【女性目線&実用性】で選ぶおすすめ軽ハイトワゴン5選
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軽自動車が売れています!
2019年(1月~12月)の乗用車販売台数と軽四輪車販売台数が発表となり、年間ランキングで乗用車はトヨタプリウスが1位、軽自動車ではホンダN-BOXが1位となりました。
注目なのはその台数です。プリウスは前年比108.8%となる12万5587台でしたが、N-BOXは前年比104.8%ながら25万3500台を販売。実にプリウスの二倍以上の実績となっています。さらに軽自動車4位のデイズまでがプリウスの総販売台数を上回りました。
引用:https://keimatsuri.royal-auto.jp/
そんな爆売れ状態の軽自動車ですが、販売の中心はハイト系もしくはスーパーハイト系とされる背高モデル達です。
今回のクルドラでは「女性目線で考えてみた実用性の高いモデル」ベスト5(順不同)をご紹介致します!ぜひクルマ選びの参考にして下さいね。
おすすめ➀DNGAで新章へ突入した元祖スーパーハイト軽!
ダイハツタント
引用:https://motor-fan.jp/
上記したとおり2019年の販売チャンピオンはN-BOXでしたが、ここではそのN-BOXイーターとして同年夏にフルモデルチェンジしたダイハツタントをおすすめします。
実際の販売実績でもタントが猛追している状況です。年間では第2位に甘んじたものの、11月単月に1位を奪取しN-BOXの連続首位記録を26か月でストップさせました。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
4代目となる新型タントのトピックは、ダイハツの新世代アーキテクチャーDNGAが初採用されたことで、これにより正に走る・曲がる・止まる等、プラットフォームの全てが刷新されました。
別ページですが、タントのモデルチェンジの詳細記事がありますので、ぜひご参考に!
4代目で完成したミラクルな使い勝手
以前からタントのユーザーには、子育てファミリー層や高齢者のユーザーが多いのが特徴とされていますが、そのポイントとなる”使い勝手”を今回4代目モデルでは更にブラッシュアップしてきました。
具体的には、これまでタントのセリングポイントであった「ミラクルオープンドア」をより生かすことができる「ミラクルウォークスルーパッケージ」が設定されました。
引用:https://www.webcg.net/
これは運転席を最大540mmスライドさせることができるもので、一番後ろに下げてしまえば、助手席側のスライドドアから運転席に乗り込むことも簡単です。後席のチャイルドシートにも座ったまま手を伸ばせるので、小さい子供のいる奥さまには実にありがたい装備でしょう。
N-BOXにも助手席のスーパースライド仕様がありますが、センターピラーのないタントの方が、よりシートアレンジの効果を実感できる場面が増えるような気がします。
引用:https://minkara.carview.co.jp/
パワースライドドアの利便性も向上していて、クローズ時に自動で施錠する「タッチ&ゴーロック機能」や、カードキーを持ってクルマに近づくだけでドアが解錠、オープンする「ウェルカムオープン機能」なども採用されています。
ファーストカーとして選べる新世代軽
4代目は機能面だけでなく、エクステリアデザインも「タント・ゼロ」をコンセプトにイチから開発を見直しています。その結果として従来の軽自動車にありがちなガチャついたデザインは影を潜め、スクエアなスタイルはそのままに「素の魅力」をテーマとした外観となりました。
