ミツオカ バディのおすすめオプションはどれ?話題のカスタムSUVに外せないのはコレ!
最終更新日 2021/9/25
個性派カスタムモデルで知られる光岡自動車は1979年に設立。1996年にはオリジナルモデル「ゼロワン」が国交省の認可を得たことで、非上場ながら日本で10番目の自動車メーカーになりました。
その後も日産やマツダ車の骨格をベースにしたカスタマイズカーで名をはせ、それだけに留まらず2007年にはベース車を持たないオリジナルスポーツカー「オロチ」も発売するなど意欲的なクルマ造りを続けています。
本稿で取り上げる「バディ」はカスタマイズカーの方へ分類されますが、同社初のSUVモデルと言うこともあり発表後は大きな話題に。
発表および先行予約は昨年11月からスタートしていますが、想定を上回るオーダーが入ったため、当初予定していた年間150台から同300台に生産を拡大する事態に。そのため1台毎の仕上げから、ライン製造ができるよう生産工場の工程も改められました。
引用:https://blog.goo.ne.jp/
2021年の6月から正式にデリバリーが始まったため、初期に予約した方へはそろそろ納車される時期ですが、仮に今ディーラーで購入してもその分の納車は2023年に入ってからと言われています。
今回のクルドラではそんな人気のミツオカバディを実際に購入しようとしたとき、気になるオプションについて、厳選したおすすめ品をご紹介していきます!
目次(タップで飛べます)
バディってこんなクルマ
カスタマイズカーであるバディのベース車はトヨタRAV4。これまで光岡のベース車両は日産車が大多数でしたが、今回はバディのデザインを成立させるため、その形状を構築できる車体はどれかという選定が行われた結果、RAV4に白羽の矢が立ちました。
明確なレプリカではなく”テイスト”重視
デザインは一目瞭然ですが、往年のアメリカンSUVの文法を用いたもの。パーツ毎にシボレー的なところあり、フォード風味なところありと特定のモデルというより全体でヴィンテージなアメ車っぽくなるようモチーフがミキシングされた感じです。
このテイストは2018年に発売されたマツダロードスターベースの「ロックスター」にも通ずるところがあり、こちらも大ヒットしていて光岡的には連続ホームランといった感じです。但し、決して二匹目のドジョウを狙ったのではなく、昨今のSUVはハリアーなど上級志向のものが多く、もっとカジュアルでラフな雰囲気のモデルがあってもいいのでは?という発想からアメリカンSUVにたどり着いたとのこと。
引用:https://clicccar.com/
RAV4+190万円は高いか?安いか?
車両本体価格は470万円~となり、RAV4各グレードの約190万円アップになっています。もちろんRAV4にあるとおりFFか4WD、ガソリンかハイブリッドなどは選択できます。
基本的にバディのモデファイはエクステリアがメインで、素の状態で買うと内装は社名エンブレム以外RAV4のままですから、外観の変更に190万円掛かるということです。通常ここまでの改造を個人レベルで行うことは難しく、クオリティを考えれば妥当な価格設定でしょうか。
もちろんインテリアもオプション追加で個性を発揮できますし、同様に特徴的なエクステリアも更なるドレスアップだって可能。
さっそくバディにおけるおすすめオプションを見て行きましょう。
後悔しないメーカーオプション選び
カスタマイズカーとはいえ、メーカーオプションは新車購入時にしか発注できませんから、慎重に選びたいところです。バディのメーカーオプションは以下のとおりとなっています。
上記の内、専用レザーシート&トリムセットまでが光岡オリジナルのオプションで、それ以下はRAV4に設定されているメーカーオプションになります。
ヴィンテージスニーカーのような足回りに
おしゃれは足元からではありませんが、バディをより”らしく”仕上げるには「225/70R16 BFオールテレーンタイヤ&16×6.5Jディーンクロスカントリー製アルミホイール」がまずはおすすめです。
バディ標準状態の足元は、コーポレートマークこそ違え17インチも18インチもそれぞれRAV4そのままなので、いかにサイドビューの変化は少ないとはいえ前後を大幅にモデファイしているバディにとっては若干物足りません。
オプション装備されるタイヤ&アルミは、クロカン系SUVでは定番のドレスアップ手法の一つですが、とにかくルックスがアガるのがNO.1の推し理由。特にセット装備のインチダウンとなるクリムソン社製アルミ「ディーン」特有のレトロでクラシカルなデザインの”クロスカントリー”はベストマッチです。
もちろん機能的にも優れ、キャンプなどに出掛けた際、雨が降ってぬかるんだ未舗装路はタイヤが滑りやすくなり坂道などでスリップすることも。そんなシーンでもオールテレーンタイヤなら滑りにくく心強いです。
一般の舗装路だけの走行であれば、標準タイヤの方が「乗り心地」点には優れると思われますが、グッドルッキング点まで加味するとオプションが一枚上手でしょう。
引用:https://www.webcartop.jp/
モダンなサイドビューにメッキの輝きを
前項でサイドビューの変化が少ないと書きましたが、タイヤ&アルミ以外にもRAV4と差別化できるパーツがあります。それが「サイドメッキモールセット」です。
