フォルクスワーゲン ティグアンのおすすめオプションとナビはどれ?後悔しないために本当に必要なモノを調べてみた
最終更新日 2021/9/14
フォルクスワーゲンが現在ラインナップしている唯一のクロスオーバーSUV、ティグアン。欧州のミドルサイズSUVとしてはコンパクトな部類に入り、日本の道路事情に適していると好評を博しています。
フォルクスワーゲンが誇る上品なスタイリングと先進技術が大きな魅力です。今回はそんなティグアンのおすすめオプションとカーナビを徹底解説。
購入してから後悔せずに済むように、必須のオプション、できれば付けておきたいオプション、不要なオプションの3つにカテゴリ分けして紹介します。
目次(タップで飛べます)
ティグアンに必須のオプション
外車としては比較的リーズナブルな価格帯に位置するティグアンですが、標準装備の豊富さは高級外車にも負けず劣らずです。
特に安全装備は充実していますが、その一方で、装備されていて当たり前といえるような装備が採用されていないなど、残念な部分もあります。ティグアンに設定されているメーカーオプションは快適性を高める装備が中心のラインナップです。
アップグレードパッケージ
ティグアンに快適装備をプラスして、車格をワンランク上げる「アップグレードパッケージ」。
自然光に近いLEDのおかげで夜間の運転も安心なLEDヘッドライト、スマートエントリー&スタートシステム(いわゆるスマートキーとプッシュスタートスイッチのこと)、パワーテールゲート、7J×17インチ・アルミホイールがセットになったパッケージオプションです。
こちらも「セーフティパッケージ」と同様、今や必需品の装備がたくさんありますね。せめてLEDヘッドライトやスマートエントリー&スタートシステムくらいは標準装備していてほしかった、という気持ちもありますが、その分ライバルの外車と比べて車両価格が安いので妥協すべき部分なのかもしれません。
「アップグレードパッケージ」の価格は248,400円(税込)となっています。少し高価な印象は受けますが、ティグアンを購入するなら必須のオプションです。
セーフティパッケージ
ティグアンにオプション設定されている唯一の安全技術オプションが「セーフティパッケージ」です。
車線維持システム”レーンアシスト”や車線変更支援システム”サイドアシストプラス”、渋滞時追従支援システム”トラフィックアシスト”の安全装備に加え、バック時の警告や衝突被害軽減ブレーキを作動するリヤトラフィックアラート、ハイビームアシストなど、ティグアンに足りなかった安全装備が盛りだくさんとなっています。
これだけのパッケージ内容で価格は172,800円(税込)と、コストパフォーマンスは高いです。どれだけ自分が気を付けていても万が一のことがあるので、「セーフティパッケージ」は必ず付けておきましょう。
ただし、「セーフティパッケージ」は単体での購入ができません。「セーフティパッケージ」を取り付けたいなら、上記で紹介した「アップグレードパッケージ」とセットで購入する必要があります。
ティグアンが選べる2つのカーナビ!おすすめはどっち?
