タントを中古車で買うのに値引きできる?少しでも安く買う方法と注意点
最終更新日 2023/4/16
最近ではN-BOXに代表されるように軽自動車の乗り出し価格も200万を軽く超えるような時代になってきました。
タントもちょっといいグレードにして希望のオプションを付けるとやっぱり170万オーバー…
カスタムなら200万近くかかります。
ポンと出せる人ならいいですけど、200万て大金ですよね。
それで、新車じゃなくても中古車でタントライフを楽しもうという人も増えてきています。
この記事ではタントを中古で購入を検討されている方に
・値引きはできるのか?
・メリット・デメリット
・購入時の注意点
などをまとめましたので、少しでもタントを安く買うお手伝いができればと思っています。
目次(タップで飛べます)
タントを中古で買うメリット
・自動車取得税がかからない
・納期が短い
・最初からオプションが付いていてお得なことが多い
・短期間で乗り換えることも可能
・こすったりぶつけたりすることに神経質にならなくて済む
・コスパが良い
・新車で買えなかった車種、グレードにも手が届く
・現在販売されていない車を購入することもできる
などがあります。
状態の良いクルマを安く買うことができるのはうれしいですね。
もちろんメリットばかりではなく、デメリットもあります。
デメリット
・保証期間が短い
・車検の期間が短い
・壊れやすく、修理代も高い
・思うようにオプションが付けられない
購入したクルマがよく見ると粗悪品だった場合があることが、最大のデメリットです。
ほとんどの人が購入する中古車販売店にはチェーン店から個人経営店までいろいろなお店があり、中にはそういった情報を隠してしまう悪徳な業者もいるのです。
そこで騙されないために、欠陥車を見抜くためのいくつかのポイントがあります。
・販売店が中販連(日本中古自動車販売協会連合会)に加入しているか
・記録簿(過去の履歴が公表されているか)
・修復歴(実際に現物を見て確認)
・走行距離と内装などおかしくないか
・前オーナー情報(ガレージ車だったか・海沿いで使ってないか)
・なぜかボディ色の違う、上から塗っているところがないか
・走った時の違和感(直進性、エンジンやミッションの調子など)
・スイッチ類の動作確認(後からわかった不具合は有料になる場合も)
・なぜかタイヤだけ新しい(修復隠してる?メーター巻き?)
もちろん私たちは車のプロじゃないので、見ただけですぐに見抜けるということはありませんが、少しでも「怪しいな」と感じたら必ず質問して確認するようにしましょう。
納得いく回答が得られれば大丈夫ですし、ちゃんと答えてくれないような販売員(お店)であれば、そこで購入するのはやめておいた方がよいでしょう。
どこで買うのがいいのか?
今は中古車探しもネットでするのが当たり前の時代です。 いきなりガリバーなどの中古車販売店に行ってもいいですが、希望に沿うものはなかなか見つからないのが現実。 希望の車がお近くには無くても… 日本全国探せばどこかにはあるものです。 管理人オススメの「ズバット」なら中古車選びのプロがあなたにピッタリの車を探してくれます。値引きは可能なのか?
中古車は最初からすでに安いので
と思われている方も多いと思います。
しかし諦めてはいけません。
実は中古車は最初から値引きを前提に金額が付けられていて、全く値下げをしてくれないということはほぼありません。
しかも販売店としては在庫車を置いておくと、価値が下がりますし、毎日洗車もしないといけないので早く売ってしまいたいのです!
また、年式が古いからと言ってたくさん値引きしてくれるかと言うとそうではありません。
すでに値段が安くなっているからですね。
タントの値引きは
支払い総額70~100万円から
8万円
支払い総額100~120万円から
10万円
が合格ラインです。
タントの場合はまあまあの人気車種ですが、軽自動車界にはN-BOXがいますのでどちらを購入するか迷っているふりをして値引きを引き出しましょう。
また、コットンアイボリー、シルキーブルーパールは不人気色ですので値引きされやすくなります。
意外なことにタントは一般的に人気の高いホワイトがあまり人気が無いのでそこを狙ってもいいかもしれません。
ディーラー系中古車は値引きが難しい?
ディーラーにあるタントの中古車購入を検討されている方も居ると思いますが、
実はディーラーで売られている中古車は、好条件車ばかりなので値引きはかなり難しいのです。
ディーラーは自社のブランド力を下げる可能性のある中程度以下の車体は、それを店頭に並べることはなくオークションで転売してしまいます。
なのでディーラーに並んでいる好条件車は仕入れ価格も高く安定しているので、中古車販売専門店より値引き幅が少ないのが当たり前なのです。
こういった理由から、基本的に地域の中古車屋さんよりもディーラー系中古車屋さんの方が値引き交渉が難しいとされています。
値引きのコツ
店員さんもその道のプロですので、
「何でもいいから安くしてほしい」
などとやみくもに値切っても上手くはいきません。
「予算が80万円なので、総額80万円以下で抑えたい」
「月々2万円までのローンなら払えるので、それで収まるなら購入する」
みたいに値引きして欲しい理由と、予算内に収まったら購入することを伝えることでうまくいくようになります。
そうすれば店員さんも本気になってどうにかして安くできないか協力してくれます。
値引きが難しい場合には細かいサービスをお願いしよう
値引きが難しい場合は、以下のようなお願いをするのがうまいやりかたです。
端数の切り捨て
キズやへこみなどの修復
タイヤ、ホイール、バッテリー、ナビ、ETCの交換、取り付け
ワイパーのゴム、エンジン・ミッション・ブレーキのオイル、エンジンオイルフィルター、冷却水、パワーステアリングオイルの交換
ブレーキパッド、タイミングベルト、ドライブシャフトブーツ、エアクリーナーエレメントなどの整備・交換
無料サービスはなかなかハードルが高いですが、割引きくらいはしてくれるお店が多いです。
ダメ元でもいいですから必ずお願いしてみましょう。
値引き以外もここを削ろう
車庫証明代行手数料は少し面倒だけど自分でできる
自分で車庫証明を取って、警察に何回か行って手続きをすればそれほど難しいものではありません。
この代行手数料はカットが可能です。
納車費用は無くせる
買ったお店まで自分で取りに行けば、この費用も削れます。
登録代行費用(名義変更費用)は現実的には削るのは無理
この登録の手続きも自分でやろうと思えばできますが、以前の所有者の委任状が必要など、面倒なことも多いのでお店でやってもらいましょう。
また、自分でやると言ってもそれをOKする店はほとんどありませんほぼないので、不当な手数料を請求されていないかだけチェックしておきましょう。
状態が良いのは3年落ちの中古車
実はクルマを車検のタイミングで手放す方が多いのをご存知ですか?
