RAV4の値引き相場レポート!【2024年12月最新・グレード別】実販売データから導き出された限界と合格ライン!
最終更新日 2024/11/29
トヨタのSUVでは世界で一番売れているRAV4。2019年に5代目へ生まれ変わったあとも高い人気を維持し続けています。
そんなRAV4の購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
この記事を読めばわかること
- RAV4の効率的な値引き交渉のやり方
- グレード毎の適正な値引き額
- ライバル車は各メーカーの一線級が揃う
- RAV4同士を競合させるコツ
- オプション値引きとオマケしてもらう方法
- 売れ筋グレード「HYBRID Adventure」に月々24,100円で乗る方法
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないような情報が手に入るかというとそれには理由があって…
このページは最新値引き情報とRAV4のおすすめポイントだけにフォーカスしていますので最後まで見ていただけると嬉しいです!
目次(タップで飛べます)
値引きの相場・限界は?【2024年12月最新】
RAV4の値引き相場はズバリ
交渉のレベル | 車両本体 | OP値引き |
---|---|---|
限界まで値引き交渉 | 23万 | 20% |
ライバル車を出して交渉 | 16万 | 15% |
特に交渉なし | 6~8万 | 0~5% |
値引き難易度:普通 リセール価値:B+
一部改良を実施して多少値引き条件は厳しくなりました。攻略のポイントはRAV4同士の競合。
高い人気を維持するRAV4とは言え2019年発売で今年は5年目に入るため、粘り強く攻め込んでいけばチャンスはあります。
「交渉中にエクストレイルの名前を出し、迷っていることを伝えると反応が良くなり値引きも出た」
「ライバル車との競合に乗って来なかったので、ネッツ店とカローラ店の競合で攻めたら上手くいった」
などの口コミも上がってきています。
グレード別の値引き相場
駆動 | グレード | エンジンタイプ | 車両本体価格 (税込み) | 値引き相場 (OP分含まず) |
---|---|---|---|---|
2WD | X | ガソリン | 293万8,000円 | 14万円 |
ハイブリッド | 353万8,000円 | 20万円 | ||
4WD | X | ガソリン | 316万9,000円 | 17万円 |
ハイブリッド | 379万1,000円 | 21万円 | ||
G(1番人気) | ガソリン | 366万6,000円 | 20万円 | |
ハイブリッド | 430万4,000円 | 31万円 | ||
Adventure | ガソリン | 368万4,000円 | 19万円 | |
特別仕様車“OFFROAD package Ⅱ” | 388万4,000円 | 23万円 | ||
G“Z package” | 383万6,000円 | 24万円 |
グレードの違いがよくわからない方は下記の記事も参考にしてください。
ワンポイント
納期が改善される車種が多く新車を買いやすくなっています!
新年セールは割安に購入するチャンス!
"カーナビ無料装着"や"期間限定の低金利ローン"などのキャンペーンは誰でも付けてもらえるものなので、満足せずに本体値引きを狙うのが鉄則です!
ライバル車種と競合させるのが基本!
今や人気ジャンルのSUVは各メーカーから百花繚乱でライバル車にこと欠きません。
しかも業界的にもウレ筋ジャンルなので、どのモデルも実に魅力的です。
RAV4のライバルとして引き合いに出して効果が期待できそうなのは、日産エクストレイルやマツダCX-5。三菱アウトランダーやスバルフォレスターあたりも絡め、とことん好条件を取りに行くつもりで頑張ってください!
ライバル車を出すことにより競争意識を煽り“どちらにするか本気で悩んでいる“と思わせれば、気持ちを変えさせるため更に値引きを引き出せる場合もあります。
参考に次の記事も読んでみてくださいね。
どちらのクルマにも良いところと悪いところがあるので「RAV4のココが気になる…」風を装えばバッチリです。
欠点、不満点に関しては下の記事も参考にしてください。
参考⇒試乗で確認した新型RAV4の欠点と評価を購入者の口コミからレポート!
RAV4同士を競合させれば大幅値引きも!
