後悔しないために確認しておきたいジープラングラーの不満点3つ+α
最終更新日 2024/8/28
アメリカ産のクルマ、通称”アメ車”のイメージは一昔前なら大きく、強く、豪快であること。また大飯喰らいで省燃費の概念などない5.0ℓを超える大排気量エンジンなどもアメ車の特徴であり、魅力であったかも知れません。ですが今はキャデラックやシボレーでも2.0ℓのダウンサイジングターボがあり、電気自動車だけのテスラもあります。
ボディサイズもセダンやクーペにおいては欧州車のセグメントに適したモデルも増えてきました。
そうした中にあって昔ながらのフォルムやディメンションを維持しつつ、現代的なアップデートを図り高い人気を維持しているアメ車がジープラングラーです。
ジープは現在オランダに本籍を置く多国籍自動車企業“ステランテス“グループの1ブランドになっていて、例えばジープレネゲードはイタリアのフィアット500Xをベースにする兄弟車であったりしますが、ラングラーはそうした商品構成に当てはまらない独自路線を歩み続けています。先祖を辿れば1941年に米軍兵士をサポートするために生まれたウィリスジープまでたどり着きますが、ラングラーとしては1987年に初代YJ型が誕生。本格クロスカントリーカーとして現在まで長い歴史をつむいでいます。
引用:https://car.motor-fan.jp/
最新ラングラーは2018年に登場した4代目JL型となりますがエクステリアデザイン、ラダーフレーム、前後リジッドサスペンションというジープらしさはしっかりとキープしていることで人気は衰えを知りません。
今回のクルドラではJL型ラングラーを実際に所有した方や、体感した方の様々な口コミ情報を徹底チェック。アメリカを代表するクロカンモデルに見え隠れするマイナスポイントを徹底チェックの上、洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入等の参考にしてください!
目次(タップで飛べます)
ラングラーのプロフィール
引用:https://arcg.jp/
現行ラングラーは先代のJK型(2007-2017年)と一見、見分けがつけにくいほどエスクテリアのデザインは踏襲されていますが中身はもちろん一新されています。全高を除きサイズアップはあったもののドアパネルやフェンダー部分にはアルミを、リアゲートの骨格部分にはマグネシウムを採用するなどしてボディの軽量化を徹底し、車重は70kgも軽くなっています。
エクステリアは誰が見てもジープ、あるいはラングラーと認識できるもので伝統の7スロットグリルも健在です。パッと見はクローズドボディに見えますが、実はオープン構造で4枚のドアとその後ろの上屋を工具で外せば、ロールバーを残した大きなバギーにすることができます。これは従来型から継承するラングラーの特色ですが、前席頭上の2分割着脱式ハードトップだけを外して気軽にサンルーフ仕様にすることもできます。
引用:https://front-row.jp/
インテリアもフロントガラスの近さとか、直立したダッシュボードの奥行きのなさといった旧来からの面影を残しつつ、インフォテインメントシステムは最新世代の”Uconnect”が与えられるなど、各部の質感や視認性等は確実にレベルアップしています。
運転支援システムはACC(アダプティブクルーズコントロール)やフロント・リアパークアシストなどは備わりますが、近頃装着車の多い車線維持支援機能は非設定です。
ラングラーの4WDシステムはJL型より「セレクトラックフルタイム4×4」を採用。駆動モードに2H/4H AUTO/4H PART TIME/4Lが用意され、パートタイム4WDとフルタイム4WDの特徴を併せ持ちます。「4H AUTO」モードでは前後輪の駆動力を自動で可変分配して走行できるほか、100%のリア二輪駆動になれる「2H」モードもあります。
また、上位グレードの”ルビコン”には前後のロッキングディファレンシャルや、フロントスタビライザー(スウェイバー)の切り離し機構も備わります。
なお、2018年の発売当時はショートホイールベースの3ドアと5ドア5名乗りアンリミテッドの二種類のボディがありましたが、2022年モデルから3ドアは廃止されています。
引用:https://www.gqjapan.jp/
ラングラーの不満点を確認
第2次大戦で活躍した米軍ジープ直系の子孫であるラングラー。ある意味変わらないことを目標として代替わりを続けてきたクルマゆえ、その特性やクセのようなものがマニアには堪らないところでしょうが、例えば何ものにも似ていないその内外観のデザインに惹かれてマイカーとした方がいたとすれば、普段使いにおいて一苦労する事態に直面することもありそうです。逆にラングラーが誰でも乗れるラクチンな乗用車になったとしたら、これはこれでまた多くのファンが離れてしまう可能性もあるでしょうか。
今回、ラングラーの口コミを確認していくと、やはりそうした相反するような事例がアップされていました。もちろんわざわざ口コミ投稿する方々ですから「コレが良い」「ココが好き」といった好意的な意見が多数なようにも感じましたが、いくつか「覚悟はしていたが流石に…」的な手厳しいコメントも見られました。
本稿では、新車購入をお考えの方が気になるであろうネガティブな意見の多いものについて、いくつかご紹介していきます。なお、JL型は2024年にマイナーチェンジしていますが、基本的にマイチェン前の口コミを中心にピックアップしています。
①「モダンになっただけに気になるところも…?」インテリアに関する不満点はココだ!
