カローラスポーツのおすすめグレードを比較して検証!後悔しないために選んでおきたいのは
最終更新日 2021/11/1
トヨタを代表するカローラ。これまではセダンのカローラアクシオとステーションワゴンのカローラフィールダーが販売されていましたが、カローラブランドのフルモデルチェンジに伴い、5ドアハッチバックのカローラスポーツが登場しました。
実は管理人は車関係の仕事なので、カローラスポーツに乗っている方とお話しする機会もあるのです。
そこで、実際の購入者の「生の声」を元にカローラスポーツの全6グレードを徹底解剖。主な標準装備を比較したうえで、最もおすすめのグレードを紹介します。購入後に後悔せずに済むように、カローラスポーツの購入を検討中の人はぜひご覧ください。
目次(タップで飛べます)
カローラスポーツの全グレードを徹底解剖!
カローラスポーツ最大の特徴は、トヨタの次世代サービスを投入した「コネクティッドカー」の第一弾であること。カローラスポーツは全グレードにDCM(専用通信機)を搭載しており、いつでもどこでもトヨタのサポートセンターに連絡できます。
これにより、ナビの目的地の設定や様々な情報の検索をオペレーターが代行してくれるようになりました。これまで高級車ブランドの特権だった贅沢なサービスが、大衆車でも使えるようになったのは本当にすばらしいと思います。
しかし、カローラスポーツの魅力はこれだけではありません。カローラスポーツにはそれぞれのグレードにたくさんの特徴と魅力があるのです。
燃費性能が優秀なハイブリッドモデル
はじめに紹介するのはカローラスポーツのハイブリッドモデル。ハイブリッドモデルには3つのグレードが設定されています。
燃費性能が高いため、休日だけでなく通勤にも車を使う人にとっては非常に魅力的なモデルです。また、ハイブリッドシステムの搭載により静粛性も高まっているため、静かな車に乗りたい人にもおすすめできます。
安さと低燃費を両立したHYBRID G”X”
カローラスポーツのハイブリッドモデルの中で、最も安価なグレードがHYBRID G”X”です。外観や内装の質感などは劣りますが、スペック自体に差はありません。
それどころか標準装備が少ない分車両重量が軽く、全グレードの中で最も高い燃費性能(JC08モードで34.2km/L)を実現しています。質感や標準装備に差はあれど必要十分なレベルはクリアしており、安さだけの廉価グレードではないです。
価格は2,419,200円(税込)からスタートとなっています。
価格と装備のバランスに優れたHYBRID G
カローラスポーツのハイブリッドモデルの量販グレードを担うのがHYBRID Gです。16インチのアルミホイールやメッキパーツを装着したことで、スポーティーさが高められています。
内装はインパネ周りやステアリングホイール、センターアームレストなどがレザーに変更。各部にシルバーの意匠が追加され、質感が大きく向上しました。ハイブリッドモデルなので、もちろん燃費性能も優秀です。
HYBRID G”X”のコストパフォーマンスが高いためちょっと地味な印象はありますが、価格と装備のバランスに優れており、量販グレードにふわさしいグレードだと思います。価格は2,527,200円(税込)スタートです。
価格も魅力も最上級のHYBRID G”Z”
ハイブリッドモデルのみならず、カローラスポーツ全体の最上級グレードにあたるのがHYBRID G”Z”です。上級グレードだけに許された先進性の高いヘッドライトを採用。
18インチの専用アルミホイールは純正ながら、社外品のように迫力のある仕上がりになっています。内装の質感もさらに向上。HYBRID Gをベースにレッドステッチが追加され、上品かつスポーティーになりました。
メーターパネルも先進性の高い3眼・自発光式へと変更されています。内外装ともに豪華になっているため、燃費性能はJC08モードで30.0km/Lと少々劣りますが、それでも十分低燃費です。
価格は2,689,200円(税込)スタートと、最上級グレードらしく高価な価格設定になっています。
気持ちの良い走りを実現したターボモデル
