プレミオ/アリオンのおすすめグレードはどれ?後悔しないためにベストグレードを調査!
最終更新日 2021/9/16
トヨタのミドルサイズセダンのプレミオとアリオン。
プレミオが落ち着いた上質なセダン、アリオンはというと、スポーティな雰囲気を纏った大人のセダンというイメージですね。
そんな2台のおすすめグレードを紹介しながら、どんな風に選べば楽しいカーライフを送れるのかをご紹介したいと思います。
目次(タップで飛べます)
プレミオ/アリオンのグレード紹介
それでは、両者のグレード紹介を簡単にしてみますね。
プレミオのグレード体系
プレミオはトヨタ販売チャネルのトヨタペット店での販売になります。
プレミオのグレード別の主な装備内容は以下の通りになっています。
ご覧いただいた通り、排気量が1500cc/1800cc/2000ccと別れており、1500cc/1800ccには通常モデルに加え、LパッケージとEXパッケージが用意されています。
2000ccには通常モデルに加え、EXパッケージが用意されていますね。
パワートレーンが3つの中から選べて、その中でも自分にあった装備ごとに細かく選択できますので、比較的選択の幅は広い方に分類されます。
続いて、アリオンのグレード体系の紹介もしてしまいますね。アリオンはトヨタ店で販売されています。
アリオンのグレード体系
アリオンのグレード別の主な装備内容は以下の通りになっています。
こちらも同じく、排気量が1500cc/1800cc/2000ccと別れており、1500cc/1800ccには通常モデルに加え、GパッケージとG-plusパッケージが用意されています。
2000ccには通常モデルに加え、G-plusパッケージが用意されていますね。
もうお気づきかと思いますが、全くと言って良いほどグレード体系に違いはありません。
違いと言えばグレードの名前の違いと、ホイールキャップの意匠の違い、フロントグリルのメッキ意匠の違い、リヤランプのデザインの違いなどがありますが好みの問題もありますよね。
印象としては、フロントグリルの広い範囲にメッキパーツを使っていたり、リヤコンビランプがトランクドアまで続いている伸びやかなデザインを施したプレミオの方が若干高級感を感じられる感じがありますね。
併せて、グレードの価格を見てみると以下のようになります。
※プレミオの価格を載せています、アリオンは下記表より約35,000円安です。
グレード | 排気量 | 駆動方式 | 燃費 | 価格 |
1.5F | 1496cc | FF | 19.2km/l | 1,908,655円 |
1.5F L | 1496cc | FF | 19.2km/l | 2,097,163円 |
1.5F EX | 1496cc | FF | 19.2km/l | 2,306,291円 |
1.8X | 1797cc | FF | 16.4km/l | 2,047,091円 |
1.8X | 1797cc | 4WD | 14.8km/l | 2,241,491円 |
1.8X L | 1797cc | FF | 16.4km/l | 2,259,163円 |
1.8X L | 1797cc | 4WD | 14.8km/l | 2,453,563円 |
1.8X EX | 1797cc | FF | 16.4km/l | 2,528,182円 |
1.8X EX | 1797cc | 4WD | 14.8km/l | 2,711,782円 |
2.0G | 1986cc | FF | 15.6km/l | 2,423,127円 |
2.0G EX | 1986cc | FF | 15.6km/l | 2,686,255円 |
4WDも合わせるとなかなかの数の中から選ぶことになります。
価格差は、1500ccから1800ccに排気量をあげると、下のグレードで10万円弱。
中間グレード以降ではプラスされる装備内容が変わってくるため、15万円から20万円くらい変わってきますね。
それでは次は、上記のたくさんのグレードの中から、どのグレードを選ぶべきかをご紹介していきます。
おすすめはプレミオが1.8X EX、アリオンはA18 G-plusパッケージ
ここでまず排気量を選ぶ際のポイントとして、この車に何を求めるかですが、1500ccなどの排気量であれば、トヨタにはカローラという廉価モデルのセダンがあります。
せっかくミドルクラスの上質なセダンということを考慮すると、おすすめは1800ccです。
1800ccと1500ccでは、たった300ccしか変わらないのですが、休日に家族と出かけたりゴルフバッグを積んで3人乗って移動など、重たいものを積載した時のシチュエーションではやはりパワーが全然違います。
