エブリイワゴンの値引き相場レポート!1532台の実データから合格ラインを算出!
最終更新日 2024/10/30
軽自動車最長の室内長を誇るボックス系軽ワゴン。
そんなエブリイワゴンの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
この記事を読めばわかること
- エブリイワゴンの値引き交渉の効率的なやり方
- オプション値引きとオマケしてもらう方法
- ライバル車競合はアトレーワゴン、N-VANが効果的
- エブリイワゴン同士を競合させるコツ
どうしてこんな普通はわからないような情報を書けるかというとそれには理由があって…
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次(タップで飛べます)
値引きの相場・限界は?【2024年11月最新】
エブリイワゴンの値引き相場はズバリ
交渉のレベル | 車両本体 | OP値引き |
---|---|---|
限界まで値引き交渉 | 13万 | 20% |
ライバル車を出して交渉 | 10万 | 15% |
特に交渉なし | 5~7万 | 0~5% |
が合格目標。
値引き難易度:渋め
攻略のコツはサブディーラーを含めたスズキの販売店同士の争いに兄弟車も絡めること。
「付属品値引きに絞って交渉が上手くいった」
「アトレーワゴンと競合させると反応が良かった」
などの口コミが上がってきています。
ライバル車種と競合させる
ライバル車種との競合で値引きを引き出すのにはアトレーワゴン、N-VANなどが効果的。
これらの名前を出すことにより競争意識を煽り“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる値引きを引き出せる場合もあります。
エブリイワゴン同士を競合させる
さらにエブリイワゴン同士を競合させることも効果的です。
エブリイワゴンは㈱スズキ自販とスズキアリーナで扱われていて、スズキ○○の○○部分が少しでも違うところが別会社で別資本ですので、その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
正規ディーラーと副代理店ディーラーでも名前が変わってきますので同士競合が可能です。
基本的には隣の県まで足を伸ばせば必ず別会社になります。
隣県まで越境できない方も、スズキの新車を扱っているサブディーラー(整備工場や中古車販売店など)なら同士競合させることができますので、近くにあればぜひ行ってみましょう。
また、いくつかのスズキ店を回ることで、中には販売ノルマに未達のディーラーや営業マンに遭遇するときもあります。
そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでかなりラッキーです。
値引きに満足できないときはサブディーラーという手も
ライバル車や別資本の同士競合でも満足できる値引きを得られなかったときは、サブディーラーを当たるのも一つの方法です。
サブディーラーとは新車販売も手掛けている自動車整備工場や中古車販売店のことです。表の看板に「新車・中古車販売」「全メーカー取り扱い」などと書かれていたらソコです。
特にスズキは軽自動車がメインのため、昔からサブディーラーでの取り扱いが多いメーカーですよ。
サブディーラーを簡単に見つけるには中古車販売サイトで、探している車種の「走行距離0~1,000km」「住んでいる地域」を入力し検索してみてください。
新車がヒットすれば、その店舗はサブディーラーとして新車販売もしているということです。
メリット、デメリットや正規ディーラーとの違いなどは「サブディーラーでも新車はオトクに買えるのか」で解説していますのでチェックしてみてください。
オプション値引き
オプションからの値引きも本体車両からと同じで大切。
エブリイワゴンの場合はおおむね20%程度を目標に交渉しましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・ドアポケットランプ
・ドアバイザー
・フロアマット
・ラゲッジネット
・マルチルーフバー
・ラゲッジマット
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイント。
また、ハンコや印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロ。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せない。でもこの予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいい」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
商談は3回やれ、良い人に徹しろ、は本当か?
