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後悔しないために確認しておきたいランドクルーザー・プラドの不満点5つ+α

最終更新日 2021/12/1

トヨタが誇るワールドブランドモデルは数あれど、世界中から「替えが効かないクルマ」として広く周知されているのは”ランドクルーザー”でしょう。ランクルの始祖たるトヨタBJが登場してから2021年70周年を迎えますが、現在は旗艦モデルの「ランクル」とややライトなテイストを持つ「ランドクルーザー・プラド」の二系統で展開されています。

今年は旗艦モデルが300シリーズとしてフルモデルチェンジし、大きな話題となっていますが、本稿の主役は150シリーズと呼ばれる現行プラドです。
1985年にシリーズから分岐した70系ワゴン1990年モデルチェンジで”プラド”のサブネームが与えられます。快適な乗り心地悪路走破性を両立し、旗艦モデルよりもフレンドリーなライト版ランクルとして今も高い人気を誇ります。

現行モデルは90年の70系、96年の90系、2002年の120系に続き2009年に発売となったプラドブランドとしては4代目にあたる150系モデルです。

本稿では現行プラドを実際に所有した方や、体感した方の様々な口コミ情報を徹底チェック。2009年のデビューから12年を超える歴代最長モデルライフとなった150系プラドに見え隠れするマイナスポイントを洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入等の参考にしてください!

最新プラドのプロフィール

冒頭のとおり150系現行プラドはロングセラーとなっていて、2009年のデビュー以降二度マイナーチェンジ小改良エンジンの見直し先進安全装備の追加など進化を続けています。

最新モデル2017年次マイチェンを受けたものがベースとなり、このタイミングでエクステリアヘッドライトグリルフロントバンパーを一新。マスク周りフルモデルチェンジを連想させるほどの大幅な変更がありました。インテリアもそれに劣らずステアリングオーディオ周辺エアコンパネル意匠変更など多岐に渡り手が入っています。

引用:https://www.rakuten.ne.jp/

また、先進安全装備”Toyota Safety Sense P”が標準設定されたのもこの時からですが、これについては2020年に機能向上した”Toyota Safety Sense”へと移行。さらに2021年には静止物対応のパーキングサポートブレーキを新たに追加するなど、安全装備に抜かりはありません。

メカニズム面ではフルフレーム構造のシャシー、フロント独立懸架Wウィッシュボーンリアトレーリングリジッドのサスペンション等は不変ですが、パワーユニットは発売時のV6直4ガソリンに加え途中ディーゼルターボ追加(同時にV6は廃止)。このディーゼル2020年ターボチャージャーのサイズアップにより、最高出力向上(177PS→204PS)が図られています。

現在はランドクルーザー70周年を記念し、専用グリルタンカラーの内装、ブラックアルミ等でドレスアップしたプラド特別仕様車”TX Lパッケージ70th アニバーサリーリミテッド”も販売中です。

プラドの不満点を確認

伝統あるランクルの世界では昨今のSUVブームが訪れる前に確固たるマーケットが形成されていましたが、それでもこの流行ということも手伝ってプラド12年選手とは思えない売れ行きを示しています。プラド月間販売目標1800台とされていますが、2021年は一度も目標を下回る月はなく、本家のランクルモデルチェンジしたこともあり、プラドにも更なる注目が集まっています。

そんな人気モデルだけにプラドに対しては、各種サイトでの口コミボリュームは多め。もちろん2009年から10年以上が経過しているので比例して数も多くなりますが、今回はビッグマイナーチェンジがされた2017年型以降のモデルに絞ってまとめました。それらをチェックしていくといくつかオーナーさん達に共通する傾向も見られます。
本稿ではネガティブ意見の多いものについてご紹介していきます。

インテリアの不満点はココ

口コミで感じられたのが、エクステリアについての不満はほとんど聞かれなかったことです。さすがに車体サイズは手を焼くレベルでは?などあるかと思いきや、そこは織り込み済みがデフォルトのようです。一部に乗り込み辛さ横開きバックドア使い勝手に意見が見られましたが、ことデザイン面ではベタ惚れ調のコメントが並びました。

