ライズのオプションを徹底調査!おすすめアイテムはどれ?
最終更新日 2021/9/11
止まらない勢いのあるSUV市場。その市場を全方位カバーするべくトヨタから新型コンパクトSUVが誕生しました。それがライズです。同時期に発売となったダイハツロッキーのOEMであり兄弟車となります。
引用:https://response.jp/
OEMながらフロントマスクはトヨタ系のデザイン手法でまとめられ、どこか同社RAV4の弟分のようにも映ります。
あるようで無かった4mを切るサイズの小型クロスオーバーSUV。空白のジャンルに投入されたライズは、人気車になる予感が漂います。今回のクルドラでは実際に購入する際、気になる豊富なオプション品から、メーカーオプションとディーラーオプションに分け、おすすめ品をご紹介していきます!
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目次(タップで飛べます)
ライズってどんなクルマ?
トヨタラインナップにあっては、全くのブランニューとなるライズ。とはいえ元ネタとなる前モデル的クルマはあり、それが2015年度まで販売されていたトヨタラッシュです。ライズと同じく、当時のダイハツビーゴOEM車で、全長全幅ともに近いサイズのSUVでした。
ライズはコンパクトな車体ながら、クラストップクラスの荷室を誇り、安全装備もダイハツの最新スマートアシストを全車へ設定しています。
約3年半の時が過ぎ、久々にコンパクトクラスのSUVが追加されたことで、AからEセグメントまでトヨタのSUVラインが完成しました。
後悔しないメーカーオプション選び
メーカーオプション選びは新車購入の醍醐味です。後から変更や追加ができませんから、その選択がクルマの一生を左右するようなものです!
少々大袈裟でしたが新型ライズは5種のパッケージオプションの他、寒冷地仕様などのメーカーオプションも設定され、グレードにより選択範囲が決まります。
ライズは全グレード同一エンジンで展開
ライズのグレード設定は、エンジンが1.0ℓ直3インタークーラー付ターボ、トランスミッションはCVTの各々一種類だけですから、装備の差で大きく3つのグレードに分けられ、それぞれに2WDと4WDが用意されます。
最も安いボトムグレードの「X」は、スマートアシストレスとなっていますが、装着された「X”S”」も用意されています。
パッケージオプションは5種類
さて、そのメーカーオプションのパッケージは下記のとおりです。
上記のとおりライズのメーカーパッケージオプションは、モニターあるいはナビに関する選択となるわけです。
リーズナブルに大画面を!
はじめにライズに装着する「モニター&ナビ」を、スマホリンクが前提となるディスプレイオーディオ型とするか、従来のディーラーオプション等で購入するナビとするかを選択しなければなりません。
前者のディスプレイオーディオ型とする場合には、メーカーオプションのC~Eを選択することになります。
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これらオプションに含まれる9インチディスプレイオーディオとは、最新のクルマではトレンド化しつつある装備です。簡単に言えばスマホとクルマをつなぐことで、地図や音楽などおなじみのアプリをディスプレイオーディオ上で気軽に使えるようになります。
スマホと同じ感覚の画面タッチ操作はもちろん、ハンズフリー通話など、自分の声でも各種機能を操作できるので、運転中も安全に使用可能です。
大画面のわりにオプション価格もリーズナブルです。これさえあればディーラーオプションやカーショップで、後付けのナビやオーディオを買い足さなくても済むわけです。逆に言えばスマホが無ければ、ナビもオーディオも使えないということになります。
パノラマモニターで死角ゼロへ!
さらに”D“のパノラミックビューパッケージと”E“のスマートパノラマパーキングパッケージには、パノラマモニターがセットされ、車両の前後左右に搭載した4つのカメラにより、クルマを真上から見ているような映像をディスプレイに表示。運転席から確認しにくい車両周囲の状況を把握できるようになります。
縦列駐車もシステムにお任せ!
さらにさらに”E“のパッケージにはそこへ、駐車支援システムのスマートパノラマパーキングアシストとステアリングスイッチも付加されます。これは駐車時にカメラで駐車枠の白線を検知し、音声とモニターガイドに加えてハンドル操作をアシストしてくれる機能。
ドライバーは周囲の安全確認に専念でき、音声と画面の案内に従いながらアクセルやブレーキによる速度調整を行うことで、簡単に駐車できます。もちろん縦列駐車にも対応しますから、苦手な方はぜひ検討していただきたいオプションですね。
但し、このオプションは2WDだけにしか付けられないのでご注意下さい。
従来ナビ派はこちらをチョイス
一方、”A“と”B“のパッケージオプションは、ディーラーオプションで用意されるナビゲーションシステムを購入する方用のメーカーオプションとなります(ややこしい笑)。
ナビ単体の商品紹介は後述しますが、要はディーラーオプションのナビにバックカメラを付けたい方は”A“のパッケージを、”D“のパッケージと同様のパノラミックビューが欲しい方は”B“のパッケージを選んでもらう格好です。
ディスプレイオーディオが主流に?
さて、おすすめとしては各々一長一短ありますが、やはり最新モデルのライズを買うなら、メーカーオプションのディスプレイオーディオを推しておきます。
画面サイズが9インチと大きいところも魅力で、ディーラーオプションで9インチサイズナビを購入しようと思うと25万円近い出費となります。もちろんナビ本体に地図機能や音楽機能が搭載されていることはありますが、9インチディスプレイオーディオなら10万円以下で装着可能なので金額差が大き過ぎます。
スマホ接続による利便性を考えても、いずれ新車にはディスプレイオーディオが標準となる時代が来そうな予感もします。トヨタでは今年モデルチェンジした新型カローラの例もありますから。
新世代スマートアシストで機能追加!
