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カローラクロスのグレードの違いを検証!試乗や実燃費を計算した上でのおすすめはGグレード!

最終更新日 2021/11/1

カローラクロスを買うことは決めていてもグレードで悩んでる方は多いもの。

管理人
実は管理人は車関係の仕事なので、カローラクロスに乗っている方とお話しする機会もあるのです。

そこで、実際の購入者の「生の声」を元にどのグレードが一番あなたにピッタリなのか、それぞれの違いや特徴を解説しながら見ていきたいと思います。

 

グレード別の価格一覧

エンジンタイプグレード名車両本体価格(税込み)
1.8ℓガソリン(2WD)G”X”199万9,000円〜
G224万0,000円〜
S240万0,000円〜
Z264万0,000円〜
1.8ℓハイブリッド(2WD)HYBRID G259万0,000円〜
HYBRID S275万0,000円〜
HYBRID Z299万0,000円〜
1.8ℓハイブリッド(4WD)HYBRID G279万9,000円〜
HYBRID S295万9,000円〜
HYBRID Z319万9,000円〜

※4WDはハイブリッドのみ

内訳はこうなっています。

ハイブリッドが9割を占めて圧倒的な人気でその中でも4割以上を占めるのが「Z」グレードです。

グレードごとの違い

Gグレードに付く装備

エントリーグレードのG“X”に比べて25万円高い「G」グレードには

ヒーター付ドアミラー
プライバシーガラス
パーキングブレーキサポート
バックモニター
革巻きステアリング&シフトノブ

などが付き、安全性が向上しています。今時バックモニターやパーキングサポートがない新車なんて考えられませんので、エントリーグレードは選ばせないというトヨタの思惑が透けて見えますね。

Sグレードに付く装備

Gよりも16万程高くなる「S」グレードには

17インチアルミホイール
ルーフレール
金属塗装されたグリル
ワイパーのスピード調整機能
液晶メーター
ソフトフロントドアトリム

などが付きます。Gだと内装がややチープで、商用車のように感じる人もいます。Gはタイヤもアルミホイールではなくスチールです。そこが気にならなければGでも良いでしょう。

Zグレードに付く装備

Sよりも24万高くなる、最上級「Z」グレードには

18インチアルミホイール
シーケンシャルウインカー&LEDポジションランプ&デイライト
LEDフォグランプ
発光テールランプ
革とファブリックのコンビシート(運転席パワーシート&左右シートヒーター付)
パワーバックドア

などが付きます。内装はほぼ変わらず、外装や快適装備が充実します。

快適さと満足度を考えるとZグレードがおすすめになってきますね。

燃費を考えるならハイブリッド一択

カローラクロスの燃費は以下のようになっています。

【燃費消費率】(国土交通省審査値)

ハイブリッド車ガソリン車
ZSGZSGG“X”
2WD/E-Four(1.8L)2WD(1.8L)
電気式無段変速機CVT
WLTCモード26.2㎞/L[24.2㎞/L]14.4㎞/L
市街地モード25.9㎞/L[23.5㎞/L]9.8㎞/L
郊外モード28.9㎞/L[25.8㎞/L]15.6㎞/L
高速道路モード24.7㎞/L[23.6㎞/L]17.0㎞/L

ガソリン車の燃費はあまり良くなく、同じトヨタのC-HRやRAV4と比べても劣っています。

【ライバルSUV車との燃費比較】※WLTCモードの最も燃費の良いグレードで比較

ハイブリッド車ガソリン車
カローラクロス26.2㎞/L14.4㎞/L
C-HR25.8㎞/L15.4㎞/L
RAV420.6㎞/L15.2㎞/L
ヴェゼル24.8㎞/L17.0㎞/L
CX-3015.4㎞/L

逆にハイブリッド車の燃費はかなり優秀で、ライバル車と比較しても明白です。

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カローラクロスは、高性能で低燃費なエンジン、プリウスで磨き上げてきたハイブリッドシステム、電気式4WDシステム(E-Four)など、トヨタの先進技術を集結して作られており、特にハイブリッド車は、モーターのトルクを活用することにより、発進した瞬間から気持ちの良い加速感が味わえます。システム全体の高効率化で、低燃費を実現しています。

最大で56万円ほどの価格差がありますので、購入前に使用頻度や走行距離を考慮して、どのエンジンタイプにするか決めなければいけませんが、上記の理由でハイブリッドを選ばれている方がほとんどです。

また、シートヒーター(運転席・助手席)をオプションで付けられるのは「Z」グレードのみとなっており、こちらもZグレードを選ぶ人が多い理由の一つです。

ハイブリッド車にして元を取れるのは何年後か?

ガソリン代で価格差の元を取ろうと考えたことのある方も多いでしょう。

「G」「S」「Z」のグレード全てでガソリン車と比較して2WDなら3.5万キロ、4WDなら5.6万キロで元が取れる計算になります。

年間1万キロ走る人ならハイブリッド2WDで6年、4WDで10年で車両本体の価格差をガソリン代が抜きます

通勤に使用したり、長距離を走りがちな人は給油の回数が少ないメリットもありますしハイブリッドにした方が良いでしょう。

試乗してみてパワーと静粛性の差はあったのか?

そうは言ってもガソリン車にも良さがあるだろうし実際に乗ってみないとわからないということで管理人も試乗してきました。

乗り比べてみてパワーや加速に差があるかといわれると市街地を走っている分にはさほど感じなかったのが正直なところです。

ただ、ハイブリッドの方が少し重量があるのでコーナーリングはガソリン車のほうがスムーズだった気がします。悪路を走ればもっと差が出るのかもしれませんが、試乗ですのですみません。

静粛性はスピードを出すとやはりハイブリッドの方がいいですね。ガソリン車のほうがエンジン音が伝わります。

「ドライブモードセレクト」は問題なし

快適な乗り心地を追求して設定されたドライブセレクトモードはシフトレバー奥のスイッチで、「エコ」「ノーマル」「スポーツ」の中から切り替え可能となっています。※ガソリン車にはエコモードなし

ほとんどの場合はノーマルで構わないとは思いますが、エコにするとすごく静かで滑らかな加速をします。エアコンの効きも少し弱くなるような?

また、スポーツモードはハンドルの感触に安定感が出て、鋭い加速が味わえ、ステアリングもスポーツ制御でキビキビ走ります。安定感も増す気がします。

おすすめはGグレードで2WD!(雪国なら4WD)

装備面(特にシートヒーターは寒い地域では必須)を考えるとやはりおすすめはGグレードになります。

2WDか4WDかですが、価格差は約21万円。リヤサスペンションがコストがかかる要因です。他にも重量が4WDの方が後輪駆動用に専用モーターを搭載していることから110kg重くなっていて、荷室もやや狭くなっています。燃費は2km/ℓ差があります。

カローラクロスの4WDシステムは、後輪駆動用に専用モーターを搭載している「E-Four」と呼ばれる方式で、通常はFFで走行して路面や車両の状況に応じて後輪用モーターが駆動する形です。

ですので後輪を駆動させなければいけないような雪深い地域に住んでいる方以外は2WDで十分。こだわりのある人と雪が気になる地域の方は4WDを選ぶようにしましょう。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

参考⇒カローラクロスの【グレード別】値引き相場レポート!実販売データから目標金額を算出!

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