反面、インテリアについては以下のとおり様々な口コミが寄せられていました。

「価格の割に内装がしょぼい。ヴェルファイアからの乗り換えなので余計に思うだけかもしれないが、価格に見当たった材質素材にしてもらいたい。この辺に文句があるなら本家のランクルを買えって感じなのかな

「二度目マイチェンでデビュー直後から中期までのモデルよりはマシになったが、基本設計がやはり古い。クルマのキャラクターに合っているとも言えなくないが、昭和の香りすら漂うインテリアデザイン」

引用:https://www.flexnet.co.jp/

「インパネにある時計はシンプルなデジタル時計だが、左右のエアコン温度表示と横並びでパッと見て分かりにくいし、文字も黒地にブルー視認性が低い。国産車全般に時計の扱いをお手軽デジタルで済ますものは多いが、ランクルにもレクサスのような拘りがほしい

「インパネ周り車格の割にチープで若干操作性にも欠ける。悩んだ挙句クロカン性能プラドにしたが、内装質感なら新しいマツダCX-8の方が全然よかった

「車体の大きさの割に車内はかなり狭い。特に感じたのは室内高で、1900mmに近い全高ながらフロアも同様に高いため必然、室内高も期待ほどではない。身長180cmの私では天井が近くなり圧迫感もある。全長全幅も同様で、5ナンバーミニバンの方がよっぽど室内は広々している

化粧直しでは追いつかない古風なデザイン

インテリア口コミ不満を整理すると、大まかには質感の低さ古風なデザインになります。

引用:https://autos.goo.ne.jp/

質感そのものはそこまで悪くはない気もしますが、200系300系ランクルと比べれば見劣りするでしょうか。口コミ中に昭和というか、古めかしいという表現もありましたが、確かにベージュ内装に薄いブラウンウッドパネルといったデザイン手法は地味な雰囲気で、あまり変化を望まない保守的なユーザー向けと見えなくもありません。

一方ではこのデザインが無骨なプラドらしいと評する向きもあり、物理スイッチが多いことやメーターアナログなことなどはむしろ歓迎する声もあります。筆者個人の主観でなら2020年小改良時に設定された9インチディスプレイオーディオを選ぶと、グッと先進感が出て周囲とちょうどいいバランスになるようにも見えますね。

ラゲージスペースの不満点はココ

SUVたるものラゲージにアウトドアギアを満載してバカンスへ!とステレオタイプでイメージしてしまいますが、プラドくらいの車格になればそこは期待してしまいそう。

最近はコンパクトSUVなども増えましたが、それらとは比較にならない車体サイズを持つプラド。実際に普段使いされているユーザーさん達はラゲージの実力についてどのような感想を持たれているのか。以下口コミです。

引用:https://driver-web.jp/

最近3列目を使用する機会が増えたが、3列目を出すと積載スペースが極端になくなる。デザイン上、仕方のないのかも知れないが、多人数乗車の時は荷物は載らない。キャンプ等で荷物が多い方は、後付けのルーフキャリアボックスを検討した方がいい

見た目ほどラゲージルームは広くなく、荷物もあまり積めない。そのくせ床面は高いから重たいものを載せるのもけっこう大変で、気を付けていたが何回かバンパー荷物をぶつけてしまった

「ラゲージスペースを作り出すためにサードシートを倒す必要があり、その可倒電動になっているのは良い。但し、スイッチを押している間しかシートが倒れないので、倒れきるまで押し続けなければならない。動きもゆっくりなため、安全策?なのか知らないが、ワンタッチ式が実用的

「ディーラーに勧められるまま3列シートにしたが、結局使う場面など殆どなく、それならラゲージ効率に優れる5名乗りモデルにしておくべきであった

「7人乗りではあるが、3列目のシートはほぼ直立で長時間の着座は厳しい。サイズ的にも子供用との割り切りが必要かも

引用:https://car-me.jp/

3列目使用時はラゲージをあきらめるしか…

画像でも分かるとおり3列目シートを使用した際のラゲージスペースは推して知るべしで、普段から6~7名乗車が必要な方だと3列目シートサイズ感も含め車種選択から考え直す必要がありますね。おそらく大多数の方は画像にある通常時サードシートを格納した形態で利用されるのでしょう。これであれば4~5名乗車でも十分、実用的で問題ないのが分かります。

