レヴォーグのおすすめオプション7つとナビを実際の購入者の声からご紹介!
最終更新日 2022/4/26
スバルの大黒柱であるレガシィがグローバルでの存在感を増すにつれ、そのサイズ感もワールドクラスへと引き上がり日本国内では持て余すレベルに。そうした国内市場へ向けてジャストサイズのモデルとして投入されたのがレヴォーグでした。
初代レヴォーグは2014年にデビュー後、瞬く間に人気車種へと成長。レガシィツーリングワゴンの血脈を継ぎ、ミニバンやSUVがメインストリームとなった環境下でも貴重なステーションワゴンモデルとしてポジションを確立しています。
現行モデルは2020年にフルモデルチェンジされた2代目レヴォーグ。スバルの持てる技術がとことん詰め込まれた旗艦車種は内外から高い評価を得て、デビュー年にいきなり日本カーオブザイヤー“大賞“も受賞しました。
スバルの各モデルは年次改良をきっちりと施すことが定番で、年を追うごとにA型からB型、C型…へと進化していきます。レヴォーグもモデルチェンジからちょうど1年を過ぎたタイミングで改良を受けB型となりました。
引用:https://www.webcartop.jp/
今回のクルドラでは進化したレヴォーグを実際に購入しようとした際、気になるオプションについてメーカーオプションとディーラーオプションに分け、厳選したオススメ品をご紹介していきます!
目次(タップで飛べます)
最新B型レヴォーグのプロフィール
前述のとおり2021年末に一部改良を受けB型モデルとなったレヴォーグ。もっとも大きなトピックは新しいパワーユニットの搭載でしょう。
一足先にモデルチェンジしたスポーツクーペ「スバルBRZ」に積まれた2.4ℓ水平対4気DOHC直噴ターボの”FA24D型”がラインナップに加わりました。
従来は1.8ℓエンジン(CB18型)だけでしたから、今後はエンジンも選らべることに。新エンジンを搭載したモデルは「STI Sport R」という新たなグレード名称が与えられ、ラインナップ頂点のハイパフォーマンスモデルに位置づけられることになります。なお、変更はエンジンだけでなく出力向上に併せCVTも強化型になったほか、4WD機能もセンターデフを持つVTDとなっています。実はこれらの変更は同時期にデビューした新型セダン「スバルWRX S4」のメカニズムをそっくり移植したもの、、、というよりWRX S4にワゴンの皮を被せたのがSTI Sport Rという関係性ですね。
パワーユニット関連以外の改良点はセラミックホワイト、サファイアブルーパール、イグニッションレッドの新ボディカラーの設定、サンルーフのオプション追加、アイサイトX(先進運転支援技術)の充実といったところ。
引用:https://forbesjapan.com/
アイサイトXは「ドライバー異常時対応システム」により車線内で停車した際、全てのドアを自動で開錠する機能が加わり、これにより非常時に車外からの救出作業などがスムーズに行えるようになりました。
なお、B型への変更箇所以外のレヴォーグの基本スペックなどは、別ページになりますが詳細等をアップしていますのでぜひご覧ください。
⇒スバルレヴォーグのフルモデルチェンジの概要と注目ポイントは?
満足度の高いメーカーオプションは?