さらにRAV4同士を競合させることも効果的です。
全てのトヨタ車は2020年からトヨタ全チャンネルで売られているので同士競合は簡単です。見分け方も簡単で、ディーラーの名前を見て少しでも違うところが別資本です。その複数店舗を回り「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば、値引きが大きくなることも期待できます。
※東京の販売店はトヨタモビリティ東京にほぼ統合されてしまったので、都内ではトヨタの同士競合ができません。都内在住の方はお近くの県まで足を伸ばす作戦にしましょう。「ネッツとカローラでRAV4同士を競合させて値引きが伸びた!」
神奈川県 40代 男性
購入したグレード:G”Zパッケージ”
値引き額:15万円
サービス:メンテナンスパック
感想:最初に商談した近所のネッツ店での値引きは10万円でしたが、もう少し値引きが欲しかったのでちょっと足を伸ばしてカローラ店に行きました。
そこでは担当者の愛想も良く値引きも13万まで伸びたので決めちゃおうかと思いましたが・・・
念のためネッツ店でそのことを伝えると、「もう少し値引きできますのでぜひうちで契約してください!」と期待通りの言葉が!
結局、本体値引きの15万円にメンテナンスパックとコーティングも付けてもらえたので満足いく交渉結果になりました!
値引きに満足できないときはサブディーラーを当たってみる
ライバル車との競合や別資本の同士競合でも満足できる値引きを得られなかったときはサブディーラーを当たるのも一つの方法です。
サブディーラーとは新車販売も手掛けている自動車整備工場、中古車販売店のことです。
表の看板に「新車・中古車販売」「全メーカー取り扱い」などと書かれていたらソコ。
サブディーラーを簡単に見つけるには中古車販売サイトで、探している車種の「走行距離0~1,000km」「住んでいる地域」を入力し検索してみてください。
新車がヒットすれば、その店舗はサブディーラーとして新車販売もしているということです。
メリット、デメリットや正規ディーラーとの違いなどは「サブディーラーでも新車はオトクに買えるのか」で解説していますのでチェックしてくださいね。
オプション値引きはコスパ良し!
オプションからの値引きも車両本体値引きと同様、大切なポイント。特にRAV4ではオプション込みで特大の値引きが出ているレポートも多く見られます。
RAV4の場合は選択用品価格の概ね20%程度を目標に値引き交渉しましょう。
トヨタの場合は営業マン個人の裁量で、メーカーOPは5%まで、ディーラーOPは20%まで値引きを出せると言われています。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「最後にこのオプション品を”おまけ”で付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとした純正アクセサリーなら付けてもらえることもあります。
具体的には…
・TRDサンシェード
・3Dレザー調フロアマット
・ラゲージソフトトレイセット
・トノカバー
・ナンバーフレームセット(デラックス)
・RAV4専用ドリンクホルダー
・リバーシブルUSB2ポート
などがねらい目です。
もちろんサービスなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙いましょう。具体的には取付工賃がかからないものを選ぶのがポイント。
また、ハンコと印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
どのオプションを付けるかまだ決めかねている方は次の記事を見てから決断してくださいね。
参考⇒RAV4のおすすめオプションとナビはどれ?実際の購入者の声をもとにご紹介!
「合計10万円分の付属品が無料サービスに」
広島県 30代 男性
購入したグレード:G
車両値引き額:12万円
サービス:メンテナンスパック、サイドバイザー、フロアマット
感想:最初はCX-5との競合で考えていたけど、競合させても値引きがそれほど伸びなかったのでRAV4一本に決めました。
値引きは早々に諦めてオプションの無料サービスを充実させることに作戦を切り替えて合計10万円分のオプションゲット!
