ぶしかなく、そうなるとターボの設定がないのがツライ。仕方なくNA4WDにしたがとんでもない鈍足だった。めちゃくちゃ遅く、街乗りでもストレスを感じるほど。そこ以外は満足しているがやはり買うならターボをおすすめ」

NAにはツラい1トン超えのトールボディ

要約するとNAエンジンは物足りない、といった結論でしょうか。確かに口コミだけでなく各媒体の試乗記などを読んでも「買うならターボ」といった書きぶりも目立ちます。

引用:https://kanackun.jp/

トールのクルマとしての成り立ちが、先行して販売されていたコンパクトカーブーン」のコンポーネンツを極力生かす方針なため、ブーン900kg台に収まる車重ならパワー感もまた違ったのかも知れませんが、1トン超えNAは文字通り荷が重かったようです。

前項のところでシートについて、市場の声を受け止めて大きく改善が図られたことをお伝えしましたが、さすがにパワーユニット見直しはそう簡単には行かないのでしょう。

口コミの中には同じダイハツタントから乗り換えユーザーもいて、軽自動車では法規による制約があるため排気量馬力も限界がありあきらめも付くが、そうした縛りのない普通車ならエンジンパワープラスα余裕を求める気持ちも分かりますね。

走行品質に関する不満点はココ

パワーユニットについては前項のとおりですが、クルマである以上それ以外にもドライビングコンフォートを左右する乗り心地静粛性走行フィールも大切な部分。

引用:https://kakakumag.com/

特にトールのようなの高いクルマは、横風コーナリングなどで挙動不安定になる可能性も高いわけです。しかしタント軽自動車スーパーハイト系ジャンル(車高1700mm超)を開拓したダイハツなら、十分にノウハウは持っているでしょう。

そんな走行品質全般については、口コミサイト等で次のような意見が見られました。

「トールシリーズの中では一番太いタイヤが装着されているターボ車に乗っているが、それでもフニャフニャした足回り。硬ければいいとは思はないが、もう少しシャキッとした感じが好み

「ピッチングローリングが大きくて、最初の2、3日は自分の運転でも酔うほど。今はもう慣れたが、曲がるときのロールはいつもひどく、横風があるときはかなり煽られる

個人的にはちょっとフワフワしている乗り心地が”うーん”な感じだが、リヤシートに乗る家族は悪くないとのこと。本当はサスペンションDスポーツのものへ変えたいのだが今のところ我慢

「エンジンノイズロードノイズ、色々な場所から様々なノイズが聞こえる。いかにエコノミーコンパクトカーでも、もう少し防音材遮音材等にお金をかけて欲しかった

「ブレーキは効かないとか効きにくいではなく、初期制動が良くないと思う。例え高速走行でも徐行中でも初動のフィーリングが甘いので、結果ブレーキが効かないという感じになる

「ブレーキの踏み始めから実際に効くまで、空走感を感じてヒヤッとすることもあり慣れが必要。またステアリングも軽過ぎる。好みはあるが、もう少ししっとりとした重み路面を感じられる方が運転しやすい

ハイトワゴンは走りの味付けがむずかしい?

トールのコンセプトがハイトワゴンなので車高の高さはまずありきですが、それによる予想できる乗車時のデメリットを、かなり多くのユーザーさんが感じているのでしょうか?もちろん主観もあるので、そもそもスポーティとかパワフルとかいう枠で語るクルマではないし、フツーの速度域でフツーの走り方していれば何も問題なしで気にならないというも同じくらいいるに違いありません。

引用:https://www.webcg.net/

トールのようにユーティリティを主眼に置いているクルマは、万人にウケる最大公約数的味付けが求められる分、その最適解を見出すのはスポーツカーを造るより至難のわざなのかも知れませんよ。

バリューフォーマネーに関する不満点はココ

車両本体価格維持費など、トール購入するにあたっての「マネー」に関わるところも気になります。軽自動車同様にコンパクトカーはとかく経済性に優れているところもフィーチャーされがち。トール口コミにおけるマネーな話しとしては、本体価格オプション価格のネタよりも、予想に反してたくさん取り上げられていたのが”燃費”について。以下口コミです。

購入するディーラーにもよると思うが、下取り車査定は他の買取店トヨタ店よりも高めながら、トール本体値引きは少なすぎる。ディーラーオプション値引き率ルーミーを売っているトヨタより低いと思った

「ダイハツ値引きもそれほどないし、総支払額だとワンクラス上のカローラフィールダーと大して変わらない気がする。このクルマのターゲット層には、もう少し装備を簡略化してでも車両本体価格を下げたほうが得策では?

