VWゴルフのおすすめグレードを比較して検証!後悔しないために選んでおきたいのは
最終更新日 2021/9/16
VWゴルフは、ドイツの自動車ブランドVW(フォルクスワーゲン)のCセグメントハッチバックです。
バランスのとれたプロポーション、質感の高いインテリアなど、メーカー各社がベンチマークにしているといわれるほど完成度が高いゴルフですが、その実力はどれほどのものでしょうか。
今回は、グレード別に比較、検証し、どのグレードがおすすめなのかご紹介いたします!
目次(タップで飛べます)
VWゴルフのグレード別価格!
グレード名 | エンジン | 車両価格(税込) |
TSI Trendline | 1.2TSI | 2,539,000円 |
TSI Comfortline | 2,799,000円 | |
TSI Comfort Tech Edition | 3,029,000円 | |
TSI Highline | 1.4TSI | 3,319,000円 |
TSI Highline Tech Edition | 3,529,000円 | |
GTE | 4,690,000 | |
GTI | 2.0TSI | 4,099,000円 |
GTI Dynamic | 4,459,000円 | |
GTI Performance | 4,659,000円 | |
R | 5,699,000円 |
VWゴルフは、253.9万円~569.9万円という幅広い価格帯が特徴です。
これだけグレードが分かれていると迷ってしまいそうですが、豊富なラインナップになっているおかげで自分に合った一台が選びやすいという利点もあります。
大きく分別すると、
- TSI Trendline
- TSI Comfortline
- TSI Highline
- GTI
- R
となります。
そして、各グレードの大きな違いはエンジンと装備となります。
今回は、それぞれ分けて解説していきます。
VWゴルフのグレード別エンジン
1.2L TSIエンジン:TSI Trendline/ TSI Comfortline
最高出力105psを発揮し、低回転から最大トルクを発揮する1.2L直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジンです。
パフォーマンスとしては、1.8Lエンジンと同等クラスで、非常に効率的で十分なパワーが出てくれます。
加速時からもたつきもなくスムーズなので、快適に運転できますね。
鋭さよりも安定した走りが得意なエンジンと言えます。
1.4L TSIエンジン:TSI Highlie/ GTE
最大出力140psを発揮する、1.4L直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジンです。
1.2Lに比べさらにトルクフルな走りが楽しめます。
普段使いはもちろんのこと、スポーティな走りがしたい時でも不足なく加速ができます。
ワインディングでも力を発揮できるので、非常に優秀なエンジンと言えます。
また、GTEにはこのエンジンにプラスしてプラグインハイブリッドが装着されます。
モーターだけで109psを出力し、EV走行も45kmまで可能となっている、エコかつスポーティな組み合わせです。
2.0L TSIエンジン:GTI/ R
2.0L直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボエンジンは、まさにスポーツカーのようなハイパワーエンジンです。
GTIが230ps、GTI Performanceが245ps、Rが310psの最高出力を誇ります。
もちろん、普段何気なく走っている時は他のエンジンとそこまで差を感じません。
しかし、ひとたびアクセルを強く踏むと、このエンジンでしか味わえない加速感があります。
実用性をしっかり確保しつつ、こういった走りも楽しめるのは、VWらしいですね。
VWゴルフの全グレード共通標準装備
グレード毎の大きな違いは装備の違いですが、ここではゴルフ全グレード共通の標準装備を確認しましょう。
予防安全
- ドライバー疲労検知システム
- プリクラッシュブレーキシステム(歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能付)
- プロアクティブ・オキュバント・プロテクション
- ESC
- ABS
- ブレーキアシスト
衝突安全
- フロントエアバッグ(運転席/助手席、助手席エアバッグカットオフスイッチ)
- ニーエアバッグ(運転席)
- サイドエアバッグ(前席/後席)
- カーテンエアバッグ
二次被害防止
- エマージェンシーストップシグナル
- ポストコリジョンブレーキシステム
その他装備
- LEDテールランプ
- オートライト
- ランバーサポート(運転席/助手席)
- シートバックポケット(運転席/助手席)
- オートホールド機能
- モバイルオンラインサービス”Volkswagen Car-Net”
- 電動パワーステアリング
- チルト&テレスコピックステアリング
これだけの装備が標準でついているのは非常に良いですが、特に予防安全面の充実が良いですね。
歩行者の検知もしてくれるこのプリクラッシュブレーキシステムは、衝突での被害回避、軽減のためにブレーキアシストをが働きます。
