新型セレナ/ニスモの値引き相場レポート!実際に試乗してみて評価!
優雅な空間だけでなく、機能面にも優れ同クラスのミニバンで販売台数1位のセレナ。
ファミリーカーとして確固たる地位を築いています。
そんな新型セレナの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
そこで今回は
- ・新型セレナの値引きの相場・限界
- ・値引き交渉のコツ
- ・実際の購入者の口コミ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通は手に入らないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
なので現場のリアルな情報が入ってきます。
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次
値引きの相場・限界は?【2021年4月最新】
新型セレナの値引き相場はズバリ
車両本体 34万円
オプション値引き 30%
新型セレナニスモの値引き相場はズバリ
車両本体 35万円
オプション値引き 30%
が合格目標になります。
値引き難易度:やや緩い
ここ3か月は34~35万値引き(ニスモは35万)で推移しています。
向こう3か月もマイナーチェンジなどが控えていないので、ほぼ変わらずで推移するでしょう。
8月のマイチェンを機にやや引き締められてはいるものの、それなりの値引きは可能。e-パワーは厳しいですが、20Sハイブリッドは値引き拡大中です。
「ヴォクシーと競合させると反応が良かった」
「日産同士の競合をさせると値引きがアップした。」
などの口コミが上がってきています。

ワンポイント
新型コロナによる外出自粛も一段落して販売店も営業再開&値引きも出やすくなっています。
交渉に時間をかけなくてもすんなり値引きが出ることもあります。
なので消費税の税率アップ分以上の値引きを引き出す腹づもりでいきましょう。
"カーナビ無料装着"や"期間限定の低金利ローン"などのキャンペーンは誰でも付けてもらえるものなので、満足せずに本体値引きを狙うのが鉄則です!
ライバル車種と競合させる
“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる値引きを引き出せる場合もあります。
新型セレナ同士を競合させる
さらに新型セレナ同士を競合させることも効果的です。
新型セレナは全国の日産店、プリンス店、サティオ店で売られていますが、どことでも同士競合できるわけではありません。
競合させられるのは別資本で、別会社の場合です。
見分け方は簡単で、ディーラーの名前を見て「○○日産」の○○部分が少しでも違うところが別資本です。
その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
基本的には隣の県まで足を伸ばせば必ず別会社になります。
オプション値引き
オプションからの値引きも本体車両からの値引きと同じで大切です。
新型セレナの場合はおおむね30%程度を目標に交渉するようにしましょう。
オプションは高く設定されている純正ナビなどもあるので値引きされればかなり大きくなります。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・ウインドウ撥水
・インテリジェントキーケース
・クリーンフィルタープレミアム
・室内消臭 ロングタイプ
・日産オリジナルナビ取付パッケージ +ステアリングスイッチ
・ラゲッジフルカバー
・シリコンテーブルマット
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイントです。
また、ハンコを用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
「5YEARSCOATとメンテプロパック30が無料サービスに!」
山形県 40代 男性
購入したグレード:ハイウェイスター Vセレクション
値引き額:28万円
感想:始めから値引きは20万円でしたが、そこで引き下がらずに粘り強くヴォクシーやステップワゴンと競合させると、本体価格から28万円引きの提示まで伸びました。
車体本体からはもう限界ぽかったので、ハンコを持って行った最後の商談で
「5YEARSCOATとメンテプロパック30をサービスしれたら今すぐハンコを押す」
と強気に出たところ、5分ほど待った後に店長決済でOKがもらえました!
本体プラスオプションで約40万円の実質値引きに成功したので相当うれしいです!
契約直前の一押しはかなり大事だなと改めて気づかされました!
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せない。でも、この予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいい」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
納期は標準的
1~2か月と平均的な納期です。
売れ筋のハイウェイスターだと納期も早まる傾向があります。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ

ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!

