知らないと損するムーヴキャンバスの値引き相場レポート【グレード別・2024年11月最新】実販売データから合格ラインを算出！

最終更新日 2024/10/30

タントよりも少し低めの車高に両側スライドドアを備える新ジャンルを開拓したダイハツ｢ムーヴキャンバス｣。フォロワーのライバルが登場する中、さらに進化すべくついに2代目モデルへとフルモデルチェンジを行いました。

そんなムーヴキャンバスの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。

特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します！

どうしてこんな普通は手に入らないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…

値引きの相場・限界は？【2024年11月最新】

ついに発売となった2代目ムーヴキャンバス。待ちに待っていた方も多いと思いますが、やはり新型は売れ行き好調で値引きも渋め。
とは言え初代発売のときと違い、現在は真向ライバルとなるスズキ｢ワゴンRスマイル｣があることから、正面切ってぶつけていけば営業マンの闘志にも火が付くかも。

グレード(タイプ)別の値引き相場

グレード	駆動	車両価格 （税込み）	値引き相場 （オプション含まず）
セオリーX	FF	1,496,000円〜	10万円
	4WD	1,622,500円〜	11万円
ストライプスX	FF	1,496,000円〜	10万円
	4WD	1,622,500円〜	11万円
セオリーG	FF	1,672,000円〜	12万円
	4WD	1,798,500円〜	12万円
ストライプスG	FF	1,672,000円〜	12万円
	4WD	1,798,500円〜	13万円
セオリーG ターボ	FF	1,793,000円〜	12万円
	4WD	1,919,500円〜	14万円
ストライプスG ターボ	FF	1,793,000円〜	12万円
	4WD	1,919,500円〜	14万円

ライバル車種と競合させるのが基本

ライバル車種を出して競合させたほうが、ムーヴキャンバス一本にしぼって交渉するよりも値引きが出やすくなります。

まずは売れ行き好調のワゴンRスマイルを先行させて煽るのがメイン。但し、スマイルだけにこだわることなく可愛い系のラパン、同じハイト系ワゴンのデイズ、人気のホンダNシリーズなども当たって損はありません。

ムーヴキャンバス同士を競合させれば大幅値引きも

さらにムーヴキャンバス同士を競合させることも効果的です。

ムーヴキャンバスはもちろん全ダイハツ店で売られていますが、どことでも同士競合できるわけではありません。競合させられるのは別資本で、別会社の場合です。
ダイハツは原則として各都道府県に1社なので隣県に越境して「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることも期待できます。

値引きに満足できないときはサブディーラーという手も

ライバル車や別資本の同士競合でも満足できる値引きを得られなかったときは、サブディーラーを当たるのも一つの方法です。

サブディーラーとは新車販売も手掛けている自動車整備工場や中古車販売店のことです。表の看板に「新車･中古車販売」「全メーカー取り扱い」などと書かれていたらソコ。
特にダイハツは軽自動車がメインのため、昔からサブディーラーでの取り扱いが多いメーカーですよ。

サブディーラーを簡単に見つけるには中古車販売サイトで、探している車種の「走行距離0～1,000km」「住んでいる地域」を入力し検索してみてください。
新車がヒットすれば、その店舗はサブディーラーとして新車販売もしているということです。

オプション値引きはコスパも良い

オプションからの値引きも車両本体値引きと同様、大切なポイント。
ムーヴキャンバスの場合は選択用品価格の概ね15%程度を目標に交渉しましょう。

また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。

具体的には

などがねらい目です。

もちろんサービスなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うこと。上記のようにあまり取付工賃がかからないものを選ぶのがポイント。

また、ハンコと印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。

ムーヴキャンバスの先進運転支援装備

緊急自動ブレーキ	クルマ・人
誤発進抑制	前進・後退
追従クルーズコントロール	全車速
ステアリング支援	車線維持

細かいサービスのオマケをお願いする

思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、



などはオマケでお願いするのを忘れないようにしましょう。



特にコーティングは、もともと半分がディーラーの利益なこと、納車前の汚れを落とさなくてよくなるのでサービスしてもらいやすいです。

また、任意保険の加入・切り替えの時期が近いなら、新車購入時にそのディーラーで加入することで、営業マンの成績アップになるので、その分値引きを上乗せしてもらえることもあります。

予算は伝えるべきか？

値引き交渉をするときに“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロ。

黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。

ですのでおすすめのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。

「予算は○○万円なので、これ以上は1円も出せません。オプション品込みでこの予算内に収まるなら即決するよ」などと勝負を賭ける方法もあります。

ちょっとやり過ぎかな？と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。

値引きを引出しやすいセール･決算期を狙う

車検等に余裕があるなら、いっそ腰を落ち着けて期末セールや在庫一掃的なフェアに合わせて値引きを狙う方法もあります。

引用：https://mobile.twitter.com/onomichi_d/

上記のようなタイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。

売れ筋グレードの「G SAⅢ」にも残価設定ローンを使えば頭金なし月々1万円台で乗れる

上の画像が見積もりの例ですが、頭金なし、月々の支払い16,600円でムーヴに乗ることも可能です。

グレード	G SAⅢ
支払回数	61回
頭金	0円
下取り金額	0円
初回支払い額	18,104円
2回目以降支払い額	16,600円
ボーナス月加算額	100,000円（1月/8月）
金利	3.9％