「画面サイズが大きいとはいえ、ディーラーオプションでもメーカーオプションでもナビが高すぎ不満はココに尽きる

「アイドリングストップ電動パーキングブレーキスライドドア予約オープン車線逸脱警告など自分的にはあっても無くてもいい。この辺は人により事情が違うのだから、オプション選択にしてほしい

「ストップ&ゴーの多い街乗りメインだが、燃費11km/ℓ13km/ℓ程度。正直コンパクトカーとしては物足りない。街乗り燃費を重視する方は絶対にマイルドハイブリッドソリオにした方が良い

「メーター見ながら燃費トライアルに挑戦してみたが、煽られないか心配になるようなレベルで丁寧に頑張ってまさかの10km/ℓ。今後気にしないで普通に乗ったらどうなるのやら…もっとも1.0ℓクラスでカタログスペック16km/ℓの時点で良いとは言えないが

ダイハツの値引きはホントに少ないか?

かなりダイハツ値引きが渋い、とのコメントが目に付きましたが筆者はダイハツディーラー商談の経験がないため色々と確認してみました。するとやはり軽自動車の値引きは渋い、とほとんど同義のようです。確かにタントタフトといったモデルは最近価格上がっているのに、普通車に比べれば厳しい数字です。ただこれはスズキホンダも同様で、軽自動車は特に粘らなければ一桁の値引きでまとめようとしてくる営業マン多めです。
逆にダイハツでも普通車トールロッキーなどは本体価格の10%近いラインの値引き報告もたくさん聞かれましたよ。

次期型トールは電動化ユニット採用確実!

次に燃費の件は意外な感じを受けます。やはりコンパクトカーである以上、燃費セリングポイントの一つになり得る項目だと思いますが、トールのその評価はけっこう厳しいものです。こちらもエンジンの項で触れたとおりブーンに比べ車重の増加によるハンデが結果に表れています。もちろんトール搭載にあたってはギヤ比変更低フリクション技術の導入など手は入っていますが、周囲のクルマ(特にコンパクトカー)達の燃費性能向上は著しく、現時点ではやや太刀打ちできないのが実態です。

引用:https://gazoo.com/

しかしダイハツとしても次の手は既に打っています。トールと同じターボエンジンを持つコンパクトSUVロッキーに、2021年秋新たに100%モーターで走行する”e-SMART HYBRID”が追加されました。これは日産e-POWERと同じ「シリーズ式ハイブリッド」と呼ばれるもので、エンジン発電のみ、駆動モーターが行う形式のシステム。

おそらく次期型トールプラットフォームダイハツの新アーキテクチャー”DNGA”が投入されるのは確実なので、パワーユニットについても電動化が視野に入ってくるはず。一気にスズキマイルドハイブリッドを飛び越え、ストロングハイブリッドe-SMART HYBRID燃費競争も逆転するかも知れません。

その他にも不満あれコレ

大きくは括れない部分にも様々な口コミが集まっていました。主観的なところ、あるいはクルマの個体差などもあり感じ方は人それぞれですが、何点か興味深い内容もありました。

新しくなったスマアシⅢ誤動作が数回あった。ディーラーで聞いた範囲ではたまにある症状らしく、ひどくなるようであれば調整が必要とのこと

引用:https://kakakumag.com/

「初ダイハツ車納車してまだ2週間しか経っていないが、どこからかコトコト音がする。あまり大きなでもないので場所が特定しづらく様子見しているが、そんなものかな?

このクルマに限った事ではないかも知れないが、取扱説明書(車両&ナビ)の分厚いこと・・・。83歳実父付箋だらけにして格闘している

一定の条件が揃った時にアイドリングストップが掛かると、ナビドラレコ電源が切れてしまう。ディーラーメーカーへ再々状況を訴えたが、事象確認できないと冷たい回答ばかり。仕方がないのでナビドラレコ用にヒューズやリレーを組み込み、直接電源を引いて解消した

「マルチインフォメーションディスプレイ表示内容が微妙。欲しい機能の表示がない

「ノーマルだとルームミラーでの後方視界に満足できなかったため、ドライブレコーダールームミラー型のものにして、デジタルミラー化して対応した

好敵手と競り合いトールは進化する

もちろん本稿では意図して不満点抽出チェックをしてきましたから、それではトールのクルマとしての魅力度が低いかといえば、決してそうではないでしょう。

現行トールの仮想敵は3代目ソリオだったわけで、2016年のデビュー時にはその性能を上回る箇所もたくさんありました。しかしクルマの進化は続いていくもので、2020年に新登場した4代目ソリオにはまたあらゆる部分で先行を許すことに。

となると次はトールの番ですから、2023年頃にはDNGAプラットフォームを持つ2代目トールが、またまたソリオの脅威となって立ちはだかるはずです。

かつてアルトミラで火蓋を切ったスズキダイハツ競争は、ワゴンRムーヴスペーシアタントハスラータフトなど今も終わることなく続いています。

コンパクトトールワゴン覇者となるのはどちらでしょうね。

引用:https://www.webcg.net/

以上、ダイハツトール不満点をいくつか検証してみました。

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