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マツダCX-30のオプションを徹底調査!後悔しないために付けておきたいアイテムはどれ?

最終更新日 2023/5/6

2019年、マツダブランニューSUVCX-30」がついに国内で発売となりました。10月末には実際のデリバリーも開始され、街で目にする機会も増えていくでしょう。

CX-30はマツダのラインナップ中、CX-3CX-5中間といえるサイズ感CセグメントSUV王道と言えます。

今回のクルドラでは、CX-30を購入する際に気になる豊富なオプション品から、メーカーオプションディーラーオプションに分け、おすすめ品をご紹介していきます!

引用:https://motor-fan.jp/

後悔しないメーカーオプション選び

メーカーオプションはボディカラー同様、新車オーダー時にしか発注できませんから、慎重に選びたいところですが、この時が新車購入の醍醐味と感じる方も多いのではないですか。

グレードはエンジン毎に同一展開

新型CX-30の場合は、7種のメーカーオプションが用意され、それがグレード毎に設定されています。そこでまずCX-30のグレードをチェックしておきますと、以下のとおりとなります。

3タイプのエンジンが設定されていて、この内「SKYACTIVE-X2.0」の次世代型と言われるガソリンエンジンは2020年1月発売と少し遅れるようです。

グレードは基本的にベーシック2.0ℓガソリン車に用意のある「2.0S」以外は、同一のグレード設定となり、安全装備の充実した「PROACTIVE」、それに快適装備が加わる「PROACTIVE Touring Selection」、さらにレザーシート等の豪華装備を持つ最上級の「L Package」という展開です。

引用:https://www.motorionline.com/

現在のマツダ車は、ほとんどの車種でこのグレード展開になっていますよね。また、価格面では6速オートマチック6速マニュアルミッション同価格なのも特徴です。

ドライバーサポートをさらに充実させるなら

さて、メーカーオプションですが次の7種です。

グレードによって選択可能なもの、あるいは標準装備されている関係で設定のないものなど様々ですが、全車共通選択できるのは360°セーフティパッケージボーズサウンドシステム二点です。

それだけにどちらもおすすめ度は高いのですが、まず360°セーフティパッケージ安全装備となります。クルマの前後左右にある4つのカメラを活用し、センターディスプレイへの表示各種警報音で低速走行時や駐車時に車両周辺の確認を支援するシステムです。

さらにこのパッケージには「ドライバー・モニタリング」もセットになっています。

これは時速5km以上で走行しているとき、ドライバーモニタリングカメラの各部位の特徴点の変化を検出し、ドライバーの疲労眠気を推定して、マルチインフォメーションディスプレイへの表示および警報音でドライバーへ休憩を促すものです。CX-30には標準でも似たような機能であるDAA(ドライバー・アテンション・アラート)が備わっていますが、このオプションはドライバーカメラを用いることでその精度がさらに向上する格好です(従ってオプション選択した場合はDAA機能が、これに置き換わることになります)。

この辺りの機能は、先日マイチェンした日産スカイライン手放し運転ができる「プロパイロット2.0」にも見られるもので、将来的な自動運転への布石となる一手なのでしょう。

これは不要なオプション?いや、必要??

悩ましいのはボーズサウンドシステムです。マツダ車は代々、オーディオのグレードアップにはボーズ社車載システムオプション設定しており、各車の特性に合わせたチューニングと比較的検討しやすい価格設定高い評価を得てきました。

じゃあ選択するのに何をためらうのか、と言ったところなのですが、今回のCX-30は兄弟車となるマツダ3同様に相当標準装備のオーディオ品質が高いと評判になっているためです。モータージャーナリストや試乗された方の評価にも、”標準装備品で十分“と言ったレポートも沢山上がっています。

このことはマツダ3から始まった「新世代商品群」のポイントのひとつとなっていて、単にオーディオのスペックだけではなく、そのを聴かせるための車内環境(主に静粛性)の整備に注力をしてきたことによる成果です。

HPカタログにも「外観・内装」「安全性能」「走行性能」に並んで「音響空間」というセグメントがわざわざ設けられているほどです。

具体的にはキャビンのみならず、トランクマットサイドトリム遮音機能を持たせ、ラゲッジスペースからの静粛性まで高めているとのこと。その空間へ音の伝わり方人間特性に基づいて磨き上げた標準のオーディオシステム「マツダ・ハーモニック・アコースティックス」を搭載しています。

標準装備品ながら、人間特性に基づいてスピーカーレイアウトを突き詰めたマツダ独自のオーディオシステムは、全席ダイナミックかつクリアで広がりのあるサウンドを楽しめます。

もちろん、ボーズサウンドシステムはそれを上回るスペックであることは確実ですが、そこは乗員の皆さんのオーディオへのこだわり度によって、費用対効果の評価は分かれるでしょう。メーカーオプションだけにちょっと悩まなければなりませんねぇ。

引用:https://www.webcartop.jp/

その他のメーカーオプションはどう?