ティグアンには「フォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステム”Composition Media”」、もしくは「フォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステム”Discover Pro”」のどちらかが標準装備されています。
基本的には量販グレード以上に「”Discover Pro”」が採用されていて、「”Composition Media”」はベースグレードのみの採用です。
ただし、ベースグレードには「”Discover Pro”」がオプションとして設定されているため、こちらを取り付けることもできます。
おすすめは「”Discover Pro”」ですが、それぞれの違いをわかりやすく比較するために表を作成してみました。
(仕様) | Composition Media | Discover Pro |
液晶画面 | 8インチ | 9.2インチ |
基本操作 | タッチ/物理スイッチ | タッチ専用 |
CDプレーヤー | 〇 | 〇 |
MP3/WMA再生 | 〇 | 〇 |
AM/FM | 〇 | 〇 |
ワイドFM対応 | 〇 | 〇 |
Bluetooth オーディオ | 〇 | 〇 |
Bluetooth ハンズフリーフォン | 〇 | 〇 |
SSDナビゲーションシステム | × | 〇 |
VICSワイド対応 | × | 〇 |
DVDプレーヤー | × | 〇 |
地デジTV受信 | × | 〇 |
ジェスチャーコントロール | × | 〇 |
“Vollkswagen Media Control”アプリケーション対応 | × | 〇 |
App-Connect | 〇 | 〇 |
表を見る限りでは、「”Discover Pro”」が完全な上位互換にあたることがわかります。さらに、「”Composition Media”」にはカーナビ機能は搭載されていないこともわかります。
つまり、カーナビとして使うのであれば「”Discover Pro”」一択ということです。逆にカーナビを使わない、という人は「”Composition Media”」でも問題はありません。
「”Discover Pro”」は、下記で解説する「”Discover Pro”パッケージ」のセットオプションです。そのため、単体で購入することはできません。
ティグアンにできれば付けておきたいオプション
続いて、ティグアンにできれば付けておきたい3つのオプションを紹介します。
フォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステム”Discover Pro”パッケージ
「”Discover Pro”パッケージ」は「”Discover Pro”」本体とETC2.0対応車載器、モバイルオンラインサービス“Volkswagen Car-Net”がセットになっているパッケージオプションです。
モバイルオンラインサービス“Volkswagen Car-Net”は、オンラインを活用した目的地や施設、駐車場検索、最新のニュースなどを知ることができます。「アップグレードパッケージ」と組み合わせることでオプション設定でき、価格は226,800円(税込)です。
レザーシートパッケージ
シートの快適性と上質感を高める「レザーシートパッケージ」。グレードによって、セットになっているオプションが異なります。
TSI/TDI 4MOTION Highline | TSI/TDI 4MOTION R-Line | |
R-Line専用レザーシート | × | 〇 |
レザーシート | 〇 | × |
パワーシート(運転席・メモリー付) | 〇 | 〇 |
パワーランバーサポート(運転席) | 〇 | 〇 |
シートアンダートレー(助手席) | 〇 | 〇 |
電動格納式リモコンドアミラー | 〇 | 〇 |
違いはレザーシートのみで、それ以外の装備は同一です。価格はTSI/TDI 4MOTION Highlineグレードが280,800円(税込)、TSI/TDI 4MOTION R-Lineが313,200円(税込)となっています。
DCCパッケージ
最新の電子制御サスペンションシステムと、それに対応するアルミホイールがセットになったパッケージオプションが「”DCC”パッケージです」。
目玉となるアダプティブシャシーコントロール”DCC”は、電子制御サスペンションシステムと電動パワーステアリングの特性をコントロールし、道路状況に応じて最適な乗り味に変更できます。
3種類のモードセレクトにより、用途に合ったドライビングを実現します。「”DCC”パッケージは「レザーシートパッケージ」とのセットオプションで、価格は216,000円(税込)です。
ティグアンに不要なオプションはパノラマスライディングルーフ
最後に紹介するのは、私がティグアンには不要だと感じたオプション「パノラマスライディングルーフ」です。欧州車にオプション設定されていることが多い大型サンルーフ。
その圧倒的な開放感とオープンエアが魅力のオプションです。なぜ不要なのかというと「”DCC”パッケージ」と「レザーシートパッケージ」を取り付けないと選択できないから。
「パノラマスライディングルーフ」自体の価格は151,000円(税込)とリーズナブルですが、「”DCC”パッケージ」と「レザーシートパッケージ」の価格は500,000円前後です。
すべてを合計すると、650,000円を優に超えてしまいます。さらに、サンルーフは数回使ったら開けなくなったという人も多いため、今回は不要だと判断しました。
オプション選択は後悔の無いように
オプションは購入時にしか付けられないものもあり、取捨選択に頭を悩ますところです。
カスタムパーツや内装オプションを充実させての魅力を引き立たせたいのは山々・・・とは言えいくらでも費用をかけるわけにもいかないですよね。
そこで大切になってくるのが値引き額を把握することと愛車の下取り相場を調べて買い換え全体で損をしないことです。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
ティグアンを安く買うには下取り車を高く売ることがカギ
新車を買うときに、下取り車があるならさらにオトクに購入可能です。
下取り車をそのままディーラーに出してしまうと、相場よりも安く買いたたかれてしまいます…。
査定額の相場を知らなかったばかりに20~30万も損をした人がたくさんいます!
自分の愛車の査定相場を知っておくためには「
最大10社の査定が無料で受けられて、しかも入力はたったの45秒で完了。
それでも・・・