引用:https://response.jp/
特徴はボディサイドからリヤピラーまでシームレスにつながる面表現。先代までの凹断面のキャラクターラインから凸の張りでシルエットを魅せる方向になり、大人っぽさも感じられます。
引用:https://autoc-one.jp/
充実した安全装備や運転支援機構は言うに及ばず、タントをはじめ最新の軽はセカンドカーではなく、ファーストカーとしてチョイスできる資質を備えました。
おすすめ②軽ワゴン界の一大勢力となったホンダの”N”
ホンダN-WGN
引用:https://response.jp/
2011年、これまでの軽自動車の勢力地図を塗り替えるクルマが誕生しました。それが初代N-BOXで、開発責任者は何とホンダF1のエンジンを担当していたエンジニアでした。
軽でスズキやダイハツに遅れを取っていたホンダでしたが、このN-BOXは発売直後から数多くの賞を受賞し、軽四輪車部門の新車販売台数では2014年を除いて首位を獲得。更にホンダ四輪車では史上最速の累計販売100万台を達成、一気にホンダの看板車種に登り詰めます。
本稿ではそんなNシリーズの中から、ここでは最新のハイト系N-WGN(ワゴン)をおすすめしようと思います。
今の軽販売主力はもちろんスーパーハイト系とされる車高1700mmを超えるモデル群ですが、それより約100mm低いハイト系ワゴンも一定数の市場は確保しています。
個人ユース最適化を標榜した最新N
N-WGNは2013年にNシリーズのハイト系としてデビュー、昨年2019年に2代目にモデルチェンジしました。
引用:https://autoc-one.jp/
最大のセリングポイントは、「お一人様」での使用ニーズを最大限に満たしていることです。具体的にはスライドドアを持つスーパーハイト系よりも、一人二人での使用が多いハイト系はトランクを使う場面が多いことをリサーチ。そこでシートアレンジなどには手を掛けず、トランクの使い勝手を徹底して引き上げるアプローチとしています。
その成果として低床フロアと2段ボードを使い、3つのラゲージモードを設定することで、日常の様々なシーンに合わせた使い方が可能となりました。
引用:SAN-EI SHOBO MAGAZINE
普段は奥さまが運転し、休日はご主人にもハンドルを託す。そんな使用場面でもN-WGNは軽離れした機能があります。それがハンドル位置調整に、ドライビングポジション合わせの決め手となる「テレスコピック機構」を採用したことです。
ハンドルを上下させるチルト機構は大抵のクルマには付いていますが、前後させるテレスコ機構はコストが掛かるため、軽どころか小型車でも不採用のクルマがあるくらいです。また、小柄な女性でも従来モデルよりシートの上下調整幅が拡大しているため、先のテレスコ機構と併せれば理想のドラポジを選べるはずです。
ベーシックハイト系の新基準デザイン
N-WGNの外観デザインもまた、これまでの軽とは趣が違う”シンプル”なフォルムになっています。
特に無駄なキャラクターラインを排し、面の膨らみで豊かさを表現する手法は、先のタントにも似た感じですね。ボディパネルはキャラクターラインがあるほうがチリ合わせは楽ですから、線ではなく面で魅せる形を作る方が大変なのです。生産現場のクオリティが向上したからこそできる、これからの軽デザインのトレンドでしょう。
いかにも女性受けしそうな丸目ヘッドライトですが、開発陣によれば男性でも気後れせず乗れるよう、可愛くなり過ぎないギリギリの線を狙っているそうです。
引用:https://www.webcg.net/
別ページですが、N-WGNモデルチェンジの更に詳細記事がありますので、ぜひご参考に!
