新型タントの値引き相場レポート!1783台の実販売データから合格ラインを算出!
軽自動車の中でも際立つ広さで抜群の人気を誇っているタント。
特に女性からの支持を集めています。
そんなタントの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
そこで今回は
- ・タントの値引きの相場・限界
- ・値引き交渉のコツ
- ・実際の購入者の口コミ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
なので現場のリアルな情報が入ってきます。
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次
値引きの相場・限界は?【2021年4月最新】
タントの値引き相場はズバリ
車両本体 7万円
オプション値引き 25%
タントカスタムの値引き
車両本体 8万円
オプション値引き 25%
が合格目標になります。
値引き難易度:厳しい
フルモデルチェンジ直後ということもあり、値引きは厳しめ。
ダイハツは基本値引き渋めなことに加えて、タントが良く売れる地域だと値引きをしてもらえないことも。都会のダイハツ店まで足をのばして値引き交渉するなど工夫しましょう。
「異なるダイハツ店同士の競合が効いた」
「N-BOXと競わせると値引きが出やすくなった」
などの口コミが上がってきています。
また、届け出済みの未使用中古車も多いので商談前にチェックしておきましょう。

ライバル車種と競合させる
ライバル車種を出して競合させたほうが、タント一本にしぼって交渉するよりも値引きが出やすくなります。
ダイハツの営業マンが値引きで対抗したくなるライバル車で、引き合いに出すと良いのがモデルの新しいスペーシア、N-BOXです。
車体価格はN-BOXの方が高いですが、1番のライバル車種とあって効果的な交渉ができます。
プラスしてシフォンとの兄弟車競合も視野に入れましょう。
“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる値引きを引き出せる場合もあります。
「値引きは競合したので結果オーライでした」
神奈川県 30代 女性
購入したグレード:X“SA Ⅲ” 2WD
値引き額:15万円
サービス:ディーラーナビ
感想:旦那と私と息子の3人家族です。
そんなに大きな車はいらないので最初から軽に絞って探していました。
スペーシアとN-BOXと最後まで競合させて最終的に値引きが15万円と一番良かったタントに決めました。
スペーシアのハイブリッド機能やN-BOXの質感や完成度も捨てがたかったですが、タントの広い居住空間や両側スライドドアなどの機能が気に入っています。
私の場合、競合させたというよりも本当に迷っていたので、値引きにつながって結果オーライです!
ダイハツの営業の人も「これ以上の値引きは厳しいです。」
と弱気の姿勢だったのですが、ディーラーナビもサービスで付けていただいたのでとても感謝しています。
ミラクルオープンドアの開放感は思っていたよりも全然良かったです!!
タント同士を競合させる
さらにタント同士を競合させることも効果的です。
タントはもちろんダイハツ店で売られていますが、どことでも同士競合できるわけではありません。
競合させられるのは別資本で、別会社の場合です。
ダイハツ○○店の○○部分が少しでも違うところが別会社ですので、その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
基本的には隣の県まで足を伸ばせば必ず別会社になります。
また、いくつかのダイハツ店を回ることで、中には販売ノルマに未達のディーラーや営業マンに遭遇するときもあります。
そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでかなりラッキーです。
「タント同士を競わせたら値引きが増えた!」
千葉県 30代 男性
購入したグレード:Xターボ
値引き額:15万円
サービス:フロアマット、ドアバイザー
感想:以前から付き合いのあるダイハツでタントの見積もりを取ったところ、値引きは10万で上限。。。
それでは妻のOKがもらえないので別系列のダイハツディーラー2店で見積もりを取りました。良い方は13万まで出たので、近所の方に戻って
「あっちは12万まで値引きしてくれたよ。向こうで買っちゃうよ?」と伝えると
営業マンも「いや~。わかりました。15万までアップしますのでぜひうちで!これからもお付き合いよろしくお願いします!」
と条件が大幅に見直されました!面倒くさがらずに足を延ばして成功でした!
オプション値引き
オプションからの値引きも本体車両からの値引きと同じで大切です。
タントは車両本体の値引きにプラスしてオプションも値引きも期待できますので、おおむね20~25%程度を目標に交渉しましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・サイドエンブレム
・ドアミラーガーニッシュ
・カーペットマット
・オールウェザーマット
・ルームランプ
・アッシュトレイ
・アシストグリップ
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイントです。
また、ハンコと印鑑証明を用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せない。でもこの予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいい」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
納期は標準的
1~2か月と標準的な納期です。急ぐ場合は売れ筋のモデルにすると早まることもあります。
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!

