WRX S4/STIの値引き相場レポート!実販売データから導き出された限界と合格ライン
最終更新日 2024/10/30
スバル最高峰のスポーツセダン、
そんなWRX S4/STIの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
そこで今回は
- ・WRX S4/STIの値引きの相場・限界
- ・値引き交渉のコツ
- ・実際の購入者の口コミ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次(タップで飛べます)
値引きの相場・限界は?【2024年11月最新】
WRX S4の値引き相場はズバリ
交渉のレベル | 車両本体 | OP値引き |
---|---|---|
限界まで値引き交渉 | 20万 | 20% |
ライバル車を出して交渉 | 16万 | 15% |
特に交渉なし | 7~10万 | 0~10% |
値引き難易度:普通 リセール価値:B+
WRX STIの値引き相場はズバリ
交渉のレベル | 車両本体 | OP値引き |
---|---|---|
限界まで値引き交渉 | 19万 | 20% |
ライバル車を出して交渉 | 15万 | 15% |
特に交渉なし | 7~9万 | 0~10% |
値引き難易度:やや緩い リセール価値:B+
向こう3か月もマイナーチェンジなどが控えていないので、ほぼ変わらずで推移するでしょう。
S4はマイナーチェンジから時間が経ち、値引きも緩んでいます。
STIは本体値引き拡大傾向。
クラウンがスポーティーになってどちらにするか悩んでいると営業マンを揺さぶりましょう。
ワンポイント
納期が改善される車種が多く新車を買いやすくなっています!
新年セールは割安に購入するチャンス!
"カーナビ無料装着"や"期間限定の低金利ローン"などのキャンペーンは誰でも付けてもらえるものなので、満足せずに本体値引きを狙うのが鉄則です!
ライバル車種と競合させる
ライバル車種との競合で値引きを引き出すのには
S4はクラウン、マークX
STIはシビックタイプRなどが効果的。
これらの名前を出すことにより競争意識を煽り、“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる好条件が出る場合もあります。
WRX同士を競合させる
ライバル車種の名前を出しても値引きが思わしくなかった場合、WRX同士を競合させることも効果的。
WRX S4はスバル店で扱われていて、△△スバル○○店の○○部分が少しでも違うところが別会社で別資本ですので、その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
基本的には隣の県まで足を伸ばせば必ず別会社になります。
隣県まで越境できない方は、スバルの新車を扱っているサブディーラー(中古車販売店など)も同士競合させることができますので、近くにあればぜひ行ってみましょう。
また、いくつかのスバル店を回ることで、中には販売ノルマに未達のディーラーや営業マンに遭遇するときもあります。
そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでかなりラッキーです。
それでも値引きに満足できないときはサブディーラーを当たってみる
ライバル車との競合や別資本ディーラー回りでも満足できる値引きを得られなかったときはサブディーラーを当たるのも1つの方法です。
サブディーラーとは新車販売も手掛けている自動車整備工場、中古車販売店のことです。
表の看板に「各種自動車販売」、「各メーカー(全メーカー)新車販売」と書かれていたらそれです。
スバル系サブディーラーは店名に「スバルショップ」が付いているのがわかりやすいですが、それ以外はなかなか探しにくく、普通に検索しても出てこないことも普通です。
そんな時は中古車販売サイトで、探している自動車メーカーの車種の「走行距離0~1,000km」、「住んでいる地域で」検索してみてください。
新車が出てくれば、その店舗はサブディーラーとして新車販売もしているということです。
メリット、デメリットや正規ディーラーとの違いなどはサブディーラーでも新車はオトクに買えるのかで解説していますのでチェックしてみてください。
オプション値引き
オプションからの値引きも車両本体からの値引きと同じで大切です。
WRXは本体値引きもありますが、オプションからも程度期待できますので、25~30%程度を目標に強気に交渉を行い、実質的な高額値引きに繋げましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・ドアバイザー
・トランクガーニッシュ
・ドアハンドル
・サイドシルプレート シルバー
・フロアカーペット
・ドアミラーオートシステム
・ホイールロックセット
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイント。
また、ハンコを用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロ。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せない。でもこの予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいい」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
納期はやや長め
オプションによっても変わってきますが、基本的に3~4か月です。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法
同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
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・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
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※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
それでも・・・
先駆けるスポーツセダン
WRXは、元々インプレッサの派生車種として発売されました。
しかしWRXS4の発売により、インプレッサから完全に独立したと言えると思います。
セダンのスポーツタイプとして、現在は日本ではあまりないタイプの車種となっていますが、走行性能にズバ抜けた能力を兼ね備えている車種であります。
最高出力が300psで、水平対向4気筒1998直噴ターボとあり、瞬発力に長けています。
能力だけ見れば、海外のスポーツカーにも引けを取っておらず非常に優れた車種であると言えると思います。
評判、評価は?
