おすすめミニバン中古車4選はこれで決まり!
今回のクルドラではおすすめ中古車第4弾として”ミニバン”篇をお届けします。
ひと頃に比べるとSUVの台頭でやや販売面で押され気味なミニバンですが、優れた実用性とある種ガラパゴス的な進化を遂げ日本国内でのニーズを押さえまくっている車種が多く、ファミリー層なら引き続き有力な選択肢となるでしょう。
2020年はしばらく放置状態だったエルグランドやオデッセイが久方ぶりにビッグマイナーチェンジされたり、2021年には注目のノア三兄弟(ヴォクシー&エスクァイアと統合?)のフルモデルチェンジが予定されたりと話題も続きます。
中古市場でもディメンションが大きく変化しないミニバンは人気が高く、タマ数が豊富な車種もあり各人の予算や嗜好に応じたモデルが選べそうです。
車歴の長いクルマなどは、中古車市場でも歴代モデルがズラズラと揃いピンポイントでのご紹介がむずかしくなりますので、本稿では発売後5年目前後のモデルからチョイスしていきます(要は2015年頃デビューのクルマ)。
5年目といえば2回目の車検を迎えるタイミングで、延長保証の期間が満期となるパターンも多いことから下取りに出されるクルマも多めです。
なおかつ個体差はあるものの、総じて極端な走行距離のものが少ないとか内外観の劣化もそれほど進んでいないなど好条件も豊富です。
ではさっそくおすすめベスト4をご紹介します!
トヨタ・アルファード
大空間高級車市場を確立したキングミニバン
昨年はコロナ禍のためクルマ産業も大きな影響を受けましたが、その2020年に一番売れたミニバンがアルファードでした。背景にはトヨタ販売店での全車種併売化により、兄弟車ヴェルファイアのニーズも喰ってしまった等の見方もありますが、一番安いグレードでも350万円からという高価格モデルがこの売れ行きは驚きです。
引用:https://clicccar.com/
ミニバンジャンルの頂点となるいわゆるLLクラスのモデルとしては、トヨタ以外だと日産エルグランドがある程度。初代アルファードが王者エルグランドをトップの座から引き下ろすために誕生したのが2002年。現行型は2015年登場の3代目となります。
3代目の特徴は当初からハイブリッドモデルをラインナップに持ち、従来のミニバンというカテゴリーに止まらない「大空間を持つ高級サルーン」であることに主眼が置かれました。飛行機のファーストクラスを思わせるVIP仕様のエグゼクティブラウンジシートなど、わかりやすい高級感、贅沢さは思惑通り周知され、企業の役員車や公用車での導入も進み、今やクラウンのシェアさえ奪うかの勢いです。
高額モデルながらリセールバリューは上々
おすすめする2015年次のモデルとなると、現行型の初期モデルになります。
引用:https://response.jp/
アルファードのラインナップは広く、デビュー時は2.5ℓハイブリッド、2.5ℓ直4ガソリン、3.5ℓV6ガソリンエンジンが揃い、新車価格も320万円~703万円までと幅広いですが、流通量を見る限り販売の中心は2.5ℓ直4ガソリンモデルでしょう。実際、3.5ℓV6は廉価グレードの用意がなく、減税適合車にも該当しておらず購入のハードルは高め。ハイブリッドも同様でそもそも高額なバッテリー&モーターに加え、なぜか全車4WDになっていてその分、ガソリンの同グレード比では100万円前後も高価になってしまいます。
2015年次の中古車相場は290万円~340万円位にタマ数が多めで、やはり中心は2.5ℓの直4で構成されています。大雑把に見ると大体新車価格の100万円落ちが目安となり、やはりアルファードのコスパの良さが感じられます。
トップ・オブ・ミニバンに君臨する高質感
アルファードのウリは良く言えば威風堂々とした佇まい、悪く言えば臆面のないオラオラ系なデザイン。これが成立するのもフルサイズミニバンの躯体ボリュームがあってこそで、好き嫌いは分かれそうですが存在感は抜群です。
引用:https://gazoo.com/
エクステリアは標準スタイルとエアロデザインがあり、エアロの方はフロントバンパーに組み込まれるフォグ回りの造形がよりアグレッシブになっています。ただ標準もエアロもアクの強いギラギラ加飾のグリルにまず目が行ってしまうため、あまり違いは感じにくい造形です。ちなみにマイチェン後はギラ感にさらに拍車がかかっています。
高級ミニバンの推しポイントはなんといってもインテリア。高級車を標榜するだけにその格調の高さはライバルを寄せ付けない仕上がり。ステッチ入りのソフトパッドや茶系か黒系の木目調パネル、ルーフ全体を16色のLEDが彩るカラーイルミネーションなどストレートな上級感だけでなく、ナビや空調操作を静電タッチ式にするなど先進性も感じさせます。
引用:https://www.webcg.net/
トピックとなるシートはグレードによっていくつかバージョンがあり、標準的な8人乗りベンチシート、7人乗りのキャプテンシートなどありますが、注目は助手席のスーパーロングスライドシート。ハイブリッドには設定されませんが、助手席が1160mmもスライドでき、車内の移動を楽にするだけでなく、セカンドシートとは比較にならない広大な空間が眼前に広がり、ある意味アルファードの特等席かも?