新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法

同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
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それでも・・・
在庫車が最も値引きされる場合もよくある

在庫車といっても売れ残りではなく、売れ筋モデルの先行発注分がストックされている場合も多いです。 その分値引き条件も良くなりますし、納期も早いです。
一部キャンセル車両などのネガティブ在庫車もありますが、営業マンに確認すればわかりますので、まずは在庫車の有無から気軽に聞いてみましょう。
広々空間で働くママの味方
新型タントでは、両側がスライドドアとなって使い勝手が良くなっています。
車体価格も117万円からとトールワゴンタイプとしては安い設定になっています。
また、スライドドアの部分にあるピラーを除いたことにより、乗り降りがしやすくなっているので子供のいるご家庭に非常に高い評価を得ています。
窓が大きくなってあり箱型の形となっているので視界が広く運転がしやすいのも特徴です。
燃費は24.6km/Lから28.0km/Lとなっているので、非常に高いとまでは言えませんが、実燃費は標準であるので経済性も良いのがタントの特徴です。
ベストグレードは特別仕様車 X“リミテッド SA Ⅲ”
X SA Ⅲがベースの特別仕様車で、運転席パワースライドドア、LEDヘッドランプ、パノラマモニター対応純正ナビ装着用アップグレードパックが付いてきます。
これらを全部オプションで付けると16万円かかりますが、6.5万円の価格アップに抑えていますのでかなりのお買い得感です。
ただし、販売店オプションのナビを付けないとカメラが使えないのでそこはご注意を。
コスパで選ぶならLグレード
コスパを意識するのであれば、標準グレードの「L」で十分だと思います。
自動車業界で勤めていますが、定期点検時に以下のことをご依頼されることがあります。
電動スライド(グレード「X」以降に標準装備)をつけたお客様から、「電動スライドが閉まるのが遅くて…手動にすることはできますか?想像以上に閉まるのが遅くて雨の日に、早く閉まって〜と思う時があるので…」
結論…電動スライドは古い軽自動車から乗り換えたお客様は、物珍しさ、新しい車感があるので、最初は感動しますが、
そもそも軽自動車で3人以上乗車し、後部座席を頻繁に使う可能性は低いです。
そして軽自動車を選ぶ目的は「ランニングコストを含めて、自動車への投資、支出を抑える」ということです。
必要な装備を絞って選ぶことをおすすめします。
そんな中で、便利で、お得なメーカーオプションを1つ紹介させていただきます。
「純正ナビアップグレードパック」です。
バックカメラ、ステアリングリモコン、6スピーカー、この3つの機能がセットで21,600円です!
※価格は車種によって若干異なります。
「コスパ」を意識する方にオススメです!
こちらはメーカーオプションになるのでご注意ください。
リセールを考えて選ぶならタントカスタムのRS ターボ
もし5年以内にお乗り換えを検討するのであれば、タントカスタムのRSのブラックがオススメです。
購入時はもちろんお値段が高めになりますが、その分リセールバリューは期待できます。
軽自動車にターボを求める方はあまりいないので、中古車市場にカスタム系のターボは希少種なのです。
ターボが中古車市場にあると人気になりやすいので、買い取り価格が安定しています。
色は安定して人気があり、老若男女が選ぶことができる、ブラックを選択することをオススメします。
ボディカラーの人気NO.1はパールホワイトⅢ
ボディカラーの人気は
- パールホワイトⅢ
- ブラックマイカメタリック
- ファイアークォーツレッドメタリック
となっています。
どんな人向けの車か?
タントは軽自動車ながら室内が広く設計されています。
他社にもワゴンタイプの軽自動車は発売されていますが、タントの大きな違いはサイドのドアピラーがないという点にあります。
ピラーがないことによって乗り降りがスムーズに行える他、荷物の積み下ろしも楽にできるようになっています。
一般的に軽自動車では家族4人が乗ると窮屈に感じてしまいますが、タントでは然程窮屈さは感じません。
しかし、大人が4人では流石に狭くなってしまうので、小学生程の子供と両親の4名の家庭であればタント本来の力が発揮できると思います。
安全装備は?
