CX-60の値引き相場レポート!【グレード別・2024年12月最新】実販売データから限界と合格ラインを算出!
最終更新日 2024/11/29
マツダファン待望の新しいフラッグシップであるCX-60が発売となりました。
フルスカイアクティブ10年の節目として、正に全方位へ隙のないモデルとなっています。
そんなCX-60の購入を考えている方が一番気になっているのが”どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
この記事を読めばわかること
- CX-60の効率的な値引き交渉のやり方
- グレード毎の適正な値引き額
- オプション値引きとオマケしてもらう方法
- ライバル車競合はハリアーやクラウンが効果的
- CX-60同士を競合させるコツ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないような情報が手に入るかというとそれには理由があって…
このページは最新値引き情報とCX-60のおすすめポイントだけにフォーカスしていますので最後まで見ていただけると嬉しいです!
目次(タップで飛べます)
値引きの相場・限界は?【2024年12月最新】
CX-60の値引き相場はズバリ
交渉のレベル | 車両本体 | OP値引き |
---|---|---|
限界まで値引き交渉 | 25万 | 15% |
ライバル車を出して交渉 | 20万 | 10% |
特に交渉なし | 14~15万 | 0~5% |
値引き難易度:やや緩い リセール価値:B
マツダのSUVの中で最もガードが堅かったですが、ここに来て緩み気味。
新世代商品群投入以降、現在のマツダは値引きをかなり引き締めている状況。商品力が向上していることはもちろんありますが、かつて「~地獄」呼ばわれされていたリセールバリューの低さを改善させる方針も窺えます。
CX-60は出たばかりの新型なので、かなり渋い交渉となっているようですが、さすがに価格帯が従来のマツダ車を超えるレベルのグレードもあり、5~10万円程度は話に乗ってくれるとの報告が多いです。
フルオプション状態やローンを組めばさらに値引きも大きくなる傾向。
また、メーカー直営より独立資本のディーラーで商談した方が値引きは出やすい場合も。
グレード別の値引き相場
ガソリン車
グレード(ガソリン車) | 駆動 | 車両本体価格(税込み) | 値引き相場 (オプション含まず) |
---|---|---|---|
25S S Package | 2WD | 322万3,000円 | 21万円 |
25S S Package | 4WD | 344万8,500円 | 22万円 |
25S L Package | 2WD | 363万5,500円 | 22万円 |
25S L Package | 4WD | 386万1,000円 | 23万円 |
25S Exclusive Mode | 2WD | 404万2,500円 | 24万円 |
25S Exclusive Mode | 2WD | 426万8,000円 | 25万円 |
ディーゼル車
グレード(ディーゼル車) | 駆動 | 車両本体価格(税込み) | 値引き相場 (オプション含まず) |
---|---|---|---|
XD | 2WD | 353万6,500円 | 21万円 |
4WD | 379万5,000円 | 22万円 | |
XD S Package | 2WD | 381万1,500円 | 22万円 |
4WD | 403万7,000円 | 23万円 | |
XD L Package | 2WD | 422万4,000円 | 23万円 |
4WD | 444万9,500円 | 24万円 | |
XD Exclusive Mode | 2WD | 463万1,000円 | 25万円 |
4WD | 485万6,500円 | 26万円 |
ワンポイント
納期が改善される車種が多く新車を買いやすくなっています!
新年セールは割安に購入するチャンス!
"カーナビ無料装着"や"期間限定の低金利ローン"などのキャンペーンは誰でも付けてもらえるものなので、満足せずに本体値引きを狙うのが鉄則です!
