新型ステップワゴンの値引き相場レポート!1754件の実販売データから導き出された限界と合格ライン
ファミリーカーを選ぶ際に必ず候補に挙がるステップワゴンは使い勝手、走行性能、燃費性能と3拍子揃った実力車です。
2017年9月29日のマイナーチェンジでハイブリッドの追加とスパーダのフロントフェイスが大きくリニューアルされ、注目されています。
そんな新型ステップワゴンの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
そこで今回は
- ・新型ステップワゴンの値引きの相場・限界
- ・値引き交渉のコツ
- ・実際の購入者の口コミ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
なので現場のリアルな情報が入ってきます。
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次
- 1 値引きの相場・限界は?【2021年3月最新】
- 2 ライバル車種と競合させる
- 3 ステップワゴン同士を競合させる
- 4 ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
- 5 下取り額を大幅にアップさせる方法
- 6 在庫車が最も値引きされる場合もよくある
- 7 運転する人のことを考えたクルマ
- 8 評判、評価は?
- 9 コスパで選ぶならBグレード
- 10 リセールを考えて選ぶならSPADA・Cool Spirit Honda SENSING
- 11 ボディカラーの人気NO.1はプラチナホワイトパール
- 12 安全装備は?
- 13 収納スペースは?
- 14 居住性・快適性は?
- 15 走行性能・エンジン性能は?
- 16 優れているところは
- 17 実燃費は?
- 18 大人向けのデザイン
値引きの相場・限界は?【2021年3月最新】
新型ステップワゴンの値引き相場はズバリ
車両本体 35万円
オプション値引き 20%
が合格目標になります。
値引き難易度:やや緩い
ここ3か月は34~35万値引きで推移しています。
向こう3か月もマイナーチェンジなどが控えていないので、ほぼ変わらずで推移するでしょう。
ライバルであるヴォクシー3兄弟とセレナに押されているので値引きで勝負してくる可能性は高いです。
経営の違うホンダ同士の競合も絡めれば40万円以上も狙えます。
ワンポイント
新型コロナによる外出自粛も一段落して販売店も営業再開&値引きも出やすくなっています。
交渉に時間をかけなくてもすんなり値引きが出ることもあります。
なので消費税の税率アップ分以上の値引きを引き出す腹づもりでいきましょう。
"カーナビ無料装着"や"期間限定の低金利ローン"などのキャンペーンは誰でも付けてもらえるものなので、満足せずに本体値引きを狙うのが鉄則です!

ライバル車種と競合させる
“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる値引きを引き出せる場合もあります。
グレード:スパーダホンダセンシング(7人)
値引き額:車両本体32万
サービス:ボディコーティング
これまで乗っていたセレナが15年近かったのでそろそろ乗り換え時…
特別給付金が家族全員で50万円もらったので新車を買うことにしました!
元々ヴォクシーが本命で、フェア開催中のトヨタで商談していたのですが、思ったほど値引きが出ない…。
そこで別の日に近所のホンダで対抗に考えていたステップワゴンを見ていると”デキル雰囲気”の営業マンが付いてくれて、営業マン「お忙しい中でわざわざありがとうございます。トヨタではダメでしたか。せっかくのご縁なので決めていただけるよう全力で条件を出しますね」
とのこと。
本体値引き32万でオプションもかなりサービスしてもらい、総額380万円とかなりの好条件だったので、もうひと押し、
私「支払総額をできる限り抑えたい。365万に抑えてもらえるのであれば今日契約しますよ」
と勝負を賭けると、店長さんと10分ほど奥の部屋で話したあとに…
営業マン「○○さんの熱意には負けました。特別にその条件にさせていただきます」と大勝利を収めることができました。
ステップワゴン同士を競合させる
ライバル車との競合でうまくいかなかった場合は、ステップワゴン同士を競合させることも効果的です。
新型ステップワゴンは全国のホンダカーズで売られていますが、どことでも同士競合できるわけではありません。
競合させられるのは別資本で、別会社の場合です。
見分け方は簡単で、ディーラーの名前を見て「Honda Cars ○○」の○○部分が少しでも違うところが同じ地域でも別資本です。
その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
基本的には隣の県まで足を伸ばせば必ず別会社になります。
また、いくつかのホンダカーズを回ることで、中には販売ノルマに未達のディーラーや営業マンに遭遇するときもあります。
そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでかなりラッキーです。
オプション値引き
オプションからの値引きも本体車両からの値引きと同じで大切です。
ホンダはよくキャンペーンなどでオプションサービスなど行っていますが、そこで満足する事なく交渉を行って実質的な高額値引きに繋げましょう。
ホンダは基本的に車両本体値引きに渋いこともありますので、ステップワゴンのオプションではおおむね20%程度を目標に交渉しましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・ドアバイザー
・荷室用ユーティリティボード
・センターテーブル
・シートバックアッパーポケット
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイントです。
また、ハンコを用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せない。でもこの予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいい」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ

ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!

