アルカナの厳選おすすめオプション7つとドラレコ&ナビをご紹介!後悔しないために付けておきたいのは…
最終更新日 2022/7/11
世界的なクルマの電動化への流れは加速し、アメリカや欧州、中国では2030年から2040年にかけて純ガソリンエンジン車やディーゼル車の販売禁止を掲げています。
日本でも同様に2030年代を既定路線としてそこへ進んでいるわけですが、2022年の現時点では市場の主役はいまだハイブリッド車。もともと日本は1997年にトヨタプリウスが誕生して以来、四半世紀に渡りハイブリッド市場を開拓してきた経緯があります。近年、一気にEVへ舵を切ってきた海外勢に比べると、充電ステーションなど専用インフラに左右されない利点を持つハイブリッド車にまだまだ魅力を感じているのかも知れません。
結果として日本は世界でも珍しいハイブリッド、とりわけフルハイブリッドやストロングハイブリッドがマーケットをリードする特殊な市場となっています。
そんなハイブリッド王国へ、現行輸入車としては唯一となるフルハイブリッドモデル「ルノー・アルカナ」が上陸しました。ルノーの母国フランスをはじめ、欧州方面でもEV化は時代の趨勢ですが、あえてルノーではハイブリッドを新規投入してきました。しかもアライアンス先である日産のe-POWERを使うでもなく、独自開発したユニットです。背景にはこれまで欧州では主軸の一つであったディーゼルエンジンの代替えに、完全EV化までの繋ぎとして十分に役割を果たすとの考えがあるのでしょう。
今回のクルドラでは、そんなフランスからの刺客アルカナにフォーカスし、実際に購入しようとしたときに役立つおすすめオプションをご紹介していきます。
目次(タップで飛べます)
新型アルカナってこんなクルマ
引用:https://www.gqjapan.jp/
車名は”神秘”という意味を持つラテン語からきているアルカナ。ジャンルとしてはご覧のとおり、最近のクルマのウレ線であるクーペライクなクロスオーバーSUVモデルです。フロントマスクは先行しているルーテシアやキャプチャーらと同様にCシェイプのヘッドライトが特徴の最新ルノー顔。そこへ筋肉質でボリューミーなフェンダー回りと大径タイヤ、SUVらしくしっかりと取られた最低地上高、そしてアルカナを特徴づけるなだらかな弧を描くルーフラインが絶妙にブレンドし、”カッコいい”オーラを発散しています。
インテリアも同様に日本仕様はルノースポール系統のスポーツマインド全開のデザイン。光沢のあるカーボン調パネルが目を惹くブラック基調のコクピットに、所々に差し込まれる赤いラインやレッドステッチが特別感を印象付けます。
引用:https://engineweb.jp/
アルカナはデザイン重視のクーペSUVであっても、大人4名乗車時の室内空間や480ℓ確保できているラゲッジスペースなど、フランス車の本分ともいえる実用性も犠牲にはしていません。
ルノーF1の知見が生かされたハイブリッドシステム
注目のパワーユニットはルノー独自開発と紹介されるハイブリッド方式。そのシステムはシリーズ式ハイブリッドをベースとしながら、エンジン出力を直接駆動輪に伝えるモードを備えたもの。ホンダのe-HEVに近いですがアルカナの特徴は、エンジン側に4速、モーター側に2速の”ドグクラッチ“と呼ばれるルノーF1由来の変速機を備え、速度に応じた幅広い領域で効率的なエンジン回転数を選択できるのが強みです。WLTCモードで22.8km/ℓという燃費は、車重のあるSUVとしては相当に優秀な数値と言えるでしょう。
なお、日本仕様のアルカナはFF、右ハンドル、ATのみで「R.S.ラインE-TECHハイブリッド」のモノグレード設定(車両本体価格429万円)となっています。
引用:https://formula1-data.com/
アルカナにメーカーオプションはあるの?
