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新型プリウスの値引き相場レポート!【どこよりも詳しいグレード別・2024年3月最新】体験談をもとに限界額を算出!

最終更新日 2024/2/27

ハイブリッド車市場を切り開いてきたトヨタプリウスが、いよいよ第5世代へと生まれ変わりました。

先代からガラリと変わった新型プリウスは、再びマーケットの主役へと返り咲きそうな勢いです。

そんなプリウスの購入を考えている方が一番気になっているのがどのくらい値引きが可能なのかだと思います。

この記事を読めばわかること

  1. プリウスの効率的な値引き交渉のやり方
  2. グレード毎の適正な値引き額
  3. ライバル車は各メーカーの一線級が揃う
  4. プリウス同士を競合させるコツ
  5. オプション値引きとオマケしてもらう方法

特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!

どうしてこんな普通はわからないような情報が手に入るかというとそれには理由があって…

管理人
実は管理人の友達がトヨタの営業マンをしているので現場のリアルな情報が入ってきます。

このページは最新値引き情報とプリウスのおすすめポイントだけにフォーカスしていますので最後まで見ていただけると嬉しいです!

値引きの相場・限界は?【2024年3月最新】

プリウスの値引き相場はズバリ

交渉のレベル車両本体OP値引き
限界まで値引き交渉18万20%
ライバル車を出して交渉13万20%
特に交渉なし5~7万0~15%

値引き難易度:緩い リセール価値:C

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昨年の正式発売から1年が過ぎた新型プリウスですが、だいぶ緩くなりました。

それでもオプション値引き手続きサービスなど小まめに取りこぼさないよう粘ること。

「トヨタ系列店を全部回って値引きがアップした」
「シビックのe:HEVと競合させると上手くいった」

などの口コミも上がってきています。

グレード別の値引き相場

グレード車両本体価格
(税込み)
値引き相場
(付属品含まず)
Z370万円〜392万円19万円
G320万円〜342万円18万円
U299万円〜321万円16万円
X275万円〜297万円15万円

ちなみにこの目標金額は、月間自家用車、情報誌グーネット、ベストカー、オートックワン、価格.com、みんカラ、購入者への聞き取りなどの上位30%の平均で算出しています。

グレードやオプションによって差が出ますし、目標に届かない場合もありますので、その時は他のサービスを付けてもらうなどで調整しましょう。

管理人

ワンポイント


納期が改善される車種が多く新車を買いやすくなっています!

新年セールは割安に購入するチャンス!
"カーナビ無料装着"や"期間限定の低金利ローン"などのキャンペーンは誰でも付けてもらえるものなので、満足せずに本体値引きを狙うのが鉄則です!

ライバル車種と競合させるのが基本!

ハイブリッド車を世に定着させたプリウスですが、今やトヨタ内はもちろん他メーカーでも多くのハイブリッド車が投入されています。
一口にハイブリッドといってもパラレル式あり、シリーズ式あり、プラグインハイブリッド式ありと各社様々なアプローチをしていてどのモデルも実に魅力的です。

プリウスライバルとして引き合いに出して効果が期待できそうなのは、日産ノートオーラホンダシビックe:HEV。国産勢以外にもルノーアルカナ・ハイブリッドあたりを絡め、とことん好条件を取りに行くつもりで頑張ってください!

管理人

ライバル車を出すことにより競争意識を煽り“どちらにするか本気で悩んでいる“と思わせれば、気持ちを変えさせるため更に値引きを引き出せる場合もあります。

参考に次の記事も読んでみてくださいね。

どちらのクルマにも良いところと悪いところがあるのでプリウスのココが気になる…風を装えばバッチリです。

欠点、不満点に関しては下の記事も参考にしてください。

参考⇒買って後悔しないために知っておきたい!プリウスの不満点、欠点のまとめ

購入者

「シビックと競わせたら値引きがアップした」

奈良県 30代 男性
購入したグレード:Z
車両値引き額:5万円

プリウスの予約開始と共に即申し込もうと思い、事前にシビックe:HEVの見積書を取り用意していました。

以前から馴染みのトヨタ店では値引きナシで予約を受けているという感じで、取り付く島もない雰囲気でしたが、シビックの見積書を見せ、本気度をアピールし何とか片手の値引きを引き出しました。

見積書が役に立ったかどうかわかりませんが、黙っていたらゼロ円値引きかも知れなかったので準備しておいたのは正解だったかな!

