後悔しないために確認しておきたい日産サクラの不満点3つ+α
最終更新日 2024/4/14
世は加速度的にEV(電気自動車)一辺倒に向かっていくかと思われましたが、2024年に入るとややそのペースにも陰りが見られてきたようです。要因はいくつかあれど最近ではハイブリッド車が改めて注目を集めるなどの動向も見られます。
とはいえインフラや電池性能、販売価格などの課題が徐々にクリアになっていけば、いつかはEVの世の中になるのは確実でしょう。
とりあえず現時点でのEVは、こと国内においてはまだまだ少数派で、それほど数のない充電ステーションなどが待機のクルマで列をなすといったこともありません。
そうした状況の中、EVジャンルにおいて日本勢では一歩先を行く日産が2022年に満を持して投入したのが軽自動車のEV「サクラ」でした。軽の特性を生かしてバッテリーを小型とし、あくまで近場を中心とした街乗りコミューターとして割り切ることで、航続距離や価格の問題を納得できるレベルに収めています。
引用:https://sdgs.yahoo.co.jp/
日産の思惑どおりサクラのデビューは成功したと言ってよく、2022-2023日本カーオブザイヤーを受賞し、勢い2023年の年間では37,140台を販売。当然ながら国内で一番売れたEVとなりました。
本稿ではサクラを実際に所有した方や、体感した方の様々な口コミ情報を徹底チェック。大ヒット軽EVに見え隠れするマイナスポイントを洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入等の参考にしてください!
目次(タップで飛べます)
日産サクラってこんなクルマ
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
サクラのフォルムはベースとなった「デイズ」に似た感じもありますが、もちろん内外観ともに完全オリジナルです。
エクステリアは日産EVのイメージリーダー「アリア」のエッセンスを色濃く感じさせるもので、光るVモーショングリルや水平に伸びるテールランプのイメージに垣間見えます。また、日本の伝統美に基づく水引や格子のパターンをフロントグリル周りやホイールのデザインに用いているのは、タイムレス・ジャパニーズ・フューチャリズムという日産EVデザインコンセプトを反映させたものです。
インテリアは心地よい開放感と使いやすさを両立させたデザイン。インパネからドアまでのファブリック張りは軽自動車としてはかなり贅沢な仕立てです。センターディスプレイと一体化したメーターや、薄型ベントグリルとそこに走る横一文字のカッパー加飾はアリアと同じ意匠でまとめられた印象です。
今や軽自動車の購入ポイントの上位にあがるボディカラーは、全15種で日本の四季をテーマにした”シーズンカラー”も4色用意。Aピラーからルーフサイドへピンクゴールドのストライプが入り、ホイールアーチと前後バンパーのロワーガーニッシュがルーフと共色になる凝ったツートンカラーです。
引用:https://news.mynavi.jp/
サクラのパワーユニット(電動モーター)はノート4WDのリヤモーターがベース。最高出力は軽の自主規制値に合わせた64PSに留まりますが最大トルクはノートのほぼ倍、2.0ℓガソリンエンジン級の195Nmを発生します。
車両性能を左右するバッテリーはリチウムイオン電池で、総電力量は20kW/hとなっています。
サクラの不満点を確認
サクラは日産におけるEV販売のすそ野を拡大していく役割が与えられており、デイズやルークスなど同社軽のフラッグシップという立ち位置でもあります。
それでも補助金を考えれば、ライバル他社の軽とそれほど遜色ない価格で買えることもあり、EV入門車としてはハードルも低く、気軽に購入に踏み切った方も多いでしょう。
都市部のユーザーさんには自宅に充電設備がなくとも、近所の充電ステーションでまかなう前提の方もいるようです。一気にEVの間口を広げたサクラだけに、購入後に様々な感想が飛び交いそうですが、本稿では、新車購入をお考えの方が気になるであろうネガティブな意見の多いものについて、いくつかご紹介していきます。
①「高価格だけどコレがないの?」装備・使い勝手の不満点はココだ!
