BMW 2シリーズのおすすめオプション5つとドラレコを実際の購入者の声から紹介!後悔しないために付けておきたいDOPは?
最終更新日 2023/12/5
BMWの各モデルはボディサイズやパワーユニット、ボディタイプを基準にコンセプトを設け、それらが”シリーズ”としてカテゴライズされています。
通称ナンバリングシリーズと呼ばれる1シリーズから8シリーズまでのコアラインナップのうち、もっとも多様なバリエーションが揃うのが2シリーズかも知れません。
2シリーズは2013年に1シリーズクーペがモデルチェンジする際に初めて登場しています。当然そのモデルは先代に引き続きクーペボディのFR(後輪駆動)でしたが、その後オープンエアが楽しめる”カブリオレ”や走りにフォーカスした”M2クーペ”なども登場します。
そうしたクーペルックのFRモデルを展開していく中、2014年にはBMWブランド初のFFモデルとなる”アクティブツアラー”が発売となります。このモデルも車格から2シリーズにカテゴライズされたことで、同じシリーズにFRとFF二つのラインが共存することになります。
FFラインの方は2015年にアクティブツアラーの7名乗り仕様となる”グランツアラー”、2019年には4ドアセダンの”グランクーペ”を追加しています。FRラインはクーペが2021年にフルモデルチェンジして2代目になりました。
2代目クーペ、同じく2022年に2代目となったアクティブツアラー、2019年から継続しているグランクーペの3車型が現在の2シリーズラインナップです。
今回のクルドラでは、2シリーズを実際に購入しようとしたとき気になる”オプション品”から、メーカーオプションとディーラーオプションに分けオススメをご紹介していきます。新車選びのご参考にどうぞ!
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最新2シリーズのプロフィール
引用:https://engineweb.jp/
前段のとおり3つのタイプから選べる2シリーズ。まずFRモデルとなる”クーペ”ですが、こちらは2代目となりさらに走りに磨きが掛かります。そもそもFFラインと異なり、クーペのプラットフォームは上位カテゴリーの3シリーズや4シリーズと共通するもの。その上に軽量なクーペボディが被さるため、シャーシ性能にも余裕が感じられます。
また、ロングノーズの流麗なエクステリアデザインもこのプラットフォームのなせる技です。先代クーペに引き続き、さらにアグレッシブなMモデル”M2”も追加されています。
一方のFFモデルは現在アクティブツアラーとグランクーペの2車種があります。この両モデルでは、一足先にアクティブツアラーが新型へと切り替わっています。新しいアクティブツアラーは、高めに設定された車高が特徴的なコンパクトハッチバック。旧型に比べると一回り大きくなったスリーサイズとキドニーグリルが目を惹きます。
エクステリアはFFらしく見るからに車内空間の広さを感じさせ、またインパネ周りは最新のBMWフォーマットとなるカーブドディスプレイがコンパクトクラスでは初採用となりました。なお、この新型アクティブツアラー誕生のタイミングで3列シートの”グランツアラー”は消滅しています。
引用:https://www.goodspress.jp/
もう一つのFFモデル”グランクーペ”は、トランクリッドの付いたノッチバッククーペスタイルの4ドアセダン。BMWでは4シリーズや8シリーズなどでも、この手の「4ドアクーペ」をくまなくランナップしています。セダンボディですがFFの強みを生かし余裕ある室内空間を確保、それでいてクーペライクなシルエットはシンプルにカッコよいデザインで、何かクルマの美味しいとこ取りしたようなモデルですね。
2シリーズのメーカーオプションはどうなっている?
