スカイラインのおすすめグレードを比較して検証!後悔しないために選んでおきたいのは
最終更新日 2021/9/16
スカイラインを買うことは決めていてもどのグレードを選ぶかで頭を悩ませている方も多いです。
そこで今回はどのグレードが一番あなたにピッタリなのか、それぞれの特徴を解説しながら見ていきたいと思います。
〜グレード別紹介〜
現行のV37スカイラインには2つのベースグレードがあり、直列4気筒の2000ccエンジンにターボを組み合わせた200GTと自然吸気のV型6気筒3500ccにモーターを組み合わせたハイブリッドモデルがあります。
それぞれのベースグレードには標準モデルの他に上級グレードがラインアップされ、主に快適装備が奢られたtypePとtypePにスポーツマインドが盛り込まれたtypeSPの計3つが用意されています。
全グレードに標準装備されるのはLEDヘッドランプ、ヒーター付きミラー、自動防眩ミラー、前後ソナー、アラウンドビューモニター、クルーズコントロール、カーナビゲーションシステム、パワーシート、SRSエアバック(サイドカーテン付属)、運転支援システム(前後衝突防止、後側車両検知、エマージェンシーブレーキ)です。
350GT HYBRID シリーズ
V型6気筒エンジンVQ-35HR(いわき工場生産)とHM34モーターユニットを組み合わせたモデルです。ハイブリッドというとエコや燃費といったイメージが日本では先行していますが、このスカイラインはモーター出力を走行性能の向上に主眼を置いて作られたプレミアムスポーツセダンです。
モーターと組み合わせたシステム出力は364PS、トルク60Kgf・mとスポーツカー顔負けのスペックを誇りますが、燃費は17.8km/Lとこのクラスのパワーを持つ車の中ではトップクラスの燃費を持ち、走行性能との両立が図られています。
また、HYBRIDには各グレードに4WDモデルが用意されており、悪路を走破できるユーティリティーも有しています。
モーターのパワーを与えられた新世代スカイラインは圧倒的な性能でドライバーと共にダイナミックに駆け抜けます。
Ⅰ.350GT HYBRID メーカー希望小売価格(税込)49,955,040円
圧倒的な性能を持つスカイラインHYBRIDのエントリーモデル。
快適装備はHYBRIDの3グレード中最も少ないが、それはスカイライン内での比較であり、本モデルでも運転席のパワーシートや電動チルトテレスコピック機能、ナビゲーションシステムが標準装備されている事を考えると500万円の価値は十分にあると言えます。
Ⅱ.350GT HYBRID TypeP メーカー希望小売価格(税込)5,223,960円
ベースグレードよりもワンランク上の快適装備と安全性能を持つ上級モデル。
アクティブレーンコントロール、ハイビームアシストやアクティブAFS、メモリー機能付きパーソナルドライビングポジションシステム、シートヒーター付き電動本革シート、本目パネルなどの安全装備と快適装備が追加されたモデルとなりプレミアムセダンの名にふさわしい一台です。
ベースグレードから約30万円アップとなりますが、装備内容から考えると非常にお得なモデルとなります。
Ⅲ,350GT HYBRID TypeSP メーカー希望小売価格(税込)5,559,840円
スポーツ装備を纏うハイパフォーマンスプレミアムスポーツセダン。
快適装備はTypePを踏襲しながらも、インテリアに本アルミフィニッシャー、パドルシフト、アルミペダル、エクステリアにはフロントスポイラーを装備する最上位グレードです。
特に必見なのは大径化されたブレーキローターにフロント対向4ポット、リア対向2ポッドのキャリパーが装備されている点。
大パワーとそれを確実に受け止めブレーキシステムを装備し、ダイナミックに駆け抜けるスカイラインHYBRIDはまさに羊の革を被った狼と言えます。
ベースグレードからは60万円アップとなりますが、その価値は十分にあるモデルです。
※画像はTypeSP
200GT-t シリーズ
直列4気筒2000ccエンジンにターボが組み合わされたモデルで、メルセデスベンツE250などに搭載されているエンジンをスカイライン用に調律した物が収められています。
出力は211PSと控えめながら、トルクはHYBRIDモデルのVQ35HRエンジンと同等のパワーが低回転から発生し、パワー不足を感じさせないダウンサイジングエンジンのお手本とも言えるこのエンジンです。