いろいろなクルマ値引きの情報サイトを見ていると、”商談は3回やれ”だとか”初回はいい人に徹しろ”だとか書いてあるサイトが珍しくありません。
しかし営業マンは別に「いい人だからたくさん値引きして助けてあげたい。」とか思いませんし、
3回目が本番じゃなくても、「早くエブリイワゴンに乗りたい!」と思えば初回や2回目で決めちゃっても全然OKです。
値引きのコツ
値引きは粘り強く交渉することが大事です。
エブリイワゴンの場合、値引きなしの提示をされることも多く、それ以上を求めないと、できる値引きもしてくれないので結果的に損をすることになります。
ギリギリまで粘って交渉するようにしましょう。
また、本気度を伝えるためには自分だけで交渉に出向くのではなく、できれば奥さんを同席させるようにしましょう。
営業マンの本気度が全く変わってきますから。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法
同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
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・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
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※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
それでも・・・
納期は普通
1~3か月と長めの納期です。
広いスペースを多彩にアレンジできる
2015年2月に発売されたエブリイワゴンは商用車ベースの軽キャブワゴン車で、後席はスライドドアとなっています。
全長全幅は軽自動車のサイズで、1815mmという高めの全高ですが、さらに1910mmの全高のハイルーフ車も用意されています。
FR車と四輪駆動車の設定があり、全車ターボエンジンを搭載しています。
クラストップレベルの室内空間や、180mmもの後席スライドができるインテリアも特徴で、シートをフルフラットにして荷室を広げることなど多彩なシートアレンジも可能です。
評判、評価は?
各サイトの評判などの範囲では購入した方の間ではエクステリアの評価がもっとも高いようです。
燃費に関する評価はあまり高くないケースも見られますが、このタイプの商用車ベースの軽自動車は、その他の軽自動車と比べた場合燃費数値がよくないということも事実ではあります。
エブリイワゴンはこのクラスの軽ワゴン車としては販売台数がトップであるというデータもあり、モデルチェンジ後の一定以上の評価は得られているといっていいのではないでしょうか。
コスパで選ぶならJPターボ
エブリィワゴンをコスパで選ぶのであれば最低価格グレードのJPターボを検討すると良いでしょう。
ディスチャージヘッドライトやパワースライドドアは装備不可能となっていますが予防安全装備のレーダーブレーキサポートは標準装備され、他の低価格グレードでは装備されないことも多いフルオートエアコンやキーレスプッシュスタートシステムが装備される利点もあります。
また全車ターボエンジン搭載のため、上位グレードと燃費・出力とも同等です。
9.5cm全高が高くなるハイルーフは10800円の価格差なので、駐車場や利用状況に合わせて選んでかまわないでしょう。
オプションとしてはカーナビを装備すれば十分といえます。
リセールを考えて選ぶならPZターボ
エブリィワゴンをリセールで考える場合、最高価格グレードのPZターボスペシャルが候補に上がりますが、PZターボに追加される装備が右側ワンアクションパワースライドドア、LEDターンランプ付きドアミラー、電動オートステップと、バックアイカメラがオプション設定されており、エンジン性能や予防安全装備、衝突安全装備に関しては同等となっています。
そのためリセールで考える場合であっても追加装備の必要性によってはもともと装備が充実しているPZターボでも十分とも言えます。
どちらのグレードであってもアルミホイールは標準装備されており、リセールが期待できるオプションはカーナビになるでしょう。
どんな人向けの車か?
ファミリーや友達など、大人が4人乗っても、ゆとりあるカーゴスペースが特徴となっています。家族や友人との旅行だけでなく、大きな荷物、大きな趣味の道具を積むスペースも余裕で確保できる車内空間があります。
フルフラットにすれば車中泊もできる快適空間が確保できるので、アウトドア好きなファミリーにもおすすめの車種となっています。
積載する荷物、人、趣味に応じて様々な使い方ができ、使いこなすほど遊びや楽しさが広がる車なので、外出好き、アウトドア好き、多趣味なファミリーに最適です。
安全装備は?
衝突被害軽減ブレーキ、レーダーブレーキサポートを搭載しているため、追突事故の危険を察知して、衝突を回避、または被害を軽減できます。
誤発進抑制機能が装備されているので、ペダルやシフトの操作ミスによる衝突の回避に貢献できます。エマージェンシーストップシグナル機能があるため、光の合図で後続車に急ブレーキを知らせることができます。
走行中に急ブレーキをかけると、ハザードランプが自動で高速点滅するので、後続車に急ブレーキを知らせ、注意を促すことができます。
収納スペースは?
多彩なシートアレンジで、長尺物も余裕で積むことができます。
1名乗車の場合には、助手席のシートバックを倒すと背面がフラットになり、サーフボードなどの長尺物の積載も余裕で可能となります。
2名乗車の場合には、自転車2台と荷物の積載が可能です。
4名乗車の場合でも、荷物を積むことができます。
フルフラットの形にすると、車中泊が可能な広さ、スペースを確保することがきます。
運転席まわりには、インパネドリンクホルダーをはじめ、グローブボックス、ショッピングフック、カードケースなど様々な小物収納スペースも確保してあります。
居住性・快適性は?