プリウス同士を競合させるてみる

値引きが厳しいプリウスですから、今は同士競合の方が効果的な可能性が高いです。

全てのトヨタ車2020年からトヨタ全チャンネルで売られているので同士競合は簡単です。見分け方も簡単で、ディーラー名前を見て少しでも違うところが別資本です。その複数店舗を回り「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば、値引きが大きくなることも期待できます。

※東京の販売店はトヨタモビリティ東京にほぼ統合されてしまったので、都内ではトヨタの同士競合ができません。都内在住の方はお近くの県まで足を伸ばす作戦にしましょう。
購入者

「プリウス同士を競合させて値引きが伸びた!」

静岡県 40代 男性
購入したグレード:G
車両値引き額:5万円
サービス:ガラスコーティング
感想:家の近所のトヨタディーラー(カローラ店・ネッツ店・トヨペット店・トヨタ店)全部回って値引き交渉しました。

初回の見積もりは基本ゼロでしたが、やる気の感じられるネッツ店とカローラ店に絞って2回目以降の交渉を継続。

最終ネッツ店で5万円まで出たので、カローラ店へ「これ以上出してくれるならそちらで契約します」とやったところ、「5万円値引きにプラスしてガラスコーティングをサービスしますのでぜひお願いします」と営業マンが言ってくれて迷わず契約してきました!
同士競合が上手くいって良かったです!

値引きに満足できないときはサブディーラーを当たってみる

ライバル車との競合別資本同士競合でも満足できる値引きを得られなかったときはサブディーラーを当たるのも一つの方法です。

サブディーラーとは新車販売も手掛けている自動車整備工場中古車販売店のことです。

表の看板に「新車・中古車販売」「全メーカー取り扱い」などと書かれていたらソコです。

サブディーラーを簡単に見つけるには中古車販売サイトで、探している車種の「走行距離0~1,000km」「住んでいる地域」を入力し検索してみてください。

検索がヒットすれば、その店舗はサブディーラーとして新車販売もしているということです。

メリットデメリット正規ディーラーとの違いなどは「サブディーラーでも新車はオトクに買えるのか」で解説していますのでチェックしてくださいね。

オプション値引きはコスパ良し!

オプションからの値引き車両本体値引き同様、大切なポイント。特にプリウスのように値引きが渋いモデルでは特に有効となります。

プリウスの場合は選択用品価格の概ね20%程度目標値引き交渉するようにしましょう。

トヨタの場合は営業マン個人の裁量で、メーカーOP5%まで、ディーラーOP20%まで値引きを出せると言われています。

管理人

また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「最後にこのオプション品を”おまけ”で付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとした純正アクセサリーなら付けてもらえることもあります。

具体的には…

・スマートクッショントート
・ビルトインETCカバー
・フロアマット(デラックスタイプ)
・ラゲージソフトトレイ
・盗難防止機能付ナンバーフレームセット
・エアコンドリンクホルダー
・センターコンソールトレイ

などがねらい目です。

もちろんサービスなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙いましょう。具体的には取付工賃がかからないものを選ぶのがポイント

また、ハンコ印鑑証明を用意しておくなどして本気度アピールしましょう。

どのオプションを付けるかまだ決めかねている方は次の記事を見てから決断してくださいね。

参考⇒プリウス後期型の厳選おすすめオプション8種とナビはどれ?

細かいサービスのオマケをお願いする

思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、

  • ・総支払金額からの端数切捨て
  • ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
  • ・登録手数料のサービス・半額
  • ・納車時ガソリン満タン
  • ・ローンを組むなら金利の引き下げ


などはオマケでお願いするのを忘れないようにしましょう。



特にコーティングは、もともと半分がディーラーの利益なこと、納車前の汚れを落とさなくてよくなるのでサービスしてもらいやすいです。

また、任意保険の加入・切り替えの時期が近いなら、新車購入時にそのディーラーで加入することで、営業マンの成績アップになるので、その分値引きを上乗せしてもらえることもあります。

予算は伝えるべきか?