まあフルオプションに近いくらい付けたというのもあるのですけどね。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロ。黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでおすすめのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は1円も出せません。オプション品込みでこの予算内に収まるなら即決するよ」などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
値引きのセオリー、セール・決算期を狙う
車検等に余裕があるなら、いっそ腰を落ち着けて期末セールや在庫一掃的なフェアに合わせ値引きを狙う方法もあります。
決算期も相場以上のビックリするような値引きもあり得ますので
■年度末の決算期(1月~3月)
■夏のボーナス時期の6月~7月
■冬ボーナス&年末商戦期の12月
こうしたタイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。
残価設定型プランなら月々24,100円でRAV4に乗れる
上の画像が見積もりの例ですが頭金130万、月々の支払い24,100円でRAV4を買うことも可能。
グレードはHYBRID Adventure、支払回数は60回(4年)、ボーナス時は7万円なのでかなり現実的な条件ですよね。※金利は4.9%
最近では新車購入者の8割が利用しているというメーカーもありますのでご検討されてはいかがでしょうか。
RAV4の残価設定ローンの上手い利用方法を知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
納期は4~8か月
RAV4の納期はガソリン車とPHEVが4~6か月、ハイブリッド車が6~8か月となっています。MOP付きは+2か月かかる場合もあるよう。実際、地域・販売店によってはHVの受注を停止しているところも。
もちろん半導体不足の解消や国際的なサプライチェーンの改善など進めば、工場の稼働率も早まることはあるでしょう。
オーダーを入れたものの待ちきれない状況となり、他車へ鞍替えするユーザーが出ることはよくあるのでキャンセル待ちに掛けるのもアリでしょうか。
RAV4のリセールをより高めるには
RAV4のリセールは比較的高めです。
新車購入の際にリセールを気にされるのであれば、
- ・グレードは「Adventure」もしくは「G“Z package”」
- ・ボディカラーは「ホワイトパールクリスタルシャイン」「アティチュードブラックマイカ」「シルバーメタリック」もしくはツートーン
- ・オプションは「パノラマムーンルーフ」と「ハンズフリーパワーバックドア」
- ・ハイブリッド車よりもガソリン車
にしておくのがベストです。
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法
同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
↓ナビクル車査定の公式サイト(無料)で愛車の査定額をチェック↓
※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
それでも・・・
RAV4の魅力はココだ!
引用:https://www.gqjapan.jp/
トヨタにグローバルモデルは数あれど、SUVの販売台数トップは断然RAV4です。実に200もの国と地域で販売されていて、その動向は世界の注目を集めます。
そんな日本が誇るSUVのRAV4、現行型は2019年に発売された5代目モデル。発売以降高い人気を維持しています。
現在のSUVブームの中にあっては信じられませんが、実はRAV4は3代目モデルが2016年に終了後、人気が低迷して4代目は国内販売が停止されていました。この時期はホンダCR-Vなども似たような経緯を辿っており、メーカー側もユーザーニーズを把握しきれていない時期であったわけです。
刷新された5代目モデルが日本市場へカムバック!
5代目RAV4はトヨタの新グローバルアーキテクチャー”TNGA”が導入されたブランニューモデルとして開発され、パワートレイン、ハイブリッドシステム、4WDシステムなど全方位で刷新されました。昨今のトヨタ車では定番の「ダイナミックフォースエンジン」と呼ばれる新世代直噴ガソリンエンジンもこのRAV4から登場しています。
エクステリアは3代目までのシティ派四駆から本格的なオフロードモデルの領域に踏み込んだデザインで、ラギッドなボディ造形が新しいファン層を獲得していきます。
引用:https://news.mynavi.jp/
もちろん見かけだけではなく、世界初のダイナミックトルクベクタリングAWDを装備。これは走行状況に応じ、前後トルク配分に加えて後輪トルクを左右独立で制御し、旋回時の車両安定性を高める機構です。通常はステアリング操作でカーブを曲がっていきますが、駆動力によって積極的にコーナリングしていくイメージでしょうか。