アルファードのおすすめグレードは?
車重もあるため燃費も気になる方にはハイブリッドが良さそうですが、前項のとおりハイブリッド車は4WDしかないこともあって高額で、仮にガソリン車を4WDとして価格差を確認してみても3.5ℓV6で20万円高。2.5ℓ直4なら60万円以上高くなり、カタログ燃費をもとにしてもランニングコストで回収するには10万km近い走行が必要です。もちろん新車価格での比較ですから、個体差により価格がバラ付く中古車では一概に言えませんが、市場の流通量等も鑑みておすすめは2.5ℓ直4モデルになります。
引用:https://dressup-navi.net/
エクステリアのところでも説明したとおりボディタイプは2つありますが、ミニバンでは総じてエアログレードの人気が高く、リセール等を考慮しても”S”グレードから選びたいところ。アルファード2.5SにはAとCのパッケージグレードも用意され、Aパッケージには先の助手席スーパーロングスライドや上級コンソールボックス、撥水加工シートなどが付き、Cパッケージはそこに切削光輝+ブラック塗装アルミや合成皮革シート等がプラスされます。なおこれらは当時の設定であり、2021年時点のラインナップにはAパッケージの設定はありません。
公用車や社用車ならセカンドシートが豪華仕様のエグゼクティブラウンジ系もいいですが、そうでない場合は絶対に8人乗る必要がある方以外、キャプテンシートのSグレードが「アルファードらしさ」を満喫できると思われおすすめさせて頂きます。
日産・セレナ
ミニバンの王道をゆくベストセラーモデル
国産ミニバンのど真ん中ともいえるモデル群がMクラスミニバンでしょう。各社メジャー商品を展開していますが、その中からセレナをご紹介します。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
セレナはMクラスミニバンジャンルの草分け的存在ともいえ、1991年に初代がバネットセレナとして誕生して以降、現行の5代目モデルまでマーケットの中心的なモデルとして高い人気を維持しています。そのことを示す例として3代目モデルは2007〜2009年の3年連続、4代目モデルも2011~2013年の3年連続ミニバン販売台数No.1を達成しました。
本稿で取り上げるのは2010年発売の4代目となりますが、このモデルのトピックはミニバンとして燃費・環境性能を強化してきたこと。デビュー当初は新型の直噴エンジンを搭載し日産エコカー”PURE DRIVE”初のミニバンモデルとなり、マイチェン時には新開発のスマートシンプルハイブリッド”S-HYBRID”が設定され、ハイブリッドミニバンの先兵といえます。また、先進安全装備も当時はセレナが一歩リードしていた印象です。
3代目中盤に装備されたアラウンドビューモニターは4代目搭載にあたり性能強化。駐車ガイド、ナビ連動フロントワイドビュー等の機能が追加されています。さらに年次改良のタイミングでは、前方の車両だけでなく歩行者も検知できるエマージェンシーブレーキ、車線逸脱警報、踏み間違い衝突防止アシスト、ふらつき警報などが加わり充実していきます。
豊富な在庫から好みの1台が見つかる
2015年次のモデルとなると4代目セレナではもっとも後期型となり、完成度の点では間違いのないタマが揃います。ミニバンらしくグレードレンジが広めなため、新車価格は225万円~353万円といった感じですが、高額なグレードは後期型にありがちな特別仕様車や限定モデルも多く、カタログモデル並みにモデルチェンジ直前まで販売されていた関係で、中古車市場でもそれなりに流通しています。
引用:https://response.jp/
2015年次モデルの中古車相場は135万円~175万円の価格帯が中心ですが、下は走行10万km近いボトムグレードなら40万円程度で買えるものや、特別仕様車の4WDで200万円を超えるものまで幅は広いです。
いずれにしても人気車だけに流通量は豊富なので、好みの仕様や希望の予算でお気に入りの1台を見つけられるでしょう。
全方位抜かりのない装備とデザイン
