デリカD:2の値引き相場レポート!【グレード別・2025年1月最新】実販売データから合格ラインを算出
最終更新日 2025/1/17
コンパクトなボディサイズなのに広々とした居住空間で、街乗りでも遠出でも使い勝手が良いところが魅力のデリカD:2。
そんなデリカD:2の購入を考えている方が一番気になっているのが“どのくらい値引きが可能なのか“だと思います。
この記事を読めばわかること
- デリカD:2の値引き交渉の効率的なやり方
- オプション値引きとオマケしてもらう方法
- ライバル車競合はアクアとソリオが効果的
- デリカD:2同士を競合させるコツ
特にこの辺りの情報を包み隠さずご紹介します!
どうしてこんな普通はわからないようなリアルな情報を書けるかというとそれには理由があって…
【営業マンが困る、値引き交渉のやり方】まで伝授しますので是非お読みください。
目次(タップで飛べます)
値引きの相場・限界は?[2025年1月最新版]
デリカD:2の値引き相場はズバリ
交渉のレベル | 車両本体 | OP値引き |
---|---|---|
限界まで値引き交渉 | 18万 | 25% |
ライバル車を出して交渉 | 13万 | 20% |
特に交渉なし | 7~8万 | 0~10% |
値引き難易度:普通 リセール価値:C
一部改良がありましたが、値引き条件はさほど変わらず。
「兄弟車のソリオと競合させると反応が良かった」
「ルーミーとタンクと競わせると値引きが増えた」
などの口コミが上がってきています。
グレード別の値引き相場
グレード | 車両価格(税込) | 値引き相場 (付属品含まず) |
---|---|---|
HYBRID MZ | 2,319,900円〜 | 18万円 |
CUSTOM HYBRID MV | 2,350,700円〜 | 18万円 |
HYBRID MZ | 2,187,900円〜 | 16万円 |
CUSTOM HYBRID MV | 2,218,700円〜 | 16万円 |
HYBRID MZ | 2,132,900円〜 | 16万円 |
HYBRID MX | 1,960,200円〜 | 15万円 |
ライバル車種と競合させる
ライバル車種との競合で効果的なのはアクア、兄弟車であるソリオとの競合もまずまず有効になってきます。
これらの名前を出すことにより競争意識を煽り“どちらにするか本気で悩んでいる”と思わせられれば、気を変えるためにさらなる値引きを引き出せる場合も。
「ソリオとのOEM車競合で上手くいきました」
新潟県 30代 男性
購入したグレード:1.2 ハイブリッド MZ 全方位カメラ付ナビパッケージ
値引き額:18万円
サービス:納車時ガソリン満タン
感想:三菱店だけの交渉では限界があると思いスズキにも足を運んでOEM車競合作戦を取りました。
コロナの影響もあるので販売店にも短期決戦でお願いしました。
やはりソリオのほうが売れているので、そこをついて「ソリオにしようかと思ってるけど、値引き次第でデリカD2も候補に入ってる」ことを営業さんに伝えました。
店長さんにも直々に出てきてもらい、下取りの査定額5万アップにスタッドレスタイヤのサービスチケット5万円分までつけてもらえてまずまずの商談ができました。
デリカD:2同士を競合させる
さらにデリカD:2同士を競合させることも効果的。
デリカD:2を扱っている、○○三菱自動車の○○部分が少しでも違うところが別会社ですので、その複数店舗を回り、「他店ではここまで値引きしてくれたよ」ということを伝えれば値引きが大きくなることが期待できます。
基本的には隣の県まで足を伸ばせば必ず別会社になります。
また、いくつかの三菱自動車店を回ることで、中には販売ノルマに未達のディーラーや営業マンに遭遇するときも。
そのときは鼻血が出るくらいがんばって値引いてくれますのでかなりラッキーです。
オプション値引き
オプションからの値引きも車両本体からの値引きと同じで大切。
デリカD:2の場合はおおむね20%程度を目標に交渉しましょう。
また、契約直前だけに通用するやり方ですが、「このオプションをサービスで付けてくれたら契約するよ」と言えば、ちょっとしたオプションなら付けてもらえることもあります。
具体的には
・ドアエッジモール
・フロアマット
・クリーンエアフィルター
・三角表示板
・カップ型灰皿
などがねらい目です。
もちろんサービスしてもらうものなので、あまり贅沢は言わずに簡単に付けられるものを狙うのがポイント。
また、ハンコを用意しておくなどして本気度をアピールしましょう。
予算は伝えるべきか?