また、プロアクティブ・オキュバント・プロテクションは、事故を予測してシートベルトをホールドし、エアバッグの性能を最大限に高めてくれます。
次に、各グレードの違いを見ていきましょう。
完成度の高い一台が259.9万円のTSI Trendline
エントリーグレードとなるTSI Trendlineは、なんといってもその価格が魅力です。
先ほど挙げた装備はすべて標準装備なので、コスパの高く手軽な一台と言えます。
ただ、カップホルダーやアームレスト、12V電源は前席のみとなるので、後席に頻繁に人が乗るという方には少し物足りない可能性もあります。
インテリアカラーはチタンブラックとなり、VWらしい落ち着いた雰囲気です。
各種装備が充実のTSI Comfortline
Trendlineはかなりシンプルな装備の印象でした。
そこから大幅に装備を充実させたのが、Comfortlineです。
まず、大きな違いとしては安全、運転支援システムです。
- アダプティブクルーズコントロール(全車速追従機能付)
- レーンキープアシストシステム
- トラフィックアシスト(渋滞時追従支援システム)
- リヤビューカメラ
主なものだけでもこれだけの追加があります。
アダプティブクルーズコントロールなどがあると、長時間の高速走行では非常にストレスフリーになります。
また、トラフィックアシストがあることで、渋滞時の煩雑なペダル操作から解放され、疲労軽減と事故防止に繋がります。
また、インテリアではカップホルダーなどが後席にも取り付けられ、後席の快適性が高まっているのはもちろんのこと、室内にお洒落な雰囲気を出せるインテリアアンビエントライトも標準装備されます。
また、エアコンも左右独立型に変更されています。
パドルシフトも装備されることで、より自由な走りも可能です。
エンジンパワーだけの違いではないTSI Highline
TSI Highlineからは、1.4Lエンジンに変更され、ゴルフの走りのポテンシャルはかなり上昇します。
また、ドライビングプロファイル機能によって、シーン毎にドライブスタイルが選べるようになります。
しかし、違いはそれだけではありません。
先進装備をさらに装着したハイエンドモデルなのです。
主なものをご紹介します。
ブラインドスポットディテクション(後方死角検知機能)は、その名のとおり死角にいる後続車を検知し、ドライバーに知らせるものです。
リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)は、出庫時の後方安全をサポートしてくれ、大変心強いシステムです。
インテリアでも、パワーが上昇したことに応じてスポーツシートが採用されるなど、よりスポーティな仕様になっています。
スポーティな走りを求めるならGTI
VWゴルフGTIは、基本的な装備はTSI Highlineのものを受け継いでいます。
しかし、エンジンパワーはかなり上昇し、エクステリア、インテイリアともにスポーティな専用パーツが多いのが魅力です。
要所に入るレッドのアクセントが、アグレッシブな姿勢を見せつけてくれます。
これまでとかなり違う印象のインテリアは、レッドスティッチが多く使われ、走りへの意欲が沸いてきます。
シートも専用のファブリックが使われているなど、こだわりの一台です。
スポーツとエコが両立されたGTE
GTEは、GTIの対になるイメージのグレードです。
同じように専用パーツが多く使われますが、GTIはレッドなのに対して、GTEはブルーが主に使われています。
それはインテリアも同じで、エコなイメージが全面に出たデザインと言ってよいでしょう。
ゴルフの頂点に君臨するR
ゴルフ史上最強のパワーを誇るRは、まさに走りを極めたい方に持ってこいのグレードです。
パワーだけでなく、4WDシステムも採用し、より安定感のある走行が可能になっています。
また、ブラックグリルなどの専用パーツも装備され、引き締まった印象を与えます。
シフトノブやステアリングといったインテリアも当然R専用となっています。
また、中央のRの文字が特徴的なスポーツレザーシートも、R専用の特別なものです。
乗っただけで気分が高揚して、すぐに走り出したくなりますね。
VWゴルフのおすすめグレードはTSI Comfort
各グレードに明確な特徴があり、様々なニーズに応えられるのがVWゴルフですね。
その中で、今回おすすめするグレードは、TSI Comfortです。
このグレードは、十分な走行性能、充実した装備という車にとって重要な部分をクリアしながら、価格が2,790,000円とお手頃価格なのが魅力です。
特に、快適性、安全性の面での完成度は非常に高いと感じます。
強いて言えば、走行性能はあくまで十分ということなので、もしスポーティさを求めるならばHighline以上を選ぶべきでしょう。
しかし、扱いやすさ、価格、装備面なども含めた総合力でいうと、Comfortlineが一番おすすめできます。
VWゴルフのグレード比較、検証! まとめ
VWゴルフは、どのグレードを選んでも間違いないというのが比較するほどわかってきました。
クセがなく、万人に愛されやすい車なので、初めての輸入車!という方でも違和感なく乗っていただけます。
ご自身が何を車に求めるのかをしっかり吟味すると、自ずと選択すべきグレードがわかってくる、そんな車がVWゴルフですね。
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