タンク&ルーミーのおすすめグレードを比較して検証!後悔しないために選んでおきたいのは?
最終更新日 2021/9/22
おしゃれで快適な室内空間が魅力のコンパクトカー、タンクとルーミー。
トヨタのノアとVOXYのようなテイスト違いの兄弟車です。
タンクとルーミーのどちらにするか、グレードが多くどれにすべきか迷いやすいので、答えが見つからなくなってしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで、実際の購入者の「生の声」を元にどのグレードが一番あなたにピッタリなのか、それぞれの特徴を解説しながら見ていきたいと思います。
目次(タップで飛べます)
タンク&ルーミーの主要スペックは?
まずは基本スペックからです。
主要スペックは同じで、外観や内装の雰囲気が違う程度となっています。
車種 | タンク/ルーミー | ||
駆動方式 | 2WD | 4WD | |
トランスミッション | CVT | ||
全長×全幅×全高 | 3700mm×1670mm×1735mm | 3700mm×1670mm×1735mm | |
室内長×室内幅×室内高 | 2180mm×1480mm×1355mm | ||
ホイールベース | 2490mm | ||
トレッド | 1465mm/1475mm | 1465mm/1445mm | |
最低地上高 | 130mm | ||
車両重量 | 1070~1100kg | 1130kg | |
乗車定員 | 5名 | ||
最小回転半径 | 4.6~4.7m | ||
エンジン種類 | 直列3気筒DOHC | 直列3気筒DOHC IC付ターボ | 直列3気筒DOHC |
総排気量 | 996cc | ||
最高出力 | 51kW[69PS]/6,000rpm | 72kW[98PS]/6,000rpm | 51kW[69PS]/6,000rpm |
最大トルク | 92N・m[9.4kgf・m]/4,400rpm | 140N・m[14.3kgf・m]/2,400〜4,000rpm | 92N・m[9.4kgf・m]/4,400rpm |
使用燃料 | レギュラーガソリン | ||
燃料タンク容量 | 36L | 38L | |
燃費 | 24.6km/L | 21.8km/L | 22.0km/L |
タンクとルーミーのエクステリアとインテリア
タンクはコンパクトカーながら煌びやかさと迫力を演出した男女ともに受け入れられるデザインです。
bBの後継車種ということもあり、少しやんちゃないかつさがあります。
カスタムモデルではエアロが装備され車高も低めに見えるので、車のドレスアップが好きな方にも人気です。
ルーミーのタンクとの違いは、ヘッドライトから続く大型のメッキグリル。
スタイリッシュでスポーティなタンクよりも、ラグジュアリーでミニバン感のあるデザインになっています。
インテリアは両者同様でカスタムが黒×ブルー、その他がブラック×ブラウンでシンプルさの中に上質感と使いやすさが共存しています。
インパネを水平にすることで前方の視認性を高め、四角いボディとあいまって女性でも狭い路地・駐車場での取り回しがしやすいようになっています。
タンク&ルーミーのグレード一覧・価格表!
グレード名・価格も同じ設定となっているタンクとルーミー。
グレードごとの価格は以下のとおりです。
グレード名 | 駆動方式 | 価格 |
X | 2WD | 1,463,400円 |
4WD | 1,636,200円 | |
X“S” | 2WD | 1,528,200円 |
4WD | 1,701,000円 | |
G | 2WD | 1,620,000円 |
4WD | 1,792,800円 | |
G“S” | 2WD | 1,684,800円 |
4WD | 1,857,600円 | |
G-T | 2WD | 1,803,600円 |
カスタムG | 2WD | 1,771,200円 |
4WD | 1,944,000円 | |
カスタムG“S” | 2WD | 1,836,000円 |
4WD | 2,008,800円 | |
カスタムG-T | 2WD | 1,965,600円 |
ベースグレードとなるXの2WDでは軽自動車と同じくらいの価格設定です。
軽自動車よりもボディが強く、室内空間も広く、市街地での運転でパワー不足を感じたくないという方はタンク・ルーミーにしたほうが良いでしょう。
2WDと4WDがあるので、雪の降る地域や坂の多い地域にお住まいの方でも安心して走行できます。
荷物も多く乗せられるので、アウトドアが趣味という方は4WDを選択したほうが良いでしょう。
しかし、ターボモデルには2WDの設定しかないので、4WDを選択する方はターボを選べません。
タンク&ルーミーのグレードごとの違いは?