サイドメッキモール自体がヴィンテージアメリカンのアイコンとは思えませんし、ベタにいこうと思えばウッド調のステッカーでもサイドに貼り込むのが手っ取り早いでしょう。
しかし光岡では最新RAV4のデザインを残すサイド面については、やはり同様の現代的なドレスアップ解釈でサイドメッキモールを設定したようです。
引用:https://response.jp/
もちろんバディの前後バンパーは、メッキ仕上げなので統一感もあって仕上がりは上々です。さらに言えばオプションのアルミホイールを装着していれば、メッキのセンターキャップとの相性も良い感じです。ドレスアップの仕上げにはおすすめです。
カスタムカーならボディカラーに拘りたい
バディはボディカラーが豊富なのがセリングポイントの一つで、こだわりの全18色設定になります。軽自動車ならこのくらいの設定数もあり得ますが、登録車のSUVでは異例の色数です。この辺りが光岡らしさ、カスタマイズカーらしさでもあります。
標準カラーは6色用意されますが、その他にメーカーオプションでモノトーン6色、ツートーン6色を選ぶことができます。
特徴的なのが通常だとモノトーンにあるボディカラーにルーフの色を変えてツートーン仕様完成、というパターンですが、バディの場合はツートーン仕様のボディカラーはモノトーン仕様のカラーとは全て別の色になります。
せっかくのカスタムなのですから、ボディカラーも他人とはできるだけ被りたくないのが人情。そこを汲んだのか、お手軽に色数を揃えたわけではないというバディに対する開発陣の意気込みが伺えます。
各カラーのネーミングも凝っていて一つずつ70年代、80年代、場合によっては90年代ぐらいのキーワードが織り込まれているところからもそれが感じられます。オプションフィーはけっこう高額ですが、レトロアメリカンを彷彿とさせるツートーン仕様がおすすめですね。
引用:https://meyou.jp/mitsuokamotorjp
レトロとは違うアプローチのレザーシート
前段でエクステリアに対して、インテリアは基本RAV4のままとご紹介しましたが、この部分にもメーカーオプションでドレスアップが用意されています。それが「専用レザーシート&トリムセット」です。
もともとバディはその外観こそ、ヴィンテージテイストをウリにしているものの、中身は現代的で安心できるものを標榜していて、基本RAV4の先進安全機能Toyota Safety Senseは何一つ犠牲にしていません。インテリアもしかりで、操縦性や利便性に富むRAV4の美点を活かすのが前提のため、あえて手を加えることもないわけです。
そうは言ってもやはりカスタムカー。機能が犠牲にならない範囲でシート表皮やドアトリムのデザインをドレスアップできます。
そのデザインも古い皮革を貼り付けるような安直なものではなく、インパネやコンソール周りとの調和を考えたデザインで、ここはレトロという括りではない光岡のセンス良さが光ります。
引用:https://gazoo.com/
また、シートセンターを上から下へ走るラインは、購入したボディカラーの近似色を設定してくれるという少量生産メーカーだからできるきめ細かいサービスも。こちらも安くはありませんが、ありと無しではかなり印象も変わります。おすすめです。
選んでおくべきマストアイテム2選はコレ
光岡オリジナルではありませんが、トヨタ由来のオプションからおすすめを2点ご紹介。
一つは機能装備の「アクセサリーコンセント(ラゲージ)」がメーカーオプションです。
こちらは家庭用と同じAC100Vの電源コンセントが装備されるものですが、ガソリン車はAC100V・100Wとなっているところ、ハイブリッド車にはAC100V・1500Wの高規格版となり非常時給電システム付です。
この規格であれば、大概の家庭用電化製品は動かせますので、万一の災害時等に非常用電源としても有効活用できます。
安全装備では「デジタルインナーミラー」が用意されています。
こちらは車両後方カメラの映像をインナーミラー内のディスプレイに表示させる装備で、悪天候時や荷物でバックミラーが見えづらいときに鮮明な後方確認ができます。
ハリアーやアルファードなどトヨタ上級車には用意されるモデルが増えていますし、最新のモデルなら軽自動車でも採用が進んでおり、今後さらに設定されるクルマが急拡大しそうな装備です。
ディーラーオプションはじっくりと考えて
後付け可能なディーラーオプションは、予算や都合に合わせて必要なときに必要なものを付けることが可能です。
バディのアクセサリーカタログには、約20点のディーラーオプションが掲載されていますが、こちらは全てRAV4と同様のものです。カタログの注意書きにも「詳細はRAV4のカタログを見てください」と書かれています。
全国の光岡ディーラーの数はおよそ40社程度。中には地場のマツダ(オートザム店)やスズキディーラーで扱っているところも含まれていますが、バディに関してはトヨタディーラーでも整備等を受けられるよう、光岡とトヨタ間の交渉も進んでいるようです。
そうなればバディのカタログ掲載商品以外にも、RAV4の純正アクセサリーを購入してバディに取り付けてもらうことも可能になりそうです。
ドレスアップ効果も期待できるルーフラック
