【買った人の不満点はココ!】アクアの購入を考えているなら知っておくべき不満点4つ+α
最終更新日 2023/8/2
2022年の燃料別登録台数(国内:乗用車)を見れば、ガソリン車よりもハイブリッド車の方が売れている時代となりました。世界的に見てもハイブリッド大国となっている日本では、軽自動車から大型SUV、ハイクラスセダンまであらゆる車種でハイブリッドモデルの用意があります。
ハイブリッドの先陣を切ったトヨタであればなおのことで、フルラインナップのほとんどの車種がハイブリッド。本稿の主役アクアは、プリウスと並んでハイブリッド専用モデルであることをセリングポイントとして堅調なセールスを続けてきましたが、現在では下にはヴィッツから転身したヤリス。上にはカローラへもハイブリッドが設定されており、もはやアクアは特別な存在とは言えなくなってきました。
そうしたこともありアクアは一時、次のモデルチェンジはないのでは?との噂も聞かれましたが、2021年夏に無事2代目となる新型が登場しました。
引用:https://autoc-one.jp/
ヤリス、カローラに挟まれるアクアは、それらグローバルモデルな2台との住み分けを図るため、日本専用モデルに特化し、心機一転マーケットへ挑むことになりました。
そこで本稿ではアクアを実際に所有した方や、体感した方々の様々な口コミ情報を徹底チェック。ドメスティックに変身した人気ハイブリッド車に見え隠れするマイナスポイントを洗い出し検証していきますので、ぜひ新車購入等の参考にしてください!
目次(タップで飛べます)
アクアのプロフィール
引用:https://www.webcartop.jp/
2代目アクアのコンセプトは「ハーモテック」。人に寄り添うエモーショナルさと先進性を併せ持つデザインとされ、具体的には大き過ぎず小さ過ぎない絶妙なサイズ感と、シンプルに表現したスタイリッシュさがポイントです。
その結果、全長は初代モデルと同寸となり、モノフォルムのシルエットも先代をイメージさせますが、センターグリルの枠を外側から見せることで立体感があり、オーバーハングを短く見せるフロントマスクなど新しい表情を手に入れています。リヤ周りのボリューム感も個性的です。
インテリアはシンプルでありつつ、モダンさや新しさを感じさせるデザイン。使いまわしの多い空調スイッチ類も、アクア用にはすべて新規造形です。インパネ部分は化粧パネルのマットとグロスの質感コントラストが効いていて、ベーシックでありながらも上質な室内を表現しています。
メカニカルな部分では何と言っても新世代のGA-Bプラットフォームを採用。従来比でねじり剛性は28%、ステアリング左右支持剛性で68%、上下支持剛性は22%といずれも大きく向上していて、意のままの走りや上質な乗り心地を実現しています。
世界初のバッテリーを搭載しヤリスとの差別化を図る
そのパワーユニットにはヤリスと共用の1.5ℓ直3DOHC+2モーターのTHSⅡを組み合わせたハイブリッド一本。ヤリスと違っているのは走行用バッテリーに「バイポーラ型ニッケル水素バッテリー」を採用したことです。バイポーラ構造は従来型に比べ、コンパクト化と高出力化が期待できるもので、困難な開発を経て今回トヨタが量産車としては世界で初めて搭載に成功したものです。
引用:https://ascii.jp/
非常時に電気が止まってもクルマから電気を取り出せるAC100V/1500Wコンセントは、EV車やハイブリッド車の目玉装備の一つ。しかし従来のトヨタ車なら5~6万円の出費により、メーカーオプションで選択する必要がありましたが、今回のアクアではボトムエンドのグレードに至るまで全車標準装備です。
当然ながら先進安全装備も最新のToyota Safety Senseを標準装備。セットオプションにはなりますが、このクラスではまだ珍しい全自動駐車支援機能の「アドバンストパーク」を装備することもできます。
また、先代までのアクアには4WDがないのがウィークポイントでしたが、2代目はモーター方式による四駆”E-four”がラインナップされたのも朗報です。
アクアの不満点を確認
発売直後からの一年ほどは好調なセールスを続けていた2代目アクアですが、その後は徐々に販売は下がっています。もちろん絶対的に悪い数字とまでは言えませんが、昨今の半導体や部材不足に伴う納期遅延を考慮しても、直近の販売成績でライバルの日産ノートより下にいるのは、トヨタ的にも本意ではないでしょう。
そこで新車特需も一巡したと思われるこのタイミングで、一度アクアに寄せられている多くの口コミを徹底チェック。その結果、いくつかオーナーさん達に共通する傾向も見られました。
本稿ではネガティブな意見の多いものについてご紹介していきます。
①エクステリアについての不満点はココだ!