ライバル車種と競合させるのが基本
CX-60の競合相手にはまずトヨタハリアーが思い浮かびますが、今年新型となったクラウンもクロスオーバーとなったことでライバル車の仲間入りでしょう。ほかにも日産アリアや輸入車のBMW X3、ベンツGLCなども効果的。
これらの車名を出すことにより競争意識を煽り“どちらにするか本気で悩んでいる“と思わせれば、気持ちを変えさせるため更に値引きを引き出せる場合もあります。参考に次記事も読んでみてくださいね。
別資本のマツダ店でCX-60同士を競合させる
ライバル車による競合でうまくいかなかったときは、経営資本の異なるマツダ店同士で競わせる方法も有力です。
CX-60は全マツダ店で扱われていて、㈱〇〇マツダの〇〇部分が少しでも違うところが別資本=別会社です。その複数店舗を回り「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えればさらに条件が良くなることも期待できます。
近所に知っているお店がなければ、マツダの公式サイトから店舗が検索できます。
⇒ http://www.mazda.co.jp/purchase/dealer/?prefecture=14
例えば神奈川県で検索すると下のような画像が出てきます。
少し見づらいですが、画像には全部で6つのディーラー名が出ています。このうち赤マルの3つの店舗の社名に注目してください。ココが違うところが経営資本が異なる店舗になります。①、③、➃、➅は全て湘南マツダで同系列ですから値引き枠の設定は同じと予想できます。でも、②と➄は会社が変わりますから違う枠が設定されている可能性大です。
手間も掛かりますが多くの店舗を回ることで、中には販売ノルマに未達のディーラーや営業マンに遭遇するときもあります。そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでかなりお得な買い物ができますよ。
値引きに満足できないときはサブディーラーという手も
ライバル車や別資本の同士競合でも満足できる値引きを得られなかったときは、サブディーラーを当たるのも一つの方法です。
サブディーラーとは新車販売も手掛けている自動車整備工場や中古車販売店のことです。表の看板に「新車・中古車販売」「全メーカー取り扱い」などと書かれていたらソコです。
特にマツダはかつて業販(業者販売の略)も多かったため、サブディーラーでの取り扱いが多いメーカーのひとつでした。店舗や社名に「オートザム」とあるのは、地域にもよりますがサブディーラーに近いお店です。
サブディーラーを簡単に見つけるには中古車販売サイトで、探している車種の「走行距離0~1,000km」「住んでいる地域」を入力し検索してみてください。
新車がヒットすれば、その店舗はサブディーラーとして新車販売もしているということです。
メリット、デメリットや正規ディーラーとの違いなどは「サブディーラーでも新車はオトクに買えるのか」で解説していますのでぜひチェックしてくださいね。
オプション値引きはマスト
オプションからの値引きも車両本体値引きと同様、大切なポイント。特にCX-60のように出たばかりの新型で本体値引きが渋い場合ならなおさら。
CX-60の場合は選択用品価格の概ね20%程度を目標に値引き交渉しましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
発売当初には値引きが抑えられていることもあって、標準のマツダコネクトにナビ機能を持たせるSDカードアドバンスをサービスしてくれるパターンも多かったです。
その他にも
・ラゲッジオールウェザーマット
・高機能エアコンフィルター
・カーゴステッププロテクション
・ペットシートカバー
・セレクティブキーシェル
・サンシェード
・ナンバープレートホルダー
などがねらい目です。
もちろんサービスなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙いましょう。具体的には取付工賃がかからないものを選ぶのがポイント。
また、ハンコと印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
どのオプションを付けるかまだ決めかねている方はこちらの記事を見てから決断してくださいね。
CX-60の先進運転支援装備
緊急自動ブレーキ | クルマ・人 |
誤発進抑制 | 前進・後退 |
追従クルーズコントロール | 全車速 |
ステアリング支援 | 車線維持 |
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロ。黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は1円も出せません。オプション品込みでこの予算内に収まるなら即決するよ」
などと勝負を賭ける方法も。ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
商談は3回やれ、良い人に徹しろ、は本当か?
