ハイエースは車中泊しやすい車!フルフラットに?ベットキットや快適に過ごすためのアイテムを調べてみた!
最終更新日 2021/9/29
車中泊をするための車を探すならハイエースで決まりです。ハイエースのその広い室内スペースは、アウトドアグッズを積み込むために便利だと言われていました。
なのでこのページでは、実際に車中泊をしている方からの聞き取りで
・どれくらいのサイズ感なのか
・フルフラットになるのか
・何人まで寝られるのか
・荷物はどれくらい大丈夫か
・おすすめアイテム
など気になるところを解説していきたいと思います!
目次(タップで飛べます)
荷室のサイズはどのくらい?
ハイエースで最も一般的な2WD標準ボディの「スーパーGL」の荷室寸法は、長さが最大で3,000mm、折りたたんだリアシートまでが2,470mm、そしてリアシートを使用した状態で1,855mm、そして幅は1,520mm、高さは1,320mmとなっています。
この車内寸法を見るだけで、ハイエースが車中泊に最適なのが、誰の目にもはっきりわかるはずです。特に室内長はリアシートを利用した状態でも、大人が足を延ばして寝れるので、フラットなフロアに大きめのマットを引けば、まるでベットのような寝床が出来上がるはずです。
これは、1トンキャブオーバーバンクラス最大級の荷室効率を誇る、ハイエースの優れたパッケージングによるものです。しかもメーカーオプションの「デュアルパワースライドドア」を選択することで、ミニバンのような使い勝手も実現します。
フルフラットになるの?
ハイエースは、リアシートが簡単にたためる以外に、シートアレンジとしてはフルフラットにもなることは、あまり知られていません。なぜならその必要がないからです。
通常の乗用車の場合は、2列もしくは3列あるシートを、どのようにフラットにするかで車中泊の優劣が決まります。ハイエースはフロントシートのヘッドレストをは外すことでフルフラットになります。
しかし、ハイエースは後部の荷室フロアに寝転ぶことが出来るので、シートのリクライニングを工夫する必要はないのです。寝たくなったら荷室でそのままごろりと横になるだけです。言い換えれば、常にフルフラットが用意されているのです。
最大で3mにもなるハイエースの荷室は、もちろん、多くの荷物を積み込むための物ですが、このスペースを個人でレジャーに使うことが出来れば、可能性が無限大に広がります。
そして、最大積載量が850kgから1,000kgもあるので、車中泊の為のアイテムをガンガン積み込んでも走りに影響がないこともハイエースの利点なのです。
無理すれば4人寝ることができるほどの広さ
何人まで寝られるスペースがあるのか気になるところだと思います。
まず、リアシートを使用した状態なら大人2人が快適に寝れるのは間違いありません。プラスお子さんならリアシートを利用できるでしょう。
リアシートを畳んだ状態なら、お子さんは横向きに。大人でも工夫することによって、無理すれば4人が寝ることが可能です。
そしてシートをフルフラットにすれば荷室側と合わせて4人が快適に寝ることが出来ます。
車中泊をした状態での荷物の置き場所は?
