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アウトランダー/PHEVのおすすめグレードを比較して検証!後悔しないために選んでおきたいのは

最終更新日 2021/9/29

今ほど注目度が高まっていない時期にEV(電気自動車)を発売したり、高い性能を持つ4WD電子制御技術の開発に注力したりと、陰ながら精力的な取り組みを行っている三菱。

アウトランダー/PHEVはそんな三菱の技術の結晶ともいえるクロスオーバーSUVです。

管理人
実は管理人は車関係の仕事なので、アウトランダー/PHEVに乗っている方とお話しする機会もあるのです。

そこで、実際の購入者の「生の声」を元にどのグレードが一番あなたにピッタリなのか、それぞれの特徴を解説しながら見ていきたいと思います。

 

アウトランダー/PHEVのスペックをわかりやすく紹介

アウトランダーは三菱を代表するクロスオーバーSUVです。ダカールラリーやWRCなど、三菱がモータースポーツ活動を通して培った4WD技術が惜しみなく投入されています。

2000年以降、三菱は他社に先駆けEV(電気自動車)に目を付け、技術を高め続けてきました。その結果、エンジンで走行する車とバッテリーに蓄えた電気でモーターを駆動するEVの良いとこ取りをした技術、プラグインハイブリッドシステムを高いレベルで実現しています。

アウトランダーにはプラグインハイブリッドシステムを搭載したアウトランダーPHEVだけでなく、従来と同じガソリンエンジンを搭載したアウトランダーの2モデルが展開されています。

昨今のクロスオーバーSUVはスタイリッシュな外観を採用しているものが多いですが、アウトランダーはSUV本来の力強さを感じる、重厚感のある佇まいが人気です。

車名アウトランダーアウトランダーPHEV
駆動方式2WD(FF)4WD4WD
全長×全幅×全高(mm)4,695×1,800×1,710
ホイールベース(mm)2,700
室内長×室内幅×室内高(mm)2,580×1,495×1,2651,900×1,495×1,235
車両重量(kg)1,490~1,5001,560~1,5701,890~1,920
乗車定員(名)75
エンジン種類水冷直列4気筒SOHC16バルブ水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量(L)2.02.42.4
最高出力(PS/rpm)150/6,000169/6,000128/4,500
最大トルク(kgm/rpm)19.4/4,20022.4/4,20020.3/4,500
モーター最高出力 前/後(PS)82/95
モーター最大トルク 前/後(kgm)14.0/19.9
使用燃料無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃料消費率(km/L)16.014.618.6
EV走行換算距離(km)65.0
トランスミッション6速スポーツモード CVT

こちらがアウトランダー/PHEVのスペック一覧です。外観上に大きな違いはありませんが、中身はまるっきり別物だということがわかります。

アウトランダーPHEVが搭載しているプラグインハイブリッドシステムは、環境だけでなく経済性にも貢献しています。大柄なボディかつ4WDなのに、燃費性能は抜群に高いです。

プラグインハイブリッドシステムを搭載していないアウトランダーは4WDだけでなく、2WD(FF)を選ぶことが可能です。

アウトランダーを購入するのであれば、やはり4WDモデルがおすすめですが、経済的な理由で安価な2WD(FF)モデルを購入するのもアリでしょう。

また、アウトランダーは最大7名の乗車が可能です。アウトランダーPHEVはプラグインハイブリッドシステムを搭載している都合上、乗車定員が5名なので、あえてアウトランダーを選ぶメリットはありそうです。

アウトランダー/PHEVのグレードを徹底比較!

続いて、アウトランダー/PHEVのグレードを比較します。アウトランダーには6種類のグレード、アウトランダーPHEVには4種類のグレードが設定されています。

アウトランダー(2WD)アウトランダー(4WD)アウトランダーPHEV
20M24MG
20G24GG Plus Package
20G Plus Package24G Plus PackageG Premium Package
S Edition

