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ランドクルーザー・プラド(250)の値引き相場レポート!【グレード別・2024年3月最新】実販売データから合格ラインを算出

最終更新日 2024/2/27

世界に誇るランドクルーザーシリーズの中で、高い悪路走破性を持ち乗用車からの乗り換えでも違和感なく使える”ちょうどいい”ランクル。それがプラドです。長い歴史を紡ぐ現行プラドは発売後13年を経てもその人気に陰りは見られません。
そんなランドクルーザー・プラドの購入を考えている方が一番気になっているのがどのくらい値引きが可能なのかだと思います。

この記事を読めばわかること

  1. プラドの値引き交渉の効率的なやり方
  2. グレード毎の適正な値引き額
  3. オプション値引きとオマケゲットの方法
  4. ライバル車競合はCX-8、アウトランダーが効果的
  5. ランドクルーザー同士を競合させるコツ

特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!

どうしてこんな普通は手に入らないような情報を書けるかというとそれには理由があって…

管理人
実は管理人の友達がトヨタのディーラーに勤めているので現場のリアルな情報が入ってきます。

このページは最新値引き情報とプラドのおすすめポイントだけにフォーカスしていますので最後まで見ていただけると嬉しいです!

値引きの相場・限界は?【2024年3月最新

プラドの値引き相場はズバリ

交渉のレベル車両本体OP値引き
限界まで値引き交渉40万25%
ライバル車を出して交渉34万15%
特に交渉なし18~21万0~5%

値引き難易度:やや緩い リセール価値:A

250の値引き相場はズバリ

交渉のレベル車両本体OP値引き
限界まで値引き交渉-万25%
ライバル車を出して交渉-万15%
特に交渉なし-万0~5%

値引き難易度:渋い リセール価値:A+

現行モデルは既に受注終了。

後継の250は来年前半に発売予定ですが、注文が殺到して数年待ちの納期になると予想されています。

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管理人

2009年デビューの現行プラドは今だ人気でロングセラーを続けていますが、10年を超えるモデルでもありそれなりに値引きの条件も話が分かる状態です。

また、後述しますが納期がかなり長くなりますので、「お待たせ料」的にサービスが上乗せされているようです。

プラドのグレード別の値引き相場

グレードリッター乗車人数車両本体価格(税込み)値引き相場
(付属品含まず)
特別仕様車70thアニバーサリーLimitedガソリン
2.7L
5人429万円38万円
7人444万8,000円39万円
ディーゼル
2.8L
5人496万円44万円
7人511万8,000円46万円
TXガソリン
2.7L
5人366万6,000円29万円
7人382万4,000円34万円
ディーゼル
2.8L
5人433万円38万円
7人488万8,000円39万円
TX
“Lパッケージ”
ガソリン
2.7L
5人416万9,000円37万円
7人432万7,000円38万円
ディーゼル
2.8L
5人483万9,000円43万円
7人499万7,000円44万円
TZ-Gディーゼル
2.8L
7人554万3,000円48万円
管理人

グレードの違いがよくわからない方は下の記事を参考にしてください。

参考⇒ランドクルーザー/プラドのおすすめグレードを比較して検証!後悔しないために選んでおきたいのは?

ちなみにこの目標金額は、月間自家用車、情報誌グーネット、ベストカー、オートックワン、価格.com、みんカラ、購入者への聞き取りなどの上位30%の平均で算出しています。

グレードやオプションによって差が出ますし、目標に届かない場合もありますので、その時は他のサービスを付けてもらうなどで調整しましょう。

ライバル車種と競合させるのが基本!