いざ車中泊をしようとした場合、それまで荷室においてあった荷物をどうするか、頭を悩ませることになります。フルフラットにするには一旦荷物を外に出したり、整理しなおさなければならないことも。
そんな時でもハイエースなら、リアシートを利用すれば荷物を効率よく置くことが出来ます。また、荷室は無駄な突起もなく、スクエア形状なので、寝ている脇や足元にに置くことも十分に可能です。また、リアシートの下も荷物を置けるスペースがあります。
快適に車中泊するためにオススメのアイテム
ハイエースでの車中泊の場合、他の乗用車とは異なるアイテムを利用することが出来ます。それは広大な荷室スペースを、最大限に利用することです。
広くてもフロアは硬いため、そのままでは寝心地は良くありません。まずは、スクエアで広い荷室にマットを引くことがもっとも簡単で、しかものびのびと寝ることが出来ます。
そして、折りたたみ式の簡易ベットを用意すれば、まるで本格的なキャンピングカーのような寝床が出来上がります。この場合でもリアシートがつかえるのは、長い荷室スペースがあるハイエースならではの利用法です。
では、その他のアイテムも含めてご紹介しましょう。
サンシェードでプライバシーを確保
Aizu製マルチシェード・リア9枚セット価格:21,000円(楽天)
出典:https://www.aizu-rv.co.jp/aizufr/hams?gclid=CjwKCAiA0O7fBRASEiwAYI9QAqMqu8JKoeYur2XXs8HwwrAPvH7gL8ZXo2W75hAYAnIc_9sdUAmqOhoC2lEQAvD_BwE
車中泊のデメリットのひとつに、個人専用のスペースがないことです。車の外は照明が灯り、人や車もひっきりなしに通り掛かります。
そんな時、車全体を覆うサンシェードがあれば、車中泊、長距離ドライブでの休憩、車上あらし対策など、あらゆるシーンで、車内のプライバシーを守ることが可能です。
また、夏の強い日差しや冬の冷気を防ぎ、ガラスエリアの広いハイエースであっても、車内の温度をアルミ蒸着シートによってキープしてくれます。
さらに、ハイエース用はこのマルチシェードをつけたままでも、小窓の開閉も可能になっています。
ベットキットで完璧な寝床
MGR製サイド収納型ベットキット:価格40,500円(楽天)
出典:https://item.rakuten.co.jp/mgr-customs/mbk4621/?iasid=07rpp_10095___ea-joyk6xhb-3z7t-ab104a59-dc91-47e3-affd-f6ebf1ca9a26
ハイエースならではの車中泊アイテムとしてご紹介するのが、サイド収納型ベットキットです。長さ1,870mm、幅1,510mmというサイズはまさにダブルベットそのもの。
さらにリアシートを前に倒せば、段差無くつながり、その長さが2,470mmまで拡大します。
しかも、ベットマットを置いても、十分な高さのスペースが下にあるので荷物がたくさん置けるのも魅力です。さらに、その高さも5段階に調整出来るのです。
これなら、荷物を全部ベットの下に押し込むだけで、ベットの上にはじゃまな物はなくなり、快適な睡眠が得られます。
車中泊どころか本格的キャンプへも、テント不要で出かけられます。
リクライニング機能付きPVCレザーベッドキット 価格:29,800円(楽天)
出典:https://item.rakuten.co.jp/oldgearshiga-konan/newparts-1702/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868
もうひとつのベットキットもご紹介しましょう。床からベッド下までが約35cm、厚みが約8cmのこのベットは3枚組になっており、5段階のリクライニング機能が簡単に調整できます。
また、休憩時にはシート形状にすることで、寝るとき以外にも使え、一枚ずつばらすことも簡単に出来るので、フルフラットシートと併用したりと、多様性があるのが特徴です。
寝袋さえあれば大丈夫
スノーピークセパレートおふとん: 価格44,800円(楽天)
出典:https://item.rakuten.co.jp/canpanera/s06246/
ベットを備えるほどの余裕がないなら、寝袋を使ったらどうでしょうか。広い荷室のどこでもそのまま転がれるので、大変重宝します。でも、寝心地が…という人には「おふとんシリーズ」があります。
この「おふとんシリーズ」は、ウォッシャブルダウンを700g使用したワイドタイプなのでゆったりと眠れ、さらに掛けと敷きがセパレートなので、その名の通り、お布団のように縦にも横にもかけられてとても便利です。
ご紹介したアイテムのすべてを揃えれば、ハイエースの車内が快適なホテルのようになり、日中の疲れも取れて、翌日からのレジャーがより楽しめるはずです。
まとめ
ハイエースでの寝泊まりとなると、キャンピングカー仕様などに大改造することが、これまでの常識でした。しかし、それでは日常使いに支障をきたしますし、費用も多くかかります。
そこで、公共のパーキングエリアや道の駅などで、気楽に車中泊することを考えたら、そのような大掛かりな改造は必要なくなります。マットだけひいても快適ですし、ご紹介したような組み立て式の簡易ベットで十分なのです。
このような利用が出来る広い荷室スペースを持つハイエースなら、日本中どこへでも出かけられて、十分な睡眠もとることが出来ます。ぜひ、車中泊を利用したドライブでカーライフの可能性を広げてみましょう。
この記事を見てくれた人には新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやって騙されずに値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
ハイエースを安く買うには下取り車を高く売ることがカギ
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