アウディQ8の厳選おすすめオプションとアクセサリーはどれ?
最終更新日 2021/9/17
ドイツのプレミアムブランドの一角をなすアウディ。そのアウディラインナップの中で最も新しいモデルが今回紹介するQ8です。
2018年にブランドのトップラグジュアリーSUVとして発表され、2019年秋には日本でのデリバリーも開始されました。”Q”の付くモデルはアウディのSUVラインを指し、”8”はセグメントの最上級を意味します。セダンならA8、クーペならR8に当たるポジションのSUVがQ8となります。
今回のクルドラではアウディQ8を実際に購入しようとした際、気になるオプションについて、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!
目次(タップで飛べます)
アウディQ8のプロフィール
アウディQファミリーに新たに加わった最上級モデルQ8は、ラグジュアリー4ドアクーペのエレガンスさと大型SUVの多用途性を兼ね備えており、BMW X6やベンツGLEクーペをライバルとします。ベースとなっているのは2015年にデビューしたアウディQ7なので、当然Q7同様にVWトゥアレグ、ポルシェカイエン、ベントレーベンテイガ、ランボルギーニウルスと共通のプラットフォームを持ちます。
引用:https://www.autoblog.com/
スリーサイズは全長4.99×全幅2.00×全高1.71mと巨大ですが、基本設計を共有する7シーター3列シートのQ7よりは全長が短く、背も低いクーペらしいプロポーションとなっています。
エクステリアはアウディのシンボルであるシングルフレームグリルに、Qファミリーの新しい顔となる八角形デザインを採用、立体的なフロントバンパーやブリスターフェンダーによって力感あふれるボディを持ちます。また特徴的なデザインのLEDヘッドライトやインテリアは飛び切りモダンで、窓枠のないサッシュレスドアがよりパーソナル感を表現しています。
引用:https://www.webcg.net/
日本仕様のパワートレインは3.0ℓV6ターボに48V電源システムとマイルドハイブリッドを組み合わせた一種類のみ。もちろん駆動方式はフルタイム4WDのクワトロになっています。
Q8のグレードはどうなっている?
アウディQ8のグレードは登場後まだ一年も経っていないことから、いまだシンプルなラインナップとなっていて、前項の通りエンジン、ミッション、駆動方式は1種類。グレードも標準モデル「Q8 55 TFSIクワトロ」の一つだけです。
あとは「ラグジュアリー」と「Sライン」の二つのパッケージオプションも用意されているので、選択して組み合わせることもできます。
但し、現在はローンチエディション(特別仕様車)として二つのデビューパッケージモデルが併売されています。
ホームページの見積もりシミュレーションを見ると、標準モデルにパッケージオプションがまだ選択できない状態なので、おそらくデビューパッケージモデルが売り切りとなった後に、標準モデルへのパッケージオプションがスタートするようです。
それまでは両パッケージオプションのどちらかを選びたい方は、デビューパッケージモデルのどちらかを買って下さいということでしょう。ちなみにデビューモデルの価格は本体にパッケージオプションを単純に足した価格です。
メーカーオプションの基本は三種アリ
少しややこしくなりましたが、ここではデビューパッケージモデルは一旦置いといて、標準モデルを購入する場合にどのようなオプションに注目すべきなのかを見ていきます。
標準モデルに選択できるメーカーオプションは以下の通りとなります。
シート関連やインテリアが充実のパッケージ
ラグジュアリーパッケージはアウディの考える上質さを具現化し、快適性を究めたQ8に仕上げたい方には最適なメーカーオプションです。
パノラマサンルーフをはじめ、全ての座席を快適な温度に整える4ゾーンデラックスオートエアコンや、有害物質や細菌を低減させるエアクオリティパッケージ、シートベンチレーション及びマッサージ機能付きのコンフォートシートも備え、車内を絶好のリラクゼーションスペースへと変えてくれます。