➀のセットは、「Touring Selection」と付くグレードには標準で、それ以外では最上級「L Package」にもオプションでの選択となります。

内容は女性には必須の紫外線や赤外線を低減する特殊ガラス地デジチューナーおよびCD/DVDプレーヤーセットになっています。

今やCDプレーヤー標準ではなくなり、別途選択しないと付かない時代になりました。かつてのシガーライター灰皿のようになってしまいましたね。もちろんBluetoothによりスマホ等からの音楽再生には対応しているので、問題はないのでしょうけど。

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は「PROACTIVE」と付くグレード専用のオプションとなり、PROACTIVEより上級のグレードには標準、ボトムエンドの20Sには選択不可となっています。

装着をおすすめしたいのは➃のドライビングポジションサポートパッケージで、特に寒い地方にお住まいの方ならぜひとも。装備内容は運転席助手席、さらにはステアリングにまでヒーターが付いてきますから、厳しい冬場でもより快適運転環境を提供してくれます。

他にも「ご主人」と「奥さん」などで運転を交代する機会の多いご家庭なら、二名分までのメモリー機能が付いた電動パワーシートもセットなため重宝するでしょうね。

電動スライドガラスサンルーフを選択できるグレードは、来年(2020年)発売となる新世代ガソリンエンジン搭載の「X L Package」一つだけになります。

今や日本サンルーフ需要大きく減少しているのを象徴するかのような設定ですが、日照時間の短い欧州や、豪華主義の中国ではまだまだサンルーフの需要は高いそうです。クルマにまずは実用性を求める日本においては、10万円近く出費するなら他のものを付けたい!という心情なのでしょうか。

最後の➆16インチタイヤとアルミのオプションは、20S2WDだけに用意があります。

個人ユースが主体となるであろうCX-30には、カッコいい外観は重要で足元も全車18インチ大径ホイールでキメています。ですが中には、法人ユースでなくとも乗り心地ランニングコストを重視する向きもあるでしょうから、このようなダウンサイジングとなるオプション設定されています。選択すれば44,000円値下げ効果もありますし。

引用:https://www.youtube.com/

但し、だとすれば選択できるグレードを固定せず、上級グレードにも選択の余地があれば尚良かったとも思います。豪華装備で柔らか目乗り心地を希望する方も、案外多いかも知れないですしね。

ディーラーオプションはセットでお得?

付けたいときが付けドキです!

後付け可能な純正アクセサリー、いわゆるディーラーオプションは予算や都合に合わせて必要なとき必要なものを付けることが可能です。

もっとも中には年次改良マイナーチェンジ等で、カタログから消えてしまうオプション用品もあるので、ある程度の頃合いは見計る必要はありそうです。筆者も以前乗っていたマツダMPV(LY系)に、ディーラーオプションで白木のウッドパネルがあり、ベージュ内装にも似合うと思い、車検のときに気分転換で装着しよう!と考えていましたが、人気がなかったのかその際には既に欠番商品となっていた経験があります。

特別価格のセレクション

CX-30の純正アクセサリーカタログを眺めていますと、二つお得なセレクションがあります。

プレミアムセレクションは運転席の足元回りをゴージャスにしてくれるアイテムの組み合わせで、フットランプスカッフプレートイルミネーション装備夜間ドライブを演出してくれます。

特に”おすすめ”とまでは推しませんが、マツダの目指す(ユーザーの目指す?)新世代のおしゃれ感重視するなら、単品買いより16,500円お得に購入できますからぜひ。

ドライブレコーダーは最新モデル

一方のセキュリティ&セーフティセレクション実用重視のセットで、ドライブレコーダーバーグラアラームなど、事故盗難不測の事態で役立つ装備となっています。ドラレコは、今年に入り図らずも世間ではヒット商品になっており、市販品でも安く高性能なものが出揃っています。別ページとなりますが、クルドラでもご紹介していますので、以下もご参考に。

>>コスパが高くおすすめのドライブレコーダー5選

ですが今回のCX-30アクセサリーカタログに掲載のケンウッド社製ドラレコは、2018年までマツダ純正指定されてきた同社製ドラレコからモデルチェンジしていますし、このセット販売で購入すれば24,642円安くなるためチョイスするのも悪くありません。

最近はマツダ車(特にSUV系)の新車値引きも相当に引き締まっているようですから、相対的にこの用品値引きは魅力的です。

ナビゲーションはおすすめ・・・ではない?

トヨタホンダなど、ディーラーオプションには豊富なナビが用意されているのが一般的ですが、ことマツダ車に関しては、ナビモニターを含めてインテリアデザイン設計されているため、いわゆる2DINサイズ1DINといったアフターパーツナビを取り付けることは困難です。

また、これまで悪評の多かったマツダコネクト改善が進み、今はそれなりに使えるようになってきたので不満の声も減っているでしょう。

モニター標準のCX-30には、カーナビ関連でディーラーオプションにあるのは、ナビデータの入ったSDカードだけになります。

さらにマツダではCX-30を始め各モデル車載インフォテインメントシステムを拡充していることから、Apple CarPlayおよびAndroid Autoも使えるようになりました。これだと普段スマホで使い慣れているGoogle MapCX-30のモニターに表示し、常時最新の地図データによるナビ機能が使えるわけです。もはやSDカードの需要さえ微妙な時代になってきましたね。

果たして先のサンルーフに並び、消えゆく装備リスト入りとなってくるのでしょうか。

引用:https://www.motorionline.com/

以上、マツダCX-30のおすすめオプションのご紹介でした。

この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。

>>CX-30の値引き相場レポート

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