もちろん2000ccの方がよりパワーがあって良いのですが、そこは価格と燃費の兼ね合いから1800ccをおすすめします。
次に装備内容ですが、1500cc/1800ccのベーシックグレードを除いてプレミオもアリオンもトヨタセーフティーセンスという予防安全装置がついています。
プレミオ/アリオンに備わっているトヨタセーフティセンスでは、対車両への自動ブレーキ・アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違い時に加速抑制装置・オートマチックハイビーム・車線逸脱警報装置のレーンディパーチャーアラートなどがセットされます。
現代の車として、せっかくの先進安全技術が装備されないグレードをわざわざ選ぶことはあり得ませんのでベーシックグレードは無しになります。
そして、もしも予算に余裕があるなら、1800cc/FF駆動の最上級グレードには、16インチアルミホイール/LEDヘッドランプ/本革巻シフトノブ/オートエアコンには空気清浄のナノイーが追加で装備されますので、おすすめしたいのはプレミオなら1.8X EX、アリオンならA18 G-plusパッケージですね。
16インチアルミホイールにすることにより、もともとこの車の乗り味がかなりソフトに作られているのですが、タイヤのよじれが少なくなることでコーナーなどでもしっかりと地面を捉えている感触になり、休日のドライブも一層楽しく感じられるでしょう。
室内の内装の加飾に関しても、本革と本木目調のパネルなどで高級感がアップし、オートエアコンのナノイーによって同乗者も快適に過ごすことができます。
また、夜間の視認性の良さのことも考えると、LEDヘッドランプを備えた上記グレードがより安全です。
もしも、予算重視で選びたいという方には、もちろん一番ベーシックな1500ccの通常モデルでも、中の広さなどはカローラクラスよりは広々としていて優位性はありますので良いと思いますし、モアパワーで2000ccの最上級グレードが予算的に叶う方ならそれに越した事はありません。
それでは次に、ほとんど同じ装備を兼ね備えたプレミオとアリオンですが、どっちの方がおすすめなのか?
なぜそのクルマをおすすめするのかを、参考までに教えちゃいます。
実はアリオンよりもプレミオを選ぶのがベスト!
ここまで見てきた中で、プレミオとアリオンの見た目の違いなどだけで、ほとんど金額も変わりませんし、特にどちらでも構わないと思われている方からするとどちらかを選ぶ決定的な要因はありませんよね?
そこでご紹介したいのが、「リセールバリュー」というものです
この「リセールバリュー」とは、購入したクルマを手放す時に下取りや買取として売れる時の価値を示します。
私は、自分の好みよりもこの「リセールバリュー」大切にする方で、日本国内の中古車市場の需要はもちろん、海外からの需要もある程度考慮して検討することにしています。
特にトヨタというブランドは世界中でかなり高い評価を得ています。
それは故障しにくかったり、パーツが沢山流通していて汎用性が高いため新興国などでも大変重宝されます。
また、新車を購入するお金がない国でも中古車で良いクルマに乗りたいという人々の願望が存在するので、最近では安いグレードのものよりもより高級に見えるグレードの中古車の方が人気が出る可能性が高いのです。
プレミオの方がリセールバリューの期待値が高い!
そういった点から、もう一度プレミオとアリオンを考えると、メッキパーツやリヤコンビランプに高級感があり、カローラよりもワンランク上の排気量を備えたプレミオの1800ccなら、国内でも海外でもリセールバリューが高くなる可能性が高いという訳なんです。
もちろん5年後や10年後に価値が高くなっている可能性は100パーセントではありませんが、アリオンを選ぶよりかは可能性があるので、もしも好みなどが特になくどちらでも構わないという場合には、プレミオの1800ccの最上級グレードが一番おすすめなんです!
もしも乗り換えの時に良い値段で売れたら、もう少し歳をとっても、夫婦水入らずでスポーツカーなんていうのもいいですしね!
プレミオ/アリオンの比較検証のまとめ
いかがでしたでしょうか?
一見すると同じように見える車両やグレードでも、判断する基準が違えば自分に対してのベストなクルマは必ずしも他の人と一緒ではない事が分かっていただけたかと思います。
上記の内容を参考にして、後悔しないクルマ選びのお役に立てれば幸いです。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
プレミオ/アリオンを安く買うには下取り車を高く売ることがカギ
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