はじめにラングラーの口コミの中にエクステリアの不満点を挙げる方はそれほど多くなく、やはり皆さんがあのデザインに惹かれ購入の決め手にしているようです。反面、インテリアについてはドライブ中、常に目に触れ手に触れる機会も多いためか不満点が散見されました。
本体価格が高額とは言えラングラーといえばワイルドで、タフなクロカン四駆。他ジャンルのクルマに見られるような車内の上質感や高級感を求める向きは少ないと思いますが、口コミの中ではどういう意見が多かったのか気になりますね。
各種サイト上におけるインテリアのネガティブな口コミについて、以下のとおりご紹介します。
「ステッチなど細かい所にアメリカンを感じる。こうした辺りは同じクロカンモデルでも欧州車勢には程遠い。レザーシートも用意されるけど高級感はそんなに感じない。家内は600万円を超えるクルマなのにパワーシートも無いんかい!と驚いていた」
「一歩引いて見ると光の取り入れ方が下手で暗いし、小さなフロントガラスやリアガラスに色々な装置を付けているので視界も非常に悪い。当然左ハンドル設計なのでコントロール系が全て左寄り」
「見た目は素敵な本革シートだが、固くて長時間乗っていると身体中が痛くなる。法定速度だとハンドルはモッサリ、サスペンションはグニャグニャで多分軽トラの方が疲れないかも知れない」
引用:https://jeepstyle.jp/
「元々覚悟していたことではあるが、ラゲッジルームは実際に荷物を入れてみてちょっとビックリする狭さ。積載性ってクロカン四駆でも重要だと思うが。入らない物を積み上げるルーフキャリアは必須のオプションだろう」
「ラゲッジは自分の使い方では十分なのだが、ゴツいロールバーが荷室内側寄りから生えているのでウィンドウとロールバーの隙間がムダに大きい。この空間をうまく使えば収納スペースに変えることができるのに惜しい」
「リアシートに関しては前モデル(JK型)よりも格段によくなったが、それでも背もたれは直角に近く、かつ座面の長さも短いため大人が長距離の移動する場合は大変かも。大柄な人だとお尻が痛くなるだろう」
「荒天時などドアを開けると雨樋のところから水が車内へ流れ込む。リアゲートの上部跳ね上げガラスと車体には大きな隙間があり、これまた雨の日に開けると荷室内に水がドバっと流れ込む。これがワイルドということ?」
「収納関係は前回までミニバンを乗っていたこともあって、全然足りなく感じる。比較するのもなんだが、ホルダーやボックスを設置できそうな箇所はありそうだし、単に開発陣の無関心ではないかと思ってしまう」
ラングラー車内の不満3点セットは水の侵入/ラゲッジ容量/固定式リアシート
インテリアについてはやはり高級感等がどうこう言う意見は見られず、ラングラーに求めるところではないようです。口コミに多かったのが雨水や洗車後の水の侵入とリアシートの出来。さらにはラゲッジルームの狭さの3点に不満が集中していました。確かに水が入ってくるのがワイルドでイイ、とはならないでしょうね。
引用:https://weekly.ascii.jp/
ラングラーのラゲッジが狭いという声もありましたが、クロカンらしい機能装備は充実しています。ラゲッジルームには荷物を固定するカーゴルームタイダウンフックが備わり、ロープやネットを併用することで走行中の荷崩れを防げます。ラゲッジ床下には小物入れが用意され、フリーダムトップ・リムーバル・ツールキットなどの工具や靴、濡れ物、汚れ物などの収納に便利。また荷室の形状が箱型のため隅々まで積載に使え、スペース効率は良いでしょう。他方、口コミにもありましたが室内収納は必要最低限といったところです。
リアシートはシートアレンジのために前へ倒すことはできますが、リクライニング機構はついておらず、固定式なので前後スライド機能も備えていません。リクライニングがあれば多少座面などが小さくても乗車はラクになると思いますが、リアシート直後にウーファーが設置されている関係上、物理的に設定できない事情があります。
②「ラングラーに求めていいのか、悪いのか?」装備・使い勝手に関する不満点はココだ!