近しいセグメントにヤリスを擁するトヨタなので、アクアの開発にはまったく別のベクトルでデザインを検討していったはずです。
その結果、ヤリスが凝縮感のあるフォルム重視のデザインなのに対し、アクアは前後の伸びやかさとタイヤを四隅に寄せた安定感を訴求。キーンルックでやや強面(こわもて)のヤリスと比べ、親しみやすさのあるルックスもキャラクター的にマッチします。
さて、そんなアクアのエクステリアについては以下のような口コミがありました。
「エクステリアは先代同様に空力重視のためか、Aピラーがライバルよりかなり寝かせてある。必然、全席とも頭上高に余裕はないため、ミニバンから乗り換える方などはには圧迫感が強めだろう」
「何となく”さかな系”のフロントマスクは好みの問題だが、ボディカラーに関しては先代にあったビビッドでカラフルなものがなくなった。落ち着いた…と言えば聞こえはいいが、何となくジジくさいカラーばかりで残念」
「後席ドアのウィンドウ下端が上方へかなりせり上がるデザインなため、後席室内はかなり暗くなり視界も悪い。また寝かし過ぎたようなフロントウィンドウは、晴天時に日光をまともに受けてしまう」
「発表当初から各メディアで指摘されている通り、リアウィンドウの跳ね上げデザインが理解できない。アラウンドビューやセンサー頼みなのかも知れないが、左後方の確認のしづらさといったらない」
引用:https://gazoo.com/
「オプションの16インチアルミホイールに比べ、15インチアルミはプレーン過ぎる個性のないデザイン。乗り味を考えたら15インチとしたいところだが、もっとイタリア車のようなポップなデザインのものを用意して欲しかった」
概ね高評価だがAピラーとリアウィンドウに好き嫌いが
エクステリアの不満は大雑把にまとめると、寝過ぎのAピラーと跳ね上がり過ぎのリアウィンドウといったところに集中していました。
とは言えアクアに関しては全体的に他の項目に比べて、エクステリアの不満件数はそれほど多くなく、先の2項目もAピラーやリアウィンドウのデザインが悪いというのではなく、そのせいで車内への日差しや見切り、暗さや死角の発生に不満があるというものです。
エクステリアデザインはマイカー購入の際、いの一番に超えるハードルなので、そこがダメなら実際の購入にたどり着くことはまずないでしょうからね。
口コミの中では、開発チームがこだわったというリアフェンダーからリアドアに掛けてのボリューム感ある面構成や、やさしく柔和な感じを抱かせるフロントマスクなど高評価が占めていました。
引用:https://www.goo-net.com/
②インテリアについての不満点はココだ!
エクステリアに比べると不満の件数がグッと増えるのがインテリアについて。やはり外観と違い、運転している最中は常に目が届くだけに、より気になるところなのでしょうか。
各種口コミサイトには以下のとおり様々な意見が寄せられていました。
「私のクルマが廉価グレードということもあるが、全体的な質感は低いと言わざるを得ない。ヤリスとも共通と思しきシートは、素材の触り心地も良くないし、座っていると徐々に前方へ滑っていき、信号で止まるたびに座り直さねばならない」
「メーカーオプションの合成皮革シートの質感は素晴らしく、触り心地も満点。でも質感に気を配るのは目立つところだけで、少し視点をズラすとけっこうコストをケチっているのが分かる。特に後席のドア周りは安っぽすぎて悲しくなる」
「最近のクルマはピアノブラック加飾の多用が目立つ。特にPボタンなど手で触る機会が多い箇所はピアノブラックの採用は考え直すべき。Zグレード乗りだが、下位グレードのようにピアノブラックではない方がよい部分もある」
「先代に比べ、フロントシートのスライド量が後方へ少なくなった気がする。嫁も同じ意見だし、これが後席を広く見せるためのアピールなのだったら邪道。また、ダッシュボード周りの収納も皆無。せめて小物やガイドブックを気軽に置けるところがあれば」
「アクアはライバルのノートやフィットの車内と比べると新鮮味に欠け、コストカットの印象を最も強く受ける。大衆車であっても例えばシトロエンのC3あたりでは、同じハードプラを使っていてもデザインやセンスに相当な差を感じる。トリム等にシボを入れるなどもう一工夫がほしい」
引用:https://www.webcg.net/
「Zグレードにオプションの合皮シートを選択すると、加飾パッドの色がブラックからネイビーに変更される。只でさえインテリアの色数が樹脂のブラック、塗装のピアノブラック、艶なしシルバー、加飾のゴールドと多いのに、そこへネイビーまで加わると色が騒がしく統一感もなくなる」
「後席の居住性は圧迫感があってボディサイズとは裏腹に狭く感じる。主な原因は後席ドアウィンドウの後端が跳ね上がっているデザインせいで、窓の面積も小さいし視界も狭くなり、そのせいかいつも何となく薄暗い。とにかく後席はおもてなし感ゼロ」
フロント周りに比べてリアの質感がかなり下がる?
