カローラクロスの値引き相場レポート!【グレード別・2024年10月最新】実販売データから目標金額を算出!残価設定型プランのシミュレーションも!
最終更新日 2024/10/1
半世紀を超える車歴を刻み、令和の世に入ってふたたび輝きを取り戻しているカローラシリーズ。今や7つのモデルが同時に展開されている状況ですが、その中でも一番人気なのがクロスオーバーSUVの新顔カローラクロスです。
そんなカローラクロスの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
この記事を読めばわかること
- カローラクロスの値引き交渉の効率的なやり方
- グレード毎の適正な値引き額
- ライバル車競合はヴェゼルとXVが効果的
- カローラクロス同士を競合させるコツ
- オプション値引きとオマケしてもらう方法
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
このページは最新値引き情報とカローラクロスのおすすめポイントだけにフォーカスしていますので最後まで見ていただけると嬉しいです!
目次(タップで飛べます)
値引きの相場・限界は?【2024年10月最新】
カローラクロスの値引き相場はズバリ
交渉のレベル | 車両本体 | OP値引き |
---|---|---|
限界まで値引き交渉 | 20万 | 20% |
ライバル車を出して交渉 | 16万 | 15% |
特に交渉なし | 7~9万 | 0~5% |
値引き難易度:普通 リセール価値:B
10月に一部改良されて、受注再開。思ったほど値引きは引き締められませんでした。
人気のクロスオーバーSUVジャンルですが、そこはカローラブランド。登場後一年が経過し、商談の方もかなり話が通じるようになってきました。むしろ難題は納期で、通常のセダンやワゴンのカローラでもハイブリッドになると4~5か月ですから、SUVのカローラクロスはそれ以上の覚悟が必要です。
従って商談では納期が掛かることを「殺し文句」として、お待たせ料的に値引きを引出していきましょう!
「異資本のトヨタ店を複数回って同士競合したら上手くいった」
「ヴェゼルと競合させると反応が良かった」
などの口コミも上がってきています。
グレード別の値引き相場
エンジンタイプ | グレード名 | 車両本体価格(税込み) | 値引き相場 (オプション含まず) |
---|---|---|---|
ガソリン | G”X” | 199万9,000円〜 | 18万円 |
G | 224万0,000円〜 | 20万円 | |
S | 240万0,000円〜 | 22万円 | |
Z | 264万0,000円〜 | 26万円 | |
ハイブリッド | HYBRID G | 259万0,000円〜 | 25万円 |
HYBRID S | 275万0,000円〜 | 27万円 | |
HYBRID Z(1番人気) | 299万0,000円〜 | 29万円 |
グレードの違いがよくわからない方は下の記事を参考にしてください。
ライバル車種と競合させるのが基本!
ライバル車種を出して競合させたほうが、カローラクロス一本にしぼって交渉するよりも値引きが出やすくなります。特にカローラクロスはCセグメントですが、価格的にはBセグメントの上位グレードとも競合できるポジショニングなため、競わせるモデルは豊富です。
比較的納期の早いライバルを”当て馬”にして、商談を値引き勝負の雰囲気に持って行くのがカローラクロス攻略のコツです。
営業マンを“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせれば、成約を勝ち取るためさらなる好条件が出る場合もあります。参考に次記事も読んでみてくださいね。
それぞれのクルマに良いところと悪いところがあるので「カローラクロスのココが気になる…」風を装えばばっちり。
事前に情報を仕入れておきたい方は欠点、不満点に関して以下の記事も参考にしてください。
「スバルXVと競わせてうまくいきました」
富山県 30代 男性
購入したグレード:G
値引き額:20万円
サービス:スタッドレスタイヤ、納車時ガソリン満タン
感想:トヨタ店だけの交渉では限界があると思いスバル店にも足を運んで競合作戦を取りました。
コロナの影響もあるので販売店にも短期決戦でお願いしました。
営業さんだけじゃなく店長さんにも直々に出てきてもらい、下取りの査定額5万アップにスタッドレスタイヤのサービスチケット5万円分までつけてもらえてまずまずの商談ができました。
カローラクロス同士を競合させれば大幅値引きも!