ところで詳しい方はご存知でしょうが、N-WGNはパーキングブレーキの不具合によりデビュー直後の昨年9月から4か月半も生産が停止していました。2020年に入り、何とか生産再開となったようです。ようやく街でN-WGNを見かける機会も増えてくるでしょう。
おすすめ③日産が初めて開発した軽のブレイクスルー
日産デイズ
引用:https://motor-fan.jp/
従来日産の軽自動車は、基本的に他社製品のOEM車でした。先代デイズから三菱自動車との合弁会社を立ち上げ、本格的に軽ビジネスへ進出したものの、初代モデルは軽に一日の長のある三菱側が開発を主導していました。
しかし2019年に登場した2代目デイズは、初めて日産がプラットフォームからパワートレインまでイチから開発し完成させたモデルなのです(生産は三菱が担当)。そのこともあって新型デイズは、自動ブレーキにアラウンドビューモニター、半自動運転ともいえるプロパイロットに至るまで、日産の先進技術がテンコ盛りとなりました。
引用:https://car-me.jp/
プロパイロットも注目ですが、デイズにはもう一つ注目機能があり、それが軽自動車で初搭載となる「SOSコール」です。ボタンを押すことで、緊急時や事故の際にオペレーターへ通報できるほか、エアバッグが開くような事故が発生した場合には自動的に通報が行われます。事故以外にも、車内で急病人が発生したり、あおり運転で危険を感じたりといった場面で「SOSコール」はきっと役立つでしょう。
女性目線が生きる頼もしいパートナー
しかしそうした先進装備だけがデイズの売りではありません。今回開発に当たり日産では初の試みとして、女性の評価チームを正式に発足し、女性目線の意見をしっかりと開発へ吸い上げるシステムをつくりました。
そこではスイッチの形状から細かい収納、果てはダッシュボードの造形に至るまで突き詰められたそうですが、特に拘ったのが視界とドライビングポジション。女性特有のペダル操作の傾向等を把握し、その結果を設計に落とし込んだといいます。
その他にもデイズの室内収納の数は目を見張るものがあり、ザッと数えただけでも18カ所に及びます。
引用:https://www.webcg.net/
商品ターゲットユーザーは30代後半の活動的な女性だそうで、奥さまに限らず独身女性の日々の相棒、パートナーとしても積極的におすすめしたいモデルですね。
ちなみにデイズのモデルチェンジ詳細を別ページですが、ご用意していますので併せてぜひご覧ください。
オーテックボレロは女子力高め
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
デイズのエクステリアは、ハイウェイスターは男っぽいカスタム系モデルですが、標準車はプレーンなデザインでユニセックスな感じです。
女性目線を開発に生かしたデイズらしく、日産のカスタムチューナーオーテック社が手掛ける「ボレロ」というモデルがあります。
引用:https://www.webcartop.jp/
ボレロは20~30代の女性をメインターゲットにした特別モデルで、ボディカラーに専用の2トーンカラーが用意され、ドアミラーやアルミもホワイト仕立て。インテリアカラーもピンクで統一されるなど女子感全開です。実はこちらも開発はオーテック社の女性社員の意見が多く取り入れられているとのこと。
乙女心を散りばめたデイズはいかがでしょうか。
おすすめ④”ジャケ買い”OK!レトロモダンな個性派
ダイハツムーヴキャンバス
引用:https://response.jp/
本稿でご紹介しているクルマの中では、2016年デビューと比較的時間が経っているモデルですが、個性的な外観は他で代替えのきかないものであり、ぜひおすすめしたい1台。それがダイハツムーヴキャンバスです。
キャンバスという名前は、「can=なんでもできる」+「bus=ミニバスのようなデザイン性」という意味です。どちらかと言えば男っぽいハイト系ワゴンのムーヴ(旧タント)をベースとしながらも、丸みのあるシルエットと水平基調のロングキャビンを核に、丸目ライトで前後を統一したどこかレトロ感のある微笑ましいデザインです。おそらくモチーフは、1950年代頃のフォルクスワーゲン・バスだろうと言われています。
引用:http://www.fujimiauto.net/
ターゲットユーザーも女性にフォーカスしていて、ライフスタイルを楽しむ女性ユーザーに寄り添う車種として開発されました。グレード名に「メイクアップ」なんて名称が入ることでも分かりやすいですね。
可愛い外観に秘めた高い実用性
ムーヴキャンバスは同社のムーヴより背が高く、タントよりは低いという全高に、両側スライドドアを備えます。
引用:https://response.jp/
タントでは背が高すぎるけど、スライドドアは欲しい、というニーズに応えている格好ですが、実車のデザインバランスは評価が高いです。
インテリアに関しても女性アピールのポイントが多々あり、その内の一つが「置きラクボックス」です。スーパー等で買い物を済ませクルマに乗り込む際、シートに買い物袋を置くとブレーキ時に滑り落ちるのが心配。かといってフロアに直接は置きたくない、そんな場面で使える主婦目線に応えた実用性の高い収納アイデアです。
スライドドアと組み合わせれば「置きラクレイアウト」となり、動線がスムーズになるのもセリングポイント。雨降りなどに効果を実感できるはずです。更に助手席下にも収納トレーがあり、女性ドライバーには運転用の靴を用意されている方が多いそうで、このトレーに履き替え分をしまえるのは便利ですね。
愛嬌のあるマスクやパステル調の2トーンカラーに目が行きがちですが、ムーヴキャンバスは優れた実用車なのです。
好きなら迷わず指名買い!