インテリアに関する口コミ不満をまとめると、質感の低さを指摘する声が多い一方、大衆車なのだから価格を考えればこんなもの、といった声に二分されています。
質感を低いと訴える方々のヤリ玉に上がるのが、リアドアの内張り。リアはウィンドウ面積が小さいため相対的に内張りの面積が大きくなり、そこの全面ハードプラ仕上げは余計、目に付く感じのようです。
また画像を見れば一目瞭然ですが、エクステリアの項でも指摘されていたリアドアの後方部が極端に上方へ跳ね上がる造形により、視界の悪さや車内の暗さの要因となっています。
引用:http://caranddrive.net/
他にも記載はしていませんが、ウィンドウスイッチ周辺のプラパーツの建付けの悪さや、ラゲッジ内トノカバーのエッジ部分の処理の甘さなどは、初期モデルに限った話かも知れませんが不満が散見されました。
口コミにもありましたが、総じてアクアのインテリアはコストを掛け頑張っているところと、そうでないところの差がやや極端に出ている感じのようです。
③使い勝手についての不満点はココだ!
国産、輸入車を問わず様々なクルマの口コミをチェックしてきましたが、どのクルマでも不満項目としてもっとも多いのがこのジャンルです。
アクアについても同様でインテリア以上に厳しい意見も。中でも”ある部分”には多くのオーナーさんがこぞって不満と口にする箇所もあり、こうした部分は「個人の感想」というレベルを超えたアクアの課題点なのかも知れません。
以下、口コミ意見をまとめました。
「トヨタ初のワンペダルモードだが使い勝手が悪い。そもそも思ったほど回生していないのも気になるが、パワー+モードでしか使えないため加速時のアクセル開度が早く、ギクシャクして少なくとも街中では使えない。通常でも気持ち良く走れるのだから、ノーマルモードでもワンペダルを設定して欲しかった」
「これはもう手抜きかマイチェン用のネタとしか思えないが、ノートやフィットといったライバルが軒並み採用しているEPB(電動パーキングブレーキ)をなぜ採用しないのか理解できない。欧州版ヤリスなどでは採用されており尚さら疑問。足踏み式パーキングはフットレストの真上にあり足を移し替えすとき邪魔」
「シフトノブはプリウスなどと同じ方式のものになったが何故こうしたのか。どのポジションに入っているのか直感でわかりにくい、というかわからない。これを年配者に売りつけるトヨタは罪深い」
引用:https://bbs.kakaku.com/
「助手席シートバックポケットがZグレードでもセットのメーカーオプションなのが唯一の不満。たかだかシートバックポケットが欲しいため、合成皮革シートやステアリングヒーターなど個人的に余計なものを買わねばならないのは何故!?最上位グレードにシートバックポケットすら標準でないのが信じられない」
「ナビでエアコンを操作するのだが、いちいち地図を閉じてエアコン設定画面を開かないと温度調整ができない。致命的に使い辛い仕様。このあたり開発段階で何も議論されなかったのだろうか。温度調整でいちいちナビを触るから危ないし、道案内中だとルートも分からなくなるし操作性とはかけ離れているデザイン」
「レーダークルーズコントロール(ACC)で走行中、100km/h設定で4段階の車間距離をすべて試したがほとんど変化が感じられなかった。一度前方の大型トラックが車線変更したとたん、すぐさま加速して行き、その前のクルマに急接近したのにはビックリ。距離にして100メートルも離れてなかったが3、4秒は前車認識が遅いように感じた」
「ACCでオートクルーズ中、前車がいなくなった瞬間にフルスロットルで加速していくのは何とかならないか?もっとマイルドな加速にして欲しい」
「レーダークルーズの性能は良いですが、停止からの加速が半端なさ過ぎる。モーターがパワーを発揮し過ぎというか、もう少しやんわりと発進加速出来るようにして欲しい。今の設定ではちょっと怖い」
「ACC作動中に停止する際の車間距離が短過ぎる。最長設定でも人によっては”煽っている”と勘違いさせるレベル。ほとんどベタ付けと言ってよく、前車のタイヤどころかリアバンパーが半分見えなくなるほどの距離感。これはトヨタの設定ミスでは?と思えるほど」
レーダークルーズコントロールで怖い思いをする?