ライバル車種との競合値引きを引き出すのには、車種選択が悩ましいプラド。それは本格クロカンでありクロスオーバー的なSUVっぽくもある、という独特のポジションのためです。

輸入車勢だと近い成り立ちのモデルもありますが、それらは大概高額価格帯が離れてしまいます。
従って国産車で競合させるならマツダCX-8三菱アウトランダーホンダCR-Vなど3列シートのSUVあたりがセオリーでしょう。

管理人

これらの車名を出すことにより競争意識を煽りどちらにするか本気で悩んでいると思わせられれば、気を変えさせるため更なる値引きを引き出せる場合もあります。

参考に次記事も読んでみてくださいね。

プラド同士を競合させれば大幅値引きも

以前と違い今は全てのトヨタ車トヨタ全チャンネルで売られているので同士競合は簡単です。見分け方も簡単で、ディーラー名前を見て少しでも違うところが別資本です。基本的には、隣県まで足を伸ばせばまず間違いありません。

その複数店舗を回り「他店ではここまで値引きしてくれたよ」と伝えれば、値引きがさらに大きくなることが期待できます。

管理人
いくつかのトヨタ店を回ることで、中には販売ノルマ未達のディーラー営業マンに遭遇するときもあります。そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでラッキーですよ。
※東京の販売店はトヨタモビリティ東京にほぼ統合されてしまったので、都内ではトヨタの同士競合ができません。都内在住の方はお近くの県まで足を伸ばす作戦にしましょう。
購入者

「プラド同士を競わせたら値引きが増えた!」
高知県 30代 男性
購入したグレード:TX 2.7L ガソリン(7人乗り)
値引き額:30万円
サービス:フロアマット
感想:以前から付き合いのあるネッツ店でプラドの見積もりを取ったところ、値引きは25万で上限。。。

こりゃダメだと思い、専売だったトヨタ店2店まで行って見積もりを取りました。良い方は32万まで出たので、即決しちゃいました

アフターサービスやメンテナンスを考えても元の専売店で買ったのは良い選択だったと思います!

オプション値引きはマスト

オプションからの値引き車両本体値引き同様、大切なポイント。トヨタ車純正アクセサリーの品揃えも豊富ですし、GRモデリスタなどのカスタマイズパーツもあります。けっこう選択する方なら、オプション値引きも相当なものになるのでは?

プラドの場合は選択用品価格の概ね20%以上目標交渉しましょう。

管理人

トヨタの場合は営業マン個人裁量メーカーOP5%まで、ディーラーOP20%まで値引きを出せると言われています。

また、契約直前だけに通用するやり方ですが、このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよと言えば、ちょっとしたアクセサリー類なら付けてもらえることもあります。

具体的には

・サンシェード
・本革キーケース
・ドアエッジプロテクター
・カーロック
・キー付ホイールナット
・ナンバーフレーム(デラックス)
・ロングラゲージマット
・ラゲージソフトトレイ

などがねらい目です。

もちろんサービスなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うこと。具体的には取付工賃がかからないものを選ぶのがポイント

また、ハンコ印鑑証明を用意しておくなどして本気度アピールしましょう。

管理人

どのオプションを付けるかまだ決めかねている方はこちらの記事を見てから決断してくださいね。

参考⇒プラドのおすすめオプションとナビはどれ?後悔しないために本当に必要なものを調べてみた!

ランクルを買った人

「本体値引きがイマイチな分、オプション用品の値引きをしてもらいました!」

山梨県 男性 30代
グレード:TX Lパッケージ
値引き額:車両本体25万
サービス:端数カット

プラドを買おうと商談に行ったのですが、営業マンから
「本体値引きはこれ以上はとても…」
との事実上の打ち止め宣言。

ガチで被るライバル車も不在ということで…
オプション値引きを狙う作戦に変更。
「ではオプション用品値引きと下取り査定の上乗せで頑張ってもらえませんか?」
と相談してみると
「わかりました!頑張らせていただきます」
となかなかの好感触!

オプションは総額から30%値引きしてもらえてさらに支払い時の端数カット!それに下取り金額も10万円アップしてもらえたのでトータルで考えると大勝利と言っていい内容になりました!

細かいサービスのオマケをお願いする

思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、

  • ・総支払金額からの端数切捨て
  • ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
  • ・登録手数料のサービス・半額
  • ・納車時ガソリン満タン
  • ・ローンを組むなら金利の引き下げ


などはオマケでお願いするのを忘れないようにしましょう。



特にコーティングは、もともと半分がディーラーの利益なこと、納車前の汚れを落とさなくてよくなるのでサービスしてもらいやすいです。

また、任意保険の加入・切り替えの時期が近いなら、新車購入時にそのディーラーで加入することで、営業マンの成績アップになるので、その分値引きを上乗せしてもらえることもあります。

 

予算は伝えるべきか?