さらにカローラクロス同士を競合させることも効果的です。
全てのトヨタ車は2020年からトヨタ全チャンネルで売られているので同士競合は簡単です。見分け方も簡単で、ディーラーの名前を見て少しでも違うところが別資本です。その複数店舗を回り「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば、値引きが大きくなることも期待できます。
値引きに満足できないときはサブディーラーという手も
ライバル車との競合や別資本の同士競合でも満足できる値引きを得られなかったときはサブディーラーを当たるのも一つの方法です。
サブディーラーとは新車販売も手掛けている自動車整備工場、中古車販売店のことです。
表の看板に「新車・中古車販売」「全メーカー取り扱い」などと書かれていたらソコです。
サブディーラーを簡単に見つけるには中古車販売サイトで、探している車種の「走行距離0~1,000km」「住んでいる地域」を入力し検索してみてください。
新車がヒットすれば、その店舗はサブディーラーとして新車販売もしているということです。
メリット、デメリットや正規ディーラーとの違いなどは「サブディーラーでも新車はオトクに買えるのか」で解説していますのでチェックしてくださいね。
オプション値引きはコスパも良い
オプションからの値引きも車両本体値引きと同様、大切なポイント。特にカローラクロスのように人気の新型で本体値引きが渋い場合ならなおさら。
カローラクロスの場合は選択用品価格の概ね20%程度を目標に値引き交渉するようにしましょう。
トヨタの場合は営業マン個人の裁量で、メーカーOPは5%まで、ディーラーOPは20%まで値引きを出せると言われています。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「最後にこのオプション品を”おまけ”で付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとした純正アクセサリーなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・サイドBOXゴミ箱(運転席用)
・エアコンドリンクホルダー
・センターコンソールトレイ
・フレックスベルト
・トノカバー
・ラゲージソフトトレイ(ラゲージ部)
・ラゲージソフトトレイ(リヤシート部)
・3Dレザー調フロアマット
などがねらい目です。
もちろんサービスなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙いましょう。具体的には取付工賃がかからないものを選ぶのがポイント。
また、ハンコと印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
どのオプションを付けるかまだ決めかねている方はこちらの記事を見てから決断してくださいね。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでおすすめのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は1円も出せません。オプション品込みでこの予算内に収まるなら即決するよ」
などと勝負を賭ける方法も。ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
値引きのセオリー、セール・決算期を狙う
車検等に余裕があるなら、いっそ腰を落ち着けて期末セールや在庫一掃的なフェアに合わせ値引きを狙う方法もあります。
引用:https://www.fmosaka.net/
決算期も相場以上のビックリするような値引きがあり得ますので
■年度末の決算期(1月~3月)
■夏のボーナス時期の6月~7月
■冬ボーナス&年末商戦期の12月
こうしたタイミングを見計らって値引き交渉してみてもいいかもしれません。
人気の「ハイブリッドZ」に残価設定型プランなら頭金なし月々18,500円で乗れる
上の画像が見積もりの例ですが、月々の支払い18,500円でカロクロに乗ることも可能です。
グレード | ハイブリッド Z |
---|---|
支払回数 | 60回 |
頭 金 | 0円 |
下取り金額 | 0円 |
初回支払い額 | 20,416円 |
2回目以降支払い額 | 18,500円 |
ボーナス月加算額 | 150,000円(1月/8月) |
金 利 | 4.9% |
グレードはハイブリッドZ、支払回数は60回(5年)、ボーナス時は15万なのでかなり現実的な条件ですよね。値引きと金利の交渉をきちんとやればさらに好条件で契約することも可能!
カロクロは出たばかりでリセールも強く残価も高く設定されるので、残価設定ローンを利用するのに向いてる車種。最近では新車購入者の8割が利用しているというメーカーもありますので検討されてはいかがでしょうか。
カロクロの残価設定ローンの上手い利用方法を知りたい方は下の記事を参考にしてください。
参考⇒カローラクロスを残価設定ローンでオトクに購入する方法!