引用:https://www.autocar.jp/
なお、現在(2020.4)このパッケージを選択したい方は、前項にある併売されている「Q8 55 TFSIクワトロデビューパッケージラグジュアリー」を購入することになります。
迫力のエクステリアを実現するパッケージ
SラインパッケージはQ8の持つスポーティな側面を強調し、更なるスポーティネスとダイナミズムを求める方へのメーカーオプションです。
マットプラチナムグレーのシングルフレームグリルとボディ同色のバンパーが大胆な表情を演出し、22インチの5ツインアームデザイン大径アルミホイールは、足元をより精悍に魅せます。
クールな輝きを放つドアシルトリム S ラインロゴが、ドアの開閉のたびにさりげなく存在を主張、またシートバックと座面にアルカンターラ/レザーを採用して優れた質感とホールド性を持つスポーツシートは、エンボス加工されたSロゴがスポーツマインドを高揚させます。
こちらも現在(2020.4)このパッケージを選択したい方は、併売されている「Q8 55 TFSIクワトロデビューパッケージSライン」を購入することになります。
マストアイテムの充実を図るパッケージ
コンフォートアシスタンスパッケージは、主に安全装備と機能装備が充実するオプションとなっています。
個々の内容を見るとどれもQ8の車格であれば付いていて不思議のないアイテムであり、これはQ8ユーザー必須のオプションではないでしょうか。おそらくディーラー在庫として先行発注されるモデルは、全てこのパッケージ付きになっていると思われます。
おすすめしたいメーカーオプションはどれ?
上記した3つのパッケージに含まれる32点ものオプションアイテムの中から、代表的な特におすすめしたいものを6点ご紹介します。
アウディの目力はコレで決まり!
引用:https://asm.asahi.com/
HDマトリクスLEDヘッドライトダイナミックターンインディケーター(長!!)は、現行アウディモデルの重要アイコンの一つでしょう。
ひと目でAudi Q8だとわかる独自のデザイン。新たにLEDを横2列配置とすることで、周囲に配慮しながらさらに高精細でくっきりとした照射を実現。対向車や先行車を検知した場合には眩惑させないよう、LEDのオン/オフを個別に切り替え調光するため、常時ハイビーム走行も可能になり安全性と利便性に大きく寄与します。
ダイナミックターンインディケーターが華やかなアクセントを添え、乗車時/降車時に流れるような光の動きを楽しめるカミングホーム/リービングホーム機能も搭載しています。
引用:https://car-l.co.jp/
今や国産車にも採用が増えたいわゆる流れるウィンカーですが、その元祖はアウディですからね(2014年発売のA8で市販化)。
もっともリアのLEDリヤダイナミックターンインディケーターの光の演出は、少々やり過ぎな気もしますが。
プレミアムな足回りには必須アイテム
アダプティブエアサスペンションは車高とダンピングを自動制御し、4輪すべての減衰特性を無段階に適応させる電子制御式のエアサスです。アウディドライブセレクトから車高の設定を含めた様々なモードの選択が可能で、オンロードからオフロードまで走行シーンに合わせて最適な設定が行われます。
引用:https://toyokeizai.net/
プレミアムブランドのフラッグシップともなれば、やはりエアサスということになるのでしょうか。特に不整地を走る機会もありそうなSUVになら尚更役立つ場面も多いかも知れません。また、走行場面だけでなく例えばリア側を低くして車高を下げ、ラゲッジルームへの荷物の積み込みを容易にする機能も付きます。
ただの後席用エアコンにあらず
4ゾーンデラックスオートマチックエアコンディショナーは、単なる後席用エアコンの追加と考えてはいけません。タッチ式A/Cコントロールパネルにより、後部座席の左右の温度設定と風量を個別に調整可能なのはもちろん、乗員認識機能により効率的に温度ゾーンを自動調整してくれます。
引用:https://www.webcg.net/