価格と装備のバランスが良い20M/24M

アウトランダーのエントリーグレードです。価格は20Mが2,668,680円(税込)、24Mが2,940,840円(税込)となっています。

国産クロスオーバーSUVのエントリーグレードとしては高価な部類に入りますが、その分多くの装備が標準採用されていて、内外装の質感も高いです。

ステアリングヒーターが標準装備となっており、寒い地域に住んでいる人にとってはありがたいですね。

エレクトリックテールゲートの標準装備が魅力の20G/24G

アウトランダーの量販グレードが20G/24Gです。20Gの価格が2,805,300円(税込)、24Gの価格が3,077,460円(税込)となっています。

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高価ではありますが、国産クロスオーバーSUVの量販グレードとしてはあくまで標準的な価格設定です。

18インチの専用アルミホイールやエレクトリックテールゲート(電動テールゲート)が標準採用されています。

大きな変更点ではありませんが、使い勝手とデザイン性を着実に高めたグレードです。

多機能・高品質なカーナビがセットになった20G Plus Package/24G Plus Package

アウトランダーの最上級グレード、20G Plus Package/24G Plus Package。20G/24Gをベースに、さらなる質感の向上、使い勝手の向上が図られています。

新たに追加採用された装備は7インチ WVGAディスプレイメモリーナビゲーションとリヤスポイラーです。

価格は20G Plus Packageが3,083,940円(税込)、24G Plus Packageが3,083,940(税込)となっています。

PHEVの魅力を堪能できるG

アウトランダーPHEVのエントリーグレードです。アウトランダーの20G/24Gをベースに、プラグインハイブリッドシステム関連の装備が標準採用されています。

マルチインフォメーションディスプレイやドライブモードスイッチなど、走りを快適にする装備の追加も魅力的。

価格は4,182,840円(税込)となっています。やはりプラグインハイブリッドシステムが搭載されているだけあって、高価な価格設定です。

Gにカーナビを追加したG Plus Package

20G Plus Package/24G Plus Packageと同様、7インチ WVGAディスプレイメモリーナビゲーションとステアリングスイッチが追加されたグレードがG Plus Packageです。

また、アウタードアハンドルがボディ同色からメッキへと変更されています。価格は4,479,840円(税込)です。

約30万円の価格差がありますが、機能的に大きな追加・変更箇所はなく、割高感が否めないグレードになっています。

内装の質感が格段に向上したG Premium Package

内装を中心に改良が加えられたG Premium Package。スエード調のシートからダイヤキルティング本革シートに変更され、センターコンソールにはモーフィングブラック加工が施されています。

ドアトリムや助手席前オーナメントにも同様の加飾がプラスされたことで、内装の質感が大幅に向上。4,793,040円(税込)の高価な価格設定に見合う、上質なインテリアへと変貌を遂げました。

外観、内装、走りのすべてが最上級のS Edition

S EditionはアウトランダーPHEVの最上級グレードです。内外装の質感向上はもちろん、快適装備の追加、乗り心地の向上など、G Premium Packageをベースに数々の変更が加えられています。

具体的には、従来のサスペンションをビルシュタイン製ショックアブソーバーに変更。電動ガラスサンルーフを標準装備。ダークシルバーの専用18インチアルミホイールなど。価格は5,090,040円(税込)と、三菱を代表する高級車になっています。

アウトランダー/PHEVのおすすめグレードは24MとG

アウトランダーとアウトランダーPHEV、それぞれのおすすめグレードを紹介します。

アウトランダーのおすすめグレードは24Mです。アウトランダーはエントリーグレードの20M/24Mの時点で標準装備が豊富。7人乗りのクロスオーバーSUVとしてすでに完成しています。

20Mもアリなのですが、7名が乗車できる車としてはパワーが不足気味です。その点、24Mは最高出力、最大トルクともに20Mを上回っています。

複数名が乗車しても十分なパワーがあり、アウトランダーの大きな魅力である4WDモデルなので、間違いなくおすすめです。

アウトランダーPHEVのおすすめグレードはGです。アウトランダー同様、アウトランダーPHEVもエントリーグレードのGの時点で、十分に満足できる装備が整っています。

G Plus Packageは割高感が否めませんし、G Premium Packageは端的に言えば内装の質感が向上しただけ。

S Editionは魅力的ですが、基本的な装備がGと変わらない割に価格が高すぎます。そのため、安価かつ実用的なGがおすすめです。

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