新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
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それでも・・・
新型セレナ ニスモ(NISMO)が発売開始
東京モーターショー2017で公開していた、セレナのスポーツカスタム仕様となるセレナニスモ(NISMO)が発売されました。
ベース車となるC27型セレナは、2016年8月のフルモデルチェンジで5代目となっています。
ニスモとは日産のコンプリートカープロジェクトを担う、日産自動車の子会社で、ル・マンなどのレース参加だけでなく市販車用のパーツ類の製造・販売・特注によるカスタムも行っています。
コンプリートカーとは、市販車をベースにエンジンやサスペンションのチューニングや、インテリア、エクステリアを変更させたオリジナルの完成車のことを言います。
そのニスモが、開発した人気のミニバン「セレナ」のコンプリートカー「セレナニスモ(NISMO)」は、スポーティな走りに加え、装には様々な専用チューニングやパーツが取り付けられ、スタイリッシュなモデルになりました。
新型セレナ ニスモ(NISMO)の変更点は以下の通りです。
- レッドアクセントの専用エアロパーツ
- 専用の内装デザインやパーツ
- 専用エンジン制御モジュール(ECM)と専用スポーツチューンドマフラー
- 専用チューニング、ボディ補強
セレナ ニスモ スペック
全長 | 4800mm |
全幅 | 1,750mm |
全高 | 1,855mm |
ホイールベース | 2,860mm |
パワーユニット | 2L DOHC |
モーター出力 | 150ps/20.4kgm |
車両重量 | 1,720 |
乗車定員 | 8 |
駆動方式 | FF |
ハイテクだけじゃないセレナの魅力
日産セレナの最大の特徴は運転支援システムのプロパイロットの装備で、渋滞走行時のアクセル操作などの負担を大幅に低下させています。
駐車場への運転を自動で行うインテリジェントパーキングアシストの装備なども進歩した面です。
また、ガラスハッチを装備したリアゲートや、ハンズフリーオートスライドドアなどドア周りの進化も特徴的です。
スタイルはこのクラスでは珍しいツートンカラーの採用が特徴的で、他社にはないシャープな印象のヘッドライトやグリルのデザインも新型セレナならではの特徴でしょう。
評判、評価は?
新型セレナのエクステリアは先代のヴェルファイアに面影が似ていますが、日産車特有のデザインも揉み込まれており外装からまず支持を得ています。
性能に関しては安全装備や自動運転機能が標準装備となっており予想よりも評価が高くなっています。
内装に関しても、無駄なものが付いてなくシンプルで操作しやすい設計となっているのに加え、窓が大きく視界が広いので、年代問わず好評です。
試乗してみた感触
管理人もミニバンが好きでセレナは購入候補の1つなのですが、今回はプロパイロットを実際に体験できるのでワクワクして試乗してきました。
ステップ高が思っていたよりも低くてビックリ。これなら子供もお年寄りも安心して乗り降りできますね。
また、2列目の席が前後左右にスライド可能なのでウォークスルーがよりしやすくなっています。
2列目シートバック、荷室サイドなどにUSB端子もあって便利。シートバックテーブル、各部の蓋つき収納などの使い勝手もすごく良さそうでした!
