新型CX-8の値引き相場レポート!1746件の実販売データからわかった合格ラインとは
ガラス投影式のヘッドアップディスプレイや交通標識認識システムなど、先進的な装備も充実しているCX-8。
多人数乗車でも走りを諦めたくないユーザーの受け皿となるべく3列目を備えたSUVとして満を持しての発売となりました。
そんな新型CX-8の購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
そこで今回は
- ・新型 CX-8の値引きの相場・限界
- ・値引き交渉のコツ
- ・実際の購入者の口コミ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
なので現場のリアルな情報が入ってきます。
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。

目次
- 1 値引きの相場・限界は?【2021年1月最新】
- 2 ライバル車種と競合させる
- 3 別資本のマツダでCX-8同士を競合させる
- 4 オプション値引き
- 5 セール・決算狙い
- 6 納期は標準的
- 7 ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
- 8 下取り額を大幅にアップさせる方法
- 9 2019年10月に一部改良
- 10 乗り出し価格はいくら?
- 11 多人数乗車を見込んだ3列目があるSUV
- 12 先進の360°ビュー・モニター
- 13 コスパを考えるならXDプロアクティブ(6人乗り)
- 14 30代以下の若いファミリーに人気
- 15 2種類のエンジン(ガソリンターボ&NAエンジン)を搭載したグレードが追加
- 16 G-ベクタリング コントロール(GVC)の評価が高い
- 17 先進安全装備はマツダプロアクティブセーフティ搭載で充実
値引きの相場・限界は?【2021年1月最新】
新型 CX-8の値引き相場はズバリ
車両本体 28万円
オプション値引き 25%
が合格目標になります。
値引き難易度:普通
ここ3か月は27~28万値引きで推移しています。
向こう3か月もマイナーチェンジなどが控えていないので、ほぼ変わらずで推移するでしょう。
マツダでは大幅値引きが当たり前…というのは昔の話。
しっかり交渉しないと大幅値引きは勝ち取れません。
マツダCXシリーズの中では攻めやすく、フルオプションやローンを組めば値引きも大きくなる傾向です。
メーカー直営より独立資本のディーラーで商談した方が値引きは出やすいです。
ワンポイント
6月になりコロナによる外出自粛も一段落して販売店も営業再開&値引きも出やすくなっています。
交渉に時間をかけなくてもすんなり値引きが出ることもあります。
なので消費税の税率アップ分以上の値引きを引き出す腹づもりでいきましょう。
"カーナビ無料装着"や"期間限定の低金利ローン"などのキャンペーンは誰でも付けてもらえるものなので、満足せずに本体値引きを狙うのが鉄則です!

ライバル車種と競合させる
CX-8はミニバンに飽きたユーザー向けに作られていますのでSUVと競合させるのが良いやり方です。
ライバル車種との競合で値引きを引き出すのにはデリカD:5、エクストレイル、ランドクルーザーなどが効果的です。
特に揺さぶりに使えるのが、大きく姿を変えた、同じディーゼルエンジンのデリカD:5です。
ミニバンと迷っているのであれば、ヴェルファイアやアルファード、オデッセイとぶつけましょう。
これらの名前を出すことにより競争意識を煽り、値引きを引き出しましょう。
“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる値引きを引き出せる場合もあります。
「競合ではうまくいったけどガソリンが…」
東京都 20代 男性
購入したグレード:XD PROACTIVE
値引き額:18万円
サービス:納車時ガソリン満タンとコーティング
感想:ネットや雑誌で見ていた通り、三菱 アウトランダー、トヨタ ランドクルーザーとの競合で18万まで値引きしてもらえたので満足して契約しました。
納車までも2か月ちょっとだったので喜んでドライブしたところ、
なんとガソリンがほとんど入っていない…
納車時ガソリン満タンじゃなかったのかよ!とマツダの営業マンに電話したら
「すみません。確認ミスでした。差額をクオカードで埋め合わせさせてください」
とのこと。まあ埋め合わせしてもらったので特に文句もなく、楽しくCX-8ライフを送っています。
別資本のマツダでCX-8同士を競合させる
ライバル車種の名前を出しても値引きが思わしくなかった場合、CX-8同士を競合させることも効果的です。
CX-8はマツダ店で扱われていて、マツダ○○の○○部分が少しでも違うところが別会社で別資本ですので、その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
探し方ですが、マツダのホームページから検索が可能です。
http://www.mazda.co.jp/purchase/dealer/?prefecture=14
例えば神奈川県で検索すると画像のような結果が出てきます。
販売店名が違うところに行けばOKです。
値引き対応も全く違いますので安いところで買っちゃいましょう!