車種問わずクルマ全般に口コミを見て行くと「不満項目」としてもっとも目に付くのが装備の有無や使い勝手に関する部分。特に輸入車の場合には、右ハンドルに合わせたローカライズなどもあり国産車より使い勝手が厳しい場面も。さらに海を渡って上陸するモデルは様々なランニングコストが上乗せされることから、価格面での折り合いを考えると装備品がより厳選され、削られてしまうこともあります。
ましてやラングラーという特殊性のあるクルマは、何が本当に必要かといった見極めも難しそうですよね。
引用:https://jeepstyle.jp/
そうした背景を踏まえた上で、実際のラングラーユーザーの皆さんからは装備・使い勝手についてのコメントは以下のとおり並びました。
「市販のドリンクホルダーを使えないエアコン吹き出し口なので、純正オプションを用意して欲しい。センターコンソールのドリンクホルダーは低すぎて運転しながら飲み物を取ろうとすると目線を動かす必要があり危ない」
「フロント側のナンバープレートの取り付け位置(高さ)は、あと50mm程度上げて欲しい。なぜならフロントカメラの視野の上方1/3にナンバープレートの裏側が映り込んでいる」
「日本車に比べると、細かい部分で配慮が足りない仕上がり。例えばパワーウィンドを開けるのはオートだが、閉める時はスイッチを押し続けないと閉まらない。ナビの音量設定がエンジン切る度に初期値にリセットされる、給油口が車内からオープンできない等々」
「左ハンドル仕様を大したローカライズもせず右ハンにしている弊害多し。特に足元は助手席側よりも運転席側が狭くなるため、走行中に左足の置き場がないのは残念。他にもウインカーレバーがショボい上に国産と位置が逆、サイドブレーキの位置が運転席から遠く取り付け角度も変。サイドミラーが少々見づらい」
「左足を置く場所がとても狭く、びっくりした。セカンドカーの軽自動車の方がよほど広い。元が左ハンドル車なのだから仕方無い…とは思えず設計自体がいい加減としか考えられない。もう何十年も造ってきたわけだし」
「着脱が容易になったフリーダムトップに対し、後席およびラゲッジを包むハードトップの方は、前JK型と同様に着脱は困難なまま。ラングラーの醍醐味のひとつはオープントップ化できることだと思うが、破損や怪我の原因になるため一人での作業はオススメしない」
「話題のナビも最初は目新しく楽しかったが、交差点に入ってから”左です”と急に案内されたり、自分に関係ない車線の一旦停止で注意されたりと、アップデートもされないし大味なアメリカンスタイルを許せないと不満でしかない」
「Apple CarPlay対応は便利だが、Googleマップの案内音声が右スピーカーから出る仕様のためか、しばらくするとナビしていない時も音楽やラジオ音声が左スピーカーからしか聞こえなくなる。エンジンを切って数分経つと直る」
「ある程度ガソリンが減ってくるとタンク内の液面の揺れにより、メーターが一気に減ったかと思えば、またすぐに増えたりとどちらが正確なのか分からない。燃料計の残量センサーの位置のせいと思うが、見知らぬ土地に遠出した際、ガス欠になるのが一番怖い」
アメ車の日本向けローカライズはまだまだ不十分かも?