いろいろなクルマ値引きの情報サイトを見ていると、”商談は3回やれ“だとか”初回はいい人に徹しろ“などアドバイスするサイトも珍しくありません。
ですが営業マンはいつも「いい人だからたくさん値引きしてあげたい」と思っているでしょうか。営業マンやディーラーの事情は様々。商談はいつ好機のタイミングが巡ってくるのかわかりません。
3回目に勝負!と意気込むよりも「早くCX-60に乗りたい!」と思っているなら例え初回だろうが2回目だろうが自分で納得できるラインに到達していればソッコーで決めるのも全然アリですよ。
「超短期決戦で勝負を決めました!」 大阪府 40代 男性 経営の違うマツダディーラーをいくつか見積りを取って回ることも考えましたが、親の代から付き合いのある店舗なので即決サービス狙いで行くことにしました。 「予約購入でも安くしてくれますか」と私。マツダの営業マンは「CX-60は値引き枠を期待しないでください」と意外にクールな返答。 端っから買う気マンマンの私はすかさず「あちこち回らずに、今この場で契約するつもりですが安くなりませんか?」と切り返すと、営業マンも少し顔色が変わり「即決ということですか?」と逆質問です(笑)。 頷いた私をテーブルに案内して、かれこれ2時間近くやり取りを続け、最後は伝家の宝刀のように店長登場で15万円引きをゲット!もちろんその場で契約まで済ませました。さらに親が以前に店長から購入していた、、というところを突いて最後にしっかりコーティングのサービスもおねだりしています。 やはり直球の短期決戦は効き目があるんだと実感しました。 後日、私の希望するグレードの生産開始は年明けになると聞かされチョイとショックでしたが、そのグレードとしては店舗第1号車になるとのことで、気長に待ちます。車検に余裕を見た商談にして良かったですね。
購入したグレード:XD L Package
値引き額:15万円
サービス:5Yearsコーティング半額
感想:スクープ写真が出た頃から次回愛車候補にしていたCX-60。昨今の納期遅れに対応するため、車検1年前のタイミングでの商談です。
値引きのセオリー、セール・決算期を狙う
車検等に余裕があるなら、いっそ腰を落ち着けて期末セールや在庫一掃的なフェアに合わせ値引きを狙う方法もあります。
決算期も相場以上のビックリするような値引きもあり得ますので
■年度末の決算期(1月~3月)
■夏のボーナス時期の6月~7月
■冬ボーナス&年末商戦期の12月
こうしたタイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。
今は買っても良いタイミング
CX-60は22年9月に正式発売となったばかりのブランニューモデル。しばらくは現状のままで販売が続くため、値引きの金額もあまり大きくは動きません。
「もうちょっと待てばさらに安く買えていたのに…」
といった心配もありませんので今買ってもOKです。
納期は0.5~1か月と普通
ディーゼル車は半月程度、プレミアムスポーツとガソリン車0.5~1か月、PHEVは1か月程度。
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法
同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
↓ナビクル車査定の公式サイト(無料)で愛車の査定額をチェック↓
※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
それでも・・・
CX-60の魅力はココだ!
引用:https://www.asahi.com/
マツダが放つ新世代ラージ商品群の第1弾モデルである「CX-60」。2022年春頃より先行予約が開始され、9月にようやく正式発売となりましたが、既に月間販売予定台数の4倍を超える実績が上がっています。11月には一部グレードの生産開始が遅延となることが発表され、早くも納期問題が生じているようです。
プロモーション展開が早かったこともあり、それだけ期待して待っていたユーザーも多かったわけですが、実際のCX-60はそうした期待に十分応え得るモデルでした。
ラージ商品群の大きなセリングポイントは、やはりFRプラットフォームと直列6気筒エンジンであるのは間違いありません。
縦置きアーキテクチャー+直列6気筒エンジンでスカイアクティブ新章へ
現在日本で買えるクルマの内、直6エンジンを持つのはBMWとベンツ程度。何はなくとも環境対応が叫ばれるマーケットにおいては、多気筒エンジンはただ消えゆくのみと思われていましたが、内燃機関にとことん拘りを見せるマツダはその持てる技術力を存分に発揮し、3.3ℓ直6ディーゼルエンジンを新開発し投入しました。
それは単に馬力が欲しいといったものではなく、燃費性能においても従来の2.2ℓ直4を上回る数値を達成しているところがポイント。
引用:https://toyokeizai.net/