新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
↓ナビクル車査定の公式サイト(無料)で愛車の査定額をチェック↓

それでも・・・
在庫車が最も値引きされる場合もよくある

在庫車といっても売れ残りではなく、売れ筋モデルの先行発注分がストックされている場合も多いです。 その分値引き条件も良くなりますし、納期も早いです。
一部キャンセル車両などのネガティブ在庫車もありますが、営業マンに確認すればわかりますので、まずは在庫車の有無から気軽に聞いてみましょう。
運転する人のことを考えたクルマ
2017年9月にマイナーチェンジされたステップワゴン。
特徴として安全機能のホンダ センシングが強化されました。
この機能、衝突回避やクルーズコントロール、車線をはみ出さずそのまま車線内を走行できるようステアリング操作を助けたり、標識を認識したりさらには信号待ちや渋滞中に前の車が発進した時に先行車の発進をお知らせしてくれる機能までついています。
この多機能でドライバーを事故から守りさらに事故を起こさないようサポートしてくれるのです。
ファミリーに愛されるミニバンだけに、運転に慣れている方から運転に不安があるがどうしても運転しなくてはならない方などこの車を運転するすべてのドライバー視点にたった良い機能だと思います。
評判、評価は?
さまざまな記事の反応や販売後に発表された装備率などから独自装備のわくわくゲートの採用に関しては評判が良いです。
特にファミリー向けに特化して作られており、縦にも横にも開きますし、ベビーカーの出し入れも楽々です。
ランチやおやつに最適なシートバックテーブル、日差しに効果的なロールサンシェイドもついています。
3列目はわずかな力で床下に格納できますので女性の力でも簡単です。荷室スペースは高さもあるのでとっても便利です。
ゴルフバッグも縦に詰める高さなのでパパのニーズにもあっています。
買って満足したポイント
「買って良かった」
ワクワクゲートが横にも開くので目いっぱい荷物を積めるし、何といっても出し入れが便利。
出入り口としても使えるので他にはないお得感がある。
3列目が床下格納機構もあるので色んな用途に使えて助かりますね。
低重心で走行しやすいし排気量も大きくない1.5Lターボでもパワフルに走ります。
買って後悔したポイント
「買って失敗かも」
実燃費が思ったほどではなくてせっかく高いのを買った元が取れない。これならガソリン車の方が良かった。
コスパで選ぶならBグレード
ステップワゴンをコスパで追求するのであれば価格が最も安いグレードのBグレードでしょう。
予防安全装備のHonda SENSINGはセットオプションでサイドエアバッグとリヤ左側パワースライドドアが装備されますが、それらを装備した場合でも標準装備グレードよりは若干安くなります。
ただしリアゲートの横開きドア機能を持ったわくわくゲートが装備されない点がBグレードの欠点とも言えます。
わくわくゲートを装備しつつコスパを追求するのであれば標準装備されているGグレード、または予防安全装備を搭載したG Honda SENSINGがおすすめです。
テーブルやアクセサリーソケットの装備も充実します。
リセールを考えて選ぶならSPADA・Cool Spirit Honda SENSING
リセールを考えた場合は人気グレードのスパーダで最も装備が充実しているSPADA・Cool Spirit Honda SENSINGがおすすめとなります。
コンビシートと専用展テリアが採用されており、本革シートのオプションは存在していません。
オプションとして純正のカーナビも装備可能で、装備した際のリセールも期待できるでしょう。オプションではリヤエンターテイメントシステムもリセールの期待できる部類と言えます。
一方最高価格グレードのModulo Xは装備が充実しており、専用の外観デザインを持っているのですが、人気グレードというわけではないため、価格差以上のリセール効果は期待できないかもしれません。
ハイブリッドは経済的に思えますが、初期投資が大きくなるのでリセールを考えてもあまりメリットのある選択にはなっていません。
ボディカラーの人気NO.1はプラチナホワイトパール
ボディカラーの人気順は
- プラチナホワイトパール※
- プレミアムスパークルブラックパール※
- モダンスティールメタリック
となっています。※は37,800円の有料色
ホワイトとブラックで7割程度を占めています。