基本的には隣の県まで足を伸ばせば必ず別会社になります。
同じ系列のディーラーだと、せっかく行っても無駄足になることが多いです。
なぜなら情報が共有されていて、先に他店に行っていることがわかっているので、「あちらのディーラーに優先権があるので」と商談を断られやすいのです。
また、いくつかのマツダ店を回ることで、中には販売ノルマに未達のディーラーや営業マンに遭遇するときもあります。
そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでかなりラッキーです。
それでも値引きに満足できないときはサブディーラーを当たってみる
ライバル車との競合や別資本ディーラー回りでも満足できる値引きを得られなかったときはサブディーラーを当たるのも1つの方法です。
サブディーラーとは新車販売も手掛けている自動車整備工場、中古車販売店のことです。
表の看板に「各種自動車販売」、「各メーカー(全メーカー)新車販売」と書かれていたらそれです。
マツダ系サブディーラーは「オートザム」が付いているのがわかりやすいですが、それ以外はなかなか探しにくく、普通に検索しても出てこないことも普通です。
そんな時は中古車販売サイトで、探している自動車メーカーの車種の「走行距離0~1,000km」、「住んでいる地域で」検索してみてください。
新車が出てくれば、その店舗はサブディーラーとして新車販売もしているということです。
メリット、デメリットや正規ディーラーとの違いなどはサブディーラーでも新車はオトクに買えるのかで解説していますのでチェックしてみてください。
オプション値引き
オプションからの値引きも本体車両からの値引きと同じで大切です。
CX-8はオプション値引きも可能なので、粘って高額値引きを勝ち取りましょう。
CX-8の場合は20~25%程度を目標に交渉しましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的にはCX-8の場合は値引きが抑えられていることもあり、マツダコネクトを無料で付けてくれて値引き代わりにするケースが多いようです。
その他にも
・シートバックポケット
・LEDバルブ
・ラゲッジトレイ
・カーゴボックス
・ラゲッジマット
・自動格納ドアミラー
・アクリルバイザー
・フロアマット
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイントです。
また、ハンコや印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せない。でもこの予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいい」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
商談は3回やれ、良い人に徹しろ、は本当か?
いろいろなクルマ値引きの情報サイトを見ていると、”商談は3回やれ”だとか”初回はいい人に徹しろ”だとか書いてあるサイトが珍しくありません。
しかし営業マンは別に「いい人だからたくさん値引きして助けてあげたい。」とか思いませんし、
3回目が本番じゃなくても、「早くクロスビーに乗りたい!」と思えば初回や2回目で決めちゃっても全然OKです。
成功体験談
ディーラー4店舗回ったのが勝因です!
40代男性:既婚
値引き額:25万円
グレード:XD L Package
妻と子ども2人の4人家族でファミリーカーとして購入しました。
妻はスライドドアのミニバンが良かったのですが、私が個人的に嫌なのでCX-8に決めました。
車両価格が高いこともあり、少しでも値引きしてもらって買いたかったので自分の家の近くのディーラー以外にも隣の件のディーラーなど4店舗を回り見積もりを取りました。
その中で熱心に購入の相談に乗ってくれる営業マンに会えたこともあり、オプション込みで25万円の値引きで買いました。
かなり満足できる値引き作戦になったと思います!
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ

セール・決算狙い
期末セールや在庫一掃的なセールを狙うことで値引きを狙う方法もあります。
決算期も相場以上のビックリするような値引きもあり得ますので
■中間の決算期(8月下旬~9月末)
■年度末の決算期(1月~3月)
■ボーナス時期の6月
■ボーナス&年末商戦期の12月
タイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。
納期は標準的
現在は1~2か月前後の標準的な納車期間となっています。
人気のXDは比較的短い期間で納車可能です。
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!

新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
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それでも・・・
2019年10月に一部改良
電動スライドガラスサンルーフや3列シートへのUSB端子装備、荷室のサブトランクボックスの容量の拡大などが行われて利便性と快適性が向上しています。
特別仕様車「Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)」の追加
2019年10月の一部改良に合わせて、特別仕様車「Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)」の追加が2.5TグレードとXDグレードに行われました。
2列目シートのキャプテンシート(アームレスト付コンソール装備)にマツダ車初となる電動スライド&リクライニング機構とベンチレーション機能を装備され、室内で優雅な時間が過ごせるようになっています。
乗り出し価格はいくら?