口コミで目立ったものは日本仕様へのローカライズが不足しているといった指摘。右ハンドルなだけでもありがたいといった声や、ラングラーは左ハンドルで買うべきといったものもありましたが、ウィンカーやサイドブレーキの位置などは日ごろ使いづらさを実感しやすいところでもあります。
もっともアメ車だけでなくBMWなど欧州車でも同様なところはありますが、ラングラーで不満が集中していたのは「左足置き場」。確かに画像を見るだけでもこれは狭い!と一目でわかるほどです。元が左ハンドル車のローカライズ”あるある”と言えなくもないですが、少なくともフットレストを備えるクルマは多いです。ラングラーの場合は純正用品でのフットレストは用意されていませんが、サードパーティー商品は豊富なので皆さん社外品で調達しているようです。
引用:https://car-l.co.jp/
装備品の不満では断トツでナビゲーションの不満が多かったです。ラングラーのナビは基本交換できない仕様となっていることもありますが、ドライバー好みの設定へ細かく変えられないことや、ガイド音声の音量も調整できないなど性能もイマイチなところへ使い勝手も悪いという評価です。但し、輸入車ナビの性能が悪いというのはラングラーに限ったことではなく、フォルクスワーゲンなどドイツ勢のモデルでも口コミ不満のトップに挙がることもよくあります。
ラングラーについては2024年のマイナーチェンジでナビが刷新されていて、日本のゼンリン製地図ソフトが採用されたことで、この不満も解消に向かうことでしょう。
③「悪路は問題なしでもオンロードでの性能はどうか?」走行性能に関する不満点はココだ!
クルマのキモである走行に関する項目は多岐に渡ります。シンプルにエンジンパワーであったり、快適な乗り心地であったり、走行音や静粛性、燃費性能まで様々。自他ともに認めるワールドクラスのクロカンモデルであるラングラーは、オフロードなどの悪路走破性については得意中の得意といった分野であり、そこに突っ込みが入ることはまずないだろうと予想できます。
となると通常のオンロードでの走行性能が気になりますね。口コミをまとめてみると各種サイトでは次のような意見、不満点が上げられていました。
引用:https://4wdsuv.auto-g.jp/
「2.0ℓ直4エンジンに乗り換えたが走行面でのマイナス点は、信号で止まった後の再スタート。やはり車重があるのは事実なので、ややエンジンパワー不足気味で鈍な出足になる。あとはエンジン音が安っぽく、前のV6エンジンと比べると不満がある」
「パワフルな3.6ℓエンジンなのだが車体が重すぎるのか、ATがその様な制御なのか、ブレーキからアクセルにパッと踏み変え、ちょいとアクセルを吹かしても一瞬クルマが動かない…これは上下急勾配時や際どい操作必須なタイミングで駆動力が伝達されないことになる大きなマイナスポイント」
「一般のクルマと違いステアリングの遊びが多いので直進性は低い。まっすぐ走るためにはステアリングの小まめな修正が必要。段差などを通過した時のショックの大きさや、高速走行時のふらつきなどこれらはクロカン車だから仕方のないところか」
「覚悟はしていたが乗り心地は悪い。非常に揺れる。リアシートの人はスマホを見ていたりすると酔うと思う。また高速走行中は風切り音が大きく、リアシートの人に話しかけるときは、それなりに声を張る必要がある」
「ブレーキはパワーが上がったらそれに応じて強化バージョンにして欲しかった。前車にブレンボを装着していたせいもあるが、同じ調子でブレーキを踏み込んでも思ったように止まらずけっこう焦った」
「燃費だけは仕方ない。もう割り切るしかないって感じ。2.0ℓのサハラに乗っているが下道を走るような普段使いだと5km/ℓ程度。高速でも10km/ℓには中々届かない。レギュラーガソリン指定は有難いが、月に平均3回ほど満タンにして都度1万円越えるのは普通の人には厳しい」
燃費はよくないを前提にした付き合い方が必要なラングラー
引用:https://www.webcartop.jp/
はじめに断っておくと上記口コミにあるような乗り心地や燃費といった不満点に挙がっている箇所はすべて「ラングラーの味である」と肯定的に捉えている方は多かったです。やはり特殊なモデルなため、ある程度割り切った考えがないと付き合っていけないのかも知れません。
現在のラングラーのパワーユニットは3.6ℓV6がカタログ落ちし、2.0ℓ直4DOHCガソリンターボと同エンジンに2基の電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドモデル(4xe)の2種類だけとなりました。日本車のようにハイブリッド車の方が売れるというようなことはなく、主力はあくまでガソリン車なのがラングラーの特徴です。というのもカタログ燃費を見てもガソリン車9.2km/ℓに対しハイブリッド車は8.6km/ℓと実態は別としてもあまり違いがありません。
