後悔しないために確認しておきたいホンダフリードの不満点5つ+α
最終更新日 2021/10/18
「This is サイコーにちょうどいいHonda!」というショーン・レノン氏のナレーションがなんとも印象に残るCMで2008年にデビューしたホンダフリード。そのキャッチコピーのとおり『ちょうどいい』感じをウリにして、今やホンダの国内ベストセラーモデルとなっています。
ホンダで一番、、と聞くとフィットを連想する方もいるかも知れませんが、実態としては例えば2021年前半の新車販売台数を見てもフィットよりフリードが上です。フリードは同期間で唯一ホンダ車としてベスト10(9位)に喰いこむ健闘を見せています。
フィットは2020年にフルモデルチェンジして4世代目へと入ったばかりですが、既に登場後5年を超えているフリードの方が売れているわけです。
現行フリードのベースは3代目フィットですから、メカニズム面では最新のフィットが当然上回る箇所は多々あります。それでもフリードを指名するユーザーさんは多く、使い勝手などの面で基本性能の高さが評価されているのでしょう。
本稿では現行フリードを実際に所有している方や、体感した方の様々な口コミ情報を徹底チェック。ホンダ国内販売の屋台骨を支えるフリードに見え隠れするマイナスポイントを洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入時等の参考にしてください!
目次(タップで飛べます)
最新フリードのプロフィール
現行フリードは2016年発売の2代目モデルで、およそ3年後の2019年にはマイナーチェンジも受けています。
コンパクトなボディに広い室内、実用性のある3列目シート、使い勝手のいいスライドドア、安全装備も充実し燃費も悪くないなど初代から続く美点は継承し、現行型は”フリード+(プラス)”と呼ばれるラゲッジスペースの自由度を高めた2列シートモデルや、SUV風のテイストでエクステリアをまとめた”クロスター”、スポーティな”モデューロX”などバリエーションも多彩。各々にハイブリッドや4WDも選べるようになっています。
引用:https://petomorrow.jp/
基本となるフリードのエクステリアは、従来「ソリッド・ウィング・フェイス」という派手目なデザインのマスクでしたが、マイチェンのタイミングでシンプルでクリーンなグリルへ変更され、フィットやシビックにも見られる新しいホンダ顔に。全体のフォルムはフロントからリヤまでボディサイドにキャラクターラインが入り、ミニバンだからといって箱っぽくならないカタマリ感が重視されています。
インテリアはリゾートを連想させるような水平基調で広々とした空間がコンセプト。空間を上質に彩るキーアイテムには、若干艶を落とした木目調パネルを採用しています。
2列目シートには6名乗りのキャプテンシートと7名乗りのベンチシートが用意され、ユーザー各々の事情に合わせた選択が可能です。
引用:https://matome.response.jp/
パワーユニットはガソリン車が1.5ℓ直噴DOHC i-VTECエンジンとCVT。ハイブリッド車には1モーター方式 の「i-DCD」を採用した1.5ℓアトキンソンサイクル i-VTECエンジンと7速DCTの組み合わせとなります。また、2019年のマイチェン時から先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を全タイプに標準装備しています。
フリードの不満点を確認
ホンダとしては、フリードがモデルチェンジ後のフィットよりも多く売れるのは予想外だったかも知れません。トヨタヤリスとヤリスクロスの例もありますが、コンパクトカーにもSUVだとかミニバンだとかそうした”付加価値“がないと厳しい市場環境になっているようです。
国内で一番売れているホンダ車のフリードだけに、各種サイトでの口コミボリュームは多めで、それらをチェックしていくといくつかオーナーさん達に共通する傾向も見られます。
本稿ではネガティブな意見の多いものについてご紹介していきます。
①わかっちゃいたけどやっぱ狭い・・・
