マツダ2の6つの欠点に関する口コミ!オーナーならではの不満点を集めました
最終更新日 2021/10/23
マツダの売れ筋車種と言えばCX-5が思い浮かびますが、実は、最も人気があるのはコンパクトカーのマツダ2(旧デミオ)です。車内空間や実用性を重視したコンパクトカーが多いなか、マツダ2はデザインと走りを追求しています。
非常に魅力が多い車ではありますが、その分、欠点も多いってご存知でしたか?
マツダ2の良いところはすでに知っていると思うので、次は悪いところを知ってください。
そこで、実際の購入者の「生の声」を元に
購入前に知っておいてほしい、マツダ2の欠点&口コミ
についてまとめました。
目次(タップで飛べます)
マツダ2はクラスを超えた走りとデザインが魅力
マツダ2の現行モデルは2014年から販売されています。マツダが考える最上級に美しい「魂動デザイン」と次世代技術「スカイアクティブ・テクノロジー」を全面採用した結果、国産コンパクトカーとしては非常に商品力の高い車となりました。
生命感を強く感じる流麗かつ力強いスタイリング。車格がワンクラス上の車と比較しても見劣りしない、デザイン性と機能性を両立させたインテリア。
そして、競合車種のほとんどで感じることができない人馬一体感。これらは現在販売されている国産コンパクトカーでは味わうことができない、マツダ2だけの魅力です。
さらに、マツダ2にはガソリンモデルとクリーンディーゼルモデルがラインナップされています。
ガソリンモデルは短距離走行を繰り返すことが多い人、できるだけ安くマツダ2を購入したい人におすすめ。クリーンディーゼルモデルは通勤や私用で遠出する機会が多い人、ディーゼルターボの力強い走りを堪能したい人におすすめです。
先進性の高い装備や最先端の安全技術が惜しみなく投入されている点も、マツダ2を選ぶ理由のひとつ。コンパクトカーは価格設定を安くするために、様々な面でコストダウンが図られています。
ですが、マツダ2は「スカイアクティブ・テクノロジー」の一環で、車格が上の車とも部品や機能の共通化が図られているため、良い意味でコンパクトカーらしくない技術やノウハウがふんだんに盛り込まれているのです。
そんなマツダ2にも欠点はあります。この世に誰しもが満足できる完璧な車なんて存在しません。
マツダ2はそれが特に顕著で、マツダが考える最良のマツダ2を実現するために切り捨てられた部分がいくつもあるのです。それが欠点として表れています。
マツダ2の欠点に関する口コミ!みんなの不満点はどんなところ?
車内空間が狭い
マツダ2は他社のコンパクトカーと比べ、車内空間が狭いという大きな欠点があります。これはマツダ2の魅力であるデザイン性や運動性能を重視した結果です。
初めから割り切って購入した人は許容できると思いますが、マツダ2のことをよく知らないまま購入した人は死活問題です。
まず、競合車種のコンパクトカーと比べ、マツダ2は全高が低く設計されています。これにより、車内の頭上空間が狭く圧迫感が生まれます。
それでも前席はまだマシな方で、後部座席は頭上空間だけでなくすべてがタイトです。スポーツカーのように座れないことはないですが、成人男性は窮屈な思いをするでしょう。
お子さんがいる家庭に限定して言えば、車内空間が狭すぎるためチャイルドシートに子どもを乗せたり降ろしたりするのがとても大変です。マツダ2にチャイルドシートを取り付ける場合は、シートが回転するタイプじゃないと乗せ降ろしが難しいと思います。
ラゲッジルームの実用性が低い
マツダ2は後部座席だけでなく、ラゲッジルームも狭いです。ハッチバックである以上、それなりの荷室容量は確保されているのですが、競合車種と比較してみると明らかに狭い。
マツダ2 | 280ℓ |
アクア | 305ℓ |
ノート | 330ℓ |
フィット | 363ℓ |
スイフト | 265ℓ |
グレードによって荷室容量は増減するため正確な数値ではありませんが、この中でラゲッジルームがマツダ2より狭いのはスズキ・スイフトだけとなっています。
マツダ2はリアゲート開口部と荷室に段差があるので、おそらく上記の数値よりも狭く感じるはず。大きな荷物は積載方法を考える必要が出てくるでしょう。
また、リアゲート開口部自体が狭いため、荷物の載せ降ろしが大変だと不満を挙げているマツダ2オーナーもいました。
マツダコネクト(カーナビ)の使い勝手が悪い