しかもその新パワーユニットを一部のスポーティカーにしか残っていないFR縦置きレイアウトへ搭載、さらにトランスミッションも新開発した8段ATとなれば”走る歓び”に期待するなという方がムリな話しです。
もちろんそうした斬新なメカニカル部分を包むエクステリアも最新マツダ流。
これまで約10年を掛けて熟成を進めてきた”魂動デザイン”の最高峰が目指され、日本的な感性や美意識に基づき「ノーブル・タフネス」というコンセプトを構築。従来のCX-5等スモール商品群がスマートな造形でもスポーティさが強調されてきたのに対し、CX-60ではより大人の魅力が感じられるようタフな骨格の中に、知性とエレガントの融合が意識されています。
もちろん今回、直6縦置きプラットフォームの採用がひと目で伝わるようなロングノーズシルエットもこれまでのモデルにはなかった点。ラージサイズのプレミアムSUVにふさわしく、フロントグリルやガーニッシュパネルにはピアノブラックかクロームメッキが使われています。
内外ともにマツダ最高水準の”魂動デザイン”を目指して
インテリアも同様でスカイアクティブ路線へ変更後は、これまでも特に高い評価を得ているところではありました。今回はCX-8などからの乗り換えであっても、すぐに高級感、上質感が伝わるデザインやマテリアルの選定がなされています。
引用:https://vague.style/
歴代マツダ車最大級となる車幅を生かした空間設計によって居住性はとても高く、ドライバーだけでなく助手席の快適性も向上。当然人馬一体を標榜するマツダにあっては、ドライビングポジションは最優先でレイアウトされているのは言うまでもありません。
車幅の広さはそのままラゲッジスペースの広さにもつながり、SUVらしく広大な開口部幅を持つラゲッジの活用に寄与するハンズフリーパワーリフトゲートやカラクリトノカバーといった機能性装備も充実しています。
先進安全技術はスマートブレーキサポートやMRCC(マツダレーダークルーズコントロール)、360°ビューモニターなどマツダの最新バージョンが搭載されているのはもちろん、ドライバーモニタリングシステムを利用して、万一の事態に備える「ドライバー異常時対応システム」や、適切なドラポジをシステム側が設定する「ドライバーパーソナライゼーションシステム」なども装備されています。
CX-60のグレードと価格はどうなっている
CX-60のグレードと価格は以下のとおりです。
おどろくのはその価格レンジの広さ。ボトムグレードの25S S Packageの299万円台からPHEV Premiumの626万円まで、上下で約327万円もの開きがあります。25S S PackageとXDの2台買っても、PHEV Premium1台より安いというのは果たしてどちらが得なのでしょうか??
CX-60のおすすめグレードはどれ?
只今生産が優先されているCX-60はe-SKYACTIV D 3.3搭載モデルのみなので、グレードではXD-HYBRIDの4タイプとなります。
3.3ℓ直6ディーゼルにマイルドハイブリッドを組み合わせた仕様だけが先行しているのは、おそらくメーカーサイドもこのグレードがもっともCX-60らしく、尚且つウレ筋となると踏んでいるためでしょう。
その他のグレードはいずれも2023年に入ってからの生産となるようです。今のところの販売実績の内訳ではディーゼルが8割、ガソリンが1.5割、PHEVが0.5といったことなので、やはり生産が早いということも含めディーゼルが人気の中心なのは間違いありません。
やはりクリーンディーゼルがマツダの代名詞
引用:https://jikayosha.jp/
もともと2012年に登場したCX-5以降、クリーンディーゼルが新マツダブランドの求心力になっていたこともあり、PHEVなども用意はしていますがCX-60でもその流れは変わらないようです。
従っておすすめグレードも必然、ディーゼルエンジン搭載モデルとなりますが、グレード一覧表のとおりディーゼルには2つのバージョンがあります。一つは先行生産しているXD-HYBRID系、もう一つがモーター類を持たない純エンジン車のXD系です。
8割の販売実績中ではややXD-HYBRID系が多めですが、同じくらいにXD系の受注も入っているようです。
そもそもCX-60はハイブリッド系とノンハイブリッド系で価格レンジが二分されるような構図になっていて、XD-HYBRIDとPHEV系はスタートプライスも500万円超えからしかなく、基本フル装備+4WDといった諸元になっています。対してノンハイブリッドの25SとXD系は四駆ではないFRも選べ、オプション設定の枠を増やして自身に必要な装備を加えていくスタイルになっているため、ベースモデルの価格はかなり低く抑えています。
CX-60の旨みが揃いコスパにも優れる”XD L Package“がオススメ
そうした目で見ると、クルドラ的にオススメしたいのは”XD L Package”です。
