ルノーキャプチャーのおすすめオプションはどれ?絶対チョイスしたいアイテムはコレ!
最終更新日 2023/11/17
近年日本市場でフランス車の人気がじわじわ「キテる」と感じる方も増えているのではないでしょうか。
実際に数字上でもグループPSAジャパンは、コロナ禍にあった2020年にプジョー208やシトロエンC3が堅調な売れ行きを示し、同社は日本で16,688台(2020年実績)を販売、異例の前年比超えを達成しました。
そんなフランスブランドにあってルノーは、グローバルでは超メジャーな存在。例えば世界最高峰のレース”F-1“でも名をはせるメーカーですが、こと日本ではカングーが一定の市場を持つ以外、ルーテシアやメガーヌなど知る人ぞ知る的なポジションのクルマが多いマイナーブランドです。しかし海外超メジャーが仏車旋風の追い風が吹く日本の現況をただ黙って見ているはずもなく、2021年より2代目となる新型キャプチャーが投入されました。
引用:https://response.jp/
新型キャプチャーは2019年から先行して販売されていた欧州では、初代に続いて大ヒットを記録し、2020年の欧州SUV販売台数第1位、欧州乗用車総合でも第6位という堂々の実績を残し、ついに日本へ上陸を果たしたわけです。
今回のクルドラでは、鳴り物入りで登場したルノー最新のSUVキャプチャーにフォーカスし、実際に購入しようとしたときに役立つおすすめオプションをご紹介していきます。
目次(タップで飛べます)
キャプチャーってこんなクルマ
日産ジュークやホンダHR-V(ヴェゼル)の台頭により、活況を呈してきた欧州クロスオーバーSUV市場へ2013年にルノーが送り込んだのが初代キャプチャーです。
発売後瞬く間に欧州NO.1に輝くと、次いで中国、ロシア、ブラジル、インドでも生産がスタートし全世界的に好調なセールスを記録しました。日本へは2014年から輸入されていましたが、ヴェゼルやCX-3、ライズ&ロッキー、ヤリスクロスなどコンパクトSUVのブランニューが続々と誕生していた中では個性的なデザインは魅力ながら、若干ADAS(先進運転支援システム)の充実度では見劣りするところもありました。
2代目は全方位で大きな進化を果たす
フルモデルチェンジを受けた2代目キャプチャーは、ルノー・日産・三菱連合の新しいCMF-Bプラットフォームが導入され、スリーサイズとホイールベースはいずれも拡大していますが、下の画像のとおり日本でも扱いやすいサイズは堅持されました。エンジンは排気量アップした1.3ℓの新世代直4ガソリンターボで、組み合わされるデュアルクラッチトランスミッションも6速から7速へグレードアップしています。
引用:https://www.webcg.net/
もちろん先代のウィークポイントだったADASも大きくアップデートされ、安全性能の試験を行うユーロNCAPでは最高評価となる5スターも獲得するなど、新型キャプチャーは全方位で大きく進化しています。
欧州トップを勝ち取ったデザイン
キャプチャー最大の魅力はそのデザイン性にあり、2代目は初代よりもアスレチックで筋肉質なデザインを採用、SUVらしいフォルムを際立たせます。
それでいてSUV定番の黒い樹脂系のパーツ等は極力減らし、他方フロントグリル、バンパー、ウィンドモールなどへ繊細なクロームメッキをあしらうことで上質さも感じさせます。Cシグネチャーのデイタイムランプを備えたLEDヘッドライトも眼ヂカラ強めです。
引用:https://www.sun-a.com/magazine/
今や多くのモデルで採用されているツートーンルーフを、コンパクトSUVで初めて取り入れたのが初代キャプチャー。そのこともあってか2代目では全ボディカラーがツートーン仕様になっています。
キャプチャーにメーカーオプションはあるの?