RAV4にはこの他にベーシックなダイナミックトルクコントロール4WD、ハイブリッド車用の電気式4WDシステム”E-Four”と四駆機構だけで3種類も設定。また4WD車には状況に応じてパワープラントや4WD機構、ブレーキ、ステアリング機構などを統合制御し、操縦安定性や悪路走破性、快適性などを高める”AIM”も装備されます。
インテリアはインパネの高さを抑え気味にして、Aピラー根元へ三角窓を設けるなど前方視界の良さがポイント。車内からは見えないように設計されたワイパーなど徹底しています。ダッシュボードやセンターコンソールの各所に収納スペースが設けられるなど、SUVらしい機能性にも優れます。
プラグインハイブリッドの追加など着実に進化を続ける
デビュー後すぐに「2019 – 2020日本カーオブザイヤー」を受賞するなど、順調な出足となったRAV4も早3年を過ぎ幾度かの改良を実施。2020年にはプラグインハイブリッドモデル「RAV4 PHV」を追加、外観にも一部PHV専用の仕様が加えらました。このPHVは発売後すぐに受注停止となるほどの人気がニュースに。もっとも2023年の今ではフツーのRAV4も度々受注停止となっていて珍しいことではなくなりましたね。
引用:https://car.motor-fan.jp/
その後、安全装備の拡充やディスプレイオーディオのサイズ拡大、ヘッドライトの意匠変更(ハイブリッドのみ)、特別仕様車の設定など続き、直近の改良では2022年の10月にToyota Safety Senseの機能拡大が行われ、プリクラッシュセーフティが交差点右折時の対向直進車、右左折時の横断歩行者対応になったほか、コネクテッドナビ対応のディスプレイオーディオが全車標準化されています。
またこのタイミングで従来独立したモデル扱いだったRAV4 PHVは「Zグレード」として、通常のRAV4ラインナップの中に組み込まれることになりました。
最新RAV4のグレードと価格
2022年、一部改良後のRAV4のグレード構成と価格は以下のとおりです。
パワートレインは2.0ℓダイナミックフォースエンジンのガソリン車と2.5ℓダイナミックフォースエンジン+THSⅡのハイブリッド車およびプラグインハイブリッド車の3種類。RAV4らしさを感じさせるのがグレードのほとんどが4WDで、FFはガソリン・ハイブリッドともにエントリーグレードだけにしかありません。
前述した世界初の四駆システム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」は、ガソリン車のAdventure(アドベンチャー)とG“Z package”だけに設定されています。
RAV4のおすすめグレードはどれ?
RAV4の開発コンセプトは”Robust Accurate Vehicle With 4 Wheel Drive”、つまり「SUVらしい力強さを備えた4WD」なのですから、やはりFFモデルよりオススメは四輪駆動が前提になるでしょう。
RAV4のフロントマスクは下の画像のとおり2パターンあり、Adventure系の六角形グリルが目を惹くダイナミックなデザインと、GやX系のロアグリルが高い位置までくる落ち着いたアーバンなデザイン。プラグインハイブリッドのZグレードは基本G系と同じ造形ですが、グリル内の意匠やロアスカートのデザインなどが変わります。
引用:https://autoc-one.jp/
メーカーからグレード別の販売実績は公表されていないのですが、人気があるのはイメージリーダーでもあるAdventureグレードのようです。発売後の口コミにはハイブリッドを欲しいが、外観はAdventureがいいのに!という不満がかなり見られました。発売直後のAdventureはガソリン車しか設定がなかったからです。しかし2021年の改良でハイブリッドにもAdventureが追加設定され、これは市場の声を反映した対応と思われます。
それでは今はおすすめグレードがAdventureで、ガソリンかハイブリッドかは自身のご予算との相談で、となりそうですがRAV4の場合はそこに悩ましい点が。
ガソリンとハイブリッドで異なる4WDシステムを搭載
それが4WDシステムです。前述のとおりガソリンのAdventureはダイナミックトルクベクタリングAWDですが、ハイブリッドのAdventureはE-Fourを搭載。現行RAV4の大きなセリングポイントである世界初の四駆システムはガソリン車でしか選べないわけです。
E-Fourは路面状況や走行状況に応じ、前後輪のトルク配分を100:0~20:80まで連続的に可変させられ、発進時や悪路走行時は自動で4WDに切り替わり、駆動力や走行安定性を高める一方で通常走行時や減速時はFFで走行し燃費を向上させます。
トヨタ製ハイブリッドではおなじみの4WDシステムで性能的に不足はありませんが、オフローダーとしてより高い走破性を求める向きには物足りなさを感じる場面もあるかも知れません。
オススメは世界初の四駆に価格も魅力なガソリンAdventure