センターコンソールに加えて、Bピラーにもエアベントを配置しているため効率よくエアを供給します。また、エアクオリティセンサーと太陽光に応じた調節機能付き自動内気循環、埃や臭いを取り除くアレルゲン除去フィルターで車内空気の清浄化まで行います。さらにエンジンを切っても指定した時間は、余熱の利用により効率的な暖房を続けられます。
クーペならサンルーフでしょ
パノラマサンルーフもプレミアムSUVならぜひともおすすめしたいオプションです。特にSUVってルーフが広大ですし、室内の頭上空間にも余裕があるためサンルーフ装着による圧迫感もさほどありません。
引用:https://autoc-one.jp/
Q8のそれは2セクションからなる広い開口部を持ったガラスサンルーフです。前方のガラス部分は電動でチルトアップや開閉、サンブラインドの操作が可能。アドバンストキーによって外から開閉することもでき、快適で明るい室内空間を実現するとともに、効率的に換気を行えます。ウインドディフレクター搭載により、チルトアップ時やフルオープン時も、風切り音を軽減してくれます。
なお、パノラマサンルーフはラグジュアリーパッケージに含まれますが、単独でも選択できるメーカーオプションです。
車線変更時の危険を回避
アウディサイドアシストは車線変更の際、自車を追い抜こうとする車両が死角にいる場合などに、システムが危険を予測しドライバーに警告します。
引用:https://motor-fan.jp/
システムが危険と判断する状況では、ドアミラーに内蔵されたLEDを点灯しドライバーに警告、さらに車線変更を続けようとするとLEDが点滅して警告します。これはいわゆるBSM(ブラインド・スポット・モニタリング)と呼ばれる安全装備ですが、もはや国産車でも定番的な機能であり、Q8クラスならぜひとも装備したいところです。
フルサイズSUVの取り回しをフォロー
Q8はQ7よりも若干小さくなっていますが、それでも全幅2mの巨体なため、さすがに狭い道での切り返しなどは大変です。以前は4WSと呼ばれていたオールホイールステアリングは、電動のスピンドルを使ったリアのステアリング機構により、状況に応じて後輪を最大5度切ることができる装備になります。
引用:https://autoc-one.jp/
低速では後輪が前輪と逆位相になり、旋回半径を約60cm減らし、最小回転半径はオールホイールステアリングなしの6.2mから、5.6mにまで小さくなります。さらに高速域では、前輪と同じ方向に後輪をわずかに切ることで、ステアリングのレスポンスを高めることも可能。最大5度というと小さく感じるかもしれませんが、運転席からも後輪が逆位相に切れていることを目視できるほどです。
かつて日本でもホンダプレリュードや日産スカイラインなどに搭載されていた機構ですが、アウディの最新4WSは高い完成度を誇ります。
Q8のディーラーオプションをチェック
輸入車はわりとディーラーオプション、純正アクセサリーはシンプルな品揃えのメーカーもありますが、アウディは車種別に24Pにもなるアクセサリーカタログが用意されています。
アクセサリーのラインナップはわりとベーシックな展開ですが、近頃の国産車カタログによく見られる派手目なエアロパーツやドレスアップキットの類いは一切ありません。それはアウディQ8のルックスが、これはこれでもう完成形を極めているとのメーカーの自負もあるのでしょう。それでも社外品としては色々と製造している日本や海外のチューナーはあります。
引用:https://audiwp.blog.fc2.com/
但し「これまで無いの?」と気になったのがドアバイザーとマッドガードです。喫煙者が減ってきているとは思いますが、中には愛煙家の方もいるでしょう。雨降りに少し窓を開けて喫煙したい場面など、やはりドアバイザーはあると助かると思うのですが。
また、マッドガードも小石の跳ね上げ等から、ボディを守る機能性アイテムなので大抵のクルマには用意があるものです。ちなみにドアバイザーはA4やQ3など他モデルには用意がありますが、マッドガードは全モデルで設定がないようです。
エクステリア用品は3点のみ
純正アクセサリーで用意のあるエクステリアパーツは、アルミホイールとエアバルブキャップ、カーボンミラーハウジングのみです。