納期は3~10か月
折からの半導体不足の影響もあり長めの納期となっています。内訳はガソリン車が3~5か月、ハイブリッド車は半年以上。
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法
同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
↓ナビクル車査定の公式サイト(無料)で愛車の査定額をチェック↓
※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
それでも・・・
カローラクロスの魅力はココだ!
引用:https://www.webcartop.jp/
55年を越える歴史を紡ぐカローラシリーズ。一時期人気に陰りが窺えた時機もありましたが、2018年から登場した現行カローラは3ナンバー化など思い切った路線変更を経て、再び注目されるモデルとなりました。
基本となるベーシックセダンのカローラ、ワゴンのカローラツーリング、全幅が拡大するハッチバックのカローラスポーツ、クロスオーバーSUVのカローラクロス、継続販売されている先代モデルのカローラアクシオとフィールダー、さらに近々登場するスポーツカーのGRカローラと今や7つのバージョンが同時に展開されているほどです。
その中でも今、もっとも旬なモデルが昨年9月に追加発売された「カローラクロス」でしょう。
シリーズトップセラー”カローラクロス”の課題は納期
実際、それまで7~8000台で推移していたカローラの月間販売台数が、カローラクロス発売以降1万の大台を超える状況となり、今ではカローラ販売のおよそ半数を占めるほどの売れ筋モデルとなりました。
昨今国内外問わず人気の高いSUVジャンルですから、カローラクロスの人気が高まるのはある程度予想されましたが、そこへ折からの半導体不足などを要因とした生産の遅れが影を落とし、ハイブリッド車は現在受注停止の状態、ガソリン車も半年から1年近い待ちとなっているのは残念ですね。
引用:https://www.goodspress.jp/
エクステリアは他と共用のない完全オリジナル
カローラクロスは他のカローラシリーズ同様にトヨタの新世代アーキテクチャーTNGA思想に基づく最新プラットフォームをベースとして、メカニカルな部分やインテリアなどは他シリーズと共用するところは多いですが、エクステリアに関しては完全に別モノです。
フロントマスクやリア回りの造形などが違うのはもちろん、ウィンドウグラフィックも専用のものとなっています。カローラクロスは軽量化を大きな課題としながらも、完成したボディは抑揚のついたグラマラスな造形でSUVを所有する満足感も高めてくれます。
ちなみにカローラクロスには二つの顔があって、一つは国内用の都会的で洗練された雰囲気を醸すアーバンアクティブという仕様。もう一つが海外モデルに用意される力強さが訴求されたアーバンタフネスという仕様で、各国のラインナップを勘案した造り分けがなされています。
引用:https://diamond.jp/
インテリアはセダンやワゴンのパーツを流用しながらも、他より55mmもアイポイントが高いことによる見え方の違いにこだわり、SUVらしい開放感としっかり囲まれた安心感を両立するデザインでまとめられています。
当然ラゲージルームへのこだわりもカローラクロスのセリングポイント。ムダな意匠性は極力排したうえ、きっちりとゴルフバッグ4個を収められるユーティリティを目指し、結果487ℓというクラストップレベルのスペースを確保しています。
安全運転を支援、サポートする先進予防安全装備”Toyota Safety Sense”は全車に標準装備。ボトムエンドのG”X”グレード以外には、前後方静止物対応のパーキングサポートブレーキとバックガイドモニターまで装備され、運転に苦手意識を持つ人にも大きな安心感を提供してくれます。
カローラクロスのグレードと価格
カローラクロスのグレード構成と価格は以下のとおりです。
パワートレーンは1.8ℓ直4ガソリンエンジンと、これをベースにしたエンジン+モーターのハイブリッドを用意。ガソリン車はFFのみですが、ハイブリッド車には後輪をモーターで駆動する4WD”E-Four“も設定されています。
カローラクロスのおすすめグレードはどれ?