グレードにより設定できる範囲が違いますが、レヴォーグのメーカーオプションはざっと以下のとおりです。
ご承知のとおりメーカーオプションだけは注文時にしか選べず、見方を変えれば新車購入の醍醐味です。
レヴォーグでは上記4種類のメーカーオプションが用意されていますが、中にはグレードによってセットオプションとなっているものもあり、単独で選ぶことができないものもあります。
SUBARUデジタルコクピットの要となる大型ディスプレイ
「11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステム」はグレードラインナップの”EX“と付くモデル系には標準装備となっているため、それ以外のグレード用のメーカーオプションです。
まるでiPadを縦にしてセンターコンソールへ貼り付けたようなデザインが目を引く高精細の11.6インチディスプレイ。ナビに車両情報やエアコンの設定、コネクトサービスにテレビ、ラジオ、オーディオなど各種インフォテイメントをタッチパネルでスマートに操作できます。
オプション価格は275,000円となかなか高額に見えますが、センターディスプレイだけでなく他にも「ドアミラーフットランプ」「運転席シート自動後退機能」「デジタルマルチビューモニター」「前側方警戒アシスト」「ドライバーモニタリングシステム」「コネクティッドサービス”SUBARU STARLINK”」もセット価格に含まれています。そう考えると単体のナビシステムを購入する価格と同じくらいでこの内容ならむしろバーゲンプライスになるでしょう。
このメーカーオプションを選んだ場合、ナビゲーションの地図データは初年度登録から3年間無償で更新サービスも提供されます。
はじめから標準装備のEX系グレードを選ぶという手も
スバルではレヴォーグから「デジタルコクピット構想」を展開しており、このオプションがないとそれが成り立たないとさえ思えます。
引用:https://www.goo-net.com/
ただ先のとおり内容からすれば高すぎるオプションとは言えませんが、それでもこのオプションを選ぶ予算であれば、最初からEX系のグレードを選んでおいてもいいかも知れません。EX系標準の12.3インチフル液晶メーターには11.6インチディスプレイのナビ情報が連携できる機能もあり、ドライバー正面のメーターパネルでナビのマップ画面を見ることもできます。
最近のクルマでトレンド化しつつある先進ミラー
「スマートリヤビューミラー」は、他社ではデジタルミラーなどと呼ばれているルームミラーのことです。鏡面を切り替えて後方のカメラ映像をミラー内に表示することができ、カーゴルームの荷物や荒天による視界の妨げに影響されず、クリアな後方情報をドライバーに伝えてくれます。
引用:https://minkara.carview.co.jp/
ミラーに映る映像は、外光や後方車両のヘッドライトなど周辺環境に合わせて輝度が替わり、強い光が差し込んだときは自動防眩機能も働きます。また、万一の故障の際はミラー下部のモニター調整ボタン長押しで通常の鏡面へすぐに戻せる安全策も抜かりはありません。
おそらく今後の新車にはオプション装備か、あるいは標準装備化される可能性も窺えるトレンド感あるアイテム。せっかくの新車購入ならぜひチョイスしておきたいおすすめオプションです。
GT-H系専用オプションはシックなブラック本革シート
レヴォーグはベーシックグレードのGT系にはトリコット地のシート、スポーツグレードのSTI Sport系にはボルドーカラーの本革シートがそれぞれ標準になっていて変更できません。
唯一、GT-H系グレードにだけメーカーオプションで「本革シート」が用意され選択できるようになっています。GT-H系標準はトリコット/ファブリック地のシートになっていて、ブルーステッチが効いていますが、これは初代レヴォーグのGT-Sグレードのイメージを受け継いでいるのでしょう。
引用:https://www.webcg.net/
オプションの本革シートはブラック基調になりますが、同様にブルーステッチを採用しているのは芸が細かいですね。
初代の本革シートはコーナリング時等にお尻が横滑りするという課題があったらしく、2代目のシートは体幹の筋肉に沿った多面体でサポート感を強化し、改善も図られています。
お好みはありますが、STI Sportのシートは派手でちょっと、、、とお考えの方にはシックでモダンなブラック本革シートは良い選択でしょう。
ようやく設定されたサンルーフ
スバル車あるあるの一つとも言われているのが、マイチェンもしくは年次改良時にサンルーフが追加されることです。おそらくは新型レヴォーグが発表された際も、「やはりサンルーフはないか」と悟ったスバリストも多かったでしょう。
今回も定石どおり、B型になったタイミングで「サンルーフ」がメーカーオプションに設定されました。
引用:https://www.motor1.com/
オーストラリアで販売されているレヴォーグ(現地名:WRXスポーツワゴン)にはもともとサンルーフを装着したモデルが用意されていましたから、日本市場登場も時間の問題でした。
設定されるのはいわゆるフツーの電動チルト&スライド式のサンルーフ。昨今SUVモデル等でよく見られるようになった”パノラマ”的な大型サンルーフでなかったのは、少し残念に思う方もいたでしょうか。というのもフォレスターに大型サンルーフが設定されていたので、後発のレヴォーグなら同様のサンルーフかも、と期待してしまいますよね。
サンルーフは他のメーカーオプションとセットが必須
サンルーフ好きな方にはもちろんオススメのオプションですが、気になるのが価格設定です。単品の価格は110,000円になりますが、これがどのグレードに付けてもサンルーフ単体では選ぶことができず、必ず何らか他のオプションとセット装着になっています。全体のコストを考えれば、出来るだけセット組にしておくほうが安価に提供できるという事情はあるのでしょうけどね。
おすすめディーラーオプションをチェック
スバルではディーラーオプション、即ち純正アクセサリーの充実度は高く、エクステリアからインテリアまで実用性や機能性に富むアイテムが揃っています。ディーラーオプションはクルマが納車された後でも、必要なときにいつでも購入できるためじっくりと検討することもできますが、中には商談時の値引きに「オマケしてもらおう」という方も多いのかな?
