グレイスの値引き相場レポート!248件の実販売データから導き出された限界と合格ライン
最終更新日 2024/10/30
グレイスは2017年7月7日にビッグマイナーチェンジが行われ外装デザイン、シートなどの内装、予防安全技術「ホンダセンシング」搭載、快適装備の追加など、様々な変更がなされ、さらに魅力がアップしました。
そんなグレイスの購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
そこで今回は
- ・グレイスの値引きの相場・限界
- ・値引き交渉のコツ
- ・実際の購入者の口コミ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
なので現場のリアルな情報が入ってきます。
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次(タップで飛べます)
値引きの相場・限界は?【2024年11月最新】
グレイスの値引き相場はズバリ
2020年7月に販売終了
マイナーチェンジから時間が経ったこともあり、値引きは拡大傾向です。
「カローラアクシオと競合したら値引きが増えた」
「異なるホンダカーズで同士競合させると反応が良かった」
などの口コミが上がってきています。
ライバル車種と競合させる
“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる値引きを引き出せる場合もあります。
グレイス同士を競合させる
ライバル車との競合でうまくいかなかった場合は、グレイス同士を競合させることも効果的です。
グレイスは全国のホンダカーズで売られていますが、どことでも同士競合できるわけではありません。
競合させられるのは別資本で、別会社の場合です。
見分け方は簡単で、ディーラーの名前を見て「Honda Cars ○○」の○○部分が少しでも違うところが別資本です。
その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
基本的には隣の県まで足を伸ばせば必ず別会社になります。
隣県まで越境できない方は、ホンダの新車を扱っているサブディーラー(中古車販売店、整備工場など)も同士競合させることができますので、近くにあればぜひ行ってみましょう。
また、いくつかのホンダカーズを回ることで、中には販売ノルマに未達のディーラーや営業マンに遭遇するときもあります。
そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでかなりラッキーです。
「カローラ同士の競合で値引きが上手くいった!」
30代 男性
値引き額20万円
グレード:ハイブリッドDX
最初はカローラアクシオやプレミオと競合させてたけど、値引きが15万から伸びず…
ならばと雑誌に書いてあった“異資本ホンダ店を回る”作戦に。
2店舗目、3店舗目と回るうちに少しずつ値引きが増えて20万まで増えました。
もうそれで十分満足だったのですが、最後の一押しで「コーティングと納車時ガソリン満タンも付けてください!」とおねだりすると、
「しょうがないですね~」と渋々ながらもOKが出て大満足の交渉成果が得られました!
オプション値引き
オプションからの値引きも車両本体からの値引きと同じで大切です。
ホンダはよくキャンペーンなどでオプションサービスなど行っていますが、そこで満足する事なく交渉を行って実質的な高額値引きに繋げましょう。
新型グレイスのオプションではおおむね25~30%程度を目標に交渉しましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・ドアバイザー
・ラゲッジマット
・ボディコーティング
・LEDポジションランプ
・オートリトラミラー
・Sモードスイッチ
・フロントグリルロア
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイントです。
また、ハンコを用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロです。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せない。でもこの予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいい」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
納期は標準的
1~2か月の標準的な納期です。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法
同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
そんなときに便利なのが一括査定サイト。複数の買取業者に出張査定してもらえるサービスです。
・最大10社の買取店から最高査定額を選べる
・東証一部上場企業グループが運営
・電話がかかってくるのが面倒な人はメールだけで対応可能
↓ナビクル車査定の公式サイト(無料)で愛車の査定額をチェック↓
※査定額だけ確認してすぐに売らなくてもOKですよ!
それでも・・・
2017/7のマイナーチェンジの内容
・ホンダ独自のDCTと駆動モーターを組み合わせた「スポーツハイブリッドi-DCD」のパワートレインが進化し、加速がスムーズに。
・ハイブリッドシステムが新しくなり、フィットよりも全高が低く、空気抵抗の小さなボディになった。
ベーシックグレードで34.8km/L、16インチタイヤを履いている最上級グレードでも32.4km/L(いずれもJC08モード)と、優れた燃費性能を実現させた。
・「ホンダセンシング」ほとんどのグレードに標準装備。
ホンダセンシングの内容
・ACC(追従クルーズコントロール)
・LKAS(車線維持支援システム)
・誤発進抑制機能
・歩行者事故低減ステアリング
・路外逸脱抑制機能
・先行車発進お知らせ
・標識認識機能
・オートハイビーム
低燃費で楽しく走れる小さなハイブリッドセダン
グレイスはホンダの5ナンバーサイズセダンで、ホンダ最小のセダンでこれより大きいセダンは高級車に分類されるアコードハイブリッドとなります。
ハイブリッド搭載車とガソリン車があり、ハイブリッド、ガソリン両方にFFと4WDから選ぶことができます。
ハイブリッドはFF車34.4km/L、4WD29.4km/Lと優れた燃費性能を発揮しています。
ガソリン車は直噴エンジンを搭載して132馬力を発生します。
安全装備はシティブレーキアクティブシステム、横滑り防止機構のVSAを装備しています。
評判、評価は?