値引き交渉をするときに、“こちらの予算を伝えない”というやり方もありますが、営業マンもその道のプロ。
黙っていてもおおよその予算は見抜かれます。
ですのでオススメのやり方としては、これは営業マンにはもしかしたら嫌われてしまうかもしれないのですが、最初に少なめの予算を伝えて値引きを引き出しましょう。
「予算は○○万円なので、これ以上は出せない。でもこの予算内でオプションなどもサービスしてくれたら即決してもいい」
などと勝負を賭ける方法もあります。
ちょっとやり過ぎかな?と思うくらい無理めの予算を伝えてしまっても意外となんとかなることも多いです。
値引きのコツ
値引きは粘り強く交渉することが大事。
デリカD:2の場合、最初は10万円程度の値引きを提示されることが多く、それ以上を求めないと、できる値引きもしてくれないので結果的に損をすることになります。
ギリギリまで粘って交渉しましょう。
納期はやや長め
納期は2~4か月とやや長め。
折からの半導体不足の影響が解消されるまでは続く見込みです。
細かいサービスのオマケをお願いする
思うように値引きが引き出せなかった場合でも、契約直前が一番ワガママを聞いてくれるタイミングですから、- ・総支払金額からの端数切捨て
- ・ボディーコーティング・メンテナンスパック
- ・登録手数料のサービス・半額
- ・納車時ガソリン満タン
- ・ローンを組むなら金利の引き下げ
ディーラーで下取りすると安く買いたたかれることが多い!
新しく車を買うときにはその販売店で今の愛車を下取りに出すことが一般的です。購入と売却をワンセットで行えるので手間もかからずにお得な気もしますが・・・
理由は簡単。競合がいないからです。
なのでこの下取りで損をしている人がめちゃくちゃ多いんです。
しかし営業マンに言われるがままでは損をしてしまうことも…
下取り額を大幅にアップさせる方法
同じ車でもどこに売るかで査定額は変わります。
下取りに出すときに損をすることなく、むしろ下取り額アップに成功した人に話を聞くとある共通点がありました!
答えは簡単です。複数の車買取店を競合させて愛車の買い取り相場を知っておく。
そうすればその査定額をディーラーにバシッと言うだけであっさり下取り額がアップします。
これはうまくはまったパターンですが、もしダメでもその時は買取店で売ればいいだけの話なのであなたに損は全くありません。
しかし一軒一軒買取店を回るのは手間も時間もかかりすぎます。
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それでも・・・
空間効率に優れたコンパクトカー
デリカD:2HYBRIDは後席スライドドアの5ナンバーサイズのトールサイズワゴンで、全長3710mm全幅1625mm全高1745mmというサイズながら広い室内空間が特徴で、前輪駆動が基本ですが四輪駆動も用意されています。
前輪駆動のハイブリッド搭載車は32.0km/lというハイレベルな燃費性能を持っています。
スタイルは外見デザインの違いによってカスタムグレードと標準グレードに分かれており、さらに低価格なマイルドハイブリッドもあります。
四輪駆動車はハイブリッドはなく、マイルドハイブリッドの設定があります。
評判、評価は?
