ボルボ XC60のおすすめオプション7つと不要オプション2つを実際の購入者の声からご紹介!
最終更新日 2021/11/8
スウェーデンの自動車メーカー、ボルボが送り出す次世代のミドルサイズSUV、XC60。
これまでとは異なるマッシヴなスタイリングを採用したことや、ボルボが長年力を注いできた高い安全性能が評価され、世界中で人気を博しているクロスオーバーSUVです。
今回はそんなXC60のオプションについて徹底解説。購入してから後悔しないで済むように、本当に必要なオプションを調査してみました。
同時に、余裕があればできればつけておきたいオプションと、XC60には不要だと感じたオプションも紹介しているので、XC60の購入を考えている人はぜひ参考にしてください。
目次(タップで飛べます)
ボルボ XC60に必須のオプション
XC60に必須のオプションは3つ。ひとつはXC60の走行性能を向上させる「電子制御式4輪エアサスペンション/ドライブモード選択式FOUR-Cアクティブパフォーマンスシャシー」。
残りの2つはお子さんの乗車に必須の「インテグレーテッド・チャイルド・クッション」と「パワー・チャイルドロック」です。
電子制御式4輪エアサスペンション/ドライブモード選択式FOUR-Cアクティブパフォーマンスシャシー
XC60はフロントにダブルウィッシュボーン式サスペンション、リヤにマルチリンク式サスペンションを採用し、高い走行性能を実現しています。
実際に、XC60の走行性能や乗り心地は海外メディアに高く評価されているのですが、それを遥かに凌駕するシステムが「電子制御式4輪エアサスペンション/ドライブモード選択式FOUR-Cアクティブパフォーマンスシャシー」です。
エアサスペンションは本来、乗り心地がふわふわしていて好みが分かれるものです。
しかし、ボルボの「電子制御式4輪エアサスペンション」は硬すぎず柔らかすぎず、絶妙なサスペンションセッティングを実現しています。
そこに乗り心地とハンドリングの特性を変更できる「ドライブモード選択式FOUR-Cアクティブパフォーマンスシャシー」が組み合わさることで、自分好みの乗り味に設定できるというわけです。
価格は300,000円(税込)と高価ですが、せっかくXC60に乗るなら、ぜひとも体感してもらいたいオプションとなっています。
インテグレーテッド・チャイルド・クッション
小さなお子さんがいるなら、必ずつけておくべきオプションが「インテグレーテッド・チャイルド・クッション」です。
これは後部座席の座面を上昇させることによって、背丈の小さな子供でもシートベルトを適切な位置に装着できるというもの。
XC60の後部座席は標準では固定式となっていて、スライドさせることができません。
しかし、「インテグレーテッド・チャイルド・クッション」を装着すれば、前方へのスライド機構も追加されます。
価格は38,000円(税込)と高くないので、必須のオプションだと思います。
運転席で一括管理!パワー・チャイルドロック
「パワー・チャイルドロック」はXC60のドアと窓ガラスを、運転席からスイッチひとつで施錠・解錠できるようになるオプションです。
これがあれば、お子さんが急にドアや窓を開けて、車外に飛び出すことを防ぐことができます。
「パワー・チャイルドロック」は「インテグレーテッド・チャイルド・クッション」とのセットオプションになっていて、価格は13,000円(税込)です。
安価な価格でお子さんを危険から守ることができるので、つけておくべきだと思います。
できれば付けておきたいオプション
続いて、XC60にできればつけておきたいオプションを7つ紹介します。
どれも魅力的なオプションではありますが、必ずしも必要なオプションではありません。しっかりと検討を重ねたうえで、それでも魅力に感じたときは購入してください。
エアコンが冷えているときでも温かい!シートヒーター
寒い時期でも快適な移動を満喫できる「シートヒーター」。エンジンを始動させたばかりで、エアコンが温まっていないときに特に役立ちます。
XC60はフロントシートヒーターが全車標準装備、リアシートヒーターが上級グレードを除きオプション設定となっています。
後部座席に人を乗せる機会が多い人はつけておいた方が良いでしょう。
上質な手触りと座り心地を!本革シート
静電気が発生しにくく衛生面にも優れた「本革シート」。上質な手触りと座り心地がドライバーの満足感を高めてくれます。
XC60はグレードによって採用しているシート生地が異なっており、上級グレードには「パーフォレーティッド・ファインナッパレザー」が採用されています。
しかし、ベースグレードは本革素材とファブリック素材の組み合わせです。
こちらも質感が低いわけではありませんが、どうしても「本革シート」には劣ってしまいます。
せっかく外車を購入するのであれば、シート生地にはこだわりたいところです。
寒い時期も安心!ステアリングホイール・ヒーター