グレイスについての評価は評価サイトなどではユーザーからは走行性能、燃費、乗り心地に対する評価が高くなっています。
かつて販売されていたインサイトに近い立ち位置の車ですが、燃費が大幅に向上して安全装備などが充実していながらインサイトと同等の価格となっているため、価格への評価も高くなっています。
5ナンバーのハイブリッド4WDセダンは国内唯一の存在でもあります。
販売台数は初期は好調でしたが、やや低迷傾向にありトヨタとホンダ以外が5ナンバーセダンを撤退し、ホンダ内でもフィットとシャトルに挟まれた立ち位置が原因の一端かもしれません。
ベストグレードはHYBRID LX・Honda SENSING
下位のハイブリッドよりも約26万円高く、ホンダセンシングとサイド&カーテンエアバッグ、LEDヘッドライト、本革ステアリング、フロントウインドーの遮熱機能、運転席&助手席シートヒーターなどが加わるモデルです。
最上級のEXには装備されているコンビシートや8スピーカー、パドルシフトなどが抜けますが、約12万円の価格差を考えるとLXがベストの選択と言えそうです。
コスパで選ぶならHYBRID DX
グレイスをコスパで選ぶのであれば、ハイブリッドでは最低価格グレードであるHYBRID DXとなります。
予防安全装備の低速域衝突軽減ブレーキ + 誤発進抑制機能と前席用i-サイドエアバッグシステムとサイドカーテンエアバッグシステムからなる、あんしんパッケージが装備可能となっています。
シートなどの装備・装飾がやや簡略化されていますが、6:4分割可倒式リヤシートやフルオートエアコンは装備されており、基本的な装備は抑えられているといえるでしょう。
ガソリン車では1.5リッター130馬力のLXグレードひとつだけのため選択の範囲はなく、LXグレードは装備的にはHYBRID DXよりは装備が充実しています。
リセールを考えて選ぶならHYBRID EX
グレイスをリセールで選ぶのであれば、ハイブリッドでは最上級グレードであるHYBRID EXから検討すると良いでしょう。
リセールも期待できる予防安全装備の低速域衝突軽減ブレーキ + 誤発進抑制機能と前席用i-サイドエアバッグシステムとサイドカーテンエアバッグシステムからなる、あんしんパッケージが標準装備となっています。
内装は本革巻ステアリングなどが装備されており、より上質なコンビシートが標準装備、本革シートがオプションとなっていることも特徴です。
ダークパープル系のルーセブラック・メタリックや深みのあるブルー系のミッドナイトブルービームメタリックなどの色がほしいのであれば、特別仕様車のスタイルエディションを選ぶことになります。
こちらは専用シート(本革シートは装備不可)やダーククロームメッキグリルが装備されるメリットもあります。
どんな人向けの車か?
グレイスは5ナンバーサイズの5人乗り4ドアセダンで、比較的全高が高めで乗り降りがしやすくなっています。
サイズや取り回しのし易い5ナンバーセダンという車の方向性から、高年齢者の方も含めた一人暮らしから四人家族までに向いている車と言えるでしょう。
ハイブリッド車は34.4km/lの低燃費を達成しており、通勤や買い物など日常の使用にも向いている車です。
4~5人乗車の長距離ドライブはミニバンほどの空間や装備を持たないので得意分野ではありません。
ハイブリッド車にも四輪駆動車の設定もあるため雪道などにも強くなっています。
安全装備は?
ハイブリッドLX ホンダセンシングなど | ||
システム名称 | ホンダセンシング | |
システムの構成 | ミリ波レーダー+単眼カメラ | |
自動ブレーキ | 対車両(昼夜) | 標準装備(自車5~80km/h) |
対歩行者(昼) | 標準装備(自車5~80km/h) | |
対自転車 | 設定なし | |
踏み間違い加速抑制装置 | 標準装備(前進、後退) | |
車線逸脱警報 | 標準装備(自車60~100km/h以上) | |
ブラインドスポットモニター | 設定なし | |
オートマチックハイビーム | 標準装備 | |
レーダークルーズコントロール | 標準装備 | |
サイド&カーテンシールドエアバッグ | オプション |
低速域衝突軽減ブレーキと誤発進抑制機能に加えて、車線維持システム、車間維持機能のアダプティブ・クルーズ・コントロールなどが追加されるHonda SENSINGがほとんどのグレードに標準装備されています。
収納スペースは?
