クラウンクロスオーバーの値引き相場レポート!【グレード別・2024年11月最新】値引きゼロってホント?実販売データから合格ラインを算出!
最終更新日 2024/10/30
67年の歴史を紡ぐトヨタのフラッグシップモデル”クラウン“。ひと頃は「いつかはクラウン」というCMコピーでも例えられたとおり、人々(サラリーマン?)の憧れのクルマとして君臨してきました。
しかし時の流れは早く、あらゆることに革新と変化が求められる時代。そうした中でクラウンも過去と決別するほどのフルモデルチェンジを実施しました。
そんな新生クラウンの購入を考えている方が一番気になっているのは“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
この記事を読めばわかること
- クラウンクロスオーバーの効率的な値引き交渉のやり方
- グレード毎の適正な値引き額
- ライバル車競合はCX-60がもっとも効果的
- クラウンクロスオーバー同士を競合させるコツ
- オプション値引きとオマケゲットの方法
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないような情報が手に入るかというとそれには理由があって…
このページは最新値引き情報とクラウンクロスオーバーのおすすめポイントだけにフォーカスしていますので最後まで見ていただけると嬉しいです!
目次(タップで飛べます)
値引きの相場・限界は?【2024年11月最新】
クラウンクロスオーバーの値引き相場はズバリ
交渉のレベル | 車両本体 | OP値引き |
---|---|---|
限界まで値引き交渉 | 18万 | 25% |
ライバル車を出して交渉 | 14万 | 15% |
特に交渉なし | 7~8万 | 0~5% |
値引き難易度:普通 リセール価値:B
真っ向から競合するライバルも居ないので、なかなかガードは固いです。
モデルチェンジにより従来とは異なるキャラクターとなったクラウンクロスオーバー。新型車効果およびセダンに比べて値引きが渋いSUVとなったこともあり、まだまだ商談は苦戦しそうな予感。
とは言えかつてはトヨタ店専売だったクラウンも今や全トヨタディーラーで買えるので、話のわかる営業マンにあたるまで粘り強く交渉しましょう。
「マツダCX-60との競合で値引きがUPした」
「手間はかかるけどクラウン同士の競合が効果的だった」
などの口コミも上がってきています。
グレード別の値引き相場
グレード | 車両本体価格 (税込み) | 値引き相場 (付属品含まず) |
---|---|---|
クロスオーバーX | 435万円 | 15万円 |
クロスオーバーG | 475万円 | 16万円 |
クロスオーバーG アドバンスト | 510万円 | 17万円 |
クロスオーバーG レザーパッケージ | 540万円 | 18万円 |
クロスオーバーG アドバンスト レザーパッケージ | 570万円 | 18万円 |
クロスオーバー RS | 605万円 | 19万円 |
クロスオーバー RS アドバンスト | 640万円 | 20万円 |
ライバル車種と競合させるのは基本!
ライバル車種との競合で値引きを引き出すのには、車種選択がやや難しくなったクラウン。従来なら日産フーガやBMW3シリーズなど王道セダンがセオリーでしたが、今は独立したトランクルームを持つクロスオーバーSUVという独特のポジションです。輸入車勢だとクーペSUVが近い成り立ちですが、それらは大概高額で価格帯がやや離れてしまいます。
従って国産車で競合させるなら新しいマツダCX-60、三菱アウトランダー、日産アリアなどのSUVあたりが適当でしょう。
これらの車名を出すことにより競争意識を煽り“どちらにするか本気で悩んでいる“と思わせられれば、気持ちを変えさせるため更に値引きを引き出せる場合も。
参考に次記事も読んでみてくださいね。
クラウン、ライバル車にもそれぞれに良いところと悪いところがあるので
「クラウンのココが気になる…」風を装えばばっちり。
欠点、不満点に関しては先代モデルになりますが下の記事も参考にしてください。
「ライバル車との競合と必死のアピールが功を奏しました!」
愛媛県 男性
30代
グレード:G Advanced
値引き額:車両本体10万円
サービス:ボディコーティング、フロアマット、ETC
感想:嫁は反対だったのですが、私はどうしてもクラウンが欲しくて押し切りました。
最初の値引きは5万円止まりであまり営業マンも乗ってこず…
他県のトヨタディーラーまでは遠くて行けないのでアウトランダーとエクストレイルで競合させることに。
見積もりも取ってましたので「アウトラダーだともっと値引きあるんで限界までお願いします」と営業マンに必死にアピールすると…
「本体値引き10万円に加えて、カーローンを組んでいただく条件でフロアマットとETC、それにボディガラスコーティングも付けさせていただきます」と新型にしてはサイコーと思える返事をもらえました!