2列仕様と3列仕様のラゲージの違いをチェック

もちろんラゲージ重視なら最初から2列シート5名乗りプラドを選べばよいと思いますが、中には「いざという時のため3列シート7名乗りを選ぶようです。先のとおり普段は3列目を格納しておけば済むこと、とも思えます。しかし分かりにくいデメリットもあり、それは下の画像のように3列シート車ラゲージ床面は、シートを格納する構造のため”高床”になっていて、これが掃き出し口よりけっこう高く、重量のある荷物の積み込みはやや不便です。

引用:https://shop.m-artigiano.com/

段差のない2列シート車だと、床面を滑らせるように荷物を扱うことができ、使い勝手では上回ることもチェックポイントの一つと考えて下さい。

ドライビングクオリティの不満点はココ

ランクルのウリは何と言っても”悪路走破性”の高さです。その開発哲学に『どんな状況下でも走破可能オフロード性能高い信頼性に裏付けられた四輪駆動車であること』を掲げ、世界中の過酷な地域で実力を発揮しています。

プラドはそうした走破性を犠牲にすることなく、もっと乗用車寄り装備都市感覚が与えられたキャラクター。それだけに本家よりも更にオンロード性能注目が集まることもあるのかも知れません。

動力性能乗り心地操安性静粛性といった走行品質に関わるところでは、各サイト上には次のような意見が上がっていました。

引用:https://web.goout.jp/

「ガソリン車に限って言うなら、追い越し坂道等でアクセルを踏み込んだ際、エンジンに余力的なものが感じられず頑張っている音が正に”音を上げている”よう。エンジン非力さを痛感

「ETCを通過する時に、一旦減速してから加速に移る時の”モサモサ感”が半端ない。ケチらずにガソリン車よりディーゼル車を選べば良かったと少し後悔。もう少しパワートルクが欲しかった

「フロント側サスペンションがフワフワする。試乗しないで買ったので、ちょっとビックリ。オフロードも考慮した設定だと思うが、普段街乗りしかしないためこの味付けは好みじゃない。長距離ドライブなどでは、同乗者のクルマ酔いが心配

「停止する時、どれだけゆっくり目にブレーキを掛けても、ボンネットが軽く沈み込み揺り戻しがある。悪路走行時を考慮した設計のためだろうし、これもプラドの味ということで慣れていくしかない

引用:https://autoc-one.jp/

「ラダーフレームのクルマは初めてだが、思ったより乗り心地も悪くない。しかしイメージした重厚感と反するフワフワな乗り心地違和感があり、まだ慣れない。ハンドリングもフワついていて、コーナリング時安定感正確性を妨げているように感じる

ガソリンエンジンは次期型プラドに期待?

プラド2009年のデビュー直後はガソリンエンジンのみでしたが、2015年ディーゼルが追加。その頃はマツダCX-5等を筆頭にクリーンディーゼルが注目を集めていて、車重の有るSUVにはハマるユニットとして採用モデルも増えました。てっきりそれ以降はプラドも主役はディーゼルに代わったと思っていましたが、まだまだガソリンエンジン人気も高くほぼ同じ台数が売れています。

確かに口コミにもガソリン車ユーザーの投稿が多いようにも感じられ、その分不満件数も比例しています。不満内容は上記のとおり”モアパワー”が殆どで、特にディーゼルエンジン2020年改良を受けパワーアップを果たしている分、「ガソリン車は?」と思うユーザーも多いはず。

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引用:https://dressup-navi.net/

残念ながらココのところは次期プラド(そう遠くないと思いますが)まで待ちとなりそうです。

足元の”フワ感”改善にはダンパー交換が近道

インテリアデザインの項でも古風な感じと表現しましたが、フワつく乗り心地についてもやや前時代的か。オフロードにおける実用性耐久性を考慮した設定のためでしょうが、国内なら普段使用される場面はその殆どがオンロードのはずで、もっとそちら寄りのセッティングが求められます。

ユーザーの中にはけっこう定番な対処法として、ダンパー交換を行う方は多く、そうすることでオフ性能を犠牲にせずフワフワが改善され、更にステアリングのしっかり感もアップ。ダンパー交換で若干のリフトアップにもなるため、やや前下がりのボディが水平に近づく効果もあるとかでイイことづくめのようです。