またまた別ページになりますが、レヴォーグの値引き状況についてもレポートしていますのでぜひご覧ください。
STIエアロパーツでルックスも真のSTI Sportに
まずスバル車の純正アクセサリーといえば、STIパーツは外せません。
STIことスバルテクニカインターナショナル株式会社は、スバル直系の企業で主にモータースポーツへの参画やパーツ開発、販売などを担当しています。STIは生産台数や受注期間を限定したコンプリートカーも製造していて、過去に発売されたSシリーズやtSシリーズは中古車市場でもプレミアがつくほどの高い人気を誇ります。
引用:https://www.gqjapan.jp/
レヴォーグには初代モデルから「STI Sport」グレードが設定されていて、昨年末の商品改良では2.4ℓエンジンを積む「STI Sport R」も追加されています。
STI Sport系はボルドー色の本革シートやスバル初の電子制御可変ダンパー、ドライブモードセレクトなどが備わります。ドライブモードセレクトは電制ダンパーとエンジン、パワステ、AWD、エアコン、アイサイトを組み合わせ「5つのモード」制御に変えられるシステム。スイッチ一つで上質な乗り味となるコンフォートやスパルタンな味付けのスポーツ+など、クルマのキャラクターを一変させることができる機能です。
そんな中身は充実しているSTI Sport系グレードですが、エクステリアの変更点は意外に少なくアルミのデザインとマフラーの形状、フロントグリルのバッジ程度です。
そこでオススメなのが、ディーラーオプションで用意される「STIエアロパッケージ」。STIが空力性能を磨き上げたフロントからリヤまでのアンダースポイラーのセットで、各パーツはすべて漆黒のブラック塗装仕上げとなり、ハイパフォーマンスでありながらシックで上質なスタイルにしてくれます。
引用:https://response.jp/
サイドとリヤのアンダースポイラーにはさり気なく”STI”バッジが輝き、STI Sportグレードとのコーディネートもバッチリ。せっかくSTI Sportに乗るのだったら、見た目も他グレードと差別化したいところですよね。
ボディ剛性まで含めたトータルコンプリートも可能
なお、外観のエアロだけでなくボディ剛性コントロールまで一段高いレベルに引き上げたいというマニアックな方へは、タワーバーとフロント・リヤのドロースティフナーがセットになった「STIコンプリートキット」も用意されています。
ひとつ上のインテリアを実感させるアイテム
現行レヴォーグのインテリアはSGP(スバルグローバルプラットフォーム)の恩恵を受け、乗員同士左右の距離も広げることができ、そのゆとりを活かしたDセグメントらしい車格感となっています。すべてのグレードにインパネ等のソフトパッド部及びシートへブルーもしくはシルバー(STI Sport系はレッド)のステッチが入れられていますし、ドアハンドル部にもソフトパッドが採用されています。
こうしたインテリアの上質感をさらに引き上げるのに最適なのが「インテリアパッケージ」です。
乗る人の手に触れるインパネ及びコンソールオーナメントとコンソールリッド部分に、束状の超極細繊維を緻密に絡み合わせた東レ製スエード調人工皮革”ウルトラスエード”が贅沢に貼り込まれています。上質な手触りと車内のカラーに統一されたステッチによる風合いが視覚的にも高い満足度をお届けします。
ブルーステッチはGT-H系、シルバーステッチはGT系グレード用のパッケージになっていますが、コンソール部分が専用品となるSTI Sport系用にはレッドステッチが入るインパネ部分単体商品も用意されています。
ワゴンに必須のカーゴルーム用品はコレ
忘れてはならないレヴォーグの魅力の一つは、セダンやスポーツカーにはない豊かなカーゴスペースです。そのカーゴスペースを充実させるアイテムも純正アクセサリーには豊富に揃いますが、その中からオススメは「サブトランクボックス」でしょう。
レヴォーグの荷室容量は561ℓあり、初代モデルより39ℓも容量を拡大させています。さらに特筆すべきはカーゴルーム床下のサブトランク。ここが大幅に拡大されていてサブトランクだけで69ℓもの容量を確保しています。例えばスノーボードブーツあたりでも、すっぽりと立てたまま収納することも可能です。
引用:https://note.com/sbr_izumi/
そんな広大なサブトランクですから使い勝手を上げないともったいない、とお思いの方もいるはず。サブトランクボックスを使えば、仕切り板を移動させることで、荷物の大きさに合わせて無駄なく収納できます。積みっぱなしの洗車用品などもキレイに収めておくことができそうですね。
ベーシック用品はお買い得セットあり
純正アクセサリーの定番は、フロアカーペットやドアバイザー辺りですがレヴォーグでは下記のとおりベーシック用品をまとめて値引きした「ベースキット」を用意しています。組み合わせにより3タイプ設定がありますが、およそ単品購入よりも1万円〜3万円程度お安くなります。
キットの内容が全て必要なものばかりな方は問題ありませんが、口コミ情報サイトなどでは、スバルディーラーの多くで新車購入時にはこのベースキットは基本計上されるらしく、中には「外すことはできない」的な交渉になる場面もあるとか。もちろん不要なものをムリに購入することはないので、要るものだけチョイスすればよいのですが、その場合”値引き額”が変わる例もあるそうで、結局不要と思えるものでも外して支払額が上がるなら、付けても付けなくても同額のようなことになるのでしょうか。
LEDアクセサリーライナーは単品価格もけっこうお高めですから、フロアマットなどの必需品と併せて少し安くなるならアリかも知れません。
筆者もそうですが、タバコを吸わない方には「ドアバイザー」なしの組み合わせがあるのは助かりますね。
ディーラーオプションのナビシステムは必要?