新車を購入する際、一発勝負となるのがメーカーオプション選びです。ご承知の通り、原則的にハンコを付いたらもう後からどうこうできないため、慎重に選びたいところです。
ところがキャプチャーについては、その悩みはありません。現在のところカタログモデルにはメーカーオプションの設定が無いからです。現行販売モデルのラインナップは、「インテンス」と「インテンステックパック」だけとなり、先代キャプチャーや他のルノーモデルでおなじみの「ゼン」というベーシックグレードは用意されませんでした。
キャプチャーのグレードと価格はこちら
今後別グレードが追加されることも考えられますが、当面はインテンスのモノグレード的な構成となり、テックパックの装備が必要ならメーカーオプションを選択するように、グレード選択をする格好です。
まずはベースとなるインテンスをチェックしてみましょう。
装備に不足なしのインテンス
前段のとおりルノー車ではベーシックモデルにゼンというグレードを用意して、その上級モデルにインテンスが設定されるスタイルが定番です。
2代目キャプチャーはインテンスしかないため、基本フル装備モデルを選択することになります。標準装備として360度カメラ、全車速対応のACC(アダプティブクルーズコントロール)、衝突被害軽減ブレーキ、パーキングセンサー、ブラインドスポットワーニング、前席シート&ステアリングヒーター、7インチタッチスクリーン、BOSEサウンドシステム、LEDヘッドライト、18インチタイヤ&アルミ、パドルシフト等々いわゆる全部盛りといった状態です。
引用:https://bestcarweb.jp/
これで車両本体は300万円切りの299万円と戦略的な価格設定です。ライバル車となりそうなフォルクスワーゲンTクロスが301万円から、プジョー2008が302万円からなのでイイ線を突いているのではないでしょうか。
ちなみにインテンスのアンダーにゼンというグレードがあれば、上記装備からBOSEや18インチアルミ、シートヒーターなどが省かれて250万円台くらいの値付けだったかも知れません。
インテンステックパックの追加装備はコレ
それではテックパックには何が追加されるのかを見ると以下のとおりです。
追加の3アイテム中、もっとも値が張りそうなのが「レザーシート」。
本革は好き嫌いもありますが、車内が一気に上質な雰囲気になるのは間違いないでしょう。ただ標準のシートもファブリックとレザー調のコンビシートになっていて、質感は悪くありません。また前席のシートヒーターも標準になっています。もちろん表皮以外にもレザーシートだけの機能もあり、運転席は電動調整機能が備わるのがポイントです。
引用:https://www.webcg.net/
なお、インテンスのコンビシートはボディカラーにオランジュアタカマメタリックを選んだ場合だけ、オレンジ色のアクセントが入ったフルファブリックシートになり、インテリア全体もダッシュボードやセンターコンソールがオレンジにコーディネートされた仕様になります。
「スマートフォンワイヤレスチャージャー」は、昨今広く普及しつつあるQi(チー)規格のワイヤレス充電機能で、これがセンターコンソールのトレーに組み込まれています。ケーブル接続に比べると充電時間が掛かるものの、置いておくだけで済むのは便利ですね。
引用:https://www.autocar.jp/
三つ目が運転支援機能の「レーンセンタリングアシスト」。これは高速道路等でACCを使用して走行中、車線の中央を走るようにハンドル操作をアシストしてくれる機能です。ルノーとグループの日産で言うところの「プロパイロット」に当たります。長距離を走るときなどは、ステアリングに手を添えているだけで済むため、疲労軽減に役立つでしょう。
これら3つの装備がメーカーオプションとして個別に選択できるなら尚良しですが、現状はいずれかの装備が欲しいと思えばインテンステックパックをチョイスすることになります。
価格差はリーズナブルながら”おすすめ”は?
さて、インテンスとインテンステックパックの差額は20万円です。
引用:https://news.mynavi.jp/
けっして高過ぎる設定だとは思えないので、装備に魅力を感じていればテックパックも全然アリですが、筆者のようにオレンジのボディカラーが気になる人には、インテンスの車内オレンジコーデは素敵に映るでしょうね。
もともと上級グレードなのにアンダー300万の価格設定も考え併せると、クルドラ的にはインテンスをおすすめにさせて頂きたいと思います。
豊富なディーラーオプションで個性派に個性を!
キャプチャーの純正アクセサリーはベーシックな機能性用品が中心となっています。
アクセサリーカタログにはエクステリア関連のパーツは、アルミホイールとサイドステップ、ドアミラーカバーやトリコロールデカールなどが並びますが、国産車によく見られるエアロカスタムやドレスアップ系のパーツはほとんどありません。
カタログのアルミは18インチでルノーオリジナルのスタイリッシュなデザインですが、標準の状態でも18インチアルミが付いているので、わざわざ交換する人も少ないのでは。
さり気なく主張するサイドステップ
むしろサイドステップは、実用品でありながらも実際はドレスアップ効果の方が大きいように感じます。SUVとは言えBセグメントのコンパクトモデルなので、ステップに足を掛けないと乗り降りし辛いこともありませんが、これが付くことでアウトドア感、SUV度が引き立ちます。
引用:https://www.soft99.co.jp/
またルーフ上へのアクセスが簡単になりますので、キャリアへの積み下ろしがあるときや洗車をする際には活躍しそうです。
キャンプに出かけたくなる新世代タープ
SUVらしくレジャーシーンで活躍しそうなのが、カーサイドエアフレームタープです。
エアフレーム・リビングシェルターとも呼ばれ、独自のエアチューブ構造になっています。 つまりタープの柱部分が浮き輪のようになっていて、付属のポンプで空気を注入するだけで、強固な自立型のタープが完成(サイズ:長さ約2.5m×幅約2.5m×高さ約1.8m)。キャンプ地などで素早い設営、撤収を可能にします。