WRXS4は、インプレッサの派生車種としてラリー用に設計された車種でした。
そのため、瞬発力・走行性に非常に長けており、今でも非常に高い人気を集めています。
ラリーを行えば、ポルシェにも引けを取らない能力があるようですが、車体価格はポルシェよりも遥かに安い設定となっています。
なので、レース好きの方からは海外車種を買うよりもWRXS4の方がコストパフォーマンスが良いとされており、評価ぎ高くなっています。
燃費は決して高い方ではありませんが、WRXS4になる方で燃費を気にしている方はいないと言えると思います。
コスパで選ぶなら2.0GT EyeSight
WRX S4をコスパで選ぶのであれば最低価格グレードの2.0GT EyeSightを検討すると良いでしょう。
低価格グレードと言ってもエンジンスペックや装備は充実しており、300馬力を発生するエンジンを搭載しており、デュアルSRSエアバッグ、SRSサイドエアバッグ+SRSカーテンエアバッグ、運転席SRSニーエアバッグ、アイサイトによる予防安全装備は標準装備されています。
トランクスポイラーとビルシュタイン製ダンパーが装備されないのが上級グレードである2.0GT-S EyeSightとの大きな差と言えます。
アルミホイールも標準装備されており、必須といえるオプションはカーナビくらいでしょう。
リセールを考えて選ぶなら2.0GT-S EyeSight
WRX S4をコスパで選ぶのであれば上級グレードの2.0GT-S EyeSightを検討すると良いでしょう。
トランクスポイラーとビルシュタイン製ダンパーが装備され、より走行性能が向上しています。
シート生地はアルカンターラにグレードアップしています。
オプションでリセールが期待できる本革シートやウィングスポイラーも装備可能となっています。
また、このグレードのみ電動サンルーフの装備も可能ですが大きなリセールまでは期待できないかもしれません。
300馬力ものエンジン出力やアイサイトver.3による予防安全装備、各種エアバッグの衝突安全装備などは下位グレードと同じです。
安全装備は?
アイサイトはもちろん装備されていて、必要に応じてエンジンを制御してくれて事故から守ってくれます。
視野角と視認距離を約40%拡大しているので、認識性能を向上しています。
カラー画像化によってブレーキランプを認識して、踏み忘れを防げます。アクティブレーンキープで、車線を中央に維持して走行していけます。
前方に人でなく壁等を感知すると、警報で知らせてくれます。
搭載されていない機能は、特にありません。前に障害物があっても回避してくれて、後方は誤発進と認識すると、出力を抑えてくれます。
収納スペースは?
トランクルームは大容量を確保できるように、9インチサイズのゴルフバッグが4つも収納できます。
リヤシートのバックレストを分割して倒すと、広さを拡張する事が出来て更に大きな荷物を入れられます。
荷物を入れたり出したりする時に、高さがあるので少しやりにくいです。
フロアコンソールボックスは、電源ソケットやホルダーを備えていているので運転を快適にサポートしてくれます。
リッドは前方に100mmスライドできるので、収納できるスペースを広げられます。
後部座席でくつろげるように、カップホルダーが付いています。
居住性・快適性は?
Aピラーを傾斜する事によって、乗員とフロントウインドゥとの間に最適な距離を確保しています。
バケット状のフロントシートになっているので、ホールド感が良好でランバーサポートが備わっているので腰痛持ちの人でもリラックスして長時間座れます。
後席も頭上と足元ともに、身長が180センチある人でもゆったりと座れます。
4人の大人が乗っても、ゆったりとできる広々空間になっています。
本革シートでインストルメントパネルとのコーディネーションで、上質な空間が演出されるようになっています。
走行性能・エンジン性能は?
水平対向エンジンで、走っていても車体が傾いたりしないので安定した走行が可能です。燃費は13.2km/Lで、圧縮的な動力性能と環境性能を高次元で両立しています。
走りを使い分ける事ができるように、エンジンとトランスミッションをコンピューターで統合して制御しています。インテリジェントモードで燃費に良い走りが出来て、スポーツモードで気持ちの良い加速が楽しめます。
ポーツ・シャープモードは、アクセル操作をしてダイレクトな反応と刺激的な加速が提供されます。
スポーツリニアトロニックで、滑らかな加速とリニアなレスポンスも提供できます。
優れているところは
WRXS4の優れているところは、何と言っても走行性にあると思います。
タイプは違いますが、スポーツカーとして国内外から人気の高いトヨタ86の馬力は200psほどに対して、WRXS4は300psと非常に高く、86を突き放す数字を残しています。
運転者の腕にも関係してくるとは思いますが、ポルシェにも勝ると言われており、世界で通用する車種となっているようです。
車体価格も335万円程からとしており、86よりはやや高いですが、ポルシェと比べると遥かにコストパフォーマンスが安く、尚且つ能力はポルシェ並みとあって走り好きの方からは高い支持を得ているようです。
物足りないところは
WRXS4は走行性に優れた車種となっており、高燃費には縁のない車種であるといえます。
エコ運転をしても最高で13km/Lほどと、セダンとしてと走行性を考えると良い方ではありますが、最近の車では20km/L前後が一般的となっています。
セダンなのでスポーツカーと言えど実用性はありますが、経済性ではあまり良くないところは少し残念な点であります。
1番良いとされるのは、この走行性を維持しながら高燃費を出すことができれば、更にはユーザーは増えてくると思います。
しかし、燃費が悪くとも対評価には繋がっていないので、総合的には優秀な車種であると言えます。
実燃費は?
ラリー用に造られていたWRXは走行性には定評がありますが、燃費では高い数字を残せていません。
実燃費でも、たとえエコ運転をしたとしても11km/Lほどしか計測されていないようで、経済性は高くはありません。
WRXS4として、一般の方にも実用性のある仕様と変わってきてはいますが、まだまだレース用の車種と言えると思います。
しかし、実際に乗ってみると抜群の瞬発力で燃費などは気にもならなくなるようで、快適な走行を楽しめるようです。
ダサい?デザインや内装は?
WRXS4の内装のデザインは基本的に同スバルのレヴォーグと同じような設計となっているようで、評価は決して比較は低くはありません。
あまり高級感のあるデザインとはなっていませんが、走るためのデザイン性となっています。
この車は試乗しただけでは良さがあまりわからないようで、3000kmほど走って良さがジワジワとわかってくるタイプの車種です。
静粛性にはやや難があるようですが、セダンということが家族のいる方にも購入しやすいという点で、実用性は高い評車種であると言えると思います。