続いて、カローラスポーツのターボモデルを紹介します。カローラスポーツのターボモデルには、ハイブリッドモデルと同様、3つのグレードが設定されています。燃費性能はハイブリッドモデルに敵いませんが、ターボならではの気持ちの良い走りを実現。
また、MTの設定があるところも面白いです。ハイブリッドモデルには設定されていない4WDが設定されているので、地域柄4WDが必要になる人はターボモデルを選ぶ必要があります。
全グレードの中で最も安価なG”X”
G”X”は安さが大きな魅力のグレードです。カローラスポーツの全6グレードの中で最も安い2,106,000円(税込)スタートとなっています。もちろんこれだけの車格になると安かろう悪かろうではなく、標準装備も充実しているので安心です。
外観と内装の質感はどうしても劣ってしまいますが、G”X”にもトヨタの先進安全技術「トヨタ・セーフティ・センス」や「コネクティッド機能」が採用されているため、安くてもカローラスポーツの魅力がふんだんに盛り込まれています。
少しパンチに欠ける量販グレード、G
G”X”をベースに標準装備をプラスしたグレードがGです。Gはターボモデルの量販グレードで、外観や内装にも手が加えられています。量販グレードなだけあって、G”X”よりも購入後の満足度は明らかに高いです。
しかし、外観や内装のクオリティを求める人は上級グレードをチョイスする傾向にあります。それにG”X”の質感がとても低いというわけでもありません。
そういう意味では、Gは変更点が地味で魅力に欠けるグレードでもあります。価格は2,224,800円(税込)スタートです。
走りと豪華さを両立したい人はG”Z”
最後に紹介するのは、ターボモデルの最上級グレードであるG”Z”です。量販グレードのGをベースに、外観・内装などの至るところが進化しています。
ハイブリッドモデルのHYBRID G”Z”と同様、ヘッドライトやメーターパネルから次世代の車であることを強く感じるグレードです。価格は2,419,200円(税込)スタートとなっています。
主な標準装備を比較
最後にカローラスポーツの主な標準装備を比較していきます。
HYBRID G”X” | HYBRID G | HYBRID G”Z” | G”X” | G | G”Z” | |
ホイール | 15インチ・スチール | 16インチ・アルミ | 18インチ・アルミ | 15インチ・スチール | 16インチ・アルミ | 18インチ・アルミ |
ヘッドライト | 3灯式LED | 3灯式LED | Bi-Beam LED+デイライト | 3灯式LED | 3灯式LED | Bi-Beam LED+デイライト |
メーター | 4.2インチMID+アナログ | 4.2インチMID+アナログ | 7.0インチMID+自発光式 | 4.2インチMID+アナログ | 4.2インチMID+アナログ | 7.0インチMID+自発光式 |
ステアリング | ウレタン | 本革巻き | 本革巻き | ウレタン | 本革巻き | 本革巻き |
エアコン | オート | 左右独立温度コントロールフルオート | 左右独立温度コントロールフルオート | オート | 左右独立温度コントロールフルオート | 左右独立温度コントロールフルオート |
車両接近通報装置 | 〇 | 〇 | 〇 | × | × | × |
アイドリングストップ機能 | × | × | × | 〇 | 〇 | 〇 |
おすすめグレードはG”X”
カローラスポーツの全6グレードを紹介しました。この中で最もおすすめできるグレードは、G”X”です。ハイブリッドモデルの燃費性能は素晴らしいですが、やはり車両価格の高さがネックになってしまいます。
その点、G”X”はカローラスポーツ全6グレードの中で最も安価な価格設定です。安価なベースグレードである以上、標準装備や外観・内装の質感は劣っています。
しかし、それでも十分なクオリティを実現しているので、安っぽい印象はまったくありません。燃費性能もJC08モードで19.6km/L(CVTモデルの場合)と不足なく、G”X”は私が自信を持っておすすめできるグレードです。
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