ちなみに内装的には表皮の模様がグラディエーションがきれいで3列目にも奥行きと厚みがあってこれなら狭さを感じないと思いますよ。
3列目は跳ね上げ式になっていてラゲッジアンダーボックスは現行のと同じ大きさでした。
実際に運転してみると、ミニバンだからハンドルが重いんじゃないのと思っていたのですが、そんなことはなく、細い道でもスッとハンドルが入ってくれました。
車の縦は長くても、横幅はそんなにないので運転はしやすいです。
フロントの窓が上にも開けているので視界はとても広いです。今までの普通乗用車では見られなかった景色が見えますね。
エコモードでも走ってみましたがアクセスに対しての加速が鈍かったのはあります。
通常モードだともちろん問題ありません。Sハイブリッドの表示がない時に介入が入っているようです。
Mエンジンは結構回っています。
プロパイロット
肝心のプロパイロットですが、システムの操作はクルーズコントロールの操作と同じで、「プロパイロットスイッチ」を押すとスタンバイ状態になります。
30km/h以上でセットスイッチを押すと作動します。
すると先行車に追随する感じで始まります。
直線では追従クルーズコントロールと同じで先行車が止まれば滑らかに減速してストップします。
3秒以内に先行車がスタートすれば追従して発進、3秒以上経過していればVDCで停止保持されるので、アクセルを踏むかレジュームスイッチを押すと発信します。割と穏やかな再加速に感じましたね。
カーブでも軽く手を添えているだけでステア操作を行ってくれてほとんどなにもしなくても車線の真ん中を走ってくれます。楽ちんです。
ちなみにステアリングから手を離すと10秒で警告音&ワーニング、さらに10秒で作動OFFになります。
装備内容良かったですし、プロパイロットも渋滞の時などは特に力を発揮してくれると思います。
コスパで選ぶならハイウェイスター
セレナはほぼ全てのグレードで簡易的なハイブリッドシステムを搭載していますが、他社のミニバンに比べてもハイブリッド化による価格差が非常に少ない車です。
また、この簡易ハイブリッドであっても、エコカー減税の対象で有ったり、燃費向上の効果もある為、コストパフォーマンスが良いと言う事になります。
車両価格は224万円から最上クラスで301万円となっていますが、お手頃感は満載です。
また、外観にこだわる方はエアロパーツを装備したハイウェイスター等がオススメです。
ハイウェイスターは車格的には3ナンバーになりますが、セレナは5ナンバー登録ができますので重量税等でもお得です。
リセールを考えて選ぶならハイウェイスター4WD
セレナをリセールする場合はグレードが重要視される傾向が有ります。
リセール時の価格が高いのはハイウェイスターの4WDです。
ハイウェイスターはご存知の通りエアロパーツを身にまとったスタイルですが、セレナのエアロパーツは大変シックな作りになっている為、基本的には万人受けするスタイルなこと、4WDで家族でのアウトドアや旅行するのにもってこいなのがその理由です。
また、車体色は「ブリリアントホワイトパール」か「ダイヤモンドブラックパール」がリセール価格を高くしてくれる色で、他の車体色に比べ、20万円程は高くなることもあります。
どんな人向けの車か?
セレナはミニバンとして広い室内空間を実現していて室内幅は1545mmと5ナンバータイプでも十分な横幅ひ確保されています。
室内長は3170mmと長くなっているので足元にはゆとりがあり、ゆっくりと寛いで座ることができます。
しかし、3列目シートの足元はそんなに余裕があるほどの広さがなく、常時乗るには窮屈感があるかもしれません。
ホンダフリードなどのコンパクトミニバンに比べれば広い程度に思っておきましょう。
安全装備は?
セレナの安全装備は他社と比べると非常に長けていると言えます。
まずはスマートルームミラー。これは後席に人が乗っている場合は後方がルームミラーで確認しづらくなるので非常に重宝します。
また、インテリジェントパーキングアシストも付いているので、バックが苦手な方でも安全にバックができるようになっています。
その他では、エマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、LDW、LDP、進入禁止標識検知、ふらつき警報、VDCが備わっています。
踏み間違い衝突防止アシスト以下はメーカーオプションとなっていますが、標準装備でも他社を圧倒する性能となっています。
収納スペースは?
運転席付近にも運転席アッパーボックスと運転席がロアボックスが付いているので、運転手も近くに物をしまうことができます。
運転席付近に収納スペースがなければ、物を取り出す際に危険が生じる為走行中は一切取り出せませんが、セレナではちょっとしたものであれば低速走行なら走行中でも取り出しが可能となっています。
ミニバンで車体サイズが大きくなるので、その分収納スペースも大きく広く設計されているので非常に使いやすくなっています。
居住性・快適性は?