新車を購入する際、一発勝負となるのがメーカーオプション選びです。ご承知の通り、原則的にハンコを付いたらもう後からどうこうできないため、慎重に選びたいところです。
ところがアルカナについては、その悩みはありません。現在のところカタログモデルにはメーカーオプションの設定が無いからです。
前項のとおりグレードは一つしかなく、本国ではメーカーオプションとなるようなものまでフル装備されたモデルしか輸入されていないということですね。
主なところでもストップ&ゴー機能付きACC(アダプティブクルーズコントロール)、レーンセンタリングアシスト、アクティブエマージェンシーブレーキ、360度カメラ、ブラインドスポット、オートハイビーム、リアクロストラフィックアラート、前席&サイド&カーテンエアバッグ、10.2インチフルデジタルメーター、本革巻きステアリング、レザー&スエード調シート、ステアリング&シートヒーター、7インチマルチメディアなどなど確かに全部盛り状態。
引用:https://www.automesseweb.jp/
もう少し選択肢はある方がユーザーとしてはありがたいですが、こうした設定は先行しているキャプチャーも同様なので、販売店数などからドイツ勢ほどの台数が見込めないモデル、ブランドではやむを得ないところでしょうか。
ディーラーオプションのおすすめアイテムをピックアップ
アルカナの純正アクセサリーはベーシックな機能性用品が中心となっています。
アクセサリーカタログにはエクステリア関連のパーツは、アルミホイールとサイドステップ、バルブキャップやトリコロールデカールなど並びますが、国産車によく見られるエアロカスタムやドレスアップパーツはほとんどありません。
さりげなくリヤビューを引き締めるリアスポイラー
唯一、エアロ系であるのが「リアスポイラー」。テールゲート後端部に装着するリップ型と呼ばれるスポイラーで、アルカナの優雅なクーペフォルムを損なわずにエアロダイナミクスを改善します。
また、リヤビューの控えめなアクセントにもなります。カラーはブラックとホワイトしかなく、他の純正ボディ色の用意がないのは少し残念です。
引用:https://mobile.twitter.com/renaultshizuoka/
エクステリア関連ではこちらがおすすめアイテム
それ以外では、カタログにある「18インチアルミホイール」は”パサデナ”という名称で欧州仕様アルカナのSエディションに標準装備のものです。日本ではキャプチャーがこのアルミを履いていますね。
スタイリッシュなデザインですが、標準の状態でも同じ18インチアルミ、しかも赤い差し色の入るけっこうカッコいいものが付いているのでわざわざ交換する人も少ないのでは?
SUV度を高めてくれるドレスアップな実用品サイドステップ
むしろ「サイドステップ」は、実用品でありながらも実際はドレスアップ効果の方が大きいように感じます。SUVとは言えCセグメントのモデルなので、そこまで乗降時にステップがないと辛いということもありませんが、これが付くことでアウトドア感、SUV度が引き立ちます。
またルーフ上へのアクセスが簡単になりますので、キャリアへ積み下ろしがあるときや洗車をする際には活躍しそうです。
引用:https://minkara.carview.co.jp/
メイド・イン・フランスをワンポイントでアピールするアイテム
おそらくは国産SUVやドイツ勢ほどの台数を街で見かける機会はないと思われるアルカナですから、「どこのクルマ?」的な視線をあびることもあるでしょう。
そんなときにトリコロールの「フロントグリルバッジ」や「ドアミラーデカール」は、さりげなくフランス車であることをアピールできるアイテム。費用対効果はけっこうあるように感じますよ。
アルカナのある生活を彩る簡易テント型のタープ
家族と一緒にたくさんの荷物を詰め込んで出掛けるようなアウトドアシーンは、SUVの真骨頂でもありますが、そんなときに欠かせないのが「カーサイドエアフレームタープ」です。
このタープはエアフレーム・リビングシェルターとも呼ばれ、独自のエアチューブ構造になっています。つまりタープの柱部分が浮き輪のようになっていて、付属のポンプで空気を注入すれば、強固な自立型のタープが完成(サイズ:長さ約2.5m×幅約2.5m×高さ約1.8m)。愛車をベースにして安心できる2ルーム化が実現できます。
引用:https://s.response.jp/
通常タープといえば屋根にあたる部分だけのようなイメージですが、これなら簡易テントともいえる形態で雨、風、日光を遮るだけでなく、プライベートスペースも確保することができます。広く快適な室内空間は車両の横以外に後部への装着も可能。車体とタープは複数のベルトで固定され、接合部専用のカバーシートが外気の侵入も緩和します。エアー式なためキャンプ地などで素早い設営、撤収も可能にします。
アルカナのあるアウトドアの楽しさを予見させるアイテムでこれはオススメです。
レジャーユースだけでなく万が一の備えにも
また、視点を変えれば災害時などの緊急避難時にも大いに役立ちます。よく避難所ではペットと一緒に入れない、あるいは車イスなどの用具は外へ置かないといけないなど、プライベートスペースの確保が課題となります。万が一の備えとしての付加価値もこのエアフレームタープの美点です。
クーペSUVのラゲッジ容量不足はルーフラックで解決
アルカナでフル乗車してレジャーへ出掛けるとき、ラゲッジ容量に不足を感じるなら「ルーフバー」を購入して、各種トランポアイテムを揃えてはいかがでしょうか。
引用:https://dealer.renault.jp/
そもそもスキーや自転車が趣味の方なら専用のラックが必要でしょうし、そうでない場合も想像以上に膨らんだ荷物をのみ込む「ルーフボックス」や「ルーフバスケットラック」はクーペ型SUVなら必需品。