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
カタログ掲載の中からは、ルーフラック系のアクセサリーがおすすめです。
クルマには様々な車型がありますが、ルーフキャリアがもっとも似合うのはやはりルーフ面積が大きなSUV系ではないでしょうか。
写真のとおり「ルーフラック」は、まるで標準装備品のような佇まいさえ感じさせる一品です。
ミニバンと違い、アウトドアでのレジャー等でフルに乗車すると意外に荷物の置き場が不足することも。そんないざという時に、荷物を車外に持っていけるのは便利です。
スキーやサーフィンなど用途が決まっているものなら、「システムラック・ベースラック」を組み、そこへ専用のアタッチメントを取り付けておく方法もあります。
さらにはルーフボックスやアルミラックを設置することも可能。いずれを選んでもヴィンテージアメリカンなルックスには、よく似合うこと請け合いです。
後席の家族サービスにはコレを選ぼう
ロングドライブに出掛けたときや、渋滞で動けないときの小さなお子さん対策って必要ですよね。ひと昔前は車載ビデオ、少し前ならDVDプレーヤーでも持ち込んでいたところですが、今はやはりタブレットでしょうか。
そんなときに役立つのが「後席タブレットホルダー」です。フロントシートのヘッドレストポールに簡単に取り付けられ、そこにタブレットを装着すれば、後席はミニシアターに変わります。
引用:https://minkara.carview.co.jp/
上下方向は無段階に角度調整ができるので、後席の方の身長に合わせ見やすい位置に設定することが可能です。
ミラーの機能アップアイテム2品
「リバース連動ミラー」はシフトをバック(後退)に入れると助手席側のドアミラー鏡面が連動して、リヤタイヤ付近を映します。もちろんミラースイッチで見やすい角度へ鏡面の位置調整もできますし、シフトを戻すとミラー面も元の位置に戻ります。
輸入車によく見られる機能ですが、幅寄せ等の苦手なドライバーさんにはありがたいオプションです。
引用:https://e-nenpi.com/
もう一つの「レインクリアリングブルーミラー」は、鏡面へ親水処理を行い雨天時の視認性を向上させるものです。親水性は日光が当たると回復し、その効果は持続します。
レビューでは視認性の良さに加え、後続車からのライトを減光させ眩しさを低減してくれることや、ブルーの鏡面が高級感を感じさせるところなどに惹かれる人も多いようですね。
車内空間の衛生環境をしっかり守るなら
現在ほど空気清浄、除菌についての意識が高まっているときはないでしょう。特にクルマの車内は狭くて密室空間のため短時間で空気が汚れやすくなる環境です。
そんなときに役立つのが「プラズマクラスター搭載LEDルームランプ」です。
引用:https://cartune.me/
この商品はいわゆるホコリを吸い取るだけの空気清浄機とは違い、プラズマクラスターが車室内に飛び出して除菌・脱臭します。プラズマクラスターは車室内に浮遊するカビ菌を分解・除去し、浮遊菌、浮遊ウィルスの作用を抑えてくれます。タバコのニオイが気になる方には付着臭の分解・除去にも役立ちます。
また、奥様には嬉しい高濃度プラズマクラスターイオンがお肌にツヤを与える効果も発揮。それら機能を天井ビルトインの高輝度LEDライトに組み込むことで、見栄えもスッキリです。
令和の世になり、もっとも必要性が増してきたアクセサリーともいえコレはおすすめです。
オプションの車載ナビにはあの機能はなし
バディにもRAV4に標準の8型もしくは9型のディスプレイオーディオは当然付きます。
引用:https://carview.yahoo.co.jp/
そこへナビ機能を加える場合、簡単なのはスマートフォンと連携させるApple CarPlayかAndroid Autoによるミラーリング機能を使う方法。これならば普段使いしているスマホの地図アプリを利用することで、ナビ機能を得られます。車載ナビに比べると機能は劣りますが、ほとんど追加費用が掛からないのがメリット。
一方、電波状況やパケット代に縛られない多機能な車載ナビが必要なら、ディーラーオプションで「エントリーナビキット」を購入する方法もあります。
引用:https://clicccar.com/
ここでRAV4の場合だとエントリーナビキットの他にT-Connectナビキットも用意され、こちらだとトヨタ独自の交通情報サービスの提供や24時間365日のオペレーター対応、防犯機能を担うマイカーSecurityなどが利用できます。
バディがいかにRAV4をベースとしていても、一部に同様の機能が使えない場面もあり、その代表的なものがこのナビに附帯するT-Connect機能でしょう。
これはT-Connectに含まれる緊急時の通報サービス「ヘルプネット」網に光岡自動車は加盟していないことなどが背景にあると思われます。
引用:https://www.webcg.net/
以上、ミツオカバディのおすすめオプションのご紹介でした。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
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