クラウン同士を競合させて大幅値引きも!
さらにクラウン同士を競合させることも効果的です。
以前と違い今は全てのトヨタ車がトヨタ全チャンネルで売られているので同士競合は簡単です。見分け方も簡単で、ディーラーの名前を見て少しでも違うところが別資本。基本的には、隣県まで足を伸ばせばまず間違いありません。
その複数店舗を回り「他店ではここまで値引きしてくれたよ」と伝えれば、値引きがさらに大きくなることが期待できます。
いくつかのトヨタ店を回ることで、中には販売ノルマ未達のディーラーや営業マンに遭遇するときもあります。そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでラッキーですよ。
値引きに満足できないときはサブディーラーという手も
ライバル車との競合や別資本の同士競合でも満足できる値引きを得られなかったときはサブディーラーを当たるのも一つの方法。
サブディーラーとは新車販売も手掛けている自動車整備工場、中古車販売店のことです。
表の看板に「新車・中古車販売」「全メーカー取り扱い」などと書かれていたらソコ。
サブディーラーを簡単に見つけるには中古車販売サイトで、探している車種の「走行距離0~1,000km」「住んでいる地域」を入力し検索してみてください。
新車がヒットすれば、その店舗はサブディーラーとして新車販売もしているということ。
メリット、デメリットや正規ディーラーとの違いなどは「サブディーラーでも新車はオトクに買えるのか」で解説していますのでチェックしてみてください。
オプション値引きはコスパも良い
オプションからの値引きも車両本体値引きと同様、大切なポイント。特にクラウンのように出たばかりの新型で本体値引きが渋い場合ならなおさら。
クラウンクロスオーバーの場合は選択用品価格の概ね20%程度を目標に値引き交渉しましょう。
トヨタの場合は営業マン個人の裁量で、メーカーOPは5%まで、ディーラーOPは20%まで値引きを出せると言われています。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「最後にこのオプション品を”おまけ”で付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとした純正アクセサリーなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・サンシェード(モデリスタ)
・スマートクッションシート
・キーカバー(GRパーツ)
・ラゲージソフトトレイ
・スノー・レジャー用フロアマット
などがねらい目です。
もちろんサービスなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙いましょう。具体的には取付工賃がかからないものを選ぶのがポイント。
また、ハンコと印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
クラウンの先進運転支援装備
緊急自動ブレーキ | クルマ・人 |
誤発進抑制 | 前進・後退 |
追従クルーズコントロール | 全車速 |
ステアリング支援 | 車線維持 |
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロ。黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでおすすめのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は1円も出せません。オプション品込みでこの予算内に収まるなら即決するよ」
などと勝負を賭ける方法もあります。ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
値引きのセオリー、セール・決算期を狙う
車検等に余裕があるなら、いっそ腰を落ち着けて期末セールや在庫一掃的なフェアに合わせ値引きを狙う方法もあります。
決算期も相場以上のビックリするような値引きがあり得ますので
■年度末の決算期(1月~3月)
■夏のボーナス時期の6月~7月
■冬ボーナス&年末商戦期の12月
こうしたタイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。
今は買っても良いタイミング
クラウンクロスオーバーは22年7月に登場したばかりのブランニューモデル。しばらくは現状のままで販売が続くため、値引きの金額もあまり大きくは動きません。
「もうちょっと待てばさらに安く買えていたのに…」
といった心配もありませんので今買ってもOKです。
納期は6~7か月
6~7か月と長めの納期。タイプによっては10か月ほど。但し、中にはモデルチェンジと同時に先行発注しているディーラーもあるはずなので、片っぱしから問い合わせしていけば展示車などを商談できる場合もあります。
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法
同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
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※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
それでも・・・
新生クラウンの魅力はココだ!
