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自動車の税金

自動車は購入するときだけでなく、保有している間も税金がかかってきます。このページでは税金の内容と金額、これからの見通しに関して見ていきたいと思います。

車はいつ買うのが一番節税できるのか

ガソリン車でエコカーであれば、今年(2017)の3月末までにナンバーをつけることが一番節税できます。
なぜかというと、エコカー減税が厳しくなるからです。

3月までにナンバーが付けば、自動車重量税が減税され、自動車重量税も減税されます。
またグリーン税制も受けれて、今年の5月に届く自動車税も一回ですが減税されます。

HV車ではものによっては減税額が変わりますが、ほとんどの車種が免税のままになる予定です。
以上のことから、ガソリン車のエコカーであれば、今年の3月までにナンバーをつけることが節税できますので、2月中には注文をされることをオススメします。

自動車にかかる税金と内容

名称購入時所有中内容
自動車取得税自動車を取得した場合にかかる税金
自動車税
軽自動車税
普通自動車または軽自動車を所有している人に対してかかる税金
自動車重量税車検などの際に自動車の重量等に応じてかかる税金
消費税自動車の車両本体やオプション、ガソリンなどにかかる税金
ガソリン税
(揮発油税+地方道路税)
ガソリンに対してかかる税金
軽油引取税特約業者または元売業者からの軽油の引き取りに対してかかる税金
石油税ガソリンや軽油に対してもかかる税金で、日本国内で消費される石油製品に対してもかかる税金

エコカー減税の内容とは

エコカー減税とは国土交通省が定める排出ガスと燃費の基準を満たす自動車を対象に、自動車重量税と自動車取得税を減免する制度です。重い車ほど緩い設定になっています。

またエコカー減税の目的に、燃費や排ガス性能の悪い車から環境性能の良いへの買い替えを促す目的があります。
新車のほとんどがエコカー減税対象になっているため、2009年からスタートし、燃費基準の見直しをしたうえで、2012年度延長し、燃費基準を厳格し、2015年度再び延長し今日に至ります。

2017年度に再々度延長する予定ですが基準は厳しくなる予定です。

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エコカー減税適用前の通常の税額

区分
通常の税額(エコカー減税適用前)
乗用車
総排気量1リットル以下
29,500円
総排気量1リットル超
1.5リットル以下
34,500円
総排気量1.5リットル超
2リットル以下
39,500円
総排気量2リットル超
2.5リットル以下
45,000円
総排気量2.5リットル超
3リットル以下
51,000円
総排気量3リットル超
3.5リットル以下
58,000円
総排気量3.5リットル超
4リットル以下
66,500円
総排気量4リットル超
4.5リットル以下
76,500円
総排気量4.5リットル超
6リットル以下
88,000円
総排気量6リットル超
111,000円

エコカー減税適用後の自動車税金額

区分
75%軽減
50%軽減
乗用車
総排気量1リットル以下
7,500円
15,000円
総排気量1リットル超
1.5リットル以下
9,000円
17,500円
総排気量1.5リットル超
2リットル以下
10,000円
20,000円
総排気量2リットル超
2.5リットル以下
11,500円
22,500円
総排気量2.5リットル超
3リットル以下
13,000円
25,500円
総排気量3リットル超
3.5リットル以下
14,500円
29,000円

自動車重量税の内容とは

自動車の重量に応じて課される国税です。昭和46年に自動車重量税法ができ、車検または使用の届け出の時に納付するもの。重量税の一部が道路関係の費用にあてられています。

自動車重量税は0.5トンごとに金額が上がります。また新車登録から13年以上経過すると税額が上がります。さらに18年経過するとさらに税額が上がります。

自家用乗用車はの場合は車両の重さによって税額が変わりますが、軽自動車は車両の重さに関わらず定額になっています。重量税の支払うタイミングとして新たに自動車を買うタイミングと車検を受けるときになります。

グリーン化税制の内容とは

グリーン化税制は平成13年度に導入された環境配慮型税制になり、車の環境負荷に応じて自動車税、自動車重量税、自動車取得税の税率の税率を軽減ないしは重課する特例措置になります。

主に窒素酸化物や粒子状物質の有害物質の排出量を減らすための環境対策のためのものです。グリーン化税制がはエコカー減税と同じ意味になります。また適用されるのは新車登録時にエコカー減税され、二回目の車検時も重量税が減税されます。また電気自動車やプラグインハイブリットは免税になります。

更に19年度以降ではトヨタPHVプリウスは6年間は自動車税が免除になる予定です。

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