ご承知のとおりメーカーオプションだけは納車された後からアレこれ付けることができませんので、じっくりと検討する必要があります。逆に言えば、新車購入の醍醐味でもありますよね。
2シリーズについては、あまり数は多くないですがいくつかメーカーオプションが設定されています。もちろん車型やグレードにより装着できるメーカーオプションには違いが出てきます。ちなみに2シリーズの車種構成とグレード展開、車両本体価格は、以下のとおりとなっています。
やはりプラットフォームから違うクーペのスペックは、FFモデルに比べて高いものになっていますが、アクティブツアラーとグランクーペを見てもやや世代の新しいアクティブツアラーの方がエンジンスペックなどは上。特に同じ218iグレードを比較するとアクティブツアラーは1.5ℓなのに2.0ℓのグランクーペよりパワー、トルクともに上回っています。
さて、2シリーズのメーカーオプションを一覧にすると以下のとおりです。
それでは上記のオプションの中からいくつかピックアップして、おすすめポイントを見て行きましょう。
駆け抜ける歓びファスト・トラック・パッケージ
はじめは2シリーズのイメージリーダーと目されるクーペ専用のメーカーオプションから”ファスト・トラック・パッケージ”です。
このパッケージは「走り」に関わる部分をアップグレードするアイテムで構成され、クーペの両グレードで選択できますが、内容はそれぞれ違っています。まずどちらも足元が前後でサイズの違う19インチMライトアロイホイール&タイヤへとサイズアップとなり、M240i xDriveの方はリム幅等が220iよりも大きくなります。
ホイール以外ではM240i xDriveにはMテクノロジーパッケージとアダプティブMサスペンションが備わります。前者はよりスポーティな走りへの要求に答えるための装備。最適化された冷却システムで高負荷時でもエンジンとターボチャージャーを冷却し、最適な温度域に維持する機能に加え、フロントのMスポーツブレーキには大型のブレーキディスクが備わりブレーキ性能がいっそう強化されます。
後者のアダプティブMサスペンションとは電子制御式の可変ダンパーのこと。コンフォートやスポーツなどの各モードによって快適さを重視した設定から、ダイナミックな走りを楽しめるものまで調整可能です。
引用:https://bmw.jpn.org/
220i用にはホイールのほかにMスポーツブレーキとMリヤスポイラーがセット。さりげなく主張するブルーのブレーキキャリパーはフロントにアルミニウム合金製の4ピストンキャリパー、リヤにはシングルピストンフローティングキャリパーが装着され、優れた減速性能を発揮します。
ボディカラーと同色のMリヤスポイラーは、スポーティなシルエットを引き立てるとともに、車両にかかる空気抵抗を大幅に低減。リヤアクスルにダウンフォースを発生させることで走行安定性を高めます。
走りのクーペモデルにはぜひチョイスしたいおすすめオプションです。
ハードな走りに応えるMスポーツシート・パッケージ
もう一つクーペ専用のオプションから”Mスポーツシート・パッケージ”をご紹介。インテリアのスポーティな印象を引き上げる一体型ヘッドレストを備えたバケットスタイルのMスポーツシートです。さまざまな調節機能を備えバックレストの幅とランバーサポートは個別に調節でき、ヘッドレストの高さについても電動調節式。シートにはMロゴがあしらわれ、このモデルの持つ類まれなスポーツ性能を強調。このシートがBMWらしいスポーティなキャラクターを際立たせている感じです。
引用:https://www.webcg.net/
その他にこのパッケージでは、インテリアトリムをMカラーで照らし浮かび上がらせるMハイライターズ・イルミネーテッドと日差しを遮り、リヤドアのプライバシーを高めるサンプロテクションガラスがセットされています。
上質な車内に仕上げるハイライン・パッケージ
インテリアの質感を一気に引き上げたいなら”ハイライン・パッケージ”がオススメです。
このパッケージはクーペとアクティブツアラーの両方に設定され、アクティブツアラーではさらにExclusiveとM Sportの各グレード用が用意されています。
すべてに共通する装備はシートを上質にするヴァーネスカレザーとサンプロテクションガラス。クーペ用にはその他に先にご紹介したMハイライターズ・イルミネーテッドが付きます。
アクティブツアラーのハイライン・パッケージはシート地のグレードアップのほかにharman/kardonのHiFiスピーカーシステムが奢られます。アンプ出力205W、12スピーカー、7チャンネルサラウンドが車内を豊かなオーディオルームへと変えてくれます。また、着座の疲れをほぐすマッサージ機能付きの運転席アクティブシートもクラスを超えた上級装備です。
なお、ExclusiveグレードはM Sportと同じスポーツシートへの変更もこのパッケージに含まれます。そのためオプション価格が少し高くなっていますね。
引用:https://www.goo-net.com/
グランクーペを本革内装にするプラス・パッケージ