ミニバンの要件の一つに3列シートがあげられるでしょう。実際、フリードのセリングポイントにコンパクトな車体でも”座れる”3列目を確保しているところを上げる方も多いです。開発にあたっては全長を4.3m以下に抑えることを命題としたフリードなので、おのずとラゲッジスペースの容量にも限りがあり、3列シートの場合は相当ミニマムとなることはユーザーさんの多くは織り込み済みだったはずですが・・・
ラゲッジルームを含め、車内に関することについては以下のような口コミが目立っていました。
「わかってはいたが3列目まで人が乗ると、ショッピングモールで買い出しした荷物をどう載せようか頭を悩ますレベル。思ったよりも3列目を使う頻度が高かったのは、完全に読み違えた」
「ラゲッジにはスーパーの買い物カゴも載らない。スーツケースもほぼ無理。6人以上の旅行だと子供が小さいうちは足元に荷物を詰め込んで短期間ならなんとか。大人6人だと現実的ではなくなる」
引用:https://response.jp/
「4WDだけなのかもしれないが、3列シートモデルのラゲッジ床下収納が全くない。そのため、三角表示板の収納場所がなくラゲッジにいつも置きっぱなしにするしかないのは一番の残念ポイント」
「ちょっとした小物収納は一般的なミニバンと同程度だが隠せる収納が少なく、使用頻度の低い工具や季節物を仕舞える場所があるとよかった。また、標準シートにもシートバックポケット位ケチらず左右に用意してほしい」
「左右Aピラー三角窓の上部がズ太くなっていて、かえって死角を作っている。ドライバーの身長にもよるが、何度か左手からのクルマが視界に入らずヒヤリとする場面もあった」
「メーター類は横長ワイドの液晶パネルですが、ごちゃごちゃと情報が多く見やすいとは言えない。特にタコメーターが表示選択式なので、これを表示すると他の情報が見られない。馬鹿でかい燃料計を小さくし、タコメーターくらい常時表示にすべき」
引用:https://lee.hpplus.jp/
ラゲッジよりもシートアレンジを優先?
上記Aピラーの死角を訴える方は多かったです。せっかく三角窓を設けながら、そうした意見もあるのはクルマ造りの難しさです。
さて、ラゲッジスペースですが2代目フリードは初代よりも50mm全長が伸びていますが、1列目から3列目シート間の長さは90mmも増えています。そのことからも2代目はシートのゆとりを大切にしているのが窺え、実際各シートの足元の余裕は拡大していますし、1・2列目のフルフラットと2・3列目のフルフラットを同時に成立させるなど、シートアレンジの幅を広げることもできました。
全長は50mmしか伸びていないのにシート間を90mm伸ばしたということは、必然その”シワ寄せ”がラゲッジスペースに表れ口コミ不満にもつながったのでしょう。まぁメーカー的にはラゲッジ優先なら、フリード+をご検討頂きたいといったところですかね。
引用:https://www.webcg.net/
②高い人気を維持しながら機能面では不足も
冒頭にもあるとおり2020年に新型フィットが出た以降も、先代フィットベースのフリードの方が売れています。シンプルにSUVやミニバンが今は人気だからとも言えそうですが、新型フィットにもSUV志向の「フィットクロスター」は用意されています。そうなるとやはり3列目シートや多彩なシートアレンジがフリードの”強み”なのでしょう。
但し、人気のフリードもメカニズム的な箇所や機能面などでは、2016年デビューという車齢からやや最新モデルなどに対して見劣りする部分も出てきているようです。
サイト上にはそうした機能面での不足を指摘する意見が以下のように上がっています。
「エアコンが効かなすぎ。夏は運転席ですら暑いのだから2、3列目は当然のごとく涼しくならない。後席エアコン吹き出し口がムリなら、せめてスズキソリオのように天井サーキュレーターぐらいはディーラーオプションでいいから用意して欲しい」
引用:https://www.kamitake.net/
「オプションの”リアカメラ安心プラス2”をつけたが、大雨の日は検知不能になり使い物にならない。つけなきゃよかった」
「アイドリングストップからのエンジン再始動の振動がわりと大きい。それが不快なので最近は乗ったらすぐに切ってしまう。この機能が付いているためバッテリー代が高くなり、車両価格も上がるのならトヨタのようにやめてしまうのが正解かも」