値引き交渉をするときに“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロ。黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。

ですのでおすすめのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
予算は○○万円なので、これ以上は1円も出せません。オプション品込みでこの予算内に収まるなら即決するよ

などと勝負を賭ける方法もあります。ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。

値引きのセオリー、セール・決算期を狙う

車検等に余裕があるなら、いっそ腰を落ち着けて期末セール在庫一掃的なフェアに合わせて値引きを狙う方法もあります。

■中間の決算期(8月下旬~9月末)
■年度末の決算期(1月3月
■夏のボーナス時期の6月7月
■冬ボーナス&年末商戦期の12月

上記のようなタイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。

納期はやや改善され3~5か月

現時点プラドの納期は発注から3~5か月となっています。

モデルライフを考えると半年後なら納車即、フルモデルチェンジ!!という不安もありますが人気車の宿命でしょうか。

プラドの売れ筋グレード「TX Lパッケージ 7人乗り」にも残価設定ローンを使えば月々21,000円で乗れる

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上の画像が見積もりの例ですが、頭金50万、月々の支払い21,000円でプラドに乗ることも可能です。

グレードTX Lパッケージ    7人乗り
支払回数60回
頭金500,000円
下取り金額0円
初回支払い額24,984円
2回目以降支払い額21,000円
ボーナス月加算額150,000円(1月/8月)
金利4.9%

グレードは人気のTX Lパッケージ 7人乗り支払回数は60回(5年)、ボーナス時は15万なのでかなり現実的な条件ですよね。もちろん車両本体値引きを頑張ればもっと支払額は減ります。

頭金がゼロだと毎月32,500円の支払いになりますので頭金は少しでもあったほうが月々が楽。

オプションはMOPでボディカラーをホワイトパールクリスタルシャイン33,000円です。

管理人

ランクル・プラドは残価がかなり高く、残価設定ローンを利用するのに向いてる車種。最近では新車購入者の8割が利用しているというメーカーもありますので検討されてはいかがでしょうか。

残価設定ローンの上手い利用方法を知りたい方は下の記事を参考にしてください。

参考⇒プラドを残価設定ローンでオトクに購入する方法!

ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!


ディーラーイメージ
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・

管理人
実はディーラー査定は安いことが多いってご存知でしたか?

理由は簡単。競合がいないからです。

なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。


営業マン
コチラのお車の下取りは70万円です


管理人
と言われてもその金額が妥当なのか、安いのかプロでもないのにわかりませんよね。


しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…

下取り額を大幅にアップさせる方法


査定額イメージ図
同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。

下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!

答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。

そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。

営業マン
コチラのお車の下取りは70万円です(この金額で収まれば何十万と儲かるな)


あなた
他の買取店で90万円の査定をしてもらってます。これが見積書です。


営業マン
汗汗。では下取り100万でいかがでしょうか?


あなた
OKです。よし!やった!


これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。

しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。

そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。

管理人
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管理人
無料の一括査定サービスを知らなかったがために、下取りで安く買いたたかれて 「あのとき買い取り査定しておけば・・・」 と後悔している人は多いです。 やったもん勝ちで、100%損をすることのないサービスですのでぜひ活用してください

それでも・・・
あなた
ネットの一括査定って個人情報が洩れたり、めちゃめちゃ電話がかかってくるんじゃないの?それは嫌だな~
管理人
そんな不安をお持ちの方は「ナビクルって実際どう?キャンセルできる?管理人が実際に使ってみた」をご覧ください。きっと不安が解消します。
管理人
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管理人
ユーカーパック?どういうサービス?なにが得なの?という方は「ユーカーパックが車一括査定よりも良いところはどこ?」をご覧ください

プラドの魅力はココだ!