グレードは人気のG SAⅢ （2WD/CVT）、支払回数は61回(5年)、ボーナス時は10万なのでかなり現実的な条件ですよね。もちろん車両本体値引きを頑張ればもっと支払額は減ります。

オプションはMOPなし、DOPでカラーUP額(66,000円)※パールホワイト×ブルーミングピンクメタリック、乗り出し楽々プランA(67,958円)、NE’Xコーティング(フロント撥水ワイパー付)(78,100円)、7インチプレミアムメモリーナビ(安心ドラレコプランA)(214,236円)、アップグレードパック(25,300円)と一通り必要なものを付けています。

残価設定ローンの上手い利用方法を知りたい方は下の記事を参考にしてください。

参考⇒ムーヴキャンバスを残価設定ローンでオトクに購入する方法！

納期は1～2か月

1～2か月と納期は普通。内訳はセオリーが1～2か月、ストライプスが2か月。
急ぐ場合は各ディーラーが事前発注している車両がないか小まめに問い合わせしてみましょう。
在庫車と希望グレード等で折り合いがつけば、いち早く手に入れることも可能です。

ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い！

新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・







しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…

下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。

下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました！

答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。

そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。









これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。

しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。

そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。




それでも・・・

ムーヴキャンバスの魅力はココだ！

引用：https://response.jp/

ダイハツの隠れ人気モノ(車)であるムーヴキャンバスがついに2代目となりました。

2016年に登場した初代モデルは、いわゆる”かわいい系”軽自動車のセグメントではありましたが、これまでのムーヴラテやミラココアとは違い両側スライドドアを採用したことがトピック。それでいてタントよりは背の高さを下げ、極端なスーパーハイト系モデルとも一線を画すディメンションは、ワーゲン(VW)バスを想起させるようなデザインの妙とも相まって累計38万台を売上げることに成功しました。ここ数年のムーヴの販売実績の多くを占めていたのもこのムーヴキャンバスの台数です。

またムーヴキャンバスの大きな特徴は女性ユーザー比率で、その割合は何と9割に迫るものであったとか。ロハスなスタイリング、可愛いカラー、NA(自然吸気)エンジンのみの穏やかな走り味などが、ダイハツの思惑どおりに市場からは受け入れられたようです。

徹底したキープコンセプトの新型エクステリア

そして2022年夏に登場した2代目ですが、エクステリアデザインは一目瞭然のキープコンセプト。詳しくない方なら違いも見つけにくいくらい徹底して先代を踏襲してきた印象です。

引用：https://www.colors-aeon.com/

フロントマスクには先代の丸いエンブレムが”鼻”のように映りワンポイントでしたが、新型は”車名”の英字ロゴに変わっています。これは先代が｢あの可愛いクルマは何？｣と注目されたときに車名がわかりづらかったという話もあって、よりアピールしたい表れだとか。

2代目では先代のイメージを色濃く残す｢ストライプス｣とモノトーンでやや落ち着いた印象を与える｢セオリー｣、二つのデザインラインを用意したのが新しい展開。先代の女性比率は前述のとおりですが、2代目では男性ユーザーに対しても間口を広げていく戦略でしょう。

一方、インテリアはガラリと雰囲気が変わっていて、まず先代がセンターメーターを採用していたのに対し、オーソドックスな運転席前メーターへとレイアウトが変更。その分センターコンソール上部には大きなディスプレイを装着することができるようになっています。
軽のトレンドである豊富な収納系では、リアシート下からせり出す”置きラクボックス”や保温機能が付いた”ホッとカップホルダー”などを採用しているほか、オプションですが外したマスクなどをサッと収納しておけるインパネアッパーボックスなどには時代性を感じます。

新ムーヴキャンバスは二つの個性でユーザー拡大を狙う

引用：https://car.watch.impress.co.jp/

また、エクステリア同様にインテリアにもストライプスとセオリーで、別パターンのカラーリングを設定。明るいホワイトとライトグレーでまとめたストライプスに対し、セオリーはブラウン＆ネイビーというシックな装いで違いをアピールしています。

新型ムーヴキャンバスのメカニズム面のトピックはDNGA(ダイハツ･ニュー･グローバル･アーキテクチャー)プラットフォームが導入されたこと。これにより乗り心地と操縦性が先代より大きく進化し、その上で今回新たにターボエンジンも搭載されました。
街乗りが中心となる使われ方であっても、ターボによりアクセル開度が小さくてすむ恩恵は静粛性や燃費面で確実に表れるものであり、2代目ムーヴキャンバスの魅力を大きく引き上げるポイントになるでしょう。