引用:https://www.craft-web.co.jp/

機能装備についての不満点はココ

長いモデルレンジとなっている150系プラドですから、2009年初期モデル現行モデルではエクステリアインテリアの見た目だけに限らず、機能装備品拡充を続けています。取り分け先進安全装備などに顕著でしょう。

もう少し待てばあの装備が付いていたのに、、、と悔やむのはクルマなら致し方なしな気もしますが、口コミには以下のようなコメントが見られました。

「150系が出てから年数が経っているので、新しいハリアーRAV4と比べるとUSBポートがなかったり、ブラインドスポットモニターオプションだったりと機能設定古さを感じる

「クルーズコントロールで走行中、下がった車速を設定速度まで再加速するときに必ずキックダウンするところが無粋。高速を淡々と走っているのに、いきなりキックダウンエンジン回転数が上がり、唸るように速度を上げていくのは残念ポイント」

引用:https://car.watch.impress.co.jp/

「先進運転支援も年を追うごとに追加アップデートがされているが、クルーズコントロールは渋滞対応できる全車速追従機能レーンキープアシストなど未装備で近頃の軽自動車にも劣る。次期モデルに期待するしかないか

「TXグレード装備がイマイチ。TX下位グレードだが価格は絶対的には安いものではないのだしハンドルシフトノブウレタンなのはあんまり。せめてカーテシーランプ標準にしてほしい。後部座席の人が夜間乗降するとき足元暗いため何度か足を滑らせた経験がある

ディーラーにモデルチェンジ情報を確認したが教えてもらえず、最終型と聞いて購入した2019年モデルが翌年まさかのマイナーチェンジ。しかも欲しかったリアクロストラフィックアラートが付いた上、ディーゼルエンジンパワーアップしてしまった。しばらくストレス状態が続いた

「メーカーオプション9インチディスプレイオーディオ(DA)は、けっこうな値段のわりにTVチューナーもない。またこのDAを選択しないと、希望のオプションがほぼ付けられないという抱き合わせ的設定は残念だ

「仕事用のクルマと割り切ってはいるが、パーキンングセンサーとかメーカーオプションナビとかもう少しマシなものにして欲しい。特にセンサーは信用してバックしていたら、後方のカラーコーンを踏み潰してしまった。木材等にも反応してくれない

現行型は目一杯?目指すはランクル300!

細かな年次改良を続けていてもさすがに基本設計10年以上前のモデルとなると、やや苦しいところは出てくるようです。口コミにあるレーダークルーズコントロール(ACC)も、2017年マイチェン追加されたものの、この数年のACC加減速のみならず停車までサポートするシステムが一般的。但しこの機能を導入しようと思えば、電動パーキングブレーキなどを組み合わせる必要もあり、変更はかなり大掛かりなものとなることから見送られているのでしょう。

それだけでなくステアリングヒーターシートメモリー(除TZ-G)、ヘッドアップディスプレイアダプティブハイビームパノラミックビューモニターなど車格と価格を考えると付いていて欲しい装備はけっこうあります。

引用:https://www.goodspress.jp/

本家ランクルの今年登場した新300シリーズなど見れば、2023年頃登場と噂される180系プラドには、口コミに上がっていたような装備面での不満はほぼ解消されるのは確実視されますから、今は期待して「待ち」といったところです。

バリューフォーマネーに関する不満点はココ

車両本体価格維持費など、プラドを購入するにあたっての「マネー」に関わるところも気になります。価格のわりにコレが付いてない云々は前項のとおりですが、プラド口コミにおけるマネーな話としては想像どおり”燃費”が話題の中心となっていました。