上記のとおりカローラクロスのグレード構成はシンプルで、基本は下からG、S、Zの3グレード展開。これにガソリン車だけGグレードからスマートキーエントリーや充電用USB端子、バッグガイドモニターなどを省き199万円台の価格を実現したG“X”があります。
GやG“X”でもToyota Safety Senseや電動パーキングブレーキ、LEDヘッドライトなど単体で見ればそれほど不足があるとは思えないところですが、無塗装素地のフロントロアグリルやスチールホイールなどルックスはどうにも地味感アリです。
中間のSグレードになるとそうしたところがカバーされ、SUVのアイコンでもあるルーフレールにアルミホイールも備わるため一気にエクステリアの質感が高まり、外観だけでなく後席エアコン吹き出し口やリヤアームレスト、7インチのオプティロトンメーターなども加わってGより16万円高は十分モトが取れる価格設定。さらにパノラマルーフや9インチの大画面モニター等の魅力的なメーカーオプションが選べるようになるのもSグレード以上からです。
最上位のZグレードはSより24万円高となり18インチのタイヤ&アルミ、LEDシーケンシャルウィンカー&デイタイムライト、本革ファブリックコンビシート、シートヒーター、ハンズフリーバックドアなど、こちらも費用対効果の高いアイテムが揃っています。
カローラ的なベストバランスグレードなら”S“で決まり
トヨタ車は基本的に上位グレードのコスパが良く、クルドラ的にも上級モデルをオススメとして推しがちですし、実際カローラクロスの販売実績では約7割近くの方がガソリン・ハイブリッドともにZグレードを購入しています。
ですが本稿ではこと”カローラ“という国民的モデルのオススメとして、ある程度「低価格」というところにこだわりが必要という思いから、中間のSグレードをイチ推しとさせて頂きます。
Sならハイブリッドでもメーカーオプションの「パノラマルーフ」を付けて、コミコミで何とかアンダー300万円に収めることもできます。
引用:https://gazoo.com/
昔と違い軽自動車でも上位モデルだと200万超えがフツーの現在では、カローラのクラス観だとこの辺りが最もバランスの良い買い物と言えるのではないでしょうか。
なお蛇足となってしまうかも知れませんが、2022年の10月にクロスを除くカローラシリーズがマイナーチェンジを行い、その際セダンやツーリングに設定されていたG”X”が消滅しています。おそらく1年遅れくらいでカローラクロスも同様の変更を受けるはずなので、200万円切りのG”X”グレードを手に入れておこうと思う人は少し急がれた方がいいかも知れません。
ライバル車:2代目も絶好調のホンダヴェゼル
カローラクロスは絶妙なポジショニングのモデルで、トヨタ内ではヤリスクロスよりは上位ですがRAV4よりは下位。同じCセグメントSUVながらキャラクターが被らないC-HRもある、といった構図の中にいます。いずれにしてもコンパクト~ミッドサイズSUVという人気セグメントの範疇に入るモデルであり、他社のライバルも多数存在しますが、本稿では「ホンダヴェゼル」をピックアップしました。
引用:https://www.goo-net.com/
ヴェゼルとカローラクロスは車体の絶対寸ではややヴェゼルがコンパクトになるものの、パッケージングや価格、パワーユニットや駆動方式などはかなり近い設定になっています。
現行ヴェゼルは2021年にフルモデルチェンジした2代目モデル。コロナ禍の影響もありましたが、登場後ほどなく一部グレードの受注が停止になるなど、ホンダラインナップ中でも高い人気を誇ります。
おどろきの居住性を実現したホンダ独創のレイアウト
エクステリアはコンパクトな全長に最低地上高を高めつつ、ルーフは下げる手法でボディを薄く見せ、スリークな美しいフォルムに仕上がっています。ヴェゼルの真骨頂は優れたパッケージングにあり、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトが生み出す室内の広さ、特に後席足元はライバルを圧倒するサイズ感で大きなセリングポイントになっています。