特にTERZO製のルーフバスケットラックはデザインがスタイリッシュで、筋肉質なフォルムのアルカナにマッチしています。少し悩ましいのはショートとワイドロングで価格が同じこと。大は小を兼ねるでワイドロングにいくか、パイプが太くマッシブなデザインのショートがいいか、迷う方もいるかも知れませんね。
靴汚れも気にせずタフに使うならラバーマット
ディーラーオプションの定番はフロアマットやドアバイザー等のベーシック用品ですが、アルカナで目を惹くのはラバーマットです。
スキーやアウトドアなどが趣味の方で、汚れた靴で乗り込む機会が多い方には、カーペット系のマットより選ばれやすいのが、ゴム、あるいはラバー系のマットです。アルカナの純正品「フロアマット:ラバー」は、通常のゴムマットにありがちな安っぽさがなく(実際に純正カーペットマットより高価)、デザイン的にも車名ロゴやピンストライプ柄で魅せます。別売りのリヤラゲッジに敷くラゲッジハードマットも同意匠なため、コーディネートして装着してみてはいかがでしょうか。
カーペットマットはプレミアムのR.S.がベストマッチ
通常の「カーペットマット」の方は「プレミアム」と「ベーシック」が設定されていますが、なぜかプレミアムもベーシックも同価格になっています。
ちなみにプレミアムは「R.S.」と「E-TECH」の2タイプがあり、前者はレッドのステッチカラーにR.S.のロゴプレートが付き、後者はスカイブルーのステッチとE-TECHロゴが入ります。今回のアルカナはR.S.の1グレード設定になっているので、コーデ的には「R.S.」が似合いそうです。
金賞獲得の2カメラ型ドラレコがラインナップ
今やクルマの必需品の一つに数えられるようになったのが「ドライブレコーダー」ですが、アルカナのカタログには純正品としてパイオニア製のモデルが2タイプ揃います。
一つは前方専用のカメラ一体型モデルで、本体に2インチ液晶画面を組み合わせることでコンパクトサイズを実現。フロントガラス面近くに直接取り付けるため、ドライバーの視界を妨げず、不要な映り込みも低減します。衝撃感知Gセンサーと位置情報取得のGPS搭載に加え、内蔵バッテリーにより駐車中でも最長50分間作動する駐車監視機能も装備します。
引用:https://jpn.pioneer/ja/
もう一つは2カメラ型で、フロントとリアに高画素数カメラを採用し、細部まで鮮明で高画質な映像記録が可能。夜間の映像もしっかり記録する高解像度録画に対応していて、録画映像が見やすく操作性にも優れた大画面3.0インチ液晶モニターを搭載しています。
一体型は2017年、2カメラ型の方は2021年発売となっていますから、購入されるなら新しい2カメラ型がオススメです。こちらは2021年の”価格.comプロダクトアワード“のドラレコ部門で金賞を受賞している商品でもあり、口コミの評価などでもハイスコアです。
ドラレコはディーラーと通販サイトでどっちがお得?
但し、悩ましいのはこのドラレコはカタログによれば2022.7現在、まだ≪準備中≫になっていて価格の表記はありません。通常ですと純正品ドラレコはライセンス商品となるためやはり少々お高いです。
このルノー純正のパイオニア製ドラレコはどちらも通販サイトやオートバックス等でも市販されていて、一体型が「カロッツェリアVREC-DZ300」、2カメラ型が「同VREC-DH300D」という商品名です。
例えばAmazonで確認すると前者が13,000円前後、後者が19,000円前後。楽天でも近い価格で購入可能です。もちろん自家作業できる人以外は、他に取付け工賃も必要になりますが果たしてカタログ価格はいくら位の値付けになるのか?
通販価格+1万円までなら、ディーラーでの購入もありでしょうかね。でもそれ以上になるようなら、ポチッてから取り付けを値引き代わりにディーラーへおねだりする作戦が正解です。
アルカナに純正カーナビは必要か
アルカナのアクセサリーカタログにもカーナビの設定があります。但し、こちらもドラレコ同様に現時点では≪準備中≫となっていて価格は明らかになっていません。システムとしてはアルカナには標準で7インチのタッチスクリーンが装備されていますから、オプションでナビユニットを購入して、タッチスクリーンへ地図画面を映し出すという形になります。
ナビ本体はカタログにパイオニア製とありますので、見やすい地図画面や正確な自車位置測位技術、独自のアルゴリズムを用いたルート探索機能、VICS WIDEによる情報サービスなどを備えたハイスペックモデルになるはずです。
また、カタログではETC2.0車載器とセットになるパッケージ販売も用意されています。
引用:https://www.webcg.net/
しかしアルカナは最新のクルマらしくApple CarPlayおよびAndroid Autoに対応するスマートフォン接続機能を搭載しています。これによりタッチスクリーンにアプリを表示することができ、マップ機能を使ったナビ、通話、メッセージの送受信、音楽を聴くなどスマホでできることを車内で活用できます。運転中でも音声コントロールに対応しているため、安全、快適に操作ができます。
純正カーナビには、ナビ独自の高機能があることは先の通り間違いありませんが、普段ナビをA地点からB地点までの誘導だけに使えればよいという方は、スマホナビで十分となるかも知れません。
ご自身の使用状況を十分ご検討のうえ、純正ナビユニットを購入するかどうか決めてくださいね。まぁ、価格が判明するのが先でしょうけど。
引用:https://www.webcg.net/
以上、ルノーアルカナのおすすめオプションをご紹介しました。
この記事を読んでくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうすれば一番お得な値引き交渉ができるか、次の記事でぜひチェックしてみてください。
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