「ホンダ車特有だがリモコンドアロック時にアンサーバック音が無い。それなのにドアハンドルに触れてロック解除する時には音が鳴る。これって設定が逆じゃないか」
「先進安全装備が少し時代遅れかも知れない。全周囲モニターやブラインドスポットモニターがなく、電動パーキングブレーキもない。そのためACCも全車速対応が出来ず低速走行に入るとキャンセルされてしまうのは不便」
「車線維持支援システム(LKAS)の制御がぎこちなく、曲率一定のカーブでも細かいハンドルの切り足し、戻しが頻繁に発生して不安定になることがある」
引用:https://digital-baka.at.webry.info/
電パブレーキと全車速対応ACCは見送りに
2019年のマイナーチェンジにおいて、フリードも先進安全装備はある程度アップデートされ、新たに後方誤発進抑制制御機能を追加。また、交通標識の認識機能を英語併記の「止まれ/STOP」の標識にも対応させています。
ACCも加減速時のフィーリング改善と、前走車がいなくなった際の加速への移行時間短縮など制御面でのリファインは実施されました。しかしながらやはりACCの全車速対応と電動パーキングブレーキは、フリードより先にモデルチェンジしていた軽自動車のN-WGNに搭載されていただけに見送りとなったことを不満に感じた方は多かったようです。
とにかく現在は先進安全装備系の進化は早く、加えて採用車両の拡大も顕著で、軽自動車でも当たり前のように次々と実装されていきます。このあたりは”イタチごっこ”であり、今は若干遅れていても次期フリードには、そのタイミングで他車にない先進装備が備わるかも知れませんからね。
引用:https://image-automesseweb.com/
③ドライビングクオリティは価格なりか
いかにホンダ車とはいえ、フリードはコンパクトミニバンだけにそこまで”走り”の部分にこだわりを持つ方は少ないと思われますが、乗員が快適に過ごせる乗り心地であったり静粛性であったりは大事な要件です。また、ハイブリッドモデルも擁していることから、燃費面での期待も膨らむことでしょう。
そうしたドライビングクオリティに関しても、多くのユーザーさん達から様々な口コミが集まっていました。
「フットブレーキを踏むとよくカツンと音が鳴る。エンジンスタート時は必ず鳴るため、ディーラーへ問い合わせたらブレーキの機構が変わったためそういう仕様との事。人によるかも知れないが私は非常に気になる。試乗せず購入したことが悔やまれる」
「エンジンパワーは問題ない。但し、エンジン音は盛大。ガラガラ音がディーゼルみたいな音質でガサつ。気持ちいいエンジンサウンドを聴かせていたホンダ車を乗り継いでいたのでここは非常に残念。そういう時代か?」
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
「静粛性については特にアイドリング&極低速時の直噴エンジンのカッカッ音が酷い。回したときのエンジン音も単なる騒音!試乗時に気がついていたら、価格を気にせず非直噴のハイブリッドにしていたと後悔している」
「乗り心地はやや硬い部類で、マンホール等段差での突き上げ時は振動も車内へよく伝わる。その上シートの座り心地も平面的で硬い印象」
「新車装着時のタイヤは整った路面だと十分静かに思うが、劣化した区間を走行すると別モノのようにロードノイズが発生し、途端に車内がうるさくなる」
「燃費は11km/ℓ。思っていた以上に燃費が悪く、前車のトヨタウィッシュ(1800cc)よりも悪いとは・・・1500ccだし最新のモデルだしあえてハイブリッドでなくても大丈夫と踏んだのだが裏目」
「そこまで良い燃費は望んでいなかったので、新型フィットHVではなくフリードHVを選んだが、正直かなり期待値を下回っている」
直噴エンジンモデルの評価が厳しい
引用:https://response.jp/
走行品質に大きなウェイトを占める静粛性に関しては、ガソリン車の1.5ℓ直噴エンジンに厳しいコメントが目立ちました。直噴エンジンの構造の詳細は省きますが、特徴として出力やトルクの向上が図れる反面、デメリットとしてその独特な音質があります。高圧で何度も燃料噴射を行うときに発生するカチカチ音は、直噴エンジンの構造上避けられません。