セレナの人気の理由はミニバンユーザーの要望をもらさず網羅し、どの面でも及第点の仕上がりを見せていることに違いありません。これは4代目に限らずどの代のセレナでも、変わらない美点でしょう。
4代目だと5ナンバー枠の全幅(標準グレード)の中にクラス最大級の広い室内空間を確保。ミニバンの要諦であるシートアレンジでは、セカンドシートが一見ベンチシートに見えながら実は中央部がスライドできキャプテンシート仕様にもなることや、セカンドシート背もたれを前方へ倒せば背面がミニテーブルとしても使えるなど、車内で楽しめる様々な工夫がされています。
引用:https://autoc-one.jp/
エクステリアはやはりセレナにも標準系とエアロ系があり、後者は日産伝統の「ハイウェイスター」を名乗ります。こちらは存在感抜群のメッキグリルが二段構えのようなヘッドライトと連なり迫力のフロントマスクを形成。その他専用のサイドシルプロテクターなども備え、3ナンバーとなりますがハイウェイスター系は人気があります。
標準系エアロ系問わずセレナのガラスエリアは広く、サイドウィンドウの下端も低めにデザインされているので、広々しているだけでなくミニバンにしては死角が少ないこともおすすめポイントです。
セレナのおすすめグレードは?
4代目のエンジンタイプは全車2.0ℓ直4のみ、あとはS-HYBRIDにするかどうかになります。実際、燃費性能はフルハイブリッドのように劇的に通常ガソリン車より良いとはなりませんが(カタログ値で3km/ℓ程度の差)、価格差もあまりないのでS-HYBRIDで良いタマがあればそちらを選んでおくべきか。後はデザインと装備でチョイスすることになりますが、セレナでもおすすめしたいのはハイウェイスター系のグレードです。
引用:https://www.yokohama-upohs.co.jp/
できればいくつかのハイウェイスター系グレードには「Vセレクション+Safety」という特別仕様車が2014年から追加になっていて、ほとんどカタログモデル化されていたこともありこちらがおすすめです。このタイプならLEDヘッドランプ、ワンタッチ両側オートスライドドア、16インチアルミホイールが標準化されていました。
またハイウェイスター系でも少しまだ物足りないというゴリゴリのエアロ派の方には、日産定番のカスタマー”オーテックジャパン社”メイドの「ライダー」シリーズもありますから要チェックですよ。
三菱・デリカD:5
クロカン四駆の血族となる孤高のミニバン
セグメントとしては上記セレナやステップワゴンらと同様にMクラスのミニバンとなりますが、デリカD:5は独自のポジションを築いたオンリーワンのモデルです。
引用:http://shippujinrai.livedoor.blog/
他車と決定的な違いが、ライバルの4WDがいわゆる”生活四駆”と呼ばれるものなのに対し、デリカD:5はオフロードを走行できる本格RVとしての顔を持ち、3つのドライブモードセレクターを備えた電子制御4WDを採用しているところ。簡単に言えば外はミニバンだけど中身はSUVといった感じでしょうか。
デリカD:5はその名のとおり乗用車タイプデリカの5代目に当たるモデルという意味です。デビューは2007年ながら未だ現行モデルですから、マイナーチェンジを重ねてきたとはいえかなりの長寿モデルです。もっとも現行モデルは2019年の2月におよそフルモデルチェンジに近いほどの変更を受けており、その際ディーゼルエンジン車は新しい内外装も与えられました。一方、ガソリン車の方はこれまでの従来型デザインを継続して、しばらく併売されていましたが、同年10月に生産を終了しています。
2019年型のディーゼルモデルは三菱の新デザイン言語である「ダイナミックシールド」をモチーフにした”超“個性的な顔つきに変わったこともあり、どうにも馴染めない三菱ファンには従来型を惜しむ声も多かったようです。
中古車でしか選べなくなった仕様もあり
2021年現在でデビューから14年が経過していますが、本稿では2015年次のモデルをご紹介していきます。約5年前のモデルとはいえデリカD:5としては発売後8年目を迎えていたわけで、その間エンジン改良やCVTの制御見直し、電動スライドドアの採用、内外装の意匠変更など数多くの中小改良も加えられてきました。