引用:https://motor-fan.jp/
クルマがモデルチェンジする際、「生まれ変わった」という表現はよく使われますが今回の新型クラウンほどその表現に当てはまるものはないのではないでしょうか。
クラウンと言えば日本モータリゼーションの黎明期から67年もの歴史を紡ぐ偉大なブランド。基本セダン、FRという不文律でこれまで開発、販売されてきましたが16代目に当たる新型はあらゆる面で刷新され、ゼロから創り出された新世代クラウンとなりました。
16代目クラウンは4つのボディバリエーションで登場
先代クラウンがセダンのみのラインナップであったのに対し、新型はクロスオーバー・スポーツ・セダン・エステートと4種類のボディバリエーションを展開します。
但し、今回のモデルチェンジにあたり最初に販売されるのはクロスオーバーのみで、その他の車型については今後1年半をかけて順次追加発売されていくことになります。
そのため本稿での新型クラウンとは、すべて”クロスオーバー“のことを指しているとお考え下さい。
引用:https://www.as-web.jp/
ゼロからという表現に偽りなく、新型クラウンは先代とは完全に異なるエクステリアとなりました。クロスオーバーの名のとおり、新型はセダンとSUVの中間を狙ったようなデザイン。そのためクーペライクなフォルムに高められた車高、シャープなマスクに大径タイヤなど、これまでのクラウンが持つフォーマルな要素は薄まり、よりパーソナルカー、ドライバーズカーとしてのキャラクターが前面に出されています。
この激変にはネット界隈でも賛否が非常に分かれるところで、旧クラウン派からすると「もはやクラウンではない」との声もかなり上がっているようです。
販売一番手は異色の3BOXクロスオーバーSUV
新型クラウンは一見、ハッチバック式のテールゲートに感じられますが、実際は独立したトランクルームの3BOX形状になっていてリヤシートも可倒式ではありません。
インテリア面では昨今のミニバンやSUVでは定番化している水平基調のダッシュボードを採用。12.3インチと大型のディスプレイもメーターバイザーの上端とラインを揃え、広々感、スッキリ感をアピールします。ダッシュボードセンター中央部にモニターがデンっと構えた先代の雰囲気とは、こちらも大きく方向転換しています。
引用:https://autoc-one.jp/
新型クラウンはすべてハイブリッド車でエンジン横置きの4WDとなり、長く続いた縦置きFRの時代に終わりを告げました。ボディデザイン以上にここを嘆く声も多いようですが、新型は全車後輪をモーター駆動する電気式の4WD”E-Four”採用。前後の駆動力をクルマ側で最適に制御し安定的な走行を愉しめるようになっています。
メカニズム面では最新の先進予防安全装備”Toyota Safety Sense”が全タイプ標準。新型はプリクラッシュブレーキが交差点での出会い頭時にも対応できる仕様となり、カバーできる範囲を一層拡大。また先代にはなかった高度運転支援技術”トヨタチームメイト“も新たに採用。
その一つ「アドバンストドライブ」は高速道路の渋滞時に条件付きで、ハンズオフ走行ができるようになります。また「アドバンストパーク」という、スイッチを押すだけでステアリング・アクセル・ブレーキのすべてをクルマが支援してくれる自動駐車サポート機能も用意されました。
新型クラウンのグレードと価格
クラウンのグレードと価格は以下のとおりです。大きくはRS、G、Xの3グレード展開。全車がハイブリッド車&4WDとなりますが、RSは他のグレードとはパワーユニットおよびハイブリッドシステムが異なります。
GとXがトヨタのDセグメント車で一般的に搭載されている2.5ℓダイナミックフォースエンジン+E-Fourなのに対し、RSでは新型レクサスRXから登場したデュアルブーストハイブリッド+E-Four Advancedを用意。こちらは2.4ℓ直噴ターボエンジンに駆動用モーターを直結、後輪用モーターも高出力化されていて、グレード名に恥じないドライバビリティの高さが魅力です。
クラウンクロスオーバーのおすすめグレードは?