値引き交渉をするときに“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。

ですのでおすすめのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。

管理人

予算は○○万円なので、これ以上は1円も出せません。オプション品込みでこの予算内に収まるなら即決するよ」などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。

値引きのセオリー、セール・決算期を狙う

車検等に余裕があるなら、いっそ腰を落ち着けて期末セール在庫一掃的なフェアに合わせ値引きを狙う方法もあります。

決算期も相場以上のビックリするような値引きもあり得ますので

■中間の決算期(8月下旬~9月末)
■年度末の決算期(1月3月
■夏のボーナス時期の6月7月
■冬ボーナス&年末商戦期の12月

こうしたタイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。

納期は4~12か月…

新型プリウス納期4~12か月待ち

内訳は1.8Lモデルが最も早く7~8か月2.0Lモデルは9~10か月、PHEVはソーラー充電システム装着車は11~12か月、装着しないなら10か月とかなり長期となっています。

KINTO利用でプリウスの納期を短縮する?

また1.8ℓエンジンを積む”Uグレード“はトヨタのカーサブスクサービス「KINTO」でしか選ぶことができません。要はリース扱いとなるわけですが、こちらは通常の生産ラインとは別になっているため、フツーに買うよりも早い納期になると言われています。納期に拘る方は検討の余地ありです。

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管理人

プリウスの詳しい納期情報短縮するためのノウハウを知りたい方はこちらを見てください。

参考⇒プリウスの最新の納期情報と短縮する方法

今は買っても良いタイミング

ご紹介してきたとおり、出たばかりの新型モデルなので、当面値引き額に変化はないですから今は買っても良いタイミングです。

と言うか早くしないとホントこのご時世、納期がいつになるか分からなくなりますよ!

ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!


ディーラーイメージ
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・

管理人
実はディーラー査定は安いことが多いってご存知でしたか?

理由は簡単。競合がいないからです。

なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。


営業マン
コチラのお車の下取りは70万円です


管理人
と言われてもその金額が妥当なのか、安いのかプロでもないのにわかりませんよね。


しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…

下取り額を大幅にアップさせる方法


査定額イメージ図
同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。

下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!

答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。

そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。

営業マン
コチラのお車の下取りは70万円です(この金額で収まれば何十万と儲かるな)


あなた
他の買取店で90万円の査定をしてもらってます。これが見積書です。


営業マン
汗汗。では下取り100万でいかがでしょうか?


あなた
OKです。よし!やった!


これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。

しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。

そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。

管理人
管理人がリサーチした結果、圧倒的に利用者が多かったのはナビクル車査定(無料)です


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管理人
無料の一括査定サービスを知らなかったがために、下取りで安く買いたたかれて 「あのとき買い取り査定しておけば・・・」 と後悔している人は多いです。 やったもん勝ちで、100%損をすることのないサービスですのでぜひ活用してください

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新型プリウスの魅力はココだ!

引用:https://response.jp/

昨年のモデルチェンジですっかり別モノとなってしまったクラウンで世間を驚かせたトヨタですが、2023年新車発売第一弾となったプリウスもかなり大胆な進化を遂げました。

1997年発売の初代プリウスは「世界初量産型ハイブリッドカー」として、北米を中心にグローバルにその名を浸透させることに成功。今ではハイブリッドがもはや特殊なクルマとはされない時代ですが、プリウス存在感はやはり別格で、正に世界が注目するモデルチェンジとなりました。

エコカーの本分はそのままによりパーソナル感を重視

新型5代目となりますが、2代3代目の爆発的な人気に比べモデルサイクル後半にやや失速した感のあった4代目。その理由はエクステリアデザイン、特にフロントマスクの通称「歌舞伎顔」がウケなかったとも言われます。それだけに新型デザイン面は特に注目されていたわけですが、果たして発表された5代目はまるで先代面影を残さないマスクとなりました。

クルマ全体の造形こそ2代目から続く”モノフォルムシルエット”を継承し、プリウスらしさは健在ですが、フロントマスクはどちらかと言えば昨年発売された純バッテリーEV車(BEV)「bZ4X」のイメージに近く、少しおでこが突き出たハンマーヘッドデザイン。ヘッドライトは横にのびたクリアレンズ部が上方へ折り返し、薄めの二段構えとなる造形がシャープで先進的です。