XC60には本革巻きステアリングホイールが全車に標準装備されています。本革巻きステアリングホイールは握り心地が良くしっとりと手に馴染みますが、寒い季節は運転が億劫になるくらい冷たくなるという欠点もあります。
そんなときに「ステアリングホイール・ヒーター」があれば、寒い季節のドライブが楽しくなること間違いなしです。「ステアリングホイール・ヒーター」は上級グレードに標準装備、それ以外にはメーカーオプションとなっています。
チルトアップ機構付電動パノラマ・ガラス・サンルーフ
XC60の最上級グレード以外にオプション設定されている「チルトアップ機構付電動パノラマ・ガラス・サンルーフ」。運転席の頭上から後部座席の頭上まで、大きなガラスルーフが設置されます。
チルトアップ機構とは、サンルーフの開閉部分の後ろ側が少しだけ持ち上がった状態のことです。主に車内の換気を目的に使用する機能となっています。
数多くの欧州車にオプション設定されているガラスルーフですが、必ずしも必要かというとそうではありません。
しかし、ガラスルーフがあるだけで車内の閉塞感は大きく緩和するうえ、退屈なドライブが楽しいドライブに変わります。
満足感も高いので、できればつけておきたいオプションです。価格は206,000円(税込)となっています。
より上質感のあるメタリック・ペイント
「メタリック・ペイント」はXC60の特別色のこと。XC60には、なんと15種類もの多彩なボディカラーが設定されています。
しかし、このうちオプション設定されていないボディカラーは、アイスホワイトとブラックの2色だけです。
さらに2色、オプション設定されていないボディカラーがありますが、それはR-Designグレード専用色となっており、その他のグレードで選択することはできません。
「メタリック・ペイント」は車両価格とは別に、オプションとして塗装料金を支払う必要があります。
- ブライトシルバーメタリック
- エレクトリックシルバーメタリック
- マッセルブルーメタリック
- デニムブルーメタリック
- オスミウムグレーメタリック
- パイングレーメタリック
- オニキスブラックメタリック
- メープルブラウンメタリック
- フュージョンレッドメタリック
- ルミナスサンドメタリック
これが「メタリック・ペイント」の一覧です。
どれも83,000円(税込)と少し高く感じますが、昨今は国産車でも特別色に10万円前後の塗装料金がかかる車は多いです。好みのボディカラーがあるなら、迷うことなく選択すべきでしょう。
パールカラーならではの輝き!クリスタルホワイトパール・ペイント
「メタリック・ペイント」の別に、XC60には「クリスタルホワイトパール・ペイント」という特別色が設定されています。こちらは「メタリック・ペイント」よりもさらに高い103,000円(税込)で購入する必要があります。
木目内装が好きな人に!リニアライム・ウッド・パネル
インストルメントパネルやセンターコンソールが木目仕様となる「リニアライム・ウッド・パネル」。これがあれば、XC60の内装の上質感は格段に向上します。
少々地味ではありますが、地味だからこそインテリアの良いアクセントになるので、気になる人はつけてみるといいでしょう。
ボルボ XC60に不要なオプション
最後にXC60には不要だと感じたオプションを2つ紹介します。
ダッシュボードが本革仕様に!テイラード・ダッシュボード
ダッシュボードがレザー仕上げとなる「テイラード・ダッシュボード」。ステッチがオシャレにあしらわれており、車内の上質感アップに貢献します。
しかし、変更箇所がダッシュボードだけで物足りなさがあるうえに、価格が150,000円(税込)と高価です。最上級の満足感を求める人には打ってつけですが、それ以外の人には必要ないと感じました。
Bowers&Wilkinsプレミアムサウンド・オーディオ・システム
全車にオプション設定されている「Bowers&Wilkinsプレミアムサウンド・オーディオ・システム」。1,100W、15スピーカー、サブウーファー付きの優れた音響システムです。
しかし、XC60の下位グレードには「ハイパフォーマンス・オーディオシステム(330W、10スピーカー)」、上級グレードには「harman/kardonプレミアムサウンド・オーディオシステム(600W、14スピーカー、サブウーファー付)」と豪華な音響システムが標準装備されているので、個人的には必要ないかと思います。
オプション選択は後悔の無いように
オプションは購入時にしか付けられないものもあり、取捨選択に頭を悩ますところです。
カスタムパーツや内装オプションを充実させての魅力を引き立たせたいのは山々・・・とは言えいくらでも費用をかけるわけにもいかないですよね。
そこで大切になってくるのが値引き額を把握することと愛車の下取り相場を調べて買い換え全体で損をしないことです。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
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