パワーユニットに1.5ℓ直4NAガソリンと同ハイブリッドを用意する流れはカローラクロスと同じ。ヴェゼルの本命はハイブリッドで、ホンダ次世代を担う2モーター方式のe:HEVを搭載、排気量の大きなカローラクロスより、エンジンおよびモーターどちらの出力もヴェゼルが上回っています。
引用:https://bestcarweb.jp/
その分、逆にカローラクロスは燃費性能において排気量の小さいヴェゼルを上回っていて、この両車の車重がほぼ同じことを考えると、トヨタのハイブリッドシステムの高い経済性が実感できます。
そのほかにもボディサイズの大小で結果が逆になっているが最小回転半径。全幅が1825mmもあるカローラクロスが5.2mなのに対し、全幅1790mmのヴェゼルが5.5mもあり、この辺りの煮詰め方はトヨタの方に一日の長があるようにも感じられます。
“良品廉価”の精神でハイコスパはカローラクロスの美点
さらにカローラクロスの優位点は戦略的な価格設定でしょう。これはおすすめグレードの項でもお話ししましたが、とにかくカローラクロスのコスパは異様に高く、車両セグメント的にはフィットベースのためBセグに近いヴェゼルを競合圏内に取り込んでしまえるほど。
エントリーグレードのFFガソリン車ではカローラクロスが約28万円も安く、ハイブリッド最上位同士の比較でもカローラクロスが10万円ほど安いのです(しかもカローラクロスの方は4WD。ヴェゼルのハイブリッド最上位はFFのみ)。
これはカローラクロスが徹底して価格にこだわってきた成果です。例えばコストを優先してFF車のリアサスへは安価なトーションビームを用い、4WDのサスとはわざわざ造り分けまでしています。これは国産車でもあまり例のないアプローチであり、カローラクロスの人気の秘密はやはり「お求めやすい価格」によるところも大きいでしょう。
もちろんそれは単に安いということではなく、前述したユーザーの期待を裏切ることなく、入念に作り込み「良品廉価」の思想を貫いているところにあります。
以上、カローラクロスの値引き相場レポートをお届けしました。
引用:https://autoc-one.jp/
当サイトに寄せられた質問(FAQ)
Q家の近くの販売店でカロクロの商談をしたところ、納得のいく条件だったのでサインするつもりだったのですが、妻が担当のセールスさんに悪い印象を持っていて「あの人からは買いたくない」と言っています。別の販売店から買っても問題ないですか?
A現在の販売店で管理職の人に事情を話して担当を変えてもらうのが一番楽でしょう。ただし、後々の付き合いを考えると後味が悪いかもしれません。別の営業店に行くのもアリで、そちらで商談している際に過去の商談の話が出たら事情を説明しておけば大丈夫です。
Qカローラクロス購入希望でトヨタと商談したところ、「納期に半年かかる」と言われました。今乗っているヴェゼルが1か月後に車検切れになるのですが、通した方がいいでしょうか?車検を通してからカロクロ到着後に下取りor売却パターンと、車検を通さずこのまま売却。の2パターン考えています。家には車がもう1台あるので最悪しばらくは車なし生活できなくもないです。
A車検を通すのはやめた方がいいです。車検は「2年間乗る」ことを前提に通すものです。すぐに売ってしまうと金銭的な損だけが残ってしまいます。
A一方的にメーカー側の問題なので代車を用意してもらえるはずです。できればカロクロの試乗車を貸してもらいましょう。また、ちょっとした付属品またはガソリン満タンやクオカードなど”迷惑料”代わりのお気持ちをいただいておきましょう。メーカーとしての決まり事なので遠慮はいりません。
Aそんなに甘くはありません。むしろ販売店側は”紹介客はすぐに買ってくれる”と思って大して値引きしてくれないこともしばしば。結局は厳しく競合させることが必要になります。紹介してもらった手前、上乗せをお願いしづらかったりすると本末転倒です。例外はその友達がすごく値引きしてもらっていた場合のみ。それならば「私も同条件でお願いします」とやりましょう。
A大丈夫です。それはシステム上入ってくるもので、後で営業マンに言えばもちろんカットしてもらえます。
値引き額に影響することもほぼありません。