そこが中古車市場の流通量が増えるタイミングとなります。
ですので車検によって車を手放すというタイミングを見計らって、新車登録から3年・5年・7年の中古を狙えば、状態は良いのに比較的安くてお買い得な中古車を買うことができます。
現行タントのフルモデルチェンジが2013年の10月でしたからもうすぐ5年落ちの中古車が出回るタイミングですね。
ちなみに次のフルモデルチェンジは2018年10~12月と予想されています。
走行距離は何キロまで大丈夫か
走行距離は10万キロまでが寿命というようなイメージもありますが、最近の車だと適切なメンテナンスをしていれば15万キロまでは安定して走るというのが定説となっています。
タントの場合も同様に考えても良いでしょう。
海外では、メンテナンスなしの状態で20万キロを超えて走っている日本車もけっこう見かけますし、走行距離よりも適切にメンテナンスをしているかどうかの方が大事です。
年式の割に走行距離が少ない
あまり距離を乗られていない車は注意が必要です。
放置車両となっていた場合は機能の劣化が激しいからです。
もちろんただ単に走行距離が短いだけで掘り出し物の車もあります。
しかし慣れなていないとその違いを見極めることはできません。
年式の割に走行距離が多い
逆に走行距離が多すぎるのも考え物です。
その分劣化していますし、必要以上にハードに乗られていた可能性も高まるからです。
今乗っている車を高く売るのも大切
新しい車を少しでも安く買うことも大切ですが、現在お乗りの愛車を高く売ることも同じだけ大切です。
管理人おすすめのかんたん車査定ガイドなら、たった数項目の入力で無料で査定が可能です。
もちろん査定したからといって、絶対に売らなければいけないわけではありません。
愛車の買い取り金額の相場を知っておくだけで、実際には下取りに出したとしても安く買い取られて損をするといったことが防げます。
整備されていない中古車は買わない
毎年ディーラーで点検、車検を受けている車両がおすすめですが、次の事柄にも注意してください。
エンジンオイルは定期的に交換されているか
エンジンオイルはディーラーのメンテナンスなどで半年に1回くらい交換されるものですが、そこまで頻繁に行わなくても、大体1年に1回交換、約15,000㎞走行したら交換くらいされていれば問題ありません。
もし、定期的に交換されていないと故障の原因や、最悪の場合事故にもつながるので注意が必要です。
タイミングベルト交換済みか
エンジン周りの部品のひとつであるタイミングベルトはゴム製の消耗部品で、走行距離10万キロを目安に交換が必要です。
走行距離が10万kmを超えている場合はチェックしましょう。
ブッシュ類は交換されていなくても大丈夫
ブッシュ類はゴム製の緩衝部品のことです。
この部品もWEBサイトや雑誌では10万キロを目安に交換が必要と煽っていたりしますが、実際には交換されていなくてもまず大丈夫です。
フルブッシュ交換をしようと思うとおおよそ10万円程度かかりますよ。
修復歴車は避けるべき
修復歴車とは事故などで、上の画像の車の骨格(フレーム)に損傷をきたした車のことを言います。
ですので、現状は問題なく走っても、
後々故障や重大事故などにつながる可能性が高い不具合が起こる可能性が高い
のです。
修復歴車は激安なことも多いので「お買い得」と言われることもありますが、やはり安全面を軽視することはダメでしょう。
実は現在のオートオークションに出回っている中古車の10台に1台は修復歴車であるといわれています。
安全に乗るためにも修復歴のない車を選びましょう。
また現車確認の際にも状態を必ずチェックするようにしましょう。
希望のタントが見つからなかった場合にオススメの車種
タントは人気車ですし、中古車市場の流通量も多めですのでほとんどの場合で希望に近いクルマが見つかると思います。
しかし、どうしても「コレ」といったものが見つからなかった時には他の車種も検討してみてはいかがでしょうか?
タントくらいの車内の広さ
車内の広さでタントに近いのは
NBOX
価格でタントに近い
価格でタントに近いのは
スペーシア デイズ ワゴンR
タントくらいの燃費
燃費でタントに近いのは
N-WGN NBOX
スライドドアを希望
スライドドアでタントに近いのは
NBOX ムーヴキャンバス
ターボ搭載がいい
ターボ搭載でタント(Xターボ)に近いのは
NBOX(Gターボ) デイズ(Gターボ)