通常タープといえば屋根にあたる部分だけのようなイメージですが、これなら簡易テントともいえる形態で雨、風、日光を遮るだけでなく、プライベートスペースも確保できます。
引用:https://www.automesseweb.jp/
広く快適な室内空間は車両の横以外に後部への装着も可能。車体とタープは複数のベルトで固定され、接合部専用のカバーシートが外気の侵入も緩和します。
キャプチャーのあるアウトドアの楽しさを予見させるアイテムでおすすめです。
ルーフを有効活用できるアイテムが充実
キャプチャーには全車標準でルーフレールが設定されています。そのルーフレールを生かすためにルーフバーを購入して、各種トランポアイテムを揃えてはいかがでしょうか。
スキーや自転車が趣味の方なら専用のラックが必要でしょう。そうでない場合もフルで乗車してレジャーへ向かうときなど荷物は想像以上に膨らむもの。そんなときのためにルーフボックスやルーフバスケットラックも候補です。
引用:https://carview.yahoo.co.jp/
特にルーフバスケットラックはデザインがスタイリッシュで、マッシブなフォルムのキャプチャーにマッチしています。
おしゃれは足元から!のフロアマット選び
ディーラーオプションの定番はフロアマットやドアバイザー等のベーシック用品ですが、キャプチャーで目を引くのはラバーマットです。スキーやアウトドアなどが趣味の方で、汚れた靴で乗り込む機会の多い方には、カーペット系のマットより選ばれやすいのが、ゴムあるいはラバー系のマットです。
キャプチャーの純正品フロアマット:ラバーは、ゴムマットにありがちな安っぽさがなく、デザイン的にも車名やピンストライプ柄で魅せ、別売りのリヤラゲッジに敷くラゲッジハードマットも同意匠なため、コーディネートして装着してみてはいかがでしょうか。
通常のカーペットマットの方もプレミアムとベーシックの2タイプが設定されていますが、プレミアムはステッチカラーをなんと5色も用意。さりげなく愛車のボディカラーとのマッチングができるようにしているのは、フランス車のオシャレなところでしょうか。
ドラレコは純正品で買うか市販品にするか?
今やクルマの必需品の一つに数えられるようになったのがドライブレコーダーですが、キャプチャーのカタログには純正品としてパイオニア製のモデル2タイプが揃います。
一つは前方専用のカメラ一体型モデルで、本体に2インチ液晶画面を組み合わせることでコンパクトサイズを実現。フロントガラス面近くに直接取り付けるため、ドライバーの視界を妨げず、不要な映り込みも低減します。衝撃感知Gセンサーと位置情報取得のGPS搭載に加え、内蔵バッテリーにより駐車中でも最長50分間作動する駐車監視機能も装備します。
引用:https://www.goo-net.com/
もう一つは2カメラ型で、前方用のメインカメラに加え車内、または車の後方用サブカメラで同時撮影できるモデル。こちらも高画質な2つのカメラ映像を記録できるのはもちろん、その映像をスマートフォンで同時再生したり、保存もできるWi-Fi機能付(連携には専用アプリが必要)です。その他の機能も一体型モデルと同等ですが、2カメラ型は電源を車のバッテリーに切り換えると24時間監視も可能となります。
一体型は2017年、2カメラ型の方は2019年発売となっていますから、購入されるなら比較的新しい2カメラ型をおすすめですが、少し悩ましいのは純正品はライセンス商品のためやはり少々お高いです。
このルノー純正のパイオニア製ドラレコはどちらも通販サイトやオートバックス等でも市販されていて、一体型が「カロッツェリアVREC-DZ300」、2カメラ型が「同VREC-DZ700DLC」という商品名です。
例えばAmazonで確認すると前者が16,000円前後、後者が27,000円前後なので仮に取付け工賃に1万円取られてもまだかなりお安い計算です。ネットで買って取付けは新車購入時にディーラーへおねだりする、、なんて方法も考えてみてはどうでしょう。
キャプチャーに純正カーナビは必要か
キャプチャーのアクセサリーカタログにもカーナビの設定があります。システムとしてはキャプチャーには標準で7インチのタッチスクリーンが装備されていますから、オプションでナビユニットを購入して、タッチスクリーンに地図画面を映し出すという形になります。
ナビ本体はカタログにパイオニア製とありますので、見やすい地図画面や正確な自車位置測位技術、独自のアルゴリズムを用いたルート探索機能、VICS WIDEによる情報サービスなどを備えたハイスペックモデルになるはずです。
引用:https://motor-fan.jp/
ちなみにHPのカタログではナビゲーションの価格が<準備中>となっていて明らかになっていません。そこでルノーディーラーへ確認したところ上記の価格でした。
ミラーリング機能でスマホナビがイマドキ
しかしここでもまた悩ましい問題が出てきます。
キャプチャーは最新のクルマらしくApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応するミラーリング(スマートフォン接続)機能を搭載しています。これによりタッチスクリーンにアプリを表示することができ、マップ機能を使ったナビ、通話、メッセージの送受信、音楽を聴くなどスマホにできることを車内で活用できます。運転中でも音声コントロールに対応しているため安全、快適に操作ができます。
純正カーナビには、ナビ独自の高機能があることは先の通り間違いありませんが、普段ナビをA地点からB地点までの誘導だけに使えればよいという方は、スマホナビで十分となるかも知れません。
ご自身の使用状況を十分ご検討のうえ、純正ナビユニットを購入するかどうか決めてくださいね。
引用:https://www.webcartop.jp/
以上、ルノーキャプチャーのおすすめオプションをご紹介しました。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
キャプチャーを安く買うには下取り車を高く売ることがカギ
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