このパッケージは218i&218dグレードのグランクーペ用オプションです。内容は前項のハイライン・パッケージと共通する印象で、インテリアのグレードアップを図るものです。メインとなるのはダコタレザーの本革シートになり、シートヒーターとランバーサポートも付きます。
さらに日差しを和らげ、プライバシーを守るサンプロテクションガラスも含まれます。
M235iオーナーにはこちらMプラス・パッケージ
こちらはグランクーペでもM235i xDrive用のプラス・パッケージとなっていて、サンプロテクションガラス以外の内容が218系とは変わります。
大きなものではアダプティブサスペンション。標準でもMスポーツサスペンションが備わるM235iですが、このオプションを選ぶとアダプティブサスペンションに置き換わります。アダプティブサスペンションは走行状況に応じてダンパー特性を調整し、快適性とドライビングダイナミクスの両立を実現します。スイッチを押すだけでコンフォートとスポーツのモードを切り替え可能です。
引用:https://www.yanase.co.jp/
さらに標準のスポーツシートに代わりアルカンターラをあしらったヘッドレスト一体型のMスポーツシートが装着されます。
ちなみにこのMスポーツシートを前項のパッケージにあるダコタレザーにしたい場合は、190,000円の追加費用で本革のMスポーツシートへ変更することもできます。
Mカラーがワンポイントに効くMシートベルトもお洒落なこのパッケージは、”M派”の人にはオススメ度NO.1です。
聴かせるharman/kardonサラウンドサウンドシステム
単品オプションのオススメは、クーペに設定されるハイブランドならではの上質なオーディオシステムです。
優れたサラウンドサウンドを実現するharman/kardon(ハーマンカードン)サラウンドサウンドシステムは、9チャンネルの高出力464Wデジタルアンプが臨場感たっぷりに音楽を再現。車速感応式のイコライジング機能によって走行ノイズをきめ細かく自動で低減します。合計16個のスピーカーにより、どのシートであっても調和のとれたサウンドが車内を包み込み、黒いメッシュの高品質なカバーが視覚的にも上質な印象を与えます。サウンド設定はiDriveコントローラーとコントロールディスプレイで快適に操作できます。
クーペにはHiFiスピーカーシステムが用意されていますが、そちらは205W+7チャンネルアンプ&10個のスピーカー。やはりharman/kardonサラウンドサウンドシステムと比べるとスペックでは及びません。
引用:https://www.webcg.net/
2シリーズのおすすめディーラーオプションはどれ?
後付け可能なディーラーオプション、純正アクセサリーは必要が生じたときにいつでも選べるので、じっくりと検討するのもよいと思いますが、やはり値引きの厳しい輸入車では、新車購入時のサービスとして狙っていく人も多いかも知れません。
それでは2シリーズのディーラーオプションのオススメをご紹介して行きますが、まずはBMWの純正オプションとして外せないのがM Performanceパーツです。
究極のモータースポーツフィーリングM Performanceパーツ
最新世代のシリーズ各モデルからMモデル、Xモデルに至るまで、ほぼすべてのラインアップを網羅するM Performanceパーツとは、BMWモータースポーツ活動の結晶といえる純正アクセサリー群です。
レースマシンと同じCFRP(カーボン強化樹脂)やアルカンターラ素材を惜しげもなく投入し、新型モデル同様の風洞実験や所属ワークスドライバーによる実走行テストを重ね、開発される各アイテム。もちろんオリジナルのフォルムを損なうことなく、すべてを完璧にフィットさせる高い精度と品質は、精緻な製造技術と厳しい検査を経て送り出されるBMW純正アクセサリーならではと言えます。
2シリーズ用にはエクステリアからインテリアまで、何種類ものM Performanceパーツがラインナップしています。とりわけクーペのアイテム数は豊富で、逆にアクティブツアラーはわずかしかありません。
クーペ用は画像のとおりフロント・リヤスポイラーのほか、ブラックキドニーグリル、ミラーカバーなどカーボンルックのパーツが揃います。インテリアでもトリムやステアリングホイールカバーなどにカーボン/アルカンターラ調のドレスアップパーツがあり、前席シート裏を覆うシートバックシェルは面積も大きく視覚効果、満足度は高くなります。
グランクーペにもエクステリアのM Performanceパーツが用意されますが、クーペのカーボンに対して艶ありブラック仕上げになっています。また、アクティブツアラーについてはかろうじてアンテナカバーのみM Performanceパーツが設定されています。
ドレスアップに止まらないパフォーマンスアイテムあり
M Performanceパーツは内外装のドレスアップに限らず、文字通りパフォーマンス向上のための機能パーツもあります。代表的なのが18インチスポーツブレーキシステムで、より大きな内部通気孔と溝を持つ軽量ブレーキディスクにより、極限状態でのブレーキ性能の向上を実現します。真っ赤な塗装の魅力的なキャリパー外観は、クルマのデザインに完璧にマッチし、そのスポーティなキャラクターを際立たせます。2シリーズではクーペとグランクーペに設定があります。