引用:https://car-me.jp/
前段の”ある部分”とはACC、トヨタ流にはレーダークルーズコントロールの作動仕様に関すること。具体的には停止明け、あるいは前方が空いたときの再加速の速度が速すぎる(急すぎる)点と、自動停止時の車間距離が短すぎる点の二つです。
加速時の速度などは体感的なところもあり、もちろんまったく意に介さないという方もいるでしょうが、不満を覚える方はわりあい多くいました。
一方、停止中の車間距離について法規上では「直前の車両が急に停止したときも追突を避けられる距離」とされているだけで、具体的に何メートルとは決まっていません。
ですが教習所でも「前の車のナンバープレートが見えるくらい」や「後輪が見えるくらい」「車1台分」など、皆さんいくつかの指標で指導されてきたと思います。それらに照らすと今のアクアの車間設定は確かにやや近すぎな印象も受けます。
再加速の件も車間距離の件もシステムプログラムの更新で制御を変更できるはずなので、いずれそうした市場の声を反映し、T-Connect経由のアップデートなどで修正が入る可能性はありますね。
④走行性能についての不満点はココだ!
アクアというクルマのキャラクターを考えたときに、目を三角にして峠道を疾走するとか高速をカッ飛ばすとかに期待する人はあまりないでしょう。
もちろん2代目登場の一年遅れで追加となった”GRスポーツ”というグレードも用意はされていますが、販売の大勢を占める通常モデルは実用的で経済的なハッチバックであり、やはりアクアと言えばソレでしょう。
引用:https://www.webcg.net/
但し、走行性能と言えば何もエンジンパワーやハードな足回りだけがポイントではなく、静粛性や乗り心地なども大切な要素。そうしたものを総合的にまとめた走行関連についての口コミには以下のような意見が並んでいました。
「3気筒の甲高いエンジン音が残念に聞こえる。特に加速が欲しいときに踏み込むとガッカリ。また、新型ではバイポーラという世界初のバッテリーが話題のようだが、パワー感もそれほどでもないし、容量も少ないのかすぐにチャージ状態となる感じ」
「バッテリー残量が半分以下になるとEVモードは使えない。またモーターのみの走行は時速40km以下に限定され、基本、高速道路巡航時はエンジン駆動になってしまう」
「GRスポーツ乗りだがブレーキングは注意が必要。止まる寸前の回生ブレーキから通常ブレーキに切り替わる時に”カックン”ブレーキになりがち。慣れの問題もあるが、POWER+モードでは特に扱いが難しく、同乗者がいる場合は常にecoモードにしている」
「モーターとエンジンの繋がりはスムーズだが、3気筒エンジンの音がやかましい。走行中はうるさいロードノイズが入ってくるため多少マシになるが、停止中にエンジンが掛かっている状態だと早朝などは近所迷惑なレベル」
「乗り心地は残念。車重が軽いわりにサスが硬めなのかかなり跳ねる。EV時の静粛性などかなり良いので、このピッチングさえ抑えられればもっと快適に乗れると思う。乗り心地に関しては、ノートとは比較にならずフィットよりも下と言わざるをえない」
引用:https://shop.san-ei-corp.co.jp/
「Bグレードだけなのか分からないが、ハンドリングがなまくらでセンター付近の手ごたえが非常に曖昧。ビシッとした直進安定性は全く期待できない。今ドキのクルマにしては高速で必要以上に緊張を強いられる」
「足回りはコンパクトカーなりの標準的な動きを見せてくれる。但し、タイヤの銘柄(BSエコピア)が悪いせいか終始ロードノイズを拾いまくる。EVモード時など静かな車内では、いつもタイヤからくるノイズに悩まされる」
世界初搭載の新バッテリーよりロードノイズが気にかかる
走行性能で目に付いたのは”ロードノイズ”が大きいということ。口コミには細かくタイヤ銘柄を記載されている方も多く、ブリヂストンのエコピアE150やダンロップのエナセーブEC300などが上がっていましたが、いずれもタイヤノイズがうるさいという評価なため、銘柄はあまり関係ないのでしょうか。ハイブリッドのアクアはEV走行するモードがあるため、エンジン停止中は余計にそう感じるようです。
