クルドラ

スピード違反はそのまま逃げてしまうとどうなるのか?

スピード違反で捕まりそうになったとき、そのまま逃げてしまうとどうなるのか、気になっている人も多いと思います。

今回はそんな人のために、

  • ・逃げ切れるのか?
  • ・逃げたらどうなるのか?
  • ・証拠は?
  • ・罪は重くなる?

などについて詳しく見ていきたいと思います。

スピード違反で逃げてしまった時はそのままでも大丈夫なのか?

スピード違反が見つかったにも関わらず逃げてしまった場合は、オービスで写真撮影をしていたり番号を控えられたりするなど証拠がある限りは必ず警察が探し出して出頭命令を下したり悪質な場合は逮捕するため、そのままにしていてもいずれ検挙されることになります。

仮にその後車を処分するなどして証拠を隠しても、写真であれば運転者を特定することは可能ですし、過去の所有者データを調べてスピード違反した人物を探し出すことが可能なため、逃げ続けるのはほぼ不可能だといっても過言ではありません。

スピード違反で逃げてしまった時に罪は重くなる?

スピード違反で逃げた場合は、実は逃げた際の罰則が規定されていないことから単に逃げたという理由だけではより罪が重くなるということはありません

ただしスピード違反で逃げた後でもおそらくスピードを落とすことなくそのまま逃げ続けるでしょうし、他にも一旦停止や一方通行など守らなければいけない交通ルールを破ってしまって違反になる可能性が高いことから、複数の交通違反をしたということと逃亡のおそれがあるということで逮捕されるべきと判断され、かえって罪が重くなることもあります

スピード違反で逃げてしまった時に警察が来ても認めなかったらどうなる?


スピード違反をして警察が顔やナンバーなどの証拠を撮影していない状況の場合、自分でそのことを認めなければその場に他の目撃者が現れない限り、違反を証明するためのものが一切ないことから罪を証明することができません。

よってこの場合はスピード違反を取られる可能性は低いといえます。

しかし後になって目撃者が現れたりするなど嘘の証言を行ったということが発覚すると、逃亡する目的で証言したものと思われてしまう上にまた同じようにスピード違反を繰り返すおそれがあるということで警察が逮捕に踏み切ることも十分にあり得ます

スポンサーリンク

スピード違反で逃げてしまった時に現行犯でなければ捕まらない?

スピード違反は現行犯でなくても捕まります。

特にオービスといわれる自動で速度を取り締まる機械でスピード違反を取られた場合、数週間後に警察から連絡が来て出頭するように命じられることで、現行犯でなくても捕まることになります。

さらに集団暴走などによくあるような、直接警察がスピード違反を見つけて追いかけられて逃げ切れたとしても、道路上や店舗などに設置されている防犯カメラやNシステムを駆使すれば容疑者の特定は可能になっているので、現行犯でなくても後から検挙することは可能になっています。

管理人

オービスに取り締まられたくない方は下の記事を参考にしてください。

参考⇒オービスは時速何kmオーバーで撮影される?対処法はあるの?【もう怖くない】

スピード違反で逃げてしまった後に警察からの出頭命令を無視するとどうなる?

スピード違反の出頭命令に関しては最初は他の郵便物と同じように文書で来るものなのですが、それを無視し続けると当然ながら警察が無視しているという状況を把握します。

出頭するまでは数回配達証明の郵便を送ってきたり電話番号がわかれば直接電話をしてきますが、それでも出頭命令を無視した場合には罪を犯しながらも逃亡しているというふうにみなされて逮捕されることになります。

そのため出頭命令の文章には出頭しない場合には逮捕することもあるということを最初からきちんと記載しています。

スピード違反で逃げると公務執行妨害などの罪になる?

スピード違反で逃げた場合、それだけでは公務執行妨害の罪に問われることはありません。

単に取り締まりの現場から逃げただけでは、警察官に特に危害を加えたりはしていないからです。

ただし逃げようとして警察官に制止されているにも関わらず暴行を加えるなどしてしまったり、パトカーで進路をふさがれているにも関わらずパトカーの上に乗ったり車で強引に当て逃げしたりしてしまうと、公務執行妨害の罪だと認められてその場は逃げきれても後から逮捕されることはあります。

スポンサーリンク

メニュー