セレナの室内長は3170mm、室内幅は1545mm、室内高は1400mmとなっています。前席でも後席でもゆったりした空間となっているので、窮屈感なく乗ることができます。
収納スペースも多く完備されているので、長い時間乗っていても全く苦になりません。
フロントガラスやピラーの三角窓も大きく設計されているので視界が非常に良いので、快適且つ安全に運転ができるようになっています。
車内が広いことと、運転席がある程度の高さがあるので非常に快適な空間となっています。
走行性能・エンジン性能は?
セレナの排気量は2000ccとなっています。
直列4気筒DOHC+モーターmで、馬力は150ps、最大トルクが20.4kg・mとなっています。
車体重量が1650kgありますが、大人が5人以上乗っても加速力が落ちることなく快適に走行ができるほどのスペックとなっています。
排気量は他社のミニバンと比べると少し小さいですが、エンジン性能では優れた性能となっているので、全く不満なく運転することができるようになっています。
優れているところは
新型セレナの最も優れているのは、シートアレンジで、2列目シートがスライド可能となっており非常に使い勝手が良くなっています。
また、安全性にも優れており複数の安全装備が付いているのも支持される理由の一つだと思います。
フロンドガラスが大きいのも、周りをよく見れて不安なく運転できます。
更には重心が低いので、乗り降りもしやすく小さな子供がいる世帯には1番大きなメリットだと思います。
セレナはミニバンの中でも最も古い歴史がありますので、それこそが人気の証だと思います。
手がふさがっているときのオートスライドドアも本当に便利です。
物足りないところは
新型セレナの物足りなさはやはり、燃費です。ライバル車であるトヨタノアやヴォクシーが燃費23.8なのでセレナだいぶ劣ります。
最近は燃費を気にしている方が多いですので、セレナには大き過ぎる欠点だと思います。
また、ステップが付いてはいるものの座席の部分が少し高くなってしまったようです。
これは足腰の悪い方では、ネックになってしまう箇所となり購入者の幅を狭めてしまう可能性もあります。
また、プロパイロット機能にも賛否が分かれるようで、前車がいた場合は加速力が良くありません。
この機能は使用しなければ全く問題ない機能なので大きな問題にはならないと思いますが。
実燃費は?
セレナの燃費は、スマートシンプルハイブリッドを採用したもので最も良い燃費は17.2km/lと、ガソリン車のホンダステップワゴンの17.0km/lに対しては優位な数値ですが、トヨタのノア/ヴォクシー系のハイブリッドの23.8km/lには大分遠い数値となっています。
セレナには新型のハイブリッドシステムであるe-Power搭載車の販売といううわさもあり、実際に発売になった際には23.8km/lにかなり近いかそれ以上の燃費数値にはなるでしょう。
エコモードにすると平均燃費はバリバリ上がるのですが、逆にスポーツモードにすると運転は楽しいですが、燃費は悪くなります。
ダサい?デザインや内装は?
フルモデルチェンジした割には大きく変わった印象はあまり感じられませんでした。外装デザインはフロントとテールとのバランスが良いとは思えずダサく感じます。
二段ヘッドランプ「Vモーショングリル」は日産らしいと言えばらしいのですが…
フロントはシャープでかっこいいのですがテールはボッテリしていて違和感を感じました。全体的に「重たそうな車」に見えます。
内装のデザインは良いのですがシートややコンソールの素材が安っぽく見えて残念です、価格も決して安いとは言えないのでもう少し改善してほしいと思います。
次回モデルチェンジする時にには、もっと思い切った変更を期待します。
まとめ
新型セレナは他の2強よりも現在のところは優っていると思います。
トヨタのフルハイブリッドにカタログ燃費で少し劣ってホンダステップワゴンに動力性能と操縦性でわずかに劣っているくらいだと思います。
装備内容を考えれば、価格設定ももっとも割安であるといえるので今買うのであればセレナが熱いことは間違いないでしょう。