車種問わずクルマ全般に口コミを見て行くと「不満項目」としてもっとも目に付くのが装備の有無や使い勝手に関する部分。特に価格が重要な決め手となる軽自動車ですから、便利な装備や新しい機能を何でもかんでも搭載するわけにはいかない事情もあります。
とりわけサクラはEVなため素の価格もガソリン車を軽く上回りますから、それなりに上級志向の仕立てですが、販売戦略的には公的な補助金を差っ引いてガソリン軽自動車と遜色ないところに抑えたいはず。
価格面での折り合いを考えると装備品がより厳選されたり、削られたりすることもあります。
そうした背景を踏まえた上で、実際のサクラユーザー諸氏からは装備の有無、あるいはそれらの使い勝手について以下のコメントが並びました。
「ACCのプロパイロットは他の最新の日産車に比べ、加減速や車線維持がやや粗削りに感じる。また、自動駐車支援のプロパイロットパーキングも付けたが、使ったのは最初の半年くらい。とにかく動作が遅くて途中から使う気が失せてしまった」
「運転席左側のエアコン吹き出し口からの送風がハンドルを持つ左手に直接当たり、夏場など冷風が当たり続けるため痛みさえ覚える。かと言って下に向けると腹が冷えるし、左に向ければ助手席の者に怒られる」
「リアシートはかなり安っぽい。フロントが凝っている分、リアももう少し頑張って欲しかった…ドアの開閉音もフロントはまずまず抑えの効いた音だが、リアドアはバシンッと薄手の板を叩いたような音。フロントシートでコストを使い切った感が凄い」
引用:https://www.webcartop.jp/
「ドライブモードセレクトが運転席から見て右下の奥まった箇所にある。Eco、Standard、Sportsと選べるのは嬉しいところだが、運転中は見えにくい上にとても押し辛い」
「気温30℃の晴天の中で試乗したが、エアコンを急冷にしても大きな風音がするだけでなかなか冷えなかった。軽自動車にありがちなエアコンの能力不足なのか、もしくはバッテリーの冷却に喰われてしまったのか」
「最大の残念ポイントはステアリングホイールのテレスコ調整ができないこと。私は高身長かつ手足が長めなので、テレスコ調整がないと足は窮屈、上半身がアップライト気味になってしまう。また、ベンチシート形状と柔らかめのクッションも相まって、2時間以上の運転はつらい」
「日産純正ナビを装着したが、ほぼEV専用ナビと言って良いくらい『EV用便利機能』が満載。但し、そのほとんどが『Nissan Connect』を契約しないと使えない。契約せずとも基本的なナビ機能は問題ないが、未契約だと3~4割の機能は使うことが出来ない印象」
軽を超えた走りの質感は評価される一方、装備品は意外と渋い?
まず、装備面で不満と指摘されることが多かったのはステアリングのテレスコピック機構がないこと、USBコネクタが少ないこと、車内LED球・助手席バニティミラーがないことなど。
中でもテレスコ機構はシートの前後移動が制限されてしまうこともあり、ベストなドラポジを決めるためにも欲しかったとの声が多くありました。
引用:https://car-me.jp/
確かに軽自動車だとチルト機構はあってもテレスコ機構まではまだ贅沢という感じもあります。新型N-BOXやスペーシアにも未だ採用されておらず、例外はN-WGNくらい。それでも上級志向のサクラなら装備して欲しかったという人が多いようです。
使い勝手ではドライブモードセレクトやeペダルステップのスイッチ等のレイアウトの悪さ、リアシートを左右独立でスライドさせることができない、各種先進運転支援装備のチューニングの甘さなどが多く指摘されています。
特に運転支援『プロパイロット』に関しては突然勝手に切れる、停止する際の車間距離が近すぎ、ブレーキングが遅いなど上がっていて、日産上位モデルを同時所有している方からは明らかにサクラの制御がイマイチとの指摘も。この辺りは軽だから、ということなのでしょうか。
制御系では日産がe-POWERの普及でアピールしてきた『ワンペダル』の操作に関しても上がっていて、ノートやリーフなどはワンペダル(=アクセルペダル)操作だけで停止まで出来ますが、サクラでは最後にブレーキを踏む必要があります。これではワンペダルとは言えないという声があるわけですが、これは開発陣がサクラにはアクセルオフ後のクリープ走行を残したためです。
軽自動車としては従来AT車との違和感を少なくすることも大切という配慮からでしょう。
②「わかっているけど満充電の走行距離が…」走行性能の不満点はココだ!