当時の新車価格は240万円~406万円程度。ディーゼルモデルがガソリンモデルよりも高額で、グレードによっては30万円以上のアップも見られます。
引用:https://www.webcg.net/
中古車市場で2015年次の相場を確認すると台数が多めなのは260万円~280万円の辺りです。280万円で売られているグレードを見てみるとディーゼルの「Dパワーパッケージ4WD」。新車価格が350万円だったので値落ち率はかなり低め。これは確証があるわけではありませんが、現在新車で買えるディーゼル車はすべて”新しい顔”になってしまったため、従来顔のディーゼル車が欲しい方は中古車でしか選べないため注目しているかも知れませんよ。
悪路で発揮される高い走破性と安心感
なんといっても三菱のDNAが注がれた本格四駆システムがデリカD:5のセールスポイントでしょう。
もともと4代目(デリカスペースギア)までは、ガチのパジェロ譲りの4WDシステムや足回りが搭載され、他のミニバンやトールワゴンでは類を見ないオフロード性能を持ち、アウトドアユーザーなどに絶大な人気を得ていました。デリカD:5のそれはアウトランダー系のシステムを用いているため、ややクロカン色は薄まりますが世界で唯一のオールラウンダーミニバンと呼べる孤高のモデルなのは変わりません。
引用:https://response.jp/
エクステリアは最新のデリカD:5に比べれば控えめに映るフロントマスクが、ボクシーで武骨な全体のフォルムにはよくマッチしていて長く慣れ親しんだ分、こちらを好まれる方が多いのも頷けます。インテリアも同様で最新ミニバンの文法とはややかけ離れた水平基調のデザインは、悪路でも平衡感覚を保つのに寄与することを志向しています。
SUVに出自を持つデリカD:5は、荒天時や雪道を走る場面などで本格的な4WDシステムが高い安心感を与えてくれ真価を発揮するはずです。
デリカD:5のおすすめグレードは?
現行モデルのデリカD:5には標準系とアーバンギアという2つのデザインラインがありますが、2015年次だとアーバンギアに当たるのがローデストとなります。ローデストはフロントからリヤにかけて装着した大型エアロパーツや、専用フロントグリル、18インチアルミ、専用リヤガーニッシュ、ステンレス製マフラーカッター等を装着しています。
引用:https://www.goodspress.jp/
標準系に比べクロカン色を薄めたエアロカスタム的なモデルになりますが、他のミニバンに比べるとカスタム系の人気が特に高くなっていないのが、デリカらしいところです。
ガソリン車かディーゼル車が選べますが、こちらもデリカらしいのはディーゼルでしょうか。途切れていた時代はありますが歴代デリカを見ても両エンジンが併売されていたときは、ディーゼルのシェアが高めでした。”ディーゼル+4WDがデリカ”というのが定説でしたから、中古車でもこのグレードをおすすめと致します。
ホンダ・ジェイド
ホンダイズムあふれる最後の低全高ミニバン
最後は少し変化球の1台を。ホンダのミニバンといえばMクラスのステップワゴンかSSクラスのフリードが定番ですが、本稿では2015年次のモデルとしていますので、Sクラスのジェイドをご紹介します。
引用:https://www.webcartop.jp/
ジェイドはブランニューモデルとして2015年に発売。3列シートのミニバンとしては全高が1530mmと低いのが特徴で、そのフォルムもワゴンか5ドアハッチバックに近い雰囲気を感じさせます。全高に対し全幅は1775mmとワイドなため、とてもスタイリッシュなデザインをしていましたが、日本ではミニバンといえばノアやセレナのような箱型的なものが好まれるのか、面白いコンセプトとは裏腹にひっそりと2020年に生産中止となりました。
ジェイドはデビュー当初3列6名乗車でしたが、そのセカンドシートが特徴的でVスライドキャプテンシートと呼ばれるそれは、タイヤハウスを避けるようにしてV字に後方へ170mmもロングスライド。目一杯下げた状態だとSクラスミニバンとしては最大級の足元空間を作り出すことができました。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