デリカD:2HYBRIDはスズキのソリオハイブリッドとほぼ同じ外見と性能となっています。
ベース車のソリオハイブリッドは登録車の毎月ごとの販売台数ランキング上位に入る人気車両で、トヨタがルーミーとタンクというほぼ同じサイズでドアの構成なども同じ競合車を出しているだけに、評価の高い一台と考えていいでしょう。
ユーザーの目線では室内の広さやワゴン車としての使い勝手の良さ、ステレオカメラタイプの衝突被害軽減ブレーキなど先進安全装備を搭載していることなどが好評の理由です。
コスパで選ぶならHYBRID SZ
三菱デリカには、ハイブリッドとマイルドハイブリッドの2種類のハイブリッドが存在しますが、それらは同じ「ハイブリッド」というワードの入るネーミングでも、全くの別物と言ってよいでしょう。
なぜなら、「ハイブリッド」の方は、燃料を使わずに電気モーターのみでも走れる方式に対して、「マイルドハイブリッド」の方は、充電用のアシスト機能としてモーターが付いていて、電気モーターのみでの走行ができないタイプだからです。
完全なハイブリッド車両としての購入コストパフォーマンスに優れているのは、3つのグレードの内、HYBRID SZという事になるでしょう。
理由は、グレード設定としては、
・最も廉価なSZ
・中間価格帯のSZナビパッケージ
・最上級価格のカスタムハイブリッドSVナビパッケージ
となっていて、それぞれの違いとしては、
SZグレードのナビ付きかナビ無しか?と、
外観が若者向けのカスタムSV仕様かどうか?という3択だからです。
ナビは特に三菱純正にこだわりが無ければ選択肢が多い社外品を後付けする事もできますし、カーナビはディーラーでオプションとして装着をする事により、車両本体の値引きが渋い場合に、ナビ装着代金を値引きしてもらうなどの実質的な値引きにつなげることも可能だからです。
リセールを考えて選ぶならSZナビパッケージ
一方、リセールバリュー(売却時の価値)を考えた上で選んだ場合は、やはり、ナビ付きの車両という事になります。
理由としまして、中古車として次のユーザーが買う場合に購買意欲がそそられるのは、やはり人気のナビ付きであり、純正ナビならではの信頼性や多機能性などからも、どうしても社外品の後付けナビ装着車両よりも、純正ナビ装着車両の方が、車に詳しくないユーザーにも受け入れられやすく、中古車販売の際にも、セールスマン側が売り易いという傾向があります。
その場合は、好みの分かれる最上級モデルの「カスタムハイブリッドSVナビパッケージ」よりも、老若男女を幅広くターゲットとしている中間グレードの「SZナビパッケージ」がオススメという事になります。
コンパクトハイトワゴンでNo.1
デリカD2はコンパクトハイトワゴンNo.1となっています。
室内長が2515mmと長くなっており、室内幅も1420mmとなっているので大人2人子供2人が座っても快適に乗ることができるようになっています。
室内高は1360mmとなっているので、小学校低学年の子供であれば車内で立つこともできます。
トランクルームはそんなに大きくはないですが、キャリーケースは余裕で入るので、車中泊は厳しいと思いますが長距離旅行に行くこともできます。
ですので、デリカD2は中学生までのお子さんが2人の家庭にピッタリの車種となっています。
安全装備は?
デリカD2は2016年度、予防安全性能評価の最高ランクの獲得をしています。
これは衝突被害軽減ブレーキシステムなどの事故の予防になる安全装備がとても優れていると評価されたことになります。
デリカD2にはステレオカメラタイプの衝突被害軽減ブレーキシステムと前方衝突安全機能、前方衝突警報ブレーキ、前方衝突警報被害軽減ブレーキアシスト機能、自動ブレーキ機能が安全予防機能として搭載されています。
また、誤発進制御機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能などが安全装備として搭載されています。
しかし、これら全てが標準装備という訳では無く、オプション設定になっているものもあるので、購入の際は営業マンのよく話を聞いて必要なものだけ付けた方が良いと思います。
収納スペースは?