セットパッケージ以外にもメーカーオプションがあり、その中で安全装備に関するものが一つ設定されています。それが「BSM(ブラインドスポットモニター)+RCTA(リアクロストラフィック)」です。
ライズでは、リアバンパー内に付けられたミリ波レーダーにより、これら機能が使えるようになっています。BSMとは、隣車線や自車ミラーの死角にいるクルマを、ドアミラー内にあるインジケーターが点灯することでドライバーへと知らせてくれる機能です。
また、RCTAはギヤがバックに入っているとき、自車の後方を横切りそうなクルマをシステムが感知、ブザー音により警告してくれます。
どちらも従来のダイハツスマートアシストでは、フォローされていなかった機能ですが、今回の新型ライズ(&ロッキー)から新世代スマートアシストとして実装されました。
豊富なディーラーオプションで個性派ライズに
ドレスアップパーツが充実のトヨタ!
現行トヨタ車にはサードパーティのサプライヤーも驚くような大胆デザインのドレスアップパーツがラインナップされています。特にトヨタオリジナルの他、自社ブランドともいうべきTRD、モデリスタのデザインしたパーツも揃い、好みの一台に仕上げることができるでしょう。
上記の内、パワフルスタイル、スポーティスタイル、プレミアムスタイルの3種は、兄弟車であるダイハツロッキーと同じデザインラインのパーツのようですが、当然フロントマスクが別物ですから、そこはライズオリジナルのパーツとなります。
ちなみに両車のパーツデザインを比較したい方には、別ページとなりますがダイハツロッキーのオプション記事もありますからご参考に!
>>ダイハツロッキーのオプションを徹底調査!
引用:https://clicccar.com/
TRDとモデリスタパーツは当然にダイハツのカタログには記載がなく、ライズ専用なのですが、フロントマスク以外のボディシェル自体は両車共通のため、気に入ったデザインパーツがあればロッキーにも取り付けることはできるはずです。
インテリアもエアロに負けずに飾りたいなら
ドレスアップパーツでエクステリアをクールに仕上げたら、負けず劣らずインテリアもドレスアップしたいところです。そんなときにおすすめなのは、イルミネーションによる間接照明のようなライトアップでしょう。
ライズではLEDによる淡いブルーの光が室内を満たすアイテムが充実。一部だけのポイント照明もアリですが、トータルでLEDコーディネートするとひとクラス上の雰囲気が漂います。プロジェクションイルミネーションやスカッフイルミネーションは、夜間のドアを開けた瞬間にだけ”映える“アイテムなので贅沢なオプションと言えるでしょうね。
ライズだけ?のインテリアパーツ
エアロパーツのところでもご紹介したモデリスタのパーツは、インテリア用品にも展開しています。モデリスタは㈱トヨタカスタマイジング&ディベロップメントの取扱商品となるため、ダイハツロッキーのオプションカタログには記載されていません。
もちろん物理的に取り付けができないわけではないですけどね。
特におすすめなのはインテリアパネルセットです。
光の当たり方によって煌めきが変化する金属感を融合した「チタニウムグレイン×メッキ調」と、上質で暖かみのある室内空間を演出する「茶木目調×メッキ調」の2種類を設定。さらに、インテリアパネルの下端部にはメッキ調加飾を施しています。
特に茶木目調の方をチョイスした場合、同じくモデリスタパーツにあるラゲージウッドデッキとコーディネートすれば、さらに栄えます。ラゲージウッドデッキは、ラゲージボードを木目調にすることで華やかさを創出します。
また、水や泥汚れなどをサッと拭くことができる高い機能性も持ち合わせています。ぜひインテリアパネルとセットでおすすめしたいアイテムです。
モデリスタパーツではあと一点、LEDメタルガーニッシュも魅力の一品です。
前述のLEDコーディネートに追加できれば尚良しといった間接照明系のパーツです。金属調加飾とブルーのイルミネーションによって、スタイリッシュで先進的な表情を演出します。但し、先のインテリアパネルセットとの同時装着はできないのでご注意を。
ディーラーオプションナビが選べるのはマシ?
上記メーカーオプションの説明で、9インチのディスプレイオーディオをおすすめとしていますが、ライズではディーラーオプションで従来どおりのナビゲーションシステムを選択できます。
先にも触れましたが、近頃ではトヨタ車でも新型カローラなど、ディスプレイオーディオが全車標準装備され、もはや外品のナビを取り付けることが難しい車種も出てきました。
社外品やディーラーオプションのナビを選択、購入したい方は、ディスプレイオーディオの機能的制約に不満があるようです。例えばCDやDVDの物理的なスロットが無く再生できないことや、オーディオ面でのスペックが低く、イコライザーやアンプ追加による高音質化が期待できないことなど。
それらをクリアするためにはディーラーオプション等で、これまで通りのナビ本体を買うのが手っ取り早いでしょうね。
ディスプレイオーディオと同サイズの9インチ画面のナビを希望するならNSZT-Y68Tというモデルが用意されています。トヨタ自慢のT-Connect対応ナビで、もちろんCDもDVDも再生可能です。オーディオはハイレゾ音源にまで対応できます。
高スペックな分、価格もハイスペックで取付費別税込み244,640円は、メーカーオプションの9インチディスプレイオーディオの倍以上になってしまいます。画面サイズを7インチに下げれば、同じT-Connect対応ナビでも155,100円になりますが、まだ少しお高い感じはします。
それでもナビ、あるいはオーディオについての好みや予算は人それぞれですから、自分仕様に仕立てたい場合に、こうした「選択肢」があるだけライズは助かりますよね。
引用:https://www.webcg.net/
以上、ライズのおすすめオプションのご紹介でした。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
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