M Performanceパーツは当然に価格は張りますが、プレミアムブランドを選択した方なら十分に価値が見いだせるオススメアイテムです。
ドライブレコーダーも純正品を選ぶ時代に
これまでは純正品のドライブレコーダーは市販品に比べて、少し割高でそのわりにスペックはやや低いというときがありましたが、現在では純正ドラレコもかなりスペックアップしており、市販品と遜色ない性能を有しています。
それどころか純正のメリットを生かし、装着した状態がとてもスッキリとしていて、チラり見えるBMWマークが所有満足度を高めてくれます。
BMWの純正ドラレコの最新モードは”Advanced Car Eye3.0”です。コンパクトなスタイリングで、車内にすっきり溶け込みながら愛車とその周囲を監視、記録するスタンダードモデルと、リヤカメラが標準装備され3.5インチ液晶タッチディスプレイまで搭載したProモデルの2タイプが揃います。
オススメは断然Proモデル。やはり昨今はフロントだけでなく、後方のケアも重要視されていますから、リヤカメラが最初から同梱されているのは経済的です。また、3.5インチのディスプレイはデザインが上手く処理されていて、それによる視界の悪さや見栄えの不満もありません。当然、スマホを経由する等々の煩わしさもなく、その場で即録画した映像を確認できるのもメリット。
QHDの高解像度録画や夜間も明るい映像が記録できるナイトビジョン、周囲の動きを感知して録画するモーションセンサーなど基本スペックにも不満はなく、BMWを熟知したディーラーによる安心の取付作業を考えれば純正品がオススメです。
ユーテリティ向上にトラベル&コンフォートシステム
ヘッドレストのステーにベースキャリアを装着することで、様々なモジュールを活用可能な”トラベル&コンフォートシステム”は、限りある車内の空間を最大限に活用できます。
取り外し可能なモジュールには、衣類にしわを付けることなく移動できる上に、衣類を掛けたまま車外に持ち出すことも可能な「コートハンガー」、ハンドバッグなどの小物を掛けておくことができる「ユニバーサルフック」、また長距離ドライブにはカップホルダーを備えた「フォールディングテーブル」が、リヤシートの乗員に最適なスペースを提供してくれます。
さらに盆暮れの帰省などで渋滞にはまったときのお子さん対策って必要ですよね。少し前ならDVDプレーヤーでも持ち込んでいたところですが、今ならダウンロードした映画やアニメをタブレットで鑑賞させる、って感じだと思います。
そんなときには「タブレットホルダー」もありますよ。ボタンを押すだけで取り外しも簡単。リヤシートの乗員が見やすいように本体の位置も調整できます。ホルダーはスタンドが一体化されているため、そのまま車外にも持ち出せます。
後席まわりの収納アイテムおすすめ2選はコレ
車内の収納力をアップするアイテムを2つご紹介します。ひとつは”リヤストレージバッグ”。 食べ物やペットボトルなど旅に必要なアイテムを収納しておけるリヤストレージバッグは、リヤのセンターシートベルトを使用して、シートにしっかりと固定して使います。
容量は20ℓもあり、後席に使い勝手の良い収納スペースが生まれます。断熱性の高いカップホルダー2個も組み込みまれていて、ドリンクを最適な温度に保ち快適な長距離ドライブが愉しめますよ。また、同梱されているリュックサック・キャリーシステムを使用すれば、車外に持ち出して使うこともできます。
もうひとつは”シートバックストレージポケット”です。こちらは雑誌やスナック、小物、ドリンクボトルなど大小のさまざまな身の回り品を数多くポケットへ収納できる便利アイテム。フロントシートのヘッドレストを使用し、バックレストにワンタッチで装着できます。
ブラックとグレーを基調に、ジッパーとアクセントがブルーでワンポイントに。そのブルーのアクセント付き黒の幅広ゴムカバーには、モノを差し込んだり掛けたりすることもできます。バックレスト部を汚れから防ぐこともでき、使わないときにはコンパクトに折り畳んでおけます。
どちらか片方でも備えておきたいアイテム達ですね。
以上、BMW2シリーズのおすすめオプションをご紹介しました。
引用:https://www.gqjapan.jp/
オプション選択は後悔の無いように
オプションは購入時にしか付けられないものもあり、取捨選択に頭を悩ますところです。
カスタムパーツや内装オプションを充実させての魅力を引き立たせたいのは山々・・・とは言えいくらでも費用をかけるわけにもいかないですよね。
そこで大切になってくるのが値引き額を把握することと愛車の下取り相場を調べて買い換え全体で損をしないことです。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって上手に値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
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