引用:https://www.webcartop.jp/

先代に比べ車高低く広くなったことで従来のプリウスにはなかったスポーティな方向へ振ったデザイン。トヨタでは実用車的ハイブリッドなら今はカローラカムリもあるため、新型プリウスは思いっきりパーソナルな方向へシフトすることにしたのでしょう。

誰もがシンプルに「カッコいい」と思えるエクステリアに仕上がっています。

インテリアの方も相当に変化していて、まず目を惹くのが初代から先代まで継承していたセンターメーターを廃止したこと。代わってこちらもbZ4Xを連想させるステアリング上面越しに見る7インチTFTディスプレイトップマウントメーターが採用されています。このデザイン変更は従来の「プリウスのイメージ」から脱却し、bZ4Xを含む「トヨタ電動車のイメージ」としてこれから浸透させていく狙いがあるのでしょう。

12.3インチセンタースクリーンの採用やインパネ下部を囲むような間接照明アンビエントライトなど、インテリア面でもパーソナルユーザー魅力あるものを訴求しています。

プラグインハイブリッドモデルも一体化して継続

プリウスのキモであるハイブリッド機構新世代システムが搭載され、2.0ℓ/1.8ℓハイブリッドシステム(HEV)と2.0ℓプラグインハイブリッドシステム(PHEV)で展開。

引用:https://jikayosha.jp/

先代同等の低燃費を達成しながら、システム最高出力は、2.0ℓ車193PSを達成、先代比の実に1.6倍パワフルなユニットに。また、充電中にパワースイッチをオンにすると外部電源の電力を利用してエアコンやオーディオの使用が可能になる”マイルームモード”も設定しています。

PHEVEV走行距離を従来に比べ50%向上させ、普段使いの大部分をEVだけで走れるようバッテリー性能が向上しています。また電池パックをリヤシート下部に搭載することで、低重心化ラゲージスペースの拡大を実現。スポーティな走りと、利便性向上を両立させています。なお、先代PHEVHEV別デザインのエクステリアでしたが、新型からはアルミホイール一部加飾を除き共通のデザインとなりました。

新型プリウスのグレードと価格

プリウスグレード価格は以下のとおりです。

プリウスのラインナップは1.8ℓHEV2.0ℓHEVに各々2グレードが用意されており、すべてのグレード後輪モーターで駆動する4WD(E-Four)も用意され、価格はFFに比べて22万円高となります。追って春先PHEVが発売となりますが、今のところ価格は未定です。

プリウスのおすすめグレードは?

新型プリウスではクルマ本体だけではなく、販売方法にも変化がありました。基本、一般ユーザーがこれまで通りに購入することを考えた場合には、すべて2.0ℓモデルから選ぶことになります。

1.8ℓグレードはビジネスユースとリース専用モデル

1.8ℓモデルのベーシックなXグレードは、営業車レンタカーとして使う業務用のグレード。わざわざカタログまで別になっています。よりパーソナルな雰囲気を前面に出した新型ですが、これまで使われてきた法人ユースなどの代替え需要は無視できないと捉えているようです。

1.8ℓ上位グレードUは、新たなサブスクリプションサービス「KINTO Unlimited専用のグレードとされ、基本的にディーラーでは販売しません。すべてKINTOウェブサイトで申し込みする方式になっていて、初期費用フリープラン7年契約月額16,610円となっています。状況は変化しますが今のところ納期2か月程度とされ、一般のディーラーによる購入よりも早い納期と言われています。

以上から、一般的なおすすめグレードとしては2.0ℓ両グレードからのチョイスとなります。昨今の納期問題も背景にあると思われますが、新型ではグレードを絞りこみ選びやすい構成となっています。

新型のセリングポイントでもある、従来の高い環境性能は維持しつつ、スポーティな走りを愉しめる”愛車”であることをより体現しているのはやはり2.0ℓモデル。パワフルなエンジン新世代ハイブリッドシステム19インチ大径タイヤアルミなどが端的に魅力を伝えてきます。

走行性能エクステリアに関しては2.0ℓGZに差は殆どなく、そうした意味では「そこが変わらないのであれば」といった方々には50万円も安いGグレード買い得感が高いでしょう。