引用:https://response.jp/
本体価格はほぼ400万円(FRの場合)。エクステリアはフェンダーなどが黒樹脂素材なので、ハイブリッド系のボディ同色仕上げのものとは異なりますが、ホイールサイズなどは同じ。インテリアも本革シートになっているので”らしい”高級感もあります。これで105万円も安いならコスパはとても高いです。
上位グレードに標準装備の中から「やはりコレは欲しいよね」と思える”パノラマサンルーフ”をメーカーオプションで付けても12万円のアップですから、まだまだ余裕で差額分を他の支出へ回せます。
マイルドハイブリッドのある・ナシによる燃費の違いもほとんどなく、XD-HYBRID系がWLTCモードで21.0km/ℓなのに対し、XD系は同19.6km/ℓ。直6エンジン+FR+高級感というCX-60の旨みを詰め込んだようなXD L Packageはやはりイチ推しです。
ライバル車種:高級SUVの先駆トヨタハリアー
CX-60の標榜する高級SUV路線の元祖といえるモデルはトヨタハリアーです。
ハリアーは1997年から続くトヨタの上級SUVブランドで、初代と2代目はレクサスRXとして海外では販売されていました。3代目以降は「日本専用モデル」となり、現行モデルは2020年にモデルチェンジした4代目。発売直後から高い人気を誇り、月販目標3100台のところ1万台を超える月もざらにあるほどで、最近のトヨタ車の例にもれず今は納期が大きな課題になっています。
引用:https://autoc-one.jp/
待望のPHEVを追加しジャンルトップを堅持するハリアー
ハリアーは22年の10月に商品改良が実施され、Toyota Safety Senseの機能向上や車載ナビの設定拡大などが行われましたが、同時に最上位グレードとしてプラグインハイブリッド、PHEVモデルを新たに設定。他グレードとはフロントグリルなどが異なったエクステリアも与えられ、今後ますます人気に拍車がかかりそうです。
PHEVが加わったことでハリアーとCX-60のライバル色は一層強まりました。ハリアーのエクステリアは造形アイデアに「知性と品格」が織り込まれていて、「知性とエレガント」をテーマとしたCX-60に近い考え方。大らかな立体の断面を大胆に変化させ、サイドビューに映り込む景色もダイナミックに変化させていしていく手法は、魂動デザインに通じる部分があります。
またインテリアにおいても歴代ハリアーは、SUVにラグジュアリーセダンの高い質感を採り入れるという概念を持ち、ダブルステッチ、パイピングオーナメントなど素材感、手触り、色調まですべてを大人のセンスでコーディネイトしており、ここでも「大人」というキーワードはCX-60でも謳われていましたよね。
引用:https://www.gqjapan.jp/
多彩なパワーユニットが揃うところも両車共通ですが、もっともライバルとして感じられたのは高級SUVを標榜しながらも、どちらもスタートプライスを299万円に設定していたところ。もちろんこれは後発のCX-60がハリアーを意識した値付けであるのは間違いないでしょう。(※10月の改良でハリアーのスタートプライスは312万円に変わっています)
CX-60は歴代マツダ最大の馬力を誇るPHEVを準備
このようにあらゆる部分でしのぎを削る両車ですが、今後は10月にハリアーへ新たに追加されたことで”PHEV対決”に注目です。
ハリアーのPHEVは先行していたRAV4のものと同様なので、燃費スペックは通常のハイブリッドの方が若干良い数値が出ていますが、PHEVの魅力は何と言ってもEV走行の領域が広いこと。ハリアーPHEVならモーターだけで93kmも走ることができます。これだけあれば通常の街乗りユースでは、ほとんどガソリンを使わない方も多いのではないでしょうか。もちろん電気がなくなれば、エンジン走行できるのもPHEVの心強さです。
RAV4のPHEVが出た際は、即受注停止となるほどの売れ行きでしたから、もともと納期問題を抱えるハリアーも同じ道をたどるかが購入希望者の悩みの種です。
対してCX-60のPHEVですが、こちらは直6ディーゼルの陰に隠れがちですがこのユニットも中々の優れもの。
マツダ初となるPHEVはかつてのユーノスコスモやFD系RX-7を上回る最高馬力を達成していて、0-100km/h加速タイムはわずか5.8秒。最高出力は323PS、最大トルクは500Nmなので2.5ℓガソリンモデルよりハイパワーなだけでなく、最大トルクはちょうど倍となるスペックです。
その分、燃費やEV走行可能距離などではハリアーのシステムに一歩譲りますが、「走る歓び」に拘るマツダらしい電動車の提案ですよね。
CX-60PHEVの生産開始はまだ少し先ですが、セールス面では先輩格の大人気上級SUV、ハリアーにどこまで迫れるか注目です。
以上、マツダCX-60の値引き相場レポートをお届けしました。
引用:https://www.webcg.net/