まずクラウンのベーシックグレードXですが、Gと比較してメカニズム面ではほとんど同じで、装備差によって差別化されています。Xは装備的には簡素ながら本体価格が先代クラウンハイブリッドのベーシックグレードより安く戦略的な価格設定です。
そうは言ってもクラウンのブランドでオーディオやパワーシート、オートワイパーなどもないというのはやはり物足りず、一般的にはG以上が現実的な選択肢でしょう。
RSとGでの決定的な差は前段のとおりパワーユニットそのものが違う点。パワーユニットが違えばクルマのキャラクターも違い、RSはターボを搭載してシステム全体でのパワーも高く、トランスミッションもダイレクトシフトの6ATが採用されています。
充実したバリエーションを持つGグレードはオススメ
引用:https://www.craft-web.co.jp/
一方GグレードはドライバビリティではRSに一歩及ばないものの、経済性の高さでは有利。具体的には燃費の数値がRSの15.7km/ℓに対して、22.4km/ℓと大きく上回り、なおかつプレミアムガソリン指定のRSと違い、Gはレギュラーガソリンなのでランニングコストでは上手です。
また、装備面でもGグレードはシリーズ中もっとも多くのバリエーションがあり、素のGのほか「Leather package」「Advanced」「Advanced・Leather package」の計4タイプから選べます。Leather packageやAdvancedを選ぶと装備面でもRSとの差はかなり縮まるため、自身で必要なアイテムを選択できるGのオススメ度は高いでしょう。
スポーティなRSはリヤシートの快適性もシリーズNO.1
少し選択が悩ましいのはクラウンを先代同様にショーファー的にも利用しようとした場合です。クロスオーバーとなったクラウンは、これまでご紹介してきたとおりドライバーズカーとしての側面が強くなりましたが、そこはクラウン。居住性の高まったリヤシートの装備を拡充してほしいニーズを漏らさないよう「リヤサポートパッケージ」というメーカーオプションがあります。
内容は電動式のリヤサンシェード、後席ヒーター、リクライニングパワーシート、多機能リヤセンターアームレスト、シートアシストグリップなど、後席の乗員の快適性を高める装備がパッケージ化されています。
引用:https://www.webcartop.jp/
このオプションを選べるのがRSのAdvancedだけになっているため、ショーファー的にも使いたい方はRSを選ばなければなりません。ショーファーユースならキャラクター的にGグレードの方が適している気もしますが、RS Advancedはすべての面でクラウンの頂点にあるという考え方なのでしょう。
なお、現在トヨタに限らず工場の生産ラインに遅れが出ている状況なため、クラウンクロスオーバーについては当面生産をどのグレードであっても”Advanced”が付くモデルに限定しており、それ以外のグレードは2023年からの生産予定となっています。
ライバル比較:マツダの最新フラッグシップCX-60
新型となりクラウンはライバルが想定しにくいモデルとなりました。先代のようにFRの王道セダンであれば国産勢なら日産フーガやスカイライン、輸入車勢では欧州のミドルクラスセダンが定番でしたが、新型は独立したトランクルームを持つとはいえ、クロスオーバーとなったためそれらとは一線を画します。
ここはやはりSUVからチョイスするのが分かりやすいと思われ、本稿ではマツダのブランニュー「CX-60」を選びました。
引用:https://www.autocar.jp/
CX-60はマツダの次世代モデル「ラージ商品群」の第一弾に当たり、本年9月から発売がスタートしたばかり。パワーユニットは多彩で3.3ℓ直6ディーゼルターボ+マイルドハイブリッド、3.3ℓ直6ディーゼルターボ、2.5ℓ直4PHEV、2.5ℓ直4と4機種を揃え、エントリーグレードは300万円を切る価格帯も設定されます。
CX-60のトピックは何と言っても今や希少種の縦置き6気筒エンジン+FR用プラットフォームを新規採用している点。どちらも新型クラウンが手放したディメンションというのが興味深いところです。
FRということでロングノーズの伸びやかなフォルムが魅力的ですが、CX-60の大きなセリングポイントはインテリアの造形でしょう。従来のマツダ車も内装の評価は高いものがありましたが、CX-60のそれは「マツダ車史上最上」と評されます。造形や素材はもちろんのこと、シート左右間の高い位置に重厚なセンターコンソールが通っているところも、FRをアピールするかのような内装デザインの妙です。
新型クラウンが口コミなどで内装について厳しい評価が集中していることもあり、CX-60のインテリアはかなりのアドバンテージとなるでしょう。
最新クロスオーバー同士は実力伯仲!勝負はこれから
引用:https://www.gqjapan.jp/
対してCX-60はその走り味に硬めで突き上げ感もあるとのレポートが散見されますが、クラウンは最新の足回りと後輪ステア(4WS)が可能となるDRS(ダイナミックリアステアリング)を全車標準としているところが強み。双方一長一短ありますが、価格面では両車ともウレ線となりそうなモデル(CX-60:XD-HYBRID Premium Sports/クラウン:G“Leather Package”)は540万円台とかなり近い価格帯です。
奇しくも同じ2022年発売となった両メーカーのフラッグシップ。個性の異なる新しいクロスオーバーSUVのマッチアップは始まったばかりです。今後の販売動向など注目していきましょう。
以上、クラウンクロスオーバーの値引き相場レポートをお届けしました。