本家ランクルよりは一回り小さいとはいえ、絶対的な車体サイズを持つプラド。思っていたよりも厳しい現実を実感しているかのように、以下の口コミが並びます。

「燃費が極悪な鬼燃費。近場ちょい乗りとかだと最悪リッター3kmのときも。近頃のガソリン代の高騰が追い打ちを掛けてきていて、ホントに出不精になってしまった

「車重車格で最初から期待はしていなかったが、想像を上回ってきた。もちろん燃費を求めるクルマではないが、イマドキのクルマなのだからと淡い期待もしていたが

「満タン時走行可能距離は580kmと表示されるが、少し走ればみるみるうちにメモリが減っていく。”燃費を気にしていては乗れない”くらいのつもりで購入は検討するべき

「パワーなし、燃費悪し。幹線道路で7km/ℓ渋滞にでもはまれば即5~6km/ℓに。また燃料代とは別に点検時、エンジンオイル交換フィルターまで含めると軽く8リッター近くは喰らうのでそうした費用も厳しい

「燃費悪すぎて怯える時がある。 現行型が大好きだが、今どきの技術ならトルクパワーともに引き上げ尚且つ燃費もまだマシなエンジンを造れそうなものだが。おそらく次期型ではそうなることだろう

原油高騰のご時世にはツラ〜い燃費性能

引用:https://mobile.twitter.com/RojamToshi

経済産業省が発表した今年10月時点での調査結果によると、1ℓあたりの全国平均価格7週連続値上がりとなっていて燃料代全般に厳しい環境が続きそうですね。

もちろん多くの口コミでは燃費不満を上げつつも「仕方なし」と判断して、オーナーとなっている方が殆どでしたが「それでもやっぱり…」となるのが人情です。

燃費不満にはガソリン車ユーザーの声が多く、ディーゼル車ユーザーはやはり軽油使用によるランニングコストでまだマシとの感想でしょうか。

リセールならガソリン車も負けていない!

前述したとおりプラドは意外にガソリン車ユーザーが多く、おそらくは新車価格で約60万円以上ディーゼルモデルより安く買えることがあると思われます。燃料代燃費の違いによるランニングコスト差額を回収しようと思えば、年1万km以下の走行距離なら10年近く掛かる計算で、「乗りつぶす!」という方以外はガソリン車のコスパも悪くないわけです。

引用:https://www.flexnet.co.jp/

また、プラドリセールバリュー高いことでも知られていますが、中古車市場買取相場の統計でも5年以内の売却ならガソリン車の方が新車価格との兼ね合いからリセールは良いとなっています。タイミングにもよりますが手放すときのバリューまで考えれば、今はお嘆きのガソリン車ユーザーの皆さんが逆転する可能性もありますよ。

その他にも不満あれコレ

大きくは括れない部分にも様々な口コミが集まっていました。主観的なところ、あるいはクルマの個体差などもあり感じ方は人それぞれですが、何点か興味深い内容もありました。

「バックドアから異音が発生。ドアチェックという部品を調整してもらったら直ったが、10年選手にこんな初期不良のような症状が出るとは残念」

「オートライト(自動点灯)は曇天のときやビルの日陰に入ったくらいでも点灯してしまう。少し感度が良すぎな気もするが、感度調整が自分では出来ないのが惜しい

引用:https://cartune.me/

「LEDヘッドランプに備わるデイタイムライトが暗い。前のマツダ車ではロービームが点いている?と疑うくらいの明るさだっただけに余計にそう感じる。昼間目立たないのでは意味がない気も」

「DPF(ディーゼルエンジンから生じる有害な微粒子物質を除去するフィルター装置)再生が意外と多く且つ長い。そのため再生中はなるべくエンジン停止しないようにするなど気を使う場面も多い

見かけによらずボディの鋼板がうっすい!ちょっと当てただけでエクボができてしまっている。前所有のボルボではありえなかった

ブレイク確実の新プラドは間もなく

もちろん本稿では意図して不満点を抽出しチェックをしてきましたから、それをもってプラドのクルマとしての魅力度が低いかといえば、決してそうではないでしょう。

引用:https://cartune.me/

実際、そのことは販売実績を見ても明らかで、いかにSUVブームの渦中とはいえ発売後12年が経過してなお、月販販売目標クリアし続けているモデルなど他にありません。(例外的に非常に近い存在として三菱デリカD:5はありますが)

言い方はむずかしいですが、現行モデルでさえこの人気ですから次期型とされる180シリーズプラドは例によって発売後、即納車2年待ち…なんて事態になりそうですね。

以上、ランドクルーザー・プラド不満点をいくつか検証してみました。

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