広さを追求した室内空間とインテリアが特徴です。運転席と助手席は独立していながら座面がベンチシートなので、助手席からの乗り降りもスムーズにできます。
スムーズな乗り降りができるために、乗降グリップと乗降ステップを装備しています。握りやすい大型の乗降グリップと低いステップ高で乗り降りがスムーズにできるようになっています。
運転席は230mmのシートスライドを確保してあり、ステアリングの高さを調整できるチルトステアリングと合わせて、運転しやすく疲れにくい運転姿勢を保てるようになっています。
走行性能・エンジン性能は?
スムーズな小回りの良さが特徴で、狭い路地や縦列駐車が苦手な方でも運転しやすくなっています。直進安定性に優れたロングホイールベースにもかかわらず、最小回転半径は4.5mです。狭い道への進入や車庫入れ、縦列駐車なども気負うことなく、快適に行うことができます。
ターボエンジン搭載で、パワフルな走りを維持しながらも、非常に高い燃費性能を達成しています。
フロントはL型ロアアームとサスペンションフレームで高い取り付け剛性を確保しており、快適な乗り心地やロードノイズの低減などを実現した車種となっています。
優れているところは
エブリイワゴンは軽キャブワゴン初である衝突被害軽減ブレーキのレーダーブレーキサポートや横滑り防止などに威力を発揮する車両走行安定補助システム全車に標準装備しています。
モデルチェンジのタイミングが遅い軽キャブワゴンとしてはかなりのアドバンテージといえるでしょう。
全車にターボエンジンを搭載して64馬力の出力を発生させながら、二輪駆動車では16.2km/lとこのクラスでは良好な燃費性能を誇ります。
室内が高さ広さ幅のすべての面で軽キャブワゴンではトップレベルなことも優れています。
物足りないところは
エブリイワゴンはせっかくの新型なのでパワースライドドアの搭載などがあってもよかったのではと思います。
室内の広さというアドバンテージはあるものの同じスズキのスベーシアなどと比べると装備面ではだいぶ劣っているようにも思えます。
このクラスでは16.2km/という燃費はいいほうなのではありますが、やはりスベーシアの最高32.0km/lと比べた場合燃費面では相当に劣っているように見えます。
外観面では箱型であることを生かしてメッキパーツを多用した押田氏の強いモデルがあってもいいかもしれません。
ライバル車種は?
エブリイワゴンのライバル車は数車種あります。
ダイハツのアトレーワゴンやホンダのバモス、三菱タウンボックスが挙げられます。
また中身は同じですが、日産のNV100クリッパーリオとマツダのスクラムワゴンも一応ライバル車として挙げられます。
燃費の面ではエブリイワゴンは高い位置に属しています。
室内のデザインに関しては、劣る部分もありますが、外装の部分では落ち着きのあるフロントマスクがライバル車にも負けてないと思われます。
走行性に関してはターボ搭載となるので、これもまたライバル車には勝っていると思われます。
実燃費は?
エブリイワゴンの燃費は16.2km/Lとなっています。
軽ミニバンの中ではナンバー2となっており、同等の車種と比べると良い方となっています。
1位のホンダバモスにはやや劣りますが、実燃費では同じくらいの数字だと思われます。
また、エブリイワゴンではターボが付いているので、加速力には定評があるようですが、軽ミニバン以外の車と比べてしまうと燃費では満足いかないかもしれません。
しかし、燃費以上にエブリイワゴンはトランクの広さや後席の広さ、小回りの充実性にあるので、総合的に満足できる車となっています。
ダサい?デザインや内装は?
エブリイワゴンの内装色はベージュとブラウンの落ち着いた色となっています。
派手さがないので高い年齢層に人気があるようです。
広さでも他社の軽ミニバンと比べても見劣りしない為、高い支持があるようです。
収納スペースやドリンクホルダーもしっかりと完備されているので不自由なく運転ができるようになっています。
座席シートもシンプル設計となっているので物足りなさを感じてしまいますが、大人4人乗っても窮屈にならないスペースの使用となっています。
若者には少し物足りない内装となっていますが、年齢層の高い方には好評のようです。