最近のクルマはディスプレイオーディオ形式やインパネの造形に合わせた独自デザインにするため、モニター及びナビゲーションが標準、もしくは工場でライン装着されてくるものが増えました。
引用:https://newswitch.jp/
ところがこれまでのスバル車はその流れに反し、ナビなどは全てディーラーオプションで対応してきました。その理由は開発期間が長くなるライン装着ナビに対して、市販品をベースとするディーラーオプションなら、新車投入のタイミングで最新システムを導入できるからでしょう。また、ナビ等ディーラーオプションの売り上げがスバル販売店の大きな収入源になることも背景にありそうです。
しかし2代目レヴォーグからは一転、11.6インチの大型高精細ディスプレイが標準化されるグレードが登場しました。また標準化していないグレードについても、前述のとおりメーカーオプションで設定できるようになり、これはスバルが新たに提唱するデジタルコクピット構想のためではともお伝えしました。
レヴォーグ以降に発売されたアウトバックやWRX S4らも同様の構成になっています。
それでもスバルでは選択肢としてディーラーオプションのナビシステムも継続して販売されています。グレード名にEXが付かないモデルはオーディオレスなので、メーカーオプションの11.6インチディスプレイかディーラーオプションのナビかが選べるわけです。
カタログにはパナソニック製のナビとケンウッド製のナビが純正品として採用されていて、どちらも画面サイズは9インチ、ビルトインナビなのでレヴォーグのセンターコンソールにきれいに収まります。
ハイレゾにブルーレイ、AV機能に拘るなら純正ナビ
価格はどちらも30万円前後になっていることから、メーカーオプションの11.6インチディスプレイよりは若干高めになっています。そうなるとどちらを選べば得なのか悩ましいところですが、ずばりディーラーオプションのナビをオススメするのはハイレゾ音源の対応やブルーレイディスク再生などAV機能に拘る人です。
従来からスバルのディーラーオプションでは高音質スピーカーが用意されていましたが、レヴォーグの純正ナビにもオーディオ機能に合わせてパナソニック用、ケンウッド用とそれぞれに専用スピーカーセットがあります。どちらもレヴォーグ専用音響チューンが施され、ハイレゾ対応の音響回路も搭載なので、車内のリスニング環境は高級車並みのクラスレスな仕上がりが期待できます。
引用:https://naito-conductor.com/
スピーカーも別買いとなってしまいますが、こうした拘りはメーカーオプションの11.6インチディスプレイには真似できないところ。もちろんナビ機能自体もナビブランドとして高い実績を持つ両メーカーの製品なので、検索性能や使い勝手などは間違いありません。
オススメはお得感の高いメーカーオプションナビ
ではオススメはディーラーオプションのナビなのかと言うとそれは難しいところで、AV性能にそこまでの拘りがないなら、やはりメーカーオプションの11.6インチセンターインフォメーションディスプレイがお得だと思います。
価格が安いことはもちろん、これからのクルマとは切り離せないコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」が利用できるのは大きなポイント。24時間365日コールセンターとつながることで万一のトラブルに際し、安心で確かなサポートを提供してくれます。
引用:https://www.gqjapan.jp/
そして何よりそのディスプレイデザインは、新世代スバルを象徴するかのような先進性あふれるもので、レヴォーグの所有欲を高次元で満たしてくれるに違いありません。
以上、スバルレヴォーグのおすすめオプションのご紹介でした。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
>>レヴォーグの値引き相場レポート!
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