引用:https://www.flexnet.co.jp/

世界に通用する伝統のブランド”ランドクルーザー”。「どこへでも行き、生きて帰って来られるクルマ」という精神は70年にも及ぶ歴史の中でも一貫してブレるところはありません。そうしたコアなところは不変ですが、一方で時代の変化ユーザーの嗜好を適時くみ上げ、商品展開をしていくところはトヨタの強みとも言えます。

本稿の主役「ランドクルーザー・プラド」は、ランクルシリーズが三つに分派していく中の70系バンから続くライトデューティ系譜のモデル。80年代後半に起こったRVブームを受け、フレーム構造リヤリジッドサスなどのクロカン部分はそのままに、スタイリングをより乗用車的に見直し、ポルトガル語で平原を意味する「プラド」のペットネームを与えシリーズ展開してきました。

果たしてトヨタの目論見どおりプラド人気モデルへと成長し、本格的な走破性能を持ちながら都市に馴染むデザイン、乗用車の代替えでも違和感のないインテリアの造りドライビングポジション。本家ランクルに比べれば軽めのプライスなど、総合的に高い評価を得ています。

引用:https://instagrammernews.com/

現行150系プラドは13年目に突入!

現行モデルとなる”プラド”ブランドとしては4代目150系モデル2009年に登場。既にプラド史上最長の13年目を迎えるロングセラーモデルで、登場後2度のマイナーチェンジなど改良を重ねて商品力は完成の域に達しています。

先代120系までは3ドアバージョンがありましたが、日本国内向けには廃止され現行プラド5ドアに一本化しています。
そのエクステリアは、先代からの雰囲気を残しつつもより水平基調なシルエットに。一方でサイドビューはやさしいラインと張りのある面で構成して、プラドらしい都会的なシルエットを打ち出しています。フロントマスクについてはデビュー時の2009年版、マイチェン時の2013年版、さらに現行2017年版三つの顔を持ち、その時々のトレンドでアップデートされています。

引用:https://oceans.tokyo.jp/

インテリアも2009年次の仕様からシート素材インテリアカラー変更等を経て、最新のものはインストゥルメントパネルを中心に先進的なデザインを採用。センターコンソール最上部にあったエアコン吹き出し口の位置を下げて視認性を高めたほか、モニターは今日的な9インチワイド(メーカーオプション)になりました。また、トップグレードを除き全車5名乗り7名乗りを選択できます。

ランクルシリーズの神髄であるオフロード性能は、フルフレーム構造シャシーマルチテレインセレクト傾斜角・タイヤ切れ角・デフロック作動表示機能クロールコントロールトルセンLSDなど各種運転サポート機能を盛り込み、並みのSUVとは一線を画すクロカンモデルであることをアピールします。

引用:https://dressup-navi.net/

他方、オンロードでの快適な走行を実現するため、上級モデルのTZ-Gには電子制御式リヤエアサスKDSS(キネティックダイナミックサスペンションシステム)を用意。後者は走行状況にあわせてアクティブにスタビライザーをコントロールする機能で、オンロードではスタビライザーを制御してコーナリング時のロールを抑える一方、オフロードではスタビライザーを無効にすることで、十分なホイールストロークを確保しています。

プラドのグレードと価格

プラドグレード構成価格は以下のとおりです。2009年の発売時には2.7ℓ直44.0ℓV6ガソリンエンジンでスタートしましたが、2015年改良時に新開発の2.8ℓクリーンディーゼルエンジンを追加、同時にV6ガソリン廃止となっています。
ディーゼル2020年改良でターボチャージャーのサイズアップにより、最高出力向上(177PS→204PS)も図られています。

おすすめグレードはトップモデルで決まり?

モデル終盤に入っているプラドグレード構成も整理され、上記のとおりシンプルラインナップになっています。ベースのTXグレード(ガソリン)は400万円を下回る価格は魅力的ながら、ウレタンステアリングマニュアル操作シートなど、プラドの車格としてはやや物足りません。

一つ上のLパッケージなら本革ステアリングオートパワーシートになり、インテリアも本革シート金属調加飾に彩られ華やかさが増し、機能装備もシートベンチレーション電動格納式サードシートなど備わります。但し、価格上昇は50万円以上あるのは少し悩ましいですね。ちなみにイイに決まっている最上級グレードのTZ-Gはさらに40万円の上乗せが必要。もちろん19インチアルミドライブモードセレクト、前項のKDSSエアサスペンションと走行性能は下位グレードとは”別モノ感“はあります。極めたいならTZ-Gコスパは悪くありません。