ダイハツの予防安全装備”スマートアシスト”は当然最新仕様が実装され、衝突警報機能や衝突回避支援ブレーキ機能に夜間歩行者検知と追従二輪車検知を追加。また検知距離、対応速度の向上も図っています。運転支援では全車速追従機能付ACC(アダプティブ･クルーズ･コントロール)とLKC(レーン･キープ･コントロール)も設定され、待望の電動パーキングブレーキ(オートブレーキホールド付)も採用されました。

ムーヴキャンバスのグレードと価格

ムーヴキャンバスのグレードと価格は以下のとおりです。

ストライプスとセオリーでまったく同じグレード展開および同価格になっています。ありがちなターボが欲しいならセオリーを選ぶしかないといった”縛り”がないのは嬉しいですね。

おすすめグレードはどれ？

ムーヴキャンバスにはストライプスとセオリーという二つのスタイルがあり、そのどちらにも同じエンジン構成、駆動方式が設定されています。ですからどちらのスタイルを選ぶかは、ご自身のお好みでチョイスできるようになっています。
但し、内外観以外まったく違いがないかと言えばそうでもなく、セオリーにだけ本革巻きステアリングとシフトノブが装着されています。これで本体価格同額なのは、ストライプスはツートンカラー仕様のためそこへコストが掛かっているからでしょうか。

さて、クルドラ的オススメとしてはどちらのスタイルであっても、ターボグレードがイチ推しです。

待望のターボエンジン搭載でオススメ度もアップ

前項でも少し触れましたが、ターボは何も高速道路をひんぱんに走行する人だけのものではなく、シティユースにおいてもその効果は実感できます。

引用：https://autoc-one.jp/

具体的には車内の静粛性で、いかに新型モデルとはいえ軽自動車に掛けられるコストは限度があり、高級車のようにふんだんに吸音素材を投入することもできません。NAの場合はターボよりパワーがない分、やはりエンジン回転を上げる場面も増え、その際比例して車内へ進入するノイズも上昇します。

また、新型はDNGA効果で全体に軽量化したことで燃費も向上していて、NAとターボではカタログ値で0.5km/ℓ差しかありませんから、これであればNAでアクセル踏み込み量が少し増えれば、余裕のあるターボが燃費で逆転してしまうかも知れませんね。

ちなみに本体価格ではGターボが12万円ほど高いわけですが、NAのGにオプションになるACCやLKCといった｢スマートクルーズパック｣が標準なので実質は7万円ほどがターボ代ということになります。
先代モデルにはなかったターボエンジンということで、リセールバリューでも優位に働くと思われ新型ならターボグレードがオススメです。

ライバルは打倒ダイハツに燃えるワゴンRスマイル

軽自動車を車高等でジャンル分けすると下記のようになります。

その中でこれまで2016年登場のムーヴキャンバスには真正面からバッティングするモデルはなかったのですが、昨年9月に永遠のライバルスズキから｢ワゴンRスマイル｣が投入されました。

これはもうそのものズバリ、ムーヴキャンバスを狙い撃ちしてきたモデルで間違いありません。両側スライドドア、デザインテイスト、車高、グレード構成、”ムーヴ”のライバルである”ワゴンR”の名を冠しているところまで同じです。

ワゴンRスマイルはフツーのワゴンRよりかは背が高く、スーパーハイト系のスペーシアよりかは背が低いというサイズ感。画像のとおり素の状態ではシンプルな箱型で、適度に角が丸められた柔らかな雰囲気のボディに楕円のヘッドライト、横桟状のフロントグリル、角型リアコンビランプがオーソドックスに配置されています。愛着のわく嫌味のないクリーンな造形は男女問わず広く受け入れられるエクステリアです。

引用：https://web.motormagazine.co.jp/

スライドドアは電動開閉式が採用されているほか、ドアが完全に閉まる前にクルマから離れることが可能な｢パワースライドドア予約ロック機能｣も装備しています。

生まれ変わったムーヴキャンバスがわずかにリードか

ワゴンRスマイルと新型ムーヴキャンバスをガチ比較すると、やはり新しい分ムーヴキャンバスの優位が目に付きます。特にワゴンRスマイルが先代ムーヴキャンバスを仮想敵としていたこともあり、2代目で新たに採用されたターボグレードや2種類のデザインスタイル、あるいは電動パーキングブレーキなどはワゴンRスマイルにはないもの。

逆にワゴンRスマイルはマイルドハイブリッドを用意し、カタログ燃費では優位となっているほか、価格面では相対するどのグレード同士でもムーヴキャンバスより割安に設定されているところは魅力です。

おそらく次回のマイナーチェンジか商品改良で、ワゴンRスマイルも打倒2代目ムーヴキャンバスといったことを仕掛けてくるでしょうから、この両車、いや両社の競争は今後も続いていくに違いありません。

以上、ダイハツムーヴキャンバスの値引き相場レポートをお届けしました。

引用：https://car.watch.impress.co.jp/

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