サクラの口コミをまとめてみるともっとも不満点が多かったのは、この走行性能に関連する項目でした。
引用:https://www.fmosaka.net/
クルマのキモとなる走行性能は多くの項目が含まれます。シンプルにエンジンパワーであったり、サスペンションやダンパーのセッティングによる乗り心地、あるいは走行中の静粛性だったり燃費性能であったり。
もちろんEVのサクラですからエンジンパワーはモーターのパワーに置き換わり、燃費については「電費」となります。電費は1kWhの電力量で何km走れるかということなので、仮に1kWhで10km走れるクルマなら、バッテリー容量×10km=走行距離となります。サクラのバッテリー容量は20kWhで、カタログ上の一充電走行距離が180kmとなっているから電費はおよそ9kmになります。
もちろんそれは理想値であり、使用状況によって変化はありますし、それはガソリン車だって同じです。さて、実際のサクラの場合はどうでしょうか。電費を含め各種サイトでは次のような意見が上げられていました。
「春秋などエアコンを使わない時期だと9km/kWhくらいは当たり前に走るし、エコ運転すれば10km/kWhも不可能じゃないが、夏冬になるとガクンと電費が悪くなる。大雑把に言えば100kmも走ったら充電しなきゃ不安ってレベル」
「インフォテイメントでバッテリー残量75%、走行可能距離100kmとの表示だったので、往復70km程の日帰り旅行に行ったが、行程の半分過ぎには残量が10%まで落ち込んでしまった。それなりにアクセル開度など気を付けたつもりだが、旅の途中で充電施設を探し回るはめに。バッテリー容量を考えるとこんなものかも知れないが精神衛生上良くない」
引用:https://evdays.tepco.co.jp/
「サクラだけでも既に15,000台のバックオーダーがあるそうで、今後これらが全て市場に出回ると充電スポットが足らなくなる可能性もありそう。ましてや戦争の影響等で以前に比べ、充電金額も上昇しており自宅以外での充電機会が増えると、ガソリン軽とランニングコストが変わらなくなる」
「バッテリー搭載のため重心が低く、横風などには強い印象は受けるが、タイヤサイズとか足回りは軽自動車なりなので、モーター性能をフルに生かしてキビキビ走る…というわけにはいかない。その点は割り切りが必要と実感する」
「モーターらしいダイレクトな加速感などをやたら喧伝する提灯記事を目にするが、実際に所有して乗ってみると、軽として悪くはないがそこまででもないという印象だ」
「普段の生活での足として買ったが、私にはサスが柔らか過ぎてロールが大きく感じる。車重のせいだと思うが、少しぐらつく印象。重心が多少低いので、スーパーハイト軽よりマシではあるが」
「EVのため走行中にエンジン音もないわけだがそこが静かな分、ロードノイズがかなり気になる。また、雨天走行時には屋根に当たる雨音やリアホイールからの水跳ね音もうるさく、やはり軽かと思わせる安物の音が耳に付く。軽としては高価格だし、EVは静かなのが前提なのだから、もっと静粛性に気を配ってほしい」
エアコンのオン・オフで”電費”に影響が出るのはEVの宿命か
上記に挙がったものは比較的同じ意見の方が多いものをピックアップしていますが、やはり電費に関する口コミは多かったです。
引用:https://www.autocar.jp/
具体的にはエアコン作動時に電費が極端に悪化するという報告。裏を返せば春や秋など、エアコンOFFの時期はカタログ値どおり、あるいはそれを超えるといった声もあるだけに、夏冬は想定以上に厳しかったという指摘です。
サクラは満充電状態でメーターの走行可能距離は158~159kmと表示される報告が多く、そもそもカタログ値の180kmは走れないのかも知れませんが、夏場などにエアコンをオンにしたとたん表示が159kmから129kmにまで落ちる例も上がっています。普段使いの中で「あまり遠くまで走らなければ」という条件が付き纏うのは、サクラのプロフィールを理解していてもやはりストレスを感じるオーナーさんが多いのが分かりました。
電費のほかには静粛性についての不満も目立ち、何人かは異口同音にルーフに当たる雨粒の音がうるさいと嘆いておられます。これはサクラだからなのか、軽自動車だからなのかといった議論もあるでしょうが、走行中のロードノイズや風切り音の侵入に関しては、エンジン音がないEVならではの静けさがもたらすマイナスポイントであるには違いありません。
③「補助金がなくても買えるかな」購入価格に関する不満点はココだ!