グレードごとに装備面などでどのような違いがあるのか比較していきましょう。
まずは標準装備の内容です。
グレード | カスタムG-T | カスタムG”S” | カスタムG | G-T | G”S” | G | X”S” | X |
ホイール | 15インチ アルミホイール | 14インチ アルミホイール | 14インチ スチールホイール | |||||
エクステリア | フロントスポイラー フロントグリル メッキ加飾 | フロントグリル メッキ加飾 | ||||||
灯火類 | LEDヘッドライト LEDフォグランプ LEDデイライト | ハロゲンヘッドライト | ||||||
スライドドア | 両側パワースライドドア | 助手席側 パワースライドドア | ||||||
インテリア | 本革巻きステアリング(シルバー加飾) | ウレタンステアリング(シルバー加飾) | ウレタンステアリング | |||||
撥水加工ファブリックシート | ファブリックシート | |||||||
6スピーカー | 4スピーカー | 2スピーカー |
グレード別標準装備の内容を、下位グレードにオプションで追加した時の料金表は以下のようになります。
オプション | 内容 | カスタムG-T | カスタムG”S” | カスタムG | G-T | G”S” | G | X”S” | X |
15インチ アルミホイール | 175/55R15タイヤ&15×5J | 標準 | ー | ー | 58,320円 | ー | ー | ー | ー |
14インチ アルミホイール | 165/65R14タイヤ&14×5J | ー | 標準 | 標準 | ー | 43,200円 | ー | ー | |
スペアタイヤ | 10,800円 | ||||||||
スーパーUV カットガラス | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | 17,280円 | ||
LEDヘッドライト | 標準 | 標準 | 標準 | 64,800円 | ー | ー | |||
LEDフォグランプ LEDデイライト | 標準 | 標準 | 標準 | 21,600円 | |||||
サイドエアバッグ カーテンエアバッグ | 49,680円 | 49,680円 | 55,080円 | ||||||
パノラミックビュー | 43,200円 | 43,200円 | ー | ー | |||||
イルミネーション パッケージ | 運転席・助手席足元照明 助手席オープントレイ照明 センターフロアトレイ照明 | 16,200円 | 16,200円 | ー | ー | ||||
ナビレディ パッケージ | バックカメラ ステアリングスイッチ | 29,160円 | 29,160円 | ||||||
コンフォート パッケージ | 運転席・助手席シートヒーター シートバックテーブル 運転席シート上下アジャスター フロントセンターアームレスト 助手席シートアンダートレイ | 22,680円 | 22,680円 | 28,080円 |
カスタムのポイント
- ヘッドライトがLED
- フォグランプが標準装備
- フロントスポイラーが付く
- アルミホイールが標準装備
- シートが撥水加工
グレードXの注意ポイント
- パワースライドドアが助手席側のみ
- ステアリングにシルバー加飾なし
- 追加できるオプション装備に限りがある
各グレードの差額は10万円ずつなので、選ぶオプションによっては上位グレードを選択してしまうほうがいい設定になっています。
特に、Xにいろいろなオプションをつけていこうとすると、つけられないオプションがあるので、カスタマイズしていくには少し不便です。
”S”はスマートアシストⅡ搭載
装備面が同じなのに”S”が付いているグレードの意味は何?というと、衝突回避システム「スマートアシストⅡ」を搭載しているか否かです。
スマートアシストⅡは障害物や歩行者、車線などをカメラやレーダーで検知し、ブレーキ・アクセル・ステアリングの制御を行う運転支援機能です。
最新の車では標準装備化が進められています。
差額は20万円弱となりますが、予算的に問題がなければつけておくことをおすすめします。
タンク&ルーミーのおすすめグレードは「カスタムG”S”」「G”S”」
タンクとルーミーのおすすめグレードは「カスタムG”S”」「G”S”」です。
フロントスポイラーやLEDのランプ類が良いという方にはカスタムG”S”を、ハロゲンライトの方が良いという方にはG”S”をおすすめします。
ターボモデルでは少しですが燃費が落ちることと、4WDを選択できないので雪道の走行を想定している方には候補から外れることが多いと考えられます。
そしてXではオプションの選択肢が狭いので、本当にただの移動手段として車が欲しいという方でなければ多少なりとも装備面で不満が出る可能性があります。
装備面の充実、オプションの選択肢、駆動方式の選択肢があり、安全装備も備わっていることから評価が高いのはG”S”になることはお分かりいただけるのではないでしょうか。
ハロゲンライトのほうが適しているのは、寒冷地に住んでる方です。
LEDヘッドライトはライトのバルブが発する熱が弱く、レンズの劣化は抑えられますが冬場の早朝に凍ってしまうヘッドライトをなかなか溶かすことが出来ません。
今までハロゲンやHIDのヘッドライトで冬の朝もライトにはお湯などをかけていなかった方が、LEDヘッドライトの車に乗り換えてライトの氷が解けず危険だという口コミやクレームが多く出ています。
フロントガラスの霜や凍結にはお湯をかけて対処している方が多いかと思いますが、カスタムG”S”を選択する場合にはヘッドライトにも気を配る必要が出てきますので注意してくださいね。
まとめ
タンク&ルーミーのおすすめグレードについてご紹介してきました。
グレード数が多いとその差を理解するのも、装備一覧などを細かく見ないとわからない部分があって大変ですよね。
タンクとルーミーのグレード構成や装備は基本的に同じなので、どちらの車種にするかが決まったら、グレード選びの参考にしてください。
ぜひディーラーで試乗をして乗り心地も確かめてくださいね。
この記事を見てくれた人にはタンク&ルーミーの新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
>>タンクの値引き相場をレポート!
>>ルーミーの値引き相場をレポート!
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