内容を考えればバーゲンプライスなZグレードがオススメ

しかしながら”愛車”としての満足度により拘りがあるなら、間違いなくZグレードを選ぶべきです。確かに50万円差は安いものではありませんが、装備内容を見ればむしろバーゲンプライス。先進安全装備の上乗せだけでも緊急時操舵支援レーンチェンジアシストパノラミックビューモニタートヨタチームメイト等々全部盛り。特にトヨタチームメイトアドバンストパークは一度慣れるとナシではいられなくなると噂の自動駐車支援機能。先進的なイメージの高いプリウスにこそ似合う装備です。

引用:https://www.gifutoyota.co.jp/

エクステリアの差がないのはお伝えしたとおりですが、インテリアに関しては合成皮革スポーティシート8ウェイパワーシート置くだけ充電シートヒーター+シートシートベンチレーションステアリングヒーターETC2.0車載器12.3インチ大型ディスプレイ、エアコンには「ナノイーX」も付きます。これだけあると別オプションとして50万円に収めるのはムリな話しです。

またZの優位な点はメーカーオプション選択肢が多彩なこと。特に前後方対応ドライブレコーダーデジタルインナーミラー(89,100円)やパノラマルーフ(132,000円)は選びたい方も多いと思われますが、新型プリウスではZグレードのみで選択可能。
出たばかりの新型モデルなので、”最上級グレード誘導“も透けて見えますが、確かにコスパは高くオススメには違いありません。

なおFF4WDかについては、新型となって後輪用モーター出力が大きく向上していることもあり、徹底して”走りに拘りたくかつ予算が許せるならE-Fourを狙っていくのもいいですね。

ライバル比較:ホンダシビックe:HEVは走りのハイブリッド

新型プリウスの真向ライバルと呼べるクルマ最右翼は今のところ「シビックe:HEV」で決まりでしょう。

シビックプリウスよりも遥かに長く販売が続いているホンダ世界戦略車初代1972年の発売なので半世紀以上に渡りグローバルに展開され、ハッチバックを基本にセダンクーペワゴンタイプRなど幅広いバリエーションを誇ります。

引用:https://web.motormagazine.co.jp/

その最新モデル2021年にフルモデルチェンジされた11代目。ボディ形状は5ドアハッチバックで、発売当初は1.5ℓ直噴ガソリンターボのみでしたが、およそ1年後ホンダ独自ハイブリッドシステムを積む”e:HEV”が追加。国内販売のシビックシリーズにハイブリッドが設定されるのは12年ぶりとなります。

e:HEVとは直4エンジン発電用走行用モーター2基エンジン直結クラッチを組み合わせたもので、通常走行時エンジン発電に専念し駆動モーターが行います。一方、効率面でエンジンが得意とする高速巡航時には、エンジンのみでの走行も可能。シリーズ型(日産e-POWER等)と、パラレル型(トヨタTHSⅡ等)の良い所を兼ね備えた低燃費ハイブリッドシステムとなっています。

“走り”を意識した新世代ハイブリッド対決の行方は?

シビックe:HEV2022-2023日本カーオブザイヤーでも10ベストに選出されるなど、高い評価を得ており、特にホンダらしい走りの爽快感に注目が集まりました。そのキモとなっているのがホンダハイブリッドでは直噴となる新開発2.0ℓエンジン141PS182Nmのスペックは、前身ともいえるホンダインサイト約1.7倍で、高速走行ではエンジンだけで走るe:HEVにとって頼もしいパワーユニットです。それでいて燃費1.5ℓだったインサイトとほぼ同スコアなのはさすが最新モデルと言ったところ。

引用:https://www.gqjapan.jp/

プリウスも前段のとおり2.0ℓHEVが販売のメインになることもあり、シビックe:HEVとの勝負の行方が気になります。

カタログ数値で見れば燃費性能ではやはりトヨタに一日の長があり、両車とも近いエンジンスペックながらWLTCモード燃費ではプリウスが勝ります。これは19インチという大径ホイールを履きながらも、195サイズと細めのタイヤで摩擦抵抗をしっかりと軽減している効果もあるでしょう。反面、235サイズと太めのタイヤを履くシビックe:HEVは当然ながら、高いグリップ力でタイムを刻むような走りの場面では強さを見せるはず。

まだ販売が始まったばかりの両車市場評価に注目です。

以上、トヨタプリウス値引き相場レポートをお届けしました。

引用:https://motor-fan.jp/

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