遮音材を投入するにしてもコンパクトクラスのフリードでは、コストの制約上限界もあります。口コミにもありましたが試乗車などでしっかりと確認し、気になるようならポート噴射エンジンのハイブリッドモデルを検討した方がいいかも知れません。
さらに燃費に関しての声もありましたが、以下に続きます。
④燃料タンクが小さすぎ問題
前項で燃費の件でもいくつか口コミが上がっていましたが、燃費がイマイチなところへ”燃料タンクの容量”が少なすぎて結果航続距離が伸ばせないという意見も多数見られました。
引用:https://plaza.rakuten.co.jp/
「FF車の航続距離の短さが不満。フリードの燃料タンクは4WDでは53ℓあるが、なぜかFFは36ℓしかない。購入前の大きな懸念材料となったが、ここは統一してほしかった」
「ガソリン車だが燃費は想像していたより悪く、スロットルコントローラを付け気にしながらアクセル操作をして12km/ℓ位。なおかつFF車なのでタンクが小さく、頻繁に給油が必要となり面倒くさい」
「36ℓの小さい燃料タンクで、ガソリン車は実燃費13kmくらい。ランプが点いてから給油するとして実質30ℓ×13km=390kmしか走れない。前車のマツダアクセラは同じ計算で、45ℓ×14km=630kmだったから、乗り換えて航続距離が約6割になってしまった」
すべてはカタログスペックのため?
上記のような口コミをはじめ、このフリードFF車のタンク容量「少なすぎ問題」は色々なところで議論されているようです。結論からするとカタログ燃費値を少しでも良くするため、FF車の満タン容量を減らし総重量を軽くしたいのだろうという見方が大勢です。
ガソリンエンジンより2割以上燃費が良くなるハイブリッドなら、36ℓでも何とかなっても燃費で劣るガソリン車の容量は4WDモデルのようにもっと上げてほしかったところですね。
次期フリードは最新のe:HEVハイブリッドに
おそらく次期型フリードのハイブリッドは現在の1モーター方式のi-DCDから新型フィット等と同様の2モーター方式のe:HEVに切り替わり、燃費はさらに向上するはずです。そうなるとフリードもフィット同様にFFも4WDも、ハイブリッドもガソリンもすべて同じタンク容量へと変わることでしょう(ちなみにフィットのタンク容量は全車共通の40ℓ)。
⑤フリードの価格は”ちょうどいい”のか?
フリードに限らずですが、昨今の新車は原材料の高騰や先進装備の標準化により車両本体価格は高くなる一方です。今や軽自動車でも少し装備を奢ると200万円以内に収めるのが難しくなってきました。
引用:https://dealer.honda.co.jp/
キャッチコピーに「This isちょうどいい」を謳うフリードですが、価格面での評価はどのような感じなのでしょうか。以下口コミです。
「オプションを足していくと、コスパが悪くなる。私は10万円のナビとETCとドライブレコーダーのみをオプションで付け、ヘッドライトのLEDは社外品のバルブで済ますなど倹約しても乗り出し270万円になった」
「一見安い価格設定のようだがアルミ、LED装着で300万円越えは決して安くない。フォグランプはオプションだし、サイドカーテンエアバッグもオプション。それでいて安全装備のブラインドスポットモニターはオプションにもない」
「フリードに限らず今のクルマは高すぎる!13年ぶりの買い替えだが前車のデリカD:5より高かったのにはビックリ。安全装置の分とはよく聞くが、それでもLEDヘッドライトはオプション、しかも エアバッグとの抱き合わせになっているのは本当に勘弁して欲しい」
「マイチェンで大人しくなってしまった外観に満足できず、純正アクセサリーでエクステリアパーツを追加。これがけっこうなお値段で、総額は結局ステップワゴン並みに」
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
「同クラスのトヨタシエンタと装備差を比べていくとフリードは高い。一昔前に比べホンダの価格設定が他メーカーに比べると高く感じる」
装備充実のマイチェンで一気に価格上昇