グレイスはハイブリッド車ながらVDA方式の計測でFF車430L、4WD車404Lの大容量を持つトランクが用意されており、4Lの床下収納も用意されています。
ガソリン車はより広いスペースが用意されています。ゴルフバッグはタイプにもよりますが最大で4つまでトランクに収納することが可能です。
トランクスルー機構を採用しており、トランクから前方に倒した後席を通過しての長い荷物の収納が可能となっていて、シート分割によって3人乗車時にも長い荷物の収納が可能です。
シートバックポケットやボトルホルダーなどの小物収納も豊富に用意されています。
居住性・快適性は?
グレイスのフロントシートは上級セダンのシートフレームを使用しており、センターアームレストも装備されています。
グレードによっては運転席と助手席にシートヒーターが装備されます。
リアシートはシートサイドまでクッションを拡大しており、シートサイズなど乗り心地を追求しています。
リクライニングも一段階だけ可能となっています。
リアエアコンアウトレットとリアヒーターダクトが装備されており後席の快適性が高められています。
UVとIRカット機能を持つフロントウィンドウはグレードによっては遮音機能も追加されます。
走行性能・エンジン性能は?
グレイスのハイブリッド車は1モーター式のSPORT HYBRID i-DCDを採用しており、システム最高出力は137馬力を発生しており、1.5リッターセダンとしてはかなりパワフルな数値と言えます。燃費は34.4km/lを達成しています。
ハイブリッド車は、Sモードスイッチによってトルクを強調した走りが楽しめます。
最小回転半径は5.1mと取り回しがしやすくなっています。
ガソリン車は132馬力で1.5リッターとしてはかなり高出力ながら21.8km/lの燃費を達成しています。
FF車には細かい振動を低減する上級セダンの技術が盛り込まれており乗り心地が向上しています。
優れているところは
グレイスは34.4km/lという非常にハイレベルな燃費を誇る部分、さらに5ナンバーセダンでは唯一となる4WDハイブリッドを選択できるところも優れているといえるでしょう。
また本革シートを含んだ多彩なシートカラーを選べる点も優れています。
トランクにはゴルフバッグ4つを詰めるなどセダンとして十分な機能を備えており、荷室とリアシートはトランクスルー機構で長いものを積載することも可能です。
弱点だった安全装備にホンダセンシングがほとんどのグレードで標準装備されたことで穴が無くなった印象です。
物足りないところは
ホンダとして数少ないセダン車なので、スポイラーやエアロパーツを装備したスポーツを意識したグレードがあってもいいかもしれません。
また、同じような立ち位置にあったかつてのインサイトと比べ、大幅に性能が向上したハイブリッドシステムを搭載した先進的な車というイメージが外見からは感じられない部分があり、そこがやや物足りない面でもあります。
カローラとの比較は?
グレイスの特徴である5ナンバーセダンでハイブリッドを搭載している車という観点では、トヨタのカローラが最もライバルと言える存在です。
サイズ的にもカローラは非常に近いものがあますが室内はグレイスのほうが広く、バリエーションはカローラが多いという状況です。
現在5ナンバーのセダンはトヨタとホンダしか製造していないため、グレイスには直接的なライバルが少ないのですが、3ナンバーサイズセダンまで広げて考えた場合、スバルのインプレッサのセダンやマツダのアクセラハイブリッドセダンなどもライバルの範囲といえるかもしれません。
実燃費は?
グレイスの燃費はハイブリッドのFF車では34.4km/lとなっており、トヨタのカローラハイブリッドの33.8km/lよりも優れた数値となっています。
4WDハイブリッドの燃費は29.4km/lですが、現在販売されている5ナンバーセダンでは対抗車種がありません。
また、グレイスの直噴ガソリンエンジン搭載車の燃費は21.4km/lで、カローラのガソリン車の23.4km/lには及ばない数値ですが、グレイスは132馬力とカローラに比べて23馬力ほど上回っています。
ダサい?デザインや内装は?
デザインは非常に落ち着いたデザインで、セダンがほしい年齢層にも好感が持てるデザインとなっていると思います。
メッキパーツやクリアブルーの樹脂パーツの装備などが控えめでハイブリッドのイメージがやや弱いところもありますが、購買層に合わせたデザインなのかもしれません。
特別仕様でメッキグリルが黒メッキになっているものが選べるのもいいところです。
内装も上品で落ち着いているイメージで、シートカラーが多彩なのが良いところです。