タントはダイハツの代表安全装備であるスマートアシストⅢが上級グレードに標準装備となっています。
スマートアシストⅢは歩行者対応自動ブレーキ、衝突警報機能、前方後方の誤発進抑制制御機能、先行車発進お知らせ機能、オートハイビーム、低速域衝突回避ブレーキ機能など、最新の予防安全機能が付いているので、とても安全性に優れています。
また、本来ある助手席側のピラーがないので衝突時の安全性を心配する方も居るかもしれませんが、ピラーはスライドドアに内蔵されていますし、それをカバーするように他の骨組みで安全性は確保されているので心配する事はありません。
ABSも付いているので、急ブレーキでのタイヤロックが防がれるので、ロックして事故に繋がることを防いでくれています。
車体の小さい軽自動車だからこそ安全性にはとても長けた車種となっています。
収納スペースは?
1つ1つの大きさは小さいですが、ミニバンクラスの収納スペースの数となっています。
助手席シートバックテーブルが付いているので、停車して飲食するときにとても使い勝手が良く、便利な機能となっています。
座席シートのアレンジ性が高いが故にシート下の収納スペースはありませんが、十分な数が付いているので全く気にならないと思います。
運転席側には収納スペースは付いてなかったりしますが、タントにはインパネアンダートレイが付いているので運転手の方も小物を入れやすくなっています。
居住性・快適性は?
タントは助手席の大幅なスライドが可能となっています。そのため、助手席を使用しない時は前に出しておけばより後席を広々と使う事ができます。
リアシートも24cmもスライドが可能となっているので、非常に使い勝手の良いシートアレンジとなっています。
室内長は2200mm、室内高も1365mmあるので、奥行きにも居住性にも使い勝手の良さを発揮してくれます。
走行性能・エンジン性能は?
タントのエンジンは水冷直列3気筒DOHC12バルブmの660ccの排気量に52psの馬力となっています。
最大トルクでは6.1kg・mとなっているので、加速力には少し難があるように思います。
車体重量も920kgと軽自動車としては少し重めの重量となっているので、大人が3人以上乗ると音だけで加速が物足りないという事になってしまいそうです。
大人が2人位ではそこまで不満は覚えないと思いますが、走りに長けた車種とは言い難いです。
優れているところは
最も優れているのは室内の使用性と空間です。
天井が高くなっているので開放感があり、視界も良好な為安全に運転を行なっていくことができます。
また、両側スライドドアであり更にドア部分にピラーがないのでどちらからでもスムーズに乗り降りすることが可能です。
収納スペースも多く完備されており、小物多くある小さな子供がいる方には非常に使い勝手のよい内装設計となっています。
室内の使い勝手を優先して作られているので走行時よりも停車時に本領を発揮します。
物足りないところは
新型タントの内装は車体価格が安いことも関係していると思いますが、少し安っぽさを感じてしまいます。
今は内装デザインも車を選ぶ基準となっているので、もう少し可愛らしさなり格好良さならがあってもよいのではないでしょうか。
タントカスタムは格好良さが備わっていますが、女性を中心に支持されているタントは、スズキのラパンのように可愛い感じの内装の方が消費者の満足度は上がっていくと思います。
実燃費は?
カタログ燃費は24.6km/Lから28.0km/Lとなっています。
実燃費では、グレードによって多少異なりますが、15~18km/Lです。
トールワゴンとしては標準と言える数値となっていますが、際立って高い数値ではありません。
しかし、高速道路やエコ運転をした時は高い方で22km/L以上を記録している方もいるようです。
この数値では軽自動車はもちろんハイブリッドの普通車と比べても全く劣らない数値です。
トールワゴンの代表格なので知名度も非常に高いですが、燃費も高い数字を残しています。
ダサい?デザインや内装は?
内装は軽らしく、センタークラスターに白パネルを用いたXホワイトアクセントを設定してブラックに飽きた女性ユーザーの支持を得ています。
高級感があるとは言えませんが、シンプル故に飽きがこないデザインとなっているので長く愛されるタイプかもしれません。
標準車であってもXターボには大きなメッキグリルがあるので高性能だとわかるような外装になっています。
後席シートを倒すとフラットとなり、荷物も乗せやすく軽ながら車中泊も可能となっているので非常に便利な車種となっています。
車体価格が117万円と安い設定なので、デザイン性ではあまり高すぎるものは求めない方が良いかもしれませんが、使用性や経済性は想像以上のものであると言えます。