フリードは2019年のマイナーチェンジを機に先進安全装備Honda SENSINGが、全車に標準化されたことで一気に価格が高くなった印象があります。2016年の発売当初はHonda SENSINGはモデル別設定だったため、付いていないボトムエンドのグレードなら188万円ジャストからありました。それが現在のボトムグレードだと1,997,600円とHonda SENSINGが付いているとはいえ、大方200万円からスタートといった感じです。
ちなみにボトムのBグレードだとメーカーオプションの設定もなく、オートスライドドアまでもないため普通はその上のGグレードからの検討となるでしょう。
引用:https://www.youtube.com/c/kgachapiso/
またフリードはナビの標準設定がないためメーカーオプションかディーラーオプション、または社外品で調達する費用も別に計算しないとなりません。ただナビ設定は直接のライバルでもあるトヨタシエンタも同じです。
10年前と比べ総じて今のクルマの価格は10~20%ほど上昇しているそうです。その理由は安全系装備の充実ですが、高額なクルマに比べて粗利の低い軽やコンパクトカーはそうしたコストを吸収することができず、価格に反映せざるを得ないのが実態です。
安全性は高く、価格は低くが理想ですがなかなかそうも行きませんね。
その他にも不満あれコレ
大きくは括れない部分にも様々な口コミが集まっていました。主観的なところ、あるいはクルマの個体差などもあり感じ方は人それぞれですが、何点か興味深い内容もありました。
引用:https://www.webcg.net/
「環境や条件によるとは思うが、ACCの速度制御が想像していたより雑に感じる。マイチェンで制御が見直されたと聞いたが、けっこう急加速・急減速に感じられもっと自然な制御にして欲しい」
「メーターディスプレイの燃費表示が甘く、いい加減でアテにならない。これが速度表示だったら速攻スピード違反で捕まるレベル。テキトーな表示計などあっても仕方ない」
「標準のバッテリーは弱くないだろうか?ドラレコの夜間駐車監視機能を使用しているとはいえ、半年も経たずにアイドリングストップしなくなってしまった」
「スライドドアのセンサーが鈍いと感じる。同乗者が手を挟まれそうになることが度々あり、一度は車内からスライドドアと車体との間に手が完全に挟まり、ドアも開閉不能でレスキュー要請となった。シートベルトを探っているときに手を挟むことが多い」
引用:https://www.carsensor.net/
「納車後すぐに各種警告灯が同時に点灯し、アクセルを踏んでいるのにエンジン回転数は低下する事態に。そのままレッカーされディーラーへ直行。ログ検証するも、ログに記録なしでECUリセット、ブレーキセンサーの交換で対処。現在は問題ないが原因は不明のまま」
「一番の願いはエンジンのパワーアップ。凄いパワーが欲しいわけではないが、フル乗車したときなどにモアパワーを感じる。過給機付きモデルを強く希望したい」
次期型フリードは2022〜23年に登場!
もちろん本稿では意図して不満点を抽出しチェックをしてきましたから、それを持ってフリードのクルマとしての魅力度が低いかといえば、決してそうではないでしょう。
本文中にも何度か触れましたが、最新のモデルを横目で見ながらも”あえてフリードを選択”される方は多く、販売実績がそれを証明しています。背景にはSSクラスミニバンも今やフリードとシエンタしかない状況もあるとは思いますが、ライバルが消滅していく中、前身のモビリオ時代から20年以上このジャンルを牽引してきたのは、フリードが本格ミニバンとして周知されていることに他なりません。
次期型フリードは2022年か、ステップワゴンとのモデルチェンジ被りを回避して2023年かなど噂されていますが、新型フィット譲りの”e:HEV”や新たな運転支援システム”Honda SENSING 360”の採用など、待った分は相当に濃い内容のモデルチェンジとなりそうで期待大ですね。
引用:https://www.whitehousecamper.com/
以上、ホンダフリードの不満点をいくつか検証してみました。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
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