価格もプラグインハイブリッドは1000万円オーバーなので、販売台数も相当に少なそうです。さて、ハイブリッド車であっても先のような数値なので、ラングラーにおいて燃費は覚悟しておくしかないようです。当たり前のことになりますが、定期的なオイル交換でエンジンをスムーズに保つこと、穏やかな始動と停止などエコドライブを心がけることで燃費改善を図っているオーナーさんも多かったです。
その他の不満アレコレ集めてみた
大きくは括れない部分にも様々な口コミが集まっていました。主観的なところ、あるいはクルマの個体差などもあり感じ方は人それぞれですが、何点か興味深い内容もありました。
引用:https://www.elford.co.jp/
「私のように唯一のフルオープンSUVであることに魅力を感じるのであれば価値アリだと思うが、700万円あればライバルはランクル300やレクサスのSUVになってくるわけで、そこは冷静に考えた方がいいぞ」
「JL型を購入して1年だが、雨漏りが一回と荷室のドアダンパーの油圧が切れるのが一回。ナビが使い物にならない位レベルが低く、画面も少し日影の場所に入ると暗くなったまま。正直イラつくことが多い。外観に価値を見出せ、たまにカッコいいねと褒められる以外は同じ価格帯の国産車の足元にも及ばない」
「塗装のクオリティがイマイチで意外と塗装膜薄く、ガリ傷が目立つ。リアゲートの隅には少しタレがある。その他アメ車特有の色ムラ、気泡跡、ゴム系の納まりの悪さなど標準装備だった」
「アメ車ゆえか当たり外れの個体差と、製造時の作業の雑さが目立つ。塗装は液垂れ、気泡、異物付着、磨きキズ。底部には一応の防錆処理がされているが、飛び散りやムラ等ありかなり適当。またトルクレンチ使ってるか?と疑わしくなるようなネジ締めのバラツキ、クリップ外れもあった」
「国産車やドイツ車の感覚で乗ると後悔する。ハッキリ言って乗りにくいクルマ。最大の不満はジープなんだから普通の不満を不満と思ってはいけない、と自分に言い聞かせているところ」
「2024年に値下がりしたがまだまだ高過ぎ。円安やら部品調達問題やらで値上げしてきたのは分かるが、せいぜい2018年発売当初くらいの価格が妥当な線」
最新2024年バージョンはエントリーグレードに”SPORT”が復活
引用:https://www.webcg.net/
もちろん本稿では意図して不満点を抽出しチェックをしてきましたから、それを持ってジープラングラーのクルマとしての魅力度が低いかといえば決してそうではないでしょう。
ここまでの文中で読み取れると思いますが、ラングラーは特殊なクルマであり、フツーのクルマと比べて良いの悪いの言うモデルではないことを多くのユーザーさんは理解されています。すべてのオーナーがそうだとは言えませんが、品質やトラブルの事案でさえ「あばたもえくぼ」と捉える向きもあるようで、むしろそうしたことがエンスー魂に火をつけるかの如く。但しラングラーは唯一無二の個性的なそのルックスに、ただただ惹かれてしまい購入…という方もあるので評価が悩ましいところです。
さて、6年目へと突入した4代目JL型ラングラーですが、2024年の5月にマイナーチェンジを受けています。エクステリアでは新しいデザインの”7スロットグリル”の採用、全グレードでホイールの意匠刷新、マストアンテナを廃止してウィンドウ一体型への変更など。インテリアはインストパネルまわりを黒基調のカラーリングで統一、新たに第5世代のインフォテインメントシステムを搭載した12.3インチタッチスクリーンを全グレードに装備しました。その他にも12wayの電動パワーシートなど従来モデルより装備を拡充しながら、グレードにより16~31万円の値下げを実現しています。
また、このタイミングでかつて設定されていたSPORTグレードが復活。サイドステップなどは別売りとなるものの800万円を切る価格設定を実現し、ユーザー層のさらなる拡大を狙っています。
今後もまだまだラングラー人気は続いていきそうな気配です。
引用:https://www.webcartop.jp/
以上、ジープラングラーの不満点をいくつか検証してみました。
この記事を読んでくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうすれば一番お得な値引き交渉ができるか、次の記事をぜひチェックしてみてください。
ラングラーをお得に買うには下取り車を高く売ることがカギ
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