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
安全装備面でもデビュー後2回の拡充が行われており、最新モデルはダイハツの衝突回避支援システム「スマートアシストⅢ」を全グレードで標準装備化しています。
おそらくは次期ムーヴは、新型タント同様に新プラットフォームDNGAをベースに造られるでしょうが、このムーヴキャンバスがどのように進化していくかは不透明です。ルックスに一目惚れなら、今選んで後悔のない1台だと思います。
おすすめ⑤大人気軽クロスオーバーが第二世代へ移行!
スズキハスラー
引用:https://www.webcg.net/
軽の雄、スズキからは最新のハスラーをおすすめします。スーパーハイト系のスペーシア、ハイト系のワゴンRは実力・セールス共に堅調なモデルですが、他社ライバルとは決定的な差は感じられません。そんな中でハスラーは、ジムニーを有するスズキにしか作れないSUV系ハイトワゴンなのです。
初代モデルは2014年に登場、当時小型登録車はSUVブームに乗り始めた頃でしたが、軽に該当するモデルはまだありませんでした。そこへ突如現れた新生ハスラーは、瞬く間に人気車となりデビュー年に10万台以上の販売実績を叩き出しました。その後も軽販売トップ10圏内からこぼれることはなく、スズキの屋台骨の一つとなっています。
キープコンセプトに見せながら別物に進化
そして2020年、ハスラーはフルモデルチェンジされ2代目へと進化しました。人気車だけにヘッドライトやグリル回りに一目でハスラーと分かるデザインは維持しつつも内外は刷新、スズキ初となる新技術が惜しまず投入されています。
引用:https://response.jp/
例えばクルーズコントロールがスズキの軽としては初めて全車速追従機能付きACCに向上しています。標識認識機能も車両侵入禁止標識を無視し続けた場合、ディスプレイ表示が点滅するようになり、近年増加している高齢者の高速道逆走などの事故軽減に効果が期待できます。
細かいところでは、振動騒音対策として高減衰性マスチックシーラーが初採用。これはスポット溶接できない箇所を留める接着剤のことですが、これの減衰性を高めてルーフパネルの振動を吸収、屋根に当たる雨音やロードノイズを低減します。
引用:https://response.jp/
こうした基本骨格に安全性能や運転支援機能、また全車マイルドハイブリッドエンジン搭載などハード面は、スズキらしく真面目で堅実な仕上がりなのは間違いないでしょう。
所有するだけで毎日の生活にワクワクを!
それらを前提として、新型ハスラー最大のセリングポイントは「何かおもしろそうなことが出来そう」と思わせる”ワクワク感”が手に入ることだと思います。
コクピットに乗り込むだけでもそれは感じられ、このセグメントではセミベンチシートが主流ですが、珍しいセパレートタイプのフロントシートに座ると、特徴的な3連フレームが目に飛び込みます。
引用:https://web.goout.jp/
このフレームのカラーにコーデされたシートアクセントやドアパネルのモールなど見ているだけで気分もアガります。このカラーリングのおかげで、SUVライクに寄り過ぎず、ハスラーらしい適度なカジュアルさ、楽しさをキープできていると思います。
また、開発者によるとハスラーにはお客様へ選ぶ楽しさを提供したいということで、個性を演出できるドレスアップパーツやアウトドアアクセサリーが豊富に用意されています。
ハスラーは男性でも臆面なく使える軽自動車だと思いますが、オレンジやピンクのボディカラーをチョイスすれば、持ち前の可愛いルックスが引き立ち、”山ガール“の皆さん御用達のクルマとなるのではないでしょうか。
引用:https://yamatabi.yamap.co.jp/
以上、実用性で見たおすすめハイト系軽ワゴンをご紹介いたしました。
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