サクラは高いのか安いのか、を考えたときに補助金があるかないかで評価は大きく分かれます。特に東京など都市部では国の補助金のほかに自治体の補助金制度もあり、EVのサクラがガソリン軽と遜色ない価格で購入することも可能です。
一部自治体の補助金は終了しているところもありますが、2024年春の現時点では国の補助金(CEV(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)軽自動車=55万円)は、先着順に継続されていることから、現在のオーナーさん達の多くが利用しているものと思われます。
それでも各口コミサイトなどでは、車両本体価格を中心とした”お金”に関する不満点が下記のとおり上っていました。
以下口コミです。
「軽自動車なのに小型普通車と比較して圧倒的に高価で航続距離も短く、充電には時間が掛かり…。もちろんEVとしてみれば安価な部類に入るが、最近は低価格な中国車や韓国車も存在し、それらとの費用対効果比(装備や広さ、バッテリー容量等)では、相当差が縮められている」
「価格に見合うか?と言われれば”高い”と思う。軽だから安くて当然みたいには思わないが、それでも補助金があったから購入したのは確か。個人的には補助金がなくともXグレードで200~220万円程度が妥当だと思うが、補助終了後に市場はどのような判断となるだろうか」
「Gグレードにオプションのプロパイロットパーキング、プレミアムインテリア、フォグランプと自宅の充電工事をしてもらう見積もりで360万円。国からの補助金を差し引いても300万を超えてしまった」
「日産お得意のナビなしオーディオなしは電気自動車でもお約束通り。いつになったらトヨタのようにディスプレイオーディオ標準に舵を切るのか。軽自動車ではオプション価格のウエイトが高い。ホンダもそうだがナビ商法という古いビジネスモデルにしがみつくのは止めてほしい」
「EVなのだから将来のランニングコストを考えたときに、バッテリー交換費は避けられない課題。部品価格は変動するから、その時点での値段はわからない部分もあるが現在の水準からやや低くなると見積もっても30万を下回ることはないだろう。そうなると補助金のうま味も失せるというもの」
引用:https://response.jp/
「EVなので車両も重く前輪に負担がかかるため、タイヤの内減りが普通の軽自動車の倍くらいのペースで進む。通勤等で距離が嵩む方や坂道の多いところに住んでいる方は、タイヤの減りに悩まされるだろう。安価なネットタイヤを購入しても、1年ごとに前輪、2年ごとに後輪を交換すると結構な金額になるはず」
「プロパイロットパーキングをオプション設定しないとバックカメラが130万画素から30万画素数に落ちる。オプション購入に誘導しているような設定」
ガソリン車”デイズ”とEVサクラはどっちがお得なのか?