収納スペースは全部で15ヶ所付いています。これはコンパクトカーとしては非常に多いです。
特に変わっていて良いと思うのが、助手席シートアンダーボックス(写真)です。
通常は助手席の下に収納スペースは付いていませんが、デリカD2には備わっており、靴や小物を入れるのに便利です。
人目に全く付かない箇所なので非常に重宝します。
また、後席にもパーソナルテーブルが付いているので、後席の方も物を置く場所に困ることなく、また食事を楽しむこともできます。
細かな所に収納スペースが備わっているので非常に使い勝手が良く、物入れには困らない設計となっています。
居住性・快適性は?
内装は、コンパクトハイトワゴンの中でもトップクラスの広さとなっています。
フロントの広さはもちろんですが、後席も前後乗員間距離が1080mmあるので後席も足を伸ばして寛げる広さがあります。
また、リアシートはスライドとリクライニング機能が付いているのでストレスを感じないように自分の好みに合わせて移動できます。
スライド可能な距離は165mmとなり、リクライニングは最大56°となっています。
フロントは疲れを感じにくい程に広くなってる上にリアも圧迫感を感じず、快適に過ごすことができるようになっています。
走行性能・エンジン性能は?
デリカD2の排気量は1242ccとなっています。扱いは1300ccとなりますが、車体重量がハイブリッドが990kgでマイルドハイブリッドが950kgとコンパクトハイトワゴンとしては軽くなっているので排気量は十分です。
馬力は91psとなっているので、大人2人と子供2人くらいなら十分な加速ができます。
大人4人以上乗ると正直坂道や急加速に不満を感じてしまうかもしれませんが、最大トルクが12.0kg・mとなっているので総合的な走りには満足感を得られると思います。
ただ4気筒エンジンで、急加速には優れていないのでエコ運転を心掛けることをオススメします。
優れているところは
デリカD:2HYBRIDのサイズは全長3710mm、全幅1625mm、全高1745mmというサイズで、特に全幅の1625mmというサイズの車は非常に少なく、4mを切っている全長と後席のスライドドアということもあり非常に取り回しがよくなっています。
また32.0km/lという燃費は全高1.7m級のワゴンとしてはトップレベルで、軽自動車とも十分に渡り合える低燃費であるといえます。
パワースライドドアやステレオカメラタイプの衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備の搭載ができることも優れています。
物足りないところは
三菱のデリカD:2HYBRIDとして考えると、名前のもとである三菱デリカD:5のパワフルで悪路に強いミニバンというイメージがほとんどなくなっているところが物足りないところとも言えます。
また、現在の三菱自動車のデザインの指標であるダイナミックシールドデザインも採用されていません。
車としては非常に優れている面の多い一台ですが、三菱のデリカシリーズを名乗っているとなると三菱らしい外観デザインや大型のタイヤなどを装備したSUV的なバリエーションなどがあってもいいのではないでしょうか。
燃費は?
デリカD2ハイブリッドの燃費は32km/Lとされています。EV走行も可能となっており高い燃費が実現されました。
加速時でもモーターを使用して発進するので、パワーも去ることながら静かさでも高いレベルを保っています。
スズキソリオとは兄弟車となっているので、購入者はメーカーのブランドに関係してくると思われますが、三菱のデリカは昔から評価が高いですが、高燃費と高い走行性を実現された今では以前を凌ぐ評価となっています。
三菱では燃費改ざん問題もありましたが、デリカD2に関しては全く問題なく評価も変わらず高いです。
ダサい?デザインや内装は?
デリカD2ハイブリッドの内装はシンプルでメーターもセンターに設置されており広々空間が実現されています。
トランクルームもゴルフバッグが余裕で乗るところも凄く好印象を受けます。
インパネなども派手派手しくない設計となっているので、落ち着いた年代層に支持を集めています。
エクステリアでもガツガツ感がなく落ち着いた作りで、あまり派手さがない故に、派手さを好む若者には不向きかもしれませんが、世帯持ちには評価が非常に高いです。