プロフィールの項にもある通り、2代目アクアのセリングポイントの一つが量産車世界初搭載となった「バイポーラ型ニッケル水素バッテリー」。将来的に主役となるであろう「全個体電池」実用化以前の現在では小型化や高出力化などの面で理想的な高性能バッテリーです。
引用:https://response.jp/
ところがその効果や成果については、口コミであまり多くは語られておらず、ユーザー目線ではあまり関心が高まっていないように感じられます。
トヨタとしてもこれはやや不本意かも知れないですが、例えば日産の「e-POWER」のように何か人々の印象に強く残るアピール、宣伝の仕方によってもっと広く周知されるような試みも必要だったかも知れませんね。バイポーラ型ニッケル水素バッテリー、、、と言われてもあまりピンとこない気も…
その他の不満もアレこれ集めてみた
大きくは括れない部分にも様々な口コミが集まっていました。主観的なところ、あるいは初期ロットゆえクルマの個体差による不具合などあり、感じ方は人それぞれですが何点か興味深い内容もありました。
「我が家のアクアは16~17km/ℓ台と、おそらく日本でいちばん燃費が悪いアクアかも。納車直後はエコを意識せずとも 24km~29km/ℓは走っていたが、一カ月点検後、急に燃費が悪化。どんなにエコドライブしても前述のようなありさまで一カ月点検時に何かあったのではと疑う始末」
「唯一”?”だったのは最上位のZグレードでもなぜかリアウインカーだけが豆球…他の灯火部分が全てLEDなのになぜココだけ?トヨタはレクサス車でもリアウインカーだけ豆球の車種があるがなぜなのだろう」
「廉価グレードでもオプションを付けるとこんなに高いのか、と思われた方もいるはず。その理由はオプションの一部が強制セットオプションになっていて、自分には要らないものまで買わされる恰好で支払額も無駄に上がるからだ。ここにトヨタの狡い販売戦略が目に見えている」
「ディーラーオプションのフットライトイルミネーションが暗すぎて、わざわざ付ける必要がなかったと後悔。ディーラーに現物の見本があるわけもなく、納車されるまでわからなかった。買おうと思っている人には個人的にあまりお勧めできない」
「間違えてリアドアを開けてしまったのかと思うくらい、フロントドアが薄かった。必然、ドアの閉まる音もチャチで鉄板丸出し音。最近のコンパクトカーなら例えばノートあたりはこういう箇所にもコストが掛かっていて、なかなか重厚な音で閉まる。このアクアで最も拍子抜けしたのはここかも知れない」
アクアはトヨタだからこそできた国内専用モデル
もちろん本稿では意図して不満点を抽出しチェックをしてきましたから、それを持ってアクアのクルマとしての魅力度が低いかといえば決してそうではないでしょう。
何と言ってもアクアは、軽自動車以外ではそれほど数のない日本国内専用モデル。今や市場ではグローバルに展開できるモデルしか生産、開発されないご時世です。日本で売られていない日本車などもたくさんあります。
アクアが日本を強く意識させるのが2011年に起きた東日本大震災。このとき初代アクアは東北の岩手工場にて困難を乗り越え生産準備を成し遂げ、地域の人々に「東北復興の星」と呼ばれました。
2代目も同じ岩手工場生産ですが、新型では初めて給電機能が全車に付けられています。言うまでもなく災害などの非常時に家電が使える給電機能は大いに役立ちます。
引用:https://www.webcg.net/
アクアの車両クラスならメーカーオプションで”別売り”となってもおかしくないところ、標準装備という英断は「国内専用モデルだからこそ」を感じさせるものです。
以上、トヨタアクアの不満点をいくつか検証してみました。
この記事を見てくれた人にはアクアの新車購入時に絶対損をしてほしくないので、どうやってお得に値引き交渉すればよいのか、次の記事でチェックしてみてください。
アクアをお得に買うのは下取り車を高く売ることがカギ
新車を買うときに、下取り車があるならさらにオトクに購入可能です。
下取り車をそのままディーラーに出してしまうと、相場よりも安く買いたたかれてしまいます…。
査定額の相場を知らなかったばかりに20~30万も損をした人がたくさんいます!
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それでも・・・