メルセデスベンツEクラスの厳選おすすめオプションはどれ?
最終更新日 2021/9/12
今や大小様々なセグメントを隙間なく網羅するメルセデスブランドにあって、いつの世も変わらずその中核であり続けているのがEクラスです。世界で初めてプレミアムセダンというジャンルを築いたEクラスは、常に時代の最先端をいく技術を投入することで、伝統だけではなく革新性に優れたモデルとして世界中で評価されています。
引用:https://www.webcg.net/
今回のクルドラでは、幅広いボディラインを誇るEクラスよりセダンおよびステーションワゴンを中心として、実際に購入しようとする際に気になるオプションの数々について厳選したおすすめ品をご紹介していきます!
目次(タップで飛べます)
最新Eクラスはこんなクルマ!
初代Eクラスが登場したのは1985年。当時はミディアムクラスと呼ばれていましたが、1993年にEクラスへと名称変更され、以降現在は5代目モデルとなっています。
Eクラスは一時期、Cクラスの人気が高まったことや、90年代初頭のコストダウン政策のツケ(加えて4灯式ヘッドライトマスクの不評)で販売が低迷します。2015年度には輸入車新車登録台数でもトップ10落ちとなりましたが、2016年の5代目へのフルモデルチェンジを機に返り咲き、以後も販売は堅調に推移しています。
2019年現在のEクラスバリエーションは以下のとおりです。
5代目モデルのエクステリアは、先代モデルが4灯式ヘッドライトをマイナーチェンジ時に二眼ヘッドライトに変更したのを受け、その流れを継承しています。とはいえ先行していたSクラスやCクラスと同様のデザイン言語でまとめられているマスクは、遠目にはEなのかCなのか見分けがつかないくらいよく似ています。
一方、インテリアでは12.3インチのディスプレイが2枚並べられたメーター回りは、Cクラスの遥か上をいく未来感を醸し出しています。
安全面では、完全自動運転への第一歩となる革新的安全運転支援システム「ドライブパイロット」や、万が一の場合に自動的に車線を維持しながら緩やかに減速する世界初の「アクティブエマージェンシーストップアシスト」などが採用され、革新性のEクラスをアピールします。
メーカーオプションは高額ながら魅力的
まずはEクラス(セダン&ステーションワゴン)のグレード概要を簡単に整理しておきますと、以下のとおりとなっています。
ベーシックなアバンギャルド、AMGラインのルックスを持つアバンギャルドスポーツ、さらにクラシックなグリルと3.0ℓV6ツインターボを積むエクスクルーシブの3グレード展開で、アバンギャルドとアバンギャルドスポーツにはガソリン、マイルドハイブリッド、ディーゼル、PHEV(プラグインハイブリッド)の各エンジンと4MATIC(4WD)が組み合わされます。
Eクラスに用意されているメーカーオプションは大きくは以下の3点です。
おすすめ一番オプションはコレ!
上記したグレード概要で見ると、メーカーオプションのAMGラインはアバンギャルドのルックスをアバンギャルドスポーツと同等にしてくれるオプションです。絶対的には高価なオプションですが、両グレードの価格差はざっと120万円近くありますので、およそ半額の投資でクールなルックスが手に入ります。
引用:https://response.jp/
足元も標準の17インチアルミが19インチへと2インチアップなので、グッとスポーティに映ります。併せてタイヤがランフラットタイヤに代わりますので、若干エアータイヤに比べて乗り心地が固めの印象となりますが、不意のパンクによるリスクもなくなります。
インテリアでは、Eクラスは全車が本革シートですが、それがナッパレザーにアップグレードされるところがポイントです。ナッパレザーとはざっくりと言えば、高級な原革をなめし加工し、柔らかくてしなやか、さらに耐久性にも優れる高級車御用達のレザーですが、このシートに座った際の感触が一般の本革とは一味も二味も違います。文字に表すことは難しいので、ぜひショールーム等で実際に体感して頂きたいですが、この乗用ナッパレザーの元祖といえるのがメルセデスベンツです。
クルマに乗る際は常にドライバーの身体に触れている部分ですから、その恩恵は十分感じられると思いますよ。
また、AMGラインは外観や内装のグレードアップというだけでなく、安全装備の面でもマルチビームLEDヘッドライトが装着されます。これにより片側それぞれ84個のLEDが瞬時に個別制御され、対向車などのドライバーを眩惑することなく、より広い範囲を明るく照射できる先進機能(アダプティブハイビームアシスト・プラス)も使えるようになります。
筆者の世話になっているBMWアプルードカーセンターのセールスさん曰く、中古車として店頭に並ぶ際にBMWならMスポーツ、ベンツならAMGラインかどうかで売れ行きが相当に違ってくるらしく、投資した分は下取りのときに相応のバリューが期待できそうです。
”らしさ”を求めるオプションならコレ!