やはりサクラの価格問題を考えるときに補助金の存在は外せないようです。実際、サクラとほぼ同クラスに当たるガソリン車の「デイズ」はトップグレード同士で比較した場合、サクラGが294万円。サクラGに合わせてカーナビを込みにしたデイズの上位グレードハイウェイスターGターボプロパイロットエディションは213万円ですからおよそ81万円もの差があります。ところが国の補助金55万円があればその差は一気に26万円まで縮まります。
同走行距離を両車カタログ燃費or電費で走れたとした場合のランニングコストは、およそサクラがデイズの3割程度に収まる計算です。今のガソリン代と電気代を用いて1年1万kmで計算してみると約5万円サクラが節約できますから、5年以上所有するならサクラとデイズは総コストに大して違いは無いということです。
引用:https://bestcarweb.jp/
が、これが現行の補助金がなかったらどうでしょうか。同じ計算で行くなら単純にサクラを16年間所有する格好です。今、黎明期にあるEVの16年後の姿は想像しづらいですが、全固体電池などの採用が進み現行モデルとは別モノとなるはず。そもそも日本も含め世界的な展望なら世はEV一色になっていてもおかしくないはずですが、果たしてそうなるのかも不透明です。
そんなことを考えるとサクラは軽EVの先達であり、環境やテクノロジーに関心がある人があえて選択する趣味性の高い商品。軽ですがそこを納得できる人のためのクルマとして考えるなら、一般的にはやはり”高い”でしょう。これから先、補助金が締め切られたあとの販売動向に注目ですね。
その他の不満アレコレ集めてみた
大きくは括れない部分にも様々な口コミが集まっていました。主観的なところ、あるいはクルマの個体差などもあり感じ方は人それぞれですが、何点か興味深い内容もありました。
「暖房。これは本当にどうにかして欲しい!冬は足元の暖房は必須なのに足元モードにした時、何故かデフロスターや上半身の送風になる。しばらく待てば足元にも温風が来るかと思ってもなかなか暖かい風は来ず」
「シートベルトの取り付け部がなってない。リアシートへの乗り降りに支障をきたす位置から生えている。足が引っ掛かりとても不愉快だ」
「実際に使って触ってみると、やはり軽だと思う質感でYouTubeなどで言われているように軽規格を超えているとは感じない。コストの問題だと思うがドアトリムなどにツイード生地のような素材を使ってはいるが、ソフトな素材はなくプラスチッキーな感触」
引用:https://car-premium.net/
「各種センサーの過敏さを解消してもらいたい。安全寄りに振っているのは分かるが、当方普段使いのガレージが狭いため、毎度車庫入れのたびに警報音の洗礼を受ける。なくせとは言わないものの、音量の調整などあればいいのだが」
「後退時のキンコンカンコンという音がうるさい。あとウインカーのリレー音もどう考えても大き過ぎだろというレベル」
「純正タイヤ”エコピア”のグリップがもう少しあったら良いと感じる。狭いトレッドのせいかもしれないが、カーブ等でラインが膨らんでいってしまう。低重心化によって素性が良いだけにタイヤはグレードアップしたいところだ」
納期・補助金、サクラを手に入れる好環境は整った
もちろん本稿では意図して不満点を抽出しチェックをしてきましたから、それを持ってサクラのクルマとしての魅力度が低いかといえば決してそうではないでしょう。
発売当初の狂想曲も一段落した頃合いとなり、当初1年と言われた納期も今はメーカーHPの納期案内でも工場出荷が1カ月となっていて2カ月以内の納車も可能でしょう。
そうなると気になるのは補助金がいつまで続くのか?となりますが、こちらは2024年の4月現在、2023年度と同様にEV補助金の上限額85万円、小型・軽EV、PHEV補助金の上限額55万円で公募が継続中。2023年度補正予算で増額され、さらに2024年度分の予算枠も加わるはずなので当面補助金が底を突くという事態にはなりそうもありません。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
それでも事前に決められた予算の範囲内での交付には変わらないため、申請の受付は先着順が原則。商談等は早めに取りまとめることが肝要です。
発売から1年が経過、納期も安定し補助金も継続となれば、拡販のため特別仕様車や口コミ不満に上がった点の商品改良も進むと思われ、今後もサクラの動向に注目していきましょう。
以上、日産サクラの不満点をいくつか検証してみました。
この記事を読んでくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうすれば一番お得な値引き交渉ができるか、次の記事でぜひチェックしてみてください。
サクラをお得に購入するには下取り車を高く売ることがカギ
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