待ってよかった70周年を祝うアニバーサリーモデル

TZ-Gまで踏み切れないあなたには、2021年に発売されたランクル誕生70周年を記念した「TXLパッケージ 70thアニバーサリーリミテッド”」がオススメ。

引用:https://www.vipauto.co.jp/

通常のLパッケージ全タイプ12万円アップで、外装はブラック塗装を施したラジエターグリルヘッドランプガーニッシュルーフレール18インチアルミホイールなどへ変更。漆黒メッキバックドアガーニッシュも特装感があります。

内装では専用色であるサドルタン本革シート表皮本革センタークラスターサイドニーパッドシルバー塗装オーナメントパネルなどしっかり他グレード差別化されています。ガソリン車ディーゼル車5名乗り7名乗りの全てに設定されるので、そこは好みで選べるのも嬉しいポイント。通常のLパッケージのコスパに魅力不足を感じていた方へ、コスパを上乗せするような特別仕様車台数限定のアナウンスは今のところないようですが、モデル末期ならではのお買い得グレードとしてイチ推しできます。

本格クロカン+SUVジャンルはライバル不在

プラドのガチライバル車を探すのは非常に難しいところです。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

国産勢フルフレーム構造車体を持つクルマはジムニーしかなく、外国勢でもラングラーなどごく一部。プラドのアニキ分になるランドクルーザー300あたりになれば、価格帯も上がるためランドローバージープブランドのモデルをライバル視できますが、プラド300万500万円台のクルマなので明らかに価格セグメントが違います。

一昔前なら国産でも三菱パジェロ(1982~2019)、いすゞビッグホーン(1981~2002)、マツダプロシードマービー(1991~1999)、日産テラノ(1986~2002)あたりは近い性格のモデルでした。

かつての最強ライバルは一時代を築いたパジェロ

特にパジェロRVブームと呼ばれた1990年代販売台数を大きく伸ばし、クルマ好き云々は関係なく老若男女問わず、一般名称として日本中で広く認知されたほどのモデル。パリ・ダカールラリーでの活躍によるブランドイメージ向上もあり、当時は販売面でもランクルを凌ぐ場面が見られ、何よりトヨタプラドを誕生させる遠因ともなった一台なのです。

引用:https://www.webcartop.jp/

初代から2代目モデルまではパジェロが圧倒的な強さを誇りましたが、3代目から4代目へとが進むほどに失速。背景には2000年代に入ってライトクロカン的FF乗用車ベースのコンパクトなモデル、例えば初代CR-VRAV4などが市場を席捲してきたこともあります。

かくして前述した大型クロカンモデル達はいずれも消滅してしまいました。そうした中でプラドを含むランクルだけが生き残っている(どころか益々人気が上がっている)のは、クロカンとしての矜持を決して失うことなく、静粛性快適性向上に努め、現行モデルにも通じる上級路線化時代の要請と上手くマッチさせた賜物だと思います。

次期プラドはComing Soon!不安は・・・

引用:https://www.admiration.ne.jp/

昨年上位シリーズになるランドクルーザー300系へとフルモデルチェンジを果たし、瞬く間に受注停止となるほどの人気っぷりを見せつけましたが、ミドルシリーズとなるプラド車齢的にはいつモデルチェンジしてもおかしくない時期です。

ネット上では方々で次期型ウワサが飛び交っていますが、まとめると新180系プラドGA-F新プラットフォームを使うものの寸法はさほど変化はせず、全体のデザインもキープコンセプトの色合いが強そう。ランクル300由来の新パワーユニットの搭載はあるが、ハイブリッドなど電動化はおそらくない。またGR SPORTといった新グレードもアニキ分同様に設定がありそう、などの見解が大勢を占めています。

そして早くも次期プラドで一番の懸案事項は、その納期であるのは間違いない!という意見では一致しているようです。

引用:https://kuruma-news.jp/

以上、ランドクルーザー・プラド値引き相場レポートをお届けしました。

 

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