「マツダコネクト」の悪評はインターネット上でたくさん見ることができるので、わざわざ記載するまでもないとは思いますが、おそらく「マツダコネクト」の使い勝手の悪さ・融通の利かなさは、皆さんが想定しているレベルを凌駕しています。
- 起動が遅い
- 起動直後は動作が重い
- 操作に慣れが必要なインターフェース
- エンジンを切っても終了しない
- エンジンをかけたのに起動しない
- 音楽が流れない
- 音楽をスキップしても変わらない
実は上記の不具合・誤作動は管理人が実際に経験したものばかりです。
インターネット上には嘘を書き込んでいる人がちらほら見受けられますが、少なくとも上記の不具合・誤作動は真実。「マツダコネクト」はマツダ2だけの欠点ではなく、マツダ車全体の欠点です。
大勢のマツダオーナーが不具合や誤作動の多さに嘆いています。とはいえ、導入当初に比べると、「マツダコネクト」の使い勝手の悪さも徐々に改善されつつはある様子。
他社のカーナビに使い勝手が劣るとはいえ、今では及第点には達していると思います。
アームレストが標準装備ではない
なくても困らないようで、意外と必需品なのが運転席アームレスト。近場でしか車を運転しない人はともかく、通勤や遠出をする場合はアームレストがあるかないかで運転の疲れ具合が変わってきます。
推奨されていないとはいえ、左腕をアームレストに置いて右腕だけで運転をしている人が多いのは事実です。
マツダが理想的なドライビングポジションを追求していることも関係してか、マツダ2にはアームレストが標準装備されていません。
その代わり、ディーラーオプションとして2種類のアームレストが設定されています。
後席側にUSBコネクタが付属しているものは38,232円(税込)、付属していないものでも28,728円(税込)と非常に強気の価格。
収納スペースがついているとはいえ、割高感は否めません。しかも、センターコンソールの収納スペースに差し込んで使用するタイプのため、後付け感は満載。
デザインにこだわりのあるマツダ純正とは思えないほど安っぽいと、不満を隠し切れない口コミがありました。
個人的にダメだと感じた点は、センターコンソールデザインがアームレストを前提としていないため、アームレストを使用しているときはドリンクホルダーが使えないところ。逆にドリンクホルダーにドリンクを置いているときは、アームレストを使用することができません。
どうしてもアームレストが欲しいなら、品質の高い社外品を購入した方が安く済みそうです。
収納スペースが少ない
マツダ2はデザイン性の高いインテリアを採用しています。そのため、収納スペースは他社のコンパクトカーと比べ、多い方ではありません。
- フロントコンソール
- カップホルダー(フロント×2)
- ボトルホルダー付ドアポケット(フロント×2)
- コンソールマルチトレイ
- シートバックポケット
前席だけでも少ないのに、後部座席の収納スペースはシートバックポケットのみという悲惨さ。後部座席に人を乗せることが少ない人は構わないかもしれませんが、後部座席に人を乗せることがある人は、収納スペースがないことに文句を言われること間違いなしです。
フロントコンソールやコンソールマルチトレイも実用的なスペースとは言えませんし、収納スペースに関しては期待しない方がいいでしょう。
死角が多い
コンパクトカーは運転が苦手な人でも運転しやすいように、死角をできるだけ排除した設計がなされています。Aピラー内に小窓を配置している車種もありますが、マツダ2はAピラーが太いうえに傾斜しているため、ななめ前方の視界が悪いです。
また、ななめ前方だけでなく後方視界も悪いと不満を述べているマツダ2オーナーは多いです。マツダ2には最新鋭の安全技術が標準装備(一部グレードはメーカーオプション)されていますが、それでも車線変更やバック駐車には気を遣います。
マツダ2は魅力が多いが、その分欠点も多い
マツダ2が魅力的なコンパクトカーであることは間違いありません。しかし、デザインや走りを重視したために犠牲になった部分も多いです。
実用性を考慮してコンパクトカーを購入するのであれば、マツダ2はおすすめしません。
しかし、マツダ2のデザインや走りは他社のコンパクトカーにはないものなので、それらに期待してマツダ2を検討しているのであれば、後悔はしないはずです。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
マツダ2を安く買うには下取り車を高く売ることがカギ
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