スタイリッシュなエクステリアやハイブリッドもしくは1.5ℓターボによる走りの良さ、低床フロアによるスポーティなドラポジなど昔ながらのホンダらしさは魅力でしたが、反面定性的ミニバンにある実用面の見劣りが販売には結びつかなかったようです。
絶対数は少なめだが選びやすい価格帯
セールス的に苦戦し、一代限りで消滅してしまっているので中古車市場においても流通量は推して知るべしですが、まず新車価格は1.5ℓターボの253万円からハイブリッドの292万円の範囲。全車オートマのFFになり、4WDの設定はありませんでした。
2015年次モデルの中古車相場を見ると130万円〜160万円台がメインです。タマ数はハイブリッドモデルが多めですが、1.5ℓターボもほとんど価格差はない印象。
引用:https://www.webcg.net/
新車時には30万円近い価格差(当然ハイブリッドが高い)がありましたが、1.5ℓターボはRSグレードとなりスポーティなモデルのため、台数の少なさも手伝ってか希少性もあり中古車だと価格差が縮まっています。
ドライバーズカーを意識した走りの愉しさ
広々箱型ミニバンとは違ったアプローチとなるジェイドの矜持は、やはりホンダらしい”走りの愉しさ”にあります。そのためにハイブリッド車のユニットにはフィット用よりもパワーもトルクも大きい1.5ℓ直噴DOHC+モーターのSPORTY HYBRID i-DCDを搭載。
またトランスミッションはDCTが与えられ、ステップギアによるシフトアップ・ダウンが”変速”を体感させ、ドライビングをスポーティに演出します。
途中追加になった1.5ℓターボも常用域で2.4ℓエンジン並みのトルクを発生し、力強くスムーズな加速と多人数乗車時でも余裕のある走りを実現。RSのグレード名に恥じない実力を持っています。ハイブリッドの25km/ℓの燃費には届きませんが、RSも18km/ℓと十分低燃費な仕上がりです。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
箱型ミニバンは絶対的な空間容積、広さがあり同乗する家族や友人からのウケは当然良いですが、ご自身で所有する場合にややもすると”運転手感”が出ることに抵抗がある方もいるでしょう。3列シート車でもカッコいいルックや爽快なドライビングを望みたい、そうした場合に中古車ならジェイドを選択するという手も残っていますよ。
ジェイドのおすすめグレードは?
ジェイドは2018年のマイナーチェンジで3列シート6名乗りに加え、2列シート5名乗りも追加しています。またこのタイミングで先進安全装備”Honda SENSING”を全車標準装備化しています。
2015年次のモデルになると3列シートだけでグレードは1.5ℓターボのRS、ハイブリッドとハイブリッドXの3つだけとシンプルです。
引用:https://www.goodspress.jp/
前述のとおりターボもハイブリッドも中古車価格では新車時のような価格差はなく、また燃費の面でも極端な差がないためどれを選んでもあまり遜色ないのがジェイドの特徴。むしろこの年次のモデルはハイブリッドXを除きHonda SENSINGがまだメーカーオプションだったので、それが装着されているタマを探すのがよいでしょう。またRSにはマイチェン前までのみブラウンのコンビシートが選べたので見つけられたら貴重です(マイチェン後はブラックだけ)。
今や絶滅状態となった「ヒンジドアミニバン」の最後のモデルジェイド。個性ある1台としておすすめします。
以上、クルドラ的おすすめ中古車、ミニバン4選をお届けしました。
中古車を安く買うには下取り車を高く売ることがカギ
車の買い替え時に、下取り車があるならさらにオトクに購入可能です。
今お乗りのクルマを下取りに出してしまうと、相場よりも安く買いたたかれてしまいます…。
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