アルミホイールはQ8に標準で20インチが装着されていて、Sラインパッケージを選択すると22インチになります。ディーラーオプションで用意がある19インチの方は、標準では選択できないサイズです。標準系のホイールをインチダウンして乗り心地を改善したいとか、冬用タイヤ専用のホイールにしたいなどのニーズを満たします。
絵になり過ぎるルーフボックス
ラグジュアリーなSUVの頂点に立つQ8にはルーフボックスもよく似合います。
ボディサイズによってはルーフボックスが悪目立ちするクルマもありますが、フルサイズSUVのQ8は違和感なく収まります。Q8らしいプレミアムを感じさせるのはボックスサイドのアウディのマーク「フォーシルバーリングス」がステッカーではなく、立体エンブレムになっていることや、ボックスサイズに合わせた専用バッグを3種類も用意しているところです。そのルーフボックスバッグはボックス内に収めた際、固定しておく機能もあります。
SUVらしくラゲッジアイテムは充実
SUVクーペなのでリアゲートは寝た形の造形にはなっていますが、絶対的にはサイズが大きいクルマなので十分なラゲッジ容量は確保しています。そんなラゲッジルームを有効に使えるアイテムは豊富です。
中でもラゲッジパーティションとセンターパーティションを利用すれば荷室をより効率的に使えます。特に重宝するのはペットを同乗させる機会のある方でしょう。車室内と荷室をキッチリと仕切れるので、愛犬を乗せてその上で荷物のスペースも独立させられるのは便利です。
ちなみに愛犬はラゲッジではなく、シートに座らせたいという方には安全に配慮したドッグハーネスやシート保護のためのペットプロテクトカバーも純正アクセサリーで用意されています。
アウディにはアウディのドラレコを
今やドライブレコーダーはマイカーをお持ちの方なら必需品になってきました。カーショップなどでも多くの種類のドラレコが売られていますが、Q8なら純正がおすすめです。
アウディユニバーサルトラフィックレコーダーは専用アプリを使用し、スマートフォン上でスムーズに操作が可能です。走行中だけでなく、レーダー感知による駐車監視機能も搭載しており、万一のアクシデントも自動的に記録。GPSによる自車位置検知機能も備え、機能とデザインを両立させたスタイリッシュなアウディ専用設計のドライブレコーダーです。
スマホの専用アプリで操作や画像確認をするため、本体にモニターがなくコンパクトに出来ており、バックミラー裏に隠れるから運転視界の邪魔になりません。こういったデザインの良さや製品の2年保証も付いているところが純正アクセサリーならではですね。
アウディゲッコーの由来を知っていますか?
アクセサリーカタログの最後の方には、アウディゲッコーをモチーフにしたエンブレムやフィルム、フロントガラスサンシェード、ゲッコーフレグランスやマスコットなどが揃っています。いずれもワンポイントで車内を飾るのがアウディオーナーの粋でしょうか。
ところでこのゲッコー、見ての通りヤモリのことですが、なぜヤモリがアウディのシンボルになっているかご存知でしょうか。
厳密に言うと「アウディの」と言うより「クワトロ(四輪駆動システム)の」シンボルなのです。
引用:https://carsmeet.jp/
1980年に登場したアウディ初の四輪駆動システムを搭載したモデルがアウディクワトロというモデル名でした。このクルマは世界初のフルタイム4WDシステムだったのです。その後ラリー等での活躍からクワトロという名称はアウディのブランドイメージとして定着。Q8もそうですが、今ではカタログモデルの4WD車は全てクワトロと呼ばれます。4つのタイヤを路面状況に合わせて駆動させるそのシステムを、地面や壁に4つの足でピタリと吸い付くヤモリに例えて設定されたマークなのです。
ということは既に40年の歴史を持つのがゲッコーマークです。クワトロ乗りの方ならぜひワンポイントで選んでみて下さい。
引用:https://motor-fan.jp/
以上、アウディQ8のおすすめオプションのご紹介でした。
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