エクスクルーシブパッケージは、高級オーディオシステムを中心に後席シートヒーターやヘッドアップディスプレイといった機能装備がセットになったメーカーオプションです。
オーディオシステムは、ドイツの高級オーディオメーカー「ブルメスター(Burmester®)」と共同開発したもので、13個のハイパフォーマンススピーカーと9チャンネル、590Wの大出力DPS(Digital Signal Processor)アンプにより、低音から高音までバランスよく、澄んだナチュラルなサウンドを実現します。
各シートポジションの音場を最適化する機能、走行ノイズに関わらず最適なサウンドを維持するVNC(Vehicle Noise Compensation)も採用。また、前席足元にはFrontBass®ウーファーを搭載し、ボディシェルを共鳴空間として利用することで迫力ある低音再生が可能となります。
このエクスクルーシブパッケージに含まるもう一つの注目は「エアバランスパッケージ」です。これは高性能フィルターによりウイルスやバクテリアなどを低減・除去し、クリーンな室内環境を実現する空気清浄機能と、心地よい芳香を拡散するパフュームアトマイザー機能をセットにした装備です。
単に空気清浄という実用一辺倒にとどまらず、香りという五感に訴えるところへ気を配ってくるあたりも、新世代メルセデスらしさを感じさせます。
E450のパッケージ内容は特別仕様
エクスクルーシブパッケージは、グレード最上級のE450エクスクルーシブ用では内容が変わってきます。それはE450には標準装備でヘッドアップディスプレイとシートヒーターが備わっているためで、その二つに代わって前席シートベンチレーターおよびパノラミックスライディングルーフが付いたものが専用のエクスクルーシブパッケージとして用意されています。
なお、E450はフロントグリルをはじめ18インチアルミなど専用のエクステリアとなっているので、AMGラインをオプションで設定することはできません。
ちなみに挟み込み防止機能が付いたパノラミックスライディングルーフは、E450以外のグレードにも単独のメーカーオプションとして設定されます。
ディーラーオプションは「純正用品ならでは」を基準に
お得なアクセサリーセット3種
ディーラーオプションとなる純正アクセサリーをチェックしてみると、お買い得パックのようなセットも用意がありました。大体2万~3万円弱くらいお安くなるようですが、正直、Eクラスを検討されている方がそこをどのくらい重視されるのかなぁと頭を過ります(偏見ですが。。。)。
ご紹介しますとAMGおすすめパッケージ、おすすめパッケージ、プレミアムパッケージの3セットです。内容は以下のとおりですが、フロアマットなどけっこういいお値段しますね。
パッケージ設定されているもので、純正アクセサリーでしか手に入らないものといえば、CDプレーヤーくらいでしょうか。
このアクセサリーを見て、Eクラスの標準オーディオにCDないのか!と今更ながら気が付きました。まぁBluetoothオーディオやスマホ連携機能が標準なので、問題ないのでしょうけど。ちなみにグローブボックスに収まるこのCDプレーヤーを使っても、音楽再生はBluetooth経由の再生となるようです。
その他のものは基本的に社外品でも十分揃いそうなのですが、Eクラスを検討される方ならばここは「スリーポインテッドスター」入りで統一することに価値をお感じではないですか?
特にドライブレコーダーやサンシェードなどにも、バッチリとスリーポインテッドスターマークが入っているところは所有欲をくすぐります。
同じベンツでもコンパクトモデルですと、経済性重視の側面で考える方も多いと思いますし、例えばクルドラでもBクラスでは以下のように角度を変えた視点でオプション紹介もしています。
>>メルセデスベンツBクラスの厳選おすすめオプションはどれ?
大人エアロはこれで決まり
その他に純正品ならではの見方で、ディーラーオプションからおすすめしたいのは、リヤトランクリッドスポイラー(セダン&クーペ用)でしょうか。
エアロパーツの類はそれこそ社外専業メーカー品等で、たくさんの商品が流通していますが、それらの多くはやや派手目な印象を受けます。特に中古車として市場へ出回るクルマには、総じてそうしたパーツでドレスアップしているものをよく見かけます。
ですがこの純正トランクリッドスポイラーは、非常に控えめなデザインでフォーマルな印象のあるEクラスにとても似合っており、純正アクセサリーとしての強みを感じます。
引用:https://minkara.carview.co.jp/
ブラック以外は別途塗装費用も掛かってしまいますが、このさりげないドレスアップを施すのがEクラスオーナーの醍醐味では。メーカーオプションのAMGラインとの相性も良さそうです。
黒以外の車体色にあえてブラックのトランクリッドスポイラーを付け、別途ディーラーオプションになるブラックドアミラーハウジングを同時装着してコーディネートするのも今風です。ホワイトのボディには特に似合うと思いますよ。
ディーラーオプション最高価格帯!
逆に派手目な雰囲気を好まれる方は、AMGモデル以外だとセダンのプラグインハイブリッド車E350eアバンギャルドスポーツとステーションワゴンのE220dオールテレインにしか設定がありませんが、AMG20インチアルミホイール&メルセデス承認タイヤセットがあります。
これはヨコハマタイヤの最上級スポーツタイヤ ADVAN Sport V105 MO(Mベンツ承認済)タイヤと、純正AMG20インチアルミホイール4本とのスペシャルセットになります。今ならハブキャップ、タイヤバルブも併せて合計921,008円!となるところが、約30万円引き!!の627,000円となっています。
いかにもベンツワールド的な価格の話しになってきましたが、他方ドレスアップの基本は足元からとも言われますから、このセットってどのくらいのニーズがあるのか知りたくなりますね。
Eクラスマイナーチェンジ予報
2016年のデビューから丸3年が過ぎ、5代目Eクラスにもマイナーチェンジの噂が海外サイトを中心に上がってきています。
引用:https://www.motor1.com/
情報を要約するとフェイスリフトが実施され、CLSクラスから始まりA、Bクラスへも展開している新世代顔(シャークフェイス)へ寄せたものに変わりそうです。また、パワートレインは2019年までの間に小まめな変更が行われてきたため全ユニットが継続されるもようですが、一部に3.0ℓV6が3.0ℓ直6+マイルドハイブリッドのEQ Boostに置き換わるとの噂もあるようですね。
今年の東京モーターショーでお披露目となるのでしょうか。
引用:https://car.watch.impress.co.jp/
以上、Eクラスのおすすめオプションのご紹介でした。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
Eクラスを安く買うには下取り車を高く売ることがカギ
新車を買うときに、下取り車があるならさらにオトクに購入可能です。
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