引用:https://uichiban.jp/
路面状況によりますがE-Fourに比べるとダイナミックトルクベクタリングAWDの走破性はさらに高く、オフロード愛好家にはもちろんコチラが刺さるでしょう。
またそうでない場合も、ガソリン車とハイブリッド車の価格差は実に60万円。中々、燃費性能によるランニングコストだけで回収できる金額差ではなくコスパも気になるところ。差額でカスタマイズも楽しめますしね。
年間1万km以上走る方でないのなら、イチオシはガソリン車のAdventureグレードとさせて頂きます。
野趣あふれる黒いマスクの特別仕様車OFFROAD PackageⅡ
イチオシとしたAdventureグレードには2020年に特別仕様車“OFFROAD Package(オフロードパッケージ)”が設定され、さらに2022年にはバージョンアップした”OFFROAD package II“となり販売中です。
Adventureをベースにルーフレールをブリッジ型に変え、専用サスペンションの採用で最低地上高をベース車よりも10mmアップ。それに伴いタイヤとアルミホイールを18インチに小径化。タイヤはオールテレインタイヤが装着され、アルミホイールはマットブラック塗装の専用品になります。内装では専用合成皮革シート表皮、インストルメントパネル、ドアトリムショルダーにレッドステッチが施され、フロントカップホルダーやセンターオープントレイもレッド+ブラックの専用配色です。
引用:https://www.craft-web.co.jp/
2022年の”II”ではそれらに加えフロントバンパーなどに塗料を重ね塗りすることで、こすり傷への耐性を持たせたGORI GORI BLACK塗装が採用されました(ツートーンカラーのみ)。まるで黒いマスクを着けたようなRAV4にしか似合わない思い切ったワイルドデザインです。
何より2020年のOFFROAD Packageのときはガソリン車しか設定されませんでしたが、”II”ではハイブリッド車も選択できるようになったのは嬉しいですね。
ライバル車比較:先進の電脳4WD日産エクストレイル
RAV4のライバルと言えば90年代の初代モデルまで遡れば「ホンダCR-V」が筆頭であり、その後5代目モデルに続くまでその関係は継続してきましたが、残念ながらCR-Vはブレイクに至らず昨年販売終了となってしまいました。
そこで本稿では昨年新型へと切り替わった日産エクストレイルをピックアップします。
引用:https://www.bepal.net/
2000年に初代モデルが登場し、現行型が4代目となるエクストレイル。3代目のアーバンSUV的なラインから初代や2代目モデルにあったラギッド感のあるデザインに戻ったことで、RAV4に近い印象となりました。所々に見られる和テイストな造形は新生日産のデザインランゲージであり、アリアやサクラなどにも同様に展開されています。
最新エクストレイルのメカニズム面的なトピックは、パワートレインに関する2つのメカニズム。一つは世界初出しとなるVC(可変圧縮比)ターボを組み合わせた”e-POWER“で、パワーアップした前後モーターは素早く、力強く、滑らかな加速を実現しています。
もう一つがリアに追加したモーターとシャシーを統合して電動駆動4輪制御を行なう”e-4ORCE“。普段はFF走行していても、コーナーに入ると即座に駆動力をリアに移していき、さらに内側のタイヤはブレーキをかけながら、外側のタイヤへは駆動力を与えてスムーズなコーナリングを実現するシステムです。
“技術の日産”を思い起こさせるのは走行性能だけでなく、先進安全装備は最新の360°セーフティーアシスト(全方位運転支援システム)が搭載されています。今回、新たに高速道路での運転支援技術プロパイロットへは、地図データをもとに設定速度を切り替えたり、カーブで自動減速したりするナビリンク機能が追加されました。
電動技術のエクストレイルか燃費性能のRAV4か
引用:https://cartune.me/
この辺りの先進装備は新しい分、RAV4よりもエクストレイルがややリードしている印象です。一方、歴史のあるトヨタハイブリッドシステムの燃費性能はエクストレイルの最新e-POWERさえ上回ります。さらにRAV4にはプラグインハイブリッドの用意もあり、電動化技術でもヒケを取りません。
久々にトヨタと日産の真っ向勝負が期待できるミドルSUV対決。今のところ両車絶好調ですが、より市場から高評価を得られるのはどちらになるか気になりますね。
以上、トヨタRAV4の値引き相場レポートをお届けしました。
引用:https://www.webcg.net/
当サイトに寄せられた質問(FAQ)
QRAV4の新型をいち早く手に入れるにはどうすれば良いですか?
A難しい選択ですが、今秋発売される予定の新型が発売されてから商談したのでは遅すぎます。おそらくお盆明けから先行販売がスタートします。最寄りの経営資本の異なるトヨタの販売店を全て回ってセールスマンに「新型RAV4の情報が入ったらすぐに知らせて」と伝えておくと良いでしょう。