HYBRIDモデルより100kg軽量な車体重力により軽快な走りをドライバーに与えてくれるパッケージです。
※画像はTypeP
Ⅰ.200GT-t メーカー希望小売価格(税込)4,164,480円
日産スポーツセダンの頂点にリーズナブルな価格で乗れるエントリーモデル。
パワーはHYBRIDに劣りますが、約100kg軽量な車重と前後バランスはFRというパッケージの魅力をより一層引き立てるものとなっています。
LEDヘッドライトやヒーターミラー、カーナビゲーションシステム標準装備となっており、それでいて価格は400万円とエントリーモデルモデルでも不自由ない装備とリーズナブルな価格が魅力のグレードです。
Ⅱ.200GT-t TypeP メーカー希望小売価格(税込)4,433,400円
ベースグレードに快適装備と安全装備がついたミドルモデル。
安全装備や快適装備は上位であるHYBRIDTypePと同様で、200GT-tからはワンランク上の空間をドライバーに与えてくれます。
ベースグレードとの価格差は約30万となりますが、装備がHYBRIDTypePと同様になるので非常にお買い得なモデルとなっております。
Ⅲ.200GT-t TypeSP メーカー希望小売価格(税込)4,713,120円
TypePにフロントスポイラー、パドルシフト、アルミペダルが装備されたスポーツセダンの名にふさわしいモデル。
ベースグレードとの価格差は60万円となりますが、心臓部に積まれる4気筒エンジンとFRパッケージを味わうならこのグレードが間違いないでしょう、軽快に走るドライビングフィールはドライバーに駆け抜ける喜びを与えてくれる特別な一台となるでしょう。
※画像はTypeSP
おすすめグレードは350GT FOUR typeSP
350 gt TypeSPを選ぶ理由
このグレードを選んだ理由は、豪華装備はもちろんの事、 フロントスポイラー、アルミペダル、対向大型ブレーキが装備される等、走りの質が格段に向上している点にあります。
システム出力の高さとも相まって、海外スポーツセダンにも負けないスペックと、スカイラインという歴史とプレミアムスポーツセダンとしての完成度の高さを持つスカイライン350GT TypeSPはオーナーに喜びと上質な時間を与えてくれるでしょう。
4WDを選んだ理由
元々がFRという現代では贅沢な装備があるのになぜ4WDを選んだかと言うと、理由は大きく分けて2つあります。
1つは3500ccV6エンジンとモーターのパワーを余す事なく使い切れる事です。エンジンと同等のトルクを誇るパワフルなモーターは低速域ではFRというパッケージでは持て余し、せっかくのパワーも制御で抑えられてしまいます。
自然吸気エンジンの滑らかなフィールとモーターのハイレスポンスでトルクフルなパワーユニットを活かすには4WDをチョイスするのがベターでしょう。
そしてもう一つは様々な路面コンディションへの対応です。雨はもちろん、雪、氷、未舗装路などでも余裕を持って走れるこの装備はドライバーへの疲労軽減にもなる事から、本質的な安全へと繋がる頼もしい装備です。
この4WDはATTESA E-TS(アテーサ イーティーエス)というR32型のスカイラインから採用されている4WDの制御方法であり、GTRにも採用され続けている事からそのポテンシャルの高さは折り紙付きです。
このATTESA E-TSの最大の特徴は優れた駆動配分にあります。通常、FRベース4WDの駆動配分はフルタイム4WDとなる場合が多く、コーナリング時にトルクステアとなり、FRのようなニュートラルステアの感覚がオミットされてしまいます。
ですが、このATTESA E-TSは駆動配分を前:後で0:100に制御できるので、4WDでありながらFRの優れたフィールを味わう事が可能となります。
この記事を見た人の中にはFRというパッケージから4WDにしたらドライビングフィールが薄れるのでは?と思う方もいらっしゃると思います。
私も他のプレミアムセダンならば4WDは豪雪地帯にでも住まない限りはオススメはしません。
ですが、この車はスカイラインという歴史のある一台であり、共に歩んできたATTESA E-TSという技術があるからこそ是非選んでもらいたい装備なのです。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
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