XD PROACTIVEの2WDの場合
がいくらになるのか気になるところだと思いますので、売れ筋のXD PROACTIVEで計算してみました。
各種税金や法定費用、自賠責保険への加入などの諸費用が発生します。
諸費用は、一般的に「車体価格+オプション価格」の10%~20%ほど必要になってきます。
品目 | 価格 |
---|---|
車両本体(XD PROACTIVE) | 3,537,000 |
ソウルレッド | 75,600 |
360°モニタ | 75,600 |
CD/DVD + 地デジTV | 32,400 |
小計 | 3,720,600 |
ディーラーオプション | 160,000 |
諸費用 | 170,000 |
合計 | 4,050,600 |
ざっくり400万超えですね。
CX-8はかなり高価な買い物になりますので今乗っている車も簡単に下取りに出しては損をしてしまうかもしれません。
多人数乗車を見込んだ3列目があるSUV
CX-8の3列目シートは、子どもや女性を想定して作られています。(身長は170センチまでの想定)
3列目をたたむ際はワンアクションでヘッドレストも倒れて2列目を倒した際の段差も小さくなっています。
クッション性、座面の大きさ、レッグルーム広さ、など長時間の乗車は厳しいけども1時間程度の近場の旅行などなら快適に座れます。
後席ドアがヒンジタイプであること、床面が高いことなど、ミニバンとして考えると物足りないですが、SUVの3列目としてはハイレベルです。
先進の360°ビュー・モニター
cx-5などにも付いていなかった360°ビュー・モニターがメーカーオプションです。※XD PROACTIVE、XD L Package
カメラの位置は車両の前後左右で、車両を上方から見たトップビューのほか、フロントビュー、リアビュー、左右サイドビューの映像がセンターディスプレイに表示されます。
ただ、このモニターが、マツダいわく”モニターの映像は、マツダならではの人間中心の設計思想に基づき、遠近感や距離感をつかみやすい自然な映像を目指しました。”となっているのですが、
このモニターが楕円形になっていて非常に見づらいです。
画質とかは問題ないのですが、360°ビューなので4Kのように画面がゆがんで表示されるのでしょうか?
早めに改善してほしいものです。
また、このセンターディスプレイの大きさが7インチしかないのも数少ないCX-8のウィークポイントです。
コスパを考えるならXDプロアクティブ(6人乗り)
XD Lパッケージより約42万安いミドルグレードで、先進安全装備はLパケと同等、本革シートはなくなるが、運転席パワーシートがある。
電動バックドア、リヤドアウインドーサンシェードはオプションで選べる。
2列目シートヒーターが設定されないのを許容できればベストのグレードといえると思います。
30代以下の若いファミリーに人気
CX-8は2018/2月上旬には約14,000台の受注を記録しましたが、その中で30代以下が40%を占めています。
ミニバンブームが落ち着きつつあること、3列シートの輸入SUVと比較して安価なことが、選ばれている理由と言えそうです。
また、若い人たちにはディーゼルエンジンも新鮮に映っているのかもしれません。
現在では最も「カッコいいファミリーカー」に近い存在と言えそうです。
2種類のエンジン(ガソリンターボ&NAエンジン)を搭載したグレードが追加
2018年10月のマイナーチェンジで北米で売れていた2.5L自然吸気エンジンを搭載する「25S」とSKYACTIVE-Gエンジンとしては初の過給機エンジンとなる2.5L直噴ターボ「25T」が加わりました。
G-ベクタリング コントロール(GVC)の評価が高い
G-ベクタリング コントロール(GVC)とはマツダが開発した、ハンドルとエンジンをつなぐことで走りの滑らかさと静かさを実現した新技術です。
特にカーブ時の揺れがすごく少なくて驚きの声が上がっています。
「後部座席に座った人がすぐに寝てしまうほどの自然さです。」
「いつもより早いスピードでコーナーに突っ込んでも、気持ちよく曲がってくれます。」
「クルコンで走行中でもコーナーで不快な思いはしません。」
「運転が上手くなった気にさせてくれる」
などの口コミが出ています。
先進安全装備はマツダプロアクティブセーフティ搭載で充実
MAZDA PROACTIVE SAFETY |
—衝突被害軽減ブレーキ— |
対車両 |
対歩行者 |
—追従式クルーズコントロール(ACC)— |
速度域限定 |
全車速追従 |
—安全運転支援機能— |
前方誤発進抑制 |
後方誤発進抑制 |
先行車発進通知 |
オートハイビーム |
車線逸脱警報 |
標識認識 |
※全車。前後誤発進抑制とACCはAT車のみ。標識認識は「20s」「25s」「XD」を除く
マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)は全車速追従機能付きです。
車線逸脱警報など先進安全装備が充実。
アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS)は夜間の歩行者検知機能が追加されました。