色にこだわりがない方でもリセールを考えるとどちらかにしておくのが無難かもしれません。
安全装備は?
大勢の人を乗せることを前提としたミニバンですから、やはり安全性能にはかなり力を入れています。
ステップワゴンにはホンダ センシングと呼ばれる機能が搭載されているのですが、これはレーダーとカメラによって危険な状況を未然に防ぐことを可能としたホンダのシステムのことです。
たとえば前方車や対向車、また歩行者との衝突を回避するような運転をサポートしたり、車線からはみ出したかどうかを敏感に察知、やはりきれいに走れるような支援を行ってくれるのです。
その他急発進抑制機能や道路標識の見落としを防ぐようなサイン表示等も充実、これらの機能によって平成27年度自動車アセスメントでは予防安全性能評価が満点で最高ランクを獲得しているのです。
収納スペースは?
元々多人数乗りを前提としたミニバンですから、当然大容量荷物を運ぶ際にもかなりの性能を発揮しているのです。
ステップワゴンでは多彩なシートアレンジが可能となっていますから、ただ7人乗りの乗用車としてだけではなく、多目的に利用できます。
たとえば3列目シートを取り外すことで非常に容量の大きな空間を確保することができ、2列目をオプション装備のベンチシートにすることで5人による長期旅行にも対応できるのです。
またリアゲートがドアにもなっていることによって、乗り降りや荷物の積み下ろしの自由性が高まっています。
居住性・快適性は?
発売時の5ナンバーの常識を覆す居住スペースはさらに進化、非常にゆとりのあるドライブを体感できるのが新型ステップワゴンの特徴となっています。
エンジンの小型化によって室内長は3220mmを確保、低床式のキャビンスペースは室内高を1425mmまでとることに成功、また一体感のある室内ではちょっとした会話も全員でシェア、快適に過ごすことができます。
乗り降りの快適性は非常に評価が高いですし、パワースライドドアによる開閉も高齢者に負担を感じさせません。
その他バックシートに搭載されたテーブルやドリンクホルダー、ロールサンシェイドなど、細やかな配慮が行き届いているのも魅力となっています。
走行性能・エンジン性能は?
ステップワゴンはモデルチェンジ毎に排気量を変更させてきているのですが、新型では旧型よりも低排気量化、いわゆるダウンサイジングが図られています。
多人数乗りで小排気量とは少し違和感を感じるところでもありますが、ダウンサイジングは近年の自動車業界のトレンドですし、新型ステップワゴンではホンダ初となる直噴1.5L VTEC TURBOエンジンを搭載しています。
高回転域で初めて実力を発揮するイメージの強いターボ機能ですが、最新技術によって実用回転域での力強さを獲得、坂道や多人数乗車の際にもストレスを感じない加速を実現しています。
優れているところは
1.5リッターターボエンジンを搭載しており、低燃費と高出力というポイントに加えて2.0リッターエンジン搭載車と比べて税金が安くなるという点で優れています。
リアハッチからの乗り降りが可能なわくわくゲートの採用がステップワゴン最大の特徴でもあり、荷物の取り出しや多人数乗車時の乗り降りのスムーズさが優れています。
実燃費は?
ハイブリッド車の実燃費
- 高速道路の燃費:18~23km/L
- 郊外・幹線道路の燃費:14~18km/L
- 渋滞のある市街地の燃費:11~15km/L
ガソリン車の実燃費
- 高速道路の燃費:14~18km/L
- 郊外・幹線道路の燃費:9~13km/L
- 渋滞のある市街地の燃費:9~12km/L
燃費は1.5リッターターボエンジンを搭載していて17.0km/lという数値です。
これは同じホンダの1.5リッターの非ターボエンジンを搭載しているフリードガソリン車の19.0km/lと比べても優秀な数値と言えますが、フリードハイブリッドの27.2km/lには及ばないのが事実です。
他メーカーのミニバンの日産セレナハイブリッドが17.2km/、トヨタのノアガソリン車が16km/lと、このクラスのミニバンとしては比較的優秀と言えます。
大人向けのデザイン
マイナーチェンジで、スパーダのフロントフェイスが大きくリニューアルされました。
ホンダらしいもっと挑戦したデザインを期待していましたが、期待にたがわぬカッコイイ、大人の男向けのデザインに一新されました。
内装のデザインはごくごく普通だと思いますが、広々とした空